真の父母経

第九篇 第二章

「世界言論人会議」と言論媒体の創設

この章の目次

第一節 「世界言論人会議」

言論の役割と責任

真の父母様は、心情文化世界の実現のため、言論媒体の重要性について語られ、多くの投資をされた。特に言論は、立法、司法、行政の三権に続く第四権力であり、世界平和の実現と自由民主体制の守護者としての使命が大きいことを強調された。このため、真の父母様は言論媒体を設立され、「世界言論人会議」を創設し、積極的に支援されたのである。

1 私は、四権主義時代を主張しました。立法、司法、行政の機関を越えていける主導的な役割を、第四権力である言論が果たさなければなりません。お父様は以前から分かっていました。それは、言論界しかないと考えたので、お父様は困難を顧みず、言論機関を創設して、世界の頂上の位置に上がってきたのです。アメリカで最高の中心の位置に立っているのが「ワシントン・タイムズ」です。

2 これからは、第四権力として、世界の言論機関を束ねて方向を提示しなければなりません。そのようにしなければ、世界は行く道がありません。そのために、お父様がずっと以前から準備してきました。言論を通して、神様と霊界を中心に、現在の生活と比較しながら正しく教育をするようになれば、人本主義思想や物本主義思想はすべて壊れていきます。フリーセックスやホモなどというものが完全に消え去るというのです。ですから、教育をしなければなりません。

3 今から世界は、三権時代が過ぎ去ります。第四権力である言論を中心にして、世界を正さなければなりません。お父様は、既存の「世界言論人会議」のことを考えているのではありません。大革命的なものを提示しなければなりません。ですから、「超世界言論界連合韓国大会」をしなければならないのです。超世界言論界連合の「超」とは何でしょうか。霊界を知らなければなりません。神様を知らなければなりません。神様を知って、霊界を知れば、世界の共産主義問題、政治問題がすべて解決されるのです。お父様は今まで世界と闘いながら、言論界の基盤を築きました。

今や「ワシントン・タイムズ」は「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」が問題ではありません。私たちが行く方向に合わせざるを得ないのです。この前、ロンドンの「世界言論人会議」で、「ワシントン・タイムズ」が保守系の主役を担ってほしいという要請を受けました。インターネットではトップの位置に上がってきています。そこにUPI通信まであるので、今や内外の内容を完全に備えました。

4 四権時代には、すべての面で私たちが方向を定めてあげなければなりません。その方向を定めることは、国ではできません。国連でもできません。言論界がしなければなりません。

韓国で、言論機関が選挙問題を左右するのを見てもそうです。言論界を悪用すれば、世の中を滅ぼしかねないのです。公正な立場で世界を指導するためには、天を背景にしなければなりません。宗教の世界的指導圏を背景にしなければ、世の中を滅ぼしかねません。ですから、言論という第四権力を中心として大会を行うのです。

5 今後、世界を何によって指導するのでしょうか。大学でもできません。政策でもできません。軍事力でもできません。それは、既にすべて実験済みです。共産主義でもできず、民主主義でもできません。四権時代を迎え、言論は共産主義について暴かなければなりません。正しいか間違っているかについて、言論界が掘り下げて調べる際に、答えられなければ退かなければならないのです。民主世界も同じです。言論界以上に短期間のうちに検証できる実力基盤をもったものはありません。言論はそのような力をもっているので、正しい言論機関にならなければならないのです。

6 現在のアメリカは、リベラルな人たちが三権の大部分を支配しています。第四権力の言論機関も同じです。アメリカに千七百以上の言論機関がありますが、「ワシントン・タイムズ」が彼らと闘っています。今や、千七百以上の言論機関の中で、三分の一が私たちに付いてくる環境になりました。「ニューヨーク・タイムズ」も、昔は統一教会のことを悪く報道し、「ワシントン・ポスト」も自分たちの思いどおりに報道しましたが、今や体制が変わりました。政府もそのようにできず、リベラルな側もそのようにできません。彼らが歪曲して報道したことが公になったのです。

「世界言論人会議」と言論人現地調査団の派遣

第一回「世界言論人会議」が、一九七八年十月十九日、アメリカ、ニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルで開催された。「世界言論人会議」は、全世界の主要な言論機関の発行人、編集者、論説委員、記者、言論学者など、言論界の人士たちが参加する中、言論の責任と役割について議論し、真の言論像を確立するために毎年開かれた。特に、第十一回「世界言論人会議」は、一九九〇年四月九日から十三日まで、六十五ヵ国六百人以上の代表が参加する中、ソ連のモスクワで開催され、真の父母様は、四月十一日、クレムリン宮殿でゴルバチョフ大統領と、韓ソ関係の新たな幕を開く単独会談をされた。一方、真の父母様は、世界の言論人によって構成された言論人現地調査団が言論の死角地帯を取材できるよう、支援された。

7 アメリカで私たちを中心として、内的な環境と外的な環境が備えられてきたので、新聞社を造りました。新聞社を造るやいなや、四十の大新聞社の編集局長たちと発行者たちを、モスクワに訪問させました。これが大きな問題になりました。自由世界、民主世界で有名な「ワシントン・タイムズ」の代表であるお父様がこのようなことをしたと言って、ソ連では相当に敏感な反応を示しました。このような環境を中心として、これから言論界を動員し、頂上会談を開催しなければなりません。

そして、先進国では、ドイツならドイツ全体の省庁が二十あれば、その二十の省庁に対して取材団をつくらなければならないというのです。このようにして、ヨーロッパ全体の利益を追求させるのです。ヨーロッパ地域の一つの国家が、ヨーロッパ地域の平和のために進むに当たって支障となる政治風土を改善する運動を行い、成功すれば、他の国々まであとに続きます。このように、言論が取材し、紹介をすれば、有名な言論人たちが間違いなく糾合されると考えるのです。

8 私は「モスクワ大会」を宣言しましたが、モスクワに行くようになれば、ソ連の言論に質問をして攻撃するつもりです。共産主義について、何でも質問するのです。そして、「私が質問することに答えなさい」と言います。

そのようにしておいて、ソ連の言論界の代表と自由世界の言論界の代表が、アメリカの大統領とソ連共産党の書記長による頂上会談を取り持つのです。ですから、言論が必要です。既に言論が世界をコントロールできる時代になってきました。それで、そのような世界的な責任者たちを教育するために、今まで「世界言論人会議」をしてきたのです。

9 言論機関は、公正な立場で国民たちを日々、指導できる体制を備え、それが一つの目印となって、正しく選別してあげなければならないのですが、この言論機関自体が利益を追求しています。自分の会社の利益を追求した結果、社会の利益を無視し、それ自体の利益をより重要視するようになって、バランスが取れない段階に入ってきました。そして、背後では政治的に悪用され、お金さえあれば、思いどおりに動かすことができるというのです。ですから、社会の公的機関としての指導的な体制を備えて、いつでもバランスを取れるようにしなければならないのが、正道に立った世界的な言論機関です。

その次には、情報問題です。ソ連は、アメリカや自由世界に不利な方向を標準として、情報を収集します。今、ソ連と民主世界の政策樹立者たちが対峙している状況では、絶対にこれを是正することはできません。共産主義は、共産主義絶対理念の標準のもとで、共産主義の利益基盤の拡大を通して、自由世界の基盤を弱体化させようとしています。

情報の偏りを正してあげるのは道義的な教育です。ところが、今、道義的な教育をすることができません。ですから、影響を与えることができる世界的な言論人たちが一つになって、アメリカやソ連が自体の利益を中心として進んでいくことに、ブレーキをかけなければなりません。そのように世界に公布して、そのバランスを取ることができる方法で宣伝しなければならないのですが、それができずにいます。それが問題です。それで、私が言論界を教育しているのです。それが「世界言論人会議」です。

10 私は、アメリカで「ワシントン・タイムズ」を発行しています。アメリカに保守的な日刊紙がなければならないというのです。一九八二年の創刊以降、五年が過ぎましたが、今やアメリカで四大日刊紙の一つになり、世界的には唯一、世界の人たちの希望の新聞になりました。今、「ワシントン・タイムズ」が日刊紙として信望を集められるレベルに入ってきました。

また、今まで私は「世界言論人会議」も行ってきました。一九八七年九月二十日、数百人が集まる世界的な大行事をソウルで行います。このようにして、世界に方向を提示していくのです。ですから、この国際的な集まりに反対していた極左も、今に至っては、ここに加担しなければならない段階に入ってきました。そのようにしなければ、孤立するのです。今は、世界がそのように動くというのです。

11 科学の世界では、必ず結果を追求していくので、その原因と結果が一致しなければならないと言われます。これに相反する価値ある存在、価値ある実存はあり得ないというのです。そのようなものを追求し、神様の絶対的な基準を立てておいて、その基準と人間の思想的全体基準を連結させなければなりません。これが今、学者たちがしなければならず、宗教家たちがしなければならず、政治家たちがしなければならず、思想家たちがしなければならず、あらゆる分野の世界で先頭に立った人たちがしなければならないことです。

そのような意味で、私は思想的基準を中心として、言論人たちを社会の道義的な教育センターに束ね、方向性を提示するのです。中国人が見つめる方向と、アメリカ人が見つめる方向、フランス人が見つめる方向、ドイツ人が見つめる方向、ソ連人が見つめる方向が異なってはいけません。すべて一致した方向性をつくっておかなければなりません。それを私が、この世界でつくっておこうとするので、言論機関を中心として学者たちを束ね、指導させるのです。

12 お父様が創設した言論機関が、共産世界の言論界が問題視するほど大きくなりました。「ワシントン・タイムズ」をつくり、「世界言論人会議」を開催し、言論人現地調査活動を始めました。このようなすべての活動によって、今、言論界がお父様の影響圏に入ってくることのできる段階になったので、共産世界が極度に脅威を感じています。

