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六 南アメリカ四大国を中心とする摂理構想

【南アメリカの摂理圏と南北アメリカの統一】

 私が今までアメリカにいたのは、キリスト教のためです。新教がアベルです。新教がアベル宗教であり、第二次大戦後に、新婦国家としてアメリカに統一天下の主導的な役割をさせた神様のみ旨があるので、アメリカを重要視したのです。

 最初、アメリカの著名な人士たちが、アメリカにおける覇権主義的権限をもって、何でも行うことができる文総裁の大勝利の覇権を問題視しましたが、文総裁はどこに行くのでしょうか。南アメリカに行くのです。アメリカに座ったままでいるのではありません。高い山があれば、深い谷間を訪ねていかなければならないのです。

 既に七年前に、ブラジルでは、カトリックが私たち協会の三箇所の教会を燃やしてしまいました。今はもう、そのようなことをした者たちはみな死んで、まひ状態に陥っていました。ですから、今は私たちの時代も同然です。

 誰も南アメリカと北アメリカを統一することはできません。しかし、神様と真の御父母様には問題ないというのです。私たちには、旧約と新約、そして摂理観を完成させる成約の内容があります。ひとたび教育さえ行えば、完全な平地になるのです。平地になるということは、一つの水平になるということです。

 南アメリカと北アメリカが一つになって大きなアベルになるのです。そのようになれば、全世界をカバーします。今の時は、そのような時です。神様を中心として、この二つの大陸が勝利の基盤を築けば、これが主体の位置に立つ世界基盤の完成になるのです。そのような基盤を築き、ヨーロッパ、中東、アジアなどの六大陸を抱き、勝利的世界の基盤を完成するのです。

 南北アメリカさえ一つになれば、欧州は自動的に統一され、ローマの失敗とユダヤ教の失敗とヤコブ家庭における失敗まで復帰するのです。十部族と二部族に分かれて闘った歴史、分立した歴史から、エデンにおいて、アダムとエバが分かれ、心と体が分かれたその縁まで、すべてつなぎ合わせるのです。

 アメリカ人は南アメリカに行って訓練し、南アメリカの人はアメリカに行って訓練するのです。二つの国の言葉を、今後一つにするのです。南米伝道と北米伝道をして既成教会とカトリックを一つにするので、交叉結婚をさせるのです。一つの国になるのです。

【モデル的理想国家の建設】

 今回、南アメリカに行ったのは、牧場を買って飢餓を解決するためです。飢えて死んでいく人が大勢いるのですが、それを解決するためにテキサスに農場を買ったのです。農場を三百五十万坪買ってそのことをやろうとしたのですが、それよりも、南アメリカに行ってみると、テキサスと同じ広さの農場を売れば、その十倍に拡張できるほどの土地を買うことができたのです。

 先生は、政治、経済、文化、学術など、あらゆる面において準備してきました。それゆえに、今後、天国も私の手でつくろうと思っているのですが、それが南アメリカ作戦です。モデル国家です。神様の観点から見れば、公式的な国家です。伝統文化はすべてあるので、統一教会によって一つになった人々を集めて一つの国をつくれば、人種を超越し、宗教を超越し、文化を超越して一つになるのです。アダム家庭からイエス家庭、再臨時代の家庭と国家形態を平面途上において一度につくりあげ、世界のモデル型をつくるのです。

 モデル型国家が各国に移動し、私たちの方向を協助することができるようになれば、政府の税金のように集めたり、赤十字社の活動のように募金する運動まで展開することができるのです。このようなことが展開してこそ、悠久な歴史を通して、正にモデル理想国家を完成すると考えるのです。

 神様の摂理的な地域です。軍隊の作戦地域と同じです。なぜかというと、神様は、サタン世界の汚れた場所に定着したいと思われないのです。そこに定着したいと思われません。そこに国を立てたいと思われないのです。その国に行って暮らしたいと思われないのです。それゆえに、今後、アメリカのビル、高い建物はお化け屋敷になります。高層建築物を誇る時代は過ぎ去るのです。

