真の父母経

第四篇 第二章

祝福結婚式の歴史

この章の目次

第一節 三十六家庭の祝福結婚式

三子女祝福の摂理的意味

一九六〇年四月十六日、ソウルの青坡洞一街の旧本部教会で、金元弼・鄭達玉(チョンダロク)家庭、劉孝元・史吉子(サキルジャ)家庭、金榮輝(キムヨンフィ)・鄭大和(チョンデファ)家庭の三子女祝福結婚式が挙行された。真のお父様は、聖婚式の前に三子女の約婚式をされることにより、イエス様の三弟子を中心として一つになった理想圏を成し遂げたという条件を立てられた。そして、「祝福家庭も、信仰の三子女が約婚したのちに、自らが祝福を受け、その後、その三子女を祝福させる条件を立てなければならない」と語られた。

この日の祝福式では、万物を復帰する式である第一次式に続き、三双が永遠の夫婦になる祝福の礼式である第二次式が行われた。その第二次式は、「子女を復帰する式」と「婚礼本式」の順で進められた。真のお父様は、「一人の男性と一人の女性は、それぞれ神様の一性に似た者である。彼ら一男一女の結合は、神様のプラスの性稟とマイナスの性稟に似た中心体である。さらに、夫婦は、神様の全体を表象する理念の結合である。特に、男性はプラスの性稟を代表することによって真の父の分身となり、女性はマイナスの性稟を代表することによって真の母の分身となる。愛によって一つになることは、天宙を抱くことである。これは、宇宙の出会いである」という旨の婚礼の辞を下さった。そして、三子女の祝福は、霊肉ともの完成救援の意味があると語られた。

1 一九六〇年に父母様は、聖婚式を挙げる前に、三十六家庭のうち三家庭を約婚させました。そして、父母様が聖婚式を挙げたのちに、この三家庭を祝福してあげました。それは、イエス様を中心としたペテロ、ヤコブ、ヨハネのように、お父様を中心に三子女が神様の理想圏に立ったという条件を立てたのです。決して分かれることはできないという勝利的基盤を立てたのです。

2 アダムの代わりはイエス様であり、イエス様の代わりは再臨主です。再臨主も、完全に服従する三人の信仰の子女をもたなければ、真の父母の立場に立てないのが公式です。生死の境地を乗り越えて、迫害のまっただ中でも従っていき、孝道を尽くせる三人の弟子をもたなければなりません。お父様は、そのような三弟子を一九六〇年四月に探して立てました。

復帰路程は、逆に探し求めて上がっていくものなので、祝福は子女の立場にいる人が先に受けるのです。家庭圏はヤコブの家庭なので、十二数の基準を基盤にしなければなりません。三弟子、三子女を中心として、それと同じ基準を通過しなければならないのです。

アダム家庭におけるカイン、アベル、セツ、三人の復活体として相対基準をつくり、その基台の上で約婚の立場を越えて、実体的に父母の立場を決定したのが一九六〇年の聖婚式でした。神様の恨になっていたアダム家庭の三子女と父母が一体となった立場を確立したのです。それがこの地上において、歴史始まって以来、初めて韓国で成就したことは、世界的な事件です。この時から韓国に新しい歴史の運勢が回り始めたと言うことができます。その基台の上で、一九六〇年四月に三子女を祝福したのです。

3 このような神聖な儀式は、神様の希望であり理想です。アダムとエバが成熟すれば、かなえてあげようとした神聖な儀式です。神様の創造理想の心情の中にあったものであり、実に歴史的な出来事です。このような式典は、創造以後、初めて起きたことです。これから、皆さんの体は供え物の立場であるという心情で生きていきなさいというのです。一男一女は、無形であられる神様の実体対象として現れた息子、娘です。男性は神様のプラス性稟を、女性は神様のマイナス性稟を代表した実体対象なのです。

4 信仰の息子、娘が、皆さんのために命を捧げることができるでしょうか。自分のことを考えない信仰の息子、娘をもったでしょうか。それは簡単なことではありません。自分の息子、娘を十人育てるよりも大変なことです。

お父様もそうです。お父様は、お母様と聖婚する前に、三人の息子、娘の約婚式を行いました。そのようにしてから、聖婚式をしたのです。そのようにしなければなりません。

聖婚式は私が先にするとしても、そのような条件を立てておいてこそ不平を言わないのです。そのようにしたのは、アダム世界につないでカイン世界を生かすためには不可避なことです。三天使のような信仰の息子、娘はもちろん、自分のすべての所有を天のみ前にお返ししてさしあげなければなりません。

5 統一教会の祝福を受けた人たちは、血統が転換された人たちです。血統を転換するのが祝福です。祝福家庭は血統転換をしましたが、悪主権の中にいます。これを復帰しなければなりません。そのためには、父母様を中心として個人的に絶対従順で従わなければなりません。三天使長と同じ立場が三十六家庭の三家庭です。彼らが一つにならなければなりません。個人的にそのような基準に立って一つになり、その次は家庭的に一つにならなければなりません。この三家庭が一つになれなければ、個人が被害を受けるようになり、家庭が被害を受けるようになり、氏族が被害を受けるようになります。さらには、父母様の家庭にまで被害が及ぶのです。ですから、この三家庭が重要です。

三十六家庭は復帰された人類の先祖

三十六家庭の祝福結婚式が、一九六一年五月十五日、ソウルの青坡洞一街の旧本部教会で開催された。真の父母様は、三十六家庭をアダム家庭(第一家庭)、ノア家庭(第二家庭)、ヤコブ家庭(第三家庭)として、それぞれ十二家庭を立てられ、「彼らは地上と霊界の先祖家庭である」と語られた。第一家庭は既婚家庭であり、第二家庭と第三家庭は未婚家庭である。三十六家庭は、一九六〇年四月に祝福結婚をした三双と、一九六一年五月に祝福結婚をした三十三双を合わせた数である。祝福式は、「第一、第二、第三イスラエル家庭聖婚式」という名称で、午前四時三十分から午後五時まで、三次にわたって挙行された。特に、婚礼式は一双ずつ入場し、聖婚問答と聖婚宣布、礼物交換と握手、真の父母様の祝祷の順序で行われた。祝福式後、披露宴において真のお父様は、新郎新婦たちの蕩減棒行事を主宰された。新婚旅行としては、バスを借り切って仁川の松島(ソンド)と朱安(チュアン)を巡り、一緒に魚釣りを行った。そして、五月十八日の三十六家庭の家庭宣誓式のあと、任地活動に出発した。真の父母様は、「三十六家庭は真の父母様の家庭の金城鉄壁の垣根となり、肥やしにならなければならず、後輩家庭に対しては手本とならなければならない」と語られた。

6 三十六家庭は、復帰路程において、私たちの先祖たちが神様のみ前に召命され、遂行できなかった使命を完遂することによって、サタンに蹂躙された歴史を復帰した立場です。三十六家庭は、神様の復帰摂理の心情を継承し、完成した人類にならなければならないのです。すなわち、先祖にならなければなりません。神様の摂理において、失敗した先祖ではなく、勝利した先祖の基準を地上に確立させたのが三十六家庭です。ですから、三十六家庭は、復帰された人類の先祖なのです。

7 三十六家庭のうち、第一家庭である十二家庭は、既婚家庭です。既婚家庭が祝福を受け、この地に連結されることによって、自分たち同士で結婚して暮らしたのちに霊界に行った霊人たちが、地上と一体化するのです。この時には、霊界にいるすべての先祖たちが地上に再臨できるようになります。

それから、ノア家庭からアブラハム家庭まで、失敗して失ったものを取り戻しました。三人の息子を復帰することによって、ノア家庭が失敗したことを再び取り戻すのです。アブラハムの代は、ヤコブの家庭で終わるのですが、アブラハム、イサク、ヤコブの三代が、すべての縦的な歴史を横的に蕩減復帰するのです。自分の好きなように結婚した既婚家庭が祝福を受けることによって、そのような家庭を再び取り戻したという条件が立てられたので、結婚して霊界に行った霊人たちが、復帰される基準が立てられました。

次に、約婚段階まで来ている未婚の男女を祝福してあげなければならないのですが、これはイエス様と聖霊が約婚段階にあるのと同様です。しかし、彼らは、み旨を願う内的な心情的基準が強く立てられていませんでした。この段階で、未婚の男女を中心として、自分の時代以前の堕落したすべての人たちを束ね、代表として蕩減するために、三十六家庭の祝福が行われるようになったのです。ですから、三十六家庭は、失った三十六代に代わる先祖なのです。

8 三十六家庭の祝福は、先祖たちが失敗したことを、現実において横的に一度に蕩減復帰するためのものです。これをするための闘いが三十六家庭を中心として起きるのです。この世の人たちは、祝福について理解ができないでしょう。祝福を受ける人たちは、この世の父母や関係のある人たちと相談してはいけません。神様が意図されたことは、サタン世界の誰にも知らせたり、相談したりすることができません。ですから、神様の特権によって、皆さんが行くべき道を決定したあとに招請状を送ったのです。神様が子女を失った歴史的な恨を蕩減復帰しなければならず、縦的な歴史を現実において横的に蕩減復帰して、先祖たちの願いと先祖たちが立てようとした基準を再び取り戻さなければならない立場にいたので、三十六家庭を祝福したのです。

9 三十六家庭は、歴史的な蕩減条件を踏み越えた家庭です。ですから、現実的な基準で、天の家庭を前に立でて進まなければなりません。三十六家庭は過去の代表者であり、来られる主は現実の代表者になるのです。過去と現実がここで初めて完全に勝利した立場になるとき、世界的な出発をせざるを得ません。これが三十六家庭のもつ責任です。三十六家庭は、歴史的な蕩減条件を防ぎ止めることができる結実の家庭です。言い換えると、歴史的な蕩減条件圏を立てて誕生した家庭だというのです。それは歴史的です。父母様の家庭は、その歴史と時代的基盤の上で勝利した家庭、現実的立場で勝利的権限をもって現れた家庭です。ここにおいて、父母様の家庭と三十六家庭が完全に一つにならなければなりません。

皆さんの家庭は、父母様の家庭がなければ、現実において新しい世界へと進む道がないのです。皆さんの家庭が先頭に立って行くことはできません。父母様の家庭が、現実的基準を中心として先頭に立って行くのです。ですから、皆さんは後ろで垣根になり、肥やしとなって、父母様の家庭が発展できるように、あらゆる精誠を尽くざなければなりません。そうしてこそ、皆さんの家庭が発展するようになるのです。

第二節 七十二双、百二十四双、四百三十双の祝福結婚式

七十二双は、カイン・アベルの氏族的復帰型

七十二双の祝福結婚式が、一九六二年六月四日、ソウルの青坡洞一街の旧本部教会で開催された。七十二双は、カイン・アベルの二つの型として立てられた家庭であり、三十六家庭を基盤にした家庭型を氏族型に復帰した家庭である。この時から祝福結婚式委員会が結成され、祝福結婚式の趣意書が発表された。祝福式は、二十四双ずつ、三回にわたって行われた。

1 アダムとエバの息子であるカインとアベルから闘いが始まりました。それで、この世界をこのように台無しにしてしまいました。それは、その子孫たちが闘争の世界をつくったということです。これを蕩減復帰しなければなりません。そのためには、三十六代の息子、娘たちが、神様のみ前で、闘わずに一つになったという条件を立てなければなりません。ですから、カインとアベルに分立した数、すなわち三十六の二倍の数である七十二家庭を立てたのです。この七十二家庭が立てられることによって、カインとアベルが闘わずに四位基台をつくり上げる、歴史的な先祖の基盤を築いたのです。サタンに対して防備できる絶対的な基準が立てられたというのです。

2 神様の願いは、個人の救いだけではありません。家庭の救いを求め、氏族の救いを求めるのです。ですから、イスラエル十二支派の支派長だけではいけません。族長が必要だというのです。三十六家庭のカインとアベルが必要なので、これを内外として、横的に二つの家庭を連結させ、七十二家庭を立てました。これは横的世界の出発のためです。これは族長になります。族長圏が生じるのです。

3 七十二家庭は、イエス様の七十人門徒に該当します。この家庭は、イエス様が十二弟子と七十人門徒を中心として氏族を編成しようとしたものを実現した型です。イエス様の十二弟子と七十人門徒を家庭型で復帰した氏族型が七十二家庭なのです。言い換えると、三十六家庭と七十二家庭は、イスラエル民族を中心としたイエス様の十二支派と七十人門徒のようなものであり、イスラエル民族を指導できる代表的な型を復帰した型です。これは、神様がイスラエルを中心として復帰しようとした基本数がすべて復帰された型なのです。

公開された最初の祝福行事、百二十四双

百二十四双の祝福結婚式が、一九六三年七月二十四日、ソウル市民会館で開催された。百二十四双は世界を代表し、イエス様の百二十門徒を象徴する。百二十四双の祝福結婚式は、韓国人だけで行った最後の祝福であり、公開して開催された最初の祝福である。祝福結婚式後、新郎と新婦たちは、百五十台の自動車に分乗してソウル市内でカーパレードを行い、市民の注目を集めた。

