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七 真の御父母様の南アメリカ十六ヵ国の巡回講演および首脳会談

【第二次四十年路程の本格的出発】

 真の御父母様は、五月一日、ブラジル、ジャルジンの新しい希望農場において挙行された協会創立四十一周年の記念礼拝を期して、第二次四十年路程の実際的出発を宣言された。

 レバレンド・ムーンがここにこの農場をつくったことには、神様のように生きることができる世界的な一つのファミリーをつくろうという理念があるのです。ですから、宇宙的な神様を中心として、自分だけを考え、自分の家庭だけを考え、自分の国だけを考えていたことを超え、全世界のすべての食口を自分の家庭よりも、自分の国よりも愛することができる道をここで立てれば、一つの家庭理想を中心とする天国がこの地上に間違いなく形成されるはずです。

 五月一日は、第二次四十年路程の一年目である今年において、創立四十一周年を迎える日なので、意義深いこの日を迎えるために、先生が語ったこの内容のとおりに一度生きると決意しようというのです。

 聖書を見れば、カナン七族と闘って分立した分派的国が三十一ヵ国でした。全く同じように、南アメリカは三十一ヵ国になっています。それを一つにするのです。そのようにしようとするので、アメリカが助けるのです。アメリカが助けるので、ブラジルも私が必要だというのです。アメリカが助けることのできる道はレバレンド・ムーンがもっているので、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンも私が必要だというのです。

 ここが南半球のエルサレムになるのです。北半球のエルサレムは韓国ですが、南半球のエルサレムはここになります。これが軸です。これはプラスのエルサレム、これはマイナスのエルサレムです。これが一つにならなければなりません。カイン・アベルが一つにならなければなりません。そのようなみ旨があるので、既に先生は十五年前に……。ウルグアイは、韓国と軸が完全に同じです。

 きょうを記念しながら肝に銘じなければならない問題は、私たちは、現地球星に上陸した第二イスラエル民族だということです。これを確立しなければなりません。先生は、個人的家庭の王であり、氏族的王であり、民族、国家、世界、天宙の王だというのです。そのような王に侍って上陸し、明確な姿勢を備えなければなりません。

【農場生活の芸術化と反復訓練】

 ここは、自然の中にある農場、自然農場です。ここには、いない獣がなく、ない草がなく、ないものがなく、すべてあるというのです。日が昇る前に丘に上がっていき、「やー、もう夜が明けてみな目を覚ましただろう? 私と一度歌ってみよう。わーわー」そのように言えば、牛たちも「モーモー」と鳴き、すべての動物が静かな中で私に集中するのです。それらすべてに対して、「悲しかったか、夜つらかったか、苦しくなかったか」という慰労の心をもって、彼らの心を解いてあげる歌を歌えば、どれほど気分が良いでしょうか!

 あれやこれやのことを考えるとき、人は芸術的な生活をしなければならないというのです。そのためには、歌と踊りの生活ができなければなりません。今、先生がこのように大衆を動かし、すべての世界の人を従えることができ、自然をすべて愛するので、先生は、どこに行っても自分の家のように思うのです。そのような訓練ができています。

 歌と踊りと芸術化生活をしましょう! 愛からしようということを知りました。今後、それを実践しなければなりません。人は言行心事です。言葉と行動と心と事柄が一つにならなければなりません。心を中心として統一されなければなりません。私たちは、神様の愛を中心として、言行心事、この四つが愛を中心として抱かれなければなりません。

 研究すべきことが永遠に残っているということを知らなければなりません。永遠に残っています。これを研究しなければなりません。どれくらい繰り返すのかというのです。学者も、博士になろうとすれば、繰り返す過程を経なければなりません。さらに繰り返すことができる新しい開発をすることにより、世界的な博士になるのです。

 繰り返し繰り返ししなければなりません。聞くことも繰り返し、話すことも繰り返せば、チャンピオンになるのです。二つともチャンピオンになるのです。世の中に反対する者はいません。高い人も低い人も、すべて師として侍るのです。先生は、先生の生活哲学の秘密を抱いて霊界に行くことはできないのであり、包み隠さず話してから行かなければならないので話してあげるのです。霊界に行く時間が近づいてくるので、残してから行こうと思っているのです。

