十、疲れ




「先生はいくら疲れた時でも、やらなければならない責任を思えば、そのすべての疲れが一時にふっ飛んでしまう。」(『御旨の道』)




「夜帰ってきて疲れて目が痛くなる時、そうであればあるほど苦痛である。その時、今日自分は何のためにこんなに疲れたのかということは孝える必要はない。公的路程に立っているため、天の前に自分が損害を与えてはならない。天の前に利益を与える道を行けば、『神よ私を思わないで下さい』と言っても神は思わざるを得ないのである。そのためにいつも必要なことを皆さんは知らなければならない。いつも神の前に同情をうける者にならなければならない。」(一九七一・三・十四)




「何千万里も自ら行かなければならないその路程が残っているにもかかわらず、今、辛いと言って休もうとする子供と、(なんとしても引き連れていこうとする)親との関係と同じようなことがいくらでも続いてきた。」




自分が「『疲れた、足が疲れた』、と思うよりも神の方がそれをもっとよく知っているよ。しかし、神は疲れた者を頼っても、まだ命令するものが残っているんだよ。それを思う時、神に申し訳ない。その疲れを忍びに忍んで神の命令はこれだと感じた時、夜通ししながらその通りやる。終えてそこに寝ころんで寝る時、神は抱いてくれるよ。本当なんだよ。だから苦労というものは苦労そのものが悪いというんじゃないんだね。十字架が悪いんじゃない。」(一九七〇・七・三)




「先生は韓国においても、今までこういうことやってきたのは、御飯がないからそうするんじゃない、名誉がほしいからそうするんじゃない。譜かが恋しいからそうするんじゃない。これは、たった、神様をわかったから。そなたの、その心情がわかったから。そなたの悲しみというのは、我々には問題にならない。千万倍にもなる。例に、例えることができない。
 だから、いくら疲れておってもね、それを思えばね、ここに、あるいはこの場所に御心を受けついで、親孝行になることがあるかもしれない・・・・・・そう思った。
 だから、いざという立場に立ってね、そういうのを思うと疲れを忘れる。寝るのを忘れる。しかし、そういう思いでなく、自分に帰ったら疲れが来るよ。疲れが。だから、神はいつも保護する。神がいつも同情する。神が、いつも自分が寝る時に、その寝るのを見て、その手を神自身ながら、さわってみたい、抱きあって共に寝たい・・・・・・。神の同情心が、自分の寝るところに、自分のとまる所に、自分の働く所に何%ぐらい強いパーセンテージの力が働くかというその問題である。それがあれば、絶対死ぬところに落とし入れられても、絶対死なない。反対する多くのクリスチャンたちが、先生を死なさんがために牢屋に入れた。しかし、先生をそういう立場に追い入れた者がみんな死んで、死ねと言われた者は死なずしてのこのこ残っている。」(一九六五・十・八)



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