4 私たちが祝福結婚式を外部に公開するようになったのは、百二十四家庭からです。それは世界型だからです。大韓民国は、既にキリスト教圏から見ても、世界的な現時点から見ても、世界の運勢を中心として摂理を推進する主体国なので、百二十四家庭を世界の代表として設定する時だと考えたのです。百二十四家庭は、世界を代表する型です。三十六家庭と七十二家庭の祝福は、私たちの教会内で行いました。これは、ユダヤ教を中心として民族形成の基盤を築くのと同じことなので、私たちの教会を中心として内的基盤を確保するものです。

その次に、外的基盤を見ると、世界史的なキリスト教文化圏と接触するために、百二十四家庭を中心として世界基盤を拡大していくのです。百二十四家庭が祝福を受ける時には、国連の加盟国も百二十四カ国になるべきなのですが、それが間違いなく合うようになります。それは、世界国家の代表である韓国において、内的蕩減の要因を確立させる世界史的な条件を立てる祝福だったというのです。

5 イエス様の十二弟子の十二数を十倍した百二十数は、平面的な世界を代表できる数です。ですから、この百二十人門徒と同じ数を合わせるために、百二十双の祝福をしたのです。本来は百二十家庭ですが、四方数である四双を加えて、百二十四家庭を祝福しました。イエス様の百二十人門徒に代わる百二十四家庭は、世界的な型です。

その人たち自体に世界を統治し、世界を支配できる権限があるというのではなく、世界の代表型として、世界的な蕩減条件を立てる基盤になるということです。ですから、百二十四家庭を立てることによって、神様が世界的に訪ねてこられ得る基準を立てるようになったのです。それゆえ、国連の加盟国が百二十カ国を超えれば、その時が終末だと言えるのです。

6 百二十四家庭の祝福をする時、その中には前科者の四家庭を入れました。必ず、前科者たちを入れなければならないので、入れたのです。天の役事(働き)は、犠牲にするための役事ではなく、万民を救うための役事なので、信仰をもつ信者はもちろんのこと、信仰をもたない良心的な人、罪を犯した人、監獄に入っている人までも、みな救ってあげなければならないというのです。ですから、世界的な国家代表を立て、家庭的な門を立てて、世界万民が入ってこられるようにしたのです。

それと同時に、今までに罪を犯して獄中で呻吟している人までも通れる門を立てて、開けてあげなければなりません。そのような意味で、百二十四家庭を中心とした祝福の基盤が成立するようになったのです。

7 百二十四家庭の祝福結婚式をする時は、とても素晴らしかったのです。結婚式が終わってから、みなタクシーに乗ってソウル市内を回りました。百五十台のタクシーが走るので、市民たちはみな驚きました。首都ソウルがひっくり返り、三千里半島が揺らぐ立場で挙げるこの結婚式は、男性でも女性でも。一度やってみる価値がある結婚式ではないでしょうか。今後、世の中が私たちに付いてくるかこないか見てみようというのです。次は外国人たちも連れてきて祝福式を行う予定です。

四千三百年を蕩減する四百三十双祝福結婚式

四百三十双祝福結婚式が、一九六八年二月二十二日、ソウル市民会館で開催された。四百三十双は、韓国歴史四千三百年を蕩減復帰する型である。真の父母様は、日本からの三人を含めることにより、祝福を外国に連結する条件を立てられた。この祝福結婚式後、新郎と新婦たちは、観光バスと自動車に分乗し、ソウル市内でカーパレードを行った。

8 統一教会が韓国で、まだ国家基準の蕩減ができていない状態で執り行われたのが四百三十双の祝福でした。四百三十という数字には、どのような意味があるのでしょうか。祝福をした年の檀紀四千三百年と、イスラエル民族のエジプト苦役路程四百三十年に該当するのが、四百三十という数字です。イスラエル民族の理想である民族解放の基準を中心として、韓国のすべての国民が、神様のみ旨の前に立てる道を開いてあげたのです。それは相対理想の道です。

今までの宗教のように、個人の理想を中心として道を開いてあげたのでは役に立ちません。統一教会は、相対理想の道を四方八方に開いてあげました。ですから、全国民を動かし、歴史を通して歴史的蕩減の実体を自分の一代で成し遂げなければなりません。

9 韓国が開国してから四千三百年となったその年に、四百三十家庭が祝福を受けました。ですから、四百三十家庭は、すべての氏族を代表しているのです。大韓民国のすべての氏族を代表して参加したのです。一人も入れなかった姓氏があったとしても、親戚関係、母方の実家や叔母の家などから入るので、すべてが連結されます。各姓氏がみな四百三十家庭と連結されるというのです。ありとあらゆる人がすべて入りました。

また、歴史を見る時に、赦されない罪を犯した人も入っています。大韓民国の全国民にも、四千三百年間経過する中で、罪を犯して天のみ前に立てなかった人にも、道を開いてあげたのです。すべてひもを付けて橋を架けてあげました。そうなることによって、大韓民国がおのずと生きる道ができ、天の国と連結され得る道ができるのです。

10 三数と四数は天と地を象徴します。四数と三数を掛ければ十二数になります。十二数は調和数です。天地の調和数が十二数なので、全体数を代表します。ですから、大韓民国において四千三百年目に、四百三十数に該当する祝福をしてあげたのです。大韓民国において、四百三十数を合わせて祝福してあげたのは、大韓民国の家庭は、誰でもみな、いつでも自由に天国に入っていけるという意味です。ですから、天国にすべて入っていけるという条件を立てたのが、四百三十家庭の祝福なのです。国家基準を中心として見れば、誰でも天国に入っていける基準が、四百三十家庭の祝福によって設定されました。

11 一九六〇年を中心として、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭を中心に今まで歩んできているのです。そして、七年路程の最後の峠を中心として、四百三十双(実数は四百三十六双)を祝福してあげようと思います。それは、六百六十六数以上の祝福数を立てなければならないからです。六数はサタン数であり、その位置は神様のみ前では怨讐の立場です。私たちは、この六数を越えなければなりません。ですから、既成家庭まですべて合わせて七百六十家庭が、七年の期間内に祝福を受けることになるのです。

12 お父様は、エバを復帰し、天使長を復帰したので、ついに責任を果たしました。アダムとしての責任を果たしたというのです。このような環境で、家庭を中心として息子、娘たちを愛し得る時になれば、善なる人が蕩減する時代ではなく、悪なる人に蕩減させて、善が利益を得る時代に変わるのです。これからは統一教会の運勢圏に入ってくるようになります。皆さんが祝福を受けて一つになり、氏族メシヤとして家庭的四位基台の基盤を整え、お父様のように四方に上がるようになる時、天運はここから動くというのです。天の復帰摂理は、この原理を通過しなければなりません。このような世界を中心にしなければ、天国を完成できません。

ですから、皆さんの家庭は、父母様の家庭と完全に一つにならなければならないのです。中心を離れた枝はあり得ません。お父様は、四百三十家庭を祝福する時に、「氏族メシヤになりなさい」と言いました。言い換えると、イエス様と聖霊と同じ使命、すなわち「復活したイエス様」と「聖霊」の実体として、その氏族を救う役事をする氏族メシヤになりなさいということです。霊的ではなく、実体としての氏族メシヤの使命を果たしなさいというのです。

十カ国、四十三双祝福結婚式

真の父母様は、一九六九年の第二次世界巡回路程中、十カ国、四十三双祝福結婚式を主宰された。そして、「世界巡回中に行われた十カ国、四十三双の祝福は、韓国の四百三十双と連結させ、世界に祝福を連結させる意味がある」と語られたのである。真の父母様は、二月二十八日にアメリカのワシントンDC教会で十三双(新婚七双、既成六双)、三月二十八日にドイツのエッセン教会で八双(新婚七双、既成一双)、五月一日に日本の東京教会で二十二双(新婚十二双、既成十双)を祝福された。

13 一九六八年から始まった第二次七年路程を中心として、世界が回っていきます。世界では、カインとアベルが闘っていたのと同じ立場で、右翼と左翼が闘っています。この争う世界を収拾して、新しい家庭、新しい社会、新しい国家、新しい世界を築いて、発展していかなければなりません。それが原理観です。それが、統一教会の果たすべき使命です。

こうして、一九六八年一月一日を中心として、「神の日」をこの地上に設定しました。この日は、統一教会として勝利した日です。そうして、四百三十双まで祝福してあげました。このような勝利の日を横的に、世界的に連結させなければならないので、父母様は一九六九年に世界を歴訪しながら、四十三双を祝福してあげました。これは、韓国における四百三十双の祝福と連結したものです。

四十三双を祝福してあげることにより、十カ国を横的な舞台に連結させたのです。韓国で成し遂げられたことを世界化しなければならないというのです。

14 四十三双の祝福は、国際結婚が多いのです。アメリカ人はドイツ人、オランダ人はイギリス人、このように国際結婚をさせました。(欧米では)同じ国の人同士では、ほとんど結婚させませんでした。世界を復帰するためには、民族的な感情や愛を超越して、世界的な感情をもたなければなりません。それで、国際結婚をさせたのです。そのようにしても、全員が「うれしい」と言うので、それを見るお父様も気分が良かったのです。

お父様が祝福をしてあげたあと、彼らに「韓国のために何をするのか」と尋ねました。彼らはみな「何でも仰せのとおりにします」と答えました。歴史上に、アジア人の一人として、ヨーロッパでこのようなことをした人は今までいません。このようなことを見ながら、「統一思想」がどれほど途方もないものかを、いま一度感じさせられました。

15 四百三十家庭を祝福することによって、大韓民国が統一教会と連結され得る立場に立つようになりました。それは、韓国の国民が、統一教会を信じてはいないのですが、四百三十家庭を中心として第三イスラエル圏の恵沢を享受できる圏内で、蕩減条件を立てたのと同じだというのです。ですから、大韓民国が選民圏になったのです。

四百三十家庭を祝福したその次は、世界的に大韓民国の領土と国民を拡大させなければなりません。まず聖地を選定し、それから四百三十家庭に接ぎ木の役事をしなければなりません。ですから、第一次世界巡回で四十カ国を中心として聖地を選定し、第二次(世界)巡回において四十三家庭の祝福をしました。四百三十家庭に相対する数の四十三家庭を、日本とアメリカとドイツを中心として連結させるのです。これは世界史的です。そうすることによって、世界の数多くの信仰をもっていない人類も、イスラエル圏の恵沢を受けられるようになりました。

四千年あるいは六千年の間、ユダヤ教とキリスト教の歴史を経てきましたが、そのように伝統を引き継いで信じてきた彼らと同じ恵沢圏内に、たとえ信じていなくても、平面的時代において加われる特権を与えるというのです。このような基盤が形成されました。

既成家庭の祝福結婚式

既成家庭だけの最初の祝福結婚式が、一九六三年二月八日、二十六双が参加する中、ソウルの青坡洞一街の旧本部教会で挙行された。そして、四月七日、二回目として、二十七双に対する祝福式が開催された。彼らは、祝福結婚式を受ける前に家庭を築いていた夫婦であり、大部分が協会の草創期に貢献した、教会の元老クラスの食口たちであった。真の父母様は、彼ら既成家庭が、後輩家庭の手本となり、垣根にならなければならないことを強調された。一方、一九九二年四月十日、「世界平和女性連合」創設大会の直前行事として、千二百六十七双の世界既成家庭祝福結婚式が行われた。この日は、韓国と日本をはじめ、三十三カ国から参加者が集った。特に、真の父母様は、中東のイスラーム圏九カ国から四十五双が参加することにより、宗教と国家を超越して祝福が公に開放されたと語られた。

16 既成家庭とは、この世において自分たち同士二人で結婚して築いた家庭です。その家庭が、神様の願う家庭として認められるためには、原理的な立場から見るとき、男性ならその男性が、神様が家庭を中心として探し求めてくる歴史において、代表的な中心者にならなければなりません。さらにまた、歴史的な伝統を引き継げる男性にならなければなりません。アベルからノア、アブラハム、モーセに至るまで、私たちの先祖たちが神様の歴史を支えた伝統的起源を、そっくりそのまま引き継ぐべき代表的存在が、家庭をもった人なのです。

それでは、その家庭を代表する男性が身につけていくべき思想や生活観、生涯路程とは、どのようなものであるべきでしょうか。既成家庭を中心として愛していた、その愛以上の立場に、男性が先に立たなければなりません。それにより、昔家庭をもって夫婦同士で愛し合っていた立場を否定して、新たに結ばれた夫婦として、歴史時代にない新しい愛の絆を立てなければなりません。

17 既成家庭は、既成家庭ではない家庭の垣根にならなければなりません。言い換えると、歴史時代にアベルが犠牲になったことを蕩減してあげられ、家庭的摂理においてアベルが信じられる家庭にならなければなりません。

