真の御父母様の生涯路程 8

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目次
  1. 第一節 一九八六年 天国創建
  2. 五 金榮輝会長総括体制と大学街の統一運動
  3. 第二節 一九八七年 祖国統一 (一)
  4. 六 頂上会議の開催と祝福家庭婦人の総動員
  5. 第三節 一九八八年 祖国統一 (二)
  6. 七 統一基盤造成のための連合教育の成果

第一節 一九八六年 天国創建

真の御父母様の生涯路程 8


第一節 一九八六年 天国創建


一 一九八六年の出発と摂理的意義(一九八六・一・一、本部教会)


元旦の祝祷


 愛のお父様、たった今、喜びと悲しみの双曲線をなした一九八五年を送りました。新しく迎えた一九八六年元旦の、この時間を祝福してください。

 お父様、一昨日は、この本部教会において「神様の復帰摂理の総決算」というみ言を宣布しました。そしてそこにおいて、旧約時代には万物を犠牲にして子女の行く道を築き、新約時代には子女を犠牲にして父母の行く道を築き、成約時代には父母とその家庭を通して神様の解放のために復帰摂理を推進させてきたという事実を告げました。

 今や、最後に越えるべき責任分担の完成を中心として、相対的な立場では、アダムが果たすことができなかったカイン・アベルの基準を清算し、その血統的起源を覆さなければなりません。そしてまた、縦的な基準においては、世界史的な基盤で蕩減を受けることによって、真の御父母様を迎えて天倫の愛の道理を受け継ぐ基盤をつくらなければなりません。

 また、そのようにしてくることによって、今は天と地の愛の一体圏、すなわちお父様が創造された直接主管圏と間接主管圏の愛の一体化圏を全世界的な基準で蕩減復帰し、その基盤の上でお父様の願われたものをすべて果たし、新しい次元における一つの転換点を迎えるようになりました。

 お父様、アメリカで築かれたこの基盤を韓国に連結させ、韓国を中心とした世界の国が水平基準において統一圏を形成しなければなりません。そのような新しい出発を予告するこの時間となりました。ゆえに、今この時間、韓国にいる食口と共に心と心を合わせ、手に手を取って、新たにお父様の前に決意いたします。今から私たちは、天国創建という途方もない歴史的な使命を完全に成し遂げなければなりません。

 私たちの家庭においては、男性を中心として女性が絶対服従して一つになることによって、お父様のみ旨の前に堕落したアダムとエバの恨を解き、主管性転例のすべての内容を正し、もう一度権威を立てて天に侍ることができる起源を立てなければなりません。そのような途方もない基準が残っております。そのような家庭の行くべき本然の基準が残っています。そして、この基準を立てることができなければ、家庭の天国をつくることができないということも知っております。

 このように夫婦が一つになって真の御父母様に侍ることができて初めて、私たちは四位基台の完成圏をなして天国に入っていくことができるという創造的理想圏を知りました。しかし、その実践路程においては、今まで祝福家庭がそれを果たすことができないまま一九八五年までを流してしまいました。ゆえに一九八六年においては、家庭の伝統を立て、家庭天国を成すために、夫婦が絶対的な基準で愛の一致を成さなければなりません。

 今、勝利し、四位基台圏を中心としたこの家庭が家庭教会を出発し、カイン圏の家庭を形成し。長子復帰のカイン圏をつくり、次子の復帰基準において、天のみ旨の前に一つにならなければなりません。

 そのようにしながら国家基準を成し、その次は世界天国へと、そして世界天国を通じて天宙天国へと進んでいき、神様の解放と全体解放圏をこの地上と天上の世界に成し遂げなければなりません。今から出発するすべての歴史が一つの目的圏に連結しているということを知り、一九八六年からは本格的な新しい出発をしようという決意をなして誓うことができるこの時間となるよう許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。

 許諾された使命の前に恥ずかしくない姿となることを、心と体を一つにして、個人あるいは夫婦において、家庭あるいは氏族において、全体を一つにして誓いますので、このすべてのことを喜んで受けてくださり、今後行くべき天国創建の使命を果たすことができるように祝福してください。

 すべてを真の御父母様のみ名によって祝願し、宣布いたします。アーメン、アーメン、アーメン。


年頭標語:天国創建


 一九八五年が過ぎ、一九八六年が始まりました。先ほど祈祷したことによってどのようなことが起きるのかというと、世の中が逆に回り始めます。今まで時計と同じように回っていたとすれば、今からはそれが逆に回り始めるのです。今までは統一教会が世の中から踏みつけられてきましたが、今からは統一教会が世の中から認められていくのです。そのような時になりました。今年からです。

 新しい決意をしなければなりません。そして、一九八六年は天国を建設しなければなりません。できていないことは、すべて整理しなければなりません。一人が誤れば、全体の十人に被害が及ぶので、すべて処理しなければなりません。ですから、今までの全世界の憤りを統一教会自体内において、私が解いていきます。先生が息子、娘に対して解いていきます。皆さんはそのように理解してください。一九八六年からは新しい時代に入っていきます。ですから、標語は「天国創建」です。天国をつくらなければなりません。

 それでは、「天国創建」はどこからでしょうか。公的な愛を中心とした家庭からです。その家庭は、宇宙史の迫害圏を越えて探し出された家庭です。今までの世俗と伝統の基盤の上で存続し、それと関係を結んでいる家庭ではなく、これを克服、跳躍し、真の御父母様によってその伝統を受け継ぎ、新しい天地において初めて始まる、新しい歴史時代の新しい家庭です。

 自分の心と体が一つになり、宇宙愛が基盤となる時は、自分自身のために生活するその生活自体が善となる結果をもたらします。それ自体が公的な生活です。そのように生きる人は、一人で生きたとしても天国に行きます。一生の間、個人がこのような愛の理想を中心として父母兄弟に侍って生きるとすれば、堕落はありません。そのまま天国に行くのです。自らの本心と誠心をすべて尽くして愛という軌道に乗って行動するということは、本郷に行く資格をもつということです。そのような人は、本郷の倉庫に貯蔵される貴き者となることができます。そこから地上天国が生まれます。それで「天国創建」という言葉が成立するのです。

 今まで、先生がアメリカでしたことは何でしょうか。アダム国家とエバ国家、そしてカイン国家とアベル国家を復帰することです。アダムが堕落して蒔いた種なので、これを世界的国家基準において蕩減復帰しなければなりません。韓国はアダム国家であり、日本はエバ国家です。そして、アメリカはアベルの立場です。長子権復帰、主権復帰を成すために出てきたのがこのアベル国家です。また、ドイツはサタン側のカイン国家でした。しかし、日本がエバの位置に立ったので、ドイツが天側のカイン国家となるのです。この四つの国が世界的な舞台の上で一つの国としての伝統を立てなければなりません。その舞台がアメリカです。

 それで、今まで何をしたのでしょうか。これらの怨讐国家が一つになり、自分たちの伝統を捨て、その国のいかなる愛国心よりも強い愛国心をもち、アメリカ人以上にアメリカを愛するという立場に立たせたのです。そのようにして統一圏をつくりました。統一圏をつくり、国を動かすことができる段階まで上がっていかなければ、世界を天の懐に抱くようにすることはできません。そのような時代です。ゆえに、今までその国を動かすことができる基盤を築き、このように帰ってきたのです。ここで怨讐圏に勝利したという条件を立てることによって、初めて天国に向かって出発するのです。これは、この世の歴史にはなかったことです。このような伝統基盤が立つことによって、この自由世界に向かって初めて天国のスタートを宣布できたということは驚くべき事実です。

 それで、韓国に戻ってきた今からは「天国創建」です。天国をつくらなければなりません。再建ではありません。天国はなかったのです。ですから、つくらなければなりません。国の形態はもっていたのですが、今まではサタンの国であって、天の国ではありませんでした。ですから、天国をつくらなければなりません。


カナン入城三年路程と一九八六年


 今はもう冒険をしてはいけません。また、そのようにすべき時代も過ぎ去りました。今は冒険をしようと思っても冒険をする必要がありません。アメリカが統一教会をなくすことはできません。韓国も統一教会をなくすことはできません。共産党さえも統一教会をなくすことはできません。統一教会は、共産世界のソ連にもあるのです。既にソ連自体内においても統一教会をなくすことができない基盤を築きました。

 ですから、私が死んでも問題はありません。今この一九八六年を迎えてこのような話を皆さんにしたのちには、私が皆さんの前に出てきて説教をしてあげなくてもよいのです。統一教会をほっておくのです。今はもう統一教会の指導体制は、先生が引っ張っていく時代ではありません。そのような時代は過ぎ去りました。平面的拡大時代になったのです。すなわち、家庭理想をもった氏族を中心として拡大すれば、世界は自然に復帰されるのです。その氏族を中心とした拡大方法とは何かというと、統一教会で言ういわゆるホーム・チャーチ(home church:!家庭教会)です。このような総決算的公判廷が生まれたのです。

 今まで先生が送ってきた六十六年の生涯の六十六数は、創造数でいうと、終わりの数です。六十六数は、サタンの長成期完成数です。六数は、三段階の成長期間の中で、その時代圏に該当するのです。今はもうサタン世界は、統一教会に侵犯することができる勢力圏をすべてふさがれてしまいました。正に今から統一教会の時代が来るのです。今後は統一教会に入りたくても入ってくることができません。むやみに入ってくることができない時代が来ます。なぜでしょうか。人があまりにも多くなるからです。

 また、お母様もそうです。お母様は四十三歳ですが、これは夫人を中心とした新しい世界的カナンヘ復帰することができる時だということを意味しています。受難時代を越えていく時です。四十三数は、エジプトに行って苦役したのちに、そこから抜け出してくる時の数です。ですから、先生においても新しい世界へ越えていく時であり、お母様においても新しい世界へ越えていく時です。今年が四十三数と六十六数にぴったり一致しているということは、新しい蕩減復帰摂理史から見るとき、すべてのものが数理的に一致しているということです。

 歴史時代のヤコブによるイスラエルの勝利圏の出発からキリスト教文化圏まで、四千年間をかけて基盤を築いてきたことが失敗に帰しました。ゆえに、四百年をかけることはできないので、それをレバレンド・ムーン一代における四十年間で蕩減復帰するのです。いかなる屈辱を受けたとしても、四十年間で蕩減復帰しなければなりません。それが荒野四十年路程でした。

 イスラエル民族は、荒野四十年を経てからカナンの福地に入っていきましたが、その直前に荒野で三日間を過ごしながら石で聖殿をつくる準備をしました。それと同じように、今まで四十年を経てきましたが、それを経たのちの一九八五年から一九八八年までの三年間は、世界の新しい整備運動をしなければなりません。整備できる準備をしなければなりません。

 一九八六年からは新しい時代に移行していきます。今から七年とすれば一九九二年まででしょう? 統一教会の文化を中心として、世界がせき立てられるようにして転換していく時代に入っていくのです。世界は、最初に日本の影響を受け、その次にはアメリカの影響を受け、最後に韓国の影響を受けるのです。そのように本来とは逆になるのです。

 それでは、なぜ韓国が最もあとになり、それほど難しいのでしょうか。世界には、韓国情勢ほど難しい所はありません。韓国問題を解決しようとすれば、共産党を解決しなければなりません。南北を一つにしなければなりません。そして、日本と中国と、その他のすべての共産党を解決しなければなりません。

 なぜそのようになっているのでしょうか。おもしろいのは、ソ連がアジアを支配するためには韓国を占領しなければならないというのです。また、日本もアジアの盟主になろうとすれば、韓国がなくてはなりません。中共もアジアに影響を及ぼすためには韓国がなくてはなりません。そして、アメリカもアジアに影響を及ぼすためには韓国がなくてはならないのです。すべて韓国にかかっています。これらのことを解決するためには、世界を動かして包囲圏をつくらなければなりません。それをしなければ韓国情勢を解決することができません。それゆえに韓国問題が世界圏に入ってくるのです。


二 真の御父母様の帰国後、百二十日の統班撃破活動

(一九八五・一二・一一〜一九八六・四・一一)

世界的長子権勝利基盤を接ぎ木


 今皆さんは、長成期完成級の段階を越えました。今から皆さんが完成級へ進んでいく道において背負うべき十字架に対しては、皆さんが知らないので先生が代わりに背負います。世界舞台に行き、家庭的個人長子権、家庭的家庭長子権、家庭的氏族長子権、家庭的民族長子権、家庭的国家長子権、家庭的世界長子権の条件を立てたのです。そして、韓国に帰ってきて、それらを接ぎ木するのです。先生が帰ってきて、切れてしまった韓国民族をすべて外国人と接ぎ木する作業をしたのです。

 一九八五年までが終わったので、今は接ぎ木が終わりました。ゆえに皆さん自身の世界において、統一教会を信じているということが恥ずかしいと思うならば、それは罪です。今からは罪になります。そのような人は統一教会の食口ではありません。なぜでしょうか。サタンが讒訴できない位置に立った子女は、そのような讒訴圏を踏み越えていかなければなりません。それにもかかわらず自ら躊躇しながらサタン世界に恐れを抱いているという事実は、サタンの讒訴圏内、サタンの主管圏内にとどまっているという証拠です。今やすべての統一教会員は、先生を誇り、祝福家庭を誇らなければなりません。次子の立場から長子権を復帰してサタン世界の第一線に行き、サタンが主導する世界のすべてのものを打たれながら奪ってきます。打たれながら屈服させます。打たれながら損害賠償させるのです。このようにして長子権を回復し、サタンを屈服させることができる位置に立ったのちに国に帰ってくれば、そこで初めて長子権世界時代へ入っていくのです。それゆえに、私が韓国に帰ってきたのは、世界的な基準で立てた長子権の蕩減条件を国家的な基準に連結することによって韓国を世界に連結させるためです。国家全体を統合することができる運動の時代に移行していくのです。

 今回韓国に来たのは、世界的長子の勝利圏を接ぎ木するためです。韓国に戻ってきて、すぐに何をしたのでしょうか。今回は、戻ってきて教会訪問をしませんでした。韓国の統一教会を中心として見れば、統一教会はアベルであり、勝共連合はカインです。世界的な版図において長子権を回復してから戻ってきて、最初に統一教会の人に接すればどのようなことが起きるのでしょうか。長子の立場にある統一教会の前において、勝共連合は庶子の立場になります。彼らは庶子の立場から「ああ、私たちは付け足しだ。文先生は統一教会の先生であって、私たちの先生ではない」と言うのです。

 しかし、彼らも、本来は長子の立場にある統一教会が父母から最初の愛を受けなければならない立場にいることを知っているのです。それを蕩減してあげなければなりません。今回帰ってきた時、そこには重要な機関の長や協会長もいましたが、韓国の晩餐会における責任者は誰だったのかというと、勝共連合理事長の崔容碩氏でした。

 私が韓国に来たのは、世界史的に一つの新しい国家が行くべき運命の前で、その国が春を迎えることができるように道を連結してあげたいからです。それが私の願いです。春を迎えることができるようにしてあげなければなりません。そのためには、韓国の四千万の民が新しい葉を出さなければなりません。すなわち、新しい世界的な天運が訪れてきた時代において、退廃的な過去を清算し、花を咲かせる新しい芽が出てこなければなりません。芽が出て、その芽が育って茂れば茂るほど、間違いなく花が咲き、間違いなく実を結ぶのです。


百二十日間の韓国結合運動


 先生が帰ってくることによって、韓国においてどのようなことが起きたのかというと、韓国の結合運動が起きました。今まで韓国では、統一教会は大韓民国の民と分離していました。完全に分離していました。これは、ほとんど極と極、一八〇度違う群れでした。それが約三年の間に急激な転換を遂げたのです。キリスト教が問題ではありません。大韓民国の民自体が先生と一つになり、大韓民国自体が先生と一つになることができれば、キリスト教はその中で復活するのです。キリスト教が責任を果たすことができなくても、アベル圏の世界的な勝利基盤を築いて戻ってきた統一教会が、国と自民を完全に動かして一つにする運動をしているのです。

 韓国に戻ってきてからは、継続的な疲労で、体はいつもくたくたの状態です。これまでの約四ヵ月間で、先生は多くの仕事をしたでしょう? (はい)。四ヵ月の間で韓国がさーっと転換したのです。完全に変わってしまいました。それは、自然にそのようになったのではありません。先生が転換させたのです。そうなるように、前もってすべて計画を立ててから行動したのです。四ヵ月、すなわち百二十日間で韓国を転換させなければ問題が大きいのです。私の力と国民の力をもって変えました。「神様の御加護によって、力が足りなければ神様が後押ししてくれるはずだ!」と考えて、そのようにしてきたところ、今はもう韓国の風潮が大きく変わりました。

 今まで私は、大韓民国の主権者が知らない道をかき分けていくために、困難なことが起きるたびにこの国に来て協助してあげ、この地を離れてはこの国のために涙を流して祈祷してきました。そのようにしながら往来してきました。私はそのような人です。しかし、誰一人として私を認める人がいません。だからといって私は寂しくはありません。天だけが認めてくれればそれで十分だからです。しかし、本心の心の下地をもった国民は、私のことを知ることでしょう。門を開けておけば、私が精魂を込めた基盤まで一気に上がってくるはずです。愛の力は創造力をもっています。愛の力をもてば、同参の力をもつのです。


世界摂理の方向と韓国の進路


 世界の共産圏問題を解決するための最後の鍵は、韓半島にあります。板門店のような場所は、ほかにはありません。サタンと神様がこの世界をめぐって讒訴したように、三十八度線を中心として、サタンの側と天の側が互いに主張しながら争っている場所がこの板門店です。その板門店の背後には「金門店」が待っているということを知らなければなりません。北韓は南を侵略するためにトンネルを掘りましたが、そのようなトンネルの代わりに、私たちは地獄から天国に行く直通の道をつくるのです。それを知らなければなりません。反対から(北韓政権のように)トンネルを掘って入っていくことは悲惨なことでしょう? ですから、すべてがこの韓国にかかっているのです。

 しかし、韓国を生かそうとしても韓国だけではできません。韓国は世界を代表した国なので、日本も加担し、アメリカも加担しなければなりません。そして、中共まで連合させなければなりません。そして七千マイルにもなる中共の国境線をどこが包囲しているかというと、ソ連です。

 韓国はアダム国家です。日本はエバ国家です。アメリカは天使長国家であり、アベル国家です。そして、ドイツはカイン国家です。それらを率いてアジアに来る時は、サタン側のエバ圏である中共を引っ張り出さなければなりません。蕩減復帰の原則により、サタン圏のエバ国家を奪えばすべて終わりです。中共さえ私たちの側に転換すれば、共産主義は問題ありません。それは、私が主管します。北韓も私が主管するのです。

 現在、その熾烈な闘いをするために、先生は迫害を受けながらもすべてを忘れて投入してきたのです。郭錠煥氏が中共に行って自動車工場を造る契約を結んだのち、それを報告するために私のところに来ましたが、その時に私が言った言葉があります。「三十年精誠を尽くしたものが着陸した!」と言ったのです。一年ではありません。

 そのようにしなければ韓国の生きる道はなく、南北の生きる道もありません。韓国が強大国の間から出てくる道もありません。神様が念願し、加護されることによってレバレンド・ムーンが韓国人として生まれ、四つの強大国圏内において、アメリカと日本と中共が私たちの側になるようにしました。そのようにして、ソ連を押さえつけることができる環境基盤を築きました。そのために、ダンベリーの刑務所にまで行き、「ワシントン・タイムズ」を中心としてソ連と熾烈な闘争をしてきたのです。

 今まで私がアメリカに基盤を築き、日本に基盤を築き、中共まで動かしたのは何のためかというと、ソ連と満州の国境線を強化するためです。その準備をしています。三十八度線が問題ではありません。今、アジアで最も問題となっているのはソ連です。このソ連を防御するには、日本をもってしてもできません。日本には経済基盤はありますが、ソ連に対抗できる軍事基盤がありません。ソ連を防御するにおいて、中共にもそのような力はなく、韓国にはなおさらありません。

 ですから、韓国が生き残るには、日本を背負い、アメリカを背負い、中共まで引っ張り出さなければなりません。そのようにして、最高の先進科学技術を中心とした現代武器を備えているソ連に対峙できる国防の強化を樹立しなければなりません。それで、アジアにおいては、中共がその防御線を張らなければなりません。ソ連と国境をなしているのは、まさしく中共ではありませんか。ウラジオストックを中心としたソ連と北韓の境界線は、鼻くそほどにしかなりません。鴨緑江、豆満江を中心としたほとんどの境界線は、中共にかかっているのです。そうではありませんか。

 それならば、私たちに実力がなくてもいいのでしょうか。日本に勝る実力がなければならないでしょう。韓国は日本に勝っていますか。経済力で勝っていますか。学問的に勝っていますか。すべての科学的な技術面で勝っていますか。あとをついていくだけで忙しいのです。また、ついていくことができればいいのですが、それさえもできない立場です。また、アメリカについていくことができますか。そのようにできるものが何もありません。しかし、思想戦において、宗教面において、私はアメリカの宗教をリードすることができます。世界史において、共産主義思想や民主主義思想を私がリードしているのです。そのような面で、世界的に「レバレンド・ムーン主義、ムーニズム」と言われています。現在、ムーニズムという言葉が世界化しています。ほかにも「ゴッディズム(Godism)」や「ユニフィケーショニズム(Unificationism)」などの多くの言葉が生まれています。

 民主世界と共産世界は壁にぶつかって二十世紀以内に滅亡するということは、みなが公認していることです。一方で「レバレンド・ムーンの主張する主義、運動は二十一世紀以降の主義だ」と自他共に認める段階に入ってきました。そのような意味で、この主義を中心として共産党に勝利しようというのです。何をもって勝利するのでしょうか。こぶしで勝利するのではありません。理論によって勝利し、覚醒させるのです。愛の道は、「ため」に生きる道です。愛には必ず犠牲が伴います。


強大国の利害関係と南北総選挙に対する準備


 一九八八年を中心として頂上を越えていくのです。この時に、南北を統一し得るあらゆる内外の準備を急がなければなりません。一九八八年のオリンピックももちろん重要ですが、それよりも南北総選挙に対する準備を急がなければなりません。それをすることが私たちの責任です。それでは国家的に見るとき、今まで国家は長子圏にありましたが、今は何圏に立っているでしょうか。次子圏に立ちました。統一教会が世界的長子圏の位置に立ったので、大韓民国は、統一教会に従っていかなければ生きる道がありません。生きる道がないので、嫌でも従っていかざるを得ません。現在、強大国に囲まれているその環境において、貿易をしようと何をしようと、経済的にも軍事的にも、大韓民国は統一教会の基盤を通じなければ思いのままに動くことができません。

 現在、韓国の情勢は、世界が注目する緊迫した状態に置かれています。もしここで誤れば、第三次世界大戦が勃発し、それによって人類の滅亡を招来するかもしれません。そのような危険な焦点に置かれています。ですから、アメリカやソ連や日本は、韓国と北朝鮮が闘うことを願いません。何としてでも平和が持続されることを望んでいます。また、中共自体を見ても、八八年以降は方向転換をして自由世界と連結する道を開こうとしています。そして、それを推し進めていくためには、大局的な面でアジア地域の国々の後援が必要となります。しかし、もしここで南・北韓の間に紛争が起きれば、中共は自由世界との関係結合において大きな打撃を受けるのです。ですから中共としても、これを願いません。

 また、現在アメリカ自体も、中共を中心としてソ連に対処し、防御するための準備をしています。しかし、中共には、現代武器を中心としたソ連の装備に対抗し得る実力基盤ができていません。だからといって、アメリカが全面的に責任を負うことはできません。ですから、中共の後押しをして軍需産業を発展させることができるようにし、その基盤を通じて中共を自体防衛圏へと転換させるのです。このことがアメリカ自体から見ても望ましいことです。

 このような状況を眺めるとき、北朝鮮としては、間違いなく南・北韓総選挙を主張してこざるを得ないだろうと思います。それと同時に、全日成は「できるだけ短い期間、四十日以内で総選挙をしよう」と言ってくるはずです。このように主張してくれば、韓国政府としては、今まで色目を送ってきた立場上「ノー」と言うことはできません。その主張を受け入れざるを得ないのです。

 ところが、今北韓はどのようなことをしているのかというと、韓国の行政部署の組織から市、郡、里、統、班長に至るまで、すべてを組織しているのです。韓国の面、里、統、班長まで編成しているのです。そのように二重に編成して待っているのです。「総選挙をするということで韓国に行けば、里支部長の誰それがそこにいて、誰それが影響力をもっているので、あなたはそれらの人々と関係を結び、選挙運動にすべて動員しなさい」といって、組織編成がほとんどなされているのです。韓国に来るや否や、自分たちの計画どおりに全面的な宣伝攻勢を仕掛けることができるようになっています。ところが、韓国にはそのようなものがありません。何もできていません。

 それでは、大衆はどこに帰結するのでしょうか。韓国の大衆は全日成のことを知りません。また、彼らが金日成を宣伝する時には素晴らしく宣伝をするのです。それに対して、今までの韓国政府には「腐敗政府」という格闘が押されています。したがって、韓国全体は短期間内で彼らの宣伝圏内に埋もれてしまうはずです。韓国には北韓に対して備えていたものが何もありません。ですから「北韓全体が韓国に来て宣伝をするので、韓国でも北韓に行って宣伝をしよう」と言ってそのようにしても、効果も出ないはずです。彼らは、できる限り全体を動員して韓国に下ってくるはずです。このように、北韓がその国力を圧縮させて押し寄せてくる時、韓国にはそれに対抗することができる何の対策もありません。

 このような時が来る前に対策を立てなければなりません。誰がその準備するのですか。神様の摂理から見るとき、悪魔というものは、その生命が尽きる最後の時まで攻撃して、初めてそこから後退するようになっています。そのようなことを見れば、彼らが総攻勢をかけてくる時には、韓国はそれを防御することはできません。そのように思うので、今までの四十年の間、私はこれを防御することができる準備をしてきたのです。

 それでは、選挙発表をしたその日から韓国が準備するとすれば、四十日間で何をするのでしょうか。野党は野党なりにいい加減なことを言うでしょうし、与党は与党なりにいい加減なことを言うのではありませんか。それでは、国民はどのようになってしまうのでしょうか。国民は、右往左往しながらそのまま滅びるのです。一度も声をあげることもできず、選挙だといって駆け回ることもできずに、すべてつまずいて倒れるのは火を見るよりも明らかです。それを知っている文なにがしにとって、これは御飯が食べられない以上に耐えられないことです。それが分かるので、このように急いでいるのです。ですから、里単位を中心として組織編成をしているのです。


済州島における里、統の支部長教育

(一九八六・二)

 済州島垂紐支部長勝共研修教育が、一九八六年二月十一日から十四日までと、二月十八日から二十一日までの二回にわたり、国際勝共連合中央研修院(龍仁)で開催された。真のお父様は、上月十二日と二十日、み言で「済州島は、香港のように開発されるだろうから、思想的な面で脆弱地区になり得る」と指摘しながら、「済州島に勝共ののろしを揚げなければならない」と要請された。

 それで、今先生はすべてのものを植える作業をしています。教授アカデミーを通じて学界にもすべて植えるのです。今回は私が特別に済州島の人を教育しました。済州島はどれほど寂しい所でしょうか。済州島は島国です。島国を愛さなければなりません。それで、きょう済州島の六百の里長が教育を受けて帰っていきます。次にまた三百名が来れば、先生は彼らを手厚くもてなしてあげるつもりです。

