第六章 真の万物
一. 万物を主管できる息子、娘として立ててください
お父様!私たちは堕落した世の中で暮らしながら万物に負債を負った者の生活をしており、家庭の夫婦同士でも互いに負債を負った者の立場にいることを私たちは知りませんでした。父母と向き合うにおいても負債を負った者の立場にいることを知らず、永遠なるお父様のみ前にもこの上なく大きな負債を負っている私たちであることを知りませんでした。堕落世界の立場から見ても負債を負った私たちであり、万物にも負債を負っており、新郎新婦の理念を立てたイエス・キリストの前にも負債を負っている私たちでございます。
永遠であられるお父様の愛を身代わりして負債を返すべき私たちですが、負債を返すことができず、私一人を中心として心を砕き嘆息し、地に対して呪い、万物に対して呪い、天に対して呪った私たちでございます。どの一部分も、受け入れてもらえない私たちでございます。このような人間を再び立てるために、イエス様は死の道も意に介さずに闘われ、十字架で亡くなりました。それによって、天倫に対して背負った負債を返すための二千年の闘いがまだ終結されないまま、審判という名詞が残るようになったのでございます。
お父様!審判の峠を私たちが越えることができるよう、今までの誤った歴史過程で負った負債をすべて清算できるようにしてください。負債をすべて返して余りある者となってこそ、永遠であられるお父様のみ前に立つことができることを分かるようにしてください。真の父母の負債を返し、真の夫婦の負債を返し、真の万物の負債を返した者としてサタンの条件を逃れ、お父様の愛に対する負債、お父様の願われる生命に対する負債を返すことのできる生活へと私たちをお導きください。お父様、切にお願い申し上げます。
イエス様もこの道のために今まで苦労していることを、お父様、悟るようにしてください。イエス様と聖霊は、霊界で万民のために限りなく祈っておられますが、それは私たちが天倫の前に背負った負債をいまだに蕩減することができていないためであり、私たちがあまりに不備で不完全なためであることを忘れないようにしてください。イエス様と聖霊、そしてお父様が喜ばれる栄光の立場に立とうとすれば、私たちがイエス様の責任を代わりに果たさなければならないことをこの時間に知りましたので、天での役事が地上で成され、天でのサタンとの闘いが地上の私たちを通して勝利へと導かれることを許諾してください。
そして、永遠であられるお父様の愛を喜びと栄光をもって感じる、あなたの永遠の子女たちとなることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。そのため、お父様のみ前でも、イエス様と聖霊のみ前でも、数多くの預言者や烈士たちの前でも、地上の人類の前でも、万物の前でも、恥ずかしくないお父様の愛する子女たちとして、万物を堂々と主管できるお父様の真の息子、娘として立ててくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げます。彼らによって、背負った負債を返すことができるようお父様が主管してくださり、導いてくださることを切に願いながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九五六・六・一〇)
二. 「万物の日」を記念できる資格をもつ者となるようにしてください
天が立ててくださった真の父母との縁を通して、死亡の世界が新たに復帰された栄光の日を迎えるようになったことを思いますとき、このすべてがお父様の御苦労のゆえであることを私たちは知っております。お父様、畏れ多く思います。何とも申し上げることのできない悲しい心、お父様を知っているがゆえに言葉では表現できないこの心を、お父様が受け入れてください。この心を中心として体がお父様を知っておりますので、この体も受け入れてください。一つの体を中心として結んでくださった夫婦も知っておりますので、この者たちも受け入れてください。夫婦を通して贈り物として下さった息子、娘たちも知っておりますので、受けて入れてください。
ここに第一イスラエルと第二イスラエル、そして第三イスラエルの歴史的なすべてのもの、血と涙と汗でお父様が積み上げてこられたその伝統的な偉業を手本とし、不肖な私たちは、そのみ旨を思う心をもって従ってまいりました。そして、お父様の家庭、お父様の国、お父様の世界、お父様の地、お父様の主権、お父様の民を復帰しなさいという厳粛なみ旨の前に、私たちは不足な者たちでございますが、怨讐の前に勝利的な足場を築き、このような条件を復帰できる勝利の基盤の上に立つようになりましたことを、満足して御覧ください。
