聖婚式と「小羊の婚宴」
ヨハネの黙示録第十九章に預言された「小羊の婚宴」は、真の父母様の聖婚式によって実現された。創世記で失われたアダムとエバを、ヨハネの黙示録で取り戻して一致させるのである。御夫妻の聖婚式は、人類歴史の終末時代に、第三アダムとして来た再臨のメシヤが、その配偶者であり第三エバである聖霊の実体を新婦として迎え、神様が真なる人類始祖の夫婦として祝福してくださる式であった。誤って生まれた人類は、生まれ変わらなければならないため、真の父母が必要である。
アダムとエバが成長期間の長成期完成級で堕落して偽りの父母に転落し、またイエス様までもイスラエル選民から不信され、十字架を背負われるようになったことを蕩減復帰した位置で、真の父母様の聖婚式が挙行されたのである。
1 本来、人間始祖は、善なる父母として出発しなければなりませんでしたが、悪なる父母として出発したため、人間は、すべて悪なる父母の血統を受け継いで生まれました。神様の愛を「私」への愛としてそっくりそのまま受け、神様の懐に抱かれて、神様の直系の愛を通した血族として残された息子、娘にならなければならないのですが、そのようになれなかったというのです。ですから、その本来の立場に帰らなければなりません。これが正に、新郎と新婦を迎える「小羊の婚宴」です。
主がこの地上に新郎として来て、一人の新婦を探し、一つの基準の上に接ぎ木しなければならないというのです。それがキリスト教の主張する内容です。その基準を設定し、確固たる目的を立てた宗教が、キリスト教です。ですから、今日、民主世界がキリスト教文化圏において発展するのです。真の父母を迎えようとすれば、そのように発展しなければなりません。
今まで宗教は、一人の真の息子をつくるために努力してきました。神様は、一人の真の息子を探し出すために、今まで苦労されたというのです。ですから、世界宗教の教主たちの中には、女性がいないのです。
2 数多くの宗教の経書の中で聖書が偉大なのは、神様が人類の親であると掲げてきたからです。これがキリスト教思想の源泉です。その次に、イエス様は「ひとり子である」と言いました。ひとり子は、父なる神様の愛を初めて受けることができる息子です。その次に、キリスト教思想は新婦思想です。イエス様はそのようなひとり子なのですが、新郎として来たのです。そのため、新婦が必要です。ひとり子がいるので、ひとり娘が必要だというのです。
新郎と新婦は、男性と女性です。新郎新婦の宴の日とは、神様が初めて愛の旗を掲げて現れる日です。そのような婚宴の席が、エデンの園から願われてきたのです。これが台無しになったので、人類世界の終末において、この婚宴の席を再び回復しなければならないというのです。
3 イエス様は、「私は神様の息子だ」と言いました。そして、「神様は私の父だ」と言いました。その次に、「私はひとり子だ」と言いました。ひとり子は、初愛を受けることができる王子です。神様の息子の中でも、初愛を受けることができるひとり子だというのです。初愛を独占できる息子なのです。その次に、ひとり娘がいなければなりません。新郎はひとり子であり、新婦はひとり娘です。結婚式をしなければなりません。それが「小羊の婚宴」です。主がこの地上に来て婚宴をするのです。
「小羊の婚宴」をするようになれば、家庭をつくるようになります。神様が願うものが家庭です。神様が願うのは、人類を神様の愛を中心としてひとり子とひとり娘とし、神様が本当に愛し得る家庭をつくることなのです。
4 聖書を見ると、「終わりの日」には、メシヤが来て「小羊の婚宴」をするという内容が書かれています。「小羊の婚宴」とは、神様の血統関係を中心として夫婦になることです。そのようにして、人類の真の父母が現れたとすれば、サタンは存在できません。血縁的関係を中心として、その血統を結んでくれるのが、父と母、男性と女性、性相と形状の実体です。
神様の愛を動機として生命を動かし、愛と生命と血統が一つになって渦巻くのです。その中で女性と男性の主人が入れ替わり、二人が一つになって共に「主人だ」と言えるところから、生命の種、子孫が連結されるのです。それが創造理想です。ところが、そのようなものがすべて壊れてしまいました。それを取り戻すためには、代わりに万物を取り戻し、人間を取り戻し、父母を取り戻さなければなりません。これが救援摂理の骨子です。
5 再臨主が来られて婚宴をすると言われています。婚宴、つまり「小羊の婚宴」をするには、イエス様を中心として新婦がいなければなりません。その新婦が、堕落する前のアダムの前にいたエバです。イエス様は第二次のアダムであり、来られる再臨主は第三次のアダムです。ですから、第三次のアダムが、堕落する前のアダムとして来て、堕落する前のエバを探し出し、「小羊の婚宴」をしなければならないのです。
結婚することによって人類の父母になるべきアダムとエバが、堕落したことによって悪なる父母になりました。それで、私たちが堕落する前の善なる父母に出会うようになれば、復帰されるのです。ですから、人類には善なる父母がいなければなりません。「小羊の婚宴」をするのは、善なる父母として即位するためです。
6 人間は本来、堕落せず、時と環境を整えて神様の祝福を成就した真の先祖にならなければなりませんでした。ところが、それができずに堕落した先祖になったので、万民の前に堕落していない善の先祖が登場しなければなりません。その人は、天にいる霊人たちにとっても父であり、地に暮らす人たちにとっても父になれる方です。そのような方を、キリスト教では再臨のイエスといいます。
「小羊の婚宴」は、再臨のイエスが父として来られて、母を立てる祝宴です。キリスト教の真理とは、正にこのことなのです。キリスト教の中心はイエス様であり、イエス様の中心は愛です。聖書の中心も愛です。愛の中心は新郎と新婦であり、新郎と新婦の中心は「小羊の婚宴」です。この「小羊の婚宴」の中心的な意味は、本来、神様が許可した時と環境を整えて、天と地を相続できる真の人間先祖として祝福を受けることなのです。
7 神様は、失ってしまったアダムとエバの代わりの存在を求めています。聖書では、イエス様を後のアダムと言い、完成したアダムを生命の木と言っています。ですから、イエス様は、失ってしまった生命の木の代わりとして来られた方です。
しかし、イエス様は、使命を完結することができませんでした。神様と息子が喜ぶことができる一日をもつことができなかったので、再臨という言葉を残すようになったのです。神様がイエス様と共に喜ぶことができる一時、六千年の恨の心情を吐露し、神様と、あるいは今後来られる主と息子、娘の関係を結ぶ日が来るのです。神様のひとり子、イエス様がこの地上に来られて、もし亡くなっていなければ、イエス様がひとり子だと語ったので、神様は彼のためにひとり娘も送られたでしょう。
神様の二千年の(キリスト教)歴史は、新婦を求めるための歴史です。イエス様は、真の息子の姿で現れましたが、真の娘の姿がないので、神様のみ旨を成し遂げることができませんでした。ですから、二千年のキリスト教の歴史は、娘を求めるための歴史です。聖霊は、神様の娘として来られました。神様を解怨するその日が、「小羊の婚宴」の日です。
8 今まで宗教は、理想的な一人の男性と理想的な一人の女性を求めてきました。神様が「この人は、私がありったけの愛を注ぐ人だ」と言ゐる、一人の男性と一人の女性を求めてきたのです。キリスト教でいう新郎と新婦とは、世界をすべて網羅して、神様の愛を受けることができるひとり子とひとり娘を探し出すことを意味します。完成した男性と女性がこの地上で出会い、婚宴を行ってこそ、新しい世界が開かれるのです。ですから、来られる再臨主は、新婦を探し出して「小羊の婚宴」をしなければなりません。
9 人間が堕落していなければ、原罪のない息子、娘を生み、そのまま天国に行ける家庭をもっていたはずです。そこに立った父母は真の父母です。また、その家庭は、神様と一つになった家庭です。その息子、娘は、神様の家庭の子孫です。このようなみ旨を創世記で成就できなかったので、ヨハネの黙示録に至って、新郎と新婦の名を立てて成就しようというのです。
新郎は、完全な真の父として来られる方です。新婦は、神様が愛することのできる真の母として登場する方です。アダムとエバが堕落していなければ、神様を中心として結婚式をしたはずですが、堕落したことによって、サタンを中心として結婚式をしてしまったので、それを取り戻して神様を中心に初めて聖婚式を行うというのが、ヨハネの黙示録にある「小羊の婚宴」という言葉なのです。
10 天地ができて以来、人間が初めて神様のみ前に孝子、孝女となって、新郎、新婦として登場する日、神様が「地上の様々な逆境の中で、天の心情を求め、天の父母を訪ねてくるのに、どれほど苦労したか」と語られ、無形の神様の代わりに、実体をもつ真の父母として祝福してくださる祝宴が「小羊の婚宴」です。真の新婦の約束と理念を備えた基準と、真の孝子、真の孝女の基準の上に立てて、式を挙げるのが「小羊の婚宴」です。この祝福を受けたその日から真の父母になります。無形の神様を身代わりした有形の実体をもつ、人類の真の父母になるのです。
人間は本来、堕落していなければ、善なる世界で立派に育ち、神様の愛の祝福を受けて、神様の心情に通じる子女になることができました。ですから、神様が「あなたたちは私の心情を受け継ぐことができる孝子、孝女だ」と言える心情関係を完結しなければなりません。心情が通じなければ孝子、孝女になれないのです。神様がどのような路程を歩んできたかを知らなければなりません。そうして創造理念の前に掲げられる、本然のアダムとエバの形態を整えなければならないのです。「小羊の婚宴」は、正にその形態を整える式です。
11 「小羊の婚宴」の日は、六千年前に失った真の父母を迎えて祝宴を開く日です。本来、堕落していない人間は、子女の立場から父母が開く祝宴を見ることはできません。父母があとから来たので逆になったのです。真の父母を迎え、真の子女を生み、新しい世界を建設しなければならないのですが、堕落した人間が繁殖したので、逆になったのです。皆さんの願いは、真の父母に会うことです。
逆になったものを、反対に再び探していかなければなりません。これが蕩減復帰です。したがって、逆に生まれた人間は、すべて反対に行かなければなりません。世の中が願うこととは異なる、反対の道を行かなければならないのです。
12 イエス様は、新婦を探すことが一代で果たすべき目的であったにもかかわらず、この使命を成し遂げることができませんでした。そうして、御自身は新郎であり、信徒は新婦であるという遺言を残されたのです。ですから、神様は、第二イスラエル圏内にある世界で、国を問わず最もよく信じる信徒たちを中心に、特等新婦を求めていらっしゃるのです。その新婦を求めてきたのが、イエス様以後の二千年歴史です。新婦を探し出すことによって、真の先祖が現れ、真の先祖が現れることによって、真の父母が現れるのです。
本来、エデンの園で真の先祖である真の父母が現れなければならなかったのですが、人間の堕落により、六千年が過ぎた今になって、初めて神様は再臨時代を中心として、真の先祖を探し出したのです。言い換えれば、サタン世界の前に勝利した一人の男性が現れ、一人のエバを再創造した基準において神様の祝福を受け、聖婚式を行うことによって、初めて、六千年前に人類の真の先祖が立てられるべきだった基準を復帰したのです。数多くの堕落の子女が繁殖した六千年を経て、ようやく反対に、真の父母が現れたのです。
真の父母の聖婚式は救援摂理史の転換点
一九六〇年四月十一日に挙行された真の父母様の聖婚式は、蕩減復帰歴史において、長成期完成級の蕩減の峠を越える歴史的な瞬間であった。真の父母様の聖婚式は、世界的で天宙史的な事件である。長い長い摂理史の基盤の上に、完成したアダムとして来られた真のお父様は、地上での摂理基盤を築いたのち、エバである真のお母様を迎えられた。天の代身である真のお父様と、地の代身である真のお母様が一つになり、分かれていた天と地が初めて連結されるようになった。アダムとエバが堕落して互いに怨讐となり、神様と断切させていた塀が崩れるようになる救援摂理史の歴史的転換点を迎えたのである。
13 「歴史は、一九六〇年代から大変遷時代に入った」と歴史家たちは言います。「統一原理」を中心として言えば、「一九六〇年代に、神様の名を中心として地上のすべての困難をかき分け、キリスト教文化圏がすべて失敗し、その基地となる韓国が反対する環境にもかかわらず、初めてこの地上で神様と真の父母の名を中心として聖婚式をしたところから、歴史は新しい方向に変わるようになった」と言うことができます。変化するその歴史の環境が死亡世界へと次第に落ちていき、人類が分裂して破綻の世界へと向かうように思えますが、変化する歴史時代は、次第に互いに異なる地域的環境を越えて、世界へと進む時代に急変していくというのです。
神様と共に、父母様の血族を中心として横的に拡大すべき摂理時代を迎え、思想の混乱が起き、伝統の混乱が起きます。揺さぶるのです。キリスト教もすべて揺さぶるのです。それゆえ、解放されてから十四年がたつまで、韓国のキリスト教を見ると、再建(チェゴン)教会も、神社参拝をした教会も、同様でした。
そこから、韓国を中心として、世界に向かって跳躍できる神様の摂理の道が開き始めるのです。その始発点が、正に一九六〇年四月の聖婚式でした。この聖婚式をして、「父母の日」が設定されることによって、人類歴史において偽りの父母から受け継いだ、汚れた愛と生命と血統を初めて清算し、神様を中心とした本然の新しい愛と生命と血統の関係が、この地上に根を下ろし始めたというのです。この世界は今まで、堕落した天使長の血統を引き継いできましたが、一九六〇年に父母様が現れたその日からは、本然のアダムとエバの血統が、神様の愛を中心として根を下ろし始めたのです。
14 復帰摂理における絶頂であり頂点は、一九六〇年でした。その時、お父様は、国家と国民、すべての教会、そして、すべての人たちから迫害を受けたのです。その当時、死ぬか生きるかを決定しなければならない、切迫した立場でした。統一教会が生き残るか滅びるかの瀬戸際にありました。その困難を切り抜けて聖婚式を挙行したのです。
その時点から新たな歴史が出発しました。その時が歴史の転換点だったのです。多くの歴史家たちも、「一九六〇年は歴史の転換点だった」と言っています。その時からすべての問題が解決し始めたのです。
15 父母様が聖婚した一九六〇年四月十一日、その日は外的に見ると平凡な日であって、特別に変わったことはありません。しかし、その日、聖婚式をしたことが、他の日とは全く違うというのです。
聖婚式をしたので、今や歴史は、一人の人によって左右されるようになりました。その一人の人が現れるまでの時間が、民族的で世界的な関係をもったものだったのか、また、その期間が歴史的な関係を経て、時代的な関係を経て、未来の関係を経ていける基盤になっているのか、現れたものは簡単に見えますが、それが全体を集約させた代表的な核になる時、歴史はその日を研究するようになるのです。
