天聖經(増補版)/第九篇 家庭教会と氏族的メシヤ

目次

第二章 氏族的メシヤ

第二節 氏族的メシヤの責任


1 氏族的メシヤは、長子権が復帰された基盤の上で、父母権解放のために来られる主が、個人的アベル、家庭的アベル、氏族的アベル、民族的アベル、国家的アベル、世界的アベル圏を代表し、キリスト教とアメリカができなかったことを再び接ぎ木して、反対していた共産党まで倒し、統一天下にできる環境条件を備えた土台の上に送るのです。そのため、天上から再臨主を送ったのと同じく、神様の代わりに父母が皆さんを氏族的メシヤとして送り、イスラエルの国が四千年間準備したメシヤを迎えるための約束の基盤である主流宗教圏を、皆さんに相続してあげたのです。

  

家庭教会と信仰の子女


2 氏族的メシヤは、カイン・アベルの二つの一族を抱かなければなりません。自分の一族とカインの一族を抱かなければならないのです。イエス様を中心として見るとき、ヨセフ家庭とザカリヤ家庭と同じです。この家庭が一つになれないことによって、イエス様が亡くなったのです。今は、家庭教会と氏族教会が必要です。ヨセフ家庭とザカリヤ家庭が一つになったその上に、イエス様が立つのです。その氏族的メシヤに侍り、国家的メシヤに侍るようになれば復帰です。

そのため、家庭教会は、カイン的教会として氏族的メシヤの基盤であり、アベル的教会は自分の一族です。この二つを合わせなければなりません。そうしてこそ、氏族的メシヤの使命が終わるというのです。今や、氏族と完全に一つになるのは問題ありません。そして、外部的にも問題になることがなくなる時に来たというのです。氏族的メシヤを任命したからと言って、家庭教会がなくなるのではありません。この数十億の人類が復帰されても、家庭教会は必要です。体と心が統一され、全世界が統一されなければならないのと同じように、家庭教会も氏族の内外で統一されなければなりません。

3 皆さんが氏族的メシヤの使命を果たそうとすれば、カイン的氏族を復帰し、アベル的氏族を復帰しなければなりません。皆さんが精誠を尽くし、皆さんの命令に従って自分の生命と財産をすべて投入して活動できる人を百二十人確保すれば、彼らが皆さんの父母に対して、「息子さん、娘さんを育てるのにどれほど苦労されましたか。息子さん、娘さんが私たちを生かすためにどれほど尽くしてくれたか分かりません」と言うようになるというのです。そのように、百二十人が皆さんの一族を中心として宴をしながら、一言ずつ称賛するようになれば、一晩ですべて回っていくというのです。

4 故郷に帰って、氏族的メシヤにならなければなりません。そうかと言って、今まで長年活動してきた家庭教会がなくなるのではありません。家庭教会の基盤はカイン基盤であり、自分の一族はアベル基盤です。家庭教会の基盤において涙と血と汗を流した功績をもてば、自分の一族は自動的に回っていくのです。家庭教会を通して百人だけ伝道して自分の一族のところに行けば、「英雄が来た」と言って、その村が一晩で、一度に戻ってきます。その闘った経歴を報告するのです。

5 堕落したアダムとエバは、アベルによって復帰されるのです。祝福を受けた父母も、子女によって完成します。これは実に、堕落した父母がアベルによって復帰されるのと同じです。このようにして蕩減復帰されるのです。ですから、信仰の子女がいなければ、自らの子女を妊賑してはいけません。子女を生んで愛することもできません。これが原理の道です。堕落とは、原理の反対方向に落ちたことなので、その反対方向を塞ぎ、水が流れ出ないように合わせて一致させ、上がっていく道が復帰の道です。ですから、皆さんに絶対に必要なのが信仰の子女です。

6 統一教会の食口も、み旨を知り、神様の愛を受けるようになれば、アベルになります。そのような基準が立てられれば、それに応じた善霊人を中心として、アベルの立場に立つのです。二十歳で入った場合は二十歳を中心として、三十歳で入った場合は三十歳を中心として、四十歳で入った場合は四十歳を中心として、それぞれの年齢を中心としてアベルの立場に立つのです。そこである人を伝道すれば、その年齢基盤の上でカイン・アベルの基準が復帰されるのです。それ以外は許されないのです。それを再びやらなければならないので、子女を通して復帰していかなければなりません。

そのためには、三人の信仰の子女が、腹中の直系の子女に侍り、子女が結婚するまで力を尽くしてすべてのことに協助する伝統を立てなければ、絶対に完全復帰はされないのです。世界的勝利の基台を立てようとすれば、先生もその道を行かなければならず、皆さんもその道を行かなければなりません。先生が世界的使命をもったとすれば、皆さんは国家的使命まですればよいのです。先生は一段階、先に行きます。このようにして、先生は世界的勝利基盤をつくり、皆さん個人は国家的勝利基台をつくらなければなりません。

