天聖經(増補版)/第二篇 真の父母

目次

第四章 真の父母と真の子女

第二節 真の父母の責任と特権


1 人間世界が堕落の病にかかったのですが、病を治療してあげる医者は、神様しかいません。歴史時代に数多くの宗教がありましたが、その宗教の教祖たちは、伝達者にすぎません。薬を調剤するにおいて、天が提示したその調剤法に従って調剤し、それを伝達する人にすぎないのです。それでは、最後の人間救援の完成は、どのように帰結するのでしょうか。薬を飲んだからといって、治療を受けたからといって、完全に救援が完成するのではありません。最後は、神様の命令に一致できる過程を経なければなりません。そのようにしなければ、完全救援摂理はありません。

  

霊界と肉界の人間救援


2 メシヤは、人類の前に現れるとき、平等な思想をもってきます。神様は公平であられます。したがって、メシヤは、堕落した人間を救うための救い主として来るため、どのような人間であれ、救ってあげるためには公平に対してくれます。公平な目的と、公平な時代的環境をもってきます。ですから、メシヤと一つになる人は、メシヤの弟子になることができます。そして、メシヤはどのような道を行くのでしょうか。メシヤは、人間世界の地獄から、一番の栄光の立場にまで行くという話が成立します。人類の救いのためには生命を差し出し、行けない所がないというのです。

3 歴史を振り返ってみるとき、歴史上、数多くの預言者、烈士たちが存在しました。彼らは、外的な統一は果たしましたが、心と体の心身統一は果たすことができなかったので、根本的な限界に突き当たらなければなりませんでした。

しかし、今、神様の真の愛を中心に、真の父母がこの地に顕現して真の家庭をつくり、統一した理想社会を実現していきつつあるので、神様の救援摂理の主流圏を形成するようになりました。

真の父母様は、神様と人類を接ぎ木してあげる仲保者です。人類は、真の父母なしに神様のみ前に進むことができません。真の父母は、人類を堕落から救援してあげる唯一の道を提示してくれる方です。

4 真の父母は、霊界と肉界を中心とする王権をもってこられたため、それを霊界までつなげるためには、霊界に統一基盤を築いて、霊界の王権基盤、蘇生的長成基盤を連結しなければなりません。そのようにしなければ、真の父母が地上で完成藻準を立てた位置に、霊界が参与することができません。ですから、その準備をしておかなければなりません。霊界が真の父母の愛を中心として統一され、連結されるはずでしたが、すべて塀によって塞がれたのです。しかし、興進君とイエス様が一つになることによって、イエス様も、興進君を通して地上の父母様の家庭と連絡を取ってやって来ることができます。

  

サタン世界の清算


5 世界的に混乱が起きています。その混乱の対象が、家庭です。家庭破綻、その次には青少年の堕落です。これは、エデンの園のアダム家庭の破綻と青少年であるアダムとエバの堕落が世界的な結実体として現れたものです。その位置は、神様も手をつけることができません。神様が手をつけることができないので、誰も手をつけることができないのです。摂理のみ旨の前にいる誰にも、サタンも、どうすることもできません。

それでは、これを誰が清算すべきでしょうか。罪を犯した人間が清算しなければなりません。偽りの父母から偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統をつくったので、「真の父母」が来なければなりません。真の父母が、サタンの秘密と天国の秘密をすべてもってくるのです。この秘密がすべて分かれば、二つの世界のものを相続して、すべて抱きかかえなければなりません。左右をかき抱かなければなりません。イエス様が抱くことができなかったので、右翼と左翼に分かれて争いが起きたのです。これを統一しなければなりません。ですから、民主世界と共産世界、唯心論と唯物論をかき抱かなければならないのです。

6 摂理的に終わりの日には、エバを中心としてカインとアベルの勝利圏を収拾するのです。神様を中心として収拾し、サタン側を消化した勝利の基準を立てなければなりません。そのようになれば、完成したアダムを中心として、家庭、氏族、民族、国家の基盤が収拾されるのです。このように、アダムを中心として左翼と右翼を感化させ、神側に連れていけば、サタン世界がなくなってしまいます。それが、第二次世界大戦直後に成し遂げられなければなりませんでした。

イギリスは島国として、女性を象徴します。イギリスを中心としてアベルと天使長を立てるようになるのですが、アベルは、イギリスが生んだアメリカです。フランスは、過去、イギリスの怨讐でした。それで、天使長です。神側のエバ、神側のアベル、神側の天使長が一つになったのです。その反対に、サタン側のエバとして立てられたのが日本です。日本も、島国です。そして、ドイツは、サタン側のアベル国家であり、イタリアは、サタン側の天使長国家です。このように世界的に二つの陣営に分けられて闘ったのが、第二次世界大戦でした。ここで連合国が勝利することによって、歴史的に、神様を中心として統一世界が起きたのです。宗教圏が世界を統一したのはその時でした。

7 歴史を明確に知らなければ、摂理をはっきりと認識することができません。サタン側のエバ国家とアベル国家、天使長国家が、神側の国家として帰ってきたので、終わりの日です。末世です。しかし、この一つになったカインとアベルの血統は、神様から相続したものではありません。サタンによる、偽りの父母による血統を受け継いだので、それをすべて蕩減復帰して神様に帰らなければなりません。エバとカインとアベルが、神側の息子、娘になるためには、サタン側のすべてのものを清算し、真の愛を中心として、新しい生命の種を再び相続しなければなりません。その新しい生命の種を相統してあげる実体が、正に再臨主であり、救世主であり、真の父母です。