【農場要員の養成と大学設立の計画】

 皆さんは、今後、通信学校などを作り、何が何でも大学も卒業することができるように努力しなければなりません。現在、ブリッジポートでは、バプテスト教会で行っている自由大学のような通信教育を世界的に行っていますが、私たちと一つになって全世界的に拡張することができるように、今準備しているのです。

 なぜ大学をこのように急ぐのかというと、南アメリカの政治風土を信じることができないからです。私たちがここの土地を手に入れ、国家の支援を受けて理想的な一つの郷土をつくり、全世界がこれに関心をもち、その次にはここが観光地として発展するようになれば、政治を行う者たちがこれを乗っ取ろうとするのです。ですから、四大国家の文教長官や大統領の支援を受けて大学を建てれば、大学街を中心とする基盤ができることによって、国家を超越して方向性を維持できるようになると思うので、困難ではありますが、このようなことを不可避的にせざるを得ないということを皆さんは知らなければなりません。

 大学を卒業した人々は、この農場を中心として、アフリカのような第三世界、低開発国家に行くのです。今までの国家には、政策的方向と国民を治めることができる力がありませんでした。土地があり、水があり、酸素のある所には、魚が棲み、動物が棲んでいるのですが、なぜ万物の霊長は飢えて死んでいくのかというのです。それは、指導体制と環境的条件、生活環境、生態環境を教えてあげなかったからです。ですから、そのような結果が起こったのです。

 皆さんがモデルをつくらなければなりません。今から、そのような方向を教えてあげなければなりません。その次には、全世界の人々がニュー・ホープ農場の内容を知って、「これは重要だ! ニュー・ホープ農場のメンバーが、我が国においてはどこにいるのか」と言いながら、すべての人々が集まって、「私たちをリードしてください!」と言う時が来るのです。その時に、飢えて死んだりする悲惨なことをすべて救ってあげるのが外的なメシヤです。

【養殖と釣り事業】

 今から春になれば、ここミランダ川に数多くの魚が上ってきます。ですから、この川を中心として運河を掘るのです。運河を掘れば、この川が十個以上の川と同じ面積になるので、春になってここに入ってくる魚が戻っていけないように川をせき止め、春夏秋冬、季節を超えた釣り場をつくるのです。

 ここは、春夏秋冬の季節を超越しているので、養殖を行うことができるのです。ですから、普通の養殖の代わりにこれを行うのです。そのようにすれば、ここは、そのような種類の魚を養殖して釣り場に供給できる世界的な養殖場になるのです。今、関心をもっていることは、パンタナールという湿地帯に、三千六百種類の魚がいるということです。これを捕まえて養殖場で養殖し、三千六百個の釣り場をつくるのです。ここでの魚の養殖法を中心として、世界の至る所にこのようなものを拡張するのです。

 ここのみみずがどれほどおいしいか知っていますか。馬糞や牛糞のようなものに湿気を含ませてこれに与えれば、あっという間に繁殖するのですtこれを早くつくってください。きょうにもです。このように大きなみみずをもってきますから、それをやって、すぐに繁殖できるようにしてください。今後、それは商売になります。それで食べて暮らすのです。この周辺のすべての釣り場に供給することができます。

 既に約十五年前から、このアメリカにあるドイツの有名な釣り道具の会社を私が引き受けようとしてきました。しかし、「それを引き受けて、釣り商店をグロスターで開きなさい」と言ったのですが、この人たちがこれを始めなかったのです。そのような商売のセンスがないからできなかったのです。

 このパラグアイ川で魚を釣るのですが、魚を釣ったのちには、食べることもできずに腐らせてしまうのです。そこの川を中心として、私たちの要員が釣り観光を案内しながら魚を買い、それを湖畔の大きな冷凍室に集めてアジアに、日本に、ヨーロッパに、中国に売ろうというのです。

