五 世界平和具現のための摂理
世界主要国家の摂理的立場
第二次大戦の時は、イギリスがエバ国家でした。今は、復帰路程において、カナダとアメリカがエバとアダムになり、一つになるのです。天使長は南米です。離れることができません。カナダがアメリカを指導するのです。カナダには、より大きな希望があります。そこは、フリーセックスのようなものも、アメリカほど深刻ではありません。このように南北のアメリカ大陸は、エバ、アダム、天使長国家になっています。この三つが一つにならなければなりません。
南アメリカ世界はローマ・カトリック圏です。旧教はカインの立場です。西欧世界において、イギリスはエバの立場であり、西欧のキリスト教全体はカインの立場です。今、ヨーロッパの国々は、EC(ヨーロッパ共同体)を中心として一つの国家になっているでしょう? 同じです。そこでエバとカインが連結されるのです。ヨーロッパ大陸がカインになり、アメリカ大陸がアベルになるのです。カインであるヨーロッパとアベルであるアメリカが一つにならなければ、キリスト教文化圏である西欧文明世界は生き残ることができません。ほかに道はありません。アメリカの人々もヨーロッパの人々もそれを知らないので、今、お父様が教えているのです。
アジアも同じです。アジアの国々も、エバ国家、天使長国家、アダム国家に分けられるのです。日本はエバ国家であり、中国とロシアは二つとも天使長国家です。一つは堕落したアダムの立場であり、もう一つは復帰されたアダムの立場です。ですから、韓国を中心としてエバ国家と二種類の天使長国家があるのです。一つは共産世界の天使長国家であり、もう一つは自由世界の天使長国家です。この三つのブロックが一つにならなければなりません。それから、父の立場は韓国です。父母の立場です。そのようにして、東洋はアベルの立場に、西洋はカインの立場に立って一つにならなければなりません。
エバ国家である日本は、今、裸の状態にあるのと同じです。宝石で飾りたてて真っ裸で横たわっているのです。ですから、男性たちが取り囲んで何が何でも征服しようとねらっています。その国々は、エデンにおける天使長と同じ立場です。しかし、日本は、完成したアダムが主人です。エバはそれを知らなければなりません。今、日本とロシアが和解しているのを知っているでしょう? 私がアメリカ政府を利用してそのようにしなければならないと言ったのです。
超宗教祝福結婚式の提案
二月一日から五日まで、インドのニューデリーにおいて、三十ヵ国以上の宗教指導者五十人以上が参席する中で、世界平和宗教連合会議が開かれた。この大会で真の御父母様は、郭錠煥会長を通して、各教団の代表者たちに超宗教祝福結婚式への同参を提案された。
ニューデリーで世界宗教大会をする時に、私が郭錠煥氏に命じて語らせたことは、「すべての宗教は結婚を合同でしましょう」ということです。そのような運動をしなければならないと宣布したのです。レバレンド・ムーンを代表として、今後、世界的なすべての家庭倫理を立てるにおいて宗教が先発隊となり、宗教同士で一つになり、この公式的な原理だけ合わせればよいのです。ですから、「さあ、結婚しましょう! あなた方教団同士で合同結婚式をして、すべての世界の祝福は私の名前で何万双でも何百万双でもしましょう!」と私が建議したのです。
そのようなことを世界的に宣布することにより、世界平和宗教連合をつくった責任者としての責任を全うするのです。やらないのは自分たちがやらないのであって、私は、そのことをしようと勧め、提議したのです。カトリックの神父と修道女も結婚させてあげなければならず、仏教の僧侶も結婚させてあげなければなりません。結婚させてあげなければ、すべて滅びます。すべて遊び人、フリーセックスの場所になってしまうのです。