16 人類の先祖であるアダムが、長成期完成級でエバの言葉に従うことによって主管権を失ったので、これを蕩減復帰するために、イエス様は、神様の愛と一致する完全な人格を備え、創造目的を完成する人間としてやって来て、そこに一致する一人の女性を探さなければなりません。アダムを通してエバを創造したように、再創造の順序を経て、エバ、すなわち新婦を立て、新しい家庭を成立させて初めて、完成世界に向かって上がっていけるのです。
その時が正に堕落した時代の「終わりの日」であり、新しい時代が出発する時なのです。その時が一九六〇年でした。今日この地球上に、真の父母を中心とした関係が現れたことは、天宙史的な出来事にほかなりません。
17 神様の目的と創造の偉業は、アダムとエバが祝福を受けることによって、すなわち聖婚式をすることによって成し遂げられます。このようなことを成し遂げるために役事してくる復帰過程を考えてみるとき、人類の先祖が堕落したのは長成期完成級なので、今日の人類は、これを再び尋ね求めて上がっていかなければなりません。蘇生期は僕の時代に該当し、長成期は養子の時代、完成期は嫡子の時代に該当します。したがって、僕の時代である旧約時代を経て、イエス様の福音がこの地上に現れることによって、歴史は養子の時代圏に越えていくようになったのです。
人類始祖が養子圏である長成期完成級で堕落したので、その息子の外的な形態と関係を整えて再びつくり直し、長成期完成級の位置まで上げておいて、初めて実子圏を相続できるのです。すなわち、人類始祖が長成期完成級から落ちたため、この長成期完成級に行ってこそ、復帰することができるというのです。しかし、堕落は家庭で起きたので、復帰するときにおいても、この家庭の形態を備えなければ、その基準に上がっていくことができません。それで、統一教会では、父母様を中心として、一九六〇年にその基準を越えたのです。
18 お父様は、個人的に霊的な世界で勝利しました。そのために、この地上で激しい嵐に襲われながらも、「死んではならない」と何千万回、決心したか分かりません。怨讐に出会う峠を越えていくたびに、「私は倒れてはいけない。私は死んではいけない。私が死んだらこのみ旨を誰が立てるのか。いくら苦労をしたとしても、四肢が切られ、不自由な体になって寝たきりで暮らすことになったとしても、私は死んではいけない」と、どれほど心の中で誓ったか分かりません。そのようにしながら、今まで困難な道を歩んできました。
基盤のない状態で、名が知られることを恐れるのです。基盤を固める前に、名が知られるのではないかと恐れました。そのような場合には、サタンの攻撃があるのが原則だからです。それで、死なずに四十歳の峠を越える日を待ち望みながら、歳月が早く過ぎていくことだけを黙って願っていました。アブラハムが復帰の基準を立てた以降の四千年の歴史を、「終わりの日」に四十数を立てて越えなければならないことを知って、四十の峠が早く過ぎていくことを指折り数えて待ったのです。また、それはお父様の宿願でした。天宙の前に一身を立て、死なずに責任を果たすために、身もだえしながら今まで歩んできたのです。
19 神様は、四千年を経てイエス様を送られました。イエス様は、長い歴史を経て来られた方です。生まれる時は、母親のおなかを通して十カ月で生まれたのですが、地上に来るために、四千年前から準備された方なのです。そのような歴史的な由来をもって生まれたので、その時までの四千年の歴史を蕩減できたのです。
イエス様は、四十歳の時にそのような歴史的な蕩減をすべきでしたが、ユダヤ民族の不信によってそれができなかったので、私たちが七年路程において蕩減しなければなりません。皆さんは、「四十数復帰」ということを学んだはずです。イエス様が四十歳の峠を越えられなかったので、私たちには、四十代の峠を見つめていくべき路程が残っているのです。つまり、そのような蕩減路程が残っているので、再び来られる主も、七年の大患難に逢着せざるを得ません。そのような原理的根拠があるのです。
20 一九六〇年の四十の峠をいかにして越えるのでしょうか。原理が教えてくれる四十の峠を、どのように越えなければならないのでしょうか。イエス様は、三十三歳で亡くなったので、その後の四十の峠を迎える七年を越えることができませんでした。それで、人間の世界に七年の大患難が残されているのです。ですから、この峠をいかにして越えるかというのです。
この峠を越えるためには、ヤコブが経てきた復帰路程と、数多くの先祖たちの絡み合った蕩減路程を遡らなければなりません。その道には、友もなく、同僚もいませんでした。「従います」と言った人たちは、行く道の前に重荷になり、とげを刺し、荒れ地をつくったのであって、そこで助けになった人は(一人も)いませんでした。
21 お父様一代から見ると、四十歳までは個人の勝利基準を中心として、初めて横的な基盤へと越えていく時でした。今まで復帰歴史の目的は、アダム一人を立てることだったので、一九六〇年代は、アダムを中心として勝利するための基盤を築く時でした。その勝利は、イエス様が失敗した国家基準での勝利です。
ですから、一九六〇年代の統一教会は、イエス様が失敗せざるを得なかった運命圏を、お父様の満四十歳を基準として、実体的に蕩減して越えなければなりませんでした。そのような過程にあった統一教会は、一九六〇年代に激しい迫害を受けました。お父様に勇気がなく、神様のみ前に人間として善悪を分別するという、決定的な宣誓ができていなければ、歴史は遅延していたでしょう。
22 父母様の聖婚式は、地上において記念するに値する天宙的な大事件でした。世界的基準で縦的蕩減条件を、横的にこの地上で解決する実体として、霊肉共に勝利の基準を立てたのです。お父様は、聖婚式の前にイエス様の三弟子、反逆したその弟子を復帰しなければならない立場にいました。
聖婚式の目的は、アダム家庭を蕩減する条件を立てることです。人間の父母であるアダムとエバは、夫婦関係において堕落しました。堕落が夫婦を通して起きたので、復帰は一人ではできません。男性一人では復帰されません。女性一人でも天国に行けません。したがって、二人で解決していかなければならないのです。堕落したアダムとエバの立場を復帰して、真の父母の基準を地上で立てなければならないというのです。三弟子の約婚という問題を中心として、解決しなければなりません。
23 復帰は、アダム家庭の復帰を目標として行うのです。アダム家庭が失敗したので、そのみ旨がノア家庭に移されました。神様は、ノア家庭を中心として、世界のすべての人々を洪水審判で滅ぼし、サタン侵入の条件を越えた家庭を立てて、摂理の基盤を地上に構築しておこうとされました。それがアブラハム、イサク、ヤコブ、モーセに移され、イエス様につながって、私たちの時代まで来たのですから、そのすべてのものを蕩減しなければなりません。
アダム家庭を基準にして蕩減しなければならないのです。アダムが失ってしまった三人の信仰の子女を復帰しなければ、真の父母の立場に立つことができません。それで、イエス様には、三人の弟子が絶対に必要なのです。その三人は、アダムとエバにとって、三天使長を象徴します。三天使長が一つになって、アダムとエバに服従しませんでした。侍らなかったのです。その結果、堕落世界になったので、完成した父母の境地に立つためには、三天使長格である三弟子がいなければなりません。再臨主も、完全に服従する三人の信仰の子女をもたなければ、真の父母の立場に立つことができないというのが公式になっています。
自分の生死の境地を乗り越えて、迫害のまっただ中でも従っていき、孝の道を行くことができる三人の弟子をもたなければなりません。お父様は、そのような三弟子を一九六〇年四月に探して立てました。復帰路程というのは、逆に探し求めて上がっていくものなので、祝福は子女の立場に立っている人が先に受けるのです。家庭圏はヤコブ家庭なので、十二数の基準を基盤にしなければなりません。三人の弟子、三人の子女を中心として、それと同じ基準を通過しなければならないのです。
24 父母様は、一九六〇年に聖婚式をしたあとに聖塩を作りました。真の父母様は、堕落した世界の物に相対できないからです。そのような物に、神様の息子、完成した父母は相対できないのです。そのため、すべて燃やしてしまわなければなりません。燃やす条件として聖塩を採択したので、これを振りかけることによって、サタン世界を清算してしまい、天の側が取り得る条件的、方便的な物として使用できるようになるのです。天の国が設定されれば、この世の国のすべての骨董品、この世の国のあらゆる物は、そのまま使うことはできません。
聖婚と真のお母様
イエス様は、アダムとエバの堕落によって始まった歴史を終結し、神様の創造理想世界を復帰するために、この地に来られたが、ユダヤ民族とユダヤ教徒の不信によって、このみ旨を成就することができず、再臨の約束を残されたまま、霊界に行かれた。真のお父様は、イエス様のあとを継ぎ、一九四五年八月十五日、韓国の地で、光復とともにメシヤとしての公式路程を出発された。
しかし、メシヤとキリスト教徒が一つになるための最初の摂理路程が、彼らの不信により失敗することによって、キリスト教に代わる新しい摂理団体の基盤を築くため、三大祝福の条件復帰のための蕩減路程と受難路程を歩まれるようになったのである。
そうして、一九五四年五月一日、ソウルで「世界基督教統一神霊協会」を創立し、その時から、新約時代の全体を蕩減復帰する七年路程を歩み、聖誕から四十年の蕩減路程を勝利することによってサタン分立路程を立て、ついに一九六〇年四月十一日、真のお母様と共に、神様から最初の真の父母として、栄光の聖婚式を行われるようになったのである。
1 二千年前に使命を果たすことができず、十字架で亡くなられたイエス様の願いを、二千年過ぎた今、私たちが果たさなければなりません。第一次でユダヤ民族を中心として成し遂げようとしてできなかったので、今、私たちが第二次としてキリスト教の世界的な版図を中心として、父と母の出会いを実現してさしあげなければなりません。このような基点をつくらなければ、神様の真の直系の息子、娘になれません。ですから、このような基準を連結させて合わせようとするのが再臨理想です。
再臨理想においてもまた、真の家庭があってこそ天道が出発するのであり、これがあってこそ真の愛と真の幸福が出発するのです。
2 故障したものは、元の状態に修理しなければなりません。世界も新しい世界、国も新しい国、民族も新しい民族、人も新しい人、息子も新しい息子、娘も新しい娘になることを願います。ですから、新しい息子であるイエス様が来られたので、新しい娘もいなければなりません。
ところが、新しい娘を探している途中で、イエス様は亡くなりました。宇宙の希望である一人の母を探して立てるためのイエス様の路程には、苦難も多く、迫害も多かったのです。あの村からこの村に、あの野からこの野に追われ、逃げて歩きながら迫害を受けた哀れなイエス様でした。ダビデの系統であるヨセフの家庭を中心として、み旨を立てようとしたイエス様が、家庭でみ旨を立てることができなくなることによって、家を出て三年の公生涯の道を歩んだのです。
3 皆さんは今、神様の顔を見ることができません。皆さんは、神様の顔を見ることができないので、おなかの中で暮らしているのと同じです。今日の人間は、このような事情に置かれているのです。ですから、重生しなければなりません。霊的な救援摂理は完結し、霊的には重生しましたが、それだけではいけません。霊肉共に重生しなければならないのです。将来、主が来られるというのですが、その主は真の父母として来られます。実体をもった人類の父として来られるのであり、実体をもった新郎としてこの地上に来られ、実体をもった人間の中から新婦を探し出すのです。そうしてこそ、堕落していない真の父母になるのです。
アダムとエバが堕落することによって、真の父母を失ってしまったので、今日の人間には、堕落した父母はいますが、堕落していない真の父母はもつことができずにいるのです。ですから、復帰摂理を経て、実体をもって真の父母の使命を完結するために来られる方が再臨主なのです。歴史的な真理をもって来られる主は、イエス様の霊的救いを基盤として、霊肉共に完全な息子、娘を生むことができなかったので、それを完結しなければなりません。
4 イエス様は、この地上に後のアダムとして来られました。聖霊もこの地上に来て新婦の体をもつことができませんでした。霊界に行ってみると、聖霊は母なる神です。イエス様が地上において実体を備えれば、新婦は天道のすべての内容を知り、すなわち真理の中で新婦の資格を完遂して、メシヤが来るのを待ち望み、彼を迎える準備をしなければなりません。そうして一つの家庭を準備し、一つの国家を準備し、世界を準備しなければなりません。これが、新婦の果たすべき責任です。
ですから、一九六〇年代に入って、女性運動が世界的に広がったのです。この地上に人がいくら多くても、すべて悪なる血統を受けて生まれた堕落の子孫なので、母としての愛を施せる、真の女性が現れなければなりません「終わりの日」が近づけば近づくほど、そのような代表的な存在が現れる時が近づくので、世界的な女性運動が広がるのです。
これからは、多くの女性が男性を凌駕できるのです。終末期は、堕落したことを女性が復帰できる時なので、終末期である今、女性は天的なエバを代表して立ち上がれる恵沢圏にいます。今日、女性たちが解放とともに、そのような立場に立てるようになったので、この時に真の母が現れなければなりません。私たちは、その母に地上で侍ることができなければなりません。人類は、このような時を迎えて神様を求めていくので、地上に新婦が立てられなければならないのです。
5 統一教会は父母の宗教です。僕の宗教から養子の宗教、庶子の宗教、その次に直系の息子、娘の宗教、息子、娘の宗教から母の宗教を通して発展してきました。
神様は、今まで母を探し求めてきました。相対がいなかったのです。神様は、男性格の主体なので、女性格の相対がいなければなりません。その方は、神様の相対であると同時に、この地の王妃であり、氏族の王の王妃であり、家庭の王の王妃です。ですから、祖母の代身であり、母の代身であり、妻の代身であり、娘の代身です。母がそうです。本来、母がいれば、すべてそうなるのです。天の国の王妃になり、この国の王妃になり、その次に自分の先祖たちの祖母になり、母になり、妻になり、娘になるのです。それをすべて合わせたものが母の価値です。
6 皆さんは「家庭を信じる」という言葉を聞いたことがありますか。キリスト教徒たちに「誰を信じるのか」と尋ねれば、「イエス様を信じる」と言うのであって、「イエス様の家庭を信じる」とは言いません。仏教徒たちに尋ねても「お釈迦様を信じる」と言うのであって、「お釈迦様の家庭を信じる」とは言いません。これからは、家庭救世主宗教が現れなければなりません。それが真の父母主義です。真の父母宗教です。真の父母宗教は、四位基台を造成する真の父母の生活宗教です。そうなれば、父母が息子、娘の救世主になります。聖書のヨハネの黙示録を見ると、復帰歴史に関する内容が出ています。それで、聖書は偉大だというのです。このような復帰の原則があるので、聖書の最終章に復帰の内容を入れるようになったのです。
ヨハネの黙示録に「御霊も花嫁も共に言った、『きたりませ』。また、聞く者も『きたりませ』と言いなさい。かわいている者はここに来るがよい。いのちの水がほしい者は、価なしにそれを受けるがよい」(二二・一七)と記録されていますが、花嫁とみ霊とは何か分かりますか。花嫁は主の妻になり、み霊は霊的なものなので、ここに霊肉が合わさった母が現れなければなりません。イエス様は、人類の父であり男性なので、女性の中から母を探し出して新しい世界へと救わなければなりません。