 統一教会ではこの済州島を道として扱うこともなく、一つの区域のように考えてきました。しかし、今回先生が行って地域編成をしました。一段階引き上げてあげたのです。今や済州島は、下においては里長、班長たちまですべて対することができるような基盤を築きました。それから上においては教授たちが行って伝道するのです。今からは、ののしられながら伝道するのではなく、すべての教授を統一教会の伝道師にして権勢を振るいながら伝道して回るようにさせるのです。

 全国には都市がいくつありますか。百六十六都市でしょう? ソウルまで入れれば百六十六都市です。これを完全に蕩減復帰しようと思っています。百六十六のうちの百はないものとして、六十六だと考えるのです。そのようにして、韓国の死んだ人を再び枝に接ぎ木しなければなりません。どのような接ぎ木ですか。「統一思想」を中心としたレバレンド・ムーン主義、すなわち神様の愛を中心とした主義に接ぎ木するのです。春の季節に接ぎ木しなければなりません。接ぎ木をするための旋風を巻き起こしているのです。

 ですから、レバレンド・ムーンの言うことを聞けば、韓国も生きることができます。そのようにして何をしようというのでしょうか。南北統一はレバレンド・ムーンがしなければできません。金日成ではできません。金日成はどのようなことをしても偽りの父です。「金お父さん」です。(笑い)「金お父さん」よりも「文お父さん」のほうが良いのです。(笑い、拍手)


一万二千名のソウル統支部長教育

(一九八六・二・一九〜三・一二、ソウル統支部長安保教育および決起大会、八回)

 一九八六年二月十九日から三月十二日まで、九回にわたり、リトル・エンジェルス芸術会館で「ソウル統支部長安保教育および決起大会」が開催された。同大会は、真のお父様が直接一時間三十分から二時間にわたってみ言を語られながら教育を主導された。

 きょうのこの大会は安保決起大会ですが、何に対する安保でしょうか。それが問題です。安保をするにおいて、共産主義に対する安保に先立って自らに対する安保をしているのかということが深刻な問題です。皆さんは、大韓民国の国民として都市を自由に闊歩しながら生活していますが、自分自身に対する安保をしていますか。未来に訪れてくる理想的な大韓民国の前において、その大韓民国の国民として、安定し、保護を受けることができる位置に皆さんが立っているのかというのです。私は、そのようになっているとは思いません。

 相対的安保圏といえば、もちろん個人から国家、世界まで入りますが、その相対的安保圏よりも自分自身に対する安保が問題です。自分の命を中心とした安保です。「私」という枠を中心として、自由と幸福を保障される位置に自分自身が立っているのかということが問題です。そのことがまだ解決できていません。

 そのような観点から見るとき、共産主義に対する世界的安保というものが、どれほど遠い距離にあるのかというのです。したがって、絶対的安保圏とはどこからつかんでいくのでしょうか。皆さん自身からです。四十年間このような受難の道を経ながら、レバレンド・ムーンが今日まで耐えてきたのは、自分自身をいかに守護し、防御すべきかという確固たる信念が立っていたからです。それゆえに、このレバレンド・ムーンという人は、世界的問題を提示し、新しい方向を提示することができたのです。

 今後、韓国の行く道ははっきりしています。摂理史的方向と心情が一致する統一教会圏を形成しなければなりません。そして、その統一教会圏を民族的心情統一圏に統合させて一つにしなければなりません。そのようにして、世界の摂理方向を備え、世界の心情圏まで連結させるべき責任が統一教会のすべての教会員にあります。現実的にそのような責任が皆さんにあるという事実を忘れてしまってはなりません。

 怨讐を怨讐として対し、恨みを晴らそうとすれば、神様の心情圏が連結されません。ですから、統一教会には怨讐がありません。先生には怨讐がいません。ゆえに、私は誰も恐ろしいと思いません。先日も、統支部長をすべてリトル・エンジェルス会館に集めて話をしたのですが、その時に「先生! どのような輩が集まるのか分からないので、先生の安全のために絶対そこに出ていってはいけません」と言うのです。

 かまわないのです! 私は考え方が違います。私は、自分のために出ていきません。全体のために出ていくのです。もし私が倒れるならば、世界万民のために倒れるのです。

 今回先生は、勝共連合の統支部長設定問題に対して、それを三週間以内にしなさいと指示しました。結局は二十四日かかりました。そのようにして集まった聴衆を先生が見渡してみた時、先生を初めて見る人など、様々な人がいました。ありとあらゆる人々がいたのです。今までの通例から見れば、先生はそのような聴衆の前に出ていくことはできません。そのことはよく分かっています。しかし、今は時がどのような時でしょうか。上がっていくだけの時ではありません。戻らなければなりません。そのようにして初めて前進するのです。

 今からはどのようにするのでしょうか。大韓民国の危機を克服できる道は一つしかありません。勝利する道を行かなければなりません。勝つようにする行動をとらなければなりません。勝つためにはどのような行動をとらなければならないのでしょうか。私は、アメリカでも勝つことができる組織を編成しました。日本でも勝つことができる組織を編成しました。韓国においてもそのようにしました。一九八三年の末に宣布したものが、一九八六年の初めになってできたのです。組織を編成して里支部長の七万名教育がすべて終わったのです。今回ソウルで一万二千名を教育することによって、統・班長の組織がすべて終わります。先生は本当に満足しています。

 勝共連合は天側のカインです。その天側のカインが統一教会と一つになれば、アベル圏になります。そして、そのアベル圏を中心として国家を動かしていくのです。国家の一番上から一番下まで、すべての韓民族を動かさなければなりません。その動かす対象としてソウルを選びました。祭祀をするのに、全国祭祀をすることはできないので、一つの特定の場所を設定しなければなりません。それで、ソウルという所を中心として総蕩減基準を立てるのです。そのようにして、民族的解怨式をしなければならない時代に入ってきました。それで、先生は韓国に来て、勝共連合を中心として区から洞、それから統、班までの教育を直接指揮しました。一万二千八百名の統・班長の教育を直接指揮したのです。これが終わったので、今は四月十日までに十二万の班を組織しなければなりません。ひと月以内、先生の結婚記念日の前までにそれを終えなければなりません。

 これはどういうことでしょうか。今まで先生は、カイン国家、カイン民族のために生きてきました。この民族が最初に先生に出会いましたが、今まで私に反対し、口角あわを飛ばしながら大騒ぎしてきました。その人々をリトル・エンジェルス会館に連れていき、すべて教育するのです。教育する時には、統一教会の人にするように教育します。そのようにしても、目をぱちくりさせながら口をほころばせて喜んでいるのです。(笑い)それは何かというと、歴史的に反対していたカイン圏が統一教会と一つになったということです。このようにしながら、今回教授を中心として全国で講演させることによって、韓国の中心指導層の人々が統一教会の側にくるっと転換してくるのです。

十二万名の班支部長教育

(一九八六・三・三〇〜四・三〇、四百十三回)

 統支部長を中心とした組織において、班長を中心とした家庭は新芽に相当します。新芽に相当するのですが、その新芽から花が咲けば、韓国には希望が生まれ、ソウルは絶対にスパイによってもてあそばれることはなくなるはずです。私がくまなく探して捕まえます。彼らを捕まえて爆破しなくては、北朝鮮を解放することはできません。やられるのです。それをするためには皆さんが至急に班支部長を編成しなければなりません。そして、その班支部長を中心とする班常会(注:班で毎月もたれる例会)を通して徹底的に教育をしなければなりません。ここから新しい芽をはぐくまなければなりません。統支部から班長を中心とした芽が出てくれば、それを一つの枝として植えなければなりません。

 そのようにして、その枝が根を下ろして新たに生まれれば、その家庭は、大韓民国を身代わりすることができる家庭になります。その家庭が全体の木を身代わりすることができるのです。その家庭を中心として咲く花は、その木と同じ花となり、同じ実を結ぶことができます。ゆえに、それは宇宙の宝、人類の宝としての価値をもつようになります。そのようになれば、その種をもっていくなといっても間違いなくもっていくようになるのです。それを願って文総裁が先頭に立ちました。 

 既に、統支部長の編成はすべて終わりました。しかし、残された十二万の班をいかに編成し、定着させるかということが問題です。系列から見れば、洞、統、班、それから家庭となり、段階から見れば三段階で、数で見れば四数です。その中心は何かというと、統・班長です。また、洞は面に相当するでしょう? それで、三月末までに全国にいる面支部長の夫婦教育を終えるという計画のもとで走らせています。ソウルでの組織が終われば、全国の組織は瞬く間にできます。ですから、私が言ったとおりにすればできるのです。

 十二万の班組織をつくっておけば、教会の組織を中心として、一人が一つの四位基台をしっかり固めさえすれば、すべてを生かすことができます。ゆえに、四位基台を編成しなければなりません。そのようにして、姉妹関係を結ぶのです。そして、それを日本やアメリカにまで連結させようと思います。

 今回、その十二万の班常会に、「統一思想」、「勝共理論」、「原理」、それから画報をすべて配布してあげます。そのために、現在四十八万冊の本を刷っています。間もなくできあがることでしょう。それを正式な研究書籍として班に配布してあげるのです。それらの書籍を使って班常会を行うのです。

 今後、勝共連合の人々は講師になるために錬磨しなければなりません。今後、ますます班組織を中心として組織を強化していきます。今からここにいる局長たち、教会長たちは、班組織に総力を注ぐのです。勝共連合全体も総力を注ぐのです。統一教会全体も総力を注がなければなりません。また、アカデミーも総力をもって後援しなければなりません。また、CARP(原理研究会)、ICSA(国際クリスチャン学生連合会)もここにすべての総力を注ぐのです。

 それで、まず約十万に相当する班長、一人一人に対して責任をもたなければなりません。それが完全にできれば、その次には体制を中心として有力者を投入するのです。主に教授や学生を中心として活動するのです。常に円滑に動くことができるのは学生です。学生はいくら動いても社会的に無理がありません。書籍はすべて配布してあげているので、この学生たちが中心となってその書籍を使って教育をするのです! 今からはすべて精神武装です。総力を注がなければなりません。

 そして、統一思想研究院は、各長たちが講義する時に、それが横道にそれていないかどうかを聞いて、正しくコーチしてあげなければなりません。「発表したものを録音して持ってきなさい」と言って、常にチェックするのです。そして、その内容が正しくない時には、すぐに是正しなければなりません。私たちの団体は大きくなったので、公認された公的な発表をしなければなりません。個人的で私的な発表をして問題になってはいけません。公的な席でそのようなことがあれば、即刻処分しなくてはなりません。思想的な体制整備の総責任を負わなければなりません。事相軒氏は、国際舞台においてなすべき仕事がたくさんありますが、ここを離れていく前にそれを整備しなければなりません。


統班基地の確保


 今年一九八六年は歴史的な年なので、韓国を摂理のみ旨の前に立てなければなりません。そのために先生は、一年のうちの八ヵ月を韓国で過ごしました。多くの時間を韓国で送りました。そのようにして重大な摂理的な帰結点をつくりました。韓国において、里から班までの組織を完全につくったのです。韓国のソウルからすべてつくりました。政府ができないものをつくったのです。韓国が困難に直面すれば、私がそれを動員して解決できるようにしなければなりません。今、定着することができる活動をしているのです。

 先生に関していえば、その統・班長を育て上げるまでに四十年がかかりました。四十年間努力を投入してくることによって、初めてそれをつくることができたということを知らなければなりません。郡レベルではいくらでもつくることができます。洞レベルでもいくらでもつくることができます。しかし、統・班長をいかにして連結し、生かすのかというのです。これを生かさなければなりません。一方は縦的な代表であり、もう一方は横的な代表です。この二つが生き返れば、ソウルが生き返るのです。これが私たちの基地です。

 それをつくっておけば、既成教会が反対しても統・班長が防御します。統・班長を中心として既成教会の要員をすべて消化できる能力をしっかりもてば、教会の副作用的なものはすべて解決されます。「なぜ反対するのか」と一言だけ言えば終わりです。これが撃破運動の目的です。

 統・班長が問題です。統・班長が生きれば、この国も生きます。それをどこに移したとしても、そこから根がつき枝が出るのです。水分が適当にあって、まともな土地であれば、根を下ろすようになっています。このような訓練をしなければなりません。縦的、横的に九〇度になり、縦的な因縁を九〇度で受け継ぎ、一〇〇パーセント根を張れば、そこで初めて根が願い、枝が願い、葉が願う花が咲き、実が結ばれるのです。


家庭教会運動と統班組織


 先生が皆さんの前にホーム・チャーチを分けてあげたということは、地上天国を分けてあげたということです。ですから、ここで世界を代表し、天国を代表した者として精誠を尽くし、感謝しながらそれと一つになれば、そこには皆さんの子孫を通して世界に残された福をすべて連結させてあげたいという神様の心情があるということを知らなければなりません。

 したがって、このような条件を中心として、心情圏だけが全体を身代わりできるということを知らなければなりません。ゆえに、ホーム・チャーチは小さなものですが、それは世界の三百六十民族を縮小したものにもなります。そのようなことを知って、ここに精誠を尽くせば、それがすなわち世界人類のために生きたことになり、神様のために生きたことになるのです。ですから、現実を無視してはいけません。皆さんが、個人、家庭、氏族、民族の心情圏を越えたという条件をもたなければ、天上世界に入っていくことはできません。そのことを、はっきりと知らなければなりません。

 子女が真の御父母様に侍ることができなかったので、真の御父母様が蕩減の道を行ったのです。そのようにしながら、真の御父母様が世界的な基盤を築いたものを子女が再び相続するのです。その次には、氏族的メシヤ圏を蕩減するのです。イエス様とザカリヤ家庭が一つになれずに越えることができなかったことを、皆さんが越えていかなければなりません。そのようにすれば、皆さんは、真の御父母様が築いた民族的・国家的メシヤ圏に従っていくことができます。ここには、二つの意義があります。これさえ解決すれば、すべて越えていきます。その縮小型基盤である三百六十軒の三百六十家庭は、三百六十の氏族にもなるのです。ホーム・チャーチ第一主義時代です。そして、今後皆さん自身のホーム・チャーチは、氏族チャーチとならなければなりません。今からは家庭教会ではなく、氏族教会として発展していくのです。皆さんが氏族教会だけ連合すれば、金氏や朴氏という民族は自然に生まれます。金氏、朴氏、文氏といったように、氏族復帰基盤がどんどんできていけば、そこから国家が自然に生まれてくるではありませんか。そのようになります。氏族教会から民族教会、国家教会、世界教会、天宙教会へと連結されていくのです。

 ホーム・チャーチの基準は、統・班長組織です。統・班長組織の縦的基盤と横的基盤を連結させ、そこから四方に家庭全体を一元化して消化するための運動です。ですから、神様の愛圏です。サタンの愛圏ではありません。間接主管圏の責任分担完成を真の御父母様の恩徳によってなして、直接主管圏と連結していくのです。家庭において、家庭基準の一人の責任者を中心としたその家庭を一つの細胞として見るならば、その細胞は一つの細胞ですが、責任分担完成圏の位置に立った細胞なので、サタンが侵犯することはできません。しかし、まだその基準ができていません。それをなすことができなければ、国を生かすことはできません。縦的・横的連結ができていないのです。

 それで、統一教会に長くいる人たちは、統一教会の機関を使用してはいけません。統一教会の機関に就職させてはいけないということです。すべて出ていきなさい。時が変わっていくのです。長子権をもったので、サタン世界に行って、サタン世界の長子権を中心として悪が打ってきたものを蕩減復帰するのです。そのためには、社会に出ていき、その長の役割をしなければなりません。国に行き、長の役割をしなければなりません。そのようにして、今まで歴史的に打ってきたものを蕩減復帰すれば、天国は早く成し遂げられます。

 そして、今はホーム・チャーチを始めたので、教会の長たちもすべて追い出さなければなりません。教区長時代は過ぎ去ります。教成長時代、教会長時代は過ぎ去ります。今は、族長時代です。族長とは法を中心とした族長です。一つの氏族の族長が法を中心とした族長となるので、その人が賢かろうと愚かであろうと仕えなければなりません。そのような時代になっていくのです。

 ですから、今後統一教会の教会員は、恩恵を求めて言葉の上手な人を訪ね歩いてはいけません。言葉の上手な人の中には、偽物もあり得ます。本物は自分の族長です。自分の家です。自分の族長は血統的につながっているので、自分に最も近い人です。その人が一番の本物です。


三 全国の郷土学校運動と大学教授の講演


郷土学校設立と勝共領城の拡大

(一九八六・一・二一:設立指示、二・二四:郷土学校本部の設置)

 一九八六年一月二十一日、真のお父様の指示により、既存の教育体制から疎外された階層のための夜学教育機関である郷土学校が、「世界平和教授アカデミー」付設として全国各地に設立された。郷土学校本部は、二月二十四日に設置された。

 今回、何をするのでしょうか。全国に三千三百の面があるので、その面を中心として私たちが市民大学をつくるのです。教授が地方に行けば、そこでどのようにするめでしょう。家でじっとしていた教授がただ故郷に訪ねていっても、そこでどのような面目をもって何をしようというのでしょうか。いきなり現れることはできません。それで、市民大学と郷土大学という名前を掲げたのです。二万三千名の教授がいるとすれば、三×七は二十一なので、一つの面に七名ずつの教授が編成されるはずです。そして、その七名を中心として郷土を生かす運動をするのです。その郷土内の面には中学、高校もあるでしょうし、それから各里には小学校が一つずつあるはずです。その数百名の先生をすべて一つにまとめなければなりません。

 その次には、地方の有力者を一つにまとめるのです。そのようにして一年で連結するのです。またそれと同時に、今は七百万人の基盤となる勝共連合の里支部長の組織編成がほとんどできています。これは、対社会と連結することができる基盤です。これを編成して教育をするのです。現在本格的に勝共教育をしています。しかし、小学校の校長から、中学、高校の先生、派出所の主任、面長、そしてその面全体までを動員することができる活動の雰囲気がまだできていません。「あれは勝共連合だから、あのように一生懸命するのだ。私たちには関係がない」と言っているのです。それを追い込まなければなりません。勝共連合の活動領域に追い込み、活性化させなければなりません。

 このようにしながら何をしなければならないのでしょうか。面ならば面において左翼系列の教授がいれば、すぐに分かります。ソウルの何大学の何という教授、それから学生たちを中心としてその里、あるいは大学街で運動をしている核心分子がすべて分かります。ゆえに、その父母、叔父、いとこ、遠い親戚まですべて動員して、家庭的にブレーキをかけなければなりません。もしそのようにしても駄目ならば、その人をうちの若者たちの下宿に連れていくのです。また、彼らがデモに出掛けていけば、そこでうちの若者たちと闘わせなければなりません。

 そして、学内の教授アカデミー、CARP、クリスチャン・アカデミー、そしてクリスチャン学生会までがすべて団結して一つにならなければなりません。それで、一つにしたのです。ここに蚊のような孫大(日偏+牛)氏を立てました。しかし「先生が『蚊のようだ』と言った」と悪口を言わないでください。蚊は竹の串のようなもので血管を剌すのです。錐です。(笑い)人がそのように言うのです。今の時はそのような人が必要です。人が丸ければ、穴を開けることができません。撃破することができません。彼を立て、「すべて一箇所に追い込もう!」と私が指示した時から既にどれくらいたちましたか。一年前から組織を編成してきたのです。その名簿をすべて作りましたか。(はい)。その名簿を作ったのです。このようにして風土を造成するのです。

 平均的に、洞内の六分の一が勝共要員です。平均して六人に一人が勝共要員になっているので、勝共連合を中心として結束させることは問題ありません。どのようにして結束させるのでしょうか。高校の先生など、学校の先生が「何日の何時に父兄はすべて集合してください」と言えばよいのです。父兄を集めることは問題ありません。「私たちは、このような良いことをしています。私たちの願いは何でしょうか。このような準備をして、南北総選挙に備える運動をしています。ゆえに、皆さんの家庭がこの運動を後援しなければなりません」と言うのです。そうすれば「ノー」と言う人はいるでしょうか。いないのです。

 「北韓の若い青年が武装しています。ですから、韓国の青年たちは、北韓の青年を吸収するための準備をしましょう」と言って、それを理論的に話すのです。どこの学生がそれに反対することができるでしょうか。また、その学生たちを連れてきて、教えてあげ、すべて指導するのです。

 指導する時に、違う話をしなさいというのではありません。本をすべて配ってあげたので、ここで文総裁の思想を中心として話すのです。一回は「原理」を語り、一回は勝共講義をして、またもう一回は「統一思想」を話します。三つの本の中で自分が一番得意なものを中心として、一つ二つと教えていくのです。そのようにしていきながら、十ならば十、二十ならば二十の班を集め、結婚式場を借りてその地方自体で修練会をするのです。三日修練会をしましょう。このようにして三日復興会をすれば、超満員になるのです。班長を中心として二世を現地で動員して教育をするのです。

 勝共講義をする時代は過ぎ去ります。今は長子権がアベルの位置に移される時です。サタン世界を抱き込む時代は、過ぎ去らなければなりません。それゆえに、むしろ天側の長子権を代表することができる教会のみ言を語るほうが大きな効果が生まれるのです。今は包み隠さずにすべて話すのです。文総裁の思想を知らせなければなりません。


大学教授全国巡回講演会

(一九八六・二・一七〜三・六、全国百六十六地域、一万八千名以上参加)

 一九八六年二月十七日から三月六日まで、全国百六十六地域で、大学教授全国巡回講演会が開催された。「二十一世紀、韓国の希望と文鮮明先生の統一運動」を主題にした同講演会で、大学教授たちは、文鮮明先生の信仰と思想、統一教会の活動と未来世界の展望等を紹介した。延ペ一万八千名以上が参加した。

 今まで、先生は勝共連合を中心として精誠を尽くしてきました。中央委員会から、一万二千名の統・班長まで、ソウルの一番高いところから底辺までです。今回、教授をすべて動員します。誰よりも教授を愛する立場から、彼らを先頭に立たせます。

 そのようにするので、原理的に見るとき、サタン側は先生を讒訴することができません。私たちに近い人に反対するだけで、私たちを完全に防ぐことはできません。今は、勝共連合の幹部の中で先生に対して不平を言う人は一人もいません。「統一教会の文総裁であって、我々勝共連合とは関係ない」と言う人はいないということです。完全にそのような体制をつくりあげました。

 先生がアカデミーの教授を一番上に立てて全国講演をしたでしょう? それは何かというと「最高の立場にいる知性人たちが先生のために一つになった」ということを宣布する式です。その教授を中心として、先生は地方にいるすべての教授たちのところに行って教えるのです。教える時には、反対するのではなく歓迎しなければなりません。

 それをすることによって上は教授から、下は田舎の婦人まで・、外的基盤が完全に一つになる立場に立ちます。勝共連合を中心として、カイン側である国とアベル圏である統一教会が完全に一つになる時は、政府も統一教会に従っていかなければなりません。統一教会に反対してはなりません。そのようになれば、世界的見地から南北統一の運勢圏が私たちに訪れてくるのです。

 それで、今回さーっと一通り巡ったところ、最も高い位置にある教授たちが「ちょっと会いましょう」と言うのです。教授たちが私を喜んで歓迎しました。最も高い所に位置する教授が歓迎したということは、大韓民国の最高の位置が歓迎したという条件が成立します。ですから、今から先生は一番高い所に出ていくのです。

 その次は、世界の教授を呼んでラッパを吹き鳴らすのです。それが通じなければ、世界の大統領をすべて地方に連れていって訪問させるのです。今後そのようにするつもりです。(拍手)その準備はすべて整っています。先回、選挙運動をしてあげた人たちは、私が「来なさい」と言えば慌てて飛んでくるはずです。(笑い)世界の大統領を先頭に立たせれば「いやあ! 文先生はすごい」と言って大騒ぎするのです。

 最近の韓国における教授の時代は、蘇生時代です。それから西洋の教授、日本の教授の時代は長成時代です。そして、大統領を経験した人たちを連れてくる時代は、完成時代です。大韓民国が歓迎するかしないか見てみようというのです。

 やみくもに書いた文字をすべて消して白紙にし、その白紙に最初に書こうとした文字を書かなければなりません。それが蕩減復帰です。このように、二重高い位置にいる人々と二世を一つにする運動が今回の教授活動です。カインの頭が学者です。最も人の話を聞かず、最も自己主張が強く、驕慢で、降りていくことを嫌がる人々が教授です。しかし、皆さん二世がそのような教授を引っ張ってきました。


大学教授招請講演および晩餐会

(一九八六・三・一四〜二〇、全国五大都市、主題:二十一世紀の韓国のビジョンと南北統一)

 一九八六年三月十四日から二十日まで、全国五大都市で、「世界平和教授アカデミー」(会長・李恒寧)主催 の全国大学教授招請講演および晩餐会が、「二十一世紀の韓国のビジョンと南北続こという主題で開催された。延べ三千二百名参加。

 既にすべて終わったので、あすからは全国にいるアカデミー教授を集め、五回にわたって大会をします。彼らはカインの代表です。本来は、カインが真の御父母様の最初の愛を受けなければなりませんでした。堕落はしましたがそれが原則なので、先生が帰ってくればカイン圏を最初に愛するのです。そのようにすれば、自分たちのほうから「お願いですから統一教会を訪問してください」と言うようになっているのです。

 教授が大統領の顧問をしています。閣僚の顧問官もすべて学者です。ですから、学者を集めて整備作業をするのです。それはどういうことかというと、一番上から一番下までのサタン側、カインの立場にいた人を愛したという条件を立てることになるのです。

 きのう(三・一七)も、大邱の第一級の教授たちを三百名集め「この何も知らない者たち」と言って激しくしかりつけました。そのように言われても彼らはじっと聞いています。(笑い、拍手)しかし、いつもそのようにしかるのではありません。実力だけでも認めてあげなければなりません。そのようにして蕩減復帰するのです。過去においては、教授たちが「文先生、死ね」と大騒ぎしながらどれほど反対しましたか。既成教会の雰囲気に乗って反対したこれらの人々が、先生から良い話を聞いても、悪い話を聞いても、じっとしていて「うひひ」と笑っているのです。(笑い)このように先生に引っ掛かっていくのです。

 教授を百六十箇所以上に講師として、すべて送り出しました。また、私は全国教授大会をしました。今までは大学街で「レバレンド・ムーン、統一教会」と言えば、学者社会の人は拒否反応を示しました。教授、総長など、有名な看板のついた人々が外部からレバレンド・ムーンのうわさをすべて聞きました。行き交ううわさを耳が痛くなるほど、頭ががんがんするほど聞いたのです。しかし、その張本人に一度も会ってみることもなく、その人について話をすることができますか。ですから「来なさい」と言うのです。来て、一発ずつ激しくたたかれました。「そのようなこととは知らなかった」と言うのです。知らなかったはずでしょう。

 教授大会の時に先生が語った内容を本にして三百万部発行します。今回、全国の有名な教授が全国教授招請大会の時に祝辞したその内容を編集し、先生のみ言と一緒にして出版するのです。「二十一世紀の韓国のビジョンと南北統一という題目で発行するつもりです。

