3、男女関係




「男女というものはおかしなものでね、これは社会問題にもなるし、歴史的な問題にもなるし、権力の根本的な原因もそこからというようになっている。それで今まで宗教も国家の指導理論としてもこれを問題視して、円満なる解決をするための要点を要求してきた。けれどもそれは解決されていない。まあ、若者として顔のきれいな女の子を見た時には、見まいとしてもクルッと横目が回ってしまう。(笑い)。そういう体験をするらしいな。(笑い)。すました顔つきをして、『私はもう二十歳前後のお嬢さん、純情な心情は誰にも劣らない』といって胸を抱いて歩くような女の目でもね、素晴らしい男が目の前にのこのこやってきた時には・・・・・・(ジェスチュア)。(笑い)。そういうのが罪かというと、その心情、そういう気持ちは罪ではない。春になって花を見れば歌が出る。 こういう陽気な春の気持ちというもの、それは自然現象そのものである。人間もそうである。方向が間違ったから悪いのであって、方向を正常にしておけば罪にならないというんだね。そういう立場から見た場合、誰でも、いくら顔つきが悪い人でも、たちの悪い人でも、顔つきのいい人でも、見る選択の権利は誰もが持っているのだから、見るんだったら正々堂々と見ろ。(笑い)。統一式に正々堂々とやれというんだね。しかし、そこで何かしてやろう、それはいけないというんだね。向かい合っても度は越えない。そこに素晴らしさがあると先生は思うんだね。」(一九六九・二・四)




「理想相対という問題は、歴史以来ずっと問題になっている。今の世界も、今後の歴史においても問題になる。ここにおいて、理想相対の絶対なる基準はいかなるものであるかを考えてみる。 美人としては美男子を望むのが当然であるか。そうではない。我々が統一原理によって教えられたことは復帰という問題である。神が願う真なる理想相対、夫婦関係が失われてしまったから、このようなやっかいな世界になってしまった。それを取り戻すにはどうするか。男性として自分の喜ぶ女を迎える、女性として自分の喜ぶ男を迎える。その立場だけではない。その限界を乗り越えてそこにはまだまだ立体性をかけ、神も喜び、万物すべてが喜ぶものでなければならない。そのような環境というものは、存在するすべてのものが、その夫婦に動員せられて、それに応じなければならない。鳥は彼らにさえずり、蝶々は喜んで飛ばなければならない。こういう現象界において神は喜び、人も喜び、万物すべてが喜び、小さな昆虫界も喜ぶ。こういう立場にあって我々先祖たちが出発したら、それこそ埋想郷だ。
女の子の心の中にある男性といったら、神の愛するその男、そしてその似合いの男の心の中には、神の愛するその女。そして共に讃えた場合には、神もそれを望んで喜ばれ、万物のすべても喜び合う。彼らが抱き合うその喜びの基準が、天地共に喜ぶ価値になるというんだね。そこに抱きあう、男女それ自体、宇宙が一体になるその場であり、神の理想の姿である。創造本然の姿はそうであった。



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