7 堕落による愛は誰によって始まったのかというと、サタン、天使長から始まりました。復帰はサタン、天使長から奪ってきて、信仰の子女をつくり、信仰の子女を愛したのちに、自分に戻ってくるのです。真の父母がしたように、戻ってくるのです。サタンによって始まったその愛の圏内から、奪ってこなければなりません。サタンが奪っていったので、それと反対にサタン圏から取り戻してくるのが、勝利的天使長、絶対服従する天使長の立場に立つべき三人の信仰の子女の使命です。

その信仰の子女を救い、神様のような立場で愛したという立場に立たなければなりません。愛の問題によって真の愛を失い、堕落したので、それ以上に愛さなければならないのです。ですから、信仰の子女をどれくらい愛せばよいのかというと、この世の中の父母が自分の子女を愛する以上に愛さなければなりません。そのようにしなければ、信仰の子女が復帰されないのです。

8 世の中の父母の愛以上の愛の道でなければ、人は引っ張られてきません。愛によって引っ張られていった人は、愛によって戻ってくるようにしなければならないのです。そのようにすることによって、勝利した愛の基準が三人の信仰の子女によって立てられ、勝利したその基盤の上に立ってこそ、自分の子女を愛することができるのです。これは公式です。先生も、そのような生活を続けてきています。その公式を通過しなければ、完成基盤は生じません。

ですから、いくら子女がいても、信仰の子女が完全に復帰されていないときは、その子女を自分の家に入れて一緒に暮らすことはできません。神様が蕩減復帰のためにイエス様を地上に送り、死の道に送って人類を愛されたように、信仰の子女を完全に愛さなければなりません。信仰の子女が自分の子女のために犠牲となる基台を立てなければ、自分の子女を愛する道が現れないのです。

9 私たちは、少なくとも三人の信仰の子女をもたなければなりません。すべての人には、二つの型の子女がいます。三人の信仰の子女と、自分たちを通して生まれた直系の子女がいるのです。この世界を総括的に見れば、神様の直系の子女の位置にいる息子、娘がいて、養子の位置にいる堕落した人間がいます。救いは、個人のためにあるのではありません。救いは家庭的な基準になければなりません。ですから、私たちは三人の信仰の子女をもたなければならず、彼らが私たち自身の直系の子女と一つになるようにしなければなりません。それが公式です。

10 本来、アダムとエバを誰が教育しなければならないかというと、天使がしなければなりません。神様が教育するよりも、成人するまでは天使が保護し、育成するのです。それと同様に、信仰の息子、娘を、その信仰の父母が天に帰っていける立場に立てるよう、すべて協助してあげなければなりません。その信仰の息子、娘の協助を受けて天に祝福されて越えていくとき、信仰の父母を協助したという条件によって一緒に越えていくというのです。

そのようにして、天使世界の三天使長が復帰され、アダムの三人の息子が復帰され、ノア家庭の三人の息子が復帰され、三段階の全体を代表した立場で越えていける条件が成立するのです。完全に一つになったというのは何でしょうか。エデンの園で堕落していないアダムを中心として、三天使長が完全に一つになったということです。それが一つになって、神様の祝福圏内に越えていくのです。

11 堕落前、アダムとエバの前に三人の天使長が完全に協助し、アダムとエバの結婚の日を天使長たちが待ちわびたのと同じように、信仰の息子、娘が、自分の信仰の父母が祝福を受けることを懇切に願わなければなりません。天使長が失敗することによって、天使がすべて引っ掛かったので、信仰の息子、娘が実体をもって協助することによって、肉界と霊界に引っ掛かった条件を蕩減するのです。

ですから、信仰の父母と信仰の息子、娘は、堕落した世界の父母よりも心情が高くなければなりません。堕落した世界の父子関係よりも心情が低くなるときは、天の側に立つことができません。堕落した世界の父子関係以上の場に出ていって一つになってこそ、天の祝福を受け継ぐ位置に越えていくのです。このようにして、祝福を受けたあとに自分の息子、娘が生まれて愛したとしても、サタン世界において蕩減条件を掲げて讒訴できないというのです。