 そして、できればこれを大学生全員に配付してあげなければなりません。教授はもちろん、中学、高校の先生から小学校の先生に至るまで、教育者には全員に配布しなければなりません。それから軍関係の人や有力者まで、この三百万部の本を配布するのです。

 この本をCARP(原理研究会)やICSA(国際クリスチャン学生連合会)、また勝共連合を通してすべて配布するのです。約一千万部、すなわち韓国人の四分の一の数だけ刷れば、韓国人はみな読むことでしょう。そのようになれば「統一教会はどのような教会か」と言う時には、このような話をすべて読めば、教育などしなくても入らざるを得なくなるのです。


四 韓国内の主要行事


都元ビル起工式

(一九八六・二・一五、ソウル麻浦区桃花洞、地下四階、地上十五階)

 一九八六年二月十五日、財団が事業主となり、一成総合建設株式会社で施工を担当した地下四階、地上十五階の都元ビルの起工式が、真の御父母様と機関企業体の幹部多数が参席する中、ソウル麻浦区桃花洞の現場で行われた。


《祈祷》


 愛するお父様、一九八六年二月十五日朝九時十一分を期して、この場を聖別してください。今、天のみ旨を立てることができる一つの基盤として、この地域とこのソウルを代表し、さらには全世界と連結させる一つのビルを建設するための準備をしております。ゆえに、この場を聖別してくださり、あなたが永遠に所有され、ここをあなたの祝福の起源としてくださり、万国の栄光となる勝利の殿堂の表示となるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 お父様、真の御父母様の六十六回目、四十三回目の誕生日を終えた次の日にこのような起工式をさせてくださったことに感謝申し上げます。

 今後、ここで因縁をもったすべての動きが日進月歩しながら勝利へと前進することができるように祝福してください。

 このすべての聖別した場所と、今後成し遂げられていく圏内のものをお父様の前に奉献いたしますので、受け入れてくださることを願いつつ、真の御父母様のみ名によって祝願いたします。アーメン。アーメン。アーメン。

 皆さんも知っているように、きょうこの都元ビルの起工式を終えました。今までは、教会の運動を中心として世界的な基盤を築くのに忙しかったのです。また、あらゆる面で多くのことを展開してきました。今からは、それらのことをすべて圧縮して建設していく時代です。

 一九八六年からは集中的な実績基盤を準備しなければなりません。そのような意味で、その第一番目として韓国のソウルに都元ビルを建てます。これがスタートです。今から皆さんは一生懸命団結して、このような世界的なビルをたくさん造らなければなりません。

 さらに、今回このビルを建てるにおいては、一成建設が責任をもって建てます。ゆえに、このビルは一成建設の厳徳紋社長の顔だということができます。さらには統一教会と先生の顔にもなるのです。ですから、このビルをいかにうまく建てるかということは深刻な問題です。

 このビルは、普通のビルとは異なり、世界に広がっている統一教会の信徒たちがソウルを訪ねれば、必ず訪問する場所です。訪問する時は、自分の国の有名なビル、あるいは自分の国の同程度のビルと必ず比較、対照するということを考えなければなりません。

 ですから、建物がうまく造られるためには、まず建設会社の社長からその部署の要員たちまでが一致団結しなければなりません。そして、材料面で世界最高のものを使うのではなく、施工面において模範とならなければなりません。特に円形の部分や角度のあるところ、また壁に対する水平部分、さらにはトイレならばトイレにおいて、便器の使い方一つがすべての標準になるのです。

 まず何から眺めるかというと、床からです。その次には壁の色、そして便器や風呂場です。これが重要です。このような所で批判されないようにしなければなりません。

 また、上がっていく時の階段が問題です。丸く、このように造らなければなりません。それはなぜ必要でしょうか。このように階段を造っておけば、西洋人は常にかかとが引っ掛かりません。

 そのように、すべての施工において上手にやらなければなりません。さらに手すりは、世界最高のものを造らなければなりません。そのようなことを理解し、施工面の工事責任部署にいる人々には、特に良くしてあげなければなりません。

 先生が見る角度は普通の人とは異なります。厳徳紋氏はそのように理解し、失敗してはいけません。今回、会社全体の体制を変更し、部署要員をすべて新しくしたので、新しい建物を建てるにおいて見本となる建物を造ってくれるよう願います。

 そして、一人を本部教会から配置します。その人は、指導はしなくても仕事を一つ一つ評価していくのです。そのようにして、一週間の評価を報告する形式を通さなくてはなりません。今回、この建物が徳紋氏の看板になります。この建物が造られれば、厳徳紋建築事務所も始めるつもりです。このようにして新しい体制を整え、一成建設が世界へ出ていくのに恥ずかしくない建物を造らなければなりません。

 それでは、皆さんが仕事をするにおいて、神様が保護され、事故がないことを心を合わせて祈祷しましょう。また、皆さんは工事現場で争うようなことがあっては絶対にいけません。何かあれば、外に出ていって争いなさい。また事務室に帰ってから争いなさい。現場で争うようなことがあっては絶対に良くありません。ですから、そのような面に注意し、一生懸命仕事をしてくれることを願います。(拍手)


朴珍憲様−文恩進様聖婚式

(一九八六・四・一一、ダンベリー勝利帰国百二十日目、リトル・エンジェルス芸術会館)

 真の御父母様の御家庭の三女である文恩進様と朴鍾九−崔金順家庭(三十六家庭)の長男である朴珍憲様の聖婚式が、真のお父様のダンベリー勝利帰国百二十日目である一九八六年四月十一日、真の御父母様の主礼により、リトル・エンジェルス芸術会館で成功裏に挙行された。

 先生の息子、娘を中心として家庭を設定し、今から祝福を受けた家庭の子女に家庭を設定してあげなければなりません。家庭を設定すれば堕落圏を越えます。そこから定着するのです。今回新たに家庭を設定しますが、もしそこから落ちるようなことがあれば、その家庭は大変です。今後呪いの対象となり、あざけりの対象となり得る途方もない転換時代に彼らは立っているのです。そのことを彼らは知らないことでしょう。しかし、知らないからといって天法が変わりますか。天の憲法が改められますか。そこには従っていかなければなりません。皆さんの習慣的生活時代とは異ならなければなりません。

 祝福を受けて生まれた息子、娘を皆さんが祝福してあげましたか。ここにいる三十六家庭はそのようにしましたか。それは皆さんが祝福してあげたのではありません。先生が家庭を決定し、先生の息子、娘によって祝福してあげたのです。ですから、その姓が変わるのです。朴珍成ならば朴珍成ではありません。文珍成になるのです。洪珍輝ならば洪珍輝ではなく文珍輝になるのです。それで、今先生の家庭を中心として新しい家庭の基準が立てられます。家庭的カイン・アベルの基準が立てられるのです。それによって長子権が設定されます。長子権家庭が平面的に設定され、その相対的家庭が設定されることによってサタン世界は絶えていくのです。

 それで今回、このような時に先生が統一教会で祝福するにおいては、まず先に先生の家庭を祝福しなければなりません。そして、大韓民国と世界の運勢をすべて二世圏に連結しなければなりません。それで今回、三番目の娘の恩進を結婚させました。そこに二世の何人かを平面的に連結してあげれば、そこから家庭的に越えていくことができます。また、家庭祝福圏を立てたとしても、サタンが讒訴できない最低の立場に行かなければなりません。最後の闘いです。

 四月十日になれば、一九六〇年の聖婚から二十六年目になるのです。そこから越えていくのです。そのように、今回の祝福には歴史的な意義があるのです。今回の祝福を受けたあとは、サタン世界が私たちの家庭を認めるようになります。もし二世を祝福することができなければ讒訴され、すべてが終わってしまうではありませんか。

 そして今後は、勝共連合の会員など、韓国人たちがこぞって「文総裁に結婚させてくれと言おう」というブームが起きるようになっています。「統一教会の結婚式が最も素晴らしい」と言うようになるのです。本来ならば、今回の結婚を解放式として盛大に行わなければなりません。そしてこれが終われば、その次には約八千双にして再び世界的な結婚式をするかもしれません。

 十一日に結婚式をするのですが、私の三番目の娘、右も左も分からない恩進に、十日の夜十一時になって初めて「お前は誰それと結婚するのだ」と通告したのです。

 十一日に結婚式をするのにお母様も知りません。先生が命令をするのです。「おい、ベールを準備してきなさい! 嫁に行く準備をしなさい!」と言うと、「新郎は誰ですか」と聞いてくるのです。新郎は、私が決めるのです。お母様が決めることはできません。そのようにして、十日の夜十一時になって初めて「あなたの新郎は誰それになる」と言ったのです。そのようにして婚約式を行い、結婚式を挙行しました。

 そのような意味で、どれほど貴いでしょうか。アメリカに行く飛行機のチケットも買っておいたのですが、行くことができないようにしてしまいました。「問題があるので行ってはならない」と言ったのです。それでも、それが結婚だとは夢にも思わなかったのです。そして、新郎を決める前に「ベールを準備しなさい」と言ったので「いったいそのようなめちゃくちゃなことがどこにあるのですか」と言いました。(笑い)

 開いた口がふさがらなくなるのではありませんか。子馬のように自由に跳び跳ねていた子に「結婚しなさい」と言ったのです。そのようなことを考えてもみなかったことでしょう。

 馬に乗りにフロリダ州に行こうとしていたのです。大会に出る計画を完全に立てていたので、日曜日に行かなければなりませんでした。そして首が長くなるほどコーチの先生を待たせたのです。アメリカでは待っているのです。しかし、このような外的なものは問題ではありません。学校が問題ではありません。世の中の条件が問題ではありません。すべて切ってしまわなければなりません。


二世三十六家庭合同祝福結婚式

(一九八六・四・一二、リトル・エンジェルス芸術会館)

 一九八六年四月十二日、リトル・エンジェルス芸術会館で、真の御父母様の主礼により、二世三十六家庭合同祝福結婚式が挙行された。

 今回の結婚式はどんな意味があるのでしょうか。このような転換期において、今後皆さんが家庭基盤を固めることによって、サタン世界の二世たちは、皆さんを通じて橋を渡るように平面的に越えてくるのです。韓国の班支部長の息子、娘がだんだんと皆さんを通じて橋を渡って平面的に越えてくるようになるのです。

 今までの復帰路程はサタン世界から蕩減復帰しなければなりませんでした。上がってきて清算し、再び国に下りていって基盤を築き、アベル家庭に仕えていかなければなりません。今、先生にはそれが必要です。先生がすべてなしておいたので、今からは皆さんが班常会を通じて若い男女を消化し、皆さんが家庭の標準となり、彼らが越えていく道をつくってあげなければなりません。そのような時代に入ってきました。

 それで、今皆さんは全員が一線に立ちました。今年の年頭標語は「天国創建」でしょう? それで、今天国を創建しているのです。誰がまず天国を創建しなければならないのでしょうか。まず皆さんからするのです。先生と統一家を中心として、皆さん二世の家庭を早くつくらなければなりません。これをすることによってサタン世界にアベル家庭が横的に展開していくのです。

 今まで、皆さんのお父さん、お母さんは先生を中心として従いながら上がってきました。そして皆さん二世を中心として上がってきました。そして、今平衡基準に立つ時が来たのです。そのようになったので、歴史時代において初めて、先生の家庭において平衡基準に立てることができる三番目の娘の恩進を中心として皆さんをそれに連結してあげようと思います。

 それは、たくさんは必要ありません。十二家庭だけでもかまいません。三家庭さえ条件を立てればいいのです。無理にする必要はありません。たくさん集まりましたね! 男性は何人になりますか。七十名ですか、八十名ですか。皆さんはこのように生まれることを知りませんでしたが、どれほど困難な歴史時代を経てきたのかということを知らなければなりません。

 それゆえに、ここから新しくけり上がり、機関車となり、砲弾となって撃破していかなければなりません。このような新しい歴史を展開しなければならない時点に立っているのがまさしく皆さんです。皆さんはそのようにならなければなりません。過去の皆さんの父母のようではいけません。きょう結婚するからといって、ただどこの誰と私が結婚するということではありません。自分個人を中心とした結婚ではありません。統一家において、一大革命を提唱するために結婚をするのです。

 この首都ソウルでは、皆さんが結婚することをすべて知っています。人々が注視する中で結婚するということは、皆さんが歴史的な先発隊として召命を受けて出発したということです。ただ選ぶこととは異なります。選んだのちに召命をするのです。召命されれば既にそれは命令のもとに前進できる一つの部隊と同じです。そのような覚悟の上で、皆さんは「自分たちが新しい歴史的ページを形成しなければならない。そのような重大な使命を担ってこの式典に臨むのだ」という決意をしてくれなければなりません。この話は歴史的な宣言になることでしょう。きょう話したとおりに行わない人は、今後国家と世界の前に審判を受けることでしょう。

 本来の祝福は、父母がしてあげなければなりません。今回私が引き受けたのは、皆さんの父母に任せることができなかったからです。今回私は、皆さんの父母を祝福した時以上の思いをもって、この行事を慎重に扱いました。そのようなことを知り、皆さんは、皆さんの父母を中心としているという観念を捨てなければなりません。それは切ってしまわなければなりません。皆さんは新しい決意をなして、新しい転換時代の旗手となってください。そして、民族と世界の先端に立って召命を受けた者として、それにふさわしい家庭としての責任を全うしてくれることを願います。

 堕落圏から抜け出たといいますが、イスラエル民族はどこで滅びたのでしょうか。彼らはエジプト路程において滅びましたか。荒野四十年路程でももちろん滅び、そこで一世はすべて死にましたが、それでもイスラエル民族は滅びませんでした。その後、彼らはイスラエル民族の願いであったカナンの福地に入っていったのです。

 それでは、彼らはどこで滅びたのでしょうか。カナンの福地に入ったのちに滅びたのです。では、その滅びた原因はどこにあるのでしょうか。カナンを復帰したのちに、神様のみ旨を中心として、指導者が選定したすべてのみ旨の前に一致することができず、環境条件に吸収されていったのです。そのようにしてイスラエルの国が滅びたのです。すなわち北朝の十部族と南朝の二部族に分かれました。それは滅びたということです。

 そのようにイスラエル民族はカナンの地に入ったのちに滅びました。今皆さんは、どこで滅びるのかということを知らなければなりません。祝福を受けた立場で滅びるのです。祝福家庭において滅びるのです。皆さんは歴史的事実を知ることによって誤った過去を反省し、時代の使命において滅びの道を乗り越えなければなりません。それだけに、一日一日の生活が習慣化されてはなりません。


南平文氏大宗会主催、宗長推戴

(一九八六・四・一二、〇八:〇〇、リトル・エンジェルス芸術会館、文鮮明先生世界的勝利帰国歓迎会)

 一九八六年四月十二日午前八時からリトルエンジェルス芸術会館で南平文氏大宗会主催「文鮮明宗長世界的勝利帰国歓迎会」が、文鴻柱会長、文正秀国会議員など、宗親会会員二千五百名が参席する中で開催された。南平文氏大宗会宗長に推戴された真のお父様は、「平和の世界、統一の世界」という主題で講演された。

 今は終末なので、おもしろい現象が起きます。今回ソウルに来てみると、ソウルの機関にいる文氏の宗族会の責任者がすべて集まって「文先生を推戴しよう」と言っているのです。彼らは今、修練を受けるようになっています。また、本当におもしろいことに、機関ごとにすべて文氏が配置されているのです。どうしてそのようになっているのか、それは神秘的なほどです。その文氏の宗族がすべて「先生を推戴する」と言ってきたのです。それは摂理です。時が熟したということです。

 それで、先生の文氏の門中が、宗族が四十万になります。ところで、私が来た時、私があまりに有名なので、文氏の宗族会で「文先生を私たちの宗長に推戴しよう」ということになり、三千名が集まったのです。

 それで、その壇上に約四十名の代表がでんと座っていたのですが、私は「宗長に推戴するのに公義によって推戴しましたか、私意によって推戴しましたか」と聞いてみました。そのように聞かれれば、公義によって推戴したと答えざるを得ません。そこには四十名の長がいたのですが、そこで二重の親玉が誰かというと、文鴻柱といって精神文化院の院長をしている御老人です。

 そのおじいさんに「宗親会の宗長に推戴するのに、ここにいる若い人々がすべて自ら願って推戴しましたか、それをあなたに一度聞いてみましょう」と聞いたので、「自ら願って推戴しました」と答えるよりほかにないでしょう? そのようにしなければ激しくたたかれるようになっているのです。

 そのようにすれば「本当に自ら願って宗長に推戴したとすれば『宗長の言うことを聞きます』と言って推戴しましたか、それとも『聞かない』と言って推戴しましたか」と聞いてみるのです。そのように言えば「『聞きます』と言って推戴しました」と答えるようになっているのです。「それならば、私の言うことを聞きますか、聞きませんか」と言ったので、「聞きます」と答えたのです。

 それで「聞くという人は手を挙げなさい」と言うと、全員手を挙げたのです。その次には、そこにいた三千名の会員に「ここにいる皆さんを指導している頭が全員手を挙げたので、この三千名の中で反対しない人は手を挙げなさい」と言えば、両手をすべて挙げるようになっているのです。このようにして一晩で私が宗長になりました。(拍手)

 氏族のために家庭が犠牲になれば、その氏族の代表者になります。最近、文氏の氏族が私を呼んで宗長にしたでしょう? 今からは文氏の人たちが会えば「文先生が私たちの宗長になったが、我は統一教会を信じる人に負けてもいいだろうか。統一教会を信じようと信じまいと彼らに負けてはならないだろう」と言うのです。

 それはなぜでしょうか。家庭を犠牲にして氏族と民族と国家のために生きることを中心として、初めてセンタ、である垂直線に臨むことができるからです。同じように国家を犠牲にして世界のために生きなければなりません。


文岩奨学会と宗族教会のスタート

(財文岩奨学会登記:一九八六・一二・九、宗族教会創立:一九八六・五・一)

 先日「文氏の宗族会の集まりがあるので来てください」と何度も頼んできたので、忙しかったのですが行ってきました。その時に、私は次のようなことを言いました。私は文氏のことを愛しています。しかし、年を取った人だけを愛してはいけません。それらの人は、すべてあの世に行く人です。生まれてくる文氏の後孫たちが教育を良く受けられるようにしてあげなければなりません。それ以上に貴いものはありません。

 それで、その時に何と言ったかというと「文氏の宗族の三十万が団結して募金運動をしなさい。そうすれば、その募金された分と同じだけ私が補ってあげましょう。百億を募金すれば、そこに私が百億を補ってあげましょう」という約束をしました。

 有り難いことに、今回四月十二日に宗族が集まって宗族会議をして、私を宗長に立てました。そして、二世に関しては私がすべて解決しました。すなわち奨学制度をつくったのです。先日、私が行ってそのことを話してきました。そして「今後、あなた方は二世を教育しなければならない。そうすれば、大韓民国にとって有益となる人材が輩出されるでしょう。そのような人材が生まれて、初めて文氏が大韓民国のためになる民族になり、氏族になる」と言いました。それで「次に会う時までに皆さんは奨学基金をつくりなさい」と言いました。

 文氏の宗族にもいろいろな派があって、言いがかりをつけてくる輩がいることもすべて私は知っています。ですから、二世たちだけは私が掌握しなければならないのです。そして、私が誤らないようにカイン氏族の復帰基盤を築いたので、摂理的に文代の宗族復帰の基準ができあがったのです。四月十二日に摂理的に完全にできあがりました。そのように想像もできないようなことが展開していくのです。

 先日、宗族教会をつくったでしょう? 四十万の文氏の宗族を一度に集めて、四十万の人を一日で完全に統一教会の教会員にしたのです。伝道はそのようにするのです。復帰摂理は前進します。そして、宗族教会をつくるために宗族教会長を立てました。ホーム・チャーチの上は何ですか。氏族チャーチです。それは宗族教会のことです。一段階前進した氏族復帰の基盤を先につくったのです。

 大韓民国の文氏がそのようになったので、大韓民国は滅びることはないだろうと思っています。彼らが死にものぐるいになって私の言うことを聞きさえすれば、統一教会の教会員を後ろに回して自分たちの宗氏を中心にして前進していきます。

 昔私が、私の父や母や文氏の宗族に話さなかったことを今彼らが知って本当に先頭に立つならば、皆さん以上の情熱分子になります。そのようになれば、私が殴ったりたたいたりしても反対する者はいません。足が折れ、頭が割れたとしても、同じ文氏がそのようにしたので、文氏の威信のためにも悪いうわさは出さないのです。(笑い)


協会創立三十二周年記念礼拝

(一九八六・五・一、本部教会)

 一九八六年五月一日、協会創立三十二周年を迎え、ソウル青坡洞の本部教会で、一千名以上の食口が参席する中で記念礼拝を捧げた。真のお父様は、記念の辞で「協会創立三十二周年は、イエス様の三十三年の恨を蕩減することができる栄光の日であり、神様の解怨成就を決意する誓いの日とならなければならない」と語られた。

 既に統一教会の文先生は、神様が願われた霊界の統一をなし、地上世界と統一圏にぶつかり合う一つの旋風のような基準を立てる闘いを韓国のソウルからなし、その闘いをきのうまでですべて終えました。三十二周年の協会創立記念日は、イエス様の三十三年を蕩減して歴史的な恨を解き、地上天国と天上天国の理念を一代において終結させるその一日であり、また解怨成就することができる栄光の時間です。そのように思いつつ、きのうまでですべてのものを清算しました。

 韓国において与党と野党が闘うというならば闘い、また南と北が闘うというならば闘いなさい。私はそのようなことは気にかけません。たとえ闘ったとしても彼らの思いどおりにはなりません。統一教会の文なにがしをいい加減に扱えばこの国は滅びるのです。今からは滅びます。今はそのような時代になりました。

 人間の世の中に来て、青春時代が過ぎ去り、壮年時代が過ぎ去って既に老年時代を迎えました。三十代前後を中心とした青春時代において世界を主管すべき天命を受け、召命を受けた私自身が自らの腰を支えることができず、体を支えることができない惨めな環境を迎えるようになった時、恥ずかしい自分自身の姿を天の前に現すことができないということを私は知っています。

 責任を果たすべき基盤を喪失してしまったのちに第二の道を見いだし、死んだ位置から再び息を吹き返して苦闘した四十年の歴史は、神様に対して「助けてください」と祈祷することができない恥ずかしい期間でした。その恥ずかしさは私のゆえになったのではありません。民族と世界のゆえになったのです。しかし、民族と世界のために来た私は、これに責任を負ったので、厳しい苦難の中で倒れながらもそれを恨むことはできませんでした。私は、父母の位置というものが恐ろしい位置であるということをよく知っている人です。そのように一日が千年のように流れていく歳月を通して、今四十年の峠をすべて越えました。

 協会創立三十二周年を迎え、私が壇上に立って、このように公式的に協会の創立記念をするのは初めてのことだと思います。私は誰に対しても公的な席で「私が文鮮明です」と言って出ていこうとはしませんでした。できる限り陰に立ったのです。

 この日を迎え、イエス様の三十三年を迎えることができる三十三年目の出発がきょうこの時間から始まります。その当時、イスラエルの国を中心としてローマ帝国の主権者から末端に至るまで、すべての人がイエス様を裏切り、迫害しました。その喚声が響き渡った三十三歳のその時の歴史は、二千年の恨を経た今日の統一教会の文先生の四十年を合わせたこの歴史の終末において、イエス様の時代に積もった世界史的な恨を解くことができる一つの起源の記録として定められるのです。

 私たち統一教会において、自分のために生さようという考えはできません。自分の家庭のために生きるのではありません。世界に行き、世界の後孫のために生きることを願ったのがイエス様の思想ではありませんか。家庭的基盤を中心として世界へ、民族的基盤を中心として世界へ、教会的基盤を中心として世界へ行くことを願うことこそ、イエス様が残したかった願いであり思想なのではないでしょうか。

 したがって、歴史的な恨を残していったイエス様の恨を解いてあげると同時に、このすべての世界において恨の基準を平準化させ、万民がイエス様の同参看となることができるようにしなければなりません。そのような生活環境をつくるために、今日統一家において三十二周年を越えたこの時間が終われば、私たちの考え方と活動が変わらなければなりません。

 きょうを記念する日として終えるのではなく、きょうこの日を期して私たちが三十三歳を迎え、歓迎を受けることができなかった三十三年の歴史的、世界的なすべての悲運を清算することができる完全な基台を立てなければなりません。「統一天下と統一霊界、そして統一圏を行使することができる神様の解怨をこの天地に必ず成就させよう」と決意するならば、きょうの記念日は意義をもつのです。そうでなければ意味がありません。


第十回「アジア競技大会」

(一九八六・九・二〇〜一〇・五、恩進様乗馬競技で銅メダルを獲得)

 一九八六年九月二十日から十月五日まで聞かれた第十回「アジア競技大会」の乗馬団体戦(五名)障害物飛び越え競技(九月二十八日、果川乗馬競技場)で、韓国が鋼メダルを獲得した。この日、韓国が獲得した銅メダルは、恩進様の技量と闘魂に助力を得たものであった。恩進様は、アジア競技大会入賞の功労で、国家から体育褒章も受けた。

 今回のアジア競技大会の時にも、私は「時間があれば、すべての時間を投入して朝からそれを見てあげよう。そうすれば、韓国はびりにはならないはずだ」と、テレビの前に座っていました。(拍手)不思議なのは、私が見てあげる時はひやひやしながらもなんとか勝つのですが、私が見てあげない時はめちゃくちゃに負けるのです。(笑い)それは笑い話ではありません。うそではありません。

 ですから、貴いお客様が自分の家に来ることを願うのではないですか。貴いお客様が自分の国に来ることを願うのです。なぜでしょうか。その運勢に乗るからです。「我が町に立派な人が来てくれれば」と願うのです。なぜでしょうか。来れば、何かがもたらされるのです。同じ道理です。

 あー、ここが郷土ということで、故郷の地ということで、今回も私が来たのでしょう。それで、来てから二週間ずっとテレビの前に陣取り、大韓民国の大統領よりももっと熱心にアジア競技大会を応援したのです。二週間の間ずっとテレビの前に座って「頑張れ、中共も日本もやっつけろ」と応援したので、このようになったのです。(拍手)

 今回、恩進が乗馬競技をしたのですが、その条件でも払わなければならないでしょう。あの馬があれはどよく駆けていたのに、そこに行ってからどうして駄目になったのでしょうか。(笑い)しかし、アジアの国に祭物をあげなければならないのではありませんか。それで、私は恩進に「良くやった」と言ったのです。

 そのようになってこそ大韓民国が良くなるのです。私の娘がうまくいかなかったとしても大韓民国は良くならなければならないと考えるのです。この世であれば家族に不幸があったかのように泣いたりわめいたりして大騒ぎするところですが、「涙を流してはいけない、この娘よ」と言うのです。この世とどれほど違うでしょうか。一八〇度違うのです。













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五 金榮輝会長総括体制と大学街の統一運動

真の御父母様の生涯路程 8


五 金榮輝会長総括体制と大学街の統一運動


教会と勝共連合


 今回帰ってきたのち、最初に教会を訪問したのではありません。帰国歓迎大会も、勝共連合を前に立てて聞かせました。ここにいる協会長は後ろに立て、勝共連合の崔容碩理事長を前に立てて歓迎大会をするようにさせたのです。そのようにして勝共連合を中心として活動したのです。