十三の教団の代表たちが集まり、今後世界平和に向かう最短距離はこの道しかないという結論を下したのです。宗教が先頭に立たなければなりません。精神が平和を主導しなければならないのです。精神圏が宗教だからです。先生は、二大世界連合をつくりました。「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」がそれです。精神圏が宗教連合です。その宗教連合によって何をするのでしょうか。宗教世界にカイン・アベルはありません。宗教世界にカイン・アベルがないので、母が立つことのできる足場がないのです。この原則を中心として、父母が立ち得る位置に立たなければなりません。今の教団の代表たちが天使長の位置に立たなければならないのです。
共産世界の教育
七月二十三日、独立国家連合で『私の世界と私』という題目の四六判・二百十八ページの中高生用の原理教科書が発行され、新学期から活用されるようになった。これは、一九九〇年の真のお父様とゴルバチョフ大統領の会談を契機として、連続して実施された旧ソ連圏の大学生、総長、教授、中学・高校教師セミナーなどを開催した成果がその土台となっている。
一方、前年十一月二十二日の真のお母様のロシア講演後、カルミギア(Kalmykia)自治州のケリサンイルルンジオ大統領の送った教育部長官と女性団体連合会長が、真のお母様に、学生たちを「統一思想」で教育できるようになったことへの感謝を表し、真の御父母様に贈り物を贈呈した。また、ロシア連邦カリーニングラード(Kaliningrad)の教師連合会代表も、真のお母様に、同じ内容で感謝状を伝達した。
統一教会は、思想的にも怨讐である共産主義と闘いましたが、共産主義をなくして彼らを救ってあげようという目的をもっていたのです。ですから、共産主義が崩壊した時、アメリカは黙ってほうっておきましたが、レバレンド・ムーンは、先頭に立って共産世界の若い青年と政府の幹部たちを教育したのです。
ロシアのエリツィンが招待しましたが、行きませんでした。ロシアにおける政治的観点がそれほど良くなかったのです。ウクライナ政府の首相も、私を国賓として招待しました。放送言論媒体まで報道したのです。国を完全に任せますといって、自由に活用することを許諾したのです。ですから、全閣僚と公務員が二度も「神主義」の教育を受けました。
中・高等学校の教科書に「原理」を入れて教育を始めたのです。教育部長官が命令し、今年の夏休みに有名な学者と共に編集して、今(七月二十三日出版)出版しているそうです。十二月前に中・高等学校の先生に配布するようになっています。それが的中すれば、共産圏三十六ヵ国にいる二十億人類を包み込めるのです。共産圏でその教材を使用すると考えてみてください。
そのような世界的な転換圏に入っています。これまでソ連において、二年で十万人を教育したのです。その十万人の中には、連邦国会議員や政党の党首などの有力者が入っています。それから、天才的な学生たちが入っているのです。
高等学校の学生は、みな英語ができます。大学生は言うまでもありません。既に西洋社会、英語を使う国を支配することのできる準備を完全にしてあるのです。これを余すところなく掌握するのです。共産党の青年同盟本部はカープ(CARP:大学原理研究会)運動の基盤に、そしてその訓練場所はカープ要員の訓練場所になりつつあるのです。
私は、アメリカのアイビー・リーグの秀才たちをモスクワに連れていき、三回にわたって教育させたのです。モスクワの大学生たちがそこで講師になり、彼らに原理を教えたのです。考えてみてください。どのようになるでしょうか。彼らは、神様を否定してきた無神論者です。それなのにどうして神学を教えることができるのかというのです。「どうして二年間で無神論だった立場を否定し、神学の講義をすることができるのか」と、アイビー・リーグの秀才がみな驚いたというのです。
共産国家に対して
ソ連を崩壊させた人は先生でしょう? 先日の「ワシントン・タイムズ」の報告にあったでしょう! 共産党がなぜこの数年でこのように急速に滅亡したのか、それを準備した人はレバレンド・ムーンしかいないと報告したのです。それは、有名な学者も、「ニューヨーク・タイムズ」や「ワシントン・ポスト」も、ハーバードもできません。有名な学校の学者たちもできなかったことですが、レバレンド・ムーンが来て、共産党は未来を導く理論的な基準がないということを知り、完全に平定してしまったのです。学者たちはそれを知っています。