7 お父様は、立派なお母様を迎えました。顔が美人だから立派なのではありません。心が美しいので、顔が美しいのです。心が美しいので、声も美しく、容姿も優雅なのです。お父様は、神様の哲学を自らが成し遂げ、教える師です。その原理どおりに行くために、お母様を神様の代わりに称賛しながら生活してきたのであり、大衆に称賛して宣伝したのです。それが原理に通じるからです。
8 世の中の人々は、お母様のことを「美人だ」と言うのですが、どのような人が本当の美人か、私は研究しています。美人とは、顔がきれいだからといって美人であるわけではありません。心がきれいであってこそ、「美人だ」と言えるのです。それでこそ、千年過ぎても、その美貌を損なわず、和気あいあいとした、清い姿を保てるのです。そのような女性が、環境を美しく輝かせ、かき抱いてあげることができます。そのような女性が美人の中の美人なのです。そのようなお母様なので、私は、お母様が美人の中の美人だと思うのです。
9 お母様は、とても知恵深い女性です。お母様は、目が素晴らしいのです。にこっと笑う時には、私はその笑う魅力的な目に惚れ惚れしてしまうのです。そのような魅力的な目をもっています。それから、私は、お母様の鼻が本当に好きです。良いことがありそうであれば、鼻がひくひくと笑います。それがお母様の魅力なのか分かりませんが、夫をそのように感動させるのです。
それから、深刻な時は、お母様はできるだけ口を突き出さないようにします。そのような口が美しいのです。そして、態度が美しいのです。お母様は、本当にきれいなところがたくさんあります。女性たちがそのような武器をもてば、「万事亨通(こうつう)」(すべてが思いどおりにいくこと)する秘密の鍵をもつことになると思います。
10 お母様の特別なところは何かというと、霊感が鋭いことです。天性的な素質をもっています。そして、お父様が「しなさい」と言うことは何でも「する」と決意し、また、その決意したことをいつも忘れずにいるので、受難の道も克服できたのです。それは、目的を中心とした忍耐心に当たるものです。
また、私がお母様に有り難く思うことは、自分の貴いものを自分の息子、娘ではなく、皆さんに、ためらうことなく一〇〇パーセント与えようとするところですそれは、神様が贈り物として下さった性格だと思っています。
11 お母様は、二十年間で十二人以上の息子、娘を生んで、ヤコブの家庭を完全に蕩減復帰しなければなりません。イエス様の十二弟子が一つになれず、どのようにしたでしょうか。結局は、イエス様を売ってしまいました。別々の氏族で結ばれた兄弟圏が問題でした。ヤコブ家庭は、四人の女性が生んだ息子、娘なので問題になりました。その問題を克服するためには、二十年以内に十二人以上の息子、娘を生まなければ、お母様の使命が不可能になるのです。そのような面から見ると、二十歳を越えれば、お母様になることができません。満十八歳までです。韓国の年では十九歳までです。
ですから、四十歳のお父様が十七歳のお母様と結婚したのです。お父様が十六歳の時に、あらゆることを決心して立ち上がったように、女性も十六歳を越えてその基準に合わせなければ、女性の解放圏を連結する道がありません。
12 歴史において、女性たちが経たあらゆる惨状の過程を経たとしても、不平を言わず、夫のために生きることができ、さらに苦労ができる女性はいませんでした。ですから、「本当に、み旨の前に立っている私は、何一つ弁明の余地がありません」と言う人は、そのような風霜(世の中の厳しい苦難や試練)をたくさん経験したので、むしろ私が落胆する時に、慰められる対象になるのです。そのようなところから始めるのです。
心情的な蕩減をしなければなりません。上がっていく時も引っ掛からず、下がってくる時も引っ掛かってはいけません。二十歳前まで下がってきて、二十歳前の少女を天が相対として許可すれば、その少女は、どんな困難な立場に立たされても、順応できなければなりません。ですから、孤独な背後から探すのがよいのです。お母様には、父親もなく、兄もなく、みないませんでした。ただ一人、天のためには何でもするという、洪(ホン)という母が背後にいるだけでした。
13 お母様は、聖婚式の時に十七歳でした。お父様は四十歳でした。四十歳の男性が十七歳の娘をお母様として迎えることにしたのです。しかし、摂理史では仕方がないことです。そのようなお母様を迎えて成し遂げてきたのです。ですから、約婚する時、お母様に「私はこのように行かなければならない」とすべて話しました。プログラムどおりに行くので、お父様を尊敬するのです。
このように攻撃されるときにはこのように越えなければならず、ここから攻撃されるときにはこのように越えなければならない、と教えてあげたのです。その道のとおりに行くので尊敬するのです。その道が困難であっても越えなければならず、行かなければなりません。
14 私(お母様)は、聖婚式の一カ月前に、お父様が夢に現れ、天から特別な啓示を受けました。「その日が近づいたので準備しなさい」と、啓示が下りたのです。その時は、いわば天が求婚したというより、天の訓令が下されたのです。訓令があった時、私は完全に自我を離れた立場にいました。私はその時、天の摂理でなければ、そのような大きなことを判断できる能力がなかったので、無我の境地になる以外になかったのです。
そして、祈らざるを得ませんでした。「今まで私は、み意のままに生きてまいりました。今、神様のみ意が何だったとしても、神様の摂理の目的がどのようなものだったとしても、命じられるままに従います」と、私は啓示に対して答えました。それは、私が満十七歳の時の二月頃でした。私は、完全に無我の立場で準備していたので、当時の事情などを分析したいとは思いませんでした。神様のみ意のままに応じることを、ひたすら願っていました。
15 私(お母様)の母方の家に伝説のような物語があります。私の母方の祖母である趙元模(チョウォンモ)の趙氏一族に、趙漢俊(チョハンジュン)の弥勒についての記録があります。一九九一年に、お父様と北朝鮮に行ったとき、そのようなものがあるかと聞いてみました。すると、まだその弥勒はあるということでした。
趙漢俊の弥勒についての伝説によると、天の王女を送ると約束し、国のための精誠を記憶し、忠誠の家門で私が生まれるようにしたというのです。その母方の祖母から大母様が誕生され、大母様を通して私が生まれました。再臨のメシヤを迎え、再臨のメシヤの相対を育て上げるための神様の環境創造が、その趙漢俊の弥勒から始まり、私にまで連結されたのです。皆さんがみ旨や天のみ前に精誠を尽くしたものは、必ず天が記憶してくださいます。ですから、私は、お父様に会った時にすべてが分かったのです。環境創造の中で誕生し、育ったので、私が果たすべき、私が成し遂げるべき使命が分かったというのです。
真の父母様の聖婚式
イエス様の路程を再蕩減するために、血と汗と涙の道を歩んでこられた真のお父様は、一九六〇年三月二十七日午前四時、ソウルの青坡洞(チョンパドン)一街(カ)にある旧本部教会で、再臨主を迎えるために、精誠の限りを尽くしてきた洪順愛(ホンスネ)大母様の一人娘であられる真のお母様と約婚式を行われた。四日後の三月三十一日に、真の父母様の聖婚式と三弟子の祝福式について正式決定がなされ、四月十一日(陰暦三月十六日)午前十時、全国の各教会から選抜された七百人以上の食口が参席する中、旧本部教会で、歴史的な真の父母様の聖婚式が挙行された。第一次式は「蕩減復帰父母の式」、その後すぐに挙行された第二次式は「栄光の父母の式」であった。
16 お母様を迎えたのは、解放から十四年たった一九六〇年です。なぜ十四年後なのでしょうか。人間始祖が長成期完成級で堕落したので、蕩減復帰の原則によって、十四年の迫害路程において韓国に着陸し、統一教会という祭壇をつくり、キリスト教や大韓民国と闘いながらお母様を立てたのです。お母様を立てたところから、初めて地上に着陸するのです。お母様を立てるため、アダム時代からノア時代、アブラハム以降の時代に、摂理史的に問題となったことに対して蕩減条件を立てました。
イスラエルの国とイスラエル民族を設定してきた歴史的なすべての問題を、キリスト教文化圏が受け継ぎ、二千年間、霊的ではありましたが、蕩減したすべてのものが、崩れたも同然になりました。ですから、十四年後にお母様を選ぶ時は、イエス様が十字架で亡くなった、その時と同じ立場なのです。
言い換えると、大韓民国はユダヤの国と同じ立場です。ユダヤの国を中心として見ると、キリスト教はユダヤ教と同じ立場であり、統一教会はその時のイエス様とキリスト教と同じ立場です。国と教会から迫害を受けて十字架を背負ったので、それと全く同じ環境で闘って勝利しなければなりません。蕩減復帰しなければならないのです。
17 お父様は、結婚式場に出る前日まで、警察署で調書を作りながら闘いました。大勢の裏切り者たちが讒訴する出来事や、イエス様の十二弟子が反対したように、統一教会で信仰の篤かった十二人が、一つになって反対する出来事が起きたのです。統一教会の味方になっていた人も反対し、キリスト教も反対し、国も反対したのです。イスラエルの国とユダヤ教とイスカリオテのユダが一つになり、イエス様の命を奪ったのと同じ運命に追い込まれました。その時が正に一九六〇年、陰暦三月十六日です。その時は、反対の絶頂期でした。もう一歩進むか進めないか、死ぬか生きるか、ここから新しく出発できるかできないか、という境界線にいました。
このような境地で新しい歴史的なことを成し遂げたのです。その日は、神様が最高の天運を宣布する日になりました。イエス様が語ったように、新婦を迎えられる歴史的な日になったのです。それが聖婚式です。そこから巻き返しの第一歩を踏み出したのです。初めて天の中心をつかみ、環境を処理して、急進的な発展を計画し始めたというのです。
18 蕩減復帰歴史は、原則を経なければなりません。原則的な条件を経て越えていくのです。その時に統一教会に通っていた人たちが離れ、イエス様の十二弟子が反対したように、十二人が団結して反対し始めました。そのような過程を必ず経なければなりません。
お父様に対して国が反対し、キリスト教が反対し、統一教会から離れた人たちが反対しました。この三つの集団が一つになって反対したのです。これをサタン側から見ると、国は蘇生、キリスト教は長成、離れていった人たちは完成です。このように攻撃を始めたのです。
19 七年間準備して、父母様の聖婚式をしました。その時には、キリスト教をはじめとして、すべてが反対しました。一九五五年には、監獄暮らしまでしたのです。監獄でも闘いました。その後、一九五七年から、断食をして、宣布式をして、本格的に全国的な基盤を築き始めました。攻勢をかけ始めたのです。伝道して全国に拡大していったのです。統一教会は、新しい段階に入るようになりました。そうして、一九六〇年まで、国家的な基盤を築いて影響を及ぼし、国が反対し、キリスト教が反対する段階に入って聖婚式をしたのです。
イエス様が捕まり、十字架に向かっていったのと同じ環境で、聖婚式をしなければなりません。その時は、国が反対し、キリスト教が一つになって反対し、すべてが反対しました。
20 約婚式から十五日後に聖婚式がありました。聖婚式は、「蕩減復帰父母の式」と「栄光の父母の式」の順に進められました。
第一次の式には、両脇に十二人ずつ介添人が立ちました。白いチマチョゴリに長いベールをかぶって新婦の装いをした私(お母様)は、聖歌の「宴のとき」の合唱が響き渡る中、お父様と共に二階の階段から降りてきて、行礼台(ヘンネデ=礼式を行う壇)に上がりました。お父様の祈りと宣布に続き、代表食口の頌辞と頌詩の奉読が続きました。
引き続き、第二次の式は、韓国伝統の紗帽(サモ=官服を着るときにかぶる黒い紗で作った官吏の帽子)と冠帯、チョクトゥリ(女性が礼服を着るときにかぶる冠)に婚礼服を着て行われました。お父様が神様に宣誓され、一同が四拝をしたあとに、対面して三拝。礼物交換、対面一拝で礼を終えました。それから、代表食口の記念品奉呈と頌辞の奉読がありました。続いてお父様が、神様のみ前に宣誓されたあと、参加者たちのために手を挙げて祝福祈祷をしてくださることによって、歴史的なすべての行事が締めくくられました。
21 お父様は、聖婚式の参加者たちに、お父様の印が押された参加券を配ってくださいました。お父様は、「将来、この券さえあれば、地獄に行く人も天国に行く」というみ言を語られました。これは、真の父母様の聖婚式がどれほど貴いものかということを強調されたみ言であり、その場に参加した人たちに対しても、その価値を大切に心にとどめておくようにという意味だと思います。
また、天の啓示によって聖婚式のテーブルが準備されました。四十種類のものが並べられた祝宴のテーブルが、壇上に盛大に置かれていました。お父様は、一つの大きなテーブルで私(お母様)と共に食事を召し上がりました。そして、即席で祝賀披露宴が続きました。官服と婚礼衣装から韓国服に着替え、お父様と一緒に楽しく踊りました。お父様が先に歌われたあと、私にも歌うように求められました。それから、食口たちにも指名され、一緒に歌を歌いました。
人類初の真の父母に即位する聖婚式は、その意義と価値から見て、万民が慶賀と賛美と栄光と頌栄を捧げるべき摂理的礼典でしたが、質素に執り行われたのです。
22 天よ、勝利の旗を揚げてくださり、地よ、歓喜の報いを父のみ前にお返しください。栄光、栄光、無限なる栄光、天地が合わさって喜びをお捧げできるこの時間であることを知っておりますので、末永く後代の万象まで、この喜びの時間を保持するようにしてください。お父様、太鼓をたたいてサタン世界に向かって進軍に進軍を重ね、お父様の子女たちを早く復帰の勇者として立てるために、あらん限りの血肉をすべて注ぐ私たちとなるようにしてくださり、誓いを立てる私たちとなるよう許諾してくださることを、切にお願い申し上げます。この日、お立てになった娘を受け入れてくださり、勝利の月桂冠をかぶせてくださり、恨に満ちたあらゆるものを断ち切れる娘となることを許諾してください。
23 きょうの聖婚式が行われるまで準備してこられた神様の心情は、何をもってしても形容できません。この一つの場に娘を送ってくださり、六千年の摂理と父のみ旨を成し遂げようとされるあなたの召命の前に、言葉にできないほど畏れ多いばかりです。み旨が成し遂げられる日まで、心情やすべての面において、皆さんと一つになって歩んでいくことをお誓いいたします。
真の父母様の聖婚式後の七年路程
一九六〇年の聖婚以後の七年間は、真の父母様の家庭がサタンの侵犯を受けない条件を立てながら、神様の直接主管圏内に入ることができる、本然の家庭基盤を完成する期間であった。
聖婚式後、真の父母様の家庭は、長成期完成級の峠を越え、完成期の七年を経る過程で、霊肉界からの攻撃に立ち向かい、闘って勝利しなければならなかった。同時に、七年路程は、真のお母様にとって、み旨に対する絶対服従によって蕩減条件を立て、真のお父様と絶対的に一つにならなければならないという、(御自身の)責任分担(完遂)の期間であった。