 統一教会から見れば、彼らはカインです。内的、外的に見るとき、内的なものが教会であれば、勝共連合は外にあるのでカインの立場に立つのです。それゆえに、世界的カイン復帰の基準を立てて韓国に帰ってきたのち、先生はアベルの位置にいる統一教会に先に対してあげることができませんでした。なぜならば、外にいる人々が庶子のように感じるからです。

 「あー、『我のすべての組織を全国的に展開して国を生かす運動をしよう』と言ったのに、あの文先生は我々勝共連合の総裁ではなくて、結局統一教会の教主なのだなあ」と思うのです。

 それで、今回帰ってきて、庶子のような立場にいる勝共連合をまず訪ねていったのです。真の御父母様の前では庶子が先に生まれた息子です。ですから、全く同じように愛したという条件を立てなくては内外がすべて収拾されません。それは勝共連合と統一教会を一つにするためです。

 復帰原理から堕落したあらゆるものを見れば、勝共連合はカインの立場であり、統一教会はアベルの立場です。世界的基準においては、今統一教会がカイン的立場を復帰して長子の立場に立ちました。

 しかし、国家的基準から見れば、統一教会はアベルの立場であり、勝共連合はカインの立場です。したがって、カインとアベルが一つにならなければなりません。これを一つにすれば、大韓民国は自然に統一教会を協助する道を選ぶようになり、カイン圏の復帰基盤が確定されることによって南北統一の霊的基盤が形成されると考えるのです。

 これまでは、勝共連合と統一教会が共にあろうとしてもそのようにすることができませんでした。勝共連合と統一教会は一つになることができませんでした。なぜでしょうか。勝共連合が国家基準まで上がっていかなければならないからです。そして、国家基準まで上がっていけば、その次には世界基準を中心として連結されなければなりません。

 今、日本の勝共連合とアメリカの勝共連合とドイツの勝共連合の最高の基準が、すべて世界的基準に上がってきているのです。統一教会もそこに比例して全世界百数十国家の反対をすべて打ち負かしました。すべての反対勢力を打ち負かしたのです。

 それで、勝共連合の郡支部長は、統一教会の郡教会長と一つにならなければなりません。一つにならなくては上がっていく道がありません。統一教会の教会員も一つになることができなければ上がっていくことはできません。また、勝共連合の郡支部長たちも一つになることができなければ上がっていくことができません。

 それが天に昇っていくはしごです。両側から天に向かって棒を架け、そこに横木を架ければはしごになるのです。そこを上がっていくのです。大韓民国もそうです。神様の祝福を受けようとするならば、与党と野党が完全に一つになって「神様、降りてきてください!」と言って侍ることができなければなりません。闘ってどうなるというのですか。サタン側になって滅びるしかありません。鉄槌が下るのです。

 勝共連合全体が教会の世話になれば、それ以上の影響を教会に返すことができるようにしなさい。また、教会が助けてもらったならば、それ以上に助けてあげなさい。相乗作用です。そのように心情の紐帯関係は発展していくのです。

 雪の塊が山から転がっていけばどんどん大きくなっていきますが、それは家を押しつぶすほどの大きな雪崩を起こすようになります。それと同じ運動が起きなければなりません。ところで、そこには自分があってはなりません。縦と横が完全に一つになるには、自らが無我の立場に入っていかなければなりません。そのようにすれば、その球は大きくなっていくのです。


金榮輝会長が摂理機関を総括

(一九八六・五・一〇:会長就任、二・一:協会長兼任)

 一九八六年五月十日、青坡洞の本部教会で、主要機関を総括することになる金榮輝会長就任式が、国際勝共連合崔容碩理事長および食口など、三百名以上が参席する中で行われた。金会長は、国際勝共連合、大学機関等のすべての業務を総管掌することになり、同年十一月一日からは、李載錫協会長が離任し、金榮輝会長が協会長も兼任するようになった。

 今から統支部長を消化できなければ、十二万を消化することはできません。ゆえに、勝共連合や教会や学生会は、すべて統支部長の一元化運動をしなければなりません! 思想を中心として一元化運動をしなければなりません! この思想的な一元化運動をした基盤の上で行動を一元化する運動をしなければなりません! これをどのように引き出しますか。思想基盤が一元化できなくては行動基盤が一元化されません。問題はそこにあります。

 今後、教会の発展は別のところにあるのではありません。教会を一元化させてこそ、それができるのです。今回、勝共連合と協会に総責任者を立てたのは、そのような時だからです。李載錫氏が協会長ではありません。金榮輝氏が協会長です。勝共連合の総責任者も崔容碩氏ではありません。すべて金榮輝氏が責任をもたなければなりません。全体の責任を金榮輝氏が背負わなければなりません。

 なぜそのようにしなければならないのでしょうか。今からは分立して活動するのではなく、すべて一つに集中して活動していかなければなりません。撃破運動をする時、全体が一つの目的をぱっと定めれば、すべての焦点をそこに合わせなければなりません。そのようにしようとすれば、責任者が二人になってはいけないのです。

 李載錫氏ならば、李載錫氏は協会に利益になることだけをしようするのであって、全体の利益になることを考えません。また、勝共連合ならば、勝共連合の活動を中心として勝共連合の基盤だけを拡大しようとするのであって、全体の利益は考えないのです。

 そのような意味で、責任者を一人にしたのです。絶対的権限をもち、内外に手足となり、両手となって一つの物を持ち上げなければなりません。この国を持ち上げなければなりません。国を持ち上げるためには、教会は右手となり勝共連合は左手とならなければなりません。カイン・アベルから見ればそのようになります。そのようにできなければいけません。そのためには、頭が二つあってはいけないのです。命令のもとですべて一つにならなければなりません。

 今まで副作用が多かったということは、それ自体が間違っていることです。それは、組織社会で活動できる経験ができていないということであり、組織体系の思想的概念が立っていないということです。

 組織は責任者の命令に絶対服従しなければなりません。組織は組職長が動かすのです。組織の長が組織を通じて指示すれば、その組織の要員たちはその責任者の指示した目的のために動かなければなりません。ある部署があるとすれば、その部署は組織長の責任目標に向かって存在しなければなりません。したがって、その目標を否定する部署というものはあり得ません。すべてのものがそのようになっているのです。

 今、金榮輝氏は何をしなければならないのでしょうか。金榮輝氏は統一教会と勝共連合の会長になっているので、その名前のとおりになったのです。金榮輝氏。栄光をとどろかすことができる位置に立っているのに何をしているのですか。天下に号令することができる立場に立っているのにどうしたのですか。

 今回、なぜ金榮輝氏を立てたのでしょうか。金榮輝氏は三十六家庭の三人の息子の中の代表です。金榮輝氏は三人の息子の中でも三番目です。三時代が来る新しい時代に対して門を開くべき立場にいるのです。それゆえに、鍵をよく管理しておいて、今後天に入っていって天国を建設することができなければなりません。

 ところで、金榮輝氏は年齢が六十でしょう? 年が多くて若い人と食い違ってはいけないので、ここにおいて譲り渡す仕事をしなければなりません。それはどういうことかというと、新しい教育をしなさいということです。新しい伝統を立てなければなりません。率先して正義を行い、明哲であり、サタンが喜ぶ痕跡を残す環境を整備し、天がどこに行っても手足を大きく広げて、喜びをもって安息所にとどまることができる、そのような環境の天国をつくらなければなりません。

 それゆえに、今金榮輝氏がそうなのです。愛の心をもち、それが何であっても愛さなければなりません。今まで皆さんは先生ほどに神様を愛することができず、先生ほどに国を愛することができず、先生ほどに教会を愛することができなかったのです。したがって、先生を中心として、その伝統を学ばなければなりません。

 今、時が世界的カナン復帰の四十年路程とぴたっと一致しています。この地球星において、統一教会が既にカナン復帰圏内に入ったということです。世界基準で変えるようになる時、誰が先頭に立たなければなりませんか。一世ではなく二世です。今回、人事措置をする時は、古くなった者はすべて地方に追い出すのです。縦的に見れば、先輩は兄の立場であり、後輩は弟の立場です。先輩はカインの立場であり、弟はアベルの立場なのです。


「南北統一全国学生総連合」(統学連)発足

(一九八六・五・一五、ソウル高麗大学校、民主の広場、七百名以上)

 一九八六年五月十五日、ソウル、高麗大学の民主の広場に全国から大学生七百名以上が集まる中で、「南北統・一全国学生総連合」(統学連)結成および、その傘下機構である南北統一国民思想運動大学生自願奉仕隊(統民隊)と郷土学校自願奉仕隊(郷自隊)発足式が行われた。

 今、時は二世の時代です。二世を収拾する時です。誰もそれを収拾して新しい指導理念を教育することができません。それは現実的に現れた事実であり、歴史的に表れた事実です。それゆえに、皆さんが大学街において見事にラッパを吹かなければなりません。

 大学は教授さえつかめば終わりです。大学の理事会と教職員と学生さえつかめば、この国を生かすことができます。それだけに、この統学連の使命は大きいのです。ゆえに、度胸をもって息を大きく吸い、ドン、ドンと一気に放つのです。この統学連という名前は素晴らしい名前です。学生と教授が「南北統一をしよう」と立ち上がったという事実には、十分に革命的な内容が含まれています。誰が何と言おうと、今からはできるのです。その名前は大変な名前なのです。

 それで、今からは全体の組織を統一します。上下を完全に組織し、左右の編成をして若い二世を先頭に立てるための国民運動をしようというのです。

 一世の皆さんだけで、どのようにして北韓を主管することができるというのですか。ですから、大学街を中心としてするのです。二世を中心としてしなければなりません。そして、大学街の二世とお兄さんたちを一つにしなければなりません。

 縦的な立場から見れば、教授はカインの立場、学生はアベルの立場でしょう? これが一つにならなければなりません。それで、今までの歴史にはなかった教学統連をつくるのです。それで、今発起大会をしているのです。


「全国大学教授学生南北統一運動連合」(教学統連)発足

(一九八六・一〇・一一、ロッテ・ホテル)

 一九八六年十月十一日、真のお父様は、ソウル、ロッテ ホテルで、「全国大学教授学生南北統一運動連合」(教学統連)を発足させ、「私たちは本当に共に生きたい」という題目のみ言を下さった。

 今回、教授学生統一運動連合を全国的につくるのです。このようにしてすべて組織編成をするのですが、それは、ソウル大学を強化するためではありません。地方の大学基地を強化するためなのです。目的はすべて地方組織です。天国のための家庭、統・班長の組織です。統・班長を組織すれば、その次には区組織、その次には市長組織を経ていくのです。

 去る一月二十四日、漢南洞に教授が集まり、新しい決意をして対社会活動を始めました。そして、二月十七日から十八日までは、対社会講演という驚くべき歴史的一ページを記録しました。また、それから五ヵ月後には、世界の碩学を中心として、日本の教授と皆さん韓国の教授が協力して韓国の地において、この韓国の天地において歴史的な新しいみ言の火ぶたを切ったという事実、これは世界を越えて歴史的に記念すべき一つの記録になるはずです。

 さらにそこに高名な学者が動員されたという事実、その背後とその因縁となった内容はどうであったにしろ、学者たちが先頭に立ったという事実は驚くべきことです。そのような意味で、きょうを期して皆さんに感謝を申し上げます。

 「全国大学教授学生南北統一運動連合」、このタイトルはとても長いのです。これは字にすると十六字にもなります。今後これを何と略して呼ぶべきかということについては、ここにいる教授の皆さんがその専門分野にいるので、簡単かつ分かりやすい代表的な字を選んで、この運動を提起していくだろうと思っています。それに対して、私はとても希望をもっています。

 皆さんの中に家庭をもっていない人はいません。家庭をもてば、父母に侍り、それから妻子を率いていく生活をします。私たちは、そのような家庭を中心として生きています。しかし、真の意味で「私の家庭と共に暮らしたい」と言うことができる人がどのくらいいるのかというのです。

 さらに、我が大韓民国ならば大韓民国を中心として見るとき、父母に代わって代表となることができる一人の主権者を中心として、その国の民が「私たちは本当に彼と共に暮らしたい」と言うことができる国家指導者がどれくらいいたでしょうか。そのように問いかけるとすれば、さらにこの範囲を広め、これを世界的に拡大させるのです。この世界を中心として、ある一つの中心存在を決定し、その中心存在と共に「私たちは本当に共に暮らしたい」と言うことができる世界となることはできるのでしょうか。それが問題です。

 さらに、この大宇宙を創造された大主宰であり、主人であられる神様がいらっしゃるとすれば、そこには神様とこの被造世界はもちろんのこと、すべての人間が入っていきます。すなわち過去の人間、現在の人間、未来の人間がすべて入っていくのです。そのような立場で「私たちは共に暮らしたい」と言うことができる神様と人間と宇宙となることができるのでしょうか。それがなぞです。

 「南北統一運動連合」という名前は良い名前です。その名前は雄大であり、対社会的な名分をもつことができる名前です。そのようなタイトルをもって私たちは出発しました。ところで、皆さんは本当に北韓に行って彼らと共に暮らしたいのかというのです。解放後、四十年という歳月が過ぎていきましたが、雨が降ろうと雪が降ろうと、その間北韓のことをどれくらい思ってみたのかというのです。そのようにすることは簡単なことではありません。私のような人は北韓に故郷があるのでそのようにするのですが、北韓とは反対に位置する慶尚南北道や全羅南北道の人は、北韓を遠い国のように、過ぎ去っていく一つの国のように思いやすい立場にいるのです。

 「本当に私たちは共に暮らしたい」と言うことができる心をよみがえらせることができなければ、うわべだけを飾った団体をまた別につくって歴史の批判を受ける分別のない者になるのでないか、私はこのようなことを主張する創始者として、このことを心配するのみです。

 皆さんは、心は韓国の地で暮らしていますが、北韓に暮らしている彼らと共に暮らすことができるという自分を発見するならば、北韓がこのように貧しく厳しい所なので、金日成の独裁政権を知れば知るほど、その支配下にいる人はどれほど悲惨かという事実を知るのです。私たちは韓国の地に暮らしてはいますが、北韓の地を見つめながら御飯を食べることができずにのどがつまり、哀れに暮らしている我が同胞のために涙を流し、「あなたの困難とともに私は生きている。あなたが生体ならば私が対象の立場であり、またこの地上に主体がなければ、私が主体の立場で、ある一日に現れるだろう」と思うことができる生活をする運動がここで展開するならば、北韓の復帰は遠くありません。


六 南・北米CAUSA運動と世界的影響力の増大


南・北米CAUSA運動


 私たちはカイン的立場の長子権を復帰したので、今から整理をしなければなりません。今は共和党にも希望がなく、民主党にも希望がありません。それでは、どのようにするのでしょうか。

 滅びてしまってはいけないので、CAUSAをつくって南米から救援するのです。ラテン文化もアングロサクソン文化もすべてを救援して、南・北米の救援運動をするのです。ここにひもをうけてカトリックとプロテスタントを一つにしてアメリカを収拾するのです。今まで私たちは、CAUSA運動を中心として、牧師教育から軍隊教育まで準備し、その次には州責任者、州の上院議員と下院議員、中央の上院議員と下院議員の教育を中心とした基盤を築くために急いできたのではないかというのです。

 南米はカトリックを代表しているのです。そして、北米のアングロサクソンは新約時代を代表しているのです。それで、それを連結させて旧約時代から新約時代を収拾しようとするので、CAUSA運動を中心として南米と北米を連結するのです。旧教はフランスを経てきたのでその恵沢圏内にフランスが入り、フランスが恩恵を受けるのです。フランスは、ラテン文化の中心です。ラテン文化の中心はドイツではありません。それを通じながらアメリカを連結させたのです。

 ですから、旧約と新約のように、年を取った人を中心として、青年まで連結させるのです。年を取ったキリスト教の教会の責任者と、若い牧師を収拾しなければなりません。またアメリカの反対した一世たちの代わりに二世を収拾しなければなりません。それはすべて原理的です。

 アメリカは、キリスト教徒を中心として団結し、世界のキリスト教の総団結を主唱して連合的世界党をつくり、共産党を追い出さなければなりません。それから、ヒューマニスト(humanist:人間主義者)も追い出し、黄金万能主義者も追い出さなければなりません。国家中心の国連が生まれる前に、キリスト教の国連(世界機構)が生まれなければならないということを知らなければなりません。クリスチャンの国連が先に生まれなければなりません。それをつくることができなかったのでアメリカが滅んでいくのです。

 先生と一つになってクリスチャンの国連をつくったのちに、世界の国連をつくるのです。そのようにしていれば、今日の国連は共産党の足場になることはありませんでした。アメリカが滅びることはないのです。そのことをキリスト教徒たちが知らず、アメリカの指導者たちが知らなかったのです。先生が現れてから初めて知ったのです。

 ですから、キリスト教と皆さんが一つになれば、キリスト教を生かし、キリスト教基盤が完全に息を吹き返すのです。そして、そのキリスト教を中心としたアメリカを生かすことができるのです。それが原理の道ではありませんか。国際共産党は国を中心としたものではありません。彼らは「国境を越え、人種を超越して世界を一つにしよう」と言っているのです。それなのに天の側では何をしているのですか。人種を超越し、国を超越して一つになる運動をすることを通してサタンを追い出さなければなりません。

 レバレンド・ムーンの責任は何でしょうか。この世に来てキリスト教徒を教育し、世界のキリスト教の統合運動をすることができるすべての内的組織をつくり、外的世界まで包括することができる伝統的基盤を築くことです。それがレバレンド・ムーンのなさなければからないことです。

 CAUSA運動は超教派的、超宗教的です。ですから、イスラム教も入ってきているのです。また超民族的、超人種的です。ところで、自由世界は唯心史観を中心とした世界ではありませんか。心を中心とした唯心史観の世界が自由世界ではありませんか。ところが、唯物史観は体を中心としているのです。そのように心と体が分離しているのです。しかし、心的基準が体を支配しなければなりません。つまり唯心史観世界は、最終的には唯物史観世界を支配しなければなりません。したがって、唯心史観の中心であるキリスト教が唯物史観の世界までも支配しなければならないのです。それが原理です。


アメリカの牧師七万名の教育


 先生がダンベリーに入っていくことによって初めてアメリカが新しい方向を向くようになりました。アメリカのキリスト教の方向を転換させたのです。私が獄中にいる時、三十万以上の牧師たちに統一教会の「原理」、「勝共理論」、「統一思想」とその他の書物を配布しました。そのようにして、アメリカのすべての聖職者に配布したことが問題になりました。今でも問題になっています。

 牧師といえば、大抵大学院を出ていなければなりません。なぜなら、神学大学は大学を卒業したのちに行くようになっているからです。ここには四年制の神学大学というものがありません。ですから、牧師は学問的に見ても水準があるので人はその話を信じるのです。また、彼らの学んだ経綸から見るとき、書物からその骨子を抜粋するにおいては、彼らは本当にチャンピオンです。今、そのような人々が原理を学んでいるのです。今、CAUSA運動を中心に七万名の教育が進行しています。その過程が三分の二の段階を越えました。この七万名の教育さえ完全に終われば、アメリカのキリスト教を一つの方向に完全に統合させることができます。

 ここではお互いが教派を超越するのです。そして、超教派的な運動を中心としてアメリカの宗教界が一つの所で調和するのです。今からはそのようになるのです。今後、政治家も「統一思想」を研究しなければなりません。そのような段階になりました。根本をいえば、今はアメリカのキリスト教とアメリカ自体が、統一教会と同じ方向をとるようになっています。レバレンド・ムーンが行くがままに従ってきているのです。

 「国を生かそう」ということで一つになるのです。それで、今七万名の牧師にほとんど連絡がなされて、彼らがすべて教育を受けた段階にいるということは驚くべき事実です。エリヤがバアル神を屈服させたのち、七千名の群れを収拾したことと同じです。

 神様のみ旨を中心として、キリスト教を中心として七千名が氏族的基盤さえ築けば死ぬことはありません。それを蕩減復帰するために私が監獄に入っていき、そこでキリスト教の七千名をすべて収拾しておいたのです。七千名を教育しました。その基盤は国家的基準なので、そこでイエス様の立場を蕩減してあげなければなりません。また、エリヤの立場を蕩減してあげなければなりません。その次には、監獄から出てくると同時に、その基盤の上で「百二十日以内に、世界基盤を代表できる蕩減基盤として、その十倍の七万名を連結しなさい」と先生が指示したということを知らなければなりません。そのようにしなければ、蕩減復帰をすることができません。そのために、洗礼ヨハネがエリヤとして来たのです。世界的代表です。

 それは北朝十部族のイスラエルと南朝二部族のユダが一つになるのと同じです。カインとアベルが一つになるのと同じ立場です。統一教会の二部族の霊と、今反対している北朝十部族の霊が連結されるのです。お互いが怨讐です。そのように立てられたこの国が統一教会と一つになってアベル圏に立ち、在郷軍人と国防総省さえ完全に連結すればよいのです。国防総省は一遍に連結されるはずです。国務省はカイン側です。カインとアベルをそのように復帰していくのです。


アメリカ在郷軍人と国会議員の教育


 現在、アメリカ軍において、退役将軍、陸海空軍の大将がすべてCAUSA教育を受けています。三月には、五十州の多くの将軍たちが、みな在郷軍人の顧問となって在郷軍人を教育できるのです。そのような体制をつくっておきました。

 今、アメリカにおいて、一月の七日と八日の二日間に、アメリカ五十州の退役将軍、すなわち長という名前、ゼネラル(general:将軍)という名前をもったすべての人々が集まり、CAUSA教育を受けました。すべて合わせると約二千名になるはずです。三月の末からは、在郷軍人協議会のもとで教育段階に入っていくのです。今、在郷軍人会長団をしている人々、大佐出身の人々が出てきています。この人たちを顧問団にして、五十州ならば五十州において陸海空軍の退役将軍を集めて「自分の故郷を中心として郷土防衛のための強化運動をしなさい」と言うのです。

 彼らは政治的に教育を受けた人々です。彼らは自分の故郷に戻っている在郷軍人ですが、大部分が第一次大戦の時の将軍です。数百万に上るそれら在郷軍人たちは、すべて名のある将軍クラスの人々です。大将や中将もいます。そのような人々をすべて連結してあげるのです。今彼らは、先生がいなければアメリカを生かすことができないということを知っています。今後、ここに来る時には、それら陸海空軍の大将たちを私が連れてくるかもしれません。学者の中にも、先生が「しよう」と言えば、すぐに行動に移す人たちがたくさんいます。このように組織編成をして、今は在郷軍人を結束できる基盤を築きました。また、これをしただけではいけません。

 その次には何をしなければならないのでしょうか。五十州の上院と下院の議員を連結しなければなりません。七千名以上になる議員のうちの三千五百名以上を四月が過ぎる前に教育するのです。その半分以上は優秀な人々です。三千五百名のうちの大部分は、今後中央政府の首都ワシントンD・Cの国会に連出していく人々です。上院クラスで活動することができる部類に属する人々です。

 彼らはすべて選挙区の基盤を通じて、州の上院議員になるのです。彼らは、地方選挙区の組織責任者です。そして、ここで優勢な人は自然に中央に行くのです。ゆえに、半分以上の教育を四月までに終えなければなりません。今年は国会議員の選挙をする年ではありませんか。総選挙に二年先立って国会議員選挙が行われるのです。

 それで今、上下両院の議員七千名のうちの三千五百名を今回の選挙が終わる時までに教育しようとしています。第一次としてアリゾナ州で行いました。そして、三月二十七日と二十八日に第二次に入っていきます。全員をする必要はありません。優秀な人たちだけを選んで糾合するのです。今後中央情報部や国会議事堂に進出することができる組織をもった人たちだけを糾合するのです。このような編成をして、組織的な体制を整えなければなりません。今までは個人的な闘いをしてきましたが、今はもう個人の闘争時代は過ぎ去りました。


「インサイト」と「ワシントン・タイムズ」の威信


 情報戦において落伍した民族は生き残ることができません。利益となる方向を見つけることができません。今からの二十一世紀は電子文化の時代です。転換の時代が来ます。今からは情報において落伍しては何もできません。それで、「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」がいくら「情報を下さい」と言ってきてもあげません。「ワシントン・タイムズ」の情報は正にリアルタイムです。ソ連に悪いことが起きれば即座に分かります。世界の奥深い情報は「ワシントン・タイムズ」に押し寄せてくるのです。

 それに現在、「インサイト」(Insight)という雑誌が三ヵ月で三十五万部を突破しました。八五年の十一月から八六年の一月の三ヵ月で三十五万部を突破しました。「ワシントン・ポスト」がつくる「ニューズ・ウィーク」誌や「ニューヨーク・タイムズ」がつくる「タイム」誌を読んでいた人々がそれらをほうり投げて、レバレンド・ムーンがつくる雑誌に切り替えて読んでいるのです。そのような運動が展開しているのは事実です。二年以内で二百七十万部を突破することでしょう。このようにしてアメリカを指導するすべての思想的な方向を正しい方向に導いてあげようとしているのです。

 「ワシントン・タイムズ」は有名です。来週の水曜日に大統領夫妻が「ワシントン・タイムズ」の編集局長の家を訪問するということで、今その準備をしています。それだけホワイトハウスが私の世話になっているのです。「ため」に生きてきてみると、どこまで「ため」に生きるようになったのでしょうか。レーガン大統領も私の世話になりました。私が反対すれば大統領になることができなかったということを彼自身が知っています。今は自分の位置が安定し、そこに実用主義者や共産主義者など、様々な人々がつながってきているので、先生に対しては知らんぷりをしているのです。本当は知らないわけではありません。それで、そのようなことを表示でもしなければならないので編集局長の家を訪問するのです。警備要員が保安問題のためにその家に来てチェックし、「これはいけない。これは良い」とやっているのです。アメリカの大統領がそこまでしても来なければならない立場に立ったのは誰のゆえにでしょうか。ボルシュグラーヴのゆえにではありません。レバレンド・ムーンのゆえにです。

 その威力のことを言えば大変なものです。レーガン政権の首脳部といえば、閣僚を中心としたその背後のすべてのものが連結されているのです。権力世界においてすべてのものを左右するものはFBIとCIAです。FBIとCIAの局長は一日に三回連絡をしなければなりません。なぜそのようにするのかというと、政策方向を報告しなければならないからです。全世界の莫大な情報をすべて収拾しなければなりません。そのFBIやCIAに入ってくる情報がすべて「ワシントン・タイムズ」にも入ってくるのです。

 ところで、この情報の中から必要なものを選択しなければなりません。選択するのですが、FBIが選ぶものとCIAが選ぶものと「ワシントン・タイムズ」が選ぶものは違います。新聞社の中では、政策面で社会を代表して答弁してあげることができる機関はただ一つしかありません。現在、アメリカの言論機関は千七百五十社を越えます。その数は大変なものです。しかし、それらの言論機関はすべてリベラル系統です。ゆえに、彼らとは相談できないということをよく知っているのです。

 私たちの新聞社である「ワシントン・タイムズ」は、アメリカのCIAが知り得ない世界の奥深い情報まで探り出しています。また全世界の国、がアメリカのCIAよりも「ワシントン・タイムズ」のほうを信じて、すべての情報を「ワシントン・タイムズ」に教えるのです。なぜなら、彼らはその情報を世界的な言論機関である「ワシントン・タイムズ」に発表してもらうほうが政策遂行に有益だということを知っているからです。「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」のような新聞は左傾的な新聞なので、民主世界の先進国がいくら共産世界の秘密を発表してくれることを望んでも、それらをすべて握りつぶしてしまうのです。

