一、自分なりの生活観念を持つな!




「神は今まで六千年間、ずっと復帰路程を辿ってきながら、神自身の生活をなしてきた。
 しかし神本来の生活はどういう基準か。みじめな生活基準か、それとも永遠なる栄光の生活か。それは永遠であり、それに栄光ある絶対的生活基準が神の生活基準である。それゆえ、一瞬間でも、自分は栄光の神である、自分は永遠の勝利の基準の上に立って住まなければならない者であるということを思い出した場合には、堕落した人間を復帰することはできない。堕落した人間はみじめな生活圏内に立ってサタンに奪われている。敵に蹂躙されつつある。こういう人を救うには、神自身ながらそれ以下の生活基準を持って地上に下ってこなければならない神の立場である。そういう堕落した人間を救うその主体格たる神として、もともとの栄光の生活基準の観念が残っていたならば、そこからみじめな主として地上に来て救いの手を広げるということは、これは絶対にできないのである。・・・・・・ゆえに神の栄光とか、辞意の生活観念は、愛する子女を復帰するため、それを犠牲にして、みじめであることを否定することのできない、避けることのできない悲惨な立場に神が立っていることを思う時に、その神を求めていく子女としての生活基準はいすこにありや。
  『私は日本においては名家の子孫として生まれてきた。したがって、こういう生活基盤において、豊かに備わった中に生きなければならない自分である』と、いつでもそれを自分の生活の基準として思うものがいる。それ以上になったら喜び、それ以下になったらたまらない、と。そういうものを基準として幸福、不幸を論ずる世界である。それを思う時に、我々は如何なる立場の会員、幹部であるかを問わず、統一教会の食口としては、生活基準を観念的にでも持つな。 『私は大会社の社長である。社長の威信を認めてくれなければ気持が悪い。会社では一週間のうち、六日はみんなに頭を下げられるような立場にいたのに統一教会内では、若者に対して(頭を)下げなければならない。これはたまらない、私は行かれない。青年は行かれるが、壮年婦人にはできない。東洋の日本人だ。日本人は文明人じゃないか。立派なビルディングをもっている。文化生活をやっている。だから車をもたなければ生活できない』、というような生活観念を持つな。そういう観念を持つようになったら神の国に入れない。神の生活観念に徹せよ。我々統一教会の食口の中にも自分なりの生活観念に染まっている者がいる。自分なりの背後関係で立てた生活は、神が立てた生活の基準じゃない。神が立てた生活の基準を我々は復帰しなければならない。」 (一九六七・八・六)



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