過去においては違いました。過去にはお互いに反発の要因になりました。しかし今は、問題があれば訪ねていって相談することもでき、相談だけではなく、自分を訪ねてきた家庭を誰よりも心配し、保護してあげられる家庭にならなければなりません。家庭として見れば、兄の家庭と同じだからです。カインは兄です。アベルは弟です。皆さんはすべて兄弟たちです。既成家庭が兄ですが、これは願わざる兄の立場に立ったのと同じです。

したがって、祈るにしても、どちらがたくさんしなければならないのでしょうか。過去にはアベルたちが、よりたくさんしました。カインを救うために、アベルが天のみ前に多くの精誠を捧げたのです。しかし、今の時代は、カイン家庭がアベル家庭のために、より多くの精誠を捧げなければなりません。

18 大抵、既成家庭は、今まで暮らしてきた習慣的な生活をそのまま保っていきやすいのです。昔と違うところがありません。祝福を受けて変わったこととは何かというのです。昔のその男性と同じ立場、その女性と同じ立場にいるので、まかり間違えば常習化しやすいのです。そのような立場にとどまってはいけません。新たに家庭を編成したので、その家庭は昔の家庭よりも歴史的な家庭にならなければなりません。男性が女性のために生き、女性が男性のために生きるとき、昔とは異ならなければなりません。昔は自分たち二人だけのために生きましたが、今は自分たちだけのために生きるのではなく、神様のために生きなければなりません。

アダムとエバは、神様のために生きられなかったことによって堕落し、悲しみの家庭として出発しました。既成家庭の人たちが、そのような神様の秘められた心情を解いてさしあげ、解怨成就してさしあげられる夫婦になる時、神様はその家庭を基盤として新たに訪ねてくる息子、娘を中心として、希望がもてるのです。

19 既成家庭で育っている子女は、祝福を受ける以前の子女とは違います。また、父母とも全く違います。そのように格段の差を決定し得る責任は、まず男性にあり、その次に女性にあります。夫婦がこの責任を十分に果たさなければなりません。また、この夫婦がすべきこととは何でしょうか。妻は、堕落した男性に侍る立場に立ってはいけません。また、男性は、堕落した妻に侍る立場に立ってはいけません。結局は、堕落しなかったアダムとエバの基準を立てて、初めて侍ったと誇れなければなりません。ですから、既成家庭は、昔と次元が異なる立場にいる家庭であることを知らなければなりません。

祝福を受けた家庭として、なおかつ既成家庭として、再び結ばれたその家庭が、天のみ旨を中心として一つにならなければなりません。一つになれなければ、天のみ前にそれこそ面目がありません。

過去においては、天のみ旨を知らない立場で悲しみの歴史を綴ってきました。み旨を中心として新たに結ばれても、昔の伝統と習慣に染まった生活形態を反復すれば、それは天のみ前に二次的な悲しみを呼び起こすのです。そのようなことがあってはいけません。ですから、昔とは著しく変わらなければなりません。新しい歴史の流れをわきまえて、新しい伝統を樹立すべき責任が既成家庭にあるのです。

20 既成家庭は、新しく祝福を受けた家庭の人たちが、よく見ていることを知らなければなりません。新しく祝福を受けた家庭の人たちは、自分たちだけで新たに家庭を出発したので、家庭に関することをよく知りません。また、子女を育てることにおいても、既成家庭と比較し、まねしやすいのです。このような点から見ると、既成家庭は極めて重要な立場にいます。ですから、既成家庭は、過去とは違う立場に立って模範にならなければなりません。過去とは異ならなければならないというのです。著しく違わなければなりません。著しく違うものにならなければ、天の家庭、天が願う家庭として立つことはできません。

また、カインの立場だとしても、自分一人ではありません。新しく祝福を受けた家庭の前に、カイン的な家庭として模範にならなければならず、そこにプラスにならなければなりません。このような伝統が、統一教会の既成家庭を中心として成立しない限り、今まで自分たち同士で結婚した世界の数多くの家庭は、復帰される道がないのです。

21 私は、家庭で自分の好きなように生きてきた人にも、すべて道を開いてあげる特赦を下しました。祝福を受けなさいというのです。自分の父と母を、堕落していないアダムとエバの立場、堕落していない天の国の息子、娘の立場に立ったのと同様の価値として認定するのです。統一教会でそのように認定すれば、世界的にも認定せざるを得ません。

お父様が「世界平和女性連合」の創設とともに、女性解放運動を通して門を開け放つことによって、家庭を中心として堕落したアダムとエバが、再び家庭基準に帰ってきた立場に立ったので、外的世界の家庭に特赦を与えるのです。それがいつでもあるわけではありません。この期間が過ぎれば、すべての既成家庭が祝福を受けるためには、氏族メシヤの前に出ていかなければならなくなります。氏族メシヤたちが祝福をするのです。

22 太陽は、朝、昇る時間になれば、自動的に昇ってきます。ですから、与えられた難しい条件の中でも、世界の人たちのために環境を創造して祝福をするのです。それは歴史的です。本格的な祝福は一九六一年からです。そして、祝福が世界化するのは一九九二年からです。その時までは忍耐し、一九九二年から拡張させたのです。統一教会の祝福を世界化したというのです。女性時代の到来とともに、そのようにしました。

23 キリスト教とイスラームは、イスラエルの立場から見れば怨讐です。彼らは、自分たちが一つになるとは夢にも思っていません。しかし、彼らを一つにしなければなりません。ですから、一九九二年四月十日、世界既成家庭祝福結婚式を通し、お父様がお母様と共に、彼らを祝福してあげました。イエス様が亡くなることにより、真の母を探し出せませんでした。それゆえ、今回の祝福結婚の祝宴とともに、すべてを連結したのです。イエス様の復活圏です。それは国家基準です。

ローマを踏み越えて世界的版図の上で再び生き、二千年歴史を超越して勝利的版図を固めて救い、お母様を世界的エバ圏として立てておいたのです。ですから、女性解放時代が来るのです。今や最後です。祝福をしてあげれば、すべて終わります。そうすれば、地獄に行く道が一八〇度、回るのです。

24 今まで全世界にいる祝福家庭は、すべて同じ水準の位置に入ってきています。キリスト教徒や他の宗教人を問わず、真の父母の特権によって、すべての家庭を同じ位置に立ててあげるのです。

アベルを祝福したのは、カインを祝福してあげるためです。ですから、同じ位置に立てるのです。

祝福家庭の父母たちは、自分の好きなように結婚して、統一教会に反対した人たちです。その父母たちを、氏族メシヤという名を中心として、堕落していないアダムとエバの位置に上げなければなりません。このようにして、真の父母様を中心として、家庭、氏族、民族、国家、世界的なすべての中心分野に連結されるのです。

ですから、一九九二年八月の「世界文化体育大典」の時に、全世界的に一般の既成家庭に門をすべて開けてあげるのです。祝福を受ける立場に立てば、天の血族圏内に入ってこられる道が開かれるようになります。

独身祝福式

最初の独身祝福式が、一九六三年三月二十八日、ソウルの青坡洞一街の旧本部教会で挙行された。年齢問題などの事情により、地上で相対を迎えて祝福を受けられない場合、まず独身祝福を受け、霊界において相対に出会えるようにしたのである。この日の祝福式には、入教六年、六十歳以上になった食口四十一人(男性一人、女性四十人)が参加した。以後、数回にわたって独身者の祝福式が開催された。

25 年を取っているために、嫁ごうにも嫁げない六十歳以上の人たちに対して、一九六三年の「父母の日」に集まるように言いました。彼らが死んだあとに行く、家庭的な楽園型をあの世につくってあげるためです。今までの楽園は、家庭的な楽園ではありません。相対関係が決定されていませんでした。天使世界のように、すべて相対がいません。しかし、この時代において父母様が、そのような年を取った人たちに、この地で相対理念をもたせて、あの世に約束された楽園的な家庭をつくっておかなければなりません。

天国は本来、家庭を中心として、父母や妻子を引き連れて入る所なのですが、それができなかったので、父母様が、楽園的な天国がつくられるようにしなければなりません。ですから、その人たちを保護してあげなければならないのです。地上で相対と結ばれずに死んで霊界に行くようになれば、霊人たちの相対になれるという約束の基準だけでも立てておかなければなりません。

26 お父様がアダムの立場で、堕落したエバを復帰してこそ、この復帰されたエバを通して、自分の相対を復帰してあげられます。お父様がエバを復帰してあげるので、初めて天の側に立つようになることによって、未来の夫を探してあげられるというのです。アダムがエバの言うことを聞いて付いていって堕落しましたが、復帰時代には、完成したエバの言うことを聞ける霊人を探し出し、それと一つになることによって復帰するのです。

そのように霊界で相対を探し出して約婚式をし、エバ復帰式をして、その次に、聖酒を通して霊的に愛を復帰してあげる式をするのです。それをしていってこそ、皆さんがあの世で選択権をもてるのです。そこには待っている霊人たちがたくさんいます。数多くの霊人たちが自分を相対として選んでくれることを願っています。そのような特権があるのです。ところが、特権があるからといって、皆さんが先に行って「私たちだけで暮らしましょう」とは言えません。父母様が行く時まで待たなければならないのです。私が霊界に行って承諾しなければなりません。皆さんの思いどおりにはできないというのです。

27 一九七八年十一月七日午後五時五十三分を期して、百一双の約婚式を挙行しますので、聖なる(天の)お父様の名によって許諾してください。この地上にいる娘たちと、霊界にいる息子たちが一つになり得る縁を許諾してください。地上の娘と霊界の息子を相対として結んであげるに当たって、未来に永遠なる世界に行き、家庭を築ける権限を天の名と真の父母の名によって与えますので、お父様、お受けください。

全霊界の霊人たちが願う崇敬の的として、一人一人が残ることを知っております。彼らと共に、地上のある期間を過ごし、霊界に行って結ばれ得る一つの縁をここに決定いたしますので、お父様、お与えください。そうして、霊界に行っても真の父母の名とともに一つになることによって、永遠なる夫婦の縁を設定することを願いますので、お父様、許諾してください。地では実体をもち、霊界では未来の条件的な霊的実体として祝福の道を開くことを願いますので、お父様、許諾してください。この百一双の約婚を許諾してくださることを願いながら、これより挙行する結婚式も許諾してくださることをお願い申し上げます。

第三節 七百七十七双、千八百双、二千七十五双、六千双の祝福結婚式

国際祝福結婚時代を開幕した七百七十七双祝福結婚式

七百七十七双国際祝福結婚式は、一九七〇年十月二十一日、ソウルの奨忠(チャンヂュン)体育館で開催された。この日の祝福式には、韓国から五百三十九双、日本から二百三十五双、欧米から十六双など、十カ国から合計七百九十双が参加し、祝福式後、新郎と新婦たちは、四十二台の大型バスに分乗して、ソウル市内でパレードを行った。真の父母様は、「七百七十七家庭の祝福を通して、祝福結婚式を世界的に拡大する意味がある」と語られた。

1 一九六九年に、世界の数多くの国を代表する四十三家庭を祝福してあげました。国家基準の四百三十家庭の前に、四十三数の相対的家庭です。韓国のすべての氏族たちが天の圏内に加わる特別な恩恵を受けたのですが、これは世界の民族が加われる内的基盤になりました。この相対的基準を連結させれば、外的世界の氏族も内的世界の蕩減基準にある韓国民族と連結され得るというのです。ですから、それ以降は、国際結婚時代に入ります。

韓国の統一教会員は、韓国の民族的統一教会員ではなく、世界的統一教会員になるのです。ドイツの統一教会の食口がいれば、その食口はドイツの民族的統一教会の食口ではなく、民族的統一教会の食口を越えて、世界的統一教会の食口圏内に入ります。結婚国際連合時代です。そのような時代に入るので、その時から七百七十七双を中心として、国際結婚時代が始まるのです。

2 世界は、統一教会の運勢圏に入ってきて、次第に動くようになります。ですから、一九七〇年十月二十一日に、初めて国際祝福結婚式をしました。それが七百七十七双です。これは、世界的にすべてのものが近づいてきていることを意味します。七百七十七双を祝福する前までは、父母様が直接行って祝福をしてあげました。韓国に連れてきて祝福をしてあげてはいけないというのです。

ところが、初めて韓国で世界的に七百七十七双の国際祝福結婚式をしました。そこに十カ国の人が参加しました。このようにして家庭理想を中心として、世界のどの国であっても、神様に帰っていける道が完成したのです。この時を中心として、世界の運勢は統一運勢へと戻ってこられるようになりました。

3 父母様が、一九七〇年の七百七十七双祝福式に十カ国を参加させたのは、世界を代表して十数を蕩減するためでした。それによって、家庭を中心として世界的に新しい支派を編成できます。世界的に結んだので、世界的な支派を編成できるのです。