 しかし、「ワシントン・タイムズ」はそれとは正反対です。世界的な事件であれば、ソ連が不利になり共産世界が不利になる話であれば即座に発表してあげています。それで、世界の情報発信源ではどのようなことをしているのでしょうか。「ワシントン・タイムズ」の中には、一般記者と統一教会の記者がいますが、情報を報告する時に、統一教会の記者あてに報告をすれば、すぐに発表されるようになっているのです。ですから、ソ連に対する今後の自国の外交政策の秘密をすべて統一教会の記者に報告しているのです。

 それゆえに、CIAやFBIが情報を総合してレーガン行政府に報告する時は、必ず「ワシントン・タイムズ」の編集局長の検閲を受けるようになっているのです。ですから、情報世界の先端に立っている立場を維持しなくては世界的な組織活動をすることができないということを、このことが物語っているのです。

 最近アメリカのトップクラスでは、レバレンド・ムーンが韓国に行ってしまうのではないかと案じているのです。「ワシントン・タイムズ」の編集局長だけを見ても、先生が行って二週間もすれば「ああ、もう帰ってこないのではないだろうか。いつ帰ってこられるのだろうか」と言いながら毎日毎日問い合わせてくるのです。なぜでしょうか。自分が困るからです。世界の問題や共産党の問題の処理方法が分からないのです。私に聞けば、さっさっさっと三分以内ですべて答えてあげるのです。そのように話してあげれば、それがあとからはそのまま一つ一つぴったり的中していくのです。ですから、有名になるのです。


国際安全保障会議

(一九八六・四・一三〜一五、日本、東京)

 一九八六年四月十三日から十五日まで、日本の東京で、国際安全保障会議が開催された。

 今回おもしろいことに、国際安保大会をする時、アメリカの国務次官と国防次官補が参加したのです。SDI(戦略防衛構想)問題において、日本が「ノー」と言えば、今後戦略的な面において大きな問題となるので、これをコントロールするために私が背後にいるのです。

 それで、国防次官補と国務次官をすべて引っ張ってきて、日本の首脳部と協定させるのです。最初、私たちが会議をするということを日本の外務省にも通知しました。しかし、彼らは「フン」とあざけったのです。それで今度は、駐日アメリカ大使館の人たちに「あなた方が次官を迎えて体面を立てなければならないのではないですか」と言ったところ、全員「フフン」と鼻でせせら笑ったのです。

 それで彼らは「ああ、勝共連合さん、どうか、うちの責任者と会うように取り計らってください」と言ってきたのです。会ってどうするというのですか。それに対して次官たちは「私たちは会議のために来たので、日本の外務省や大使館のことは知らない。会いたければ、あなた方が会議場に来なさい」とだけ答えたのです。そのようにして彼らがそこに訪ねてきて会ったのです。今、世界はそれくらい転換しているのです。


米言論人の東アジア事実調査旅行

(一九八六・八・一〜二〇、四十二名)

 一九八六年八月一日から二十日まで、アメリカの言論人四十二名が参加する中で、「世界言論人協会」主管の東アジア事実調査旅行が、ソウル、東京、北京、マニラ、台湾などの地で実施された。同旅行に参与した言論人たちは、関係人士たちと会い、ブリーフィングおよび招請講演を聴くなどの日程を送った。

 今、言論人たちが中共に行っています。ザ・ファクト・ファインディング・ツアー(The Fact Finding Tour)を中心として北京に行っているのです。そこではレセプションが開かれています。最近ではソ連のモスクワにも行ってきたりしています。皆さんは知りませんが、今世界を動かすための会議を続けているのです。

 「実態調査団」というものを聞いたことがあるでしょう? 私たちが言論界における四十名の有名な人を選抜したのです。全員アメリカ言論界の指導者クラスの人々です。皆さんが直接その名簿を見れば、恐れをなしていたことでしょう。驚くのではなく恐れるのです。そのような人たちを連れて、私たちが北京政府を訪問したのです。「どうか一度来てください! どのようなことでもすべてしてあげます」という約束のもとで、私たちがそこを訪問したのです。すると政府のスポークスマンが「今後すべてのものを開放する」という発表をしたのです。

 中共は、このような組織の背後にレバレンド・ムーンがいるということを知って、今レバレンド・ムーンに対して研究をしているのです。レバレンド・ムーンは反共指導者としてはナンバーワンですが、彼らもそのような事実をよく知っています。また、彼らが非妥協的な集団であるということも、世の中ではよく知られた事実です。しかし、今となっては、彼らも共産主義では希望をもつことができないということを知っているのです。ですから、彼らの現体制を変えるしかないのです。

 今、彼らはレバレンド・ムーンだけが唯一の希望の男であるということに気がついたのです。彼らはアメリカのものはそれほど好みません。アメリカはあまりにも腐敗しているというのです。彼らもそのような事実を知っています。役人の間ではひそかにわいろが行き来していることを、彼らもよく知っています。そのようなものは好みません。しかし、現実的には「いかにすれば自由世界の経済圏と手を結ぶことができるか」ということを考えざるを得なくなっているのです。また、それが彼らの唯一の希望であり、願いなのです。

 彼らの国家は社会主義国家です。社会主義国家ということは、国家がすべての財産を統制するということを意味します。これが問題です。自由世界の国がそこに投資する計画を推進し、中共もそれを歓迎して迎え入れたのですが、十五年後にはすべての企業を引き渡して故郷に帰ってしまったのです。自由世界の大部分の富裕な人々は、そのような中共の体制を願っていません。これが実際の現状です。

 先生はそのような彼らの立場をよく知っています。そこでここに投資をして道を開くのです。最初は何の条件もつけずに投資をします。数十万、数百万ドルまで投資しても問題ありません。捨てるものだと思って投資するのです。そのようにして餌を投げるのです。そして、それに食いついた時に釣り上げればいいのです。そのようにすれば、一時に十億の人民がかかってきます。自由世界の人で、そのように考えて百万ドルだけでも投資しようという人は誰もいません。レバレンド・ムーンはそれができます。

 そのようにして、その政府の輸出入関連の高位官吏がその実態調査回に対して最も経済性のある投資地域に関する報告をしてきました。また、公式的には高位官吏が中国駐在のアメリカ大使を訪問しました。彼らはそのようにしてアメリカのマッカーサー(元大使)を訪問し、ひそかにレバレンド・ムーンに関して尋ねてきたのです。その人は、私たちの活動をよく知っているので、彼らに一つ一つ説明してあげたのです。そのようなことがあったので、マッカーサーは「中共がそこまでレバレンド・ムーンに対して至大な関心をもっているとは思わなかった」と言って驚いたのです。

 今回、ウオーカ、のような者も、仕方なく自ら私たちのことを紹介しました。それくらい私たちが上がってきました。マッカーサー団長が二時間半の間そのような報告をすべて聞き、それに対して何と答弁したのかというと「あなた方には、ほかになすすべはありません。あなた方が生きようとすれば、レバレンド・ムーンをつかむ以外にはありません。その人の思想は技術の平準化です。彼は、アメリカがもち得ない基盤をもっているし、日本がもち得ない基盤をもっています。また、その背後には世界の学者がつながっていて、言論機関の最高クラスの人々もつながっています。これ以上の基盤はありません」と言ったというのです。そして、すべての報告を受け、帰ってくる時に、最後に朴普煕氏に要請しました。すなわち、中共の経済復興のための新しい案を私に依頼してきたのです。

 これは内緒の話です。(笑い)大韓民国の政府も知りません。アメリカ政府も知りません。今、アメリカを中心として、大学の経済学者たちが中心となって案を作成し、中共に派遣する計画が進行しています。


世界的な政治的影響力


 今回、もしニカラグアのモスキート・インディアンを迫害して追い出したことを記録した映画をPBS放送局を通して先生が全国放送させていなければ、ニカラグアに一億ドルを支援する投票は失敗していました。PBS放送局は機関放送局ですが、国立の放送局と同じです。その政府の放送局が「レバレンド・ムーンとCAUSAが一つになってこのようなことをしている」と言って反対をしたとしても、私たちの実績だけは否定することはできないので屈服するのです。

 その次は南米です。そこにある国、が今後ずっと健在であるとは言い切れません。将来に内紛が起きるかもしれないという障壁を崩すことができる方案がないのです。それをできる人がいません。ただ一人いるとすれば、その人こそ正にレバレンド・ムーンです。

 それで、そこの高位層の人々が先生を歓迎するのです。ブラジルを例に挙げれば、次の総選挙ではCAUSAの活動によって、百五十名の国会議員を当選させることができる段階に入ってきています。先生は、南米にそのようなブームをつくり、アメリカのような組織をつくろうと思っています。今、そのような準備をしています。

 それで、研究チームに拍車をかけています。南米全体をそのようにすれば、その次には希望をもってまた進んでいくのです。遠からずそのような日が来ることでしょう。そのような準備段階に来ています。そこにいるプロジェクト・メンバーたちが、「難しいことは何もない」と言っているのです。そのような状況です。

 南米では「南米にはレバレンド・ムーンが必要だ! アメリカはどうして長いことそのようにしているのか」と思っているのです。今、コロンビアは大統領選挙の期間ですが、先生は、ある一人の食口に「二つの政党の指導者をすべて先生に連結させなさい」と命令しました。アルゼンチンも同様です。何のために先生はそのようなことをするのでしょうか。それは、神様のみ旨が生きて残らなければならないからです。アメリカがいくら反対をしても神様のみ旨は生きて残ります。今、先生が死んだとしても神様のみ旨は永遠です。先生は常に基盤を築いてきました。

 最近私は、ソ連の衛星国家にある私たちの情報組織を通じて「クレムリン宮殿に統一教会の調査局ができた」という報告を受けました。既にレバレンド・ムーンに対して指令が下っているのです。そのようなことを恐れる私だと思いますか。私が彼らに拍子を合わせるように見えますか。最後までやってみなさい。やればやるだけ彼らの終わりの日が近づいてくるのです。

 ヨーロッパのフランスにルペンという人がいます。この人は、右翼の中で最も恐ろしい人物です。そのルペンという人を私が操縦しているのです。ミッテラン政権をそのままにしておいてはいけないので、既に何年か前から私が工作をしてきているのです。先日、その人がイースト・ガーデンに自分の一団を連れてきました。そこで「君はこれこれこのようにしなさい」と訓示してあげました。そして「手を挙げて宣誓しなさい」と言ってそれを宣誓をさせてから帰したのです。

 そのようなことをするので、世界が問題です。私が「フランス大統領のために私が後押ししてあげるのではない。ヨーロッパの大統領になるのだ。そのために新党の代表をすべて連結し、その指揮下にキリスト教青年党をつくって、これこれこのようにしなさい! やりますか、やりませんか」と言いました。そのように言えば、「イエス」と言うようになっているのです。「ノー」とは言いません。

 そのようにしているのです。先生は素晴らしいでしょう? その部下たちが来て私の話を聞いてみると、アジア情勢や世界情勢を、どこの政党の党首も語ることができないような話でさーっと解いていくので、圧倒されてものも言えないようになるのです。それだけ先生に能力があります。


アメリカのCAUSA一千万会員の確保

(一九八六・九・一、活動開始〜二・二四、目標達成)

 真のお父様の命に従い、一九八六年九月一日からアメリカのCAUSA会員一千万名確保活動を開始し、十一月二十四日現在で一千四万八千名を完了することによって、目標を超過達成した。

 日本人とアメリカ人が主体と対象の立場に立つのです。そして、ある国会議員を応援する場合は、日本人とアメリカ人が団結して応援してあげられるように計画を立てなければなりません。私たちは、今誰と誰を支援しなければならないということを決定しています。

 今回、私たちの推薦する人たちのうちの百七十名だけでも国会に入っていけば、天の側に影響圏を転換することができる段階に入っていきます。その次に、一九八八年までに三百五十名を国会議員に当選させることができれば、国会は神様が願う方向へ向かっていくだろうと思います。

 多くの団体を動員して活動するのです。そして、すべての政治的見地から批判し分析した上で、誰かを選抜すれば、レバレンド・ムーンの指示のもとにあるすべての団体は、その一人を当選させることができるように応援しなければなりません。

 ですから、この選挙期間という激戦期間は完全体制に入り、命令をすれば五百三十五名を全員当選させるためにすべての力を集中させなければなりません。今、その準備をするのです。そのようにするために組織を編成していきます。ですから、今回戻れば、その五百三十五名に対してきちっと人員の配置をしなさい。そこで指名された人を押し上げてあげなければなりません。ゆえに、今までCAUSA運動を通じて連結した牧師たちを今後先発隊として活用しなければなりません。

 そして、CAUSA会員を大、的に募集しなければなりません。約一千万名の会員をいかにしてつくるのかというのです。一千万といってもアメリカ国民全体の二十四分の一にしかなりません。ゆえに、それは問題にもなりません。国民の四パーセントから五パーセントです。私たちが教育した七万名の牧師を中心として、彼らを先発隊として先頭に立て、訪問して一千万の会員を募集しなければなりません。

 アメリカでは勝共連合のことをCAUSAといいます。九月一日を期して、CAUSA会員一千万名の募集運動が始まりました。この運動が始まることによって、今アメリカに台風が吹き始めました。今から問題になるはずです。今年、一千万が選定されれば、三年以内でアメリカのすべてのキリスト教を連合させることができる運動の嵐が起きるはずです。

 今回、アメリカで一千万の会員を募集する時にサインした人たちは、自分たちでも分からないままサインをしたのです。なぜそのようになるのか分からないのですが、何となくサインしてあげたくなるのです。サインをしないで背を向けて百メートルも行けば、なぜかしきりに不安な気持ちがわいてきて「ああ、してあげればよかったのに」という思いになるのです。ですから、また戻ってきてサインをする人が本当にたくさんいたのです。それは霊界が協助してくれているからです。

 私がアメリカに到着した十一月二十四日の夕方に、その一千万名の募集がちょうど終わりました。日にちもぴったり合いました。そのポイントになったので先生が帰ってきたのです。それでは、今後この一千万をどのように消化するのでしょうか。私たちは、これを何としてでも消化しなければなりません。それで、先生はこれを消化するために、既に全国にいる三十五万名の牧師を中心として連合運動をさせ、今その牧師たちを韓国に連れて行こうとしています。それで、今「韓国に行こう」という運動を展開しています。七千名だけやればすべて終わると思っています。


アメリカ統一神学大学院の認可

(一九八六・二・二一、ニューヨーク州評議院)

 アメリカで、統一神学大学院の認可を受けるために裁判もするなどの紆余曲折の末、一九八六年十一月二十一日、ニューヨーク州評議院の認可を受けた。これによって、神学科と神学教育科の二つの科で修士学位を与えることができるようになった。

 では、一つニュースを伝えましょう。ベリータウンの神学大学がきのう二十一日の夕方に認可されました。そのために十一年間闘ってきました。ニューヨーク州の教育委員会を相手に、なぜ認可してくれないのかと、行政訴訟をかけたのです。学校設立の規定に基づき、施設から先生、学生に至るまで、すべてのものを整えているのです。ですから認可しないという法はありません。先生がどれほどアメリカから憎まれていたかを考えてみてください。

 それで、訴訟をかけて私たちが勝ちました。一審で勝ちました。控訴で二審に上がっていきましたが、二審でも勝ったのです。その次には、最後の三審にまで上がっていきました。三審まで負ければ、国としての格好がつきません。ですから、そこで棄却させました。それで、何と言ったかというと、「お互いに争わないで、ニューヨーク州の教育委員会と統一神学大学院が話し合って良い方向に解決しなさい」と言ったのです。そのようにして棄却させてしまいました。棄却させてから四年目です。

 ところが、理事会を開かなければならないのに「人が足りない」と言って、すぐに解決せずにしり込みをしたのです。人が足りないわけはありません。既に誰と誰が参加したのか、すべて分かっているのです。あれやこれやと言い訳をしながらうそをつくのです。それで、これではいけないということで、再度告訴状を書いて突き出しました。問題の群れは何かというと、ユダヤ人やアングロサクソンの白人といった、いわゆるアメリカのスーザリン(suzerain:属国に対する宗主)という者たちです。レバレンド・ムーンが神学校をつくれば大変なことになるというのです。

 なぜそうなのでしょうか。神学校の認可さえ下りれば、アメリカ人がその神学校に入って勉強する期間は政府がお金を援助してあげなければなりません。「神学校で勉強する」と言えば、政府の保証のもとで銀行からお金を援助してあげるようになっているのです。そのようにして、卒業をしてからそのお金をいくらずつ返していくのです。また、返す能力がなければ、特別な学校であれば、二年から四年の間公職で忠誠を尽くすことによって、いくらかずつ控除してもらえます。蕩減してしまうのです。

 ですから、アメリカの若者を神学校に連れていって勉強させようとするのは分かりきっているのです。それだけなく、アメリカで完全に認可さえ下りれば、その認可された学校では、世界中の多くの学生を連れてくることができます。「この者は我が校に入学した」という入学承認書さえ出してあげれば、それをアメリカ大使館に持っていって「ビザを出してください」と言えば、ビザが出るようになっているのです。大使館が「ノー」と言うことはできません。そのようになれば、全世界に広がっている五色人種がすべてベリータウンに押し寄せてくることは分かりきっているのです。

 また、その学校を卒業すればどのようになるのでしょうか。どこの教会に行っても牧師をすることができます。ただし、その教会が望まなくてはなりません。軍牧(注:軍部隊付きの牧師)のようなものは、儀礼的に配置するようになっています。軍牧たちの中にも、教派を代表する牧師がいるのです。統一教会もその中に加わるようになります。(拍手)

 それだけでなく、アメリカの各重要機関にも必ず牧師がいます。各州の上院や下院にも牧師がいます。また、大きな大学や州立大学にもすべて牧師がいます。それ以外の公館や行政組織の機関の背後にもすべて牧師がいます。私たちの神学校を卒業すれば、そのような所にも行くことができる資格をもつのです。「あなたは来ることができない」と言うことはできません。そうすると、どのようなことが起きるのでしょうか。統一教会の思想に圧倒されない人はいません。それを彼らはすべて知っているのです。

 それで、文先生を何が何でも政治的な反逆者に仕立て上げ、捕まえてさっさと処理してしまおうとしたのです。その当時は、私の翼が体にぴったりくっついて動くことができませんでした。しかし、ダンベリーに入り、そこから出てきたのちには翼が開き始め、今は自由に飛んでいるのです。彼らはそれを知っています。ですから、激しく反対したのです。決死的な反対です。

 それで、十一年の間闘ってきたのです。アカデミーの力が強いのです。彼らに激しく抗議させたのです。「誰、という有名な博士や優秀だという人たちの所にたくさんのプラカードを持っていってまくし立てなさい」と言ったのです。手紙を書き、電話をして抗議しました。そのような嵐が起きました。今まではそのようなことをしませんでした。力比べをして勝ってはいけないからです。ゆえに今まで彼らは、彼らのしたいことをそのまますべてしてきました。ですから、今からは私のする番です。

 教育委員会の理事は十五名です。アメリカは民主主義方式なので、教育省だからといって自分勝手にすることはできません。その地方の有力者であり権威ある人たちが代表となり、その人たちが集まって決定をするのです。もちろんそこには機関の代表も、社会の代表も何名かいます。それらの人たちが理事会を開催し、投票によって決定をするのです。そのようにして、アメリカの歴史において最も長い期間を通して神学校の認可を勝ち取ったのです。今からはすべての門が四方に開きます。


七 世界の重点事業の促進


一和メッコール事業の拡張


 今回、一和に何の話をしたかというと、全国にいる勝共連合の面支部長の数は三千四百人です。一和のメッコールの車を起亜産業に三千四百台注文しなさいと語りました。統一教会の活動が統一教会の活動だけで終わってはいけません。愛国運動をするのですが、愛国運動をする人が一文なしになってはいけません。金日成がお金をもって韓国に下りてくることに備えるために、経済的な面において利益となる環境体制を強化しなければなりません。

 皆さんが一度メッコールを飲めばやみつきになります。マンモクタ(注:やたらに飲む)ということでメッコールとしたのです。(笑い)メッコール旋風を巻き起こすのです。では、どのようにするのでしょうか。六ヵ月間は代理店の力量に従ってすべて無料で配給してあげるのです。そのように配ってあげ、七ヵ月目からは、月初めに配給してあげた数量以上を現金で本社に注文するようにさせるのです。代理店は六ヵ月の間小売店からお金を受け取ったのちは、本社に現金で注文しなさいというのです。

 そのようにすれば、自分たちだけではお金を引き出すことはできません。そのようにしておいて、すべて売れば相当なものになります。

 ここで利益を得てどうするのでしょうか。今年、韓国では、清涼飲料水の販売額が約六千億に達するはずです。そして、二年から三年以内で、約八千億から一兆ウォンまで売れる段階に入っていくと考えています。ですから、この清涼飲料水の市場を掌握するのです。

 そして、この面支部長は、下においては里支部長や班長とも通じ、また郡に所属している統や、道に所属している洞や統とも、すべて関係を結ぶことができる中間の立場にぴったり位置しているのです。ですから、これさえしっかりつかんで組織して連結すれば問題はありません。

 きのう私は一和のメッコールを作る工場に行ってきました。土地を購入しなければなりませんが、それをどこに買うのでしょうか。メッコールは清涼飲料水ですが、これはまた健康飲料水です。

 なぜでしょうか。薬水(注:薬効があるという鉱泉水)で作るからです。椒井薬水です。板井薬水で作ったので健康飲料水としても売ることができます。ですから、普通のサイダ、とは違います。ゆえに、できれば椒井里の薬水が出る土地に拡大しなければなりません。それで、きのう一和に行って工場策定の基本形をすべて組んで、何と何をどのようにしなさいという背後の指示をしてきました。

 それで、何を作るのでしょうか。メッコールも作り、生水も作り、人参茶も作ります。それからメッコール・ジュースも作らなければなりません。オレンジ・ジュースやパイナップル・ジュースのようなものも作ります。甘くてさっぱりして、ちょっと苦みの効いたものです。(笑い)

 OBビールは金もうけをしてこの国を滅ぼすようなことをしています。斗山もコーラを中心としてそのようなものをたくさん売るので問題です。ロッテも金をもうけては、すべて自分の一族のためばかりに使って国のことは考えません。私たちは、国を生かし、南北を統一し、アジアを統一し、世界を統一するためにするのです。


統一産業の機械技術と世界技術平準化


 ドイツにも工場が三つあります。科学技術分野において、私たちが先端を走っています。日本の電子分野の大会社が私たちの研究室にいる研究員に対して「自分たちのすべての秘密研究室の門をすべて開いてあげるので、早く来て教えてほしい」と頼んできているのです。そのようにして彼らを迎え入れようとしています。

 皆さん、今ここで開催されている博覧会に行きましたか。統一産業の機械がそこに展示されています。行ってみましたか。江南の三成洞で行われている工作機械の展示会に一度行ってみてください。そこに展示されたものは皆さんが初めて目にするものですが、その背後には血と汗のにじむ闘争の歴史があり、悲惨な歴史があるのです。

 そのようなことを準備したので中共を釣り上げることができるのです。中共は私の力を絶対的に必要としています。南米もそうですし、今後アフリカがそのようになっていくはずです。私は、技術平準化運動を主張しているのです。南米にそのようにすれば、アメリカが私に反対するということも知っています。

 私がアフリカを育てれば、ヨーロッパ諸国がすべて私に反対することでしょう。先進国の文明を支えている原資材の補給をすべて断ってしまうようなことをするのがこの文なにがしです。「お前たちはそのようにしてすべてを搾取してしまおうとしているが、そのようにはさせない」というのです。平準化です!