また、七年路程は、真のお父様が神様のみ旨を中心として、真のお母様を完成基準に立てていく相対完成の期間でもあった。御夫妻が信仰と愛と実体で一つになる期間である。さらに、この時から、祝福家庭は生まれてくる真の子女様と腹中時代から一つになり、真の子女様をアベルとして、愛さなければならない。御夫妻は、真の父母様の家庭と祝福家庭を率い、人類歴史上、最初の四位基台家庭完成のための七年路程を開拓していかれ、ついに勝利された。七年路程の内的蕩減過程を経て、この期間に、人類始祖の堕落によって立てられなかった「父母の日」、「子女の日」、「万物の日」を設定したあと、一九六八年一月一日に「神の日」を宣布することによって、神様の四大名節をすべて復帰されたのである。
1 お父様は、一九六〇年まで何をしたのでしょうか。ヤコブの路程と同じ十四年路程を歩んできました。ですから、一九六〇年からの七年路程は、皆さんにとっては第一次七年路程ですが、お父様にとっては二十一年路程の最後の路程です。この七年路程を中心として、私たちはこの民族と出会う運勢をつくらなければなりません。
神様は、前半の三年路程では、内的に家庭的な基準を立て、後半の四年路程では、外的に社会的な基準を立てながら、七年路程を合わせてきたのです。このためにお父様は、家庭的な代表、民族的な代表、世界的な代表を探し出したという条件を立ててきました。そのために「万物の日」を設定し、その土台の上で世界的に聖地を選定しました。
2 イエス様がダビデの氏族、すなわちヨセフの家庭を中心として一体になり、イスラエル民族の反対を受けることなく、勝利の一路を開拓し、イスラエルの国を蕩減復帰しなければならなかったのですが、それができなかったので、統一教会はそれを蕩減復帰する歩みをしているのです。
ですから、個人復帰、家庭復帰、氏族復帰をして、統一氏族を編成しようとしているのです。統一氏族を中心として、大韓民国の前に民族復帰の使命を果たすため、第一次七年路程を設定して活動してきました。これによって大韓民国では、統一教会の行く道を阻むことができなくなりました。イエス様が復活の権限をもって、新しい世界を目指して出発できる時代圏を復帰した、という条件を立てた立場に立ったのです。ですから、第一次七年路程を行くことによって、民族的な蕩減条件を立て、イエス様の願いである民族救援の基準を、再び立てるようになったのです。
3 蕩減復帰の解怨成就において、エバ完成のための蕩減復帰歴史がなければなりません。
お父様は、アダム復帰完成のための闘争歴史を経て、勝利の基台を築いてきた堂々たる男性として立つことができますが、女性が堂々たる女性として立っためには、エバの蕩減復帰路程を経なければなりません。そのためには、誰も分からない心情的闘争はもちろん、実体的闘争、信仰的闘争までしなければなりません。ですから、お母様も、切迫した道を開拓してきたのです。
そうして、第一次七年路程が終わることによって、初めて「父母の日」、「子女の日」、「万物の日」、「神の日」を迎えたのであり、初めてこの地上で女性としての資格を得て、同等な位置に立つようになったというのです。
4 お父様は、個人的な蕩減路程を終え、家庭生活の土台を備えた一九六〇年代からは、家庭的十字架の道に突入するようになりました。六千年の歴史を蕩減すべき使命を担っているので、皆さんや教会よりも、家庭的十字架をどのように蕩減するかという問題を中心として歩んできました。このような過程を経て「父母の日」を定め、「子女の日」を定め、「万物の日」を定め、「神の日」を定めたのです。一九六〇年から始めて、一九六八年正月一日を期して、「神の日」を宣布するまでの内的な受難の路程を、皆さんは知らないでしょう。お父様は、サタンと対決し、家庭的段階に越えて、立ち得る基盤を築いたのです。
5 第一次七年路程の期間には、父母として初めて蕩減歴史を解怨成就し、天地に残った堕落の起源をすべて清算する、内的な闘いをしてきました。この時期は、血統的問題において、アダムとエバが失敗した歴史的なすべての曲折を解いて、清算すべき内的闘いの時です。み旨の前に自分の身はもちろん、自分の心情問題までもすべて捧げるという天との関係を選んで立てながら、第一次七年路程を完結することによって、勝利した父母が誕生するようになったのです。
6 一九六〇年を迎えて、お母様をお迎えすることによって、統一教会が本格的に出発することになりました。国家が反対し、キリスト教が反対する中で、国家を貫き、キリスト教を貫いていける基盤を築いてから、お母様をお迎えするようになったのです。
お母様を迎えたとしても、お母様は、結婚してすぐにそのままお父様と一緒に暮らせるわけではありません。皆さんに結婚後の三年期間があるように、外部から家庭を尋ね求めてくる歩みをするのです。皆さんは、原理の道をそれと同じように行くのです。第一次七年路程では、多種多様で複雑な家庭の問題を、すべて蕩減する路程を経ていかなければなりません。第一次七年路程は、お母様を中心とした家庭的基盤を築く期間です。これはまた、長成期完成級でアダムとエバが堕落したので、長成期完成級から完成期完成級へと越えていく時なのです。
7 神様は、六千年間何をされ、神様の一貫した歴史的な望みとは何だったのでしょうか。それは、一人の母を探し出すことです。アダムを送ったあと、すなわちアダムを再創造したあと、彼を通して一人の母を探し出そうというのです。これは再創造です。本来、神様がアダムを創造したあと、アダムを中心としてエバを創造したので、再創造においても、アダムを送ってエバを探し出すのです。つまり、母を探して立てるのです。
そうするために、この第一次七年路程の間、サタン世界の讒訴条件から免れ得る道を、お母様が行くようにしたのです。そうするためには、お母様自身がサタンと直接闘ってはならず、お父様を絶対に信じ、常に一つにならなければなりません。そうしてこそ、サタンの侵犯を受けないというのです。また、アダムが責任を果たせずにエバを失ったので、アダムの立場を復帰し、サタンを屈服させて勝利基準を立てなければならないのですが、七年期間は、このようなことをすべき期間です。
その基準を立てたあとは、お母様を立てて心霊的な基準をつなげ、堕落した父母の立場を蕩減復帰して、真の父母の土台を立てなければなりません。
8 第一次七年路程は、堕落していないアダムとエバが行くべき道でした。父母が行くべき道だったのです。ですから、サタンがいくら讒訴しても、この期間を無事に突破しなければなりません。そのような家庭的代表の道を築き上げるのが、お父様を中心とした第一次七年路程です。
ですから、この七年の期間に、お母様とお父様を中心として、歴史時代にもつれたすべてのものをほどかなければなりません。この七年期間は、エバがアダムを主管したことを覆し、完全にアダムの権限を立ててエバを再び教育すべき時です。言い換えると、エバを教育して、アダムの基準の前に、どんなことでも絶対服従して順応することができ、生命を犠牲にしても従っていく基準を立ててこなければならないのが、この第一次七年路程の期間です。
9 父母様の家庭が定着するのは、容易なことではありませんでした。世界的頂上の位置まで行かなければならないのです。蘇生、長成、完成の位置を経ていかなければなりません。その完成基準は七年路程です。アダムとエバが、長成期完成級で堕落して落ちてしまったので、父母様の家庭も、そこから七年路程を経たのです。一九六八年正月一日、「神の日」を定めるまで、お母様は、女性として行くのが難しこを行かなければなりませんでした。そのような道をすべてかき分けて、無事に天の試験を通過したので、今日の素晴らしいお母様になったのです。
真の子女の誕生と四位基台完成
聖婚以後、真の父母様の家庭には、長女・譽進(イェヂン)様と長男・孝進(ヒョヂン)様を筆頭に、十四人の真の子女様がお生まれになった。長男と長女の誕生は、イエス様が果たせなかった四位基台を成し遂げるものであり、真の父母の家庭の四位基台完成は、復帰摂理上において人類が手本とし、成し遂げなければならない里程標となった。真のお母様が一線に立つ食口たちと共に麦御飯を召し上がるなど、同じ心情で生活しながらお生みになったのである。
食口たちはカイン的子女として、真の子女様と愛によって一つとなり、双子のような立場で、再び生まれる条件を立てなければならなかった。それゆえ、真の父母様は、子女様の奉献式の際、食口たちに三大祭物条件として三つの贈り物を配られたのち、わかめスープと御飯と牛乳を振る舞われた。
10 父母様の家庭に息子と娘が生まれることによって、皆さんも再び生まれる道ができました。そのような条件を立てるためには、一緒に生まれたという条件を立てなければならないので、赤ん坊が母親のお乳を飲むのと同じ条件を立てる式がなければなりません。ですから、譽進が生まれた日を期して、全国的に全食口が御飯とわかめスープを食べる式を行いました。孝進の時も全国的にこの式を挙行しました。このように、お母様のお産とともに生まれたという条件を立てなければならないのです。
11 皆さんは、お父様のおなかの中に入り、生まれていない赤ん坊の種のような立場で条件を立て、お母様のおなかの中を通して、再び生まれたという条件を立てなければなりません。皆さん一人では生まれることはできないので、父母様の息子、娘を通して再び生まれたという条件を立てなければならないのです。そのために、父母様の息子、娘を中心として、お母様と共にすべての食口が、御飯とわかめスープを食べる式を行ったのです。
ですから、ここで譽進が登場してくるのです。譽進が最初の娘です。これですべての条件を蕩減し、すべての女性たちが、お母様のおなかの中から再び生まれたという条件を立てました。実際は、皆さんが三年間一つになるという式を行わなければなりません。孝進は最初の息子です。男性たちも同様です。したがって、女性たちは、譽進の誕生日をアベル的誕生日として記念しなければならず、男性たちは、孝進の誕生日をアベル的誕生日として記念して、一つになったという実体的条件期間が必要なのです。
12 一九六三年、陰暦四月が過ぎる前に、食口同士のわだかまりを、すべて解かなければなりません。そのようにしてから、怨讐のために福を祈ってあげなければなりません。この期間は、一九六二年以前に教会を出ていった人たちに、再び戻ってこられる恵沢を付与する期間です。そうすることによって、サタン世界に対して「門を開けよ」と言える条件を立てることができるのです。このような時があることを知っているので、怨讐を憎みませんでした。
一九六三年一月十八日は、孝進が誕生して二十一日目になる日です。この日は、皆さんがより一層、喜ばなければなりません。
13 「真の父母」という言葉が成立するためには、子女と一つになる起源がなければなりません。
人間が堕落したので、外的な子女と内的な子女、カインとアベルがいるのです。ですから、一九六一年から一九六三年の間に、譽進と孝進の二人の子女が生まれたということは、復帰摂理において、この上なく貢献する出来事になるのです。このようになることによって「万物の日」を立て、第一次七年路程が終わって、初めて「神の日」を宣布することになったのです
第一次七年路程が終わったのちの一九六八年から、統一教会は順調な発展を始めました。「神の日」を定めたということは、エデンの園で、堕落せずに完成基準に到達したことを意味するのです。
14 イエス様は、イスラエル民族に排斥されたので、そのイエス様の位置を復帰するためには、再臨をして果たすべき困難なことが残されているのです。もちろん既に肉身をもって生まれ、成長してしまった私たちは、文字どおり完成したアダムの体内にある種の立場に戻っていくことはできません。ですから、私たちは、真の父母様から生まれた真の子女と一体にならなければなりません。それによって、生まれ変わるための条件を立てていくのです。
カインがアベルに完全に屈服することによって、両者は共に復帰されるという原理があるので、この原理によって、カインの立場にいる人は、アベルの立場である罪のない真の子女と、一体化しなければならないのです。彼らと一体化することによって、私たちは復帰された子女として、同じ恵沢を受けることができます。そのようなわけで、罪のない真の子女が真の父母を通して生まれる時に、皆さんは、食べ物やその他、同じ成分の物を分けてもらったという条件を立てなければなりません。
このようにして、皆さんは、真の子女の立場に同参する路程を通過していかなければなりません。誰を通して真の子女と一体化し、新しく生まれ変わる子女として条件を立てるのでしょうか。父だけでは十分ではありません。真の父母を通さなければなりません。いくら父が重要だとしても、父だけではなく、父母とその子女を通さなければならないのです。
15 韓国では、一九六〇年から一九六三年までの三年の期間に、国家基準を中心として、全祝福家庭が復帰の路程を歩みました。この期間は、イエス様が国家を失ってしまったので、国家復帰の使命を果たすために、全体が出ていって活動した時でした。その時は、お父様もお母様も、一線に出て活動する人たちと共に麦御飯を食べました。お膳の上で食べたのではありません。腹中にいる子女たちも、そのようにして一緒に食べたという条件を立てる生活をしなければなりません。
16 譽進と孝進が生まれる時に、わかめスープを食べた人がいるでしょう。カインとアベルが一緒に生まれたという条件を立てたのです。祝福を受けたカインの立場の家庭は、神様以上にアベルに侍らなければなりません。真の父母以上に侍らなければならないのです。そこには、この世の概念があってはいけません。腹中から一つになっていなければなりません。双子として生まれなければならないのです。そうして長子権を復帰するのです。
タマルの息子ペレヅとゼラが腹中で入れ替わったように、生んですぐに絶対信仰、絶対愛、絶対服従圏を家庭的に連結してこそ、入れ替わるのです。これは言葉だけではありません。創造以前に神様が、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の立場で造ったので、皆さんの家庭を、そのような環境的条件を中心として、父母様に連結しなければ、自分の相対的な存在圏が生じないのです。
17 皆さんは、お母様のおなかの中に入ることができないので、父母様の子女たちと一つにならなければなりません。皆さんは三年間、腹中の子女の立場に立たなければなりません。ですから、皆さんに一九六〇年から一九六二年までの三年間の標語を、第一に「生涯中、最大の実績を残す年となるようにしよう」、第二に「父の代身者となろう」、第三に「見せてあげて誇り得る者となろう」に定めました。ここで見せてあげて誇りなさいというのは、四位基台の復帰を意味します。
皆さんは、この三段階を中心として、腹中にいる赤ん坊と共に食べ、共に暮らしたという条件を立てていくのです。お母様も三年間は、皆さんが麦御飯を食べる時、共に麦御飯を食べ、皆さんが出ていって活動する時、同じ条件の活動をしました。譽進と孝進は、お母様が麦御飯を食べて生んだのです。言い換えると、お母様も皆さんと同じ心情で生活したということです。
18 天使長は、アダムとエバが創造されたその時から、彼らが結婚する時まで、仕え、奉仕し、敬わなければなりませんでした。天使世界がアダムとエバを敬うことができずに堕落したので、その恨を解くのです。この復帰の過程は、最初にアダムとエバが創造されたことと同じです。