【真のお父様の南アメリカ十六ヵ国巡回講演】

 真のお父様は、五月十六日のパラグアイでの講演会を皮切りに、七月七日まで、中南米十七ヵ国を巡回しながら講演された。講演の主題は、「真の家庭と私」であった。巡回期間中に、パラグアイのファン・カルロス・ワスモシ大統領、ウルグアイのフリオ・マリア・サンギネッティ大統領、アルゼンチンのメネム大統領、エクアドルのシクスト・ドゥーラン・パーレン大統領、ドミニカのヨアキン・バラクエール・リセアルド大統領、グアテマラのラミロ・デ・レオン・カルピオ大統領、ニカラグアのビオレッタ・チャモロ大統領、エルサルバドルのアルマンド・カルデロン・ソル大統領など、八ヵ国のトップと会談された。

 皆さん統一教会員は、先生の苦労を思うと、胸がじーんとしてくるでしょう? それは、アメリカ人であれ、東洋人であれ、黒人であれ、違いがありません。今回、南アメリカを巡回する時、先生と初めて会う人が大部分であり、そこには黒人もいて、白人もいて、アジア人もいます。目の色は異なっているのですが、涙はみな同じ涙です。情は同じです。それは、人間同士でなされたことではありません。天が介在したので可能なのです。

 先生以上に転換期を知っている人はいません。文総裁は有名です。「どうしてそのように先に知っているのか」と言うのです。神学界が南アメリカに訪ねていこうとプログラムを組み、アメリカ政府が南アメリカ・プログラムを組んだのですが、「どうして文総裁が先取権をもって国をひっくり返し、キリスト教を連結しているのか」と言うのです。「すべて奪われた」と言っているのです。ですから、有名になるのです。

 今回、私が南アメリカの国々を巡回したのですが、誰も何も言うことができません。それほど私が有名だというのです。「あの方だからこそ、世界が反対する道、逆説的な基準を開拓して勝利の版図を築いた」と言っているのです。誰も基盤を築くことができなかったので、驚くべき方だと思っているのです。

 パラグアイは独裁政権ですが、今まで、そこの参謀総長は自分が一番だと思っていました。私が訪ねていくと、今まで白分がやっていたとおりにしようとするのです。ですから、最初から何も言うことができないようにしたのです。「口を閉じなさい! 私の言うことを少し聞いてください!」と、しかりつけたのです。このようにしておいて、彼は私の息子のような年齢であり、私は父親のような年齢なので、「父を一度背負ってみなさい」と言って背負わせたのです。

 そして、その党の最高の位置にいる人を足でけ飛ばしながら、「私は誰それを息子にした人だが、あなたは誰か」、このように冗談を言ったのです。「こいつ、随分どろぼうをやって脂気が多いな。脂気を少し抜かなければならない」と笑いながら言っておいて、話をするのです。そのような度胸もなくて、どうして仕事をすることができますか。人が千年情熱を注いで築いておいた城なのに、そこに入っていくことが簡単ですか。入っていく時は、生死を懸けてしっかりと決意して入っていかなければならないでしょう。

【〈主題講演:真の家庭と私〉】

 父母の堕落により、偽りの愛と偽りの生命と偽りの血統の因縁を結び、私たちの心と体の闘いが始まりました。アダムとエバが怨讐になりました。アダムの息子、娘たちの殺戮戦が始まりました。

 神様が創造当時に理想として願われた真の愛、偉大な真の愛を中心として、人間との愛の関係を結んで一つになり、神・人・愛一体の家庭を築いていれば、今日、私たちは、天国か地獄かと心配する必要がなく、そのままみな天国に入っていくようになっていたのです。

 良心を解放し、神様の真の愛と一つになって生きたのちに入っていく所、神様の愛の血族のために準備し、愛を中心として生きたのちに入っていく所が天国だというのです。

 永遠の神様の真の愛を根として初めて地上に訪ねてこられて、すべての宗教が願う理想を完成するお方が再臨のメシヤだということを、私たちは知らなければなりません。そして、真の父母になり、失ってしまった真の愛を中心として、理想家庭によって真の生命と真の血統を地上に取り戻そうというのが神様の救援摂理の目的でした。

 統一教会はいったい何をする所なのかと尋ねるならば、そこは、神様の真の愛を紹介する所であり、真の愛を中心として、心と体を一つにしようとする所であり、心と体が一つになったその夫婦を絶対的に一つになった理想的夫婦にしようとする所です。そして、その息子、娘を絶対に分かれることのない統一された兄弟にしようという、そのような主義をもって、神様の命令によってその使命を遂行するのが統一教会だということをお伝えいたしました。