それは大変なことです。宣伝もせずに知らないふりをしていたのですが、既に自分たちで調べて「万歳! 文先生、万歳!」と言っているのです。津々浦々においても、山奥においても「文先生、万歳!」と言っているのです。統一教会の書物を研究する学者もそこに加勢し、夜通しその本を読んでいるというのです。このように四方から包囲作戦を継続していっているということを忘れてはいけません。
密使工作もしています。しかしそれは、天の使命のためにするのであって、一人の利益のためにするのではありません。自分個人の利益ではなく、全人類の未来のためにするのです。大法から見れば愛国者となり、悪魔側から見れば売国者となるのでしょう? そのような二つの境地を往来する自由解放のキーを統一教会は扱っているのです。
ソ連や中国のような所に先生が地下組織をつくったのは数十年前です。今でもしているのです。ソ連にあるものは半分だけ残っています。半分はどのようになったのかまだ分かりません。誰も知らない内容の仕事をしています。
ドイツも天使長国家です。ドイツの統一時代が来ました。天使長世界の統一時代が来たというのです・その統一を誰がしたのかというと、ゴルバチョフがしてあげたのです。そのような偉人に共産世界は侍らなければなりません。しかし、エリツィンが出てきて誤ったのです。三年だけ延長していれば定着していたはずなのにです。私との約束があったのです。しかし、途中で政治変動を起こして追い出したのです。
ゴルバチョフの三日クーデター革命期間(一九九一・八・一九~一一)に、三千人が生死を懸けて戦車の前で闘争したのですが、彼らは統一教会の文先生の弟子でした。ですから、ソ連の文教部から統一教会の責任者に感謝の手紙が送られてきたのです。「ソ連を救ってくれた統一教会の偉大さを褒めたたえます」といってです。
アメリカの大統領をつかみ、ロシアの大統領をつかめば、すべて終わるのです。どのようにしてつかむのでしょうか。彼らは投入する方法を知りません。私は、投入する方法、間違いのない方法を知っているので、数年もすれば、「あはー、文総裁のおっしゃったことは正しかった」と言ってあとから連絡が来るのです。今回、朴普煕氏が行って、争っているゴルバチョフとエリツインを和解させました。今回、韓国宗教協議会もそうではありませんか。誰の力でソ連の代表たちを呼んできたりしたのでしょうか。宗教協議会の会長の力でできたのですか、文総裁の力でできたのですか。誰の力ですか。「嫌だ」と言っても私の世話になるのです。今後韓国人は、私の名前を借りて、ただ飯をたくさん食べるようになるでしょう。
中東問題の調整
神側の宗教圏とサタン側の政治圏、宗教圏と政治圏が左右に分かれて闘う二つの世界になるのです。ですから、イエス様の十字架の右側の強盗は天の側を象徴し、左側の強盗はサタン側を象徴するのです。これが全歴史を代表するのです。
それから、バラバは前に立ち、キリスト教は後ろに立つのです。バラバ宗教圏はキリスト教の怨讐です。天が前に立つのではなく、サタン側が前に立っているのです。そのようにして天の宗教圏、キリスト教に反対するのです。右翼とキリスト教、左翼とイスラム教、このように二種類になって対立してくるのです。ですから、全世界的に見れば、左翼と右翼の闘っている所が韓国の南北であり、イスラム教とキリスト教が闘っている所が中東です。今後解決すべき世界の最大の問題は、この二つをいかに統一するかということです。
イスラエルとアラブ圏のPLO(パレスチナ解放機構)問題も、私たちの影響が大きかったということを知らなければなりません。二次会議を私が手を付けてきました。「ワシントン・タイムズ」が主管して行ったのです。会議をするのですが、二つの国の十八人がテーブルを挟んで、顔はこのようにして座っているのです。全く、私はそのようなものを初めて見ました。初めて知ったのです。全く、一つのテーブルに座っていても、話すこともできずにこのようにお互いを見てばかりいるのです。そのように会議していたのです。