 ですから、思想的平準化、科学技術における平準化、経済問題の平準化、それから情報の平準化運動をしなければなりません。

 先進国の者たちが座ったままで、後進国家の人々を自分たちの思いどおりに殺したり生かしたりしてきたのです。私は、そのようなことを許すことはできません。私にはこの世界を守るべき責任があります。それをしようとすれば、それだけの基盤を築かなければなりません。夜が来ようと、雪が降ろうと私は準備をしなければならないのです。そのようにして先生は、死ぬ前に、生きている間にこれら多くの基盤を築いたのです。

 江南KOEX展示館において、機械類では統一産業が最も多く展示しています。統一産業は、今から三十数年前に青坡洞の前本部教会の路地裏で始めたのです。その畳四畳半ほどの空き地で、機械一台をもって始めたのです。それも日本人が使ってほっておいた旋盤だったのですが、その時のお金で七十二万ウォンを出して買ったのです。それが統一産業の始まりです。その機械は一心石材でまだ使っています。

 そのような話を誰が信じますか。話だけで、すべて流れていくものだと思っていたはずです。そのような話を本当に信じていれば、統一産業で仕事をした人たちが今日離れるようなことはなかったはずです。出ていかなかったはずです。しかし、三十数年が過ぎた今、その時に先生が言ったことがすべて成就しています。ドイツの技術も掌握したのです。ドイツ政府も驚くほどの基盤を、完全につかみました。

 そのようにしたので、今は統一産業を中心として中共の開発が可能なのです。現代科学技術において中共が必要とするものをもっているのです。彼らが先生の言うことさえ聞けば、二十年ないし三十年は飛び越えるのです。自分たちだけでいくらやったところで、ついていくことはできません。それで、中共に対する投資問題を計画しています。

 統一産業の技術は、すべて十五年前から着手しました。製品は二年前か三年前に出しましたが、研究は既に十五年前から着手していたのです。それをするために日本やドイツ、アメリカなどの先進国家に食口を動員し、有名な会社に入れて技術を習得させたのです。そのようにしたのちに再び呼び集めてその技術を集約し、その上で跳躍したのです。飛躍しなければなりません。

 そのような基盤を築いてきたので、現在ではレバレンド・ムーンの産業観などを大学で学び、修士や博士過程で学んでいる人たちが問題視する段階に入ってきました。思想はもちろんのこと、政治観、経済観、工業観など、すべてのことを問題視する段階に入ってきたのです。それで、既にアメリカでは、私のことを研究して博士学位をもらった人が数十人に達します。


水産産業とアメリカ全域に日本食堂の拡張


 太平洋でのツナ釣り、千三百ポンドにもなるツナがかかってくるそのおもしろさは何物にもたとえようがありません。千三百ポンドといえば、私の体重の七倍です。そのようなものがこの細い釣り糸にかかって釣れるそのおもしろさというものは、男性として死んでも買うことができないものです。ああ! それは考えただけでも、多血質のレバレンド・ムーンの気が狂うほどなのです。何と表現すればいいのでしょうか。とても刺激的なのです。

 そのツナ釣りの世界チャンピオンは誰かというと、この私です。それでは、どのようにすればそのようになるのでしょうか。研究をしたのです。人が十年かけてするものを、私は三ヵ月以内でそのこつをつかむのです。

 今、南米の大西洋を中心としたツナ釣りの船は、すべて五大洋でツナを獲っています。南米だけでも八十数隻です。海老部隊は、私たちの工場で造った船で獲っているのです。

 私はアメリカの水産業についても二十年間の計画をしています。二十年間は、赤字を出しながらも投資しなければなりません。そのようにして基盤を築いて利益が出てくれば、そこにはもう誰もついてくることはできません。先生がそのような考えをもっているので、今は悪口を言われたりしているのです。そのようにしながら、魚の養殖のようなことも準備しています。今、陸地で鶏を飼ったり、牧場をしたりするのが問題ではありません。今後は地球の汚染問題のために、煙を出さず、においを出さないように魚を生で食べなければならない時が来るのです。

 それから、日本の食口を中心として、水産業の基盤を完全に定着させようと思っています。食堂と水産業を定着させ、広大な基盤をつくらなければなりません。アメリカの青年やアメリカの政府は、この水産業に対しては関心がありません。

 アメリカ人とアメリカ政府は、魚が好きではありません。ですから、アメリカ人はアメリカで魚を販売する組織が出てくることを願っています。今、私たちがそれをしているのです。そのことを政府も知っていて、気分を良くしているのです。「あー、あの人たちが希望だ!」と言って間接的に後押ししてくれています。そして、全国各地に水産業をしている日本の食口がいます。彼らが一番になりました。アメリカ政府や水産業の関係当局などのすべての人々がそのことを知っています。彼らは、それを心の中では歓迎しています。日本人だけがこの事業を米国の地に定着させることができる唯一の希望だ、と思っているのです。

 食口は、このオーシャン・チャーチ(Ocean church:海洋教会)が好きではありません。「水産業をしなさい」と言えば、みな逃げていくのです。それで、今先生の計画は、アメリカ中に早く一千軒の日本食堂をつくることです。現在の二倍以上が必要です。それで、緊急に資金調達をして百軒をつくる運動をしているのです。百軒つくれば三百軒はすぐにできます。三百軒できれば、その三倍である一千軒にすることは問題ありません。

 一つの食堂に三名を配置するのです。しかし、考えてみてください。少なくとも一つの日本食堂には八人が必要です。では、三人でどのようにして経営していくのでしょうか。アメリカの若者をそこに連結すればよいのです。それは難しくありません。簡単なことです。食堂に連結して私たちの要員にするのです。

 それで、日本の食口はそれを「食堂教会」と言っています。(笑い)水産事業教会、オーシャン・チャーチは魚を釣る教会であって、魚を売る教会ではありません。しかし、これは魚を売る教会です。そのような概念をもっています。私たちはどのような所でも伝道するのです。これは、私たちの義務です。


日本の活動と霊的役事


 神様は、正しい神様です。統一教会の文先生の教えは、正しい道です。日本統一教会を例に挙げてみれば、今日本が経済大国として誇るようになったのは、統一教会の食口たちが食べるものも食べず、着るものも着ないで文先生を助けようとしたからです。そのようにしたので、日本が祝福を受ける国になったということを私は知っています。最近、私は「日本の財閥が統一教会のために投資をしなければ日本は滅びる」と言いました。国を代表して天倫の行く道を協助する群れや教団があれば、その群れや教団によってその国は恩恵を受けるのです。

 私は、「お金を集めよう」と考えてみたこともありません。み旨のために生き、み旨に狂ってお金を使っているとお金ができていたのです。

 自分の先祖が前の晩に夢に現れて「あしたの朝、物を売りに来る人がいれば、その人の言うがままに買わなければならない。絶対に交渉をしてはならない」という命令が下りたというのです。それで、私たちの要員がその家に行けば、入るや否や門を開けて歓迎したのです。また、ある所に行くと敬拝をしたというのです。それで「どうしてこのようなことをするのですか」と聞くと、「昨晩、私の父母が夢に現れて『我が国の王よりも貴いお客様が来られるので、お前はあらゆる精誠を尽くしてそのお方を迎えなさい』と告げたのです。ですから、敬拝するのは当然です」と言って迎え入れたというのです。

 そのような意味で統一教会のことを恐ろしいというのです。組織編成において、私たちは専門家です。

 しかし、今共産党の組織がすべて四方を取り囲んでいます。日本においてはそのように共産党組織があり、また国粋主義的伝統思想を基盤にして組織をつくっています。そのような状況の中で、私たちはそのすき間を見つけながら大きくなっているのです。しかし、要員を一箇所に入れ込むことはしません。ゆえに、いつでも整理できるのです。三時間以内にぱっと整理できる訓練をしているのです。

 昔は「鬼がお金をつくる」と言ったでしょう? 二十世紀の統一教会にそのような鬼の梶棒があるのです(注:鬼の棍棒でたたくと金銀が出てくるという、韓国版打ち出の小槌のような民話が韓国にある)。それは、目にも見えず、お金をもった人々を動かして物を買うように仕向けるのです。そのようにして一度接触した人々は、私たちを絶対的に保護するのです。

 「(日本語で)ありがとう、ありがとう!」と言いますが、「あり」とは何ですか。蟻のことでしょう。蟻のように腰がくびれるほどに仕事をするのですが、死んで「ありがとう」と言ってどうするのですか。(笑い)日本人は腰が曲がるまで仕事をして、穴を掘って掘って掘りまくって仕事をします。そのようにしてエバの恨みを解いてあげなければなりません。そのようにしてこそ経済圏を握ることができるのです。












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第二節 一九八七年 祖国統一 (一)

真の御父母様の生涯路程 8


第二節 一九八七年 祖国統一 (一)


一 一九八七年の出発と摂理的意義(一九八七・一・一、ニューヨーク世界宣教本部)


元旦の祝祷


 愛するお父様! たった今、一九八六年を送りました。今、新たに一九八七年の正月一日の元旦を迎えましたので、新しい年に新しい祝福の因縁を約束してくださり、栄光をもたらす三百六十五日となることができるように許諾してください。この正月から十二月までの期間、すべての試練と患難を除去してくださり、お父様が直接掌握され、指導される中で、計画したすべてのものが成就されますように許諾してください。

 キリスト教文化圏を中心として、全天下が一つの統一圏を成すことができた第二次大戦直後において、お父様の摂理を展開すべきキリスト教と、キリスト教を中心とした主権国家がその責任を果たすことができませんでした。あなたの足場を失ってしまったその日から、あなたがこの地上に送られた真の父母の因縁を中心とした息子や娘たちは逆に受難の道を行き、お父様は、四十年という期間を通じて四千年歴史を蕩減するという無念の道を再び歩ませられ、死の峠を越えさせてこられました。その曲折の事情を見守りながら、一つ一つ導いてくださったお父様の御苦労の前に感謝申し上げます。

 国家的患難時代と世界的患難時代を越え、ダンベリーを中心として一大清算作業をしなければならなかった一九八四年の曲折を私たちは忘れることができません。この事実を知っている私たちは、一九八五年と一九八六年の新しい時代を中心として蕩減路程を越えて勝利の旗を掲げ、新しいカイン、アベルを糾合するための歴史を展開しました。そのようにして、統一教会とアメリカのキリスト教が連合できる道を開き、世界の人々が統一教会を歓迎して一つになることができる基盤を築くようになりました。お父様、このような基盤を築かせてくださった恩賜に感謝申し上げます。

 今や新年を迎えました。私たちは再度襟を正し、御苦労されたあなたのみ旨の前に私たちのすべてのものをゆだね、あなたが命令されるままに動き、この国とこの民族をお父様の前に戻すことによって自由世界をあなたの懐に戻さなければなりません。そのような重大な使命をもって決意を固める新しい計画の前に、お父様、祝福をしてください。

 今ここにお父様が新しい旗を掲げてください。一九八七年こそは、世界の前に新たに統一教会を登場させ、私たちがもっているすべての力量を完全に発揮しなければなりません。その使命的時期が待ち望まれているということを忘れてしまわないようにしてくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。

 今、新年のお父様の祝福を願っているすべての人の上に、あなたが哀れみの愛と祝福を等しく分け与えてくださることを切にお願い申し上げながら、今年の標語である「祖国統一のためにあらゆる精誠を尽くすことを誓う私たちとなることができるように許諾してください。

 この統一のためには、誰かが愛の祭物となって愛で連結する運動をしなければなりません。すなわち個人ならば個人の事情において、家庭ならば家庭環境において、そして社会、国家、世界、全体の環境において、誰かが愛の犠牲的な祭物となって愛で連結する運動をしなければならないということを知っておりますので、この責任を果たして余りある統一の役軍となることができるように許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。

 今、新しい元旦を迎えて出発いたしますので、祝福の光と、愛の恩賜と、神様の保護が永遠に共にあってくださることを切にお願いしながら、このすべてを真の御父母様のみ名によって祝願いたします。アーメン。アーメン。アーメン。


年頭標語:祖国統一 (一)


 本来人間が堕落していなければ、神様が喜び、神様が好まれ、神様が楽しまれ、神様が愛することができる祖国をもっていたはずです。本来はそのようになっていなければなりません。この地球星が私たちの祖国だったのです。それがいわゆる地上天国です。

 そのようになっていれば、神様の愛を中心として関係を結んでいたはずです。ゆえに、神様が存在され、神様の愛がある限り、私たちは神様のことを知らずにはいられません。神様を知れば、神様の愛がどのようなものであるかがすべて分かるようになり、万民は兄弟の因縁を中心として一つの家族、一つの兄弟のようになって、一つの大家族を形成していたはずです。

 そのような神様の家族としてこの地上天国で生活した人々の行く所が、霊界の天上天国です。それが私たちの本郷の地です。しかし、人間が堕落してから今日まで、地上天国はできませんでした。そして、地上にそのような私たちの祖国ができなかったことにより、天上天国は空いているのです。天上天国に入った人がいないということです。

 今日、祖国が現れるためには、まず統一された基盤の上で統一された個人が現れなければなりません。統一された個人が現れなければ、祖国も現れません。統一された家庭を通じて統一された氏族、統一された民族、統一された国家、統一された世界が現れるのであり、そのようになって初めて祖国が現れるということを思う時、これがどれほど難しいことでしょうか。しかし、神様がいらっしゃる限り、いずれこの地球星をすべてファザー・ランド(father land:神様の王国)にしなければなりません。

 年頭標語は「祖国統一」ですが、それはどこからしなければなりませんか。祖国を統一しようとするならば、ある一箇所から統一していかなければなりません。このような立場から韓国を中心として、既にその形態は整えられています。しかし、南・北韓が分裂しているので、これを統一しなければなりません。

 それさえ成せば、世界を統一できる一つのモデルができるのです。東西の紛糾も、南北の格差も、サタンと反対の立場から天がつくった統一されたモデルが形成されれば、世界はここについていくことができる新しい運勢圏に越えていくだろうと思うのです。

 韓国はセンタ、と同じです。これさえ一つになればいいのです。ところで、韓国を一つにしようとすれば世界を動かさなければなりません。ゆえに、今私は世界を動かす運動をしているのです。日本とアメリカの二つの経済大国を束ねるのです。レバレンド・ムーンが日本に及ぼす影響圏は大きいのです。

 もう何年かすれば、アメリカも、大統領選挙をする時には、私に頼らなければならなくなるでしょう。そのような背景を整えながら、今韓国を一つにする運動をしているのです。それで、今年一九八七年は、全体に影響を及ぼすことができる年です。

 祖国統一の道を完遂して初めて世界が収拾されるということを知り、皆さんはこの問題を中心として祈らなければなりません。先生がアメリカでこれを早く整理すれば、その次には韓国に戻っていって韓国を救ってあげなければなりません。

 一九八七年を中心とした新年度の統一教会の標語は、「祖国統一です。この「祖国統一を漠然と考えてはいけません。その標語が「世界的であり、天宙的だ」となるときには、問題は深刻です。私たちは、この道を打開していく公式的経路を簡潔に示しています。すなわち、個人は家庭を克服しなければなりません。そして、家庭は氏族を、氏族は民族を、民族は国家を、国家は世界を、世界は天宙を克服しなければなりません。統一教会の行く公式的方法の提示も、このような摂理的過程の事実を中心として提示されているということを知らなければなりません。

 それでは、今年の標語が国家的基準なのか、それとも世界的基準なのかということです。ここにおいて、問題となる内的なアメリカの国民性と国を収拾しなければなりません。そのようにしてこそ世界へ越えていくのです。国におけるすべての苦痛を克服してこそ、世界の環境を消化することができるのです。このように行くのが公式路程だということを知らなければなりません。

 そして、それが「世界的なものを越えて天宙的だ」となる時には、この地上のあらゆる問題を克服しなければなりません。地上のあらゆる問題を克服して初めて、天上世界の問題を環境的に消化し、神様の愛の圏内に入っていくのです。


一九八七年前後の摂理


 今、レバレンド・ムーンは、韓国を中心として日本政府と中国政府を連結させる背後操作を行っています。また、アメリカと南米を中心として見るとき、南米には反米思想が濃厚にあります。レバレンド・ムーンが手を差し伸べなければ、南・北米の政治的混乱状況を是正し、それを連結することはできません。

 四十年前に韓国で、レバレンド・ムーンが一人で出発したのです。そのようにして四十年の間反対を受けながら、このような世界的な頂上基準をすべて連結したのです。その事実を考えてみてください。これは夢のような話であり、うそのような事実です。皆さんは毎日のようにレバレンド・ムーンに会っているので、ただそのようなものだと思っていますが、世の中の人が考えれば、これは夢のような話です。

 それで、世の中では、レバレンド・ムーンのことを「巨人だ」と言っています。「思想界の巨人だ」と言うのです。また、科学技術世界における巨人です。「いかに今後の科学技術の方向をつかんでいくのだろうか」と、ドイツ、日本、アメリカが注視しているのです。ですから、「ジャイアントだ」と言っているのです。それから、経済界においても、「金融関係や銀行関係や今後の経済世界の動向においてもレバレンド・ムーンはジャイアントだ」と言っています。また、言論機関や言論メディア世界においても「レバレンド・ムーンはジャイアントだ」と言っています。宗教界においてもやはり同じです。

 ダンベリー事件以降は、統一教会の新しい時代です。新しい世界的国家時代、新しい世界的宗教時代へ移行していくのです。一九八五年八月二十日にダンベリーから出てきたでしょう? ダンベリーから出てきたのちの一九八六年から三年間は、新しい分立時代です。世界的分立時代です。韓国の複雑な情勢を収拾し、日本における政治風土を操縦し、それを基盤として一九八七年を中心としてアメリカ政府に影響を及ぼし、アメリカの国家に影響を及ぼす作業が残っているのです。

 今までは、左側のサタン世界が上にありましたが、今からは右側がこのように上に上がっていきます。今年からはこのようになります。左側のサタン世界がこのように優勢だったのですが、今からはそのカインが下に来るようになります。山で例えれば、ここがこのように高くなっていたのが、今からの三年間でこのようになるのです。アベルが上に上がっていくのです。

 今世界は、統一教会のゴッディズム(Godism)の運勢圏内に入ってきました。一九四五年にキリスト教が責任を果たしていれば、七年で収拾できていたはずです。一九五二年には収拾されるはずだったのです。それが四十年延長されました。ゆえに、一九八五年から一九九二年までの七年間で収拾しなければなりません。世界がそのようになっています。七年を中心として見るとき、三年路程は八六年、八七年、八八年です。韓国の大統領も一九八七年、日本の首相も一九八七年に改選しなければなりません。それからアメリカも一九八八年であり、ドイツもそうであり、フランスもそうです。摂理の中にある国は、すべてこのようになるのです。

 四千年かけて、キリスト教文化圏が世界を統一できる政治風土の基盤を初めてもったのですが、そのすべてを失ってしまったので、これを再度つくりあげなければなりません。すなわちサタンが侵犯したので、これを再度つくって復帰しなければ理想世界へ行く道がありません。それゆえに、一九八五年まで悲惨な闘争を繰り広げてきたのです。そして、ダンベリーを中心としてすべてのものを清算し、一九八五年からは解放の七年間を迎えて出発したのです。七年間に向けて出発したのです。そこから三年、すなわち一九八六年、八七年、八八年の三年間で、アメリカの政治風土を改革し、天に行くことができる基盤を築かなければなりません。そのような重大な時代に入ってきているのです。

 アメリカを立てて何をするのでしょうか。私たちは、アメリカに定着して世界を支配しようというのではありません。これは、モスクワに行くための最後の作戦です。モスクワを解放しなければなりません。そのようにしてこそ神様が解放され、真の父母が解放されるのです。それから、ムーニーが解放されるのです。それから、迫害がなくなります。それから、世界に完全に平安の時代が訪れてきます。黒雲もなく、太陽時代も過ぎ去り、今後は王なる神様の愛によって輝く永遠の平和天国へ向かっていくはずです。永遠の愛を中心として平和の世界へ行かなければなりません! アーメン。


二 アメリカを中心とした世界的活動方向


世界家庭総動員(一九八七・一・一)


 一九八七年一月一日、新年の初めに、真のお父様は「一九八八年を二年後に控えた今年は、私たちの責任いかんによって、延長期間を経なければならないか、それとも新しい摂理的時代を迎えるかという重大な岐路に立たされた一年だ」と語られながら、すべての食口が動員されて総力戦を展開することを要請された。

 朝、式を執り行いながら先生が指示したことは、「統一教会のすべての祝福家庭は全体動員だ」ということです。総動員です。「エジプトにいた全イスラエルに告知し、イスラエル民族が一家庭ももれることなく動員されたように、キリスト教徒であるアメリカ国民全体に告知しなければならない」という指令を下したのです。今世界の人々がレバレンド・ムーンに反対しています。しかし、アメリカがレバレンド・ムーンに従うならば、世界も自然に従ってくるようになっているのです。この一九八七年に、私たちはそのような風上を造成しなければなりません。

 今年はすべての家庭を動員しなければなりません! 全体が動員されなければなりません。そして、この運動を三年圏内で全国的に展開しなければなりません。昔、韓国で家庭全体を動員したように、世界の家庭をすべて動員するのです。統一教会のような思想でなければ、アメリカを救い、自由世界を解放させることができないということをこの国民に植えつけなければなりません。今年はこのようなことをしなければなりません。

 以前、一九七〇年を越えて国家的な三年期間があったのと同じように、今は世界的な三年期間に入ってきました。ゆえに、三年はやらないにしても、今年だけでも家庭全体を動員し、この国を動かさなければなりません。

 そのようにして統一教会の食口やアメリカの国民、また既成教会の信徒が行かなければならない所がどこかというと、新しいイスラエルの国です。すなわち、カナンの福地に入っていかなければなりません。解放(一九四五年)後の四十年プラス三年ならば四十三年です。それが一九八八年です。イスラエル民族でいえば、四百三十年のカナン復帰です。統一教会は、反対するサタン世界、すなわちエジプトのような世の中から、四百三十年の代わりに四十三年を経てカナンの福地に行くのです。

 先生自らそのことをしました。四十年間の苦役生活をしたのです。四百年間苦役する代わりに四十年間、捕虜になったのです。王権をもたなければならない天の息子が捕虜となり、イスラエル民族がイスラエルの王と共に受難の道を歩んだエジプト苦役のような時代を経たのです。今度はアメリカのキリスト教とアメリカの国民を連れていかなければなりません。新しいカナンの地に移っていかなければならないのです。

 ですから、イスラエル民族がカナンの福地へ行く前に、羊をほふり、その血を門の柱に塗ったように、私たちも表示をしなければなりません。それで「アメリカの全国民はどこどこに向かって行かなければならない」という挙国的な国家運動を展開しなければなりません。羊をほふって血を塗ったのと同じように、霊界から来て協助することができる条件を立てなければなりません。霊界を動員しなければなりません。

 それで、統一の国、理想の国へ行くステッカーを作り、すべての都市に貼らなければなりません。都市ごとに十字を貼り、丸印を描く運動をしなければなりません。昔、エジプトにおいては歩き回りながらしましたが、今は歩いてすることはできないので、車を足にしてしなければなりません。いかなる都市、いかなる村も抜かすことなく、必ず食口が行って十字を貼り、丸印を描かなければなりません。十字がキリスト教であれば、丸印は統一教会です。

 今から六ヵ月以内に、日本のようにいくらでも貼る運動をやり遂げなければなりません。大きい木でもどこでも、人がたくさん見る所に貼り付けるのです。

 「この運動は愛国運動です。このようにすればアメリカが生きます。アメリカが共産主義に勝利し、すべての淪落から勝利することができます」と宣伝しなければなりません。そのように新しい運動を展開しなければなりません。愛国運動です。「統一教会へ行こう。統一祖国へ行こう。統一の世界へ行こう」という内容のポスターを四十ヵ国のすべての宣教国に貼るのです。全世界的にこの運動をするのです。


アメリカの指導者をアフリカヘ派遣

(一九八七・一・二、世界宣教本部、世界指導者会議)

 これからアメリカの指導者を全員アフリカに送ります。今から約二年間そこに行き、少し苦労をしてからアメリカに帰ってきなさい。そのようにすれば成果が現れるのです。このままやっていては成果が現れません。ゆえに、今からは全体動員です。動員命令に異議のある人は立って出ていきなさい。それでは、今から任命してもかまいませんか。(はい)。

 これは何のためにするのですか。愛国のためです。名前を呼ばれた人は立ち上がりなさい。呼ばれた人はうれしくてさっと飛び出してこなければなりません。仕方ないというように出てきてはいけません。(笑い)

 この人たちは、みなアメリカの最高リーダーです。今回、この人たちが目をぱちくりさせながら飛び出してきました。ゆえに、皆さんにはもうリーダーがいません。食べ残しを与えてはいけません。あげようとすれば良いものをあげなければなりません。そのようにすれば、受け取る人も褒めたたえ、神様も誇るのです。(拍手)

 今見ると、ここには若い人がとてもたくさんいます。この人たちがいるので、すべてのことがつかえて仕事ができないのです。「あの人がいなければ良い」という人がたくさんいます。(笑い)しかし、問題ありません。皆さんは何の問題もありません。未練をもたずにみな消えてしまいなさい。(笑い)先生が一人でアメリカに来てすべて復興させたように、皆さんもアフリカの一国を救うことができる資格者となったのです。そのように思います。ですから、アフリカに行き、一国を救ってこの国に戻ってくれば、その次には国と同じような州を救うことは問題ないはずです。

 この地を離れる人は、きょうこの時間から完全に未練を断ち切りなさい。少しの未練も残してはいけません。このように冷遇されて出ていき、そこで成功することができなければ出てくることは出来ません、この者たち。(笑い)成功しますか、しませんか。(成功します)。

 あなた方が出世するかしないかは、先生の手にかかっているということを知らなければなりません。そうです。良くやれば、今後世界の舞台が皆さんの舞台となり、できなければすべて消えてしまうのです。アフリカのどこに行こうと、今回一千万人のCAUSA会員の募集運動をした時以上にしなければなりません。約束して行かなければなりません。

 「やります」という人は手を挙げなさい。私は皆さんを信じています。指導者たちは既に準備していますか。今から行きなさい。これを「軍隊」と言うならば軍隊です。(歓呼)ですから、全員行って試練を受ければ、次には指示が下ることでしょう。修練です。これは修練なのです。


アメリカの聖職者および州議員の教育


 一九八五年四月十日から十六日まで実施された第一回「アメリカ・キリスト教聖職者訪韓統一原理セミナー」は、一九八八年七月までの十四回にわたり、七千八百名以上が参加した。またアメリカの政治指導者会議は、一九八五年十二月十五日から十八日まで、アリゾナのフェニックスで第一回会議を始めて以来、一九八七年度には第二回から第八回までを実施し、その翌年にも、同会議は継続進行された。

 今までCIAは、じっと監視しながら統一教会に反対してきました。しかし、彼らは、今アメリカに必要なものはキリスト教の再復興であり、キリスト教を再復興させるためには統一教会の「原理」が必要だということを知っています。また、共産主義を防御するにも統一教会の「原理」が必要であり、青少年が家庭破綻や淪落、そして麻薬やフリ、セックスなどで死んでいく中において、これを救援することができるのも統一教会の「原理」しかないということを今ではよく知っています。レバレンド・ムーンを除去すれば、アメリカの将来における希望の道がすべて断たれてしまうのです。

 今、どのようなことを行っているのでしょうか。アメリカは、自由世界のキリスト教文化圏を中心とした世界の指導的国家です。この国が反対することによって四十年を経てきたのですが、今は対等な立場からキリスト教の牧師を連れていき、それを統合する運動を行っているのです。また、この国を指導する人々を教育して統合する運動を行っているのです。今やキリスト教全体が「レバレンド・ムーン万歳!」と言い、また政治指導者たちが「レバレンド・ムーン万歳!」と言えば、問題は変わるのです。

 キリスト教を統一しようとするキリスト教の指導者がいるとすれば、その人は「レバレンド・ムーンと話し合わなければならない」ということが公式的術語になっています。また、アメリカが生きるためには、政治やあらゆる面でレバレンド・ムーンの思想に従っていかなければならないということが公式化されています。このような時になったので、今統一教会が主張することは、世界を代表し、天地を身代わりして「ゴッディズム」(Godism)、すなわち「神主義」を叫ばなければなりません。

 今年、アメリカの牧師六千名を連れてきて教育し、主管しようと思っています。そう、六千名を韓国に連れてくる計画です。そして、アメリカの州の上下両院議員数は七千名ですが、彼らは中央国会、すなわちキャピトル・ヒル(Capitol Hill:米国議会)に進出していく人々です。ゆえに、半数以上の議員を連れてきてしっかり教育すれば、完全に政治風土の方向が新しくなるはずです。そのようになれば、民主党と共和党の全体を主管することができるのです。その次には訓練し、キャプテンたちと連結させて民主党と共和党の全体を引っ張っていくことができるようにするつもりです。そのようにすれば、トップを引っ張って影響を及ぼすことができるのです。そのようにしようとすれば、軍部と協力しなければなりません。

 州の上院議員をあらかじめ教育するのです。民主党の州の上院議員と共和党の州の上院議員を一緒に教育するのです。そうすれば、彼らは「私たちは何としてでも一つにならなければならない。アメリカを生かすためには争ってはならない」と言うようになるのです。その数が増えれば、自然と中央政府には私たちの思想教育を受けた人々がますます入っていくようになります。現在、百五十人ほどが関係するようになっています。


家庭教会の組織と経済的活動


 今までの霊界は、特別な宗教を中心として縦的な連絡基準しかありませんでした。キリスト教についていえば、イエス様の愛の心情圏に到達するためには、四十日断食をするか、四十年の精誠を尽くした基盤がなければなりませんでした。少なくとも十年以上の精誠を尽くさなければなりませんでした。そのような基盤がなければ、縦的に連絡することができなかったのです。そのようにして、相対的基準の地上世界は、心情的拍子の相対基準が合う時まで関係を結ぶことができず、その基盤の拍子が合わなくなれば離れていかなければならなかったのです。これが、霊界が地上を主管することができない悲惨な現実でした。

 ところが、今まで先生が一代を中心として世界的蕩減路程を開拓することによって霊界はどのようになったのでしょうか。それが解放されたのです。世界的蕩減基準を立てたので、地上の世界的宗教基準を縦的に連絡した善の先祖たちが地上のすべての氏族、例えば金氏ならば金氏の氏族と関係を結んだのと同じことになるのです。宗教の因縁をもっていない数多くの氏族圏にまで拡大させて連結したのです。