 堕落によって、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統の種を受け、偽りの結婚式をした家庭を反対に復帰するために、すべての家庭を国際的に新しい結婚式に参加させ、天の大きな祝福を伝授してあげようという礼式が祝福結婚です。

 レバレンド・ムーンの手によって共産主義が滅びました。ゴルバチョフと金日成を教化した人はレバレンド・ムーンです。滅びゆくアメリカを救うためには、レバレンド・ムーンでなければならないというそのような希望的な体制をつくっておきました。韓国と北朝鮮の難しい政治的背景にも、レバレンド・ムーンが関係しているのです。中東もそうです。アメリカの共和党が四十年ぶりに勝利したのも、レバレンド・ムーンが背後で影響を及ぼしたからだという事実を知らなければなりません。

 皆様が御存じのように、レバレンド・ムーンの夫婦は、「真の父母」という言葉で全世界に知られています。今日、私たち夫婦が、本当に真の父母として、真の愛、真の生命、真の血統で天と連結されているということが事実ならば、この地上には、平和を成し遂げた「真の家庭と私」から解放と自由と統一と幸福の天国が芽生えてくるということを記憶してくださるようにお願いします。

【南アメリカ八ヵ国の首脳会談】

 長子権を復帰し、父母権を復帰し、王権を復帰し、国家的基準を代わりに立て得る立場に立ったので、サタン世界は、長子に屈服しなければならず、父母に屈服しなければならず、王に屈服し、歴史的なすべてのものを相続してあげて、自分は何ももたずに帰っていくようになるの乙七y

 天の王権時代に入ってきたので、百六十ヵ国のすべての王権、アベル王権を先生が掌握するのです。アベル王権をです。そのサタン世界の百六十ヵ国の大統領、主権者はカイン王権です。ですから、アベル王権がカイン王権に影響を及ぼすことができる環境的条件を今までつくってきたのです。

 それで、南アメリカのすべてのトップクラス、十六ヵ国の大統領に私は会おうとするのです。トップを中心として復帰を進めていくことに反対してはいけません。反対することはできません。そのようにして、八人の大統領に会ったのですが、十六ヵ国を中心として会うにおいても、すべてそのような意味があるのです。十六数を超えたのです。

 ですから、十六ヵ国ですが、半分の八ヵ国の大統領に会いました。過ぎてみれば、「ああ、また訪ねてきてください。会わなければなりません。文先生に会うことができなかったことが……」と言っているのです。気がついてみれば、問題が大きかったというのです。この者たち、あとの祭りです。私はそのようにして回りました。

 大統領たちは、みな私の手中に収めました。私の言うことを聞かなければなりません。これはカイン・アベルです。現在の大統領がアベルならば、前の大統領はカインです。カインが大勢います。行ってみると、国ごとに前の大統領が三人以上いたのです。多い所は六人、七人もいます。

 ですから、大統領たちに、「私は何千人を教育しなければならないのですが、教育させますか、させませんか。国を生かし復活させて天国にするその基準を開拓することができる勇士を育て上げるのですが、そのような人が必要ですか、必要ではないですか」と言うと、口を広げて「望むとおりにします。アーメン!」と言うのです。

【アルゼンチン歴訪と人事措置】

 真のお父様は、一九六五年七月七日、第一次世界巡回路程中に三人の随行員を伴って静かにアルゼンチンを訪問され、大統領執務室のすぐ裏のプラザ・コロンにアルゼンチンの中央聖地を定めて祈祷された。その後、満三十年が過ぎた九五年五月二十三日、アルゼンチンに到着された真のお父様は、メネム大統領と会談され、コリエンテスのパソ・デ・ラ・パトリアにおいて三日間釣りをされたのち、二十七日、ラ・カンデラリア城において、第三十三回「真の万物の日」の行事を主宰されながら、南アメリカの主要指導者の人事措置を断行され、以後、六月四日まで滞在しながら忙しい日程を送られた。