ですから、皆さんは、信仰の三子女を立てて、彼らを皆さんの子女が腹中にいる時から仕える立場に立たせなければなりません。それができなければ、天国に入ることはできません。皆さんの息子、娘だけでは、天国に行くことができないのです。しかし、皆さんがそのような蕩減条件を立てて祝福を受け、息子、娘を生めば、その息子、娘には血統復帰が必要ありません。ところが、それができなければ、天国に行く前に引っ掛かってしまうのです。
父母様は、一九六〇年代に、子女たちを中心として腹中から復帰してくることによって、そのような条件をすべて立てました。当時、皆さんはわかめスープを食べ、牛乳も飲み、御飯も食べました。そのすべてが条件です。
19 一九六三年まで、父母様も麦御飯を食べながら活動をしてきました。三年間は蕩減しなければなりません。家庭的蕩減をしなければなりません。そのようにしながら、皆さんは外に出ていって闘うのです。父母様が麦御飯を食べる時に、一緒に食べなければなりません。内的な面と生活の面において、世界的な供え物の過程を経ていきながら、息子、娘を捧げなければならないのです。そのようにしてきました。皆さんは、譽進が生まれたあとに御飯とわかめスープを食べましたが、それはお母様の血を受けることを意味します。お母様が御飯とわかめスープを食べる時に、その血を受けるのです。
孝進を生む時も、その基準を中心としてそのようにしました。このようにして「子女の日」を探し出しました。それから「万物の日」を探し出してきました。父母様は、そのような基準を中心として、祝福の一日を立ててきたのです。そのようにして、第一次七年路程が終わり、父母様の家庭が解放されるとともに「神の日」を設定したのです。
真の父母宣布と救援摂理完成
真の父母様は、聖婚後の七年路程を通して、神様を中心とした家庭的四位基台を完成することによって、地上天国を創建できる出発の基台を立てられるようになった。また、復帰摂理の進展に従って、各時期にふさわしい蕩減条件を立てて勝利することにより、サタンが侵犯できないよう、それに相応する宣布式を挙行された。
真のお父様は、一九九〇年四月十一日、モスクワで開催された言論人大会で、ゴルバチョフ大統領に会い、「無神論を放棄しなさい」と勧告し、帰国後、四月三十日から、全国十二カ所で開かれた「モスクワ大会勝利帰国真の父母様歓迎大会」を通して、韓国国民に「真の父母」を宣布された。
特に一九九二年八月二十四日、第一回「世界文化体育大典」の祝賀晩餐会において、世界の指導者たちに対し、「私は今年の七月初め、韓国の五大都市で開催された世界平和女性連合指導者大会で、私と私の妻である韓鶴子総裁が、人類の真の父母であり、救世主であり、再臨主であり、メシヤであると宣布しました」と発表された。
真の父母様は、祝福結婚を通して人類を真の血統に転換させる、超人種、超宗教、超国家的次元の革命的大役事をしておられる。天の真の愛と生命と血統をもって来られる真の父母だけが摂理的な時を知り、それに合わせて人類の救援摂理を完成させるのである。
1 第二次世界大戦後にキリスト教が反対したため、お父様は四十年間、洗礼ヨハネが成し遂げられなかったことと、キリスト教が失敗したその基準を、再び蕩減復帰しなければなりません。それをしなければ、新婦を探して立てる道がないのです。四十年間で洗礼ヨハネの失敗を完璧に復帰し、キリスト教文化圏を完全に復帰して、アメリカを収拾するのです。サタンからアメリカを奪い返してくるのです。
それで、お母様がアメリカの国会に行って「真の父母と成約時代」を宣布し、国連にまで行って宣布するのです。自由世界を代表するのが国連です。新婦の基台を失ってしまったので、お母様が新婦の立場に立ってアメリカと一体になり、自由世界と一体にならなければなりません。それで、国連に行って堂々と真の父母を宣布したのですが、反対がありませんでした。完全にその上に立って「真の父母と成約時代」を宣布しましたが、全員が感動し、拍手したというのです。
2 人間の先祖が堕落することによって、四大心情圏と三大王権を失ったのですが、今、真の父母の名を中心として、解放された立場で、第二次世界大戦以降のあらゆる事実を、四十七年という期間をおいて再蕩威し、この位置まで来ました。お母様が今まで生涯にわたって、内的に孤独な心情の道を歩んでこられたのも、この日に備え、宿命的な使命を準備するための期間だったからです。
一九九二年を迎え、四月から「世界平和女性連合」を中心としてお母様が総裁の名をもち、世界の女性解放とともに、万民の家庭を天のみ前で抱き得る父母が顕現したという事実を中心として出発し、七月にはメシヤを宣布し、真の父母を宣布し、救世主を宣布し、再臨主を宣布しました。そうすることによって、この地上に中心がなく、希望の基盤がなかった家庭と、国の混乱した環境に、一つの軸を備えられる摂理史的な定着地帯を整えました。神様が懐に抱ける条件を立てて、お母様の解放と二世の解放を宣布できる時代を迎えるようになったのです。
2韓国は、再臨主が来られる所です。その再臨主がお父様です。一九九二年七月三日、きょう、初めてこのような話をするのです。初めて文字に書いて「再臨主は誰だ」と語りました。何と書いておいたのですか。「文鮮明」です! 初めて書いたのです。発表したので、はっきりと知らなければなりません。これからは、天下にすべて公開します。
4一九九二年八月、「世界文化体育大典」の期間中に、リトル・エンジェルス芸術会館で、八つの分野で世界的なトップクラスの人を一千人ほど集め、「私がメシヤであり、救世主であり、真の父母である」と宣言しましたが、それでもうなずくのであって、頭を横に振る人はいませんでした。お父様は、世界を股に掛けて思うままに回る人ですから、政治に対して批判できないでしょうか。転換時代を見極めることにおいて、私以上の感覚や頭をもっている人はいないというのです。それは、世界が公認します。ですから、それを宣布しなければなりません。それを宣布しなければ、定着できないのです。結婚式をしてこそ、夫婦として定着します。
全国を巡りながら宴をしたので、これからは宣布して定着しなければなりません。そうすれば、天地が定まるのです。一つの国を形成するようになるとき、閣僚を選んだとしても、選ぶだけではいけません。その事実を宣布してこそ、定着するのです。ですから、メシヤであり、再臨主であり、真の父母であることを宣布したので、定着するようになるのです。
5神様を中心として真の父母宣布をしました。堕落していない解放の真の父母が、この地上に現れたと世界的に宣布しました。真の父母が出てきたので、息子、娘も真の父母になり、その方の教えを受けたあらゆる人たちも、真の父母になれるのです。堕落することによって、「真の父母」という言葉も、真の父母という存在もなくなったというのです。
6お父様がソ連のゴルバチョフと会ったのは、旧約時代のエサウとヤコブの出会いと同じです。ヤコブの立場にいるアメリカ、日本、韓国を代表したお父様が、エサウの立場にいるソ連、中国、北朝鮮を代表したゴルバチョフと会い、彼の心の中に天の真の愛を植えてあげたというのは、サタンを自然屈伏させるヤコブの還故郷になるのです。
今やエサウには、兄弟と一つになり、天の父母に侍る道だけが残されています。兄弟である自由世界と一つになり、天の父母に侍ることだけが、共産圏の生きる道です。これは歴史始まって以来、最大の事件であり、天の側の勝利をもたらす新しい起源になるのです。それゆえ、帰国し、大韓民国の国民と民族の前に、真の父母歓迎大会を通して真の父母を宣布したのです。
7真の父母宣布をしたので、世界的、宇宙史的な転換時期が訪れてきます。真の父母のあとに従っていこうとすれば、真の父母の息子、娘がいなければなりません。真の父母の一族がいなければならず、真の父母の一民族がいなければなりません。真の父母宣布をしたのなら、真の子女を中心とした真の家庭宣布がなければならないのです。家庭だけではありません。第一次のアダム、第二次のアダムが失敗したので、これを蕩減できる氏族メシヤ圏を確保して、真の父母に代わって宣布式をしなければなりません。そうしてこそ、大転換的な国家基準と世界基準の基盤ができるのです。
8アダムが失敗したことを、イエス様が収拾しようとしてできませんでした。イエス様が失敗して亡くなったので、再び来られる再臨主は、完成した第三次のアダムとして来て、第一次のアダムが失敗したこと、第二次のアダムが果たせなかったことを復帰しなければなりません。本来人類は、(完成した)第一次のアダムの子孫になっていなければなりません。イエス様が死んでいなければ、人類はみな、イエス様の息子、娘になるのです。そのようになっていれば、既に統一天下ができていました。
イエス様が死なずに結婚して息子、娘を生んでいれば、イエス様の一族がこの地上に長孫(韓国では、長男の長子を指し、祭祀をつかさどる人を意味する)として王権を残し、千年、万年継承するはずでした。民主世界は兄弟主義です。父母主義ではありません。兄弟同士で争うのです。父母がいないので争うのです。ですから、父母主義に帰らなければなりません。この地上の兄弟主義、この世界を収拾するためには、真の父母が出てこなければなりません。
9エデンの園でアダムとエバが十代の時に堕落しました。堕落は男女の問題です。そのような種を蒔いたので、全世界的に秋になったために、青少年の問題や家庭崩壊の問題が深刻になるのです。それで、主人がいない立場で嘆息しているのが、今の世界万民の実相です。ここで、どのように本来の主人を探すのかということが問題です。そのような意味で、真の父母が出てくるようになったのです。
偽りの父母によって汚されたあらゆるものは、消えざるを得ません。それを打ち壊す「終わりの日」になれば、その反対の神側は、真の父母を中心として新しい個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の観が立てられるようになります。それで、地上と天上のあらゆるものが一つになる世界を求めざるを得ません。そのために真の父母が現れて、真の愛、真の生命、真の血統を出発させなければならないのです。
10 メシヤは、真の父として来られる方です。人間始祖の堕落によって偽りの父母が現れ、人類が偽りの血統を相続して生まれたため、人類に対する救援摂理は簡単なことではありません。その血をいくら清めても、きれいにならないのです。ですから、何千万年たっても、人類の救いは終わりません。偽りの父母によって汚されたそれ(血統)は、神様もどうすることもできません。人間が責任分担を完成して、神様の血統を相続し、子孫たちに引き継がせてあげなければなりません。それが創造理想です。そのような創造理想をアダムとエバが壊してしまったので、それを復帰しない以上は、神様が正すことはできません。
それで、真の父母が現れて、蕩減復帰するのです。逆さまになったものを、本来のとおりに戻すことを蕩減復帰というのですが、それは、ただそのままできることではありません。反対の道を準備して戻っていかなければなりません。その蕩減復帰の路程を通過しなければ、本然の世界に帰る道は永遠にないのです。
11 今までお父様が、どれほど困難な立場にいたか分かりません。普通の人であれば、数百回でも放棄し、逃げ出したいと思うほど、恐ろしく、深刻な立場でした。しかし、その立場でびくともしませんでした。その道を行くことが使命だと思ったからです。もしこの道が簡単な道だったならば、サタンが先に選んでいたでしょう。サタンが行くことのできなこをお父様は行きました。
このようにしてその領域を家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙まで拡大するのです。それで、真の男性の立場で、神様と断絶した世界人類の仲保者として立ちました。そして、高速道路を築いて神様をお迎えしてくるのです。そうすれば、神様が天宙基盤から世界、国家、民族、氏族、家庭基盤にまで降りてきます。神様が降りてきてとどまる場は、父母圏の位置です。今ではもう、サタンが越えてくることのできない領域をつくりました。
12 お父様は、有名な王国の王子として生まれたのではありません。誰も認めてくれませんでした。韓国は、戦争で傷ついた小さな国なので、そこに再臨主が来るとは誰も思いません。再臨主は、イエス様が死ぬことによって始まった民主と共産、イスラームとキリスト教の四大怨讐圏の争いが、世界的に発展して収穫期になった時に来て、これを収拾して統一しなければなりません。名実共にそのようなことをしました。すべて成し遂げました。
そこで大成功するまで、多くの複雑な内容があります。一家族が巻き込まれて苦労することとは比較になりません。一国の苦労は何でもないのです。忍耐力をもって、すべて整理してきました。
13 主が再び来て、左翼と右翼の世界を統一しなければならず、宗教世界を統一しなければなりません。左翼と右翼の世界を一つにし、宗教世界を一つにすることを、お父様がしています。アメリカ政府がしたのではなく、ソ連政府がしたのではありません。来られる主は、イエス様が成し遂げられなかったことを、成し遂げなければならないのです。このようにしなければ、復帰することはできません。これを乗り越えていくことができないというのです。歴史は、そのまま成し遂げられるのではありません。
歴史は、摂理と共に進むのです。お父様が出てくることによって、摂理と共に歴史が進み、神様が生きていることを歴史的に証できるようになりました。神様を否定できない時代に来たのです。
14 祝福家庭は、イエス様の立場にいるので、国を復帰しなければなりません。イスラエルは、南と北に分かれました。北朝の十支派と南朝の二支派に分かれたのです。レアとラケルによって一つにならなければならなかったものが、紛争によって国家的な基準で分裂してしまいました。イエス様は、そのような立場で亡くなったのです。それを象徴するのが、右側の強盗と左側の強盗です。それがカインとアベルの立場で世界的な基準になっているので、その基準の上に再臨主が来て転換し、勝利圏を形成して統一しなければなりません。
ですから、再臨主の使命をもった人は、共産主義を整備しなければなりません。それで、お父様は、共産主義を打倒する世界一のチャンピオンとして働かざるを得ませんでした。民主主義を一つにしなければならず、世界を一つにしなければならず、アメリカまでも収拾してあげなければなりません。そして、宗教界と政界がすべて一つになるようにしなければならないのです。
15 真の父母には、間接主管圏と直接主管園を連結させる責任があります。サタンに引っ掛かっている個人、家庭、氏族、民族、国家、世界の塀を、どのように壊すかということが問題です。サタンはサタンなりに、継続するこの神様の役事をどのように遮るかと考えています。このように、互いに対決してきているのです。サタンがしつこく、神様に敵対しているというのです。ですから父母様は、サタンと神様の中間で、いつもサタンを除去する業をしてきたのです。サタンの讒訴を受けない位置で、このことを進めていかなければなりません。それで、蕩減路程が出てきたのです。それが人間の責任分担です。