そうして、一九八四年五月十二日にアメリカに来るやいなや、直撃弾を撃ったのです。アメリカの歴史に、このようなことはありませんでした。共産勢力と組み合って闘ったのです。彼らはありとあらゆる非難の言葉を私たちに浴びせました。しかし、普通の団体であれば、当然なくなっているはずなのに、そのような悪宣伝の中でも、大きくなってきたのです。

13 「ワシントン・タイムズ」を中心に、「世界言論人会議」や言論人現地調査団活動を通して、世界の言論界に新しい方向を設定できる基盤を築いておきました。共産世界も最も問題視し、また、アメリカで進歩主義的な傾向をもつ言論機関が最も問題視しているのが、お父様の言論機関です。

このような言論機関をもっていることによって、世界の情報に関して最先端のあらゆる秘密が私たちのものとして入手できるのです。今の時は、情報戦争時代です。そのような世界で私たちが一つの基盤をもち、対処しているという事実は、驚くべきことです。

14 「ワシントン・タイムズ」が、レーガン・ドクトリンに多くの影響を与えました。それがなかったならば、ソ連の改革、開放は成功しなかったでしょう。そして、「ワシントン・タイムズ」は湾岸戦争の時、キリスト教とユダヤ教が分裂してはいけないと主張しました。結局、宗教戦争が起きれば人種戦争になり、人種戦争が起きれば数多くの白人たちの命が失われるのです。仏教と儒教は東洋圏の宗教であり、キリスト教は西洋圏の宗教なので、人種戦争が起こるというのです。

15 言論人たちは、普通の人たちと違います。世界の言論人たちがソ連を訪問するとき、当局では「自分たちが案内するとおりに付いてきなさい」と言いましたが、その言論人たちは、「ばかなことを言ってはいけない」と言いました。記者たちが、彼らの案内するとおりに付いていくわけがありません。連れて歩いてみれば、塀を登って越えたりして、三分の一はどこかに消えてしまいます。みな、周辺を駆け回りながら取材をし、完全にソ連の封鎖的政策の背後を暴露するのです。

それで、ソ連政府は、「大変なことになった。このようなことはあり得ない」と言うのですが、「それはうそだ」とは言えないのです。見て語ることだからです。言論人たちがソ連を一度訪問してからは、左寄りから右寄りに回ってしまいました。「ソ連は偽装作戦を行って人類をだましている。理論自体もそうだ。政治体制を通して、七十年歴史の背後がそのような偽装戦法によってできている。人類をだまし、国々をだまし、侵略して独裁基盤を世界につくった」ということをよく理解したのです。ですから、彼らは今や、これ以上行く所がありません。保守派を今までたたいてきたのですから、仕方ありません。お父様に付いてくることになるでしょう。

16 お父様は、世界の言論界を通して、モスクワにまで「言論人現地調査団」を投入しました。ソ連を引きずり出せるほかの道はありません。ソ連が政治局を中心として自由世界を上下に攻撃してくるのですが、それを防げるものは何もありません。もしお父様がいなければ、大変なことになるでしょう。共産勢力は、一九八四年までに世界赤化が可能だと考えていました。それをお父様が知って防いだので、ついに彼らは降参したのです。

ソ連を引きずり出すには、言論界を通じる方法以外に、ほかの方法がありません。ソ連自体が言論人たちを動員して、外交的に接触するための門戸を開放しているので、これを通して逆襲しなければならないのです。それで、お父様は「世界言論人協会」を創設し、ソ連に対して今まで十五年以上、活動してきました。言論を動員するしかありません。

アメリカには新聞社が千七百ほどあります。今までは、これらの言論社がソ連の外交政策に歩調を合わせてきました。ですから、アメリカは言論のゆえに崩れるのです。大統領選挙のときも、背後に集まって世論を自分たちの思いどおりに操作します。そのようなことに、お父様がブレーキをかけ始めたのです。そのようにして、今に至っては、すべての秘密世界を打ち砕く作戦を行うのです。それで、「言論人現地調査団」という記者団を構成して、世界の至る所に派遣するのです。

17 保守世界の王者の立場に立って、保守世界を復活させなければなりません。お父様が夢見た世界が、今、目の前に開かれました。ですから、「世界言論人会議」を始めて、今まで率いてきたのです。神様を中心とした世界の版図をつくっていくべきその道で、世界のトップたちを束ねつつあります。世界のすべての分野で「代表だ」と言える王者の位置に上がろうとしているのです。

ですから、私たちか百八十五ヵ国に新聞社をもつかどうかが、世界の多大な関心事です。また、百八十五ヵ国で有線テレビ改送奇をもつことも同じです。インターネットを束ねることは、自動的に可能です。その次に、束ねた事実を政治体制に連結させる道が必要です。流通路が必要なのです。情報を通して、そのような流通路をつくることが、私たちの急ぐべき課題です。

それにより、世界を頂上で指導できる道がつくられるのです。そのため、情報と報道の体制を世界的な基盤の上に設定するために、言論機関と有線テレビ放送局とインターネットを連結するのです。そのようになれば、私たちが主張したい内容を一気に伝えることができ、一ヵ所から世界に出ていくのです。

第二節 日本の「世界日報」とアメリカの「ニューズ・ワールド」

日本の「世界日報」

真の父母様は、日本で国際共産主義の脅威に対処する必要性を切実に感じられ、一九七五年一月一日、総合日刊紙「世界日報」を創刊された。

特に、「世界日報」は、冷戦時代の反共の旗印として、先頭に立って共産主義の脅威を警告し、冷戦終息以降は、自由と人権という人間の基本価値を守ることに力を注いだ。「世界日報」は、新聞やテレビなどの左翼系マスコミを批判し、責任ある報道を目指した。

1 これから、言論界に対して私がブレーキをかけなければなりません。何をもってかけるのでしょうか。私が言論機関をつくって、独自的な面から攻めていくつもりです。

この世界を滅ぼすのは言論界です。言論界が共産主義の手先になっています。遠くない将来に、「ニューヨーク・タイムズ」以上の新聞社を私が造ります。今、日本で日刊紙を創刊する準備をしています。共産党を早く凌駕しなければなません。アメリカでもすることができます。私が命令さえすればよいのです。

今、新聞社にとって大変なことは、配達問題です。新聞を配達しなければならないのに、配達する手段がないために、次第に消えていくのです。私たちはこれから、いかなる新聞社よりも良い組織を備えることができます。「地方まで走りなさい」と言えば、走っていける基盤をもっているのです。

2 日本の私たちの日刊紙が「世界日報」です。一九七五年一月一日に創刊したのです。四ヵ月前から新聞の発刊を準備させました。四ヵ月前に、「新聞社を始めるから準備しなさい」と言ったのです。彼らは、新聞社を見たことがあるでしょうか。見てもできないのに、これをどのようにするのかというのです。ですから、最初は誰もが、「いやあ、どうするか」と言いました。しかし、「一九七五年一月一日に新聞が出なければならない」と、お父様が厳命を下しました。

そうしてついに、「世界日報」が出発したのです。創刊当時、人々は「日刊紙を作るというが、何ヵ月もつだろうか。六ヵ月ももたないだろう」と言いました。しかし、一年半が過ぎましたが、滅びることなく完全に体制を整えました。もはや完全な体制に入ったというのです。

3 私が日本の各地域に責任者を置き、「『世界日報』を毎日無料で分けてあげなさい」と言いました。誰にでも、いつでも無料で分けてあげなさいというのです。ですから、どれほど有り難いでしょうか。

その次に、「あなたたちには新聞を無料で差し上げます。広告を出すものがあれば、私たちの新聞に出してください」と言うのです。その地域全体、東京のある地域であればある地域全体のニュースを新聞に出してあげるのです。そして、広告を出せば、その圏内にある家はその広告を見るので、有名な新聞に広告を出すよりも、もっと効果的でしょう。

4 「世界日報」をつくっておいて、国際言論人指導者大会を始めました。初めての試みでしたが、成功しました。日本の左翼新聞の代表者たちまでも、「その会議は本当におもしろい会議であり、成功を収めた会議だった」と言いました。しかし、一方では「レバレンド・ムーンがこれをするのだから、間違いなく世界的に言論界を二つに分けることになる」という評価をしています。そこに参加した人々が驚いたのは、「世界日報」をお父様がやっているという事実です。

5 お父様は「統一思想」を中心として、世界的に経済とマスコミ、大学を動かせば、世界を動かせると考えています。皆さんは「世界日報」の記者という肩書をもっていくのです。皆さんを各分野で調査をしながら回るようにさせるつもりです。また、アメリカで働いている人も、特別な資料があれば、日本の「世界日報」に送るのです。そうして、日本の「世界日報」さえ定着できれば、アメリカの若者と日本人を訓練させ、世界の各地域で新聞社を造ることができます。そして、百三十ヵ所にニュースを供給できる通信社を造るのです。そのようにしなければ、共産世界から、言論基盤を中心として宣伝して入ってくる道を防ぐすべはありません。

アメリカの「ニューズ・ワールド」

真の父母様は、一九七六年十二月三十一日、アメリカでは初めて保守言論の旗印を掲げ、総合日刊紙「ニューズ・ワールド」を創刊された。この新聞は、一九八三年四月四日、題号が「ニューヨーク・シティ・トリビューン」に変更された。

6 今まで、言論界は正義の言論界ではなく、不正義の言論界だったので、私たちは正義の言論界のために立ち上がらなければなりません。これを正すことができなければ、アメリカを救うことはできません。直接的問題に引っ掛かっているので、私が手を付けるのです。宗教指導者が新聞社を造って、何をするのでしょうか。新聞が世の中を減ぼす元凶になっています。ですから、私の目が新聞に向かい、私の耳が新聞に向かい、私の鼻が、私の口が、私の手が、私の足が、私の心が新聞に向かっているのです。このような重要な基点、分岐線が新聞社になっているというのです。それはお父様の方針です。