 ゆえに、今日地上では、統一教会に入ってきて祈祷すれば、一週間以内で先祖たちが現れてすべて教えてくれるのです。そのような段階に入ってきました。それは何を意味するめかというと、今までは様々な宗教が世界的版図を築き、心情的紐帯によって縦的な行路を築いてきたのですが、横的版図を世界的に広げ、世界の果てまで連結してあげたので、霊界に行った先祖たちが氏族を中心として初めて地上に再臨し、協助することができる時代になったということを意味するのです。そのような世界的な版図を縮小させた基盤がホーム・チャーチです。では、善の霊たちはどのようになるのでしょうか。昔は、地上に来て協助すれば帰っていったのですが、今からは地上に定住するのです。

 ヤコブの歩んだ道はイスラエル民族が歩まなければならず、モーセの歩んだ道はイスラエルの国が歩まなければなりません。そして、イエス様の歩んだ道はキリスト教が歩まなければならず、先生の歩んだ道はムーニーが歩まなければならないのです。それは原理でしょう? そこに行って迫害を受けなければなりません。私が父母の立場にいるのですが、子供たちを苦痛の立場に立たせたので、私の一代でいかにしてその受難をすべて防ぎ、いかにして歓迎されるように、世界舞台において蕩減することができる期間を策定してあげるのかというのです。それがホーム・チャーチです。ダンベリー以降は、迫害の時代がすべて過ぎ去りました。

 今後レバレンド・ムーンがこれらの新聞社を買おうとしているのは、ホーム・チャーチ組織のためです。ゆえに、この部数を解決できる能力さえもてば、アメリカの大都市の新聞社はすべて統一教会が掌握するだろうと考えています。新聞王と言われているケネチエンのような者は、現在アメリカに八十数社の新聞社をもっていますが、それらはすべて人口が十万に満たない都市にあります。そこには放送局がないので、それらの新聞を売ってもうけているのです。これも長くは続かずに追い出されるのです。

 放送局がなくて地方のニュースが詳細に流れないので、その新聞を見ざるを得ないのです。このような実状を把握しているレバレンド・ムーンが、なぜニューヨークやワシントンD・Cの新聞社を経営しようとするのでしょうか。私たちは、ホーム・チャーチ組織を通してこれらを打倒し、占領しようというのです。それしかありません。そのようにしなくては生きる道がありません。

 ホーム・チャーチ組織が済めば、ホーム・チャーチで責任をもって活動する人は、いかにして経済的な生活問題を解決していくのでしょうか。先生はその方案について考えています。デパートで扱っている家庭用品を私たちが配達してあげるのです。大きなデパートに入っているすべての商店が「異端者レバレンド・ムーンが現れた」と言って大騒ぎする時が来るのです。私たちが完全に市場を占領するのです。一人が三百六十家庭だけ受け持ち、月に一度だけ配達してあげて五十ドルずつ受け取ったとしても、その利益は千七百ドルを超えます。そして、新聞料金の収入に関するものを合わせれば、二千ドルを超える収入をすぐにあげることができるのです。

 それで、今、韓国のミスター崔を中心としてバン(van:後部を荷台にした屋根つきの箱型自動車)を購入してその訓練をしています。科学的データからそれに対する統計を出し、実質的な準備を行っているのです。これが約七千名になれば、ニューヨークを完全に組織化するのです。約一千台のバンが物品を積んで配達をしてあげるのです。注文は電話で受け、注文を受けると同時に十五分以内に配達できる組織を一度つくってみようというのです。それは洋服から食べ物まで、また靴から眼鏡まで、あらゆるものを扱うのです。


み言選集の刊行と韓国語の勉強


 今後、アジアと連結するためには韓国語を知らなければなりません。韓国人を知らなくてはアジアを知ることができません。なぜでしょうか。韓国人はソ連や中共や日本などの強大国の狭間で訓練されているので、あらゆる国の特徴をよく知っているのです。ですから、韓国を知らなくてはアジアが分かりません。そのような意味で皆さんに「韓国語を学びなさい」と言うのです。韓国を小さい国だと思ってはいけません。地政学的見地から見れば、このように膨大な思想的影響をもっているので、韓国は今後経済分野や政治世界に影響を及ぼしていくことができるのです。背後にそのような基盤があることを知って勉強しておくと良いのです。日本人も、幼い時に韓国語を教えてあげれば忘れません。韓国語を学べば世界語をすべて学ぶことができるので、世界に通じることができます。ですから、韓国語を勉強しなければなりません。

 先生が韓国で生まれたので、「統一思想」や『文鮮明先生み言選集』を学ばなくてはなりません。これは、先生が日曜日に説教したものなどです。二百巻以上が出版されることでしょう。世界の学者がみなこれを学ぶようになっています。皆さんは原語(韓国語)を通して読まなければ権威がなくなります。これが、今後の新しい世界歴史、文化史において欠くことのできない思想的な座標をもっているという事実を知らなければなりません。

 先生は復帰摂理をなしてきています。この世の政治と経済、そして文化世界を基盤として神様の摂理を解いたということは歴史上になかった出来事です。今、世界の学者の中に韓国語を学ぶ人が増えています。レバレンド・ムーンのみ言選集を原語で読むためです。それは翻訳をすれば、権威はありません。皆さんはこれを原語で読むことができなければなりません。

 解放後四十年、第二次大戦以後の歴史発展とともに、今までこのみ言が発展してきたのです。今後、学者たちが皆さんに尋ねてくれば、何と答えるつもりですか。「先生のみ言選集の第何巻にこのようなみ言がありますが、あなたはこれをどのように考えますか」と聞かれれば、何と答えるつもりですか。これは、もうすぐ四十巻になります。二月の末までに四十巻が出されるはずです。

 今後一九九〇年からは、先生は韓国語で国際会議もしようと思います。どのくらい残っていますか。(三年残っています)。宗教の力でなければ一つにすることはできません。この本が一冊あれば通じることなのに、これを翻訳しようとすれば何百ヵ国語にも翻訳しなければなりません。百二十ヵ国の言葉に翻訳をすれば、それぞれが百二十冊になるのです。それはどれはどの損害ですか。未来世界に対してどれほどの損害かというのです。ですから、先生でなければ、これを一つにすることができる人がいません。韓国語を勉強しなさい。一生懸命に勉強するのです。


三 顯進様の聖婚と千三十一組の約婚


千三十一組の婚約

(一九八七・三・二七〜二八、ニューヨーク世界宣教本部)

 未婚男女の食口たちの約婚集会が、アメリカ、ニューヨークの世界宣教本部で、一九八七年三月二十七日午後に始まり、二十八日朝に終わった。総計千三十一双が結ばれた。

 世界的に一つの民族をつくるために、この世の結婚斡旋人に代わって、私が天の側の結婚斡旋人の役割をしていることを知っているでしょう? このような女性ならば、あのような男性が合っている、合っていないということが分かるのです。ぱっぱっとすぐに分かるので、今回も一日で千三十一組を結んであげました。

 「不満のある人は出てきなさい」と言えば、そのような人は一人もいません。どのようにすれば、このように内外がぴったり合うように結んであげることができるのでしょうか。いかにして先生がこのように一方に偏ることなく、ころころと転がっていくように結んであげたのかというのです。今回も一分に一組ずつ婚約してあげました。一分もかからず、四十五秒に一組ずつ婚約してあげたのです。皆さんにそのようなことができる能力がありますか。

 愛の道を探し求めていこうとすれば、男性は女性を探し求め、また女性は男性を探し求めていかなければなりません。それは何かというと、祝福を受けることです。未婚の女性も未婚の男性も同じです。それで、アメリカではどのような嵐が吹くのかというと、レバレンド・ムーン式の結婚観という嵐が吹くのです。これが問題になるのです。

 怨讐の国の国民以上にその国を愛することができる基盤を築かなくては天国の基地が現れてきません。今回、これを築き、アメリカの朝野にすべて知れ渡るようにしました。国境など、どこにあるというのですか。今回、千三十一組を祝福するのに五色人種がすべて集まりました。「では、黒人と結婚するという人は出てきなさい!」と言って、「ああ、言葉を誤った」と思いました。あまりにもたくさん出てきて心配だというのです。黒人はわずか四十名なのに、百五十名くらい出てきたのです。

 一つの愛の紐帯をもってすべてのものをつなぐ力は、文先生しかもっていません。それが現在、西洋人と東洋人を結婚させています。彼らは自ら願ってくるのです。そのようにして東洋人と西洋人を互いに結婚させた記録をもっている人は、先生しかいないでしょう? 黒人と白人々あるいはアジア人と黒人を一つに結び、心情圏で平準化させた人が先生ではありませんか。大韓民国がそのような基盤の上に立つならば、誰がこれを変遷させることができるでしょうか。

 次に結婚する時は、一〇〇パーセント日本人と韓国人が結婚するのです。今までは日本人と西洋人が一〇〇パーセント結婚しました。北韓と韓国が統一しようとすれば、慶尚道の人と咸鏡道の人が結婚しなければならないという話です。韓国の男性は、日本の女性をもらわなければなりません。そして、日本の男性は、韓国の女性をもらわなければなりません。そのように結婚させて韓日の一族をつくるのです。誰の名によってですか。神様の名によってです!


文顯進様−郭全淑様聖婚式

(一九八七・三・三一、ニューヨーク世界宣教本部)

 一九八七年三月三十一日、ニューヨークの世界宣教本部グランド・ボールルームで、真の御父母様家庭の七番目の家庭であり、歴史的にノアの八家庭型を合わせるその最後の方、である文顯進様と郭全淑様の聖婚式が、各国教会の代表およびアメリカの中心食口五百五十名が参席する中で盛大に挙行された。新婦郭全淑様は、三十六家庭郭錠煥−尹貞恩家庭の三女である。

 今からは新しい時代に移っていきます。顯進は年が十八ですが、今回結婚させてあげました。それで先生の家庭において、ノアの八人家族に相当する家庭祝福がすべて終わりました。この家庭的基準は、サタンが侵害するようになっていません。祝福家庭の基盤が侵害できない八数を完全に越えました。ゆえに、今からは天運が私たちを主管することができる時代へ移っていくのです。それで、三月末にこのような祝福をするのです。

 世界が歓迎する時代圏内に入ってきました。今からは霊界が統一教会を発展させようとするのです。先生がこの道を行く中において、どれほど多くの迫害を受け、どれほど多くの心的苦痛を受けたでしょうか。それをほとんどすべて越えたので、今は春の日が訪れてくるのです。そして、今後行くべき人は若者、すなわち二世たちです。それが私たちの時代です。そこに新しい思想を吹き込むのです。

 今までは、先生が歓迎を受けられる環境がありませんでした。今回帰ってきたのは、歓迎を受けると同時に自らの国を立て、世界の前に掲げることができる時代を迎えるためです。これは深刻な問題です。そのために、三月三十一日までにノア家庭のように息子、娘を祝福し、蕩減条件を完全に立てたのです。神様のみ旨の前に金城鉄壁に立てられた一族の基盤を破壊できる者はいません。サタンが侵犯したのは、その人たちがすべて交差していたからです。しかし真の父母の息子、娘として一つになった基準においては、誰も侵犯することはできません。絶対的です。それで四月になってその準備をしているのです。

 今回、顯進を結婚させてあげたのは、先生の六人の息子、娘が一つになり、その相対が一つになってお父様のために命を懸けるためです。そのようにすることによって天運を連結させ、韓国に来て南北統一運動をしようとしたのです。時が熟せば天運が動いて整備されるのです。


四 全面的な南北統一国民運動の展開

真の御父母様の帰国と摂理の時
(一九八七・四・九)

 一九八六年十一月二十四日に渡米された真の御父母様は、五ヵ月と十六日目である一九八七年四月九日、大韓航空便で帰国された。真の御父母様は、その間アメリカにおいて、第十五回「科学の統一に関する国際会議」、文顯進様−郭全淑様の聖婚式、一千三十一双の約婚を行われ、世界宣教を陣頭指揮された。

 先日、私はアメリカからここ韓国に来ることを予想し、先生の息子、娘の祝福をすべて終え、三月三十日までにすべてを終えました。そして、世界の指導者を集め、今から世界的な飛躍の時代に入っていくことを予告し、また統一教会の行くべき方向をはっきりと提示して指示をしました。その時、私がそこで主張したこととは、「左翼でも右翼でもいけない。頭翼が必要だ」ということです。頭のない民主世界、頭のない左翼世界は滅びるのです。マルクスがどれほど偉くとも、神様を身代わりすることはできません。また、アメリカの朝野を代表した大統領が、いくら全国民の支持を受けて民主主義的に選出されようとも、世界を指導することはできません。それは唯一なる神様の前に期待する以外にはないのです。

 今、大韓民国では、与党といわず野党といわず、デモをする輩たちもすべて元気を失い、希望が薄らいでいます。政府もそのような時であり、与党も野党もそのような時です。大韓民国において、すべてが息詰まっています。今は、この民族に「統一思想」を教えてあげるという、ただ一つの道しかありません。これができれば、ここから火山が爆発して活火山となって世界を覆うことができるのです。そのような火山が爆発することをこの民族は知らずにいます。そのような時です。

 それで、先生が来る前に既にこの人たち(朴普煕氏、郭錠煥氏)を大学街に送りました。縦的なカイン・アベルと横的なカイン・アベルが問題です。今、世界では縦的なカイン・アベルである父子の関係が破綻しています。また、縦的なカイン・アベルである師弟間の関係が破綻しています。これを整備しようというのです。

 ゆえに、大学を中心として先生と学生という縦的なカイン・アベルを完全に一つにしなければなりません。「教授が一番だ」と考えてはいけません。教授は、学生たちを白分以上に育て上げなければなりません。父母は、子女を無視してはいけません。真の愛を探し立ててくることができる後世の時代は、父母は子女を通じて訪れてくるのです。ゆえに、堕落した世界の父母は、子女を自分以上に貴く思わなければなりません。そのような時代に入ってきたのです。

 大学街では、みな何と言っていますか。最近は、はっきり明かして話をしても反対する者はいないでしょう? ですから、今は追い込まなければなりません。そのような契機をつくって追い立てていかなければなりません。今は左翼系列の意識化運動をしている者たちも「今まで国民は自分たちのことを支持していなかった」ということを知るはずです。「これ以上やっても自分たちに不利だ」ということを知るはずです。与党自体もこのままではいけません。今や時が熟したのです。ですから、私たちが行って追い込まなければなりません。


協会創立三十三周年記念礼拝

(一九八七・五・一、本部教会)

 一九八七年五月一日、協会創立三十三周年を迎え、本部教会で、六百名以上の牧会者たちが参席する中で記念礼拝を捧げた。この日、真のお父様は「神様は生きていらっしゃる」という題目のみ言を下さった。

 今から三十三年前を思えば、その時は一九五四年です。それは、先生が三十四歳になった年です。先生が生まれた年は一九二〇年ですから、三十四年を迎えた年です。三十三年を越える三十四年というものは、復帰摂理において、この世に来られたイエス様がみ旨を成就することができなかったその内容を受け継ぐ摂理的な数に該当するのです。そして、先生が三十四歳の時に出発し、教会の年齢が三十四歳を迎える時代が、きょう一九八七年五月一日です。

 先生が三十四歳を迎えた時、先生は新しい教団を編成すると同時に、大韓民国の民を前に教化運動を始めました。その運動の基盤が統一教会です。そして、統一教会の基盤を中心として三十四回目を迎える今、私たちは国家を越えて世界的な摂理の版図を確定する時として迎え入れなければなりません。

 ゆえに、統一教会が三十三年を越えていく一九八七年以降の世界は、イエス様が三十三歳で成し遂げようとされたみ旨を世界的に再現する時代を迎えていかなければなりません。言い換えれば、統一教会の蕩減復帰原理を中心として見るとき、ローマを中心としたユダヤの国と同じ版図が、今日この統一教団を中心として形成されなくてはならないのです。イエス様が氏族的基盤を備えなければならないのと同じです。

 それで、三十四年のこの時が来ることによって、国を取り戻して整理すべき時代圏に入っていくのです。ゆえに、全国民教育を目標として出発しなければならない時代になるのです。それで、今回、三月三十日までにすべてのものを終え、五月を中心としてすべてのものを決定して出発していかなければなりません。これに反対すれば、アメリカを攻撃させるようにします。

 新しい建国、創建の理念をもって、私たちが神様の本質的な伝統を受け継ぎ、新しい伝統を確定すべき使命を果たしていかなければならない時代が来ました。そのような時代が来るがゆえに、三年間準備してきたのです。そして、一九八七年のきょう、南北統二国民運動というものを中心として統合運動を始めようというのです。愛国思想があればこそ、建国することができるのです。同様に、建国思想をもって新たに天国を建国していかなければなりません。いかなる試練があっても成さなければならない時代が来ました。今回、そのような意味で先生が来るようになったのです。


全国大学巡回講演会

(一九八七・四・六〜五・一)と
    地域別南北統一運動国民大会
(五・四〜一四)

 一九八七年四月六日から五月一日まで、「全国大学連合原理研究会」と「国際キリスト学生連合会」が主催した朴普煕、郭錠煥両氏招請全国大学巡回講演会が、全国の主要大学で開催された。続いて、一九八七年五月四日から十四日まで、「全国大学教授学生南北統一運動連合」(教学統連)が主催し、「国際勝共連合」、「南北統一全国学生総連合」(統学連)、「世界平和教授アカデミー」が後援する南北統一運動国民大会が、全国十都市で、延ペ一万名以上が参加する中で盛況裏に開かれた。

 韓国の統一教会を中心として一番の問題は、大学の教授と大学生の連合運動です。それを「急ぎなさい」と言う時が必ず来ます。その時はいつでしょうか。それがまさしく今です。ゆえに、今回この大学街を中心として「全国大学教授学生南北統一運動連合」をつくりました。一年間でこのように飛躍の基盤を築いたということは驚くべきことです。このようにして、今何をするのかというと、教授と学生と大学街を完全に一つにすることです。共産党がしようとしていることは、教授と学生の分離です。共産主義の弁証法がそのようになっているのです。上部構造と下部構造を対決的な環境に追い込んでいくのが弁証法の論理です。その理論に当てはめようとして、彼らは反対をするのです。

 それでは、何をもって一つにするのでしょうか。愛をもってです。理論の前にまず愛です。それで、今回の期間を通じて新しい運動が起きなければなりません。それは何かというと、教授と学生を一つにする運動です。一つにして、その次には何をしなければならないのでしょうか。その教授と地方の有力者が一つになって社会的な縦的カイン・アベルを一つにしなければなりません。すなわち、地方の有力者が先祖の立場、お兄さんの立場であるとすれば、地方の若者たちは二世の立場なのです。これを一つにするのです。

 今まで、国家や社会を見るとき、行政責任者などの指導層と、若者である職場の人たちが一つにならなかったのです。そこにはあらゆる行政部署の組織が入ってくるのです。一つにならなければなりません。それで、大学教授を中心として全国にいる有力者と一つになって、大学の二世と社会の二世、すなわち若者を糾合するのです。

 この五月までにしなければならないこととは何かというと、「教学統連」を中心として、大学街における講義をすべて終えることです。そのようにすれば、方向性が明確に現れてきます。「南北統一はレバレンド・ムーン、文鮮明先生でなければできない」という結論がはっきり出てくるのです。教授と学生が連合して社会の有力者と連結し、社会の二世、すなわち若い青年たちを一つにまとめなければなりません。

 道の大きな会場で大会を行い、一つにまとめるのです。まとめて組織編成をしなければなりません。道からこの体制を整えて郡から面へ、そして里までです。これをなすために昨年ソウルに来て先生がしたことは何かというと、統、班までの組織をつくったのです。地方はソウルに学びなさい。アベル的組織である統一教会とカイン的な国家が歩調を合わせて一つになれば、北朝鮮は問題になりません。

 今は「大韓民国も文先生に従っていかなければならない」ということを多くの人が知っているでしょう? 既に「南北統一は文先生でなければできない」という評価が下されているのです。ですから、これが完全に終われば、何をするのですか。「南北統一運動国民連合」をつくらなければなりません。それは超国家的です。私たちには、民正党や新民党が関与する必要はありません。この国、この民族を思想武装して北朝鮮を消化するのです。

 今、韓国ではデモをして大騒ぎをしているでしょう?それで、どのような事件が起きたのかというと「高麗大学事件」が起きたのです。朴総裁が高麗大学で講義したのですが、最後まですることができずに途中で追い出されたのです。それで、その勢いに乗じて意識化運動をしている学生たちが勢力を集めて反対してきています。キリスト教も一つになって反対してきています。しかし、私たちはその活動を続けるのです。大学街の運動を市民運動に展開するために、大学街の運動はそのまま続けるのです。

 郭錠煥氏は南側から行い、朴普煕氏は北側から行ったのです。北側では反対を受けましたが、それを中断させて南側を通じてすべて行ったのです。ソウルで反対するからといって後退したわけではありません。高麗大学で公認することによって条件的な側面を完全に立てたのです。その基盤を中心として対社会活動を行うのです。大学街を動かし、国民全体を動かして国民運動をすることを目指すのです。これが、今後孫大(日偏+午)氏のなすべき仕事です。これが公式です。教学統連を通じて大学街を動かし、有力者を動員して青年を連れてきて大会を行うのです。


郷土学校運動


 教授と学生が一つになれば、父母とは完全に一つになります。そして、大学を中心としてこのように一つになれば、その次には高校、中学から小学校まで、一世と二世が完全に一つになるのです。そのような意味から先生は郷土学校を始めました。民間全体を連結させることができる因縁を大学からつくっていくために郷土学校を始めたのです。

 郷土学校は道を越えた存在です。そこには慶尚道や全羅道というものはありません。咸鏡道や平安道というものもありません。大韓民国の未来の指導者のために、すなわち新時代の指導者を養成するために郷土学校をつくったのです。郷土学校はすべての教授を中心として出発しました。

 各道に郷土学校をつくり、現在約百箇所において出発しています。そして、全国の十大都市、十大地域を中心として中学と高校を一つずつ引き継ごうと思っています。そのようにして一つの道に一つの模範的な学校をつくり、そこの校長からすべての教職員に奉仕の思想をもたせ、その地方にいる学校に通うことができなかった人たちを教えるようにさせるのです。

 それと同時に、道内のすべての中学や高校を一括して連結しながら、全国百箇所の基準を中心として、そこに郷土学校をつくるのです。校長を動かし、先生を動かして、午後とか夜間などの形式で、中学、高校の中に郷土学校を連結しようと思っているのです。そのようにして何をするのでしょうか。一般の学生と同じ学科を学ばせてあげるのです。

 では、経済問題はどのようにするのでしょうか。「文先生にはお金がたくさんあるので援助してくれるだろう」と考えるかもしれませんが、そのようなことはありません。大学の学生たちに「夏休みにはお金をかせいでこの国を生かそう」という教育をさせるのです。今回、CARP(原理研究会)を通して、四十日間で百名が一億ウォンをかせぎました。

 それが一万名になっただけでもいくらになりますか。(百億ウォンです)。全国に百以上の大学があるので、この大学街を中心として若者をすべて郷土学校に連結して思想武装をさせるのです。「神様の愛を民族の前に分けてあげなければならない」と言って、経済的な支援をさせるのです。一世のかせいだお金を使ってはいけません。二世時代が来たので、二世がかせいだお金を使わなければなりません。

 今後、若い二世を動員して、一世をすべて収拾しなければなりません。先生の使命は二世を支配することです。これは、イスラエル民族が四十年期間を終えてカナン復帰をする時に、二世を中心として国を建てたことと同じです。ゆえに、二世圏が中心となって行動を起こし、建国的な行進をしなければなりません。それが正に大学街です。そして二世とは誰かというと、大学生と中学・高校生です。二十歳前後の青少年を中心として、すべて糾合しなければなりません。

 今から教授たちは、中学、高校の先生と小学校の先生を動員しなければなりません。それは一瞬のうちにすることができます。中学、高校の先生を結集させることができるのは教授だけです。中学、高校の先生と学生、そして小学校の四年生までを動員するのです。四年生から六年生までを動員するのです。「南北統一をしよう」と言えば理解するのです。なぜそれが必要なのでしょうか。教職員と学生を完全に編成すれば、父兄を集めることは難しくないからです。


北韓五道民の組織編成


 その基盤を整えると同時に、私は北韓一千万の五道民を動員するための組織編成を行っています。それで、今回、アメリカに来て活動している州責任者の中から五人を人事しました。五十州の責任を担っている十人の中の五人を人事したのです。彼らを北韓五道の各道の責任活動要員として配置しました。今回、彼らが帰ってきて北韓五道大会を連結することでしょう。彼らは、都市の住民を代表した行動部隊をつくらなければなりません。

 今、韓国の実情は、そのまま見逃していくことができない状況です。北韓は必ず暴力で行動を起こしてきます。暴力を使うか、使わないか見ていなさい。ですから、今からそれを防御するための全般的な準備をしておかなければなりません。

 ゆえに、自分たちが血と汗を流したとしても北韓の同胞をすべて解放しようというのです。共産主義の魔の手によって、捕らわれの身となることがあるとしても、北韓同胞の解放のために血と汗を流そうというのです。あらゆる情熱と精誠を尽くして解放をしようというのです。統一教会では、みな断食をするでしょう? 私たちから始めようというのです。

 今はどのような時でしょうか。南北統一のために、これを大胆に主張して決起すれば、韓国にいる七百万人の北韓五道の同胞は私たちの懐に移ってくるのです。彼らが先発隊として先頭に立つのです。家を売ってでも北韓を救おうというのです。韓国にいる北韓出身の人々は、お金をたくさんもっています。私自身も北韓の人です。私は家を売ってでも勝共活動をします。また、私がもっているすべての財力をもって韓国を救い、この民族を解放するつもりです。

 統一教会があるでしょう。勝共連合もあるし、教授の団体もあります。CARP(原理研究会)もあるではありませんか。このように、内外のすべての内容を備えているのです。理論闘争をして共産党が逃げ出したという歴史的事実をもっているのです。何が怖いのですか。何が足りないというのですか。アメリカ人を指導できる指導理念をもっているのです。ソ連を解放することができる内容をもっているのです。ですから、モスクワ大会を宣言したのです。少なくとも平和のダムに対する寄付金以上のお金は、私たちで募金することができるのです。南北統一のためにするのです。


五 「南北統一運動国民連合」の創設

(一九八七・五・一五、ソウル、リトル・エンジェルス芸術会館)

創設メッセージ


 一九八七年五月十五日、ソウル、リトル・エンジェルス芸術会館で、真の御父母様は、内外貴賓、教授、学生等、一千五百名以上が参加する中で、「南北統一運動国民連合」(共同議長 李相軒、李恒寧)を創設された。同連合は、去る五月四日から全国十大都市で聞かれた南北統一運動国民大会を通じて結集された全国民の熱い統一の意志により、その結実を見るようになった。この日、真のお父様は、北韓同胞解放基金として、同連合に五十億ウォンを寄託された。

 統一を熱望する愛国同胞の皆さん! きょう私たちは、「南北統一運動国民連合」の結成のためにこの場に集まりました。

 南北統一は、私たち民族の念願であり、宿願です。私たちは、みな一つの民族として五千年の悠久な歴史をもち、きらびやかな文化と美しい風習、そして優れた言語を有する平和愛好の単一民族でした。この一つの血筋を受け継いだ倍達民族(注:韓民族の古風な表現)、そして一幅の絵のような三千里の錦繍江山!(注:錦繍のごとく美しい山川)私たちは、切っても切れない宿命的な運命共同体だったのです。

