1、原理と祝福




「先生は今五十六歳だから、十六歳で使命に出発してからすでに四十年を経過した。その四十年間に先生は、あらゆる分野における路程を歩み尽くし、すペてを勝利的に完結して、その全路程を七年間で歩みうるものとして体系化した。その四十年間というものは、思えばすべてが大いなる体験ばかりであったが、実に言うに言えない茨の道の連続でもあった。こうして体系化された七年路程のうち、最初の三年間というものは、実際の所あなたたちが自分自身の必要を満たすための歩みであると言ってもよい期間である。神のためでも先生のため、教会のためでもなく、自分自身の祝福の資格を得るための期間とも言えるからである。三年間、我を忘れて自分の祝福の事も忘れてひたすら歩んでいる時に、祝福が突如として来たというのが本当である。
先生自身の小手の婚宴においても、ある日突如として啓示に次ぐ啓示を受け始め、『我が息子よ時が来た、祭壇を備え献祭を捧げよ』と告げられたのである。お母様にしても、先生の夫人になろうとは夢にだに思えない立場で、目立たない一教会員だった時、突如として小羊の婚宴の一日前に祝福を霊知したのである。
その日突然、『一人の男と明日結婚するのだ』と告知されたのである。それが原理の道である。だから自分から意識的に、『私は祝福されるべきだ』とか、『自分は祝福に値する』という思考過程自体が、カイン的、サタン的思考法に近いと言える。
厳密に見れば、祝福を受けるに値する者は一人としていない。このままで死んで霊界に行っても、完全には神の国に入れず、中間霊界の中継所に止って、天国への入口のロビーあたりで再教育を受けながら、天国へ入れてもらえる日を持つ他はない。
だから不平を言うことなく原理の道を歩むことである。先生でも、もし、『神よ、私にもっとたやすく歩める道をお与え下さい』などと不平を言ったとしたら、神は、『お前は私の息子ではない』と直ちに他の人物を立てられたに違いない。」(一九七七・五・一)



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