このすべての与えられた条件が、時間的な距離はあるとしましても、私たちによって必ず成し遂げられることを教えられ、既に知っております。そのようにしなければならない責任の生活において、私たちは誰よりも堅固に立っておりますので、お父様、安心してくださり、私たちのすべてのものを受け入れてください。この日、献貢式(ホンゴンシク)を取り囲んだあなたの第三時代の息子、娘たちを囲いとして、真の父母の血肉とともに天の家庭の中心を立てられたすべてのものを、お父様のみ前にお棒げしようと思いますので、この式典に不備や不足があるとしましても、サタンの讒訴条件にならないことをお父様のみ前に予告申し上げます。
すべてのことは、お父様の哀れみの中で成されることですので、昔のノアの失敗、アブラハムの失敗、モーセの失敗のように、条件を立てなければならない責任のある場を避ける場となることを許諾してください。お父様だけが主管してくださることを、切にお願い申し上げます。神聖なこの日は、一九六三年七月二十六日でございますが、来たる四月の最後の日まで延長する事実をお父様のみ前にお伝えし、その日の翌日の五月一日を、万物を奉献する日として宣布しようと思いますので、受け入れてください。
この日があるためには、「父母の日」がなければならず、この日があるためには「子女の日」がなければなりませんので、「父母の日」を三月一日としてお父様のみ前に立てておき、「子女の日」を十月一日としてお父様のみ前に立てておき、今、「万物の日」を来年の五月一日としてお父様のみ前に立てておいたのでございます。お造りになった創造の世界で、復帰の一日を求めてくるための地上の平面的な諸条件は具備されましたが、今、このすべての日を基盤として「神の日」を立てなければならない日が残っていることを知っております。
この日が提唱される日は、全天宙とともに宣布する日ですので、その日の完全な勝利の条件の日としてこのすべての日を立てましたので、お父様、その日を延長して「神の日」を完結するときまで、私たちは闘い、私たちは耐え、私たちは行進いたしますので、私たちの隊列にお父様の直接的な御加護が共にあってください。天と地が一体になるようにしてくださり、天と民が一体となるようにしてくださり、天を中心とする真の父母と子女が一体となるようにしてください。
こうして血肉を中心とする心情的な絆の役事を中心として、人類を一つの眷属(けんぞく)として結ぶときまで、私たちはこの足場から九万里の地球上を奉献しようと思いますので、すべてのことがこの日から始まりますが、既に成された基盤として受けてくださることをお願い申し上げます。それゆえ、私たちの心にもったお父様の主権をお父様のみ前にお捧げし、生活で誇ることのできる主権のために、私たちは闘います。お父様の民を心でお父様のみ前にお捧げし、お父様を迎えた万物のすべてを心でお捧げしますので、受け入れてください。そして、残された民と万物を、生活を通してお捧げすることをお誓いしますので、お父様、時間的な期間をお赦しください。
このすべての式典の上にお父様の栄光が共にあることを切にお願いします。精誠を尽くした統一の信徒、子女たちは、心と体を尽くして万物の復帰の日を記念するために、血と涙の誠金を集め、お父様のみ前にお捧げしようとしております。ここにお捧げするこの封筒を中心として天勝号を造り、そのほかに運営する工場とすべてのものを天のものとして名づけられる万物の基盤の上で、あらかじめ申し上げ消費したものも、喜んで受けてくださることを知っておりますので、自らお父様のものとして受けてください。尊厳と栄光と賛美が私たちのお父様に永遠に共にあることを願いつつ、真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六三・七・二六)
三. すべてのことをみ旨どおりに成し遂げてください
お父様、恨多き復帰の道がこのように複雑だということを、私たちは知っております。しかし、複雑な道をすべて通過し、お父様の安息できる一つの峠を残し、踏み越え、闘ってきた私たちが今、希望の日を賛美できる時が近づいてくることをひそかに感じるようになりました。このすべては私たちが苦労したものではなく、人知れず無限な苦労の土台の上に、私たちを召し立てるためのお父様の御苦労のゆえであることを知っております。
今日、私たちの前に、「父母の日」を与えてくださり、「子女の日」を与えてくださり、お父様を中心とした心情に通じることのできる基盤の上で、一つの家庭を主とした一つの氏族と民族と世界と天宙を身代わりした、お父様に侍ることのできるこの驚くべき心情圏内に、私たちを立てられたことを感謝いたします。