 しかし、人も山河も願わなかった南北分断の歴史は、既に四十二年目に差しかかりました。愛国独立の士の血と精誠で勝ち取った独立の喜びも一瞬にして終わり、民族が南北に分けられて嗚咽してから既に四十数年がたちます。

 皆さん! 私は、きょうこの場において、私たちの祖国統一の日は必ず来なければならないと宣言するものです。そして、その時は近づいています。きょう、私たちは、この南北統一の気運造成のために、ここに「南北統一運動国民連合」を創設します。

 これまでの四十年間、北韓の共産党は赤化統一政策を堅持し、その機会を虎視眈々とねらってきました。彼らは、その南朝鮮解放の究極目標を「米帝国主義の支配から韓国を解放することによって祖国を統一し、韓国国民を北朝鮮人民のように主体思想化させること」と規定しています。「韓国国民を主体思想化する」ということは、いわゆる「全日成唯一思想」で武装化するということであり、それはまさしく「全日成親子の絶対的支配のもとに従属させる」ということを意味しています。すなわち「全日成に奴隷化される」ということを意味しているのです。

 私たち国民連合は、この時点において何をしなければならないのでしょうか。第一に、私たちは民族の和解と一致に向けた真の価値観を定立し、その価値観を中心として思想武装をしなければなりません。

 偽りは、真実によってのみ征服することができます。その思想こそ、まさしく「神主義」です。今や自由世界が「神主義」、すなわち「統一思想」で武装して理念的攻勢に転換しない限り、共産主義に打ち勝つことはできません。「南北統一運動国民連合」は、汎国民思想武装運動の先陣の将とならなければなりません。「神主義」は、北韓同胞の解放だけでなく、全世界の共産主義を解放して余りあるものです。また、この理念は、放縦と不道徳によって腐敗していく西欧世界において精神の一大覚醒運動を起こしています。

 「神主義」の本質は愛です。その思想は、人間の四肢五体を動かしている頭のような中心思想です。したがって、これを「頭翼思想」ということができます。南北統一も、この「頭翼思想」で成し遂げなければなりません。北朝鮮が韓国を赤化するのではありません。また、韓国が北朝鮮を侵略するのでもありません。共生・共栄・共義の「頭翼思想」で南と北の価値観を統一することによって南北統一を成し遂げるのです。

 第二に私たちは、統一の熱望をもたなければなりません。熱望のないところに実践は伴いません。「国民連合」は、南北統一を信仰化する運動を展開しなければなりません。統一は、私たち民族の宿願であるだけでなく、必然であり、信仰です。統一に向かう私たちの沸き立つ至誠があれば、神様はこれを成し遂げてくださるはずです。

 今、統一に対する我々の熱望が必要です! 「たとえ私が犠牲になったとしても、かわいそうな北韓同胞を解放してあげなければならない」という熱望なくしては、南北統一を果たすことはできません。それで、私はこの「国民連合」の宿願事業として、三十八度線の近くに統一祈願殿と統一訓練院を建設し、南韓四千万の統一に対する熱い熱気を北に吹き出すことを計画しています。

 第三に私たちは、実力を養わなければなりません。私たちの統一方案は平和的統一方案であり、これを成すためには各方面における実力を養わなければなりません。

 ここにおいて、第一に重要な実力は、価値観の定立であり、思想武装であることは既にお話ししました。その次に、私たちの国力の伸張であり、国際的地位の向上です。また、この実力の中の重要なものの一つは、我が祖国に先進的民主社会を建設することです。真の民主主義だけが独裁に打ち勝つことができる要素です。

 最後に、南北統一のために培うべき実力の中で最も重要な実力とは、祖国統一の気運を国際的に造成することです。言い換えれば、世界的な思想武装を急ぎ、アメリカを中心とした世界情勢や、日本や中共を中心とした韓半島の周辺情勢を、統一の気運を高める積極的な方向に引っ張っていかなければならないということです。そして、ソ連まで動員して閉鎖した北朝鮮を開放するようにさせ、最終的には「閉鎖された現体制では存立することができない」ということを北朝鮮に自覚させるようにしなければなりません。

 私はそのような実力と影響力を、国際舞台における思想教育運動を通して、あるいはその他の様々な分野での成功を通して培ってきました。このような基台の上でスタートする「南北統一運動国民連合」は、韓国だけの単独的な団体であってはなりません。アジア各国、さらには世界各国との紐帯をもった国際連合運動とならなければなりません。

 愛国同胞の皆さん! 私たちは、私たちの価値観を定立し、共に国民思想武装に向けて総決起しましょう。共に南北統一に対する熱望をもってこれを信仰化し、石の壁も貫いていく情熱を燃やしましょう。私たちは、大歴史の行進の最前列に立っています。私たちは、神様の神意に従って永遠な民族史の中で最も雄壮な南北統一を私たちの手で成し遂げるという自負と決意をもって、この国民連合を通して世界的な実践基盤をつくりましょう。

 皆さん! きょうこの場は、ここにいるすべての人が統一の役軍として召命を受け、その任命状を渡される神聖な場であることを心に刻んでください。そして、二つの拳を固く握りしめ、共に統一を誓いましょう。私たちの願いである南北統一が成し遂げられる時まで、一つに団結して総進軍しましょう。


五十億の統一基金の寄託


 私は北韓で監獄生活をしたことがあるので、北朝鮮がどのような実状にあるかをよく知っています。私たちは「いかなる犠牲を払ったとしても彼らを解放しよう」という決意をもたなければなりません。

 私が三十八度線を越えて神様に祈祷したのは、四十年前のことです。みすぼらしい姿で三十八度線を越えながら「共産党の解放は私の手で成し遂げてみせます」と祈ったのです。その心情をもって四十年の間闘ってきました。そして、今も闘わなければならない運命的な道が残っているということを私はよく知っています。

 この大運動を完成させるためには、私たち全体が一つにならなければなりません。男女老幼を問わず、また知識の有無を問わず、手に手を取って「知」と「誠」を尽くして血と汗を流すことを覚悟するのです。統一の完成を願いながら、北韓の解放を目標に立て、何度も何度も誓って行うのです。

 信仰者は、神様に願ってください。また、社会活動家は、職場における同志たちを激励しながら必ずこれを成就しようと誓ってください。そして、私たちだけでなく、外国の数多くの同志たちもこれを成就することを願っているという事実を知り、成功してくれることを願ってやみません。

 それで、今私たちは多くの基金を必要としています。それは、私一人で成し遂げることはできません。南北六千万のすべての国民を結束させてこのことを完成しなければならないという摂理的使命を知っている私は、最小限の基金として、きょうこの時間、皆さんの前に五十億ウォンを差し出す決意をしました。どうかこのような精神に従って、すべての人がこの運動を成功に導くことができるよう協力してくださることを願います。ありがとうございます。(拍手)


「国民連合」創設の意義


 先生は、ダンベリーを中心として世界的に天上の門を開放し、地上の地獄の門までも開放しました。ですから、ダンベリーから出てくる時は、統一家と先生を中心として、万国が四方にすべて連結されるようになるのです。そのような基盤を築くために、真の父母の息子である興進を霊界に送り、霊界を救わなければならなかったのです。

 今までは、イエス様を中心としても、すべての教派が分かれていました。民族別にすべて分かれていたのです。そのような垣根をすべて壊し、一つのラインに集まってくることができるように道をつくったのです。穴を開けておけば、水が流れ込んできてすべて一箇所に集まってくるのと同じように、イエス様と興進の愛の道を通じて霊人たちが地上と霊界を往来するのです。本来、霊界に行った善の先祖たちは、本然の愛の道を通らなければならないのです。その愛を通じて往来できる橋が架けられたのです。

 そのようになることによってキリスト教と統一教会が連結するのです。すなわち、アメリカで連合運動が起きたのです。三十五万冊の教材を配布してあげ、七万名に教育をしているのです。そして、その中から七千名を引き抜いてくるのです。今回で二回目です。アメリカの牧師たちが韓国に来るでしょう? それは偶然のことではありません。今年の末までに七千名が目標です。七千名が必要です。七千名を韓国と接ぎ木しなければなりません。そのようにすることによって韓国の運勢が世界の運勢と対等な位置に立つのです。

 そこで誰が主体性をつかむのでしょうか。先生を中心として、アメリカの運命や世界の運命が完全に変わらなければなりません。長子権をもっているサタンが世界的運命を握ってきたので、それと闘って蕩減条件を立てたのです。そのようにして、天の側の先生が長子権をつかんだのです。ゆえに、南北統一を中心として、今まで長子の立場にあった北朝鮮に対して、次子の立場の韓国が長子権を決定するための闘いをしなければなりません。そのために韓国に「南北統一運動国民連合」を立てたのです。その国民連合とは何でしょうか。長子権です。

 今年の「四・一三宣言」(大統領の護憲宣言)から「六・二九宣言」(国民の民主化熱望に政権が承服しての民主化宣言)までを見てください。その時が最も複雑な時期でした。そのような渦中に「全大学街に統学連が入っていき、大学街の基地を撃破しなさい」と言いました。朴普煕氏と郭錠煥氏を先頭に立てて三十の大学で講演会をさせたのです。教授を糾合し、臆病な教授たちを燃え上がらせたのです。高麗大学での事件はありましたが、私たちは成すべきことはすべて成したのです。

 このようにして、その基盤を中心として全国で大会を行い、教授と地方の有力者を収拾して五月十五日に「南北統一運動国民連合」を結成して発表したのです。主権者も、誰もがみな口を閉ざして死んでいるかのような状況の中で、誰が冒険の先頭に立ち、命を懸けてこのことをしたのかというのです。ここにいるこの人(先生)がしなければ、どのようになっていただろうかと想像してみてください。

 なぜ、先生はこの創設大会を必ず五月十五日までにさせるのでしょうか。季節でいうと、今は夏に入っていく前の時だからです。今は、すべての万物が蘇生する時です。「五・一六」(注:朴正煕陸軍少将が主導した軍事クーデター)は何年に起きましたか。(一九六一年です)。そうです、そのような「五・一六」の運勢を中心として新しい主権ができたのです。ですから、その前にしなければなりません。その時を越えてはいけないのです。

 それゆえに、この時は、韓国の情勢もすべてがそのようになるのです。これは偶然の一致ではありません。神様の摂理のプログラムがそのようになっているので、あらゆる混乱が起きるのです。与党も野党も混乱し、国民も自ら行くべき方向を失うのです。宗教がこれに手をつけることはできません。誰も手をつけることができません。ここに私たちがぴたっと合わせたのです。ぴたっと合わせ、この状況を打って越えていくのです。このようにすることによって霊界と肉界が分かれ、東西が分かれ、南北が分かれたすべての運勢を集約させるのです。

 私たち祝福家庭を中心とした全世界の運勢と韓国の運勢がすべてここに連結しているのです。この運勢を何と表現したらよいでしょうか。それは、錐の先のようなものです。この錐の先を中心として突き刺す作業をするのです。誰がこれを動かすのでしょうか。誰もこれを動かすことはできません。

 そして、どのようなことが起きるのかというと、今までは、共産世界で宗教を信仰したのちに霊界に行った良心的な人々は、この自由世界と交流することはできませんでした。しかし、今回のこのことを通じて完全な交流が始まるのです。それゆえに、引き裂かれていた北韓の先祖たちが完全に連結されるのです。東西が連結し、南北が連結し、霊界と肉界が完全に一点で出会うのです。真の御父母様を中心として世界的な運勢圏内で焦点を打ち込む時です。

 五月十五日を越えてはなりません。もし五月十六日にしていたならば、鶏龍山の新都内にいる輩が「自分たちが正道今になってやろう」と言って、雑多な者たちを中心として五月十六日に南北統一汎国民大会を開くようになっていたのです。私が「十五日を越えては駄目だ」と言って責めたてたのはそのためです。

 もし、十五日にしていなければ、皆さんはどのようになっていたでしょうか。十六日を越えていれば「なに、文総裁が何をするというのだ? 人がやるので、そのまねをしようとしているのだろう」という声を耳にするようになるのです。そのようになってしまえば、イメージが壊れてしまうのです。ですから、霊界が準備しておいたのです。


南北統一のための総力準備


 摂理的観点から見るとき、歴史的風土をすべて総合して結論づけることができるものはこれしかありません。その名前を何といいましたか。(「南北統一運動国民連合」です)。これは統一のための運動です。国民が連合して南北統一運動をするのです。南北六千万を動員しなければなりません。南北六千万の民族が一つにならなければなりません。六十万が団結し、新しいエデンに向けて六百万、六千万の団結した旗手が出現すれば、世界は完全に地上天国の基地へと直行するはずです。みな六数です。

 与党や野党の国会議員が問題ではありません。今後北韓の選挙対策を講究する時は、すべて北韓の組織を中心としてやればよいのです。今、彼らはすべての行政区域の分担を韓国と全く同じ数でつくっています。すべてそのようにつくってあるので、それに対処できる二倍の教育をしなければなりません。

 今後、統一教会はセメントにならなければなりません。セメントの役割を果たしましょう。勝共連合までの全体組織を中心として、政党や機関の要員がみ旨と一つになることができるこの運勢圏内において、一つになることができない環境を打破して一つになるようにする接着剤の役割を果たすのです。一度しっかりつかめば、その手を放さずに引っ張っていかなければなりません。何名つかむことができるかは、今からの皆さんの行動半径、あるいは精誠と心情の祭物的条件をどれくらい提示するかによって、その結果が皆さんの路程に比例的に現れるはずです。これは科学的であり、理論的です。これを否定することはできません。

 それで、今後私たちは何の会員になるのですか。「南北統一運動国民連合」の会員になるのです。それで、北朝鮮に備える募金をしなければなりません。韓国政府は、南北韓選挙に対して考える余裕をもっていません。北朝鮮の選挙区に配置する車をどこで準備し、その資金をどこで準備するというのですか。私たちが準備しなければなりません。それで、今後は国会議員や優秀な人々に思想武装をさせなければなりません。そして、北朝鮮に行けば、政治工作班と理論闘争をさせなければなりません。思想教育が急がれているのです。


国民連合の組織編成


 今後、「南北統一運動国民連合」をリードしていくにおいて、最初に行うべきこととは何でしょうか。大学街を教育することです。国民全体を教育することは難しいので、大学街から教育しなければなりません。そして、そこで決意した人々を中心として社会に連結させるのです。大韓民国に連結させるのです。そのために、私たちの総力を傾けなければなりません。勝共連合や教授たちが活動しなければなりません。今後、社会人や著名人の教育は、すべて教授たちがしなければなりません。

 そして、郡はどれくらいありますか。百七十二くらいあるでしょう? それならば、ここに百七十二名の教授を早急に配置しなければなりません。今後責任者を立てる時には、どのような投票制で行うのでしょうか。今までの投票制をすべて革新しなければなりません。

 教会の責任者と郡の責任者がいますが、郡の責任者は教成長でしょう。そして、勝共連合の郡支部長がいます。それから、「教学統連」と「南北統一運動国民連合」の代表者として教授を一人選出しようというのです。そして、この三人の中から再度代表者を一人選出するのです。一人が代表者となれば、あとの二人は副責任者となるのです。一人が議長ならば、あとの二人は副議長になるのです。このようにして三人が一つになるのです。イエス様の前に三弟子が一つになったのと同じように、先生を中心として四位基台になるのです。

 私たちの団体が三つならば、その三つの団体の代表を中心として議長を選出しなければなりません。選出をするときには、「教学統連」と勝共連合と教会から、ちょうど三十名ずつを代表として選出するのです。すべてこのような方法で行うのです。そして「誰がやったら良いか」と言って投票を行うのです。ここで最も多く票を獲得した人が議長になるのです。そのようになれば、その人は天が選出したことになるのです。そして、そこにおいて二番、三番になった人は、いくら教授であっても最も多く票を獲得した人に順応する体制をつくらなければなりません。

 そのようにしておけば、今後この体制がしっかりと整えられたときには、地方の里支部から上がってくるのです。出世の道がここから自然に聞かれます。ですから、里支部において、いい加減に里長を選んではいけません。里の住民全体で選ぶのです。三人ならば三人、五人ならば五人を選出するのです。そのようにすれば、自然に一番、二番、三番に分けられるのです。

 そして、功績のある人は里の責任者となり、その里において功績のある人は面の推薦を受け、面において功績があれば郡の推薦を受けるというようにしながら上がっていくのです。そのようにしながら道まで上がってこなければなりません。そのようにすれば、どのような結果が表れてくるでしょうか。そのような選挙をすることによって、良心的で、実績をもった愛国の人でなければ、登場することができなくなるのです。

 そのような風潮になれば、伝統的、道義的思想や人倫基盤などが完全に強化されていくのです。結局、天が助けなければなりません。不義を行った人は必ず除かれます。そのような思想的基準が国民思想として定着するのです。ゆえに、どこに行こうと、悪いことをした人は推薦から外されます。ですから、国民全体の監視のもとで、生涯における評価を受ける立場から推薦を受けるようになるのです。

 それでは、地方組織はどのようにするのでしょうか。勝共連合の組織があり、教会組織もあります。しかし、現在ここに「教学親連」がありません。ですから、「教学統連」の人の中から一人を配置するのです。そのようにして一つの事務室を全員で使うのです。一つの事務室の中で、三人が分担しながらそれぞれの任務を行うのですが、互いに助け合っていくのです。

 それから、勝共連合から「国民連合」の副会長を出し、「国民連合」を後援することもできるのです。また、その地方の有力者が副会長をすることもできるのです。そのようにして、三つが一つにならなければなりません。そのようにして焦点を合わせるのです。三点を合わせるのです。そして、今後この組織編成において指導体制は三段階で管理するのです。


連合機関と信仰化運動


 「教学統連」を先頭に立て、撃破運動の旗手としなければなりません。なぜでしょうか。勝共連合を見ても、今までそこに入ってきた人たちは、すべて社会での経歴者であり、ある面においては、自らの出世の拠点になるということで入ってきた人々が大勢いるのです。彼らは南北統一や国を救おうということには関心がありません。みな自分の出世のための拠点にしようとしているのです。

 「これが影響を及ぼすことができる一つの起点となっているので、この拠点を利用して、より次元の高い活動基地に伸びていこう」という欲望をもって入ってきたのです。そこには、信仰問題というものがありません。

 しかし、私たちの教会はそうではありません。教会は、自らの出世よりも真の御父母様のみ旨があります。真の御父母様を中心として地上天目理念を実現しなければならないという目標があり、神様を解放しなければならないという目標があるのです。ですから、すべては教会組織と教会人を通じてしなければならないのであって、勝共連合や「教学統連」がするようにはなっていないのです。

 ですから、すべて教会の影響を受けなければなりません。ゆえに、すべて教会を通じてなすのである。教育問題においてもそうです。もちろん勝共連合は勝共教育をするのです。国民教育や一般教育もするのです。「教学統連」も、大学街の学生の立場から一般の教授たちを通して教育をするのです。しかし、一番重要なことは何でしょうか。今回のメッセージを通じて強調したことは信仰化運動です。信仰化運動とは、絶対的な神様を中心として生活的な感情、生活的な心情を連結させる運動です。

 そのようにしようとすれば、神様について明確に知らなければなりません。勝共連合も「教学統連」も神様について明確に知らないではありませんか。霊的な神様は、地上の実体世界では活動できません。したがって、その代理としての実体者を立てなければなりません。ゆえに、今後統一教会の食口や教成長や教区長はもちろんのこと、勝共連合の各支部長も、「教学統連」の支部長たちも、神様の代理として活動しなければなりません。ですから、神様の人格的基準を中心として、心情的に横的な一致をしなければなりません。


全面的な統班撃破活動


 今まで、統一教会の全体組織を見れば、先生は多くの組織をつくって様々な団体を運営してきましたが、すべてばらばらにしてきました。そのようにばらばらにしてきたのは、クラブを拡大するためです。クラブを拡大するのは、境界線を接近させて統合し、連合するための作戦です。ゆえに、ある一時になれば、それを完全に一点に連結させなければなりません。それが摂理的な見方です。アベルがカインに勝利するにおいては、漠然とした勝利はありません。全面戦争によって完全に勝利しなければなりません。攻撃するにおいても、全面的攻撃をして全面的勝利をしなければなりません。

 これを統合してしっかり連結しなければなりません。それでは、それを連結することができる大きなふろしきは何でしょうか。教会でも何でも包むことができるその大きなふろしきは何かというと、それは「国民連合」です。それでは、「国民連合」の目標は何でしょうか。南北統一運動です。そのためには何から撃破しなければならないのでしょうか。焦点はどこでしょうか。総攻勢しなければならない所はどこかというのです。その撃破基準はソウル市ではありません。すべての統・班と里を撃破するのです。私たちのすべての組織は、そこに力を注がなければなりません。

 それゆえに、昨年、私がそのような準備をしておいてから五月七日にこの地を離れ、九月にまた戻ってきたのです。そして、九月に戻ってきたのちに、十一月二十八日の科学者大会(科学の統一に関する国際会議)の時に再び行って、今回また戻ってきたのです。そして、統合をしたのです。教会と勝共連合が二つの団体になっていてはいけません。それで人事異動をしました。断を下したのです。協会長を呼んで、勝共連合と教会を一つにしたのです。

 今が重要な最後の峠です。これまでの生涯を通じて先生がずっと祈祷してきたことは、面・洞を中心として統・班を占領することです。それを成してこそ、サタン世界を完全に占領することができるのです。いかなる大きな機関でもなく、中央庁でもなく、いかなる都市でもありません。占領するのは洞と面を中心とした統・班です。それを占領しようというのです。そのようにすれば、すべてが入ってくるのです。

 統・班長は葉と同じです。葉が生き、葉が生い茂ってこそ良い実を結ぶのです。枝が成長して生い茂っていくためには、葉から栄養素の補給を受けなければなりません。そのためには、葉が繁茂しなければなりません。そのようにしながら枝が大きくなっていくのではありませんか。ですから、これは共産党が言っている「細胞組織」と同じです。私たちの闘う基準は、統・班長を中心として、それにいかに火をつけるかということです。

 今まで先生のつくったすべての団体が勝敗を決する、その焦点とは何でしょうか。それは統・班長撃破運動です。「勝共思想」で統・班長を撃破し、「統一原理」で統・班長を撃破し、それから「統一思想」で統・班長を撃破するのです。この三つの思想を教育すれば、すべてのことを成すことができるのです。それゆえに、先日すべての教材を作っておいたのです。先生が『世界の希望』という画報を作ったのも、方向性を提示し、今後の行くべきレール、道、軌道をつくってあげるためです。それは意味もなくしたことではありません。

 教育場所を道・市から里単位に拡大していくのです。ですから、今後、教材を作らなければならないのです。それをすれば、四千万の国民を速やかに教育することができるのです。四千万の国民を一年以内に教育する計画を立てているのです。一年もかからないことでしょう。

 今回、ソウルにおいて二十八日間で十四万名を教育しました。その時、洞事務所で結婚式場を借りたりして行ったのです。そのようにして短い期間できっちりと終えたのです。それと同じように、教会があれば教会で教育するのです。教会がなければ、洞にセマウル(新しい村)会館(注:一九七〇年に政府が始めた地域社会開発運動であるセマウル運動の一環として建てられた)があるでしょう? 統にもあり、里にもあるでしょう。それをいくらでも活用することができるのです。食事は、庭に小さいテントを張って、そこで作って出せばいいのです。


七千以上の団体長の糾合と誓約文

(一九八七・一〇・二八、真のお父様が誓約文案を作成)

 真の御父母様の指示に従い、南北統一聖業完遂のための「南北統一運動国民連合」一千万会員確保運動が、一九八七年十一月一日から全国各地で一斉に始まり、十二月十日でその目標を達成した。同時に、十月二十八日からは、大学総長、大学教授、現前職国会議員、小中高の校長、企業体の長、社会団体長、退役将軍など、著名人士七千名から、真のお父様の直接書かれた誓約文に署名をもらった。

 今回来ても私は堂々としています。既成教会の牧師七千名以上の群れを連れてくると同時に、統一教会の食口七千名を連れてくるつもりです。韓国に連れてきて、第三イスラエル圏を形成するのです。第三イスラエルの国を策定するためには、南北が分断されている中で、韓国においてでも北朝鮮に向けた統一義勇軍圏をつくらなければなりません。それで、この国の七千以上の団体長を糾合しなさいというのです。これが現在の天の命令です。

 旧約時代に成すことができず、新約時代にも成すことができず、そしてアメリカが成すことができなかったことを統一教会の文先生を中心として成すのです。第三イスラエル国家、統二国家です。今年の標語は「祖国統一」でしょう? 祖国統一を前においてなすべきことは、天と地を遮っているサタンの垣根をすべて壊すことです。ですから、七千以上の団体長を糾合しなければなりません。

 これは何かというと誓約文です。サタン世界の人たちは信じることができないからです。ですから、誓約文を書きなさいというのです。大統領をしたい人がいれば、書きなさいというのです。私は、そのようなものをすべてもっているのです。国会議員は、みなこれを書きなさいというのです。そのようにすれば、日本の国会議員とアメリカの国会議員と中共の人民会議議員とヨーロッパの国会議員、そして世界まで連結して仕事をする時がやって来るのです。その時に韓国の選挙においては、私たちが後押ししてあげれば、誰もかなわないのです。

 では、この誓約文を一度言ってみてください。「天意に従う私たちは超団体です」。団体を越えなければなりません。統一教会も団体を越えていかなければなりません。それから「超党です」。党も越えていかなければなりません。南北統一党がなければなりません。それから、超国家的でなければなりません。日本も自らの行くべき道を知らず、アメリカも自らの行くべき道を知らず、韓国も自らの行くべき道を知りません。超国家的に収拾することができるのは、「勝共思想」です。勝共という言葉は誰がつくったのかというと、レバレンド・ムーンです。ゆえに、「勝共思想」はレバレンド・ムーンの思想を意味するのです。この「勝共思想」で武装すれば、どのようなことが起きるのでしょうか。この思想は何が何でも南北統一をしようという思想です。

 それゆえに「統一戦線を結束して」、団体も国も一つに結束しなければなりません。私たちが「南北統一と北韓解放を成就する」主体にならなければなりません。私たちが主体になって「これを成就します! アーメン!」です。そして誰がこれを決定するのですか。私たちです。私たち、すなわち、私が決定するのです。この思想さえもてば、南北統一もでき、北の解放もでき、統一戦線も自然に結成されるので、統一は自動的に成し遂げられるのです。それは間違いありません。ですから、私が自信をもって決定をしなければなりません。決定すれば、それで終わるのです。

 では、その決定した内容において、統一思想とは何でしょうか。必勝目標は具体的な内容をもたなければなりません。それは「勝共思想」ではありません。「神主義」である「頭翼思想」です。「全国民の思想武装を完遂して北韓と世界を共産主義から解放することを天の前に誓約します」と言わなくてはなりません。北韓だけではありません。そこには、ソ連も中共も入ってくるのです。一九八七年十月二十八日補文鮮明」です。文総裁も誓約するのです。ですから、神様の前に文総裁と共に誓約しなさいというのです。

 歴史上初めて、先生がそのような公式的発表をしたのです。それを中心として、あなた方はむち打たれ、冷遇されなければなりません。涙