二、真の子女としての先生
1、「先生はまだ神の前に真の息子だと言うことができない」




「今までの生涯をかけてきた先生におきましては、平安とか安楽の思いを持つことができない。まだまだなすべきことがある。夜であろうが、辛い立場に立とうが、それを乗り越えてなさなければならない使命の一点がいつも残っている。苦しみの立場を避けずして通らなければならない。苦労の道を通らないとすれば、それがサタンの起点になるかもしれない。生涯において、その一点をいかにサタンに奪われることなく勝利していくか、こういう切迫なる思いで復帰の路程を行かなければならない。一瞬一秒でも安心することができない生涯の道であるということを、あなたたちも知らなければならない。さらに、歴史過程における数多くの先祖たちの忠誠の道をすべて連結させて、完成という名前を付けて神に捧げる使命がまだある。それをなし得なければ、歴史過程において犠牲になった人々を復活させることができない。しかし、今までなした基準では、彼らを復活させることができない。彼らの基準に立ってなし得た勝利の基準を認めてから、彼らを復活させることができる。だから、復帰の道は難しい。
先生は、神の前に真の子女として立ち得ているかどうかというと、まだまだその道をさぐっている。世界の目的をなし得るまでは、堕落圏が残っている以上は、真の息子であると自分ながら言うことができない。神が自分に対してそう言っても、自分は神の前に真の息子であると主張することはできない。まだまだ果たさなければならない多くの使命、戦わなければならない多くの戦いが残っている。だから、いかなる迫害が襲ってきても、感謝で迎える心情の基準を今まで持っている。神の前に真なる子女になり得る、その基準までにはまだまだ遠い。これをいかに短期間のうちに果たすかが先生としての使命である。
こういう道を今まで開拓してきたし、これからも開拓していかなければならないのが先生の路程として残っている。では、いつ最後の基点をなし得るか。それは先生一人ではなされない。全体基準をいかにして連結するか、これが重大である。今まで六千年の歴史を通過してきた数多くの幸い復帰の路程より以上の辛さが先生のなすべき平面基準に残っている。」(一九六九・四・二十)
だから、



「祈りをするときも、『天の父よ・・・・・・』、祈りを始め、その後はものを言うことができす、そのまま夜を明かしてしまうことがいくらでもある。気がふさがることが余りにも多いので、天の父に対して面目がなく、祈りができないからである。天の父に対して申し訳がないからである。」(一九七一・十二・五)



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