愛するお父様、この心情の関係が私たちを導き得る場で、嘆く者にならないようにしてください。この心情の関係を収拾することができ、この心情の関係を導いていける一つの責任者にならなければならないことを私たちは知り、このような目的を達成するために、このような日々が必要だったことを知りました。こうして、億千万の、神様の怨讐であり、人類の怨讐であり、万物の怨讐であり、天上の怨讐を解怨し、この怨讐の降伏文を受け、お父様のみ前にお返ししてさしあげる息子、娘の責任を果たさなければならないのが私たちの使命であることを知りました。
今、失ったすべての万物圏内において、立ててあげなければならない全体的な内容を自ら復帰させるときに、私たちが責任のある活動をしなければならないことを知りました。今からはお父様を安息させ、すべての悲しみの歴史は、私たちの時代において横的な基準の上に人間たち同士で責任を負い、縦的な基準で栄光だけをお返しできる私たちとなるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
今、三年路程の最後の峠に向かって越えていくこの時において、天と地とすべての万物がここに一つになるようにしてくださり、心情がある所を中心として、すべての勝利の決定的な基盤を築いてくださって、お父様の栄光に満ちた永遠の基準の上に勝利的な栄光として現れるよう許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。このために数多くのあなたの息子、娘たちが、きょうも闘っておりますし、この時間にもあなたに向かって訴えておりますので、この訴える全体的な内容の心情を自らお聞きくださり、勝利が成就した一日を全体のみ旨の前に成してくださることを、切にお願い申し上げます。
このことのために海外に広がっているすべてのあなたの息子、娘にも、等しく恩賜の圏内で保護してくださり、その激しい闘いに疲れないようにしてください。最後の栄光の一日を共に迎える時まで、最後まで耐えて残る群れとなることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。
愛のお父様、今日この時間まで共にいてくださったことに感謝し、帰っていく私たちの心と体を通して、私たち各々がもう一度、新しい決心を抱き、再び新しく収拾された基盤の上に、栄光を身代わりして、再び天の勝利的な勇士として立つに不足のない自分自身を見いだすために努力なさしめてくださることを、懇切にお願い申し上げます。すべてのことをみ旨のままに成してください。お父様の計画された勝利の栄光だけが全天宙間に成されるようにしてください。主のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九六三・五・一五)
四、万物が解放を受けることができるようにしてください
お父様、私たち人類の先祖がお父様の愛の関係とともに父母の愛を形成し、一体とならなければならなかったことを知りました。お父様と人類の先祖と一致した愛を中心として、そこに万物が四位基台の中で一致しなければならなかったことを知りました。ところが、人類の先祖が堕落することにより、万物が嘆息圏内に入り、天のお父様も嘆息していらっしゃるという事実を知っております。
復帰摂理歴史の路程を回顧してみますとき、人間を復帰するためには、必ず万物を前に立てたのでございます。その万物と、天のお父様を中心として一つとなることができるよう連結してきました。個人と個人を中心としてそのような関係を連結させてきましたが、今日の統一教団を中心としては個人だけでは駄目なのでございます。人類の始祖が夫婦になる前に堕落したために、夫婦を中心として神様と連結させ得る一つの基準を完結させなければならないことを知っております。その夫婦を中心としたすべての物は必ず神様のみ名を通過しなければならず、真の父母のみ名を通過しなければならない新しい課題が残っていることを、私たちがはっきりと分かるようにしてください。
それを経なければ、今日、私たちが創造され得なかったという事実を知らなければならないのでございます。また、善の物を通して、神様に属した物を通して私たちが造られたのと同様に、万物が一つの限界線を越えて、神様と万物が解怨成就されることを知っております。今日、平面的なこの世では、世界的な基準の源泉が家庭を中心として成されるという事実をはっきりと知ることを許諾してくださるよう切にお願い申し上げます。