8 真の父母の位置に立つためには、偽りの父母になったアダムが狂わせた、天上世界と地上世界のすべてのものを、きれいに整備しなければなりません。サタンが讒訴する条件を、完全に整備しなければなりません。そのようにしようとすれば、サタンは、世界を動員して先生の行く道を攻撃するのです。個人的に世界的な攻撃をし、家庭的にも世界的な攻撃をし、氏族的にも世界的な攻繋をしました。先生の行く道において、サタンが、個人の行く道を阻み、家庭の行く道を阻み、氏族、民族、国家、世界、天地全体世界の行く道を阻んだことを、先生の手ですべて清算してしまいました。

9 神様がメシヤと共に、真の父母と一つになって世の中を解放するのが救援摂理の目的です。皆さんは今、最後の位置に立っています。一歩だけさらに踏み出せば、転げ落ちます。ですから、回れ右をしなければなりません。サタンが愛した以上の愛をもたなければなりません。そうしてこそ、サタンに対する負債を清算することができます。どのようにして、神様と真の父母を解放するのでしょうか。今まで神様は、再創造の役事をしてきました。再創造は、真の愛を中心として、投入して忘れ、投入して忘れることです。先生が行くところでは、サタンの障壁が崩れます。個人の壁、家庭の壁、氏族、民族、国家、世界の壁、すべての壁が崩れました。なぜでしょうか。長子権が復帰されたのです。これからは王権が復帰されるのです。それが、本然のアダムの位置です。

10 真の父母は、人類を代表して地獄の門を開き、天国の門を開いて、天国に直行できる高速道路をつくるのです。それが、神様が創造したアダムとエバに祝福してあげた本然の基盤です。天国に入った人は、地獄の叫びを聞きたいと思わず、地獄の環境や楽園など、複雑な霊界の環境を見たいと思わないのです。天国だけが見たいと思うのですが、そのような環境になっていません。これを誰が清算しますか。真の父母がされます。真の父母、真の家庭、真の氏族、真の国家、このようになります。真の国家、真の世界、真の天宙が現れて、堕落以後の天と地のすべてのものは滅亡するのです。

  

神様の解放


11 真の父母の聖婚を中心として、四十年間で四千年歴史を蕩減し、世界人類の祝福圏内の解放圏を形成することができる現実的時代をつくりました。青少年問題、家庭の破綻問題が、今、最も問題になっています。どの国の主権者、いかなる教育者、いかなる人も、解決する方法が分からずにいます。それを解決できる特権をもっている人が、真の父母です。霊界の秘密と地上の歴史の秘密、それをすべて解怨成就したのです。先生が、すべてのものを蕩減して勝利したので、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で、夜も昼も一体圏を形成しようとするときは、真の愛を中心として上がっていくことができます。真の父母様は、真の愛の血統と、真の愛の一族と、真の愛の民族を編成することを神様から許諾されました。それで、歴史の何よりも貴いものとして、天の宝物の倉庫を個々人の家庭に伝授したのが、祝福家庭です。

12 どのようにしてサタンに対する負債を清算し、神様と真の父母を解放するのでしょうか。今まで、歴史を通して、多くの蕩減を払いました。氏族的メシヤの使命を果たすことによって、神様を解放し、真の父母を解放することができるのです。国家、世界、天宙がそこにつながっているからです。本来、皆さんが氏族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤ、天宙的メシヤを通過してこそ、神様と連結されるのです。これらのものは、真の父母がすべてしました。皆さんには、氏族的メシヤとしての使命一しかありません。

13 なぜ先生は皆さんの父母でしょうか。皆さんを生んであげましたか。先生は、神様の愛、本来の愛を連結させてあげられる父母です。堕落とは何ですか。先租となる父母が、神様の愛を連結させられなかったことです。皆さんの父母は、皆さんを神様の愛に連結させることができません。真の父母が違うのは何でしょうか。神様の愛を連結できる特権をもってきたのです。このような立場で、皆さんの父母の言うことよりも真の父母の言うことを聞くのは、社会の正義ですか、悪ですか。正義です。天宙の原則がそのようになっているからです。

14 成約時代には結婚をします。旧約時代までは結婚できず、新約時代には結婚しようとして保留になりました。その保留になったことを、終わりの日に再臨主が来て、小羊の婚宴をして完成するのです。結婚完成世界時代です。

結婚完成世界時代には、結婚を完成して神様と一致すれば天国に入るので、地上に天国が顕現するのです。堕落によって、二つの道が生じましたが、そこで一つの道を探すのです。それで、世界人類が天国に入ることができるようにするのです。祝福してあげることによって、数千年間窒いていた天国を一度に満たすのです。それで、世界人類が、地上天国と天上天国、一つの世界、解放された一つの文化、一つの統一された世界に入っていくのです。

15 統一教会は、いかなる使命を担っているでしょうか。キリスト教が願う希望の時を見つめていくのではなく、その希望を成就した実体基準を中心としていく使命を担っているのです。その基準が、真の父母です。真の父母は、神様と連結され、地と連結され、霊界と連結されなければなりません。言い換えれば、神様と連結され、地上の万人と連結されることはもちろん、天使世界にまでも連結されなければなりません。そして、宇宙が、真の父母を中心として一つの目的を指向し、神様が直接主管できる権威を立てなければなりません。そのとき初めて、神様の目的と創造の偉業が成就されるのです。

誤植・修正提案

コメント感覚で送れます(匿名OK)。ページURLは自動で添付されます。