超民族的な基準で新しい支派編成ができる基準を立てておいたというのです。そうしなければ、韓国人以外はここに入ってこられません。韓国民族本位で進むようになれば、超民族にはなれません。しかし、このようにすることによって、超民族的な道が開かれるのです。キリスト教が世界的な基盤を築いてきたその型を、私たちが摂理的なみ旨の前に民族編成をし、世界を代表する蕩減的な民族型としてまとめておいたのです。

4 七百七十七家庭の祝福を通して、世界のどの民族であっても天に行けるように橋を架けました。十カ国を中心として役事をしたのです。四十三双も十カ国の人が参加しました。十数以上にならなければなりません。世界の十カ国が初めて天と共に、横的に左右に往来でき、家庭がどこに行ったとしても引っ掛からないように門を開けておいた世界的な宣布式が、七百七十七双の祝福です。三掛ける七は二十一、三数と七数の恨の峠を蕩減復帰する目的は、二十一年路程において、霊肉界と男女を中心として、サタンの提訴圏から逃れるためです。

世界的に祝福家庭が讒訴圏から逃れ得る完全な基盤を、十カ国を中心として築いておいたのが七百七十七家庭です。それが終わったので、韓国のものは世界のものになり、世界のものは韓国のものになるのです。

5 七百七十七家庭は、三年間は先頭に立たなければなりません。最後の使命を遂行しなければならないというのです。今まで祝福家庭は、そのようなことがありませんでした。このように祝福が全般的に成就されることによって、神様の願いは今、地上で成し遂げられつつあるのです。個人から家庭、氏族、民族、国家、世界へと行くために、カインとアベルが一つにならなければなりません。上がるためには、カインとアベルが勝利しなければならないのです。それが原則です。ですから、世界のために犠牲にならなければなりません。各国がそのようになれば、世界統一は自動的に訪れるのです。お父様はその戦法で歩んでいます。

世界的に注目を集めた千八百双祝福結婚式

千八百双国際祝福結婚式が、一九七五年二月八日、ソウルの奨忠体育館で挙行された。この日の祝福式には、韓国から八百九十二双(在日同胞十八双を含む)、日本から八百十一双、欧米から百十一双、台湾から二双など、合計千八百十六双が参加した。この中で、八十七双が国際的なカップルとなり、合計二十カ国の人々が参加した。祝福式では国土統一院長官の祝辞が述べられ、行事後、ソウル市内でパレードが行われた。

6 一九七五年二月八日に千八百双の祝福結婚式を挙行しました。統一教会が個人的に初めて公に姿を現し、家庭的に初めて公に姿を現すときは、父母様の家庭だけではなく、全世界の統一教会員たちが、世界の前に現れなければなりません。このような神様のみ旨があるので、家庭的に勝利して一つの杭を打たなければならないのですが、第一次七年路程、第二次七年路程の功績を土台として、第三次七年路程の上に、父母を中心として皆さんの家庭を平面上に横的に展開させ得る、一つの示威、一つの攻戦を広げたのが、千八百双の祝福行事でした。

7 第三次七年路程に入って、すぐに千八百双の祝福が行われました。第三次七年路程は、神様のみ旨から見ると、堕落圏ではなく完成期圏内に突入したので、皆さんがこれを歴史的に輝かしい伝統として残さなければなりません。千八百家庭の祝福は世界的な祝福です。二十カ国から集まってきて世界史的な祝福を受けたのです。

世界の超民族的な伝統基準を立てるに当たって、韓国を代表する皆さんは、恥ずかしい男になってはいけません。各国がその競争です。韓国ではたくさんの家庭が祝福を受けたのですから、主体国として輝かしい伝統を立てなければなりません。アダムとエバが自分たちの思いどおりにして堕落しましたが、それと同じようにして再び堕落するのではなく、神様と父母様のみ言を絶対的な支えとして、神様が願い、父母様が願う家庭にならなければなりません。

二千七十五双と六千双祝福結婚式

一九八二年七月一日、アメリカ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、二千七十五双国際祝福結婚式が開催された。真のお父様が法廷闘争をしている過程で開催されたという点で、その意義は大きい。この祝福式には。一九七九年五月に約婚式を挙げた七百五双と、一九八〇年十二月に約婚式を挙げた八百四十三双、一九八二年六月に約婚式を挙げた六百五十三双が参加した。一九八二年十月十四日には、ソウルの蚕室(チャムシル)室内体育館で六千双国際祝福結婚式が開催された。六千双の祝福結婚式には、韓国から千五百双、日本から三千六百双、東南アジアから九十双、アメリカから百五十双、中南米から百双、ヨーロッパから四百双、アフリカから六十双など、八十五カ国から参加した。

8 一九八二年七月一日に、二千七十五双の祝福結婚式を行いました。結婚というのは、一双だけがしてもその近所で祝祭をするのに、数千双が結婚することに反対するというのは、道理から外れていることです。この祝福行事でデモをする人がいないので、警察が驚いたでしょう。西欧社会においては大きな衝撃だったはずです。これから皆さんは、私たちの祝福結婚式を大いに誇らなければなりません。

9 今、お父様は、アメリカで法廷闘争をしています。普通の人であれば、喪中の家のようになり、(泣き叫んで)大騒ぎになることかもしれませんが、二千双以上を結婚させてあげました。これには重要な意義があります。お父様の歴史を記録するとすれば、こういう時であるほど、このようなすべてのことが、より貴重な価値をもつというのです。お父様に反対するその国のために、このような公的なことをしているという事実は、歴史がひっくり返ることです。そのようなことを、なぜこのように急がせるのでしょうか。それは、お父様がモスクワ大会のために行くべき道が残っているからです。

10 六千双の祝福結婚式は、摂理史的に見ると、歴史的な一つの終着的な結末をつける行事でした。韓国から出発した統一教会が、今まで韓国にそのままとどまっていれば、全世界に影響を与えたり、全世界の人々の心情を一つに合わせたりする結果をもたらすことはできなかったはずです。それで、国際的な舞台に拡張する世界的な拡張運動を通して、全世界の人々の心情を糾合させられた良いひと時だったと考えるのです。ここに参加した国は、八十五カ国です。自由世界はもちろん、共産圏にいる人たちまでもここに参加したことは、歴史的な事実です。

この大会自体は、霊的に見れば、数多くの霊界の先祖たち、八十五カ国の先祖たちがみな団結する場でした。摂理上には様々な祝福すべきことや誇るべきことがたくさんありましたが、霊的世界全体が超国家的な立場で団結できる時は、神様の摂理歴史の過程を通してこのひと時が初めてでした。そして、世界八十五カ国の若者たちが、この場で祝福を受けるその瞬間の環境や、祝福を受ける本人たちもまた、国家を超越して一つの焦点を合わせていたというのです。霊界が見つめる焦点と地上で見つめる焦点が一致し得た時は、今まで歴史上にもありませんでしたが、今後もないでしょう。これは、超世界的な慶事でした。ですから、神様の立場から見るとき、誇らしいことだというのです。

11 統一教会は、愛の世界をつくるために祝福結婚式をします。統一教会は人種差別を認めません。真の愛においては、「白人は異なり、黒人は異なる」と言うことはできません。統一教会が偉大であり、統一教会員たちの違うところはその点です。六千双の国際祝福結婚式の時にも、私は日本の女性たちと黒人たちを七十双ほど結婚させました。強制したのではなく、自分たちが望んでしたのです。

12 六千双の祝福を受けた人を世界に配置しました。そうすることによって人種が完全に束ねられ、縦横の歴史が完全に転換するのです。上下の歴史が完全にひっくり返り、東西が入れ替わるというのです。それにより、すべての歴史的な潮流が変わるという話です。潮流が変わります。家庭的理想は、愛を中心として成就するのですが、世界で有史以来、初めて愛の潮流が神側から押し寄せ始めたのが今回の祝福です。

初めて地球星に愛の思春期が訪れるのです。六千双の祝福結婚式によってそのようになります。六数はサタン数ですが、サタン圏内を撃破できるのが六千双です。愛の六千双の旗を翻すことによって、サタン世界は完全に退くのです。

第四節 六千五百双、三万双、祝福二世の祝福結婚式

交叉祝福時代を開幕した六千五百双祝福結婚式

六千五百双国際祝福結婚式が、一九八八年十月三十日、一和(イルファ)の龍仁(ヨンイン)工場で挙行された。この祝福結婚式には、十七カ国からの参加があったが、韓国の新郎と日本の新婦千四百三十五双、韓国の新婦と日本の新郎九百七十三双など、日韓の交叉結婚が相当数を占めた。また、日本の新郎と日本の新婦二千六百六十双も参加した。真の父母様はこの約婚式で、主に写真を御覧になって結婚相手を決めてくださった。

1 六千五百双を祝福する時、日本人と韓国人を交叉結婚させました。なぜそのようにしたのでしょうか。アダム国家は韓国であり、エバ国家は日本です。アダムとエバが自分勝手に結婚することによって世界を失ってしまったのですが、今や国家的基準でひっくり返しておいたのです。

2 国家基準の二世たちが交叉結婚をすることによって、サタン世界は崩壊し、父母様の全権時代の土台の上で、理想天国が出発するようになります。その歴史の象徴物として集まってきたのが六千五百双です。これを一週間以内にしました。最初、日本の幹部たちは「そのようなことはできません」と大騒ぎしましたが、死に物狂いでやるようにというお父様の命令に従ってやってみたところ、日本政府の機関が協力するようになり、韓国大使館が協力するようになりました。日本も助けたという条件を立て、韓国も助けたという条件を立てたのです。

3 一九八八年十月三日に「世界統一国開天日」を宣布しました。そのように宣布することによって、国が生じるのです。アダムとエバが個人的に堕落してサタンのもとに行ったので、これを蕩減し、復帰していくときに、サタン世界を代表するアダム国家とエバ国家の二世たちを中心として歩んでいくようになるのです。彼らはカナンに復帰したのと同じです。イスラエル民族は、カナンに復帰してカナン七族に染まり、結婚を誤って病にかかったのです。ですから、道義がすべて破壊され、乱れた社会環境になりました。

そのように、すべて流れていくしかない環境の中で、父母様が韓国の二世たちと日本の二世たちを交叉結婚させたのです。それは国家と国家が結婚したのと同じです。エデンの園で個人的に結婚を誤ることによってサタン世界になったのですが、天の父母と真の父母を中心として、アダム国の代表とエバ国の代表が交叉結婚をすることにより、国家的に天に抱かれ得る門が開かれるのです。

4 韓国と日本は怨讐の国ですが、これを押しのけて、韓国で交叉結婚をしました。韓国も反対できず、日本も反対できませんでした。写真を見て結婚し、言葉も通じない国の人たち同士が結婚するというのは、歴史上になかったことです。六千五百双の祝福行事を、すべてが歓迎する中で神様の名によって行うので、サタンは付いてこられなかったというのです。

5 ソウルオリンピックの競技が行われている真っ最中であった一九八八年九月二十七日に、父母様は「摂理的統一転換式」を宣布しました。これを土台として、十月三日に「世界統一国開天日」を宣布することができました。そのようにすることによって、主体国であるアダム国家の韓国と、対象国であるエバ国家の日本の二世たちを結び合わせたのです。オリンピックの時に世界の青年たち、二世たちを一つにしたので、統一教会内の韓国と日本の二世たちを交叉結婚させたのです。この交叉結婚は、アダムとエバが個人的な一組の夫婦の立場で堕落したことを復帰するために、国家的な立場のアダムとエバが、息子、娘を代表して行う結婚です。一個人として堕落したアダムとエバが国家的代表の立場に立つことによって、二世たちを完全に統一するのです。この二国を統一するので、その一つになった基盤の上に父母様が立つのです。

6 一九八八年十月三十日に、六千五百双の合同結婚式をしました。日本人と韓国人の交叉結婚です。一般の人たちは、「統一教会員たち同士、写真を見て結婚させた」と言いましたが、新郎新婦同士ではすべて言葉が通じると思っていたのです。しかし、互いに言葉も通じません。言葉も分からない人同士が結ばれて、数千人が座っているのですが、静かだったのです。

なぜ静かだったのでしょうか。言葉が通じないからです。ところが、手はしっかり握っていたというのです。そこで手を離してはいけません。一万五千人が集まったので、一度相手を見失ったら、互いに見つけるのが難しいからです。ですから、御飯を食べる時も手をしっかりつないでいます。言葉が通じない中でもひたすらつかんでいる姿が素晴らしいのです。そのようなことは、統一教会でなければ見られません。

超国家、超人種の結婚大祝祭である三万双祝福結婚式

一九九二年八月二十五日、ソウルオリンピック主競技場で、世界百三十一カ国の善男善女が参加する中、三万双国際祝福結婚式が開催された。この祝福式は、第一回「世界文化体育大典」の一環として行われ、祝福の世界化時代を開いたことに大きな意味がある。また、航空便予約の問題などで入国できなかった六カ国の祝福対象者たちのために、衛星中継による祝福結婚式が実施され、彼らも同じ時間に共に祝福の礼式に参加することができた。