その次には、伝道をしなければなりません。この二つが問題です。これをしなければ、アメリカが滅びます。世界が滅びるのです。それで、私は世界の宣教師たちに、あらかじめ新聞記者の訓練をしなさいと、特別に指示しました。各宣教師に特別措置をしました。「宗教を中心として世の中をつかみ、引っ張っていかなければならない」と言ったのです。これが私たちの言論機関の精神です。それが最も貴く、最も大きいのです。

7 私が「新聞社を造る」と言ったとき、「ニューヨーク・タイムズ」も「ワシントン・ポスト」もすべてあざ笑いました「レバレンド・ムーンが新聞社を造るというのか」と言いながら、あざ笑ったというのです。新聞社というのは、誰もが造れるものではありません。実力基盤がなければなりません。

言論機関というのは、そのように簡単ではないというのです。そこには、多方面に素質のある人的資源がなければなりません。それは、月給をあげてもできないのです。日本の「世界日報」を造るとき、四ヵ月前に組織を編成して造りました。「ニューズ・ワールド」を造るのは、四ヵ月もかからなかったのです。

8 私たちには、この国が危機に瀕しているとき、協助しなければならない責任があります。そのような観点で、天意に従って未来の防波堤を造らなければなりません。私たちは目に見えない闘いをしているのです。そうして一線を引き新しい基点と方向を定めていかなければなりません。私が個人と家庭と氏族を中心として転換点を形成したので、今や国家を中心として転換点を形成しなければなりません。今日、アメリカが保守的な右翼のほうに帰っていくようにしなければなりません。そのようにしなければ、神様のみ旨が成就されません。

み旨から見れば、今がこのような時だというのです。私がここで門を開けなければなりません。そうして、天意を受けて、そのようなことをしてみると、予想外の結果が起きました。私たちの「ニューズ・ワールド」が、世界的に有名な新聞になったのです。レーガンとカーターが大統領選挙を行うとき、「レーガンが選挙人団三百五十人以上を突破するだろう」と予測したのですが、その時は「カーターが勝つ」と言われている時だったのです。「ニューズ・ワールド」はそのような記事を全国に送りました。ですから、どれほど「狂っている」と言われたか分かりません。「恥をかくのを見よう」と言われたのです。

9 レーガン大統領は、私と何の関係もありませんでした。アメリカが世界のキリスト教の中心国家なのに、その伝統思想を忘れてしまいました。そうして、アメリカは今、共産勢力が乱立している実情にあります。それで、私が助けてあげたのです。大統領選挙の開票前日、「レーガン、地滑り的勝利」と「ニューズ・ワールド」で特筆大書しました。アメリカにある新聞社は千七百を超えます。そのような新聞社が「レーガンには見込みがない」と言っていた時でした。そのような状況で、「レーガンが勝利する」と発表したのです。

10 レーガンが大統領に就任する時、私は「強く雄々しくあってこそ、神様が共にいらっしゃる」と手紙を書いて送りました。これから、アメリカでデモがたくさん起きるでしょう。

また、世界的に、レーガン行政府を攻撃するための戦略が多く展開されるでしょう。共産勢力は、エルサルバドルにゲリラを送り、レーガンに痛手を負わせようと計画しています。

そのような世界的な戦略的計画のもとで、エルサルバドルで左翼のゲリラ戦が起きるというのです。これは間違いない事実です。ですから、この前、私たちの「ニューズ・ワールド」が「ニューヨーク・タイムズ」を攻撃しました。「ニューヨーク・タイムズ」が左翼系の勢力を支援しているのです。本当に痛ましい話です。言論界では、初めて「ニューヨーク・タイムズ」を打ちました。南米と中東にも新聞社を造り、ヨーロッパにも新聞社を造ろうとしているのはそのような理由からです。

11 一九八三年四月に、「ニューズ・ワールド」を「ニューヨーク・シティ・トリビューン」という名前に変更したのですが、その名前が本当に良いのです。これにより、初めてニューヨークに来る人は、「ニューヨーク・タイムズ」と「ニューヨーク・シティ・トリビューン」を見るようになります。アメリカ人たちの通念がそうです。

「ニューヨーク・シティ・トリビューン」と言えば、それは「ニューヨーク・タイムズ」と対等な立場だとみなすのです。また、「ワシントン・ポスト」と「ワシントン・タイムズ」を、一般の人々は対等に見ます。タイムズやトリビューンというのは、新聞世界における王の名前です。ニューヨークは、観光客がたくさん行き来する所です。ですから、彼らが時事に関する内容を知ろうとすれば、必ず新聞を買って読まなければならないのですが、このときには、「ニューヨーク・タイムズ」と「ニューヨーク・シティ・トリビューン」を買って読むようになるというのです。

12 今や「ニューズ・ワールド財団」に、韓国の「世界日報」が入らなければならず、アメリカの「世界日報」、日本の「世界日報」、「ワシントン・タイムズ」が入らなければならないというのです。その次には、「ニューヨーク・シティ・トリビューン」、「ウルティマス・ノティシアス」、「ミドルイースト・タイムズ」も入らなければなりません。これらすべての言論機関が、「ニューズ・ワールド財団」の中に入っていなければなりません。

アメリカの「ワシントン・タイムズ」がある程度の成功基準に達すれば、強大な力になります。これがある軌道さえ越えれば、その収益性は大変なものになるでしょう。また、これと関連する機関、行政機関であれば行政機関を中心として、どんなことでもできます。膨大な事業をすることができる強大な力をもつというのです。

第三節 「ワシントン・タイムズ」

創刊の背景と主要な編集方針

真の父母様は、一九八二年五月十七日、アメリカのワシントンDCで総合日刊新聞「ワシントン・タイムズ」を創刊された。「ワシントン・タイムズ」は、左翼系進歩主義の攻勢からアメリカを保護する保守言論を目指した。「ワシントン,タイムズ」は、進歩派の言論の代表格である「ワシントン・ポスト」と共に、ワシントン地域の二大日刊紙として、アメリカ政府の政策に対する論評により名声を得た。特に一九九二年四月十二日、金日成主席に単独インタビューを行うなど、多くのスクープによって注目を浴びた。また、「ワシントン・タイムズ」の姉妹誌として真の父母様は、一九八五年に総合月刊誌「ワールド・アンド・アイ」と時事週刊誌「インサイト」を創刊された。

1 アメリカという国は、自由世界を主導しているので頭です。この頭が麻痺すれば、すべて死にます。ですから、仕方なく、お父様は世界の終末時代が来ればどうなるかを知ったので、これに対処するために、ほかの人が考えないような準備をせざるを得ませんでした。それで、「ワシントン・タイムズ」をつくったのです。

ワシントンDCにある、たつた一つの新聞である「ワシントン・ポスト」は、左翼思想に染まっています。その新聞を毎日のように見る人々は、どのようになるかというのです。それで、五大財閥がこれを防ぐために連合して新聞社を造りましたが、失敗してしまいました。毎月、多くのお金を投入しなければならないからです。そのようにしなければ、ワシントンDCで進歩的な波を防ぐことはできません。

保守的な思想の新聞が一つもないというのです。その当時、アメリカに千七百以上の新聞がありましたが、保守紙、神側に立つた新聞は、(ワシントン DCでは)ただ一つ、「ワシントン・タイムズ」しかありませんでした。ですから東西南北の四方で、真っ暗な夜中の世界に、彼らだけが毎日のようにサーチライトを照らしている局面なのですが、不意に保守の灯台が現れるとはどういうことかというのです。

2 私に反対するアメリカを生かすために、私は「ワシントン・タイムズ」をつくりました。そして、アメリカの将来のために政党を教育し、指導者たちを教育したのです。真の愛は、怨讐を愛して余りあるものでなければならないというのです。ですから、このアメリカに建国の伝統を新たに立てなければならず、この国の国民が忠誠を尽くす以上に忠誠を尽くさなければなりません。韓国人である私が、韓国を愛する以上の愛国心をこの国に植えなければ、天の国の出帆ができないというのです。

3 一九四五年の光復以後から七年間で天が世界を収拾し、メシヤ圏世界に進出しなければならないのですが、(キリスト教の不信により)サタンが世界をすべて滅ぼしました。韓国を引き裂き、ドイツを引き裂き、全世界を二つに引き裂きました。そうして、サタン側が優勢になったというのです。その中で闘争した代表者がお父様です。アメリカに行き、旗をなびかせて、ソ連と衛星国家にブレーキをかけたのです。ソ連があのように崩れたのは、ゴルバチョフのゆえではありません。天のみ旨を中心として、お父様が「ワシントン・タイムズ」をつくり、反共体制を強化して世界的にブレーキをかけることによって、ソ連が敗れたというのです。

4 「ワシントン・タイムズ」は、家庭破綻を防止し、道義的な世界を目指しています。ですから、新聞の編集でも「家庭」という特別なぺージを設けて有名になりました。また、統一教会は、ワシントンDCで世界的な祝福結婚の行事を挙行します。アメリカでこのような喜ばしい知らせがどこにあるでしょうか。

外交の舞台や政治の舞台で名声をはせている人々が、統一教会の家庭運動の前には頭を下げるというのです。貧民は貧民なりに、上流層は上流層なりに、ここに関心をもっています。アメリカでその風が吹き荒れ、台風圏内に入るようになれば、すべての過去の出来事は過ぎ去り、新しい春が訪ねてきて、新芽が出てくる時代を迎えるのです。そのような希望をもって、このようなことをしているのです。