12 先生が国家基準を越えたので、皆さんには迫害がありません。大韓民国が国家的次元で統一教会を支持できる段階に入ったので、皆さんはただそのまま、大韓民国の親戚を選び立てればよいのです。今や、私たちの親戚、兄弟のような人々を選んで立てれば、信仰の息子、娘を身代わりできる段階に入りました。しかし、その信仰の息子、娘はどのようにすべきでしょうか。皆さんのために生命を捧げることができ、皆さんの息子、娘のために生命を捧げることができなければなりません。そのような思想をどのようにして入れますか。皆さんが入れることができますか。原理を通して、入れてあげることができます。これからは、それが伝統になります。

  

伝道と祝福を通した氏族編成


13 皆さんの心が天だけを思い、天の家庭のために生きれば、その家庭が国のために生きるので、その家庭に従っていってこそ、「私」が国を復帰することができるのです。その家庭が世界のために生きる中心の位置にいるので、私が世界に行ける道は、その家庭を通して、その家庭を世界的な中心として侍ってこそ、行ける道です。原理の道がそうなっています。皆さんが原理に立脚した先生の代身の位置に立とうと思えば、三人の信仰の息子、娘をつくり、十二人の息子、娘をつくり、七十二人門徒をつくり、百二十人を伝道して結婚させなければなりません。そうしてこそ霊界に行って、十二の真珠門を四方から、昼に夜に思いのまま通っても、そこで門番が「何者か」と言うのではなく、「どうぞお入りください」と案内するのです。もし信仰の息子、娘が三人しかいなければ、いつも一つの門だけを中心として出たり入ったりするのです。他の所には行けません。

14 最も急がれるのは、皆さんが氏族的メシヤの責任を果たすことです。そのためには、皆さんが一族の中に入っていって、十二弟子をつくり、祝福してあげなければなりません。その次には、七十二門徒をつくらなければならず、百二十門徒、すべて合わせて百二十人を早く糾合しなければなりません。中心となった三十六家庭、七十二家庭を先生がすべて蕩減し、百二十家庭を先生が一気に蕩減したので、皆さんは百二十人だけ連れてきてくっつければよいのです。そうすれば縦的に、横的に、すべて蕩減できるようになります。ですから、皆さんが氏族に入っていって百二十人を糾合することは、統一教会の家庭の責任です。

15 皆さんは、信仰の息子、娘を中心として新しいイスラエルを編成していかなければなりません。先生が十二家庭を中心として三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭を探し出したように、その道をそのまま踏んでいかなければなりません。先生は何となくこのことをしたのではありません。イエス様はそれを解決するために、悲運の死の道まで行くことになり、神様もそのような問題を解決できなかったので、今まで六千年間、役事してこられたのです。

先生が行く道は、その分野が皆さんより一段階先で、より広い国家的、世界的なだけで、内容は同じです。行く道においては同じなのです。先生は、キリスト教の反対を受けたため、氏族的メシヤの基盤がありません。それで、それを探してこなければならないので、道で唐突に出会った通りすがりの人と同じ立場である皆さんを、先生の血族よりも、父母や妻子よりも、もっと愛してきたのです。皆さんも、信仰の息子、娘が皆さんの生命を身代わりして犠牲になれる立場に行くようにするためには、実の息子、娘を育てるよりも三倍以上苦労しなければなりません。

16 皆さんは、百二十人を伝道しなければなりません。百二十人を伝道し、結婚させてあげなければなりません。祝福してあげなさいというのです。そのようにすれば、世界的代表、国家的代表、家庭的代表が霊肉を中心として連結されるので、皆さんが行く道と、天国の氏族圏が自然にできるのです。

三人を伝道できずに、顔を上げていられますか。それは、霊肉が分かれたのと同じなので、死んだのと同じです。三人を立てられなかった人は、四位基台にならないので、その基準に立てません。ですから、伝道しなければなりません。それを誰かがしてあげることはできないのです。皆さんがしなければなりません。そのように伝道するのは、統一教会のためではなく、先生のためでもありません。自分のためなのです。

17 神様が今まで再創造したのと同じように、その再創造過程を神様の代わりに、現実で行うという心をもたなければなりません。ですから、百二十家庭をどのように復帰するのか、これが重要です。百二十軒の中には、十二弟子も入っており、七十二門徒も入っており、すべて入っています。イエス様が復活したのちに聖霊が降臨し、百二十人の使徒が聖霊を受けて福音を世界に伝播したのと同じように、それを家庭的な基準で皆さんが収拾し、復帰してまとめなければなりません。そのようにしてこそ、氏族的メシヤの使命が終わるのです。

そのようになれば、そのときから皆さんが祝福してあげるのです。皆さんが先生の代わりに、結婚式もすべてしてあげなければなりません。なぜでしょうか。皆さんが先祖だというのです。これからは、それだけすればよいのです。国は既に一つになっています。世界全体が先生についてきます。これさえすれば国家編成と世界編成は一時に、すべて終わるのです。

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