そのような中に「ワシントン・タイムズ」が入っていったのです。今までアラブ圏に入っていて、約十年以上になる私たちの会社の特派員たちを前に立てたのです。彼らは、アラブ圏の秘密、イスラエルの秘密をすべて知っているのです。「皆さんが今までしてきたすべてのことは間違っている!」と言って、それを会議の場所ではっきりと明らかにしたのです。私たちの立ち会いのもとで会議をするのです。私たちは公正に取材し、これを明らかにしなければならないといってしたのです。このようにして彼らは、私が介在したことを本当に有り難く思っています。アメリカが介在することを嫌っていたのです。
北朝鮮の救済と解放
統一教会は北朝鮮宗教です。定州が統一教会の本山の地です。先生の本家(生家)があるのですが、そこが第二の聖地になっています。先生の家を金日成主席の家のようにしてあるのです。今、韓国の政府がひどい目に遭うようになっています。統一教会の食口は、今からは自由に北朝鮮に往来することができるでしょう。三月から四百人ずつ継続的に教会員を訪問させるプログラムが組まれています。
北朝鮮でも女性大会をしなければなりません。争っているエサウとヤコブをリベカが間に立って調整したのと同じように、お母様がこの間に立つのです。世界的な風土を備え、女性的権限をもってするのです。北朝鮮で私と約束したことは何かというと、お母様のすべての世界的な大会の中で最高に集まった大会以上にしましょうということです。韓国政府が反対してできなかったのです。
平和会議を通して金日成主席に「アメリカの言うことも聞かず、自由世界の言うことも聞かないで、私の言うことを聞きなさい!」と言うのです。ですから、私の言うことは「聞きましょう」と言うのです。大韓民国も大騒ぎでしょう。ここに経済的支援をしなければなりません。約千億万のお金を集めることができれば、北朝鮮を完全に解放することができます。そうかといって、そのお金を一度にはあげないのです。お金の管理を私がします。世界の人が私を信じているのです。
韓国を手放してしまえば、アメリカの将来はありません。ですから、いかなる困難があったとしても、アメリカは韓国を手放してはいけません。それゆえにアメリカは、どうやって金日成主席に会って説得するかということが問題なのです。複雑多端なので、国務省を通して人を送っているのです。先日、三十八度線を通って越えてくると新聞に出ましたが、それは、誰の手が及んでそのようになったのかみな知らないと思います。大韓民国が分かるはずはありません。先生は、国を守る万全の準備を整えているのです。
今後、私たちが金岡山に行ってくる時は、ビザが必要ないようにしようと思っています。自由に出入りできるようにするのです。そのようになれば、先進国家をはじめとして各国から先を争って入ってくるでしょう。そのようになれば、そこに民族村をつくり、その民族村を管理させればよいのです。世界の有名な人々が定年になれば、その管理人として、別荘地帯のように立派な邸宅をそこに建てて暮らすようにさせるのです。そのようになれば、その国の観光地は、ほうっておいても、先にそこに来るようになるのです。ですから、先を争って自分の地域を立派にしようとするはずです。そのようになれば、自分たちの地域は自分たちが管理するのです。
そのようにして世界の有名人がそこで演説をしたり、セミナーを開くようになれば、世界の有名人が先を争って演説やセミナーに参加するようになるはずです。そのような運動が三百六十五日の四季を超えて何年間か続けば、どのようになるでしょうか。そのような文化活動が繰り広げられることにより、みな親しくなるのです。そのような理想的な所になるのです。先生は、地上天国のモデル的場所をつくっておき、それを世界的な風習を通して、各国の民族性を中心として、このような環境を世界各国に造成させようと思っているのです。