7 一九九二年に三万双の世界的な祝福をしました。三数は完成数であり、天の数を代表します。蘇生、長成、完成です。三万家庭を祝福したということは世界的です。三万双の結婚後には、統一教会の合同結婚式に対する反対がなくなっていくというのです。私たちが三万双の結婚式をすることによって、国際的につながるようになりました。そこには、国家もなく、国境もなく、民族もなく、文化(の壁)もありません。今まで結婚する時は、その境界線を越えられず、自国を中心として、自国内でも自分の一族を中心として、それも自分と関係のある一族だけを探し求めて結婚しましたが、これを完全に取り払ったのです。国境や民族、人種、宗教、文化の壁をすべて取り払い、同じ兄弟として結婚運動に初めて加わる役事が、国際祝福結婚式だというのです。

8 三万双の祝福は、国家を超越し、地域を超越し、宗教を超越し、政治圏を超越して行った国際結婚です。三万双なら六万人になります。それほど多くの人たちが、十日でもなく、一日ですべて結婚したというのです。

一国の人たちだけではありません。百三十カ国以上の国から白人、黒人、黄色人を問わず、すべての人種の人たちが来て参加したのです。肌の色がいくら違うとしても、生き方は同じです。一つです。ために生きる生活文化は同じだというのです。たとえ貧しく暮らしても、人のために生きるのです。そのような家庭が全世界に広がります。私たちのような人たちが、世界のほとんどを占めて、二十年後に一つの国家、一つの世界になると考えてみてください。そのような時が来るのです。

9 三万双の祝福の時は、功のない人まで祝福してあげました。そのようにしたのは、氏族メシヤを送り、一族を解放するためでした。親たちが今まで統一教会に反対し、その氏族全体が統一教会に反対しました。激しく反対した人たちは、むしろ統一教会に入った子女たちをもつ親たちでした。その反対した親を解放してあげるのです。

10 世界の家庭を連合して、世界の国をつくらなければなりません。国家を超越した世界家庭の連合がつくられなければなりません。それを象徴するのが、今回の三万双の世界的な祝福式です。これは世界家庭復活式です。

この世界家庭復活式をするに当たって、ここに日本やアメリカを問わず、全世界が反対しました。しかし、父母様が家庭を引き入れて思いどおりにしても、反対するのではなく、

歓迎できる時代になったという時には、皆さんが家庭伝道をしても無事通過するというのです。ですから、皆さんは、主体の力量をもてる実証的な内容を備えなさいというのです。

11 海水が満ち始めると、満潮まで六時間もかかります。水平まで行こうとすれば大変なのです。しかし、時が変わりました。ですから、蕩減復帰を通して、国家基準と世界基準を備えるようになれば、一時間以内に平面基準に立てます。時代

の恵沢圏によってそのようになるのです。真の父母が来られるのは、全世界の万民を平等な立場で祝福するためです。サタンの讒訴がなければ、世界人類を一度に神側に返したいと思うのが神様の心情です。ですから、この満潮圏の立場に立つ条件として、一週間だけ修練を受ければ、満潮になったのと同じ基準で祝福できるのです。そのようなことをしたのが三万双の祝福です。

12 アダムとエバが結婚を誤ってしまったので、祝福結婚を通して万国に統一圏を形成していかなければなりません。ですから、神様の名によって結婚式をするのです。三万双まで父母様を中心として結婚式をしました。これは平面的です。同じ恵沢圏内にあるのです。カインとアベルが闘うのではなく、一つになりました。カインとアベルが天のみ前から遠く離れているのですが、神様の愛によってカインとアベルの世界的版図を一つにするという天のみ旨を成し遂げなければならないので、世界的な祝福式をするのです。

天がサタン側を追放して世界を収拾し、初めて天宙から世界、国家、民族、氏族、家庭まで基盤が固められるのです。このようになることによって、天が訪ねてこられます。そうして、地上に来られる主と一つになることによって、サタンを追放した家庭の起源をつくるのです。そのような家庭を代表する世界的時代が、三万双の祝福を中心として、三年路程を経る時です。

13 神様を中心として結婚できなかったことが堕落の原因なので、神様と真の父母様を中心として結婚しなければなりません。そうしてこそ、その族譜圏内に入るのです。三万双の結婚式の時は、このような族譜圏に入り得る準備をしなければならないので、世界人類を平面上に立て、父母様が責任をもって解放の位置に立ててあげるのです。誰でも一週間の修練を受け、「祝福を通して、真の父母が歴史全体を蕩減してくださることにより、自分たちが解放される」ということを信じればよいのです。

二世祝福と祝福二世家庭の責任

祝福二世の最初の祝福結婚式が、一九八六年四月十二日、三十六双が参加する中、ソウルのリトル・エンジェルス芸術会館で開催された。この日、真の父母様は、参加者たちに「新しい歴史を展開すべき時点において、皆さんは自分個人を中心として結婚するのではなく、続一家において一大革命を提唱するために結婚するのだということを知らなければならない」などと語られ、新しい歴史的一ページをつくるという重大な使命を背負って、この式典に臨むことを願われた。

14 祝福家庭の二世の根は、父母様です。ですから、皆さんは、父母様の言葉を絶対視しなければなりません。誰よりも、自分の家庭よりも絶対視しなければなりません。父母様の国と父母様の世界圏、天地を取り戻し、それを迎えるための伝統を伝授させるためなのです。

天と世界と国の伝統を縦的に連結させるための第一の門戸、すなわち葉や枝が皆さんの家庭です。ですから、皆さんの家庭は、天を代表し、世界を代表し、国家を代表する横的な代表です。それゆえ、皆さんには国の伝統がなければならず、世界の伝統がなければならず、天の国の伝統がなければなりません。それが皆さんの主流思想です。皆さん二人が一つになって、サタン世界の歴史と隔離された、新しい一族として出発するのです。

15 二世の皆さんを、なぜ祝福してあげなければならないのでしょうか。二世自体の家庭を選ぶ時、その家庭が世界の途上で迫害を受ける家庭に属していれば、その二世たちを祝福してあげることはできません。しかし、摂理的に見ると、今や統一家において祝福家庭も迫害を受ける時代を越えました。誰がそのようにしたのでしょうか。皆さんの父母がしたのでしょうか。真の父母がしました。真の父母の上には誰がいますか。天の父がいるのです。このように、三代の父母に侍ってこそ復帰されるのです。

縦的中心である神様と真の父母を中心として、縦横に連結されるここにおいて、皆さんは父母に侍らなければなりません。三代の父母です。お父様は、縦的な父母に侍ることにおいては落第しませんでした。間違いなく侍ってきました。そうして、地上に着陸したのです。上から完全に根を張りました。着陸したところに、様々な家庭が水平線を中心として存在し、皆さんの父母は水平線になった家庭ですから、平和基準によって万国の家庭をつなぎ得るモデルにならなければなりません。

16 統一家に二世祝福があったことは驚くべき事実です。子女たちが祝福を受けることによって、今までの祝福家庭の過ちによって侵犯された条件を再び防御できる、神様の第二防御線ができたというのです。

国を中心として、皆さんを祝福してあげたという事実を知らなければなりません。父母様が築き上げた世界基盤の上に、大韓民国の国民が、霊的には統一教会の方向に従っていくようになっています。

17 二世祝福を受けた人たちは、祝福家庭の先導者にならなければなりません。雁の群れが飛んでいく時には、先導者がいて、行く方向を案内するのと同じです。皆さんの一族を中心として、金氏なら金氏、朴氏なら朴氏を代表して、ここに呼ばれて来たというのです。皆さんは国を探し求めなければなりません。そのような点で、皆さんは自分たちのために祝福を受けたのではありません。

18 お父様は、家庭を中心とした天国の基盤を築くために、四十年間苦労してきました。国家との激しい闘い、厳しい風雪を経ながら、その位置を訪ねていったのです。神様の愛と真の父母を中心として成し遂げられた家庭中心の天国基盤と、カイン父母の四位基台の基盤が、天と共に完全に一つになる時、天国はそこから出現します。ですから、二世たちを先頭に立て、蕩減復帰の条件として二世三十六家庭を祝福したのです。

19 二世祝福を受けた家庭は、悪魔サタンを一度に放り出せる個人的な権限を回復しようというのです。「私は、世界と天宙を代表し、神様の立場を代弁することはできないとしても、私個人の立場でサタンを放り出せる息子であることは間違いない」と言えなければなりません。個人を代表して、サタンの胸ぐらをつかんで追い込める自信をもって、サタンが恐れるようにならなければなりません。宇宙の大怨讐、悪魔を個人的に屈服させ得るチャンピオンにならなければならないというのです。

20 二世の祝福家庭は、本来、東西南北、上下、前後、左右を通してサタンが侵犯できない家庭です。皆さんは、愛を中心として、東に、南に、北に、西に、広がっていかなければなりません。そのような責任を果たさなければならないのが、二世の祝福家庭です。今後、二世の祝福家庭は、男女問題に引っ掛かってはいけません。

21 二世教育て父母様が強調したことは、今まで暮らしてきたすべての習慣性を忘れてしまいなさいということです。統一教会から始まって、統一教会の伝統を受け継ぎ、習慣化しなければなりません。父母様と神様を中心として習慣化しなければならないのです。

二世たちが祝福も受けず、自分の好きなようにしようとしたならば、再び戻ってこなければなりません。統一教会から抜け出して結婚することはできません。イスラエルには、淫行を行えば、石で打ち殺すという法がありました。今後、それ以上の恐ろしい時代が来るかもしれません。天理に背く人たち、自分の一国を滅ぼし、世界を滅ぼす人たちは、この地上に存在する価値がありません。深刻な問題です。

22 統一教会の皆さんは、世俗化してはいけません。一大浄化運動をしなければならない日が来ます。二世三十六家庭の皆さんは、父母様が語れば、語ったとおりに動かなければなりません。皆さんが誤れば、皆さんの七十二代の先祖たちが引っ掛かってしまうのです。霊界でデモが起きます。「統一教会に入ってきて、祝福を受けて生んだ子女が、何たる有様だ」とデモをするというのです。そのようになれば、その息子、娘がうまくいくはずがなく、行く道が楽ではありません。仕方がないので、父母様が罪の荷を背負い、十字架を背負って、ひもを付けながら断ち切ることなく今まで歩んできているのです。

また、父母たちは、「私の息子が二世祝福を受けたので、適当に動いてもよい」と考えてはいけません。皆さんは、み旨を世界に発展させ、世界の祝福基準を立てて、万年解放の祝福という、解放の道を行くべき運命が残っていることを知らなければなりません。誰が先頭に立つのでしょうか。祝福家庭が責任を果たせなかったので、息子、娘たちを先頭に立たせなければなりません。

23 祝福家庭の二世の皆さんは、ひたすら父母様の言うことだけを聞かなければなりません。そうでなければならないのです。脱落してしまいます。二世たちが十字架を負わなければなりません。皆さんの父母が誤ったことまで十字架を負わなければならず、今後、自分の息子、娘が誤っても、その十字架を負わなければならないほど、重要な立場にいます。そのようにならないためには、皆さんが三世代を中心として、責任をもって十字架を負い、犠牲にならなければなりません。父母様は、皆さんを犠牲にしてでも、越えていかなければなりません。

ですから、父母様の言葉に絶対に順応しなければなりません。口があるからといって、好き勝手に話ができるようにはなっていません。この世と社会に対して不平を言えば、サタンが入るようになっているのです。弁証法の論理は闘争概念です。不平から始まるのです。サタンが神様のみ旨を破綻させながら、理論的な基盤をもって現れ、世界舞台を混乱させるこの時に、その間に挟まり、そこに染まってはいけないというのです。

24 四十年以上にわたるお父様の時代において、四千年の歴史をひっくり返して隅々まですべて収拾し、心情の根源から、その外れてしまった道まですべて正して、人類の解放圏まで提示することによって、神様がこの地に君臨して天国を建設できる道理を広げることができたという事実は、夢のような話です。これはうそのようですが、事実です。ですから、恵まれた立場にいるというのです。お父様は、国を探して立てる時までは、自分の脚を見せませんでした。監獄に入っても、(衣服を)すべてきつく締めていました。サタン世界に見せることを嫌いました。また、所かまわず座ることはしませんでした。そのように体の管理をしたのです。どこかに座る時には、必ず聖別して座り、立つ時も必ず聖別して立ち上がりました。汚さないために、そのように暮らしたのです。

お父様が歩んできたのは、サタン世界を分別するための本然の姿勢の道であることを知って、二世の皆さんだけでもその伝統を相続しなければなりません。その伝統を受けられなかったことが皆さんの父母の恨だと思って、二世の皆さんだけは、この伝統を受け継いで生きていこうと身もだえしなければなりません。