【ブラジルの牧場地帯】

 牧場を行うには、平地よりも高原地帯のほうが良いのです。動物もそうです。暑さに耐えられなくて、病気にもよくかかるのです。ですから、気候が合っている地域は、高原地帯です。今回先生が行った所は、牧場地帯としてはブラジルで最も有名な地域です。ブラジルの富豪が多くの牧場を所有している地域です。気候が良いので、牧草がよく育つのです。

 牧場がどれほど広いか分かりません。十ヘクタール(十万平方メートル)といえば三百万坪になるのですが、それくらいの規模の牧場です。ですから、大きな牧場を守るのは牛追いをする牧童ですが、牧童といっても大勢の人ではありません。そのような農場であっても、大体二人が馬に乗って牛を追っていたのです。

 ですから、その土地を買えば何万坪になるのかというと、百六十ヵ国に分け与えたとしても、一ヵ国に五百万坪です。五百万坪といえばどれくらいかというと、清平に買った私たちの土地は七百万坪です。山まですべて合わせてです。清平修練所から見える周辺の峰のその中にある土地が七百万坪になるのです。七百万坪近い土地が一ヵ国に分配されるのです。

 そして、百世帯ずつ来るとすれば何世帯ですか。一万六千世帯です。四人ずつだとすれば六万人です。一つの市ができるのです。それくらいの人員が暮らさなければなりません。そして、約三年から五年、牧場の経営から農業を営むことから魚を育てることまでしっかりとやり、そのようにしたのちに自分の本国の人と交替するのです。三分の一ずつ交替するのです。

 牧場はあるので、牧場を中心として、理想的牧場のモデル、「世界を代表する理想的牧場だ」と言うことができるモデルさえつくっておけば、このすべての荒野は、そのモデルをつくる所と一つにならざるを得ないと考えるのです。牧場をつくっておきましたが、牧草だけではいけません。今後、私たちは、酸素を多く排出する木を植えて、残りの土地を完全に山林と樹林の緑地帯にしなければなりません。

 そして、牧場も一人で経営していますが、牧場の連合的体制を整え、国家と国家の力を借りて経営できるようにすれば、遊んでいるこの広大な荒野を一つにまとめることができる体制ができるでしょう。そのようにして、そこで牧場にいる人たちが連合して経営するならば、今、個別に経営するものより、倍以上の効果を上げるだろうと思うのです。

【ジャルジンのミランダ川とプラタ川】

 最初から調査させた所が三角地ですが、ここの川筋は、このように三角地帯になっています。二つの川がちょうどこのように流れる地帯ですが、私たちはそこに農場を買いました。それは約八十万坪になります。八十万坪ならば、いくらにもなりません。このような百万坪が普通の所では小さいというのです。なぜそれを買ったのかというと、この川はこのように流れてくるのですが、もう一方の川はこのように流れ……。二つの川が流れているのですが、水が違うのです。根源地が違います。山岳地帯がそうだというのです。

 川の名前は、プラタとミランダです。金の川と銀の川です。川の中では一番だというのです。おもしろいのは、この世の土地は黄土色だということです。金色です。霊界に行けば、銀色、白銀色です。これが一つになる所で水の王宮をつくるのとちょうど同じように、私がそこに釣り場の王宮をつくるのです。行ってみてください。

 人の体は、四分の三が水です! すべての万物は水を含んでいます。それはどういうことかというと、生合体は水によって存在するということです! それが公式です。天国の生命体も地上の生命体も、すべて水によって生きることができるのです。そのような表示的条件に適合する地です。

 雨の降る日におなかが冷えるほど寒くても、川の水は温かいのです。また、普通暑い日は、川の水は冷たいので、水に入っていけば涼しいのです。そのようになっているので、金孝律氏が、「やー! アラスカの川の水は恐ろしかったが、ここでは、川の水ほど良いものはない」と言いました。それは本当です。そうなのです。釣りも、首まで水につかったままで、いくらでもできるのです。

【パラグアイ川とブラジルのパンタナール】

 ブラジルは平地です。平地は母を象徴します。高い山は父を象徴します。アジアには、ヒマラヤ山脈を中心として多くの山があります。アメリカには、相対的に平地がたくさんあります。父の国と母の国のように、主体と対象になっているのです。

