2、「先生は一人でも行く!」




『先生は生涯をかけて、神の行かれる道の前に障害となる悩み苦しみがあったら、これを一身に背負って戦っていく。いかなる苦労の道も、いかなる迫害の道も、生死の境地に立っていく。誰一人助ける者がなくても、失望しない。たった一人、神を慰め得る者は我しかない、という決意に徹して今まで戦ってきた。今もそうである。もし世界の人々がなさなくとも、我一人でなす!」(一九六九・四・二十)




「先生は皆さんに負けない。今も戦っている。・・・・・・一人でも行く。君たちが休んでもいく。援助されなくても行く!」(一九七三・七・八)




「ある時には、一人なりに神に対して逆らったことがあるんであります。一人の男として生まれて、こういうような天地の秘密の内容を暴露することによって、世界は動揺し、自分の一生がメチャクチャになる。この道以外におさめる道はないのですか、と何回も拒否した立場がある。しかし神は、『君が責任を持たなければ誰かがしなければならない。誰かがしなければならない』と。それで奮起して三十余年の歴史を費やしてまだ果たされていないこの道に、戦いをその合戦を続けていかなければならない、そういう立場に立っている。それがどうして落胆するでありましょう。『雄々しく、尊く、尊く、目的に向かって、神のために進んでいこう』、その決意は、日が変わろうとも年が変わろうとも頭の毛が白くなろうとも、その心情は、変わりません。」(一九七五・二・十三)




「神は私に、『休暇をとるように』と頼み続けているが、私は『それをもっと後で取らせて下さい』と頼んでいる。」(一九八一・二・十)




『今まで語った路程は、先生がたった一人で歩んだ寂しい孤独な道であった。共に行く友も、支える者も、理解する者もいない孤独な報いを、先生は闘い抜いたのである。今まで共に歩んでも、本当に先生を理解できる者は誰もいなかった。
 三十年前に韓国の古い食口たちに語ったことも、誰も本当には理解できなかった。彼らは、知的にはわかったけれども、心情的にはわかっていなかったのである。そして三十年後の今になって、先生の所に来てこう言うのである、『先生が三十年前に言われたことが今わかりました』と。
あなた方も同じことで、先生が今語っていることが、三十年後に実現されてその時理解される、ということも多いだろう。
 今なお孤独な先生である。人間なら行きたいとは誰も思わない孤独の極限の道である。
しかし神御郷自身がたった一人で孤独な方であることをよく知っているが故に、先生は子と
して責任を持ってその使命を引き受けたのである。葉の復帰の道はけっして安易な道ではない。それは実に困難な道である。先生についてくることも困難なことである。」
先生としてなすへきことはすべてなしてこられたにもかかわらず、今のままでは「神様にすまないよ」と言われる先生は、親に対する子としての責任を果たそうとして今も歩んでおられる。



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