そのようになり得るもののために私たちは今まで精誠を尽くすことができず、食べ、使い、残し、管理する一人の人として、その物をお父様のみ前に完全にお捧げする一日のために精誠を尽くす生活ができなかったことを、きょう、もう一度感じるようにしてください。これらを一つの家庭との関係から国家との関係を経て世界との関係まで連結させ、順次お父様のみ前に奉献することのできる奉献の日が、この地上に必ず現れなければならないことを知っております。
その時には家庭を通し、氏族を通し、民族、国家、世界を通して、挙国的に人類全体が自分のすべての所有権と自分の家庭のすべてをお父様のみ前にお捧げする祝賀の日が成されなければならないことを知っております。言い換えれば、天の家庭として入籍される日が成立しなければならないことを知っております。その日が来れば、大勢の人々が互いに先を争ってその喜びの日をたたえ、天の日としてその日をお父様のみ前に奉献しようと時を争う、現実的な舞台が地上に現れることによって、お父様が今まで六千年間悲しまれたあらゆる嘆息の条件を崩し、お父様がお喜びになる歴史的な希望だけが残ることを、彼らがはっきりと知ることを許諾してください。
お父様、その日を迎えるために、自分が持っている一切をお父様のみ前に根こそぎお捧げし、自分の体と家庭のすべてをお父様のみ前にお捧げすることを許諾してください。そうして天の父母、すなわち真の父母と心情の関係を結び、その愛の懐を通して再び私のものとして分配され、永遠の財産の相続者として残されなければならないことが分かるようにしてくださり、このような途方もない使命が私たちにあることを分かるようにしてください。
そのようなことが個人的に起こらなければならず、家庭、氏族、民族、国家、世界的にも起こらなければならないことを知っております。そのことが全世界的に成し遂げられるために、私たちが聖別式を挙行して、すべてのものを天のものとして連結させていかなければならないことを、はっきり知る子女たちとなることを許諾してくださるよう切にお願い申し上げます。
愛するお父様、祝福を受けた家庭もこの場におります。私たちがいつこのような式典を経て、そのような条件を備えた物を天のみ前に通過させ、いつ天のみ前に入籍を受け、お父様の愛を中心とする本然の実体の条件を備えたでしょうか。そのような条件を備えられなかったことを知っておりますので、国家的に、世界的にそのような基盤を成し遂げるために歩む、その過程に私たちがいることをはっきりと悟るようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
きょう、そのような目的を達成させるために新しく決意し、そのような刺激的な瞬間と時間をつくるために、私たちがこの日を祝賀するようにしてくださることを切にお願い申し上げます。全国に広がっている子女たちがこの日を祝賀しております。彼らがあなたの力と権能とあなたの権威と一致して活動することによって、全万物が解放を受ける歓喜の日が、一日も早く訪れることを許諾してくださるよう、愛のお父様、切にお願い申し上げます。それとともにあなたの愛する子女たちが、ある国なら国を中心として第二の解放圏をつくって、お父様のみ前にお返しできるその日が、一日も早く訪れることを許諾してくださるよう切にお願いしながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九六九・六・一五)
五. 「万物の日」を正しく理解できるようにしてください
お父様、今までのすべての日々は、悲しみを抱いてみな流れていきました。それゆえ、私たちは今後訪れる日々を、悲しみを抱いて流れていくようにしてはならない責任を負ったのでございます。私たちは、この国に悲運が宿るこの時に、その悲運を取り除いてしまい、望みと希望を植えてあげるべき使命をもった統一教会の群れでございます。
絶望と落胆と悲哀と嘆息が漂う歴史の思潮において、これを克服し、新しい望みと希望を残せる統一主義にならなければならないという事実を知りました。その道を行くためには、より公的な価値を探し求めて生活しなければならないことが分かる、あなたの息子、娘となるようにしてくださることを切にお願い申し上げます。
お父様、今まで統一教会がお父様の経綸のみ旨に従ってくる過程には、悲しい事情もたくさんあったのでございます。誰にも話せない苦しい事情に追われ、地団駄を踏みながら、「お父様はいない」と恨み言を言いたいと思うときが一度や二度ではございませんでした。そのような過ぎ去った日々を考えるたびに、語ることができずに、もどかしく、慌ただしく時を経てこられたお父様が、どれほどかわいそうな方であられたかを、私たちはもう一度感じるのでございます。