今まで人間は、責任分担を果たせませんでした。サタンは、それがメシヤの責任であることを知っています。ですから、すべてのサタンの勢力を総動員して、真の父母を攻撃したのです。父母様は、サタンの塀を壊す業を、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、霊界まで経てなしてきました。
16 昔は、主流宗教を信じて善なる名を残し、善なる霊界に行っている霊たちが神様のみ意に従って、地上の摂理を助けました。そこを通さなければ、地上と関係を結べる道が今までなかったのです。真の父母様がこの地上に現れ、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界的伝統を立てて闘い、勝利して越えてきたので、これからは宗教圏解脱です。世界的な勝利の版図を備えたため、真の父母時代には宗教がなくなります。
アダムとエバ自体が堕落しないで真の父母になっていたならば、宗教は必要ありません。そのようになっていたならば、それ自体を中心として、永遠に天と一体となって合徳するようになり、その一体的理想を中心として、先祖たちがいつでも、地上で暮らす自分の子孫と連結するようになるのです。イスラエルの民族的選民圏、キリスト教の世界的選民圏、統一教会の天宙的選民圏を中心として、すべてのものを蕩減復帰したため、宗教圏解脱時代が来るのです。ですから、霊界が地上世界と平面的に接することのできる時になるのです。
そのため、宗教を信じない人々も、選民圏を通して宗教を経て、霊界と連結され、過去の時代が過ぎていくようになります。真の父母の勝利によって、宗教を信じない人々も宗教主流圏内で旧約完成時代、新約完成時代、成約完成時代に連なっていき、霊界に行ったすべての先祖が、いつでも地上の自分の子孫たちを訪ねてきて、協助する時が来るというのです。
真の父母様の最終一体・救援摂理完結宣布
真の父母様は、二〇一〇年、天暦五月八日(陽暦六月十九日)午前二時二十分と、五月十五日(陽暦六月二十六日)午前三時二十五分、アメリカのラスベガスにおいて、神様と縦的に一心、一体、一念、一和、一核を成し、御夫妻が横的に最終一体を成し遂げた基盤の上で、旧約・新約・成約時代の完成、完結、完了と、全体、全般、全権、全能の時代を宣布された。
そして、二〇一一年、天暦十一月十七日(陽暦十二月十一日)、天正宮博物館において、「天地のすべての存在が焦点を合わせ、創造主、神様が探して立てられた創造本然の基準のもとで、すべての摂理の完成、完結、完了と最終勝利を宣言する」と語り、「すべてのことを成し遂げた!」と発表された。
海洋天正宮において、天暦十一月十七、十八日「天一国最大の勝利の記念日」という宣布文を記し、「神様と真の父母様一体完了! 神様が完成、完結、完了! アーヂュ! 侍奉天国成る。祝文鮮明、アーヂュー」と宣布された。また、真のお父様は、二〇一二年、聖和(天暦七月十七日、陽暦九月三日)される二十一日前の天暦六月二十六日(陽暦八月十三日)、地上の生涯における最後の公式宣布文を次のような要旨で残された。
「きょう、最終的な完成の完結をお父様のみ前にお返しし、今までの一生をお父様にお捧げすることを知っておりますので、そのみ旨のままに、今や精誠を捧げてすべての生を終了する時間を備え、氏族メシヤが三百八十七カ国さえ復帰すれば、すべて終わることを宣布します。そのことのためのすべてを成し遂げました! すべて成し遂げました! アーヂュー」。
17 お父様は、精神的にもそうですが、この体でも、すべてのことにおいて、誰も付いていくことができない伝統を立てています。天地を思って精誠を尽くしています。その精誠がしみ渡って天地に連結されるようになるとき、その精誠が主流となってサタンが侵犯できないのです。天の眷属とすべての霊人たちが橋を架け、この道を通ってお父様が築いた基盤上に来ることに対しては、サタンが反対できません。今や完全にみ旨をすべて成し遂げたというのです。
18 お父様が行く道を、皆が反対しました。アメリカとソ連、中国が反対し、金日成主席が反対し、すべて反対しました。それをすべて越えたのです。左翼を崩壊させ、共産世界の解放とともに、サタン圏を完全に統一して、一つの基準で束ねるのがお父様の使命です。今や、この道を行くとき、塀がありません。今まではありとあらゆる塀がありましたが、すべて崩しました。個人から神様、八段階まで行ったので、塀のない中を帰ってくることができるのです。これが統一です。個人統一、家庭統一、氏族統一、民族統一、国家統一、世界統一、天宙統一です。お父様がサタン世界の塀をすべて崩し、統一された環境をつくって、祖国を訪ねるのです。
19 四千年の期間に相当する過去四十年間、父母様は、安らかに寝ることができませんでした。全人頓と全国家が反対してきました。その期間、どのように個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙圏を克服できるかということに対して、身もだえしました。その峠を何度も越えていく道は、サタン世界とは全く違う道でした。天宙の背後にいらっしゃる神様と交流して、サタン世界の塀を一つ一つ崩しました。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の塀まで、一つずつ崩して高速道路を造ったのです。そのようにして人類は、アダムとエバが堕落する前の立場に復帰されたのです。
その時には、アダムとエバが行く所なら、どこへでも神様が付いていくことができます。そのような立場を再び取り戻したのです。天の世界が来て、サタン世界は退きます。サタンは、父母様が行く道を妨害できないというのです。サタンは常に屈服するしかありません。
20 私の前にある個人的な塀、家庭的な塀、国家的な塀を含め、積み重なっていた八つの塀をすべて突破しました。四十年間で、アダムとエバがいくらでも回っていくことができ、行ったり来たりできる道をすべて築いてきたのです。その道は、私が個人的に回って余りある道です。数多くの宗教と国家が反対しました。しかし、私は突き進みました。それで、死なずにここまで生きてきたのです。
今や、すべて成し遂げました。すべて成し遂げたので、死んでも何の問題もありません。真理が残っているからです。原理が残っています。これは、神様の法廷で判決を受けた勝利の公布文です。サタンも否定できません。
21 復帰というものや完成というものは、アダムが一代でしなければなりません。真の父母一代で、すべてのことを整理しなければならないのです。ですから、どれほど忙しいか分かりません。そのため、宣布式をするのです。宣布式をしてこそ、神様がそこに旗を立てることができるからです。ですから、数多くの宣布式をすることによって、神様が主人になる旗を立てるのです。旗を立てた所は、真の父母と神様が主管できる権利圏内に入ってくるのであって、サタンの権利圏内には入っていかないのです。
父母様は、アメリカを経て、ソ連を経て、韓国に帰って真の父母宣布式を全国的に行いました。そのことによって、民族が反対せず、環境的条件が歓迎したという杭を打ち込むのです。それからは、サタンは後退しなければなりません。その宣布の内容を信じて従う人々が、その宣布圏内に入ってくるようになれば、サタンが引っ張っていくことはできません。国をもたずに暮らしていた人でも、国境が設定されたのちには、その国の法と環境に合わせて従っていくようになれば、その国の民になるのと同じです。
22
お父様が、正に天から印を受けて顕現した、人類が何よりも待ち望んできた救世主、再臨のメシヤ、平和の王だということを明らかにしなければ、霊界でも地上でも問題になります。ですから、宣言をしたのですが、宣言したものは、憲法を決定して宣布したのと同じなので、その法に一致していない人は失敗者になり、法に一致することを宣言して立ち上がった人は、永遠に残ることができるのです。すべての完成標準になることはもちろん、法の決定標準になる憲法以上の位置にあるので、包み隠さず、すべて発表しなければならないのです。
今までは発表しませんでしたが、お父様自身が今後、逝く時には「すべて成し遂げた」と言うことができ、み旨を中心として関与したその環境圏内で、お父様と関係を結んでいないものはないという事実を明らかにしてから逝ってこそ、天上世界でも初めて安着するのです。
それと同時に、地上でもそこに相対となって一つになることによって、平和の天国が連結されるのです。驚くべき話です。お父様自身も、生死の境を乗り越え、死なないように最高の精誠を込めてこの位置にまで来たのであり、このことを宣布しているというのです。
23 目に見えない神様ですが、見える実体以上に真の父母として、侍ろうと思わなければなりません。暗闇を除去し、光の中で光の道に従い、地獄の解放圏まで、天上世界にサタンの足跡や影もなくなるその場まで、解決すべき責任があるのです。そのため、この責任分担を果たさなければなりません。神様の責任分担を果たして、神様が「私の天下だ。私の天宙だ」と言えるようにならなければなりません。
ですから、昼夜に限界線がなく、常に二十四時間、光明天地なので、光明天地の王になるのです。神様だけが王になることができます。私も、すべてを神様に引き渡してこそ、「蕩減、解放、釈放を成し遂げた」と言うことができます。これが責任分担の完成圏であり解放圏です。天の国に境界線がなく、地獄に境界線がないというのです。霊界の大きな谷間を平地にするのです。そうして、誰もが思いどおりに霊界の先祖と共に暮らすのです。先祖を呼べば来るようになっていて、先祖の言葉を聞いて実践できるのです。そのような天国本来の基準をつくって、神様が「すべて成し遂げた」と宣布しなければなりません。
私が創造理想も完成したので、神様の責任分担完成となります。原理原則を知らずに堕落したので、真の父母が教えて一体圏をつくらなければなりません。そうであってこそ、解放圏地上理想天国、本郷の地に平和が宿り、神様に侍ることができる祖国光復が始まります。
24 お父様は、既にすべて越えました。私が考えても、夢のようなことを成し遂げたのです。どのようにして、このようなことをすべて成したのかというのです。自分がやったとは夢にも思いません。天が内外においてすべて整えておいて、枠組みを築き、訓練して、また枠組みを築いて、すべて成し遂げたのです。天がより苦労したというのです。ですから、私は不平を言わずに生きる人です。
25 人間は、堕落によって故郷と祖国を失ってしまいましたが、地球星が私たちの故郷の地であり、神様がいる所が私たちの祖国です。どのように孝子、忠臣、聖人、聖子になり、どのように王になるかをすべて知りました。知らないことがありません。ですから、地上天国と天上天国が成し遂げられるのです。
第四次アダム圏時代が来ます。それゆえ、「七・八節」を中心として真の父母の完全定着、そして「九・九節」と「三・十節」を中心として解放圏を宣布しました。偽りの父が、神様が創造したすべてのものを消し去り、破壊したので、真の父母が再創造してすべて復帰完成し、統一世界、家庭理想一体地上天国時代を開いたというのです。解放圏を中心として、第四次アダム圏の堕落していない本然の世界、何千年もの間、空いていた天国を一度にもってきて合わせられるようになりました。
ですから、神様が解放され、サタンまでも赦されて天国に入っていける基盤がすべてできたのです。父母様も今や、解放されなければなりません。そうして、最もどん底の谷間にいる人々まで、天国に連れていかなければならないというのです。
26 お父様は一生の間、迫害を受けながら、ために生きてきたので、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界的な反対圏をすべて収拾しました。ですから、お父様は、個人完成と同時に家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様まで、八段階の完成を間違いなくしたのです。六千年の歴史がかかっても完成できなかったことを、すべて成し遂げました。ですから、今の世界には蕩減がありません。
第四次アダムの心情圏を中心として、絶対信仰、絶対愛、絶対投入をする場合には、相対的に上がっていくようになるのです。高速道路があれば、自動的に宮殿の前まで直行できるのと同じです。何も妨害するものがありません。問題は、どのように運転するかということと、ガソリンがあるかということです。ガソリンだけ供給してもらえれば、いくらでも走ることができる時代になりました。
27 神様は、一代だけでなく、数千年の救援摂理を継続し、この時まで四千年の復帰歴史を導いてきました。全体は六千年ですが、イスラエル選民圏を中心とした四千年の復帰歴史がねじ曲がっていったのです。ですから、お父様が、これを四十年間で蕩減復帰しなければなりません。
そのようにして、一生を通して築いておいたあらゆる福を、お母様にすべて伝授してあげました。夫を自分の祖父のように信じ、自分の父のように信じ、自分の兄のように信じなければならないのですが、そのように生きてきたというのです。それがお母様の立派なところです。
28 摂理的禧年(ヒニョン=すべてのものが元の位置に戻る、喜びの年)の二〇〇七年を迎えて、父母様を中心としてすることとは何でしょうか。お父様は、無形の神様に代わってこの地上に現れ、天の機密、地の秘密、人間の秘密をすべて解き明かし、蕩減して、勝利した基盤をお母様に譲り渡しました。お母様は、これを中心として百八十カ国で、そして、カインとアベルが一つになって、四十カ国で一体圏家庭を中心に収拾したのです。その次には、皆さんの家庭が行かなければなりません。
神様が一代、アダムが二代、それからアダム家庭のカインとアベルが三代ですが、三代圏を失ってしまったので、お父様がこれを越えて勝利したのです。お母様がこれを越えることによって、エバ圏が勝利して、父母様が勝利したのです。
29 お父様は、監獄を訪ねていきました。平壌に行く時、既にどのような人に出会うかという約束がありました。どのような人に出会い、どのようなことをしなければならないかが分かったのです。イエス様が監獄に行く時、十二弟子がいましたが、すべて裏切りました。しかし、お父様は、獄中を経ながらも、十二弟子以上を取り戻したのです。失ってしまったものをすべて捜し立ててこそ、蕩減復帰になります。
ですから、今後、記念塔を建てる場所はどこでしょうか。お父様が獄中生活をした場所が、記念になり得る実体の位置を築いた場所です。ダンベリーの苦難以上の基準を中心として、お父様とお母様が一つになリ得る一体圏を発表したのです。
30 真の父母様は、すべての蕩減復帰摂理歴史を完成、完結、完了され、新時代を開いてくださいました。天一国の時代を開いてくださいました。今や皆さんは、み旨を知らない多くの皆さんの隣人と、さらには多くの国の人々を教育して、天の父母様と真の父母様のみ旨と一つになれるように導かなければなりません。その道だけが、天のみ前に負った負債を返す道であり、世界の前に使命を果たす道になるのです。