 今回私が行って発見したことは、南アメリカ、ブラジルを中心として、その膨大な地域は険しい山ではないということです。これが平地から徐々に連結されて一千三百メートル、一千メートル以上の高地になっているのです。雨が降れば、この丘のような所から水が四方に流れていくので、川がどれほど多いか分かりません。これが山脈になっていれば、大きな山脈によって川の数が決定されるのですが、同じ平地になっているので、川筋がたくさんあるのです。川が流れていって合わさり、また分かれて流れていくのです。そして、高地に従ってこの温度は異なります。そうすると、海に棲む魚は、すべて温度によってそこに棲む種が異なるのです。

 主流となるパラグアイから南アメリカを縦に流れる川があるのですが、その川の深い所は七十メートル、百メートルを超えるのです。海のようにです。ですから、あらゆる輸送船、大きな船が川の先端まで上がっていくことができるのです。そのようになっているので、その周辺を中心として、小さな川を中心として、魚の多い所を中心として、この大きな川と連結されるのです。大きな主流の川に連結されるので、私たちは、そのコーナーに冷凍工場を造り、獲った魚をすべて積むことができるのです。

 パンタナールの湖には三千六百種の魚がいます。三千六百種の魚がそこに棲んでいるのです。真っ赤なうそのようでしょう。そうすると、水温とその立地条件と環境、それとすべて同じ立場の湖が世界にどれくらい多くあり、水がどれくらい多くあるだろうかというのです。これを分科別に研究し、養殖することができるものをつくるのです。そのようにすれば、世界的にすべて養殖することができるのです。

【ドラド釣り】

 釣りの世界における最高の品目は何かというと、南アメリカにはドラドという魚がいます。ドラドです! 巡り巡って帰っていく(ドルゴ ドラソ ドラカンダ)という意味です。それから、北アメリカにはキングサーモンがいます。サーモンとは鮭のことです。釣り世界の人々がなぜこの魚を好むのかというと、一度食いつくと、稲妻のように素早く空中に飛び上がるのです。空中に跳ね上がります。ドラドのようなものは、大きなものが跳ねる場合は二倍に跳ねます。黄色い黄金色ですが、これが二十キロほどになるととらやライオンのようです。

 それを釣ろうとすれば、それが四回から五回跳ねるのです。それがおもしろいのです。黄金色をした魚がこのように空中で跳ねる光景を想像してみてください。それは本当にエキサイティングです。キングサーモンやシルバーサーモンなどの鮭よりももっと刺激的です。また、鮭は、釣りざおを引けば百発百中かかるのですが、これはかかりません。三匹のうち一匹は逃します。素人では、五匹のうち五匹をすべて逃します。

 ところで、夕焼けの帰り道で、その黄金色を出す魚が飛び込んできたのです。先生がこのように座っていたのですが、ここに入ってきて落ちたのです。釣り針にもかからず、敏捷であって、海を自分の天地と思って飛び込んできたのですが、船に落ちたので、その魚はどれほど驚いたでしょうか。(笑い)これが勢いよく跳ねて飛び出す状況だったのです。ですから、金孝律氏が、それを防ぐために飛び出して、捕まえようとしてここをかまれました。

 釣り糸を垂らしておけば、水のある所には魚がいくらでもいるのです。女性たちが夕食を作る時におかずの材料がないときは、川が流れていれば、裏口から釣りをして魚を釣り、天ぷらにすることもできるのです。そのような国です。世界でそのような所はありません。そこしかありません。

【豊富な自然の産物】

 そこで本当に驚いたことは、熱帯地方の果物の木でできないものがなかったということです。わー! ここのパイナップルはとがっているでしょう? このように細長いけれども、このような丸い形をしています。これは、育っていない真っ青なものを切って、温かくして熟させたものです。現地で実らせたものは黄色く光り、よく熟れたものは、そのそばに行くと香りがどれほど漂っているか分かりません。

