九、睡眠
①
「そうすると、一番時間が必要である。時間が先立つ。そうれにはどうするか。寝る時間を切ってしまう。」
②
「寝る時間が惜しい。寝る時間で決まっちゃうんだよ。寝る時間と戦う道しかない。」(一九七〇・十一・二十六)
③
「眠りを征服せよ。歴史的な人物たちは一日に三時間しか休まなかった。」(『御旨の道』 )
④
「明日には死刑台にのぼる時に、『君はこの一晩ちょっとでも眠らなかったら、それを避けることができる』と言えば君は眠るか。だからみな、まだ真剣じゃない。」(一九六五・九・三十)
⑤
「あなたたちが今やることをやらないで寝られるのか。蕩減条件がいくらでも残っているのに、それをそのままにしていびきをかきながら寝ることができるのか。とんでもないことである。そのようなものであるなら私は苦労しませんよ。」(一九六七・七・十)
⑥
「戦闘する時は不眠不休でなければならない。戦闘要員をつくる期間が必要だけれど時間がない。しかたないから突進しながら教育する。」
⑦
「もちろん人間は肉身を持った身だから、時には休まなければならない時もある。しかし、そのような時には神に対して」、
⑧
「『人類を復帰するための父の御旨があるのに果たせずして、彼らのために力を尽くせずに寝る自分を許して下さい』と祈って寝なければならない。」
⑨
「最近は、疲れた場合に昼でもちょっとスッとするんだね。昔は昼寝なぞ夢にも考えない。」(一九六七・六・十九)
⑩
「先生は夢うつつの境においても目が覚めればすぐに腹ばいになる。父母の心情を知った立場にいる先生が、平安に休むことができようか。」(『御旨の道』)
⑪
「自分から寝ようとしてはならない。」
⑫
「十二時になったら、『ああ寝る時間だ』と考えてはいけない。」
⑬
「知らずに寝ておった、とならねばならない。」
先生が北緯から
⑭
「南に下る八十里の道を歩く時、荷物を背負って居眠りしながら歩いた。」(一九七一・三・十四)
⑮
「先生はいつもトイレの中に入って腰かけながら眠り込んでしまう。・・・・・・また時には先生は風呂の中で眠り込んでしまうこともある。だから先生が風呂に入るときは、お母様はいつもはらはらして待っているのである。」
⑯
みんなを寝かして、それから三時半、四時半まで勉強した。時間がないから寝ない。疲れる暇がない。みんなは何時間寝るのだ? 六時間寝るのだったら、そのうちの二時間は先生のために、神のために費やせ。」(一九七三・七・八)
⑰
「眠りがなんだ。行く道がふさがれば国の運命が左右され、世界の運命が左右される。」
⑱
「神はそういうところに近づいてくる。」(一九七三・七・八)