31 二〇一〇年、陰暦五月十五日、この日付が重要です。この日、お父様とお母様が最後の宣言をしました。その時、韓国とそれ以外に対する方針を、お父様とお母様が約束しました。間違いなく、お母様がお父様と一つになって進むことを約束した時間です。それを公布した時間が、二〇一〇年、陰暦五月十五日午前三時二十五分です。堕落した世界の終幕の闘いにおいて、お母様がお父様と神様を中心として約束したのですが、それが二〇一〇年、陰暦五月十五日午前三時二十五分の出来事です。
その時、「三時は初不得三(チョブドゥクサム=精進すれば必ず成功するという意味)の三時代を代表し、旧約・新約・成約時代の完成、完結、完了の時代を迎え、真のお父様と真のお母様の最終一体圏が完成、完了した全体、全貌、全権、全能の時代を奉献、宣布する」と言いました。
32 天地のすべての存在が、二〇一一年十二月十一日、きょうこの時間に焦点を合わせています。真の父母がこの地上において、主人である創造主の本然の基準を完成、完結、完了することによって、地と天、父と子女、家庭と世界が一体となって解放、釈放され、天宙の真の父母の勝利と創造理想世界の勝利の覇権を完成・完結・完了宣布するこの日となりました。
神様万歳(マンセ)! 真の父母様万万歳! 万宇宙の解放勝利の覇権の王者、真の神様と真の父母一体圏家庭の天国となるようお許しくださった、すべてのことを成し遂げました。すべての勝利の主権が決定されたものとして宣布いたします。天と地、天地父母が一体となり得るけさ、完成解放終了を宣布する、この時間となったことを感謝いたします。アーヂュー
真の家庭のモデルを立てられた真の父母様
人間は本来、神様の愛の中で個性完成し、真の夫婦、真の父母となり、真の家庭を築かなければならない。真の家庭は、父母の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、子女の愛を順次感じて、体得する「生活の時空間圏」であり、創造目的を完成する根本基台であるため、すべての人間の願いとなる。真の家庭の一員となった人間は、真の愛の実体となり、神様のみ旨に背いて人に損害を与えたり、万物世界を悪用したりすることができなくなる。真の父母様は、神様の創世以後、最初の真の家庭理想を完成することにより、人類が手本とすべき人生のモデルを立てられたのである。人類は、天地人真の父母様が神様を愛し、人を愛し、万物を愛される、愛天、愛人、愛国の「ために生きる生活」をしてこられた、生涯の伝統を手本として、そのごとく生き、実践しなければならない。
1 父母様の家庭が、全体家庭を代表しています。それで、世界人類の家庭を水平に置いて、再創造するのです。原理原則を中心として、すべて、一つにさせるのです。四大心情圏と三大王権と皇族圏が形成されるというのです。長子権から父母権が成立し、王権が始まり、皇族圏が始まるというのです。それが形成されてこそ、神様が夜も昼も、思いのままに通過できるのです。
個人から世界のどこに行っても、すべて表面的に連結され得る概念が、統一された祖国です。家庭がすべて、連結できなければなりません。新しい家庭を中心として、すべてに通じることができてこそ、祖国になります。新しい家庭が連結されたものが、祖国です。「私」がそのようなモデル家庭になれば、どの家に行っても、そこにいることができるというのです。神様が思いのまま、自由に動くのと同じです。
2 霊界に行って幸福な人とは、どのような人でしょうか。自分の家に付いてきて、一緒にいたいという人が大勢いて、たくさんの人が出入りするとすれば、その人は幸せなのです。民族が違い、環境が違いますが、体と心が一つになり、夫婦が一つになり、父母が一つになり、子女が一つになった新しい家庭組織があれば、どこでもすべて合うのです。長子権復帰、父母権復帰、王権復帰と四大心情圏復帰ができれば、統一教会の世界になるので、通じない所がありません。新しい家庭には、そのような責任があります。一つのモデルにならなければなりません。
このような完全な家庭を連結させたものが祖国です。それでこそ、神様が共にいることができます。神様も皆さんも、真の父母を慕います。自分が慕うように皆さんも慕うので、神様が思いのままに入っていけるのです。そのように連結された家庭が大きくなったものが祖国です。モデル家庭が真の父母家庭であり、その家庭を手本として、数多くの家庭を輩出することができるのです。
3 堕落した人間世界に一番必要なのは、神様の本然の愛を中心として堕落圏を乗り越えた真の父母です。原理で言えば、責任分担を完成するその圏内を越えた人が、真の父母です。間接主管圏から、直接主管圏に入った人です。直接主管圏は、愛に一致した世界です。このようになれば、他の主人が現れることはできません。絶対的です。
愛に一致すれば、二人の主人を願わないのです。神様も他の主人を願わず、人間も他の主人を願いません。これをもって、永遠の基地になるのです。それがモデルとなります。それが家庭に拡大し、氏族、民族、国家に拡大し、その愛の軸を中心として、天運が回るようになっています。
4 創造本然の理想世界は、神様の真の愛、真の生命、真の血統を中心として、真の子女、真の兄弟、真の夫婦、真の父母の四大心情圏を完成することによって成し遂げられる世界です。人間始祖が神様のみ旨を不信し、天使長と不倫の血縁関係を結ぶことによって、人間は悪の種を受け継ぐようになりました。このような愛の関係により、人類は悪なる父母と悪なる子女を通して、悪なる生命と悪なる血統の根をもつようになったのです。
このすべての堕落の起源は、正に青少年期に発生しました。青少年期は、一生で最も重要な時です。今日の若者たちは、無分別な価値観の混乱によって、人類始祖がそうであったように、堕落のどん底に陥っています。フリーセックスや利己主義などにより、道徳と倫理を否定し、父母と子女を否定し、家庭を貴く思っていません。このような地上地獄になったので、地上天国を実現するためには、このすべてのものを、神様の絶対的真の愛の基準を中心として、神側に一八〇度転換しなければなりません
すなわち、悪魔が人類の家庭を破壊したので、神様は人間を救うために、その反対の経路を通して、真の父母を中心とした真の家庭のモデルを立ててきました。神様は、創造本然の立場において、愛と平和の世界を願っているのです。
5 今、この世界は、家庭が崩壊していっています。父母自体も無秩序であり、兄弟も分裂しています。一つの家族がすべて、中心もなく反対方向に向かっています。その家庭の崩壊状況を解決するために、真の父母が必要なのです。真の父母を完全に知ることによって、家庭は収拾されるのです。
現在の家庭だけでなく、真の父母を知らず、崩壊した人生を生きては死んだ、過去の先祖たちの家庭も再び地上に呼び、復帰させることが可能になりました。それが再臨復帰です。子孫も同じです。原理の内容をはっきり知って、体恤する基準の上に立てば、子孫を守り、正しこに導いていくことができるのです。ですから、真の父母が必要な理由は、真の家庭によって収拾するためなのです。
6 神様の創造理想は、八段階の真の愛のモデルの主人を完成することです。すなわち、腹中時代、幼児時代、兄弟時代、約婚時代、夫婦時代、父母時代、真の祖父母時代、真の王と王妃の時代を経て、永遠に変わらない真の愛の伝統を立て、父子関係である真の愛のモデルを完成するのです。真の神様の真の愛、真の生命、真の血統は、絶対、唯一、不変、永遠なので、子孫万代の不変なる真の愛を中心としたモデルとして相続されるのです。真の愛を中心としてこそ、父子一体、夫婦一体、兄弟一体になります。
父を愛の主人にしてくれるのが息子であり、夫を愛の主人にしてくれるのが妻であり、兄を愛の主人にしてくれるのが弟です。反対に、子女に父母がなく、妻に夫がなく、兄に弟がいなければ、それぞれ愛の主人の位置を探し出せないのです。
真の愛の主人になるためには、相対を自分よりも高め、そのために生きなければなりません。ですから、個人においては心身一体、家庭においては夫婦一体、兄弟一体、そして、国家一体を形成して、八段階の理想モデルである愛の圏を完成しなければなりません。
そうして、父母と子女、夫婦、兄弟姉妹、国々が、すべてこのような真の愛を中心に、八段階モデルの主人になることを願うのが、私たちの理想家庭と国家です。ここから永遠の世界的平準化が始まるので、地上天国が出発するのであり、また、天上天国も自動的に成し遂げられるのです。7真の父母が現れて、家庭のあらゆるモデルを見せてあげ、教育してあげない限り、平和世界は、その起源がありません。真の父母が世界的に展開してきている国際祝福結婚は、単なる一教団の結婚儀式ではありません。神様の愛の伝統を立てる救国、救世の運動です。青少年たちには、婚前純潔運動を実施します。そして、成人たちには、神様の真の愛を中心に、夫婦間の絶対信義と貞節の誓約のもと、祝福結婚をするように導く運動をします。真の愛の家庭を通して家庭の崩壊を防ぎ、国と世界に平和の礎石を据えるのです。
特に、政治的、歴史的に不和で怨讐関係にあった国家間の人々が、その高い塀を越えて、姻戚関係、真の愛の関係を結ぶようになるため、平和の範囲は、国家を越え、人種を飛び越えることになります。真の平和に向かう高次元の公式は、不和と怨讐関係である家門、さらには怨讐国家の子女たち同士が交叉結婚祝福をして、天地が願う、真の愛を中心とする真の家庭完成の祝福圏を成立させることです。怨讐同士が交叉結婚をしてこそ、平和の出発が始まります。家庭でもそうであり、国同士でもそうであり、思想同士でも、そのようにしなければなりません。そうすれば、思想界を越えて、思想界以上の幸福と平和の世界になります。ここから、神様と人間が願う永遠の平和世界が出発するのです。
8真の父母様が歩んできた蕩減路程を絶対的に信仰すれば、霊界において過去のすべての塀を越えていける条件になります。父母様に侍ったその基準が、霊界と連結されるからです。父母様が教えてあげた真の愛、真の生命、真の血統を中心として、心情一体を実現しなければなりません。
真の父という概念を中心として、心情と和合できる血統に連結された息子、娘になり、その息子、娘が、その神様の愛と生命の実の実体として、夫婦になるのです。夫婦になることによって、二性性相の正分合本体の心情圏に一致し、天上世界と地上世界において縦的に一つになるのです。同時に、夫婦生活を中心として東西が一つになり、息子、娘を中心として前後が一つになるのです。それは、家庭モデルの金型と同じです。モデルの表題です。
そこでは、神様の愛をすべて感じることができます。息子から感じることができ、娘から感じることができます。生命も息子から、娘から、血統も息子から、娘から感じられます。それが左右関係、上下関係として一体になっているため、神様の生命を身代わりした息子、娘になり、夫婦になることによって、横的な基準で神様の愛、生命、血統が連結されるのです。
9神様は主人です。神様は先生です。神様は父母です。これが三大主体思想です。真の父母になるためには、師の中の師にならなければならず、主人の中の主人にならなければならず、父母の中の父母にならなければなりません。真の主人、真の父母、真の師になろうとすれば、真の神様をはっきりと知らなければなりません。
真の神様の理想を中心として、真の人間、真の家庭、真の国家と国民を教えてあげるのです。しかし、今までそれを知りませんでした。真の父母は、正しく歩む道を教えてくれる人です。真の父母になれる道を教えてくれるのです。また、真の主人になれる道を教えてくれるのです。
10 天正宮博物館で揮毫した表題とは、「天一國眞聖徳皇帝億兆蒼生萬勝君皇太平聖代萬事亨通」です。この標語を中心として生きなければなりません。今や誰が干渉しなくても、天地の道理をすべて体得し、生きるべき道、公式的な道が分かったので、これ以上、教材は必要ありません。これが最後です。
11 父母様は今、地上で全体を越えて、勝利の覇権の位置、神様の王権樹立とともに、自主国勝利の解放世界と円一統一世界まで成し遂げました。そのため、父母様を中心として完全に一つになるのは、創世前から創世以後の摂理歴史全体の完結を、「私」自身が判定するためなのです。判定されたその勝利の覇権をもって、神様の印とイエス様の印と真の父母の印を受けてこそ、解放になります。そのような途方もない内容を、私たちがすべて個人的に蕩減することはできないので、絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければなりません。
そのため、父母様を中心として、皆さんの所有観念や欲望、このようなすべての基準が、父母様以上に越えることはできないのです。
絶対信仰、絶対愛、絶対服従をして、相対的実体圏を、私個人から、家庭を越えて、国家、世界、天宙まで越えるとしても、変わることのない家庭モデルの形態をつくり上げなければなりません。皆さん個人と家庭において、祝福を受けた基準が、全体を越えて公認を受けられる主体的立場に立ってこそ、創造理想世界、堕落がなかった本然の世界に帰るのです。円一統一世界に越えていくというのです。
12 個人から家庭、氏族、民族、国家、世界に、自由に往来できるモデルが、真の父母様の家庭なので、ここと永遠に一体にならなければなりません。そして、真の父母様の伝統を受け継ぎ、家庭から世界まで、すべて神様と真の父母様と真の子女として同和してこそ、統一された祖国が完成するのです。
いつでも真の父母様の家庭が、そのモデルです。そのため、真の父母様の家庭とすべてのものが、一つにならなければなりません。世界とすべて連結されなければなりません。真の父母様の家庭は、一体となった皆さんの家庭のモデルでもありますが、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界を越えて、全体のモデルになるからです。ですから、自由に往来できるモデルが父母様の家庭なので、ここと永遠に一体にならなければなりません。これは、父母様が個人から家庭、氏族、民族、国家、世界のモデルになるための伝統でもあります。
その伝統を受け継ぎ、家庭から世界が、神様と真の父母と真の子女として同和してこそ、統一された祖国が完成するのです。同和するというのは、完全に和合して、一緒にいるということです。真の子女とは、父母様の直系の子女のことを言います。ですから、真の父母の家庭を手本として、世界が一つにならなければなりません。そのモデルは、神様と真の父母を身代わりするためのものです。真の父母と神様を身代わりするためには、真の父母と直系の子女を中心として、一つに統一されなければなりません。それでこそ、祖国統一が成し遂げられるのです。
人類が行くべき真の父母の道
人間は誰しも、アダムとエバの堕落によって、宿命として復帰の道を行かなければならない立場に置かれた。神様のみ前に絶対信仰、絶対愛、絶対服従の生活をすることにより、億万のサタンを自然屈伏させ、勝利された真の父母様の典型路程を、そのまま歩んでいかなければ、堕落の因縁を清算する道はないのである。
真の父母様は、地上だけでなく、霊界における凄絶な霊的闘いまでも勝利し、神様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従して、ために生きる実体となられ、その勝利圏を祝福家庭に相続させてくださる恩恵をお与えになった。人類は、真の父母様の真の愛、真の生命、真の血統の伝統を相続し、真の父母となって、氏族メシヤと天一国の民としての責任を果たさなければならない。