5 「ワシントン・タイムズ」が、アメリカを生かす旗手にならなければなりません。言論人たちをはじめ、誰が反対しても、今後、第二の憲法改正を通して、建国思想を是正しなければならないのです。

憲法を中心として、アメリカ国民が一つになっていません。新しいピューリタン精神を中心として、それ以上の天国の民の憲法をつくらなければならないというのです。キリスト教思想を離れては、それをすることができないので、そのような発表をしなければなりません。

6 「ワールド・アンド・アイ」の内容は、一般の新聞記者たちが書いた内容とは異なります。「ワールド・アンド・アイ」は、記事を書く場合、未来に対する方向を提示するのです。ところが、一般の新聞記者は、そのようなことはできません。学者たちの膨大な知識を通して、「アジアの状況はこうであり、アフリカの状況はこうであり、アメリカの状況はこうであり、ヨーロッパの状況はこうだから、このような結果になる」と、言論界を未来追求の方向に導いていくのです。

最初はそれが分かりませんでしたが、年がたつにつれて、そのような方向に学者たちが意見を集め、結論を出したすべての内容が、そのまま実現されます。ですから、世界の様々な方面の政策に多大な貢献をしてきたのです。

7 有名な学者たちが研究したことが、大学の図書館に埋もれています。ですから、世界の人類にとってどれほど損害でしょうか。それを即刻発表し、すべての知識人たちが活用できるようにしなければなりません。

世界的な研究資料は万民のものです。特定の学校の図書館の隅にのみ保管すべきものではありません。それを一九八五年十一月、「科学の統一に関する国際会議」の時に宣布しました。今、八十二ヵ国に「世界平和教授アカデミー」が編成されており、数万人の学者が連結されています。ですから、学者たちは、三ヵ月に一度ずつ原稿を送るのです。自分が所属する専門分野の系列で研究したもの、世界の問題を解決するに当たって役に立ち得るすべての資料を、即刻「ワシントン・タイムズ」の「ワールド・アンド・アイ」編集部に送るのです。この雑誌を私が一九八五年十二月から始めました。そうして、先頭を走る世界のすべての碩学たちが寄稿するので、教育界でこれを即刻、教えなければなりません。時代の先端で、世界の碩学たちを束ねて方向性を提示して前進しなければ、世界が滅びます。それは、アメリカにいるどの学者、どの言論人も、夢にも考えなかったことです。

8 私は、アメリカと法廷闘争をするテーブルの上で、「ワシントン・タイムズ」を創刊する資金の決裁をしました。「インサイト」と「ワールド・アンド・アイ」もつくりました。アメリカを生かすために、これらのことをしたのです。お父様がアメリカに責任をもつ立場に立ったことを知らなければなりません。アメリカを保護する立場に立ったというのです。いくら金城鉄壁のような悲哀の関門が迫ってきても、それを踏み越えるための、責任者としての使命と任務を全うしました。中心存在は、責任を負わなければなりません。また、保護する責任があります。アメリカを保護しなければならず、その次には、指導しなければなりません。自由世界の数多くの国家の運命が、ここにかかっているからです。

9 「ワシントン・タイムズ」は、時事解説を通して、アメリカが共産主義に対処できるように方向を示してあげ、「インサイト」は、国会議員たちが日々発言する内容に関して一〇〇パーセント、統計を出して発表します。どの国会議員がどのようなことを言ったかを、毎週紹介するのです。そうして、国会議員の左翼的な発言と国家にとって害になる発言を防止するのです。そして、「ワールド・アンド・アイ」は、世界の有名な学者たちを中心として、分野別に未来の方向性を示してあげ、アメリカが進むべき方向を指導しています。このようにして、一つの世界に進めるように努力しているのです。

保守世界の灯台

「ワシントン・タイムズ」は、アメリカ社会の伝統的な価値に基づいた保守的な論調を固守しながら、アメリカが進むべき政策の方向性を提示してきた。また、「ワシントン・タイムズ」は、冷戦時代の激動的な変化を、偏見なく掘り下げた報道をすることにより、ワシントンの政界で最も影響力のある言論としての地位を確立し、忌憚(きたん)のない論評によって好評を得た。「ワシントン・タイムズ」は、言論報道部門のほかに、編集部門でも言論界に革新的な旋風を巻き起こした。一九八八年十月十五日世界新聞編集協会は、アメリカとヨーロッパ、南米およびカナダの主要な新聞が応募した国際新聞編集大会において、「ワシントン・タイムズ」に最高賞を授与したのである。

*忌憚のない:遠慮のない

10 アメリカ議会から行政機関にいる官吏など、未来においてアメリカの中核になるべき人々が、進歩主義思想、進步世界の風潮に打ちひしがれて、方向を定められずに嘆きの極地に追われるようになりました。そのため、レーガン大統領が五人の富豪たちを集めて保守派の新聞をつくろうと決めました。しかし、アメリカ人たちが損害を被ることをしようとするでしょうか。やる人が誰もいないのです。

それで、アメリカが「怨讐だ」と言い、アメリカが追い出そうとしているお父様が、そこに足を踏み入れたのです。一九八二年一月一日に準備を始め、三月一日に新聞を作りました。一月一日に二百人を選定し、「三月一日に新聞を作りなさい!」と言って、五十八日で新聞を作ったのです。そのような歴史はありません。このようにして出発した「ワシントン・タイムズ」が、今に至っては、保守世界の灯台になったのです。

11 アメリカの行政府や情報機関も、「ワシントン・タイムズ」が世界を保護し、平和世界のために尽くしていることを知っています。今までの伝統から見るとき、統一教会は、アメリカでそのように反対を受けても争わず平和を追求し挙国的な国民教育とともに、正常な新しいキリスト教思想に根ざして歩んでいることを理解して、信任するのです。

アメリカの国民も、複雑な問題が起きれば、「ワシントン・タイムズ」がそれを正してくれることを知っているというのです。「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」は違います。しかし、「ワシントン・タイムズ」は一方通行です。キリスト教思想、保守派の伝統を中心とした新聞です。また、保守派だけではありません。右だけでなく、左まで抱いていくカインとアベルの思想をもっているので、ここで与党側の記事を三回出せば、必ず野党側(の記事) を一度、ないし二度まで載せて比重を合わせるのです。ですから、不平を言うことができません。

12 「ワシントン・タイムズ」は、世界の言論界の最先端を行っています。名実共に、保守世界随一の新聞になりました。今や、アメリカの言論界、「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」も、「ワシントン・タイムズ」が保守世界のトップの新聞であることを、みな認めています。インターネット新聞とともに、保守世界の結束運動をしています。ですから、保守世界を率いていくのです。保守世界は、キリスト教思想の延長です。キリスト教思想を導いていかなければならないのです。

キリスト教思想を導いていくというのは、教派的な基準ではありません。根本的な面で、旧教も新教もすべて一緒に導いていくのです。既に学界や、私たちを知っている人々は、統一教会でなければ滅びると考えています。私たちが導いていくようになっているのです。この言論界が一〇〇パーセント包括し、方向さえ転換するようになれば、いくらでも消化して余りある時代になりました。

13 今日、戦略防衛構想(SDI)が問題になっています。ソ連とアメリカが誘導弾の問題を中心として、原子爆弾が九対一の割合に広がった状態で、アメリカがソ連を防ごうとするのがSDI開発問題です。そのSDIは、私が「ワシントン・タイムズ」を先頭に立てて樹立させました。これは政府の政策にもありませんでした。

お父様は、追われていても、「ワシントン・タイムズ」を中心として背後をコントロールし、レーガン行政府が政策として受け入れるようにしました。レーガン大統領が会談のためにジュネーブに行く時、私たちの編集局長を送って、「SDI開発計画において後退してはいけない!」と説明させました。お父様が、それを決定するように約束させたのです。

14 「世界言論人会議」のロンドン大会で、言論界最高の編集局長とオーナーたちに会って何の会議をしたのでしょうか。保守世界の言論界が自分たちの利益のために行ったり来たりし、新聞がいくつもあれば、かえって国家の政策方向を立てるのに妨げになるというのです。そうして、世界の世論が空中に浮かんで飛んでいく雲のようになってはいけないというのです。

ですから、「ワシントン・タイムズ」が保守世界を代表し、インターネットを中心として世界の保守系新聞に記事を提供するために準備をしてきました。そうすれば新聞が一つになるのです。「ワシントン・タイムズ」は、インターネットを通して新聞の特級秘密や、通信社から入ってくるものよりも次元の高い記事を提供できるのです。そのため、超国家的な面で言論界の人々が関心をもち、「ワシントン・タイムズ」をまず参考にするようになっています。そのような水準にまで上がってきました。

15 言論は、行政機関に影響を与えることができなければなりません。そのような知識的な資料を、言論機関が供給してあげなければなりません。それは政府ではできないのです。ですから、政府が言論機関の記事をすべて集めて要約し、供給してあげなければなりません。そのような資料が政府から毎週出るのです。

ところが、その六五パーセントから七五パーセントは、「ワシントン・タイムズ」が取材したものです。この事実は、世界のあらゆる行政機関の方向を「ワシントン・タイムズ」がコントロールしているという話です。「ワシントン・タイムズ」の記事を中心として要約した内容が、公報機関を通して全世界に連結されていくのです。ですから、世界に莫大な影響を及ぼしているのです。このように、「ワシントン・タイムズ」が知識世界はもちろん、これから発展する世界的な潮流に貢献することは、偉大な功績です。このような基盤がつくられることによって、共産主義が衰えていくというのです。