私たちのために顔を傷つけ、私たちのために手足を傷つけたあなたであられました。それだけでなく、千万回、公的な苦労の因縁をおもちになり、私たちのために涙と血と汗を流されたお父様であることを知っております。このようにお父様が私たちの生活圏内で私たちと共に生きていらっしゃるという事実を思うとき、お父様の手をつかみ、永遠に放したくないという切実な思いが私たちの心から込み上げてこなければならないのでございます。お父様をつかみ、山道であっても、どのような道であっても、従っていきたいと思う心が込み上げてこなければならないのでございます。そのような心情の関係を備えて、力が足らないとしても、お父様を背負ってさしあげる生活をしなければならないという心が私を支配し、生涯にみなぎるようになるとき、初めて孝と忠の道理を果たした立場になることを知る私たちとなるようにしてください。
お父様!この「万物の日」が設定されるときまで、一九六〇年代を中心として誰も知ることができなかった闘いの分岐点、左に行くのか右に行くのか、蕩減の因縁を決定しなければならなかったその時を再び回想するのでございます。そのようにすべてのものを失ってしまった谷間でお父様をお迎えし、代わりに取り戻した価値をもち、お父様を中心とする希望の中で統一教会の家庭の歴史が始まったのでございます。
それによって、「父母の日」、「子女の日」、「万物の日」が策定されました。このような日を基盤として立てられた日が「神の日」でございます。この「神の日」がすなわち「万物の日」になり、「子女の日」になり、また「父母の日」にならなければならないにもかかわらず、一日に成されなければならない栄光の日が、間隔を置いて、継ぎはぎをするようにして設定されたという事実を思うのでございます。このような日を迎えるたびに、その背後にある人類始祖の失敗を心で悔い改めざるを得ません。お父様、お赦しください。
全幅の絹をそのまま裁断して作った服のように、この上なく価値のあるものでなければならないにもかかわらず、継ぎはぎの服のようになったことが恥ずかしい事実だということを、私たちは感じなければなりません。この日を迎えるたびに、ひざまずいて涙を流しながらかわいそうなあなたを心で思いやり、他の人は孝を行うことができなくても、私だけは孝を果たそうと、歯を食いしばり、唇をかみしめて誓うことのできる私たちとなるようにしてください。この日を迎えるたびに多くの人たちがこのような誓いをすることに、この日を記念する本意があるという事実を悟る、あなたの息子、娘になるようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
お父様の襟を一度つかんだら永遠に離さないと決意した息子、娘がおりますでしょうか。襟だけでなく、手首をつかんだら、自分の手が抜け、自分の体がゆがんでしまうことがあっても「離すことはできないお父様の手首だ」と言いながら、命懸けでその手首をつかんでいこうという息子、娘がおりますでしょうか。あなたを抱きかかえ、あなたの懐にかき抱かれて、永遠に離れることはできないと、死の道でも、滅びの道でも、それを失ってしまうことを恐れて苦しみながらも歩む息子、娘がおりますでしょうか。
この世から見れば、哀れですべてのものを失ってしまった人だとしても、誰ももつことができない基準の価値をもち、天地の縁を根こそぎつかんだまま、その内容をすべて動かしていくことができ、あらゆる価値の根拠がそこに宿っていることを知り、それだけを誇り、それだけを尊敬し、それだけのために生きる息子、娘がおりますでしょうか。世の中の万事は流れていき、社会の環境は変わっても、心は変わらず、必ず歴史を創造し、環境を創造するという事実をはっきりと知る、あなたの息子、娘が多くなるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
お父様、私たち統一教会の教会員たちの行く道を祝福してください。私たちは、今まで一文無しの姿でございました。私たちが一文無しになったのはお父様のためでございましたので、裸になった体が凍え死ぬ運命にあっても、私たちは感謝しなければなりません。凍りついた体で怨讐の槍先で突かれて倒れる姿を想像しながら、そのような場が私たちの前に現れないことを感謝できる、あなたの息子、娘になるようにしてください。
きょうこの場に集まったあなたの息子、娘たちが、「万物の日」を文字どおりにだけ理解するようにしないでください。万物が問題ではなく、万物が従うことのできる人が問題であり、その人がお父様に従うことが問題であることを知るようにしてください。そのようにできる真の人に主管されたいと思い、管理されたいと思うのが万物だということを分かるようにしてください。世の中を愛し、万物を愛するあなたの息子、娘たちとなるようにしてください。誰よりも万物の価値を深く悟り、万物を管理できるあなたの息子、娘たちとなるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