13 人間は、堕落した父母から生まれたため、絶望の中で呻吟しながら、目的と方向も分からないまま、日々変化する立場で生きてきました。
しかし、私たちが行く道は、変わりません。朝はこのようにして、夕方にはあのようにして、というようなことはできないのです。「真の父母が行く道が私の道であり、真の父母が暮らす生活が私の生活であり、真の父母が立っている場所が私の場所であり、真の父母の世界が私の世界である」という思想を強固にもたなければなりません。そして、「真の父母を慕うことにおいては、世界で一番慕っている」と言わなければなりません。真の父母に侍って行く道にいくら暴風雨が吹きつけても、これを幸せなこととして消化し、歩んでいくことができなければなりません。
ですから、未来になれば、世界の復帰や、一つの世界というものを夢見る必要はありません。皆さんはそのとき、歴史的伝統と希望の基準になる真の父母の家庭を身代わりすることができる、未来の世界的な家庭になりなさいというのです。この原則は変わりません。その原則になる家庭が、真の父母の家庭です。
14 皆さんは、自分自体で完成するのではありません。純然と、父母様の愛によって完成するのです。子女が父母の懐から生まれれば、良し悪しにかかわらず、その父母の形態に似るのです。それと同じように、統一教会では、真の父母の道理を教えてあげます。それが、皆さんには福の中の福です。
人間の願いは、真の父母に出会うことです。死の道を行っても会うべき人が、真の父母だというのです。歴史をすべて失ってしまい、時代をすべて失ってしまい、自分の子孫をすべて失ってしまうとしても、真の父母に出会うならば、歴史を取り戻すのであり、時代を取り戻すのであり、未来を取り戻すのです。このような方が、正に真の父母です。堕落した過去の歴史は、一つの世界を願ってきました。ある一時に、平和の世界がこの地に立てられるということを、未来の希望として抱いてきたのです。
15 今、父母様の家庭を中心として、世界人類の家庭と、家庭対家庭として向き合える時が来ました。復帰時代になったので、天の側の家庭モデルをつくっておき、サタン世界の家庭に道を教えてあげるのです。息子、娘が父母に仕えるのと同じように、妻が夫のために、子女が父母のために、妹が兄のために尽くすのと同じように、今まで完全となり得なかった道理を超越し、完成した一つのモデルを掲げるのです。
真の愛を中心として、縦横の真の父母の心情をすべて受け継ぎ、完成した息子、娘になってこそ、真の父母になるのです。神様の心の中で構想した完全な兄弟の理想を成し遂げたあとには、夫婦になります。夫婦の中でも、願ってきた最高の完成した夫婦になるのです。この夫婦が父母になるのですが、父母としても完成した位置にいる父母です。神様が天の家庭を中心として、理念として待ち望んだ心情的、系列的な完成実体として現れたのが、真の父母です。
16 皆さんの中心は、神様と真の父母という概念をもたなければなりません。これが、元来の標準の立場です。ここから新しい未来に拡大していかなければなりません。このように拡大された世界をつくらなければなりません。皆さんは、絶対的な、元来の真の愛を中心とした家庭体系を形成しなければなりません。これが、神様と真の父母様の伝統的な出発点です。
ところが、皆さんは今、このような立場とはあまりにも違うというのです。世の中の多くの悪い習慣と観念ゆえに、誤った方向に進んでいます。このようなことが、将来、神様が審判するときに讒訴条件になります。最も恐ろしい条件を、皆さんはもっているというのです。今から誤った習慣、条件を一掃してしまい、真の家庭体系を確実につくっていかなければなりません。
17 祝福を受けたすべての家庭は、真の父母にならなければなりません。世界全体の家庭の真の父母化時代です。世界的な統一をするための基盤の上に父母と子女が定着したので、全世界の祝福を受けた家庭は、真の父母化時代に入っていかなければなりません。
第一に、すべての祝福家庭の婦人たちは、お母様の伝統を相続しなければなりません。真の父母になろうとするので、その婦人たちは、お母様の伝統を受け継がなければならないのです。皆さんも、真の父母化時代において、氏族圏内のすべてを一つにするため、お母様の代わりにお産の苦労をしなければなりません。真のお母様は、聖霊の立場なので、霊肉共に生んであげなければならないのです。これは母の責任です。若い青年と一世の男性まで再び生み変えなければなりません。復活させなければならないのです。
第二に、家庭的メシヤ圏を解放していかなければなりません。再び生み変えて解放してあげなければなりません。再び生み変えなければ復活できないのです。重生しなければなりません。家庭と氏族を生んで一つにしなければなりません。氏族メシヤが氏族の場で、あらゆる氏族を一つの氏族圏にしなければならないのです。それで、真のお母様の立場で再び生み変え、家庭と氏族的メシヤ圏を一致させなければなりません。アダム家庭、イエス様の家族が失敗したことを、蕩減復帰しなければならないので、そのようにするのです。
18 今や皆さんが、アダムとエバ以上に、神様と共に暮らした個人的生活基準の家庭を越え、民族、国家、世界、天宙まで、家庭理想を完結しなければなりません。偽りの父母になったアダムのすべてのものを、真の父母が一代で清算しなければなりません。歴史時代にサタンが植えた、汚れた死亡の血について、今まで誰も知ることができなかったのですが、真の父母の一代でこれを整理し、神様の愛の一体圏心情的世界を中心として、家庭を越え、氏族、民族、国家、世界を越え、天宙を越えて、初めて本然の基盤として定着するのです。
神様と共に、アダムとエバから今まで、人類の旧約時代、新約時代、成約時代、第四次アダム心情圏を通して、初めて定着したというのです。皆さんの家庭は、今まで数千万年を経て解放されたアダム家庭の位置を受け継いだため、これから皆さんは、新しい一族の先祖になるのです。
19 家庭では孝子の道理、国では忠臣の道理、世界では聖人の道理、天宙では聖子の道理を果たすことによって、家庭理想のモデルをつくらなければなりません。自分の家庭は、個人を代表するだけでなく、氏族、民族、国家、世界、天宙の代表型として、これを成し遂げていくのです。そのようなとき、アダムが個人の立場で堕落したように、世界の数千億を一人のように、一つの家庭のように考えて、一時に蕩減しなければなりません。祝福家庭の各自の責任です。そうして、自分たちが立てた功績を中心として、各自祝福を受けた家庭が、新しい氏族になるのです。
サタン世界は、個人から氏族に広がっていきましたが、今や全世界が合わさって、世界個人型、世界家庭型となり、世界完成型である真の父母のモデル基準と一致し得る相対基準にならなければなりません。皆さんの体が祭物的な立場で印を受け、家庭全体を身代わりして、世界人類のモデル型に一致できなければなりません。そのモデル基準を開拓するために、父母様の一代で今まで開拓の歴史を歩んできたのです。
20 皆さんは、天国の民にならなければなりません。真の父の国、真の母の国、真の長子の国があれば、そこに連結されて、天国の民が生まれるのです。ですから、「私」が天国の民であり、息子、娘であり、主人だというのです。家庭から出発して、天国の主人になります。天の皇族圏に入るのです。家庭の主人は孝子、国の主人は愛国者ですが、これが一つに連結されなければなりません。一つの道を行かなければなりません。孝子から愛国者、愛国者から聖人、聖人から聖子になるのは、一方向です。後戻りはあり得ません。神様は、一つの道を行くことを願うのです。
最初は、孝子にならなければなりません。神様が「お前が絶対に必要だ。困難な場でも幸福な場でも共にいよう」と言うことのできる私にならなければなりません。「一生の間、永遠に共にいたい」と言うことのできる、私にならなければならないというのです。誰がいくら否定し、迫害しても、皆さんはその道を行かなければなりません。天国の民になれば、そこには蕩減がありません。一度成し遂げた結果は、永遠に存続するのです。ですから、私たちに一つの希望があるとすれば、再創造されることです。
21 真の父母は、真の愛の主人です。真の父母は愛の王です。私たちは、最も貴いものを失ってしまいました。それをどのように取り戻すのかが問題です。
真の父母、真の愛、真の生命、真の血統は、サタンがいくらじたばたしても、どうすることもできません。神様のみ旨に永遠に一致するためには、神様と人類が真の愛を中心として、主体と対象の立場で、永遠の関係を結んでいかなければなりません。
私たちがこのような結論に到達できなければ、人類は神様の創造理想である真の愛を中心とした生活を営んでいくことはできません。これが原理です。誰も否定できません。ですから、真の父母が絶対に必要です。
22 アダムの堕落によって、数え切れないほど多くの塀が生じたのですが、真の父母が現れて初めて、天上世界も、地上世界も、愛を中心として塀のなこにしておきました。行くか行かないかは、自分にかかっています。真の父母によって、すべての村に高速道路ができました。
高速道路を行こうとすれば、自分の努力で車を手に入れて、訪ねていかなければなりません。真の父母によって、人類歴史の心情的世界と、霊界、肉界を塞いでいた塀が崩れたので、大きな水道のパイプを通って全家庭に水が流れ込むのと同じように、滞りなく行ける道が開かれたというのです。それで、地上と霊界の統一圏が、初めてこの基盤の上に形成されるのです。
23 今から私たちは、創造本然の夫婦であるアダムとエバの伝統的基準を確立し、創造理想の夫婦圏完成を通して真の父母となり、真の息子、娘に真の愛、真の生命、真の血統を再び相続してあげなければなりません。そのような使命が祝福家庭にあることを忘れてはいけません。真の父母になったのは、個人が家庭的勝利圏から氏族的勝利圏、民族的勝利圏、国家的勝利圏、世界的勝利圏、天宙的勝利圏だけでなく、神様の解放圏まで成就させるためなのです。
24 真の父母は家庭を収拾し、救世主は国を収拾するのです。この二つの責任があります。真の愛と真の生命の種をもって接ぎ木することによって、収拾できるのです。人類は、堕落したので、偽りの愛、偽りの生命の種を受けました。これが野生のオリーブになったので、真のオリーブから接ぎ木を受け、真の愛に連結されて、真の愛を中心とした生命を再び受け継がなければならないというのです。そのようにしなければ、真の父母の血族になれません。
25 すべての責任者たちは、自分の代身者、もしくは相続者を立てるとき、自分より優れた存在を願うのが天地創造の道理なので、主人となる人は、自分に従い、侍る最も近い息子、娘に、「自分よりも優れた人になりなさい」と言って、道を開いてあげなければなりません。サタンは、そこから落ちていくように門を閉じてしまいましたが、皆さんがそのようにすることによって、堕落した血統の痕跡がない完全、完結の本然の血統を受け継ぐことができるのです。
そうして、天の国において、統治の主人として、真の父母、真の師、真の王として、血統的に神様と父子関係を結べる位置で、「私」が信じ、実行することによって、神様が築いておいた真の父母家庭の代身者、真の父母の相続を受ける代身者として、すべてを相続させてあげられるようになるというのです。これが天地に宣言する宣言文であることを知って、実践しなければなりません。
26 皆さんも真の父母にならなければなりません。そうだとすれば、氏族的真の父母になりますか、民族的真の父母になりますか、国家的真の父母になりますか。国家的真の父母になれば、そのまま天国に上がっていくのです。個人(および家庭)的な真の父母は多くいます。ここにおいて一番の人が、氏族的真の父母に上がるのです。また、民族、国家、世界的真の父母に上がるのです。
真の家庭にならなければ、天国に入れません。天国は家庭が入るのです。天の国の編成は、家庭を連合して行うようになります。連合を通して公式をつくるのです。すべてのものが連結されて、公式をつくるのです。皆さんも完成した家庭をつくらなければ、天国に入れません。それが真の父母主義です。真の父母として行く道です。
27 聖書に「わたしは道であり、真理であり、命である」(ヨハネ一四・六)とありますが、愛が抜けています。「わたしは道であり、真理であり、命である」というのですが、それをもって何をするのでしょうか。私たちは愛を入れなければなりません。「わたしは道であり、真理であり、命であり、愛なので、だれでもわたしによらないでは。父のみもとに行くことはできない」と言わなければなりません。イエス・キリストが愛の中心者です。真の父母になることができます。体が心に似ているのと同じです。真の父母時代に入って、真の父母に似れば、神様に似るのです。
28 神様の父母の心情と同じ心情圏を自分がもって、どのように一体化するかということが問題です。天上世界や地上世界、先祖たちや霊人たちや天使世界が、すべてそれを中心として擁護し、保護するようになっているというのです。一番の問題がそこにあります。
骨髄の骨髄から神様と連結されていて、その肉身、体全体が真の愛の絆によって連結されているので、真の愛を中心として、主人と関係を結べるようになっているのです。被造世界のすべての周辺、この宇宙というものはすべて、そのような主人の前に一つとなり、主人を保護すべき立場になっているので、恨を残したまま途中で死ぬことはないというのです。そのため、「私」の骨髄から、体と私の思いすべてが一つになり、真の愛の関係の中で、万宇宙の主人の資格、神様が創造するときに願った創造理想的主人の位置に、いかに立てるかということが問題です。その主人が、神様のすべてに似た息子、娘なのです。
29 私たちには、完成概念があります。その完成をどのように成し遂げるのでしょうか。公式に従っていけばよいのです。「このようにすれば、理想家庭を築くことができる」という公式があります。氏族、国家、世界、天宙に対する公式が、すべてあるというのです。そのような絶対公式の主人が神様です。
ですから、定着することは問題ありません。大きな公式と小さな公式が一つになって完成するのです。個人基盤、家庭基盤、氏族基盤、国家基盤、世界基盤に拡大します。そうすれば、神様のすぐそばに立つのです。
中心というのは、縦的に霊界と通じることを意味します。皆さんが、神様の息子、娘だというのです。神様に似た子女です。神様は、心と体が一つになっています。
しかし、皆さんの心と体は、今も闘っています。いつ統一されますか。一つになる過程、中間の立場にいるというのは、完成できなかったことを意味します。ですから、謙虚になり、他のために尽くそうとし、献身しなさいというのです。
「私は真の父母様の代表者である。私は神様と一つに連結されている。私はチャンピオンである」という観念をもっていれば、皆さんは中心の位置に立つことができます。「私」は第二の創造主だというのです。個人完成は問題ないということです。家庭完成も問題なく、氏族完成も問題ないのです。国家を越えて影響を及ぼすこともできます。国境を越えて、隣の国と連結できるというのです。
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