今までは共産主義と民主主義の対峙問題を中心として歩んできましたが、これからは、キリスト教思想の再建と家庭倫理の確立を標準として進んでいくのです。

16 「ワシントン・タイムズ」は、膨大な資料を保有しています。コンピューターで特定の人を調査しようと思えば、即時にその人に関する内容をすべて選び出して見ることができます。そのようにしなければ、世界を動かすことはできません。アメリカの国防総省と国務省、ホワイトハウスと多くの図書館が、世界的な秘密に関しては「ワシントン・タイムズ」に問い合わせなければならなくなっています。このように、「ワシントン・タイムズ」は世界一の情報紙として知られているのです。ですから、「ワシントン・タイムズ」が書いた記事は、世界にその名をとどろかすことができ、世界に影響を及ぼすことができる力をもっています。

17 「ワシントン・タイムズ」には、北朝鮮問題に関する専門家たちがいます。国務省の北朝鮮担当官が「ワシントン・タイムズ」と関係を結び、情報を交換しながら問い合わせてきています。彼らは、これから摂理が進む方向を知りません。私たちに頼るようになっているのです。言論界や政治家まで、「ワシントン・タイムズ」を訪ねています。最高の情報が集まり、神経のように統合された所が新聞社です。「ワシントン・タイムズ」は、上位クラスにいる数十の新聞と競争しています。世界のあらゆる情報機関と、六大州で影響を及ぼす先進国の代表の国々が、「アメリカで最も保守的でありながら信任を受ける新聞は『ワシントン・タイムズ』である」と考えています。

18 情報世界から脱落すれば、世界のトップにはなれません。情報が重要だというのです。ですから、私は新聞社を造ったのです。「ワシントン・タイムズ」の素晴らしいところとは何でしょうか。「ワシントン・タイムズ」はアメリカにある新聞ですが、お父様は一国のために働くことはしなかったというのです。神様のみ旨のために生き、世界のために働くのです。ですから、「ワシントン・タイムズ」はアメリカで一番の新聞になり、最高の位置に上がるようになりました。

19 一九八五年に、アメリカの言論界で三百の新聞を選び、その中で言論界に最も大きな影響を与え、話題となり、特ダネをたくさん扱ってきた代表的な新聞を選定したのですが、「ワシントン・タイムズ」が選ばれました。私はアメリカから罵られ、共産勢力から「ワシントン・タイムズ」について脅迫、恐喝を受ける状況で、自由世界のために生き、神様のみ旨のために生き、神様が願う路線のために、受難の道を歩んでいるのです。

私たちは、その脅迫と恐喝に正面から立ち向かい、世界の癌のような基盤を爆破するのに、勇士となって走っています。正義の道理を訪ねていくべき歴史はもちろん、天は、このような団体を立てて、主人の位置に、中心の位置に置こうとするのです。天運がそのようにしているというのです。ですから、「ワシントン・タイムズ」を中心として、アメリカの言論界は自然に屈服せざるを得ないというのです。

20 「ワシントン・タイムズ」は、世界の八千の新聞社が集まったレイアウト大会で、百項目のうち、三十八項目で賞を受けました。それは、最優秀賞です。その大会では、世界的な大手新聞社の芸術・美術分野の専門家十二人が審査委員として集まり、審査を行いました。その審査委員の全員が、「一等」という評価を下して表彰されたことが一九七一年に一度あったのですが、一九八八年に、「ワシントン・タイムズ」が(そのような形で)表彰されたのです。

21 今、「ワシントン・ポスト」と「ニューヨーク・タイムズ」は、「ワシントン・タイムズ」の新聞編制に追従しています。レイアウトのようなものは、私がコーチしました。お父様は、そのような面で芸術的感覚が優れています。線を引くことから、レイアウトをすべて教えてあげました。それが十年間新聞の展示会で常に一等を取ったのです。

第四節 韓国の「世界日報」

創刊目標と理念

真の父母様は、一九八九年二月一日、韓国のソウルで総合日刊紙「世界日報」を創刊された。「世界日報」は、「愛天・愛人・愛国」を社是に、「祖国統一の正論、民族の気概の発揚、道義世界の具現」を理念に掲げ、保守正論新聞としての地位を確立した。また、「世界日報」は創刊以降、世界の主要地域に特派員と通信員を置くなど、国際的ネットワークの構築を通して、国際ニュースに強い側面を見せてきた。

1 「宗教指導者が何ゆえに莫大な資金を投入して言論事業に力を注ぐのか。その本当の動機は何なのか」などと気にかけている人々が多くいます。それに対する答えを一言で要約すれば、今日の世界が平和か戦争かを決定するのに、言論の責任があまりにも重大であることを、私がよく知っているからです。

二十世紀の後半は、言論によって支配されている時代です。ですから、言論の力と責務が、原子爆弾や軍事力よりさらに大きくなっています。したがって、言論が一貫した真の価値観に立脚して正論を展開するとき、その言論は世界平和の旗手になり、無責任と誤導と扇動によって国民を幻惑するとき、その言論は世界平和を破滅させる道具になるでしょう。

2 私は、韓国を宗主国とし、世界百六十ヵ国に宣教基盤をもっている統一教会の創始者です。宗教指導者である私が、宗主国の韓国で総合日刊紙「世界日報」を創刊したのは、私たち人類すべてが理想とする平和と自由、そして、神様の創造理想が実現した、真の愛が花咲く人類共栄の世界を建設するために、言論の役割が必要不可欠であることをよく知っているからです。

3 「世界日報」が、産声を上げてこの地に誕生しました。「世界日報」は、自由言論の表象であり、責任言論の鑑になることを闡明して、皆さんの前に現れました。「世界日報」は、正義には多くの涙を流し、不義には赦しがないでしょう。「世界日報」は政党を超越し、ある特定の宗派のために存在するのではなく、国民と国家と世界のために、血と汗を惜しまないでしょう。

一言で言えば、「世界日報」は韓民族の矜持であり、世界の人々の誇りになるでしょう。「世界日報」は、アメリカの「ワシントン・タイムズ」と共に、東西にそびえ立つ真理の灯台となって、真実と偽りを明確に区分する知性紙、真の自由民主主義の灯火(ともしび)となるでしょう。「世界日報」は、正に皆さんの新聞です。皆さんの声であり、皆さんの代弁紙です。「世界日報」はすなわち、皆さんの良心宣言なのです。

4 統一教会は、神様の摂理を立てようとするところです。人類を救おうとするところです。私たちは新聞を作りますが、統一教会の機関紙を作るのではなく、神様のみ旨における機関紙を作ると考えなければなりません。神様のみ旨を中心とした摂理史的機関紙だと考えなさいというのです。統一教会の機関紙として考えてはいけないというのです。そのような観点をもってはいけません。ですから、毎日のように教育しなければなりません。み旨は、世界的なみ旨であって、統一教会の中のみ旨ではありません。これは、神様のみ旨です。

5 「世界日報」が私の話を聞けば、早く発展するでしょう。今まで言論人たちがもってきた、「言論人はこうでなければならない」という習慣性は、絶対的なものではありません。知識のために絶対性があるのではないというのです。今後、「世界日報」が発展するためには、どのようにすべきでしょうか。発展の根本動機とは何でしょうか。団結しなければならないというのです。上から下まで団結しなければなりません。

「世界日報」は、誰の会社でしょうか。自分の会社です。共通分母は何でしょうか。国を生かすことが共通分母です。国を生かすための自分の会社だというのです。ですから、職員たちは、愛国者たちが国のために一つになった以上に、ここで一つにならなければなりません。国と人類を中心として、そのようにならなければなりません。そうすればすべて終わるのです。

6 私が「世界日報」を創刊した目的は、会社の理念で明らかにしたとおり、「祖国統一の正論、民族の気概の発揚、道義世界の具現」にあります。これは、国家的立場から、誰もが願わざるを得ない内容です。さらには、人類文化史的な観点から、「世界統一の正論、人類の気概の発揚、平和的道義世界の具現」となるでしょう。私は天意に従って、国家と世界が平和世界になるように努力してきました。

7 食口たちが早朝三時、四時に新聞を持って家々を回りながら、大韓民国統一のために祈っています。そうでない食口は、(それぞれの立場で)先頭に立って、彼らに手本を見せてあげなければなりません。新聞によってたたかれ、新聞で損害を被った恨をもつお父様であることを知らなければなりません。「世界日報」の理念を見てください。お金を稼ぐために造ったのではありません。お金を奪い取って稼いでいる人たちをこらしめようと思います。歴史の伝統と未来の希望の行路には、このような誤ったすべてのものを清算してこそ、進めるようになっています。そのようにしなければ、連結されません。

世界の問題を早く解決しなければならない責任が、私たちにあります。そのようにすることによって、皆さんの生きる道を模索するのです。

8 私たちは、「世界日報」を越えて、大韓民国の言論界で社会の道義的な面を鼓舞し、未来の世界に希望を懸けた民族精神を見つめて、道義の刀を振るうことができる人にならなければなりません。

言論人として、正義の筆を手にすれば、刀よりも恐ろしいのです。刀で勝敗を競えば、敗者と勝者が早く決定しますが、文章はそうではありません。甲論乙駁(こうろんおつばく)して、何世紀も、何千年も正否を判断できないのです。ですから、皆さんは出発から終わりまで、はっきりとした姿勢で、責任的立場、深刻な立場に立って文章を書かなければならないというのです。「世界日報」の職員たちは、内外を一つに合わせるために、深刻な人々にならなければなりません。

9 南北統一をしようとすれば、隠れた人材が必要です。新聞を出すのは簡単なことではありませんが、民族を代表する新聞社を造らなければなりません。南北を統一しようとすれば、新聞社がなければならないのです。これから各市と道に月刊誌を作ろうと考えています。それで、今その準備をしています。この国をこのまま放っておいてはいけません。

私が千辛万苦の末に、これほどの基盤を築いてきたのは、天理を仰いできたからです。ですから、私はただそのまま歩んでいくことができません。南北統一に向けた正論紙として創刊された「世界日報」を、皆さんがいる村ごとに普及させなければならないというのです。商売をするための新聞ではありません。お金のために闘う新聞ではないのです。