25 二世たちは、安逸な考えをしてはいけません。伝統的な歴史の理想を立てなければなりません。そうしてこそ大きな木になるのです。皆さんには、まだ迫害が残っています。外部の迫害がなければ、父母様と皆さんの父母が迫害するでしょう。それは正常なことです。それが、誰もその根を引き抜けないように打ち込んであげることだからです。

愛で打ち込んであげなければなりません。どこの誰も引き抜けないように、終始変わらない思想の根を打ち込んでおかなければなりません。それが基盤になっていれば、それによって芽が出るようになります。そこに該当する比例的存在として生まれるのです。神様が、一族を中心として祝福するのも同じです。

26 祝福家庭の二世たちをしっかりと訓練しなければなりません。二世の皆さんも開拓伝道に出なければならないのです。大きな木になるためには、深い所まで根を張らなければなりません。深く根を張るためには、どのようにしなければならないのでしょうか。山の頂に植えた木は、根を下ろせず、枯れてしまうものです。深い谷間に根を下ろしてこそ、肥やしも富み、保護も受けられるのです。上にあれば、風が吹いて冷えるのです。風が吹けば、倒れるようになります。ですから、深い谷間に根を下ろさなければならないというのです。

この世の万事において、良いものがすべて高い所にだけあるのではありません。良いものは、高い所にもありますが、最も低い所にもあるのです。木で言うならば、最も大事なところが根です。根は、見えないよう底(土の中)に張っています。根は、真ん中の根からまっすぐに伸びなければなりません。ですから、真ん中の根を中心として深く入れば入るほど、その四方に支根を張らなければならないのです。それに比例して、木自体に付いている幹と枝も大きくなります。根が先です。種を見ても、根が生えながら、芽が出るのです。天と人間の関係を見れば、逆さまです。人間の根は天なのです。

27 私が皆さんを祝福してあげるのは、皆さんより優秀な人を残すためです。二世の三十六家庭と七十二家庭は、み旨どおりに歩まなかった場合、問題が大きいというのです。お父様は、このみ旨ゆえに国を捨て、父母を捨て、妻子を捨てました。国を捨てたというのはどういうことでしょうか。サタン世界が私を押し出したのであって、私が捨てたのではありません。

島に流刑になり、海を泳いで上陸して、今このことをしているのと同じです。そのような伝統を受け継げるように、自分の基盤を築かなければなりません。お父様は、世界的な基盤を築くためにこのようなことをしたので、二世の皆さんは、自分の基盤を築いて、親戚や同志、自分と関係のある人たちに借りをつくってはいけません。

28 皆さんが有り難く思わなければならないのは、四十年のカナン復帰路程のみ旨について考えるとき、今、統一教会は、カナンの福地に既に入っているということです。民族的基準において、今後、統一教会を遮る道はありません。統一教会の風土に従わなければ国家が存続できないことを、識者から一般大衆までが感じる段階に入りました。ですから、ここから突き進まなければなりません。ここから新しく突き進み、機関車になり、砲弾となって撃破し、新しい歴史を展開すべき時点に立っているその人々は、祝福家庭の二世たちです。正に皆さんがしなければならないというのです。

結婚とは、単純に自分個人を中心とした結婚ではありません。統一家において、一大革命を提唱するために結婚しているというのです。ここには、第三者のいかなる考え方や観念も介在してはいけません。あくまでも真の父母様を中心として歩まなければならないのであって、第三者が介在してはならないのです。

29 ヤコブの息子は十二人ですが、彼らの中で最も祝福を受けた息子は、十一番目と十二番目のヨセフとベニヤミンです。兄弟の中で十人の兄がサタンの振る舞いをしました。この兄たちが二人を憎んだのです。そのような十家庭以上が反対し、冷遇する立場で、愛する心をもって乗り越えていかなければならないことを、代表して示してくれたのです。

ヨセフは、兄たちが自分を(涸れた)井戸に突き落として殺そうとし、売り飛ばしましたが、兄たちが自分を死の場に追い込んだのではないと考え、すべての権威とすべての欲望を忘れて兄たちを愛しました。ヨセフがそのように兄たちを愛したという条件によって、イスラエル民族全体が助かったのです。二世の皆さんも、そのような道を行かなければなりません。

祝福家庭の二世たちを祝福してあげたのは、一人で豊かに暮らしなさいということではありません。統一教会に反対し、統一教会を嫌っている、十人の兄弟のような環境にいる彼らを救ってあげるためであり、彼らを抱いて神様の愛の圏内に入っていける責任的使命を担わせ、代表として歩ませるためです。言い換えると、ヨセフのような立場で祝福を受けた家庭の息子、娘たちなのです。これが、祝福家庭の子女たちの行くべき道です。祝福を受けた家庭の息子、娘たちを、神様と父母様が祝福してあげて、良い暮らしができる環境をつくってあげたとすれば、その環境は、皆さんのためのものではありません。世界のためのものです。

第五節 祝福結婚の世界化と祝福結婚式の拡大

三十六万双祝福結婚式

三十六万双国際祝福結婚式が、一九九五年八月二十五日、ソウルオリンピック主競技場で開催された。この日の祝福式は、人工衛星による生中継を通して、百六十カ国五百五十三地域で同時に行われた。これ以降、祝福結婚式は、その数を増加させつつ、世界的に拡大された。

1 人間の先祖が堕落し、神様のみ前で結婚を誤って追い出されました。ですから、真の父母の名により、全体、全般、全権、全能の権限をもって、万民解放圏を宣布するのが三十六万双の祝福です。

この三十六万双は、アダム圏、ノア圈、ヤコブ圏を完成するものです。アダム圏の完成、イエス様圏の完成、再臨主圏の完成を平面的に代表する数なので、三十六万双が結婚しなければならないというのです。三十六万双が問題ではありません。三百六十万双、三千六百万双の祝福結婚ができる時代に入ったのです。

2 イスラエル民族は、四十年の荒野路程を過ぎ、七年路程で国を建てる伝統を立てられませんでしたが、私たちは建国理念、その国を建てる伝統を立てなければなりません。今や四十年路程が過ぎていきます。ですから、残るこの七年路程の中で、建国思想と統一的世界、平和の理念に満ちた国民として結束しなければなりません。

それゆえ、先輩となる一世と二世が、カインとアベルとして一つにならなければなりませんが、一世は失敗したので、(このままでは)荒野で倒れる危険性があるというのです。これをどのようにして束ねるのでしょうか。急いで祝福をすることによって救ってあげようというのが、三十六万双の結婚です。そこには多くの既成家庭が参加します。

3 三十六数は、アダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭までの三十六家庭を意味します。ですから、この三十六数は先祖数です。それで、三十六万双の祝福は、世界的な全体の背骨であり、先祖のような祝福になるのです。これは、世界的に長成期に該当します。この結婚式さえすれば、どのようになるのでしょうか。今、全世界の家庭が破壊されつつあります。これを清算することが問題です。混乱したこの家庭をどのように収拾するかという問題に、世界が頭を悩ませています。したがって、統一教会が三十六万双の青年男女たちを中心として、新しい家庭を編成し、その家庭が理想的で幸福な暮らしをしていくときには、世界の破壊された家庭は、すべてここに関心をもたざるを得ません。これは世界的事件になるのです。4三万双から祝福を世界的に公開しました。そこには国家の二番目の実力者まで参加しました。大臣クラス以上が入ったのです。三十六万双の祝福結婚式には大統領も参加しました。世界の峠を越えなければなりません。そして、三万双から三年後に三十六万双をすることによって、三数を越えるのです。これは不可能なことでした。知って信じた方は、神様と父母様しかいませんでした。しかし、祝福をしてあげました。責任を感じるからです。

今やサタン世界を完全に越えていきます。蘇生家庭圏の世界版図である三万双を基盤とし、長成圏の三十六万双を中心として、先祖たちが誤った峠を越えていくのです。三十六万双は、三十六家庭を世界版図の上で越えていくというのです。

5三十六万双の祝福をするために血の汗を流しながら、一九九五年八月二十五日が来ることがどれほど恐ろしかったか分かりません。私は、一九七六年九月十八日にワシントン大会をしましたが、それ以上の心情でした。天のみ前に宣言した威信と体面が、ここで崩れてしまうか、跳躍するかという問題でした。深刻だったのです。神様の御加護と愛によって、その目標を達成するようになりました。その孤独で悲惨に生きたお父様に同情する神様がいたので、誰も考えもしませんでしたが、三十六万双の祝福を超過して達成したというのです。

6三万双の結婚式をし、三年後に三十六万双の結婚式をするというので、「それはできる」と言った人は誰もいませんでした。世の中に、このようなことをする人はいません。どこの誰も、このようなことをする人はいないのです。国も、このようなことをする国はありません。これは記録的です。サタン世界の家庭全体を踏み越えて上がっていったのです。長成的基準である三十六万双を勝利したので、サタン世界の国を踏み越えて上がるのです。

今や残っているのは三百六十万双です。これは全権時代です。結婚全権時代に入るのです。サタン世界の国家的基準を越える家庭の足場を世界に広げておいたので、真の父母時代を経て王権時代に入っていきます。

7三万双の祝福をする時、できると思って出発したのであって、できないとは思いませんでした。ですから、神様の御加護があったのです。皆さんは、三万双の祝福をする時も、「見込みがない」と言いました。三十六万双は想像もできないことです。しかし、「必ずできる」と言いました。ですから、神様から「OK!」という答えをもらって始めたのです。

三年間、毎日、夜になっても、どこに行っても、この焦点を引っ張って回りながら、その焦点に合わせて精誠を尽くしました。私の精誠は、世界人類の精誠に負けないというのです。誰も知りません。神様と私だけが知っているのです。完全な主体は完全な対象をつくり上げます。完全な対象の信念は、完全な実体の信念として神様が成就させるべき責任があるのです。その信念どおりになりました。

8三十六万双の祝福は、真の家庭、理想家庭を実現しようというものです。神様が願う理想家庭を実現しようというのです。自分の息子、娘が理想家庭を形成しないことを願う父母がどこにいるでしょうか。しかし、それは父母が願ったとしても不可能です。夢のような話です。政治力でもできず、経済力でもできず、外交能力あるいは軍事力でもできないのです。ところが、父母様の教えは既に世界を越え、民族と教団、教派を越えて、このような結婚式をするようになったというのです。これは夢のような事実です。

9皆さんは祝福結婚をして、世界一の夫婦になりたいと思うでしょう。そのためには、妻は夫を愛する以上に国を求めなければならず、夫は妻を愛する以上に国を求めなければなりません。そのようにしなければ、家庭が安息する道はありません。今までは長成期完成級の峠を越えられなかったので、私が完成した父母として治めることはしませんでした。干渉しなかったというのです。

今や、時を越えました。四十年の峠を越えて、三十六万双の祝福を突破することにより、三万双から始まって、蘇生期と長成期を越えたというのです。ですから、サタン世界のいかなる人も統一教会を阻むことはできません。その峠を越えたのです。

三百六十万双から四千万双ヘ

一九九七年十一月二十九日、アメリカ、ワシントンDCのRFKスタジアムにおいて、世界各国に人工衛星を通して生中継される中、四千万双国際祝福結婚式が開催された。この祝福式は、当初、三百六十万双の祝福として予定されていたが、その数が増え、四千万双の祝福として執り行われたのである。第三回「世界文化体育大典」の一環として挙行されたこの日の祝福式では、世界六大教団の代表からの祝賀メッセージが発表され、霊人祝福も共に行われた。

10 三百六十万双を祝福すれば統一天下になるのですが、統一天下は、何を中心として回るのでしょうか。この三百六十万双は錨です。悪魔の主管下で習慣化され、汚されている地上世界を清算できる錨だというのです。ここに網をつないで皆さんを押し出すのですが、錨綱が切れてはいけません。それが皆さんの家庭にならなければならず、皆さんの一族にならなければなりません。切れるのではないかと思い、一族を結び、国家的なメシヤを結んであげるのです。

11 皆さんは、皆さんの先祖からすべての家庭に、責任をもたなければなりません。真の父母は、アダムから今までのすべての家庭に責任をもちました。それが世界的版図になったので、家庭を越え、国家を越え、世界まで越えていって解放し、すべて一束にして、同じ価値を中心として三百六十万双を祝福するのです。そこには国境もなく、宗教や風習や文化といったものがありません。平面的に、全世界の村々に同じ家庭を配置したので、神様が取り戻した、アダムの堕落していない本然的家庭基準を展開しておいたというのです。

12 三百六十万双さえ祝福すれば、天の祝福が世界圏にまで連結されることによって、すべての日が安息日になります。被造世界において、春夏秋冬の四季を通じて神聖な日が続くのです。そのようなことを今、準備しています。

私たちは、神様と真の父母に侍って、聖日にだけホーリーフード(聖餐)を食べました。今からは、全体・全権時代とともに、三百六十万双の祝福によって、世界圏以上(の段階)に入っていくので、万物が嘆息していたその嘆息圏から抜け出し、一週間ずっと、私たちが神様と真の父母に侍って食べ、眠り、あらゆる生活ができる侍義時代に入るのです。