 神様は、天地を創造する時に絶対信仰の上で創造されたのであり、人間は、絶対愛、永遠の愛によって一つになり、絶対服従しなければなりませんでした。神様御自身には何もありません。対象が完成するまで完全投入されました。このように絶対服従の基盤の上で成し遂げられるので、その対象も、絶対信仰の基盤、絶対愛の基盤、絶対服従の基盤の上に立ってのみ、両者が連結されるのです。

 堕落する時、エバも、絶対信仰がなく、絶対愛で一つになることができませんでした。このように落ちていってどのようになったのかというと、血統が変わったのです。血筋が変わり、所有圏が変わり、心情圏が変わりました。復帰路程においては、これを復帰しなければなりません。先生を中心として、心情圏の復帰、所有圏の復帰、その次には血統の復帰をしなければなりません。

 金亨泰氏! 金撰文氏! 二人とも出てきて立ってください。このような歴史的な基準を中心として、天の版図、神様が来られて往来することのできるカイン・アベル、主体と対象の基準が一つにならなくては、すべてのものが破壊されるのです。二人が一つになってみなさい。一つにしました。(笑い。拍手)あとから来ましたが、長子として侍らなければなりません。なぜ彼(金鎖文)をこの南アメリカの責任者に立てたかというと、彼は、英語もでき、今まで全世界を歴訪しながら教育をしてきたからです。

 ここにいるこの人は、現在のブラジルの金亨泰氏に代わり、アベル的立場に立って責任をもってやるでしょう。ブラジル人の会長はいますか。この人はカインです。カイン・アベルです。縦的カイン・アベルと横的カイン・アベルを編成するのです。

 そして、日本を大移動させるために、日本教会で責任をもっていた人たち、小山田氏、古田氏、太田氏、杉山氏を全員南アメリカの重要な国の責任者として配置したのです。日本人と韓国人です。ですから、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンです。ブラジルには仁川にいた金興泰氏、アルゼンチンには宋榮錫氏、ウルグアイには劉正王氏、パラグアイには文平來氏です。

 世界を抱いて回ってきてこそ責任者になるのです。ですから、この責任者だった人たちを十二人選び、その中から再び四人を代表として選んでここに来させたのです。今後、宣教師の基準を通過していない人は、カインを屈服させることはできず、自分の国の責任を果たすことはできません。ですから、三十六家庭をはじめとして、全員外国に送り出すのです。

【アルゼンチンのコリエンテス構想】

 アルゼンチンには、三千七百万人しかいません。そこは膨大な国です。私は、飛行機に乗って世界四十ヵ国を回る時にアルゼンチンに立ち寄りましたが、アンデス山脈を越えていきながら感心しました。「やー! 主人のいない荒野が荒廃するまで主人を待ち続けてきたのだなあ。この地を私が主管しよう」と思ったのが数日前のことのようです。それをすべて主管すれば、アフリカの黒人をアフリカに置く必要はありません。

 ここに特に関心をもつ理由は何でしょうか。冬場に魚がどのように活動し、アルゼンチンのコリエンテス川との違いはどうかということをチェックするために来たのです。特に観光産業のようなものを外国から誘致するためには、この季節的な違いが問題ですが、どのようにすれば四季を活用することができるかという問題を中心として見るとき、常に冬が問題です。これをよく連結することができれば、本格的に観光ビジネスを展開しなければならないと思っているのです。さらに、アラスカのコディアックとここは、反対の地域です。夏場、向こうからは避寒に来るのに反して、ここは避暑に行くのです。

 今、アルゼンチンにコリエンテスという所があるのですが、そこは、今後釣り場として世界的に有名な場所になるでしょう。そこにいる魚は、皆さんが想像できないほどです。それこそ刺身にして食べることができる魚です。昼食を食べず、夕食を食べなくても、魚だけ食べて暮らすことができるほどです。魚が全く違います。そのような魚が無尽蔵にいるのです。無尽蔵だというのです。

 そのような釣りをするようになれば、大統領を経験した人たちがおじいさんになって釣りの趣味をもてば、絶対に自分の故郷に行きません。「何が何でもここで暮らそう」と言うようになるのです。二年ほど食べさせ、もてなしてあげれば、全員統一教会の教会員になります。そのような人が一ヵ国に三人ずつになれば、その国の大統領をいつでも思いどおりにすることができるのです。