10 韓国統一ができる雰囲気をつくらなければなりません。津々浦々、家ごとに出入りしなければならないのです。「世界日報」という新聞を持って、そのようにしなければなりません。「世界日報」を持っていく人は、天宙日報の主人です。愛の日報を持っていくのです。愛の安息所に運んであげるための天の国の使者たちです。そのような意味で、門前で迫害を受けても、沈黙しなさいというのです。口を開いてけんかをするようになれば、その次は(そこに再び)行くことができません。沈黙して自分の使命を果たすために一〇〇パーセント以上投入すれば、真の愛のひもは次第に太くなって縄になり、縄が集まって縄の束になります。このようにすることによって、韓半島は韓民族の始祖が成し遂げられなかった本郷になるのです。したがって、沈黙し、忍耐しながら、黙々と前進しなければなりません。そこから、み旨は自動的に完成するでしょう。

責任言論、道徳言論を目指す

真の父母様は、「言論はすなわち、真理の代弁者であり、良心でなければならない」と語られ、正統正論紙として「世界日報」が進むべき方向性を提示された。特に、世界が価値観の没落によって混乱している状況で、社会を指導する教育の責任を担わなければならないことを強調された。また、姉妹メディアである「ワシントン・タイムズ」「UPI通信社」などとの交流を通して、同際的ネットワークを強化しなければならないと語られた。

11 「世界日報」の「世」の字は、この世の中のことです。「日報」の「日」の字は、日にちの「日」です。ですから「世界日報」は、世界の日を報告するのです。どのような日かと言えば、悪い日ではなく良い日です。それでは、大韓民国にとって良い日とは何でしょうか。「世界日報」は、良いことをたたえ、悪いことはたたかなければなりません。それが正道です。責任をもつ言論人にならなければなりません。その信念に自分の命を懸けて責任をもたなければならないのです。

12 皆さんは国民の前に、新聞記者としての実績を残さなければなりません。その実績とは何でしょうか。皆さんの息子、娘に、「私は正義の道を歩んだ」と言って立て札を書いてあげ、遺言を残すことができる自信をもった新聞記者が何人いるかというのです。深刻な問題です。これが現実的な問題です。知識で世界を動かすのではありません。お金で世界を動かすのではありません。権力で世界を動かすのではありません。真をもって世界を動かすのです。真によって動かすのです。結局、「世界日報」は、正義の日々をいかに立てるかという闘いをするのです。

13 「世界日報」は、全世界の最も良いものを記録して、社会に指標を立てなければなりません。そのような立場で国を批評し、アジアを批評し、世界を批評しなければなりません。「これがキーポイントである」と自分が確定して発表したものが神様の絶対的な目から見るとき、何パーセント合っているでしょうか。新聞記者として記事はうまく書いても、それが神様の目から見るとき、何パーセント合うかというのです。問題はそこにあります。良心を欺いてはならないというのです。

14 言論機関は、社会教育の標準を立ててあげなければなりません。言論が世界を滅ぼしています。大学の御用学者のようになってはいけません。大学の二世たちを自分以上に貴く育て上げる責任を果たさなければなりません。教育を受けた大学出身者たちが社会に出ると、腐敗してしまいます。誰がそのようにしたのでしょうか。言論人たちの責任が大きいというのです。

言論人たちは、現実的生活の利益を追求することをより考えるのであって、公的なことや民族の将来は考えないというのです。ですから、責任言論、信義言論を主張しながら進めています。このようにして社会教育をするのです。

15 「世界日報」は、「セゲ(世界)イルボ」というからには、正義に立脚して「強烈に(セゲ)」進まなければなりません。どれほど強烈に進むのでしょうか。私よりも、さらに強烈に進まなければなりません。息子、娘、子孫が自分の先祖よりもさらに立派であってこそ、今後その家も、会社も、国も、滅びずに栄えるのです。私よりさらにがむしゃらに、さらに強烈に進みなさいというのです。瞬間を中心として闘う時は、生命を懸けるだけではいけません。「お父様が生命を懸けたならば、私は愛も懸け、生命も懸け、知識も懸け、お金も懸け、権力も懸け、お父様以上にもっと強烈に進もう!」と言って内外に一つになれば、世界が統一世界へと進む、新しい扉が開かれるでしょう。

16 これから「統一思想研究院」を、「世界日報」の研究機関として位置づけなければなりません。そして、今後、編集局長と論説委員と主筆、編集局の部長以上の人々は、幹部として、もちろん文章を書くことも必要ですが、思想的な面やあらゆる面で、堂々とした理論をもって、国家指導者たちを教導できる責任者にならなければなりません。

今まで私がしてきたすべてのこと、「科学の統一に関する国際会議」や「世界言論人会議」のようなものは、再教育することを標準にして全般的に準備してきたので、今や、この頂上の基準を韓国の言論界に結んでおかなければなりません。教育というものは、一定の教科書によって、国家の施政方針、すなわち教育部が定める法規内で動きますが、言論界はそうではないというのです。ですから、この言論界を中心として、新しい教育の方向を強化するためには、思想的な面を重要視しなければなりません。しかも、北朝鮮と対峙している立場なので、思想的な面に関心をもたなければならないのです。

17 私たちの新聞社には、モニター要員が必要です。五年から十年後に新聞社を動かすことのできる人を、誰がたくさん育てるかが問題です。ですから、モニター要員制度を活性化させなければなりません。これから、「新聞記者は学校の先生よりも高い位置に上がる!」という思想を入れるのです。そのような点で、私たちは道義教育と社会浄化、人倫や道徳の問題を扱う新聞を作らなければなりません。

18 「ワシントン・タイムズ」では千人以上が働いています。白髪交じりで額がはげ上がり、目の青い人々が、私を心から尊敬しています。

「世界日報」を、その「ワシントン・タイムズ」と連結させてあげようと考えています。「ワシントン・タイムズ」の人を、「世界日報」にいる人といつでも交換できるようにしなければなりません。「世界日報」の記者たちが特派員として仕事をしていては、役に立たないと考えるのです。交換要員として行って特派員ができるようにしてこそ、どこに行っても「ワシントン・タイムズ」新聞社を活用できるのであって、付いて回りながら、自分の仕事が生じたときだけ働いていてはいけません。みな一緒に交流できる体制をつくって、日本の「世界日報」や「ミドルイースト・タイムズ」も、この基準で編成しなければなりません。

一人か二人を抜いて、人が足りなくなれば、何人かで手伝いながら編集をしてでも、外国に行ってくることができるように編制してみなさいというのです。「百聞は一見にしかず」なので、様々な場所を通して交流できる道を用意しなさいというのです。そうして、一つの家庭のようにしながら、新聞社の徹底した方向を中心として、今後、希望的な「世界日報」にならなければなりません。

19 皆さんが記事を書くときには、自分の名前をかけて、責任をもって書かなければなりません。私がアメリカで「ワシントン・タイムズ」を造って出発するとき、「『ワシントン・ポスト』や『ニューヨーク・タイムズ』を踏襲してはいけない」と言いました。それは宣言です。私たちは独自的です。独自的な標準を私が立てたのです。

日本の「世界日報」も、今や基準に達しました。部数を増やしてはいけないというのです。配達の部数を少なくして、新聞社に来て新聞を持っていくようにするのです。今や、分かる人たちは分かってくれるようになりました。政府でも分かってくれるのです。なぜでしょうか。時事分野では、世界情勢について誰も付いてくることはできません。情報において、私たちが世界の先頭に立ったからです。アメリカのような国は、新聞が進歩的です。ソ連の間接的な宣伝紙のようになっています。すべて敗北的で、退廃主義的な思想を鼓吹(こすい:励ますこと)する刺激的な論説を書いています。しかし、私たちは違います。ですから、目を皿にして勉強しなさいというのです。

20 「世界日報」を世界的なモデルケースとして、これから「ワシントン・タイムズ」のように、世界と通じるアジアの代表言論機関にしようと考えています。そうするためには、ワシントンDCで作った六十ページの「ワシントン・タイムズ」の記事すべてが、ここの「世界日報」に入ってくるようにしなければなりません。このようにするためには、世界のニュース紙面を今より倍に増やさなければなりません。

「ワシントン・タイムズ」に文化部や宗教部、家庭部があれば、そこから出てくる記事の内容を、ここで翻訳できる実力がなければなりません。英語版「ワシントン・タイムズ」の記事内容を読んで、すぐに韓国語に翻訳して、韓国の実情とアメリカの実情を混合させ、新しい新聞を作るのです。

21 AP通屠やUPI通信から、今まで特派員を派遣した場所は、世界各国で百ヵ所を超えません。しかし、私たちは、百八十ヵ所からあらゆる写真や専門的な記事の内容が送られてくるので、一国の記事をただそのまま韓国に紹介することができ、各国のものをいくつでも新聞に出すことができるのです。このように増やしたり減らしたりしながら、何ヵ国かの記事を用いて一気に作るようになれば、いくらでもこの新聞を見るようになっているのであって、ほかの新聞を見るようにはなっていません。部数のために、ほかの新聞に追従しながら作ってはいけないというのです。

22 世界が価値観の没落によって混乱状態に陥っているので、誰かが旗手にならなければなりません。それが必要な時です。共産主義世界が崩れ、民主主義世界が崩れるこの時に、誰が旗手になるのでしょうか。私たちしか、お父様しかいないではないかというのです。

今からは、自主的な時代となり、自主性を確立させなければならない責任があります。そのようなことを教育していかなければなりません。徹底的に教育しなさいというのです。もはや、私たちが追従していく必要はありません。「ワシンン・タイムズ」もそのようにしたので、非常に短期間のうちに、世界的基準をつかんで上がってきたのです。追いかけていってはいけないというのです。私たちは私たちの論調を中心として、堂々と進まなければなりません。