お父様、この日に集まったあなたの息子、娘たちを祝福してくださり、世界に広がって宣教に臨んでいる息子、娘たちを心に留めてください。彼らが流した涙を、千倍、万倍にあなたが返してくださり、彼らを保護してくださることを切にお願い申し上げます。私たちが恨めしい飢餓線上に遭遇したとしても、吹きすさぶ環境に遭遇したとしても、あなたを求めていくようにしてくださり、私たちがそのような場にいるとき、お父様、哀れみのみ手で共にいてくださることを切にお願い申し上げます。感情が通じない異邦の民族ですが、お父様と連結させて父子の関係を結ぶようにしてください。
孤独な信仰の道を行かなければならないことを思うとき、怨讐の銃剣が狙っているとしても、復帰しなければならない責任があることを分かるようにしてくださり、あらかじめ指導してください。この国をお父様が共にいらっしゃる国と民族として残してくださることを、切にお願い申し上げます。この日を取り戻そうとしましたが、実体をまとってこの地で取り戻すことができず、恨を抱いて霊界に行き、この上なく苦痛を受けている霊人たちが大勢いることを知っております。彼らに善のために協助できる特赦を与えてくださり、地上に善の風習を立てることに協助できる栄光の恩賜をお与えください。
この地上の全人類が善のみ旨を立てるために命を惜しまず、信仰の道を駆けていくことのできるあなたの息子、娘たちとなるようにしてください。彼らの行く道を明らかにしてくださり、導いてくださり、彼らがあなたの命の路線を選ぶようにしてください。そして、終わりの日に至って、歓喜にあふれてあなたを迎えられる息子、娘になるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。この道を歩みながら疲れ果てた息子、娘や離れた息子、娘を抱きかかえてください。彼らの足どりを収拾され、敗北の苦杯を飲んだとしても、復讐の心情であすを見つめる人にならないようにしてくださり、希望をもって再起の機会を見つめながら進む息子、娘となるようにしてください。
大韓民国の数多くの人々、さらにはキリスト教の信徒たちは、犯した罪が大きいのでございます。今まで統一教会に対して不信と迫害を加えてきたことは、彼らが分からずにしたことですので、お赦しくださることを切にお願い申し上げます。この日を迎えるには、怨讐を前にしては喜びの日として迎えることができないことを知っておりますので、世の中がこの日を迎えて赦しを請い、お父様に敬拝をお棒げできる神聖な日となるようにしてくださることをお願い申し上げます。
残された日々とこの世界が、あなたの栄光の中で、あなたの慈悲とあなたの愛の圏内に留まるときまで、全人類が滅びることがないようにしてくださり、ここに集まった息子、娘たちがその日を迎えられる、勝利した息子、娘たちとなるようにしてくださることを切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九七〇・六・四)
六. 祭司長の責任を果たす子女たちとなるようにしてください
お父様、天地万物をお造りになったお父様の心情を、きょうこの時間、畏れ多くも推し量ってみるものでございます。万物の中心であり、幸福と喜悦の中心である心情を土台とした家庭が、全宇宙に結ばれなければならないのが創造本然の希望であり、目的だということを思うとき、今日のこの地はあなたの願いと事情と心情を中心として一体となれないまま、堕落の歴史を繰り返してまいりました。このようなことを思いながら、歴史的なすべての足らなさを、もう一度悔い改めることのできる私たちとなるよう導いてください。
死亡の世界からまだ抜け出られないまま、あすの希望のために闘いの道に走っていかなければならない数多くの人間たちを、お父様、哀れんでください。また、現世をはねのけ、お父様が成そうとされた創造理想の地である本郷の地に向かって走っている、今日の数多くの聖徒たちを、哀れんでくださいますようお願い申し上げます。
過去、現在、未来に責任を負って役事してこられ、逆境の中の逆境を経てこられたお父様の心には、恨が多いことを、お父様、私たちは知っております。お父様の心情と理想の前に、数多くの人々がその永遠の理念と心情をたたえ、謳歌していなければならなかったにもかかわらず、お父様の心に釘を打ってしまった悲しい過去をたどってみるとき、あなたの心情がどれほど悲しかったかを感じながら、あなたのみ前に頭(こうべ)を垂れてひざまずき、贖罪の祭壇を築かなければならない私たちであることを、もう一度心の奥深くに銘記するようにしてください。