 彼らを通して世界の趣味事業を発展させようと思い、今、百六十ヵ国に船を分け与えて、その準備をしているのです。そして、コンドミニアムを建てて、家がなくても暮らすことができる体制をつくり、年を取った人々を世界の公園に一緒に連れて歩きながら教育をしようと思っています。船があり、狩猟場があり、飛行場があって、それからホテルがあるようにするのです。

【新聞社の設立の推進と主要人士の教育】

 南アメリカに三十社の新聞社を建てるのですが、それは構想できなかったことです。「ワシントン・タイムズ」を中心として連結して、今、そこで本格的な推進を行おうとしています。ですから、今回UTS(統一神学大学院)の卒業生二十四人を二十四の重要な国に……。全員「ワシントン・タイムズ」で教育を行いました。十日間教育したのです。十八の講座を中心として教育し、試験を七回も行いました。

 試験を行ってみると、全員成績が良かったのです。そのようにして、二人を除いて、今後三ヵ国だけ教育すれば、特派員の資格を与えても少しも恥ずかしくないというそのような評価が出てびっくりしているのです。ですから、「ワシントン・タイムズ」自体の話では、ブリッジポートからも来るようになれば、今後「ワシントン・タイムズ」の人材は無尽蔵に出てくるということです。

 三百人の統一教会の食口がいて、彼らが百部ずつ販売できるようになれば、三万人になるので、すぐに日刊新聞社をつくるのです。南アメリカは、このようにしなくては、政治風土の変化無双の波に乗って、座ろうにも座ることができず、立とうにも立つことができない風土になっているということをよく知っているので、言論機関を中心として、とんでもない政治風土を是正しなければなりません。

 まず言論界を掌握しなければなりません。その次には政府です。これまで、AULA(中南米統一連合)を中心として、サミットクラブを中心として大統領をすべて一つにまとめました。前職の大統領が一ヵ国に六人もいる所もあるのです。どの国にも前職の大統領が大勢います。

 既に教育を始めています。今既に、一ヵ国で五百人ずつの教育を行っているのです。このようにして大統領室を中心として、大学街の学長を中心として、言論界を中心として、三大重要部署を中心として天才的な要員を選び出し、この基盤を築くための教育を行っているのです。

【南アメリカ摂理とアメリカの責任】

 真のお父様は、七月二十三日、アメリカのベルベディア修練所の集会において、南アメリカを中心とする新しい摂理時代におけるアメリカの責任に対して力説された。

 この壇上に立つ機会は、ますます少なくなるでしょう。今は、アメリカ以上に南アメリカを愛さなければならない時代になりました。今、八十歳の年齢になってきてみると、五十年前に戻ってきたのです。先生が世界を舞台として片手で世界を料理し、神様の国を創建できる時代が再び来たのですが、年を取りました。時が来たのではなく、つくったのです。どれほどそこで骨髄を流し、どれほど精誠を尽くし、どれほど血の汗を流したかということを皆さんは知りません。

 アメリカでは反対されましたが、南アメリカではトップから……。既に十五年前から、AULA(中南米統一連合)やCAUSA(米州社会の統一のための諸協会連合)の運動、またサミットクラブの運動をしてきたのです。世界的に行ってきた基盤がすべて生きています。南・北アメリカを一つにするのです。何によってでしょうか。真の愛と真の真理によってです。真理は変わりません。全体を言っているのです。

 使命のために、私はアメリカに来て監獄に行くのです。使命のために世界をさまようのです。レバレンド・ムーンは、アメリカの空を見て、また星を見て多くの涙を流しました。地を見ても多くの涙を流したということを知らなければなりません。皆さんは、皆さんの国を生かすために、先生以上にやらなければならない、ということを知らなければなりません。

 転換期なので、昔とは違うのです。昔は、自分の職業を探して暮らしましたが、今からは使命時代に入っていくのです。神様と真の父母の青春的愛の時代の基盤を復帰するために、青年たちは血の汗を流さなければなりません。私たちには、アメリカを中心として、全世界の国を復帰するための責任と使命が残っているということを知らなければなりません。

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