 そして、バナナのようなものもこれくらいであって、大きなバナナは、そこでは見向きもされません。「おいしいバナナをもってきてください」と言えば、小さなもの、これくらいのものをもってくるのです。そのバナナが熟れている所の下に行けば、どれほど香りがするか分かりません。

 最近、朝起きて見てみると、無限な原野、青い草原から太陽が昇るのです。青い海からではなく、青い草原から太陽が昇ってくるのです。それは壮観です。そして、果物の木、マンゴーの木のようなものがどれほど大きいことか! 私は、そのように大きなものは初めて見ました。

 それから、マンジョーカ(注:さつまいものような形をした植物)の粉を作り、さつまいもの粉を作り、それを水に少しだけ入れれば、たんぱく質や繊維質は申し分ありません。先生は、マンジョーカに多くの関心があります。庭でも、どこでも、世界のどこでも、熱帯地方に植えれば芽を出します。

 さつまいもを一度植えれば死にません。さつまいもが人の頭ほどあるのです。毎年、これがげんこつのようにむくむくと大きくなっていくのです。そのような所に行って一度暮らしてみたいと思いませんか。それ一つだけ煮ておいても、家族八人でそれをすべて食べることができません。そして、稲を植えるのですが、陸稲がこちらのもち米よりもおいしいのです。水は必要ありません。稲を一月から十二月まで毎月植えながら、毎月収穫することができます。ベトナムのような所では三期作をしていますが、三期作が問題ではありません。ここは十二期作をするのです。そして、豆、とうもろこしは無限にあるのです。「そこには、獣でも何でもいます。そこに豚のような格好をした獣がいるのですが、それが「カピバラ」です。カピバラは豚のような獣ですが、水辺に棲んでいます。その肉は、世界中の獣の中で一番おいしいのです。値段が豚の値段の何倍にもなります。そのようなものが無尽蔵にいます。それは、水辺に棲み、草を食べて生きています。いくらでも養殖することができます。また、あひるがたくさんいます。鶏もいるのですが、そこの鶏に比べれば、ここの鶏はすべてひなです。いやー! 鶏でそのように大きなものは初めて見ました。

 そして、だちょうです。だちょうを「エマチョウ」と言います。その種類は三つですが、朝になると、私たちの農場にも二羽か三羽が来ます。餌を食べさせてあげると、毎日その数が徐々に増えていくというのです。どんどん与えなさいというのです。そして、観光用にするのです。

【豊かな山林資源と建築】

 松のようなものを使おうとすれば、五十年以上たたなければなりません。五年たったものがこのように太いのです。高さが十五メートルです。やー! それを見て驚いたのです。その木の質は悪いものではありません。ぽたんの木のような木です。黒檀です。南アメリカ熱帯地方に生える高価な木だというのです。その木で杭を打ち込めば、百年から百五十年ももつのです。これは腐らないので、鉄よりも長持ちします。やー! それは朗報です。五年に一度、十年に一度切ると考えてみてください。そのお金は計り知れません。今現在、原始林がぎっしりと生えています。それが九億坪です。

 現在、文明、文化が発展すればするほど、パルプが問題であり、紙をつくることが問題となるのです。ワシントン・タイムズの場合は、一年で五八パーセント増えたのです。これが原因で大きな戦争が起きるかもしれないのですが、ここで木を植えてパルプをつくり、製紙工場だけやっても、私たちは食べて暮らすことができると考えるのです。

 今回、ブラジルに買った私たちの土地に行ってみると、川の両岸は竹です。竹がこのように大きく、王様の竹なのです。日本から来た古田氏に、「やー! その竹だけ売っても商売になる」と言ったのです。竹の器をよく作るではないですか。

 厳徳紋氏はいますか。「春夏秋冬のように十二の形態の家を設計しなさい」と言いました。そこには材木がたくさんあるので、木材で八〇八ーセントを造るのです。そこに必要な煉瓦や石は、表示だけしてあげれば、いくらでも私たちが造ることができます。今現在建てたとしても、新都市の一つの住宅として遜色のないものを建てなければなりません。