23 「世界日報」は、韓国にある十大新聞社を絶対に追いかけてはいけないというのです。私が「ワシントン・タイムズ」を造るときに訓示したことも、絶対に既成の新聞を追いかけてはいけないということでした。新聞は、国家的基盤における公認された立場で、国家や主権に影響を及ぼすことができます。そのような状況で新しく出てきた新聞が、既成の新聞を追いかけては、いくら(世の中の)空気を変える記事を書いても、関心を集めることはできないのです。

第五節 週刊紙、および通信、映像、出版のメディア

週刊新聞の創刊

真の父母様は、一九八九年十月三日、韓国で「世界平和教授アカデミー」所属の教授たちを執筆陣に迎え、教授と学生を対象にした「全教学新聞」を創刊された。そして、一九八〇年四月二十一日、アメリカのニューヨークで中南米系の住民を対象に、スペイン語新聞「ノーティシャス・デル・ムンド」を、一九八三年三月一日、エジプトのカイロで、「ミドルイースト・タイムズ」を、一九九六年十一月二十三日、アルゼンチンのブエノスアイレスで「ティエンポス・デル・ムンド」を創刊された。一九九〇年九月七日「ワシントン・テレビジョンセンター」を開館されるなど、映像・放送メディアにも多くの関心を傾けられた。また、アメリカの有力な通信社であるUPIを二〇〇〇年五月十五日に引き継がれた。

1 「全教学新聞」は、教授と大学生を中心とした思想新聞です。これが、週刊紙として出ていたのが日刊紙になれば、社会にまで影響を及ぼす国民教育の資料になるのです。ですから、これから「世界日報」を読む人々は、この「全教学新聞」を読まなければなりません。お父様の思想を知らなければならないのです。統一教会員以上になるためには、お父様を中心として、実戦の場で経験を積まなければなりません。

2 「全教学新聞」は、各政党が建設的で進歩的、前進的に発展できるように影響を与えなければなりません。私が党をつくり、それらの政党と闘わなくても、党が正しい道を行けるように、指針と目標をつくっておかなければなりません。そのようなことをする人は、私しかいません。ですから、「全教学新聞」を作りました。

「全教学新聞」は、学生たちが作る新聞ではありません。新聞を作る人は教授たちです。ですから、「全教学新聞」を、言論人たちは軽く見ることはできません。ここにはパンチ力のある言葉が無限にあります。ですから、名前も「全教学新聞」です。「全国教授学生新聞」ではなく、「全国教授学問新聞」だというのです。教授たちが学問的に批評する新聞です。

3 言論界、学界、「世界平和のための頂上会議」、「世界平和連合」、「世界平和宗教連合」の人々を総括して、社会の道義教育に力を注げるようにしようというのが、お父様の計画です。今まで言論界が世の中をめちゃくちゃにしてきました。私は何をするために教授たちを支援してきたのでしょうか。それをするために、韓国では「全教学新聞」を作り世界的には「ワールド・アンド・アイ」を作ったのです。

4 アメリカ内で、スパニッシュと黒人たちは、お父様に希望をもっています。ですから、黒人はワシントンDCを中心とし、スパニッシュはニューヨークを中心としているのですが「ワシントン・タイムズ」と「ノーティシャス・デル・ムンド」が、彼らを中心に連結されてきています。そして、ニューヨークでは、白人ではないすべての人種を糾合するための運動を、ニューズ・ワールド」がしています。

ユダヤ人も私たちに反対しますが、(その人たちまで)包括するための運動をするのです。南米がアメリカに対する宣伝を必要とすれば、私たちを通してしなければならず、スパニッシュや黒人たちがアメリカで全国的な活動をしようとすれば、お父様を前に立てざるを得ない段階に入ってきました。そのようにしながら、今に至るまで、科学者たち、世界の知識人たちを集めて、大学で大学原理研究会を中心として動いています。これらすべてのことが、全体的で世界的な観点から見るとき、内的強化のための不可避的な行動だというのです。

5 「ティエンポス・デス・ムンド」を造った目的は、家庭破綻を防ぎ、青少年を教育するためです。それを論題の中心として書いていくのです。それは、マフィアやギャング、政治家、スパイとして謀略を巡らす人も必要とする課題です。

これをどのように解決するかを今までお父様が考え、この版図を拡張することを一番の目的としてきたので、大きな文字で刷って強調してきました。それを重ねて強調しました。家庭破綻を防ぎ、青少年を教育することができるのは私たちしかいないので、これを先導し、正義の社会を具現するためにこの新聞社を造ったのです。

6 私たちは、学界組織をもち、新聞社組織をもっているので、新教と旧教を和合させる人は、私しかいないというのです。今、北米は北米自由貿易協定 (NAFTA)を通じてアメリカの新教を中心に集まり、南米はヨーロッパ派のカトリックを中心に一つになっているのですが、この新教と旧教が争っています。ですから、争う新教と旧教を連合する運動を、私がしているのです。これを連結させるためには、新聞社が必要です。そうして、思想的な世界の情緒を中心として、南米の新聞社を一段階、復活させてくるのです。それをしているのが、皆が反対していた「ティエンポス・デル・ムンド」という新聞です。取材内容や編集においてトップを走っています。

7 中南米の三十三ヵ国は大部分がカトリックの国家ですが、お父様が南米に行くというので、みなが反対しています。そのような渦中で、お父様が「ワシントン・タイムズ」を中心として、南米に新聞社を造りました。アメリカの財閥たちが十年間、合同で造ろうとして造れなかったものを、九ヵ月で私が造ったのです。ブラジルよりアルゼンチンのほうがローマ教皇庁の直系です。ブラジルはポルトガルの影響下にあり、アルゼンチンはスペインの影響下にあります。ローマ教皇庁の直接的な影響下にあるアルゼンチンを中心として、私たちが「ティエンポス・デル・ムンド」という新聞社を造りました。それで、その国の秘密プロジェクトをすべて把握しているのです。三十三ヵ国がどのように動いているかを知っています。最高の情報の鍵をお父様がもっているのです。

8 放送できるように教育し、放送できる資料を作るシステムをワシントンDCに備えました。ですから、ドキュメンタリー映画のようなものを編成することでは、今ナンバーワンです。お父様がそのようなものを標準として、世界最上の施設を備えました。

ニューヨークやワシントンで一番であれば世界で一番です。日本の資材や機材の中でも最高、最上の資材や機材を投入して、世界にない施設を造りました。そうして、これに「アトランティック・ビデオセンター」と名づけたのです。「Aビデオセンター」という名前で有名です。

9 ワシントンDCには、「ワシントン・テレビジョンセンター」があるのですが、これは世界的な電子通信社です。映像通信社を造ったのです。今までは文字通信社でした。これは、記事をAPやUPIのような通信社を通して全世界に文字で送るのではなく、衛星を通して映像プログラムとして送るのです。送ってきたものをそのまま切り取って放り込み、回せばいいようになっています。視聴覚教育時代に入ってきたのです。万全の準備をしてそのような施設を備え、先日、落成式を行いました。

これから内的体制の人的構成は、教授たちを中心として行います。「世界言論人会議」と「世界平和のための頂上会議」などに関わりのある世界最高の知識人と学者、言論人、元大統領を中心として、後援会をつくるのです。そうして、世界の有名な国は、すべて私たちのこの通信番組を見ざるを得ないようにするのです。十五分のもので、その骨子だけ作っておけば、自分の番組を中心に放送し、中間にそれを揷入できるようにスイッチを押せば、入れ替わるのです。韓国であれば、韓国の放送局で作ったもののように制作し、世界的なニュースの材料を作って販売するのです。

10 今までは文字通信社を通した言論時代でしたが、これからは映像、テレビ通信社時代が来ます。それを私が最初に始めました。全世界の人々がこれを見ざるを得ないようにして、方向を収拾するのです。若い青年男女たちが、(退廃的な)ロックミュージックや、フリーセックスの内容を中心としたありとあらゆる騷がしい退廃的な雑誌によって腐敗していくのを、清算しなければなりません。

ですから、傑作映画を毎週一編ずつ作って世界に送るのです。また、時事解説など、時事に関するすべての内容を収め、一週間に映像を一編ずつ作って送るのです。そのようにすれば、それを見ざるを得ません。その主題歌を流行させ、暗黒の世界に落ちていく今日の方向を「回れ右!」と言って、新しいところに向けるのです。そのように放送するのです。アメリカでは、二十四時間、毎日のように普及させられる万全の準備をしておきました。

11 アメリカに「ニュー・フューチャー・フィルム」という私たちのビデオテープの工場があるのですが、そこから一日に五万本のビデオテープが出てきます。今まで全世界で作った映画を複製して分野別にするのです。教育映画、スポーツ映画、舞踊映画など、分野別に分類し、図書館のようにしておくのです。その次には、世界的に私たちと連結されている有名な学者たちを中心として、すべての専門分野のビデオテープを作ります。三時間もの、十時間もの、三十時間もの、五十時間ものを作るのです。五十時間あれば、すべて終わります。

有名な学者たちの講義をビデオテープに収めておけば、いつまでも使い続けることができます。このようにして、毎日のように私たちが出す教育的資料を見ることができるようにするのです。そうして、健全なビデオテーブを一年くらい見るようになれば、風潮が変わります。流行が変わるのです。このようにしなければ、世界的に乱舞する、この退廃的風潮を防ぐ方法がありません。