あなたのみ前に勝利の祭壇を備え、祭司長の使命を果たす子女たちがいない現実を御覧になるお父様は、私たちだけでも、天の十字架を代わりに背負える腹心になってくれることを念願していらっしゃるのを知っております。お父様、命懸けで責任を果たし、死ぬことがあってもお父様の恨と悲しみを解いてさしあげるために、お父様の真の孝子、孝女となり、忠臣、烈女になろうと、お父様のみ前に両手を挙げてお誓いした私たちでございますが、実績を備えて、お父様がお喜びになるところで孝誠と忠誠を尽くすことができなかった、不孝で不忠な私たちであることを嘆息せざるを得ないのでございます。
しかし、天よ、私たちをお見捨てにならず、私たちをして最後の勝利を約束されたその日まで、自分の職責と使命を果たせる真の子女となるよう、役事してくださることを切にお願い申し上げます。
お父様、長い歴史路程の中で数多くの日々が流れてきましたが、そのどれか一日でも、あなたがお喜びになられたでしょうか。そのような歴史の流れの中で、この地上に「真の父母の日」を捜し立てられ、また「真の万物の日」を捜し立てられました。お父様、きょうが正にあなたが苦労して捜し立てられた「万物の日」でございます。あなたが苦労してこられた摂理をもう一度回想しながら、きょうこの日を迎えてみますと、感慨無量の心を抑えることができないのでございます。きょうは、お父様がこの日を「万物の日」として策定したその日から、四年目を迎える歴史的な日でございます。流れていった路程の中で、悲しみと悲嘆の悲惨な逆境を歩んでまいりましたが、あなたの大きな摂理のみ旨の前に、必勝の一日を約束しながら準備してきた日々だったことを改めて感じるのでございます。お父様、過ぎし日の逆境が大きければ大きいほど、それが今日の大いなる感謝の条件として現れることを思うとき、千回、万回、感謝しなければならない私たちであることを悟るようにしてくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。
今、四方に散らばっていたあなたの息子、娘たちがここ青披洞(チョンパドン)教会に集まりましたので、この者たちを主管してくださり、この日を心に留めるようにしてくださり、この日によってお父様が築いてこられた祝福の日を立てられるようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。韓国の各地に広がっている大勢の統一の群れが、この日のためにひざまずき、精誠を尽くして敬拝しておりますので、そのような子女たちがいる所には、すべてあなたの慈悲のみ手が共にあるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
また、世界万邦であなたのみ名を呼び求め、敬拝を捧げる大勢の子女たちがおりますので、彼らにも自ら共にいてくださることを切にお願い申し上げます。また、この途方もない宇宙史的な使命を背負い、人知れず孤独な道で開拓者の悲しみを抱きかかえ、身もだえする大勢のあなたの子女たちがおりますので、お父様、彼らを心に留めてください。お父様、人知れず開拓者の道を歩む逆境がどれほどつらいことかを、私たちは知っております。あなたもそのような場で今まで闘ってこられたがゆえに、そのような事情をよく御存じでいらっしゃいますので、お父様の事情と通じることのできる者たちをお立てになり、彼らをして世界史的な責任を完結するようにしてくださり、勝利の約束を成し遂げて、お父様のみ旨を身代わりして勝利の盾を立てるのに不足のない働き手となるよう役事してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
今、第一、第二、第三の教会が新しい任地に責任をもち、首都ソウルに向かって進軍の歩みを合わせていく時ですので、お父様が自ら彼らと共にしてくださり、命令してください。そして、勝利の一日のために永遠に勝利の盾を掲げ、祭司長の責任を果たして余りあるあなたの子女たちとなるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。お父様、私たちは時間がたてばたつほど、途方もない責任と使命が生じることを感じるのでございます。お父様、この民族の運命に責任をもっていきながら、精誠を尽くしてお父様のみ前に報いなければならない時間と、この民族のために最後の決断を下さなければならない時間が目前に近づいたことを見つめ、感謝の心と感激した心でお父様のみ前に新たに誓い、約束できる私たちとなるようにしてくださり、その誓ったことを実践し、実績を万民に贈物として分けてあげられるあなたの子女たちとなるよう役事してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