 家を建てるとき上手に計算すれば、中くらいのものは五万ドルの費用でできます。そこは物資が安いのです。木は、現在四百ヘクタールの土地に私がぎっしりと植えさせました。建築をして余るように、山を切り崩して計画を行いました。彼らは「二百五十万ドルを下さい」と言いました。ここでは二千五百万ドルでもできないでしょう。ですから、「百八十万本を切りなさい」と言いました。電動のこぎりで「ウィンウィンウィン」と切るのです。

 教育、文化事業の開発

 現在、地図を見て、四つの国(ウルグアイ・ブラジル・パラグアイ・アルゼンチン)が一つになるにはどこが一番良い所かを定め、今からそこを拠点として、州とその国の大統領を動かして文化村をつくるのです。これは世界的観光基地になるので、その国とそこに関係のある周辺の場所は復興するようになっているのです。この大学街を中心として、百六十ヵ国の文化をすべて準備するのです。

 この鮮文大学とブリッジポート大学と、それからジェリー・フォルウェルが設立したリバティー・ユニバーシティーを連合して、私たちがサウスコーン(south cone=免税地域)に四つの大学をつくろうとしているのですが、ここには、アメリカのすべての財力とすべての知識を移し、ヨーロッパ地域まで動員して、最高の大学をつくろうと思っています。そして、世界の低開発国家を中心として、百六十ヵ国のすべての人々を連れてきて、百六十の階級になっている文化をその大学で平面的に統一するのです。平面的に平和基準をつくる人材と、世界を指導し得る人材を養成する学校をつくろうというのです。

 そして、その地域を中心として、百六十ヵ国の文化を展示する世界展示村をつくろうというのです。そのようにすれば、全世界の人々がこの大学を中心として観光できる観光基地ができるのです。それから、ここに留学施設をすべてつくっておけば、全世界の人が移動することができるのです。

 私が牧場を見て回りながら、最も落胆したこととは何でしょうか。牧場の人々が、みなはだしになって行き来していたのです。その主人は、絶対に学校に通わせません。学校に行けば、そこから逃げるからです。牛の友達になるように、牛と遊ばせているのです。それゆえに、私たちは学校を建てようとしているのです。

 農薬科と山林科と水産科と、それから工科、この四つがあれば、理想都市を建設することができます。約千ヘクタールに及ぶ牧場を四人で管理しています。それではいけません。小さな地域に多くの人を投入して働くことができるようにするのです。重工業ではありません。必需品をつくる軽工業をつくって、早く早く入っていかなければなりません。

【交通輸送問題の解消方案】

 今、残された所は南アメリカの資源です。貴重なものもたくさんあり、資源が無限にあるのですが、今、その資源がすべて死蔵されているのです。ですから、今後南アメリカ地域三十ヵ国を連結する鉄道を計画しているのです。鉄道を敷き、それからパラグアイのパラナ川を中心として、この周辺だけを完全に連結して交通路を開放すれば、南アメリカのすべての資源を連合して新しい計画を行うことができるのです。

 そのようにして資源を売ってこそ生きることができるのです。今は、生きる道がありません。ボリビアのような所には無限の資源があるのですが、輸送が問題です。電気はたくさんあります。発電所がたくさんあって電気はあり余っているので、今後、その電気を活用して鉄道をつくるのです。釜山とソウルを四百キロで浮揚して走ることができるものをつくっておくのです。それをするためには、今、私たちがラオスを開発しているのと同じように、鉄道をつくらなければなりません。鉄道をつくるためには、連合戦線を構築して各国と連結するのです。鉄道をつくるには、今後高速列車が走ることのできる鉄道基盤を堅固につくらなければなりません。まずは、鉄道、機関車を購入してその道をつくるのです。

 バスで三日間走って、ようやく隣の村に行くことができるのです。ですから、急ぐことができません。急ぐことができないのです。ですから、ゆっくりと考えるしかありません。地形がそのようになっていて、その膨大な地域を連結しようとするので、せっかちではヒステリーを起こして死ぬのです。ゆっくりです。ですから、今私は小型飛行機の会社をつくろうと思っています。