み言および摂理歴史の記録

真の父母様は、生涯にわたって、多くのみ言と業績を残された。これを保存し、記録、編纂して、後世に永遠の資料として残すため、成和出版社と歴史編纂委員会、「平一企画」などを設立され「成和」誌や「統一世界」誌など、多くの媒体を創刊された。一九六一年十一月一日に出発した歴史編纂委員会は、歴史編纂と資料の収集および保管などを担当している。二〇〇四年十月一日に設立された「平一企画」は、各種の映像メディアを制作してきた。

12 今後の新しい文化世界創建のための伝統的資料を、どのように設定するかは、お父様に侍って生きる側近の人たちが重要視しなければならない中心問題です。

今までの責任者たちは、歴史的伝統を知らずにいます。これからの後代の子孫たちにとって、お父様が生きているこの当代、この当時の資料がどれほど貴いかを知らずにいるのです。お父様の説教集を編成することもそうです。火事になれば、このみ言がすべて吹き飛んでしまいます。ですから、歴史編纂委員会でもそれを知らなければなりません。私たちの行事で重要なものを、一級、二級、三級、四級、このように定めて、これを歴史の伝統的資料として残さなければなりません。

このみ旨は、統一教会だけで動かすことができるものではありません。統一教会を中心として、国家とアジアと全世界に影響を及ぼした、その伝統内容を編成していかなければなりません。そうすることにより、これから統一教会について調べようとする人がいれば、直ちにここに接して調べることができるのです。この文献を通して、歴史的伝統を追求することになるのですが、その追求する内容は膨大だというのです。自分たちのある一国家や一団体ではなく、世界的団体と世界的国家が入っていて、自分たちの一つの宗教的な団体ではなく、総合的な数多くの宗教団体が入っています。このようなものを見れば、若者たちは興奮せざるを得ません。ですから、資料が必要だというのです。

13 統一教会員たちは、歴史的資料についてよく知りません。現実と関係を結ぶことや、現在の環境で歩調を合わせることに汲々としているので、歴史というものを考えることができなかったのです。ですから、説教集を作るように、お父様がすべてしてあげました。奨忠洞(チャンチュンドン)時代の歴史や、梨花女子大学退学・退職事件のようなことを知らなければなりません。その当時の、転換時期における韓国の実状がいかなるものかを知らなければならないのです。宗教的背景に従って摂理をまとめてきたお父様は、すべて反対ではなく、和合できるようにまとめてきました。そのように関係を結んでいるのが個人的時代でしたが、家庭時代に連結できる思想的内容がなければなりません。ですから、説教集が必要なのです。過去、現在が必要です。ところが、過去のことはあまり知りません。復帰と言えば、旧約時代のエデン復帰派、新約時代のエデン復帰派、その次に、成約時代のエデン復帰派に分かれてくるのです。そのようなことを学問的に整理できる体系的な基準を立てなければ、関連性をもつのが難しいというのです。摂理史全体を知らないからです。ですから、過去、現在、未来を経ながら、これを再び補強してあげなければなりません。そのようなことを、歴史編纂委員会でしなければならないのです。

14 ある人がいれば、その人には小学校から中学・高等学校、大学まで出てきた歴史があるように、お父様にもそのような歴史があります。お父様がソウルを中心にして活動していた壮年時代が重要なのですが、誰もそのことについて詳しく知りません。一緒に釣りをしに通ったり、魚取りをするために付いて回ったりした人々の記録は多いのですが、それを連結させられる経験者がいません。歴史編纂委員会で、その人々を中心として連結できるように、インタビューでもしておかなければなりません。新たにしておかなければならないというのです。その人々が、詳細に自分たちの歴史を書かなければなりません。大概は同じ時代ですが、指示した命令によって、活動した内容が違うというのです。それを時代別に編纂すれば、文化史が出てくるのです。そのように整理しておかなければ、混乱が生じます。そのためには、すべての材料を再びつくってでも、説明したとおりに結果が連結された事実を総合して、観察できる記録を残さなければなりません。記録があってこそ博物館を造ることができ、博物館があることによって、補充材料をもってきて、表れていないものを二次的に復元できるのです。現在と過去を連結するものや、何段階かの証拠物をもって連結しなければならないのであって、突然、十年、二十年飛び越えてはいけないというのです。ですから、材料が必要です。

それで、日記を書きなさいと言っているのです。船であれば、船に関する日記、車であれば、車に関する日記、どこに行ったかをすべて記録しなければなりません。ここの主流的人物や核心メンバーが誰かなどを綴り、記録をもって博物館のようにしなければならないというのです。

15 韓国の歴史編纂委員会は、様々な本を制作できる基盤ができています。電算装置が整っていて、膨大な資料を瞬時に検索できます。「平壌」と打てば、お父様の説教集、すべてのみ言選集の中から、「平壌」と関連した内容を検索することができます。そのように検索できるシステムができているので、新しい冊子を編集するのは時間の問題だというのです。一瞬にして抜き取ることができます。そうして、体制を整えて本を作ることができるのです。

16 成和出版社では、早急に、お父様が講演したすべての内容をシリーズで編成しておかなければなりません。み言もそうであり、歴史の編纂もそうです。一九五七年に伝道に行ったときに書いた感想文のようなものを冊子として記録しておかなければなりません。特定事項のようなものを冊子にし、資料が多くあるものを整備しなければなりません。第一次整備、第二次整備、第三次整備、このようにしておいて、その次には博物館に積んでおかなければならないのです。

17 統一教会の歴史を明確にし、統一教会の現在の時点を明確にし、統一教会の未来を明確にしなければなりません。そのためには、お父様が語ったことをすべて整理しておかなければなりません。いくらすべてのことに通じる人だとしても、お父様の心については分からないのです。生きている間にそれが何のことかをお父様に尋ねて、答えをまとめておかなければなりません。後代のことを考えるのであれば、そのようなことを考えなければなりません。

み言集は子孫万代の宝物です。財産として譲ってあげなければならない宝物です。伝統を引き継ぐことができない人は流れていきます。いくら騷々しい世の中の環境でも、そこに流れてはいかないお父様です。今、文化時代を中心として、これを整備しなければなりません。

18 天の国にも電波があります。天には「天波」があるというのです。地にも「世波」があります。その次に「人波」があって、人間が暮らす実情はどうかということも、インターネットを通して、電波を通して連結するのですが、この電波を統一して送る会社が「平一企画」です。それを始めたので、天の知らせと地の知らせ、体と心が願う知らせを中心として表題をつくり、生活舞台に近づけるようにしなければなりません。そのためには、芸術分野や技術分野など、あらゆる活動分野に力を注いで、発展していかなければならないのです。

19 音は、独自に出すことはできません。相対的関係がなければなりません。波長は単体では出てきません。相対的関係から出てきます。電波には「天波」があり、地上にも相対的運動をする存在が波長を出す「世波」があり、心の世界から出す人格教育を中心とした道徳的観念の「心波」があり、そして、体には自分の個人主義的欲望、自分第一主義を主張する退廃的な思想の「肉波」があります。

「肉波」は、邪悪な世の中で、どれほどよく変わるでしょうか。「肉波」は、世の中を変化させるのではなく、世の中の変化に付いていき、「心波」も霊界の変化に付いていっています。ですから、「天波」と「世波」を主導する心と体の世界にならなければなりません。したがって、「心波」を完成した波動がインターネットで主流になり、完全に両世界を統括して、統一和合、平和統一をする「平一企画」にならなければなりません。多様な映像世界の実体像をどのように感覚器官に反映させ、知覚によって意識構造の世界で悟らせるかというのです。

20 コンピューターは秘密の宝箱です。大きな図書館が一つ入っているのと同じです。作業をしながら、何でも抜き出して使えるようになっています。統一教会が社会的に何か問題になったという場合、放送局を通してそのように問題とする背後を明らかにしたのち、それまでに蓄積された秘密の包みをほどき、原理の根本から詳細に統一教会の実像を紹介するのです。そのような競争時代に入ります。そのようになれば、一瞬にして世の中がひっくり返ります。それを今、準備しているのです。

ですから、最高の施設を造りました。現在の放送局にない最高の施設を備え、いつでもその資料を中心として、質の良いドキュメンタリーを作り、映画のように編集するのです。これからインターネットを通して、新聞社が競争しながら資料を抜き取って使うことができる最高のセンター(施設)を造るのです。そのため、日本とアメリカと韓国で資料ができれば、「平一企画」にすべて送るようになっています。ですから、世界のすべての新聞社は、プラグさえ差せば、ここの秘密がすべて流れていくのです。そして、個々人だけでなく、今まで言論界や政界、文化活動を行う世界で「統一思想」を危険視してきましたが、これから扉が開いていけば、世界はすべて一つの方向に追われていくのです。このような道をつくってあげなければなりません。

21 私たちの報道資料は、世界のいかなる新聞社も問題ではありません。「ワシントン・タイムズ」やUPI通信など、世界に広がっている新聞社の組織を中心とした膨大な資料があるのです。逐一取材して書くのはごく一部です。ですから、その内容のすべてを用いて、APやUPI通信社が報道する以上のものを「平一企画」で作らなければなりません。

この(APやUPI通信社の)人々は、ある大陸で事件が起きたとすれば、その大陸の中心機関に「あなたたちはどのように考えるのか」と尋ねて資料を作り、現地踏査もせず、議論をして評価したのちに記事を書きます。私たちは、国連加入国にすべて支部があり、現地踏査や現地でインタビューした内容を中心とした詳細な報告が入ってくるので、それを記事にして、最高の技術で特別に放送するのです。インターネットを通してこれを放送するようになれば、世界の新聞本部として、先端本部になるのです。

そのような基準を中心として、原理講義を紹介し、原理の内容を中心として、今まで埋もれていた秘密を知らせるのです。今までは、キリスト教や外部の世界が、このような内容が明らかになるかと思い、すべて押さえつけて消してしまおうとしました。そのような時代は過ぎ去ったというのです。

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