霊界の数多くの霊人たちも、この日を望みながら蕩減される標本的な一日を願っていることを知っております。お父様、きょう私たち自身を立て、霊界と肉界を連結させ得る立場で生死の判決を下さなければならないこと、そのような重大な責任が私たちに負わされていることを知っております。きょうここに、このように集まれる時間を許諾してくださったことを、感謝申し上げます。今もこの時間のために至る所で、欽慕の心情をもってお父様を呼び求めている大勢の子女たちをかき抱き、保護してくださり、孤独な道を行く子女たちのあらゆる事情を自ら見抜いてください。喜びと栄光の一日であるきょうに、十分な恩恵で満たしてくださることを願いながら、すべてを真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六六・六・一九)
七. 奉献転換式を宣布しますので受け入れてください
愛するお父様!全世界が方向をそろえ、一つの国、宗主国を求めて天国に向かっていける、高速道路を走っていかなければならない時代にまいりました。ここでは、地獄が解消され、嘆息していた全人類、天上世界と地上世界の人たちが解放される時代をもつようにしてくださいました。天が父母様を愛することによって、今、父母の国を立て、長子圈の国を決定いたしました。
韓国の十二人と日本の三十六人を中心とするエバ国、母の国が責任を果たせなかったことを、彼らが一つになることによって四位基台的な基準を復帰し、天使長の世界になっていたアメリカを初めて祝福できる時代になったのでございます。今、韓国、日本、台湾、フィリピン、カナダ、イギリス、そして、第二次世界大戦を起こしたすべての国々が加担し、第二次世界大戦の直後に真の父母を中心として成し遂げなければならなかった統一王国時代を身代わりし、家庭的な王国を編成するために、祝福の道を苦労して開拓していた真の父母を、協助してくださったお父様に感謝申し上げます。夢のような事実を開拓するための路程を、お父様が苦労して開拓されていたその日々を、私は知っております。誰も知らないこの道を歩まれ、峠を越え、山を越え、大洋を渡り、大陸を渡り、これを展開するために、統一家の人々がどれほど冷遇され、涙を流したでしょうか。
この涙の功労をお捨てにならないお父様の愛によって、父母様の国を条件的に、代わりにお捧げし、子女の国まで代わりにお捧げし、キリスト教を中心とする統一王国圏を立て得る解放的な世界へと前進するようになったのでございます。
これによりまして南北統一はもちろん、日本と韓国が一つの国になり、台湾とフィリピン、そしてカナダが人種を超越して一つになった基準で、アメリカを中心として一つの家庭的子女の縁をアダム家庭で立て、神様の愛をすべて受けなければならなかった上下の愛、左右の愛、前後の愛の圏を成したのでございます。家庭的な理想の愛の基準を中心として定着できなかったあらゆるものを、天下の国々を中心として、再び安着できる基盤を真の父母が宣布し、それを成就させた基盤をお父様のみ前に奉献いたしますので、受け入れてくださることを切にお願い申し上げます。
今、お母様が韓国の十二人と母の国の日本を中心とする台湾とフィリピン、カナダの三十六人、そして天使長の国まで連合させて一つになる場をおつくりいたしました。初めて彼らが一つになった基盤の上に、父母様と一つになり、神様のみ前に父母と子女が一つになった、全体の条件的な勝利の境界線を越え得る約束の時を迎えて、このような式を挙行いたしますので、喜びの心で受けてくださることを切にお願い申し上げます。
過ぎていくあらゆる諸条件が歴史的な宣言となり、摂理史的な勝利の立て札を立てる圏内となり、愛主権の完成世界へ、天宙全体に神様が自由に往来でき、サタン世界の痕跡を除去させて愛の覇権をもった主権をもって治められる、愛の大王様になることを許諾してくださるよう、祝福してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。このような「奉献転換式」を宣布いたしますので、お父様、受け入れてください。真の父母様のみ名によって再度、再度、再度、宣言、宣言、宣言いたします。アーヂュ。(一九九八・五・二六)
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