 統一産業、統一重工業は、ここの重機など、製作することができるものはすべて製作するのです。私たち自体でつくるのです。今後、最も重要なものはモーターです。モーターを開発しなければなりません。船を無限につくらなければならないので、小型モーターを開発しなければなりません。

【ウルグアイの基盤とサウスコーン四ヵ国】

 ウルグアイの大統領も私を信じています。今、そこに銀行をつくり、ホテルをつくり、コンベンション・センターをつくり、その次にはデパートをつくり、すべてのことを処理することができるようにしているのです。銀行とデパートまでつくりました。

 ウルグアイにカジノが四つあります。私たちのホテルまで含めると五つになるのですが、「これを文先生が引き受けてくだされば良いです」、そのように言っています。なぜでしょうか。「世の中には信じられる人がいない」と言うのです。私がそのカジノを引き受ければ、賭博王といううわさが立って、世の中がどれほど打ってくるでしょうか。ですから、「嫌だ」と言いました。私たちのホテルも、カジノの許可が出たのです。

 私は、どのようなことまで考えているのでしょうか。英・米・仏の先進国が、多国籍企業を通じて稼いだお金をすべて外国の第三国に預け、そのお金がすべて死蔵されています。これが数千億兆になります。これを復活させるための運動を私がしたのです。ですから、国家基準を超えた超国家的な基準で銀行をつくるための準備を今までやっています。それは有名です。レバレンド・ムーンの考案は有名です。

 銀行連合会をつくって銀行を結束させるのです。現在、南アメリカのサウスコーンといって、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルが共同市場の開発のために税関をすべて撤廃し、物資の交流が展開しているのです。私たちが交流するのですが、この四大国の雰囲気が高まれば、三十以上のすべての南・北アメリカがそこに歩調を合わせるのです。それで、きのう李鍾益氏に、「四大国に早く銀行の支店を開設しなさい」と指示したのです。私たちの食口を中心としてです。

【パラグアイの開発計画】

 パラグアイという国があります。そこは、南アメリカ最高の山林地帯です。そのような国ですが、韓国の二倍ほどになります。人口が四百三十万ですが、そのパラグアイの大統領や有名な人々の中には、先生の世話になった人が大勢いるのです。そこに行けば、どの国にも先生の世話になったトップクラスの人々が大勢いて、私が来ていることを知れば訪ねてくる人も多いのですが、こっそりと行ってきたのです。しかし、新聞記者たちが知って、四日間かけて私を捜し出して訪ねてきました。

 私たちが四月に韓国で首脳会議を行う時、ゴルバチョフも来たりするので、各国の首相も大勢呼んだのです。その時、パラグアイの上院議員が一人呼ばれて来たようです。その人が参加して帰っていったのですが、敬服して、自分が……。

 それで、その国会の上院議員たちが「文先生に会いたい」と言い、大統領まで待っていたのですが、会わずに来たのです。計画がないので、会わないのです。そのようにしてパラグアイの地に行くことができなかったので、仕方なく出発する前日にそこに立ち寄り、朝出掛けていってずーっと回り、そこでドラドも何匹か釣り、現地踏査もしてきたのです。

 ですから、「上院議員を招待しましょう」と私が約束し、すぐに飛行機のチケットを送り、人を送って、今回ワシントン・タイムズが招請するのです。アメリカに招請し、会いたいと思う国防長官に会わせ、「国務省の国務長官に会いたい」と言えば、すべて……。

 それで、大統領を中心として全員が訪ねていきたいというので、「朝来てください」と言っておいて、食事の二十分前に八つの条文を作ったのです。時間になっても、「来て座ってください」とは言いません。見ることもしません。それがすべて終わってから、「座って私の言うことを聞きますか」と言ったのです。ですから、八つの条項です。その土地はどれくらいかというと、三十万ヘクタールです。九億坪です。

 韓国を中心として見れば、パラグアイがサウスコーンの軸です。ですから、今私は、ブラジルやウルグアイやアルゼンチンを中心として連合させようとしているのです。四大国家は東西南北です。ウルグアイ、パラグアイさえ一つになれば、これが軸となり、アルゼンチンとブラジルは肉になるのです。

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