13 外形的には、統一教会がキリスト教についていくように見えるかもしれませんが、内的には、どれほどの闘争歴史を経てきたか分かりません。サタンを分立し、分別するための闘争をしてきたというのです。そうして、人類が再び神様の懐に抱かれるようにするための救いの道を、個人から八段階まで経て、全世界の民族が、祝福家庭を中心として世界基準を越えられるようになりました。それが三百六十万双の祝福であり、四十年の峠を越えるのです。

14 父母様は、今まで十二の峠を越えました。三百六十万双が十二(番目)の峠です。この十二の峠を越えなければなりません。「アリラン」という言葉は、「愛」の字、「里」の字、峠を意味する「嶺」の字です。愛する里を訪ねていくのだと考えるのです。韓国民謡の「アリラン」に「十二の峠」という言葉があります。十二の峠を越えるために苦労をしたのです。今や十二の峠を越えたので、一瞬のうちにすべて平準化されます。ですから、どこにでも行けるのです。

15 一九九七年七月十五日に三百六十万双の祝福完了を宣布するまでは、本当に追い詰められた気持ちでした。ところが、天が役事したのです。八月に入って私たちは「天地父母天宙安息圏」を宣布したのですが、その日が八月九日です。そのような時が、また来るというのです。霊界の門が開かれ、この地上に霊人たちが降りてきて、想像できない事件が世の中に起きるということが分かりました。それで、七月十五日に「三百六十万双完了」を宣布したのです。

16 三百六十万双の祝福とともに行えるのは、おなかの中にいる子女、その祝福家庭の子女たちにも聖酒を飲ませることです。自分の生涯をかけて、「私はこのように生きてきたが、おなかの中にいる子女は、堕落した血統と関係がない、絶対純潔の血統を受け継いだ子女である」と言いながら、聖酒を伝授するという条件を忘れてはいけないというのです。その国と一つになって、天に誓って宣布しながら、聖酒を飲ませなければなりません。そのようにすれば、重生するのです。おなかの中の子女は、サタンの子女ではありません。

三億六千万双から四億双まで

三億六千万双国際祝福結婚式が、一九九八年六月十三日、百九十五カ国に生中継される中、アメリカ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにおいて開催され、続いて一九九九年二月七日、ソウルの蚕室オリンピック主競技場でも、三億六千万双国際祝福結婚式が挙行された。真の父母様は、「本来この祝福結婚式は、長子圏国家であるアメリカに続いて、母の国である日本で開催されなければならない」と明かされたことがある。この時、霊人祝福式も行われた。そして、二〇〇〇年二月十三日、ソウルの蚕室オリンピック主競技場で四億双第一次祝福結婚式が開催された。四億双第二次祝福式は、二〇〇一年一月二十七日にアメリカのニューヨーク国連本部で、四億双第三次祝福式は、二〇〇二年二月十六日にソウルのオリンピック公園フェンシング競技場で開催されるなど、数回にわたって四億双祝福結婚式が挙行された。

17 三百六十万双を祝福すれば、本来は完全に水平になるのです。川の水が海に入っていこうとすれば、その水はすべて水平にならなければなりません。大きな川の水が海に入る時、速度が最も遅いのです。できるだけゆっくりと入ります。それは、主体である海水に、完全に吸収されるということです。すべてのものが天地の道理を中心として運動し、存続するのです。なぜ三千六百万双が終わってすぐに三億六千万双を始めるのが良いかというと、もはや峠を越え、谷間を下りきったからです。蘇生・長成期を越えたので、長成期完成級を越えていける段階に至ったのです。ですから、三億六千万双に入ります。これは完成圏です。

18 父母様が苦労するのは、愛の理想、絶対愛を中心とした理想的な天国を探し求めるためです。そのために今まで歩んできているのです。愛の理想をすべて探し出したあとは、相続させてあげなければなりません。これをすべて相続させるためのものが三万双の祝福です。三万双の祝福は蘇生、三十六万双は長成、三百六十万双は完成の基準です。ですから、一九九七年に三百六十万双、三千六百万双の祝福をしましたが、どれほど忙しいか、天から滝のように水が落ちてきたも同然でした。

今や三億六千万双さえ勝利すれば、この世、この地上に心情圏の統一世界が訪れるので、この心情圏で暮らしてから逝く家庭は、アダムの家庭を完成したことと同じになります。したがって、地上天国で暮らしてから天上天国に入るようになるので、天国の門が開かれるというのです。

19 成約時代は、結婚理想を完結しなければなりません。アダムの家庭でひっくり返ったものを、三億六千万双を通して復帰するのです。これを越えたあとは、アダムが堕落していない本然の父母として、本然の愛、本然の生命、本然の血統を中心として、自分の直系の子女たちを祝福できる時代が来ます。ですから、第一次アダム時代、第二次アダム時代、第三次アダム時代を経て、第四次アダム圏時代へと越えていくのです。

三億六千万双の祝福が終わる時には、蕩減が必要ない第四次アダム圏時代に入ります。それによって、エデンで自分の父母が神様に代わって祝福できる時代に入るので、万民の前に、自分が祝福した一族たちを中心として、天国に直行する道が生じるというのです。第一次、第二次アダム時代に蕩減が必要だったのは、サタンが汚した血統の痕跡が残っているからです。しかし、第四次アダム圏時代に入って、サタン世界の血統を断切することにより、その痕跡が完全になくなったので、エデンの園で行うように、解放的な場で万民、人類全体の家庭が、平面上で一度に祝福を受けるのです。

20 四億双の祝福を完遂するためには、小学校、中学校、高校、大学を中心として純潔誓約式をしなければなりません。純潔誓約式は、未婚の男女をそのまま放置しておくと堕落するので、保護しようということです。ですから、学生の父母と学校と警察が一つになって、青少年が脱線しないように環境的条件をつくってあげなければなりません。青少年たちは、堕落していないアダム家庭の息子、娘と同じ立場なので、再び堕落しないように環境的に保護しようというのです。

アダムとエバが堕落したのは、保護し得る環境的なものがなかったからです。そのように、たった二人だったので堕落しましたが、これからは、父母と一族が加わり、学校と先生が加わり、警察が加わって、堕落できないよう環境的に保護する体制をつくらなければなりません。

21 父母様が霊肉を中心として国家基準で迫害されたあらゆることを除去し、サタンを屈服させました。そうして、神様と一体圏の家庭的基盤を定着させたので、イスラエル民族に代わって蕩減したイエス様の時代の国家基準を世界に連結すれば、すべて終わるのです。霊界、サタン世界の地獄まですべて追い出しました。

地上再臨ができるようにしておいたので、皆さんを後援することによって、イスラエル圏世界化時代が訪れました。世界万民が祝福を受けられる選民圏内に入り、イスラエル圏世界化時代に入ったので、統一教会が四億双を祝福するのです。霊肉世界を中心として完全に峠を越えたので、父母様に従って絶対信仰、絶対愛、絶対服従の心情をもてば、すべてを越えるのです。

第六節 先祖解怨と霊人祝福式

先祖解怨

真の父母様は、「霊界の先祖たちは、子孫が解放しなければならない」と語られ、一九九九年二月十二日から、天宙清平修錬苑において、直系七代の先祖をはじめとして、解怨式を挙行するようにされた。真の父母様は、「先祖たちが地獄に行っているとしても、真の父母様の特権によって祝福する時代的恵沢圏に入ってきているため、彼らが解怨式と祝福式を経て地上に再臨し、子孫たちを協助するようになれば、天国に行くことができる」と語られた。

1 霊界に行っている皆さんの先祖は、天使世界の天使と同じです。そして、皆さんが生きている世界は、アダムとエバの世界に該当します。また、将来の子孫は、未来世界に該当するのです。霊界はアダムとエバを助けてあげなければならない立場と同じなので、アダムとエバの立場にいる皆さんに、霊界の先祖たちが天使の使命をもって協助します。そのように協助することによって、ついには解放が起きるのです。これが原理です。

2 先祖解怨をしなければなりません。子孫が解いてあげなければなりません。アダムとエバの息子、娘が復帰してあげなければならないのです。アダムとエバはできません。アダムとエバと一つになって、二世が復帰してあげなければならないのが原理観です。避けられない事実です。解怨式は、六千年の歴史において初めて現れました。時になったので、私が「やりなさい」と言って、してあげるのです。

3 先祖解怨式をすべてしなければなりません。七代を解放しなければなりません。七代から遡って百二十代(当時)までしなければなりません。その先祖たちを中心とすれば、一度に百二十代の祝福ができるのです。そうすれば、地獄の門が崩れるでしょうか、崩れないでしょうか。それをしなければ、私が霊界に行ってから困るのです。霊界で引っ掛かってはいけません。霊界を整理しておけば、地上はいつでも霊界を通して解決されるのです。

4 真の父母の命令と宣言によって、聖人や賢哲たちと宗教圏に属しているすべての霊人たち、良心的な息子、娘として生まれて、この地上で成長できずに恨を抱いて霊界に行った幼い子女たちから、十六歳以上のすべての霊人たちまで祝福できるようになりました。霊界の胸痛む境界線を越えていけるように、万国の先祖たちを解怨し、それだけでなく、解怨成就を経た人たちが祝福の場にまでとどまれるように、門を開いてあげました。

清平の興進(フンヂン)君と大母様(テモニム)が、大兄様(テヒョンニム)をはじめとする統一家の一族を中心として、すべての善霊たちと協助し、地上の実体園世界と相対基準を造成して、真の父母と共に高い基準において連結させて、真の父母と切ることのできなべ財が結ばれるようになったのです。

5 再臨時代に真の父母が来て、故郷の地を探し出し、国を探し出して、天地の汚された血統を正すのです。天宙清平修錬苑で、先祖を解怨し、祝福しています。霊界は永遠の世界なので、地上とは異なり、これを一度復帰すれば、それで終わりです。すべてが一つの方向になっているので、血統を正せば、それを絶対視するのです。

統一教会の祝福は、国ができる前には教会内の祝福であって、国の祝福ではありません。ですから、堕落する危険性がある教会の祝福から、国の祝福時代に越えていかなければなりません。それゆえ、国を探し出して入籍しなければならないのです。国の基準を越えなければなりません。国の基準を越えてからは、世の中の国を願ってはいけません。神様のみ旨を中心として絶対一方通行なのであって、行ったり来たりすることはできません。もはや、許すことはできないというのです。神様は、堕落した地獄で叫ぶ怨声を聞きたいと思いません。真の父母は、いかなる犠牲を払ったとしても、霊界と肉界の騒々しいすべてのことを整理しなければならないのです。

6 どんな霊人も、先祖解怨を通して教育を受け、祝福を受けるようになれば、善なる霊になります。皆さんの先祖たちが地獄に行ったとしても、解怨をして祝福を受けるようになれば、天国に行けるようになるのです。地獄に行った先祖たちが、真の父母様の時代的恵沢圏内に入って祝福を受けることが、霊界でどれほど貴い価値があるかを理解して、ここに合わせるのが容易ではないことを知らなければなりません。ですから、一心、一体、すべてを捧げて精誠を尽くしてこそ、その場に行けるのです。

7 今まで神様は、霊界で光として現れました。実体のダイヤモンドのように、光として現れるのです。実に畏れ多く、驚くべき象徴体である神様が、光として現れて訓示したのですが、神様が人類の父母の立場で訓示できる道は少しもありません。教えてあげられず、指導することもできません。神様は、中間の立場で代行できる内容だけを解決したのであって、始めと終わりを締めくくることはできません。霊界や肉界で、父母様がその始めと終わりを制定して実践の場をつくらなければ、霊界の興進君も働けないのです。

今まで聖人たちを地上に再臨させ、四十日教育をして霊界の垣根を崩し、霊界の先祖を解怨するのです。先祖解怨は、先祖が今まで嘆息圏で、恨を抱いている神様のみ前に孝子になれなかったので、孝子になれるように道を開いてあげるものなのです。そうして、家庭から神様に侍ることができる時代を迎えました。

本来は、霊界で先祖に対する祝福というのはあり得ません。天使世界は相対的所有権を賦与されなかったからです。ところが、来られる再臨主が、今までアダムが十六歳以降にサタン世界に残したものをすべて清算し、切り捨てて祝福をしてあげるのです。

ですから、霊界の家庭が地上に降りてきて、祝福を受けたアダム家庭を協助でき、従うことができる時になったというのです。地上のアダム的実体祝福家庭を兄として侍り、弟の位置で絶対信仰、絶対愛、絶対服従するのです。そのような位置に立つことによって、アダム圏文化創造世界を成し遂げるために、天上世界も地上世界に歩調を合わせなければなりません。

8 女性であるエバが堕落して哀れな世界をつくったので、女性が天使長世界の先祖たちを解怨してあげ、祝福してあげなければなりません。それによって、霊界が地上に降臨して助けてくれる影響圏が大きいというのです。それは言葉では語れない膨大な実を結べるのです。実際に努力してそのようにならなければ、「統一原理」が間違っているのです。

先祖たちを解怨し、祝福することは、天宙清平修錬苑を通さなければなりません。父母様が興進君に任せているから、そうなのです。韓国で解怨式と祝福式をしています。エバ国家である日本も先頭に立って、一人も欠けることなくきれいに整理しなければなりません。

9 先祖たちを解怨し、祝福してあげなければなりません。自分の一族、姓氏がすべて来て祝福し、天上世界と地上世界に解放の基盤を築けるのに、これを重要視しないということはあり得ません。強制的にでもしなければならないのです。霊界にいる人々には理想相対がいません。相対圏が許されていないのです。自分の母もどれほど茫然とし、兄弟たちもどれほど茫然とするでしょうか。真の父母の祝福の権限をもって、自分の一族をすべて祝福してあげなさいというのです。

10 天宙清平修錬苑で、先祖たちを連れてきて教育し、解怨して祝福してあげます。解怨はただそのままできるのではありません。代価を払って、自分の民族全体が解放され得るように道を切り開いてあげなければなりません。根が塞がっていて、幹と枝、葉、花、実が塞がっているというのです。これを解怨してあげなければなりません。解怨は途方もないことです。

天の生命をもった正常な根と幹と芽を中心として伸びていける枝をつくり、その枝を接ぎ木しなければなりません。そうして、全体に本然の幹と芽を中心とした枝が出て、葉が出て、花が咲き、実を結ばなければなりません。そのような真のオリーブの木の畑だけが残るようにしなければなりません。それが、天一国の人々がすべきことであり、天一国が清算すべき召命的責任です。

11 先祖解怨をしたら、祝福をしてあげなければなりません。先祖たちが血統を転換できずに霊界に入ったので、地上にいるアベル家庭がそれをしてあげることによって、アベルの家庭が兄になり、先祖たちが弟になって、真の父母様が備えたすべての家庭基準が立てられるようになるのです。氏族メシヤ圏において、そのように交替するのです。兄と弟二人が一つになっていれば、その一族が祝福を受け、村全体が祝福を受けることができます。ですから、郡でその姓氏を中心として氏族メシヤの責任を果たせば、郡全体も巻き込んで祝福してあげられるのです。

霊人祝福と霊界解放

真の父母様は、霊界解放のため、一九九五年八月二十五日の三十六万双祝福結婚式以降、数度にわたり霊人に対する祝福式を共に行われた。特に、三十六万双祝福結婚式の前の日、早朝に忠父様(チュンブニム)と忠母様(チュンモニム)、大兄様(テヒョンニム)、そして大母様の家庭に対する祝福結婚式をされたのに続き、一九九七年十一月二十九日の四千万双祝福結婚式において、霊界祝福式を主管された。そして、この年の十二月一日、霊界祝福開門宣布式をされ、続いて一九九八年六月十三日の三億六千万双祝福結婚式の時、聖人と殺人鬼に対する祝福も共にされた。このように、霊人たちに対する祝福式が成し遂げられることにより、霊界の地獄が解放され、すべての霊人が天国に行く道が開かれたのである。

12 三十六万双の祝福式をする前の日に、父母と兄を祝福しました。それで、家庭的に父母と兄、息子、娘の三位基台ができるのです。それだけではなく、大母様の家庭を祝福してあげ、その息子、娘たちをまとめたのです。そのように三時代を経て、初めて真の父母を中心として父母様の息子、娘と皆さんの家庭が、カインとアベルとして結ばれるのです。この三大先祖が初めて祝福を受けた位置に立つことによって、霊界の分立されたすべての先祖たちを解放できます。

この先祖から拡大したので、何千年もかけてその数がいくら多くなったとしても、この先祖さえ解放しておけば、すべて解放されるのです。先祖は父(の立場)です。その父が勝利したことは、いくら子女が悪くても、相続されるようになっています。父子関係を中心として相続権が生じれば、あらゆるものが相続される圏内に入っていくようになります。それで、霊界解放と地上解放が成し遂げられるのです。それがどれほど複雑か分かりません。それをすべてまとめなければなりません。

13 三百六十万双の祝福が終わる日には、興進君と大母様に命じて、父母様の祝福を移行させるのです。興進君と大母様が祝福してくれるというのです。そのようになれば、統一教会で独身祝福を受けた人が、霊界に行って、昔の自分の夫と息子、娘を探し出し、家庭を再編成できます。そのような時代が来ました。その時がいつ来るか分からないので、独身祝福をしてきたのです。

ですから、国家的基準においてその限界を解消できない場合には、すべて他の人と祝福をしなければなりませんが、今や親族を祝福するとき、一人で祝福を受けても、再編成するようになるというのです。一族が地獄に行っても、呼んでくることができ、地獄を一時に解放できます。地獄から天国になり得るよう、真の父母が「坦坦大路」(タンタンデロ=平らな大路)をすべて築いておいたので、運転さえすれば、車に乗って走っていけるのです。

14 三百六十万双の祝福をする時は、天と地が接する時です。縦的世界と横的世界が接する時なのです。ですから、アダム家庭と全人類が堕落していない立場に立って、祝福の日を待っています。エデンの園でアダムとエバが家庭完成を成就するのです。宇宙の価値を相続する代表的家庭になったからです。

皆さんが祝福を受けた家庭になることによって、皆さんの先祖たちや子孫たちも解放され得る統一的な解放時代が来ました。アダムとエバが堕落し、イエス様が失敗しましたが、再臨主が来て完成することによって家庭を築き、成約時代を迎えたように、皆さんの先祖たちは誤りましたが、皆さんが再臨主に属した家庭のようになっているので、皆さんの先祖たちも解放され得る統一圏時代になったというのです。祝福後に天上世界がすべて解放されます。そうして、地上祝福時代から霊界祝福時代へと拡張されるのです。

15 地上世界で三億六千万双の祝福が終わったので、霊界では祝福が始まります。ですから、サタンの血統を断切するのです。サタンが讒訴できる時代は過ぎ去るというのです。真の父母の全権時代、全体、全般、全権、全能の時代が来ます。真の父母が権限を行使できる時代が来るのです。神様が、アダムとエバを造って「良(善)し」とされ、喜びながら「人がすべて生き物に与える名は、その名となる」(創世記二・一九)ようにされた、特権時代が来るというのです。

16 三億六千万双の祝福を完成して、サタンの血統を断切しなければなりません。最後です。それをするために、地獄の門と天国の門をすべて開け放すのです。昔、怨讐視していた人たちが、父母様を迎えて侍る歓迎の祝宴を開くのです。今までは、父母様を家庭に迎えられなかったばかりか、氏族、民族、国家、世界に迎えられませんでした。天下に初めて開く祝宴の中で、怨讐となった兄弟、怨讐となった男女が、再び神様の法度に従い、天地の大道を明らかにして入っていくというのです。そこから地上天国に向かうのです。

17 創造当時は神様の所有だったものを、人間の堕落によって失ってしまいました。これを神様にお返ししなければなりません。今まで神様には息子、娘がいませんでしたが、真の父母によって真の息子、娘が生まれるのです。再創造するのです。それは、神様がするのではありません。真の父母だけができるのです。真の父母が完全に所有権を神様にお返しします。そうして、真の父母が家庭を取り戻し、神様にお返しするのです。

三億六千万双の祝福をすれば、サタンの血統が断ち切られます。そのようになれば、神様が「地上と天上の天国に、やっと私の家庭をもてるようになった! 私が主人だ!」と宣布します。本然の理想的概念が出発するようになるのです。堕落によって失ったものをすべて取り戻します。再創造の過程で経てきた受難の道は終わり、家庭から天宙まで解放されるのです。

18 三億六千万双の国際祝福結婚式の行事の時に、霊界に行っているすべての聖人たちを中心として、神様のみ前に怨讐となっていたすべての霊人たちの解放を宣布しなければなりません。地獄と中間霊界にとどまっている人々は、神様との血統的な絆が結ばれていないので、血統的な絆をつないであげなければなりません。アベルが祝福を受けられる環境的条件ができれば、カインも共に祝福を受けるのが天理原則なので、怨讐を愛する位置に立たせなければなりません。

神様の直系子女たちの前に、弟の位置に立ててあげるのです。カインがそうです。今まで、聖人たちは宗教圏において蕩減するために苦労し、悪人たちはサタン側で破壊し、分立させるために苦労してきました。しかし、この時には、真の父母が善と悪、神様とサタン、カインとアベルに分かれていたすべての歴史を、祭物的立場で蕩減して一つにしなければなりません。そうして、分かれたものを統合する時代に入るのです。

19 アダム自身が、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の一体圏を成し遂げられなければ、神様の創造目的が未完成になるので、神様が解放されません。神様もどうすることもできないのです。それは真の父母の責任です。真の父母が天宙を大革命しなければなりません。ですから、四大聖人たちを祝福し、最高の悪人たちも祝福してあげたのです。怨讐の壁を崩さなければなりません。そうして、平等圏を形成するのです。

海の水が引いて、再び入ってきて満潮になるとき、水平を形成して回ります。汚れたものだけでなく、その前に流れていった水がすべて入ってきて満潮になれば、回るのです。そうして、新たに入ってくる水に押されて出ていき、満潮圏では水平が形成されます。神様が人類の解放圏を形成するためには、その満潮圏のような状態から出発しなければならないのですが、その基準を立てるためのものが聖人と殺人鬼の祝福でした。

20 神様がサタンと怨讐関係になっていれば、永遠に平和の世界はできません。神様がそのような怨讐関係を消化し、創造した時以上に愛する心をもたなければ、サタンは屈服しません。それは何を意味するのでしょうか。怨讐と怨讐が出会い、夫婦の契りを結んだとしても、神様が怨讐を愛したように、互いに愛し合わなければならないということです。そのように愛し得る交叉結婚をしなければ、平和の世界ができる道は開かれません。父母様はそのような内容を知っているので、怨讐たち同士で交叉結婚をさせざるを得ないのです。ですから、聖人と殺人鬼たちまで、同じ場で結婚させてあげたのです。

21 神様は、地獄まで解放して、全霊界から地上まで清算することを願います。そのことは、真の父母ができるのです。それは、怨讐の中の怨讐を祝福してあげなさいということです。神様の心はそうです。愛する人を怨讐に抱かせてあげても、福を祈ってあげられる立場に立たなければ、そのようなことは不可能です。ですから、サタンまでも祝福するのです。真の父母は、歴史的なすべての罪悪を蕩減してそれを宣布し、一つ一つ節目をつけて越えてきて、解放された王の位置に立っているため、それができるのです。

ですから、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様まで解放できます。父母様が、神様まで解放できる基盤をつくりました。今や、最終定着地まで来ました。これからは、いかなる障壁もありません。ですから、全人類を祝福してあげるのです。

22 三億六千万双の祝福をすれば、真の父母の名と地上の祝福家庭を中心として、分かれていたすべてのものが統合される時代に入ります。このような大転換時代に、「三億六千万双の祝福完成とサタンの血統断切」を宣言しました。

アダムが完成していれば、地獄や中間霊界というものはありません。ですから、祝福の前に霊界と地上を整理しなければなりません。そうしてから、霊界のすべての聖人たちを、独身祝福を受けて今まで一人で暮らしてきた女性たちと祝福してあげるのです。ですから、今後、宗教圏が一つに収拾されます。その次には、サタン世界にいる悪人を祝福してあげるのです。

23 人類歴史で初めて、真の父母が、聖人たちと同じように悪人たちまで愛したというのです。これが大きな問題です。神様が悪の世界のあらゆるものを清算して正す時です。ですから、すべて頂上まで登り詰めました。これ以上、上がるところがありません。サタンもこれ以上、上がりようのない最頂上で(縦的に)結んであげました。

真の父母が横的なものを縦的に結んであげることによって、横的な悪人たちが縦的に通じるようになったのです。そのような歴史的な大転換期が、三億六千万双の祝福です。それは大事件です。それが成功したので、天上の門が開き、地獄から天上まで通じる道が開かれました。真の父母が蕩減条件を払って、人類と共にそのように祝福したことは、大事件です。

24 祝福を受けた家庭の入る所が天国です。父母様が三億六千万双を祝福することによって、その先祖たちが天国に入るのです。この地上でそのように祝福する前に、霊界を祝福してあげました。一九九八年六月十三日に始まったのです。

聖人と殺人鬼たちを祝福してあげたのですが、聖人は長子の立場であり、殺人鬼は次子の立場です。その次子たちが、絶対信仰、絶対愛、絶対服従をもって長子に従うようになることで、横的に水平になったのです。国家の怨讐と世界の怨讐たちが同じ次元で祝福を受けたのです。父母様が人類にそのような祝福を相続させてあげました。そうすることによって、初めて全人類が真の父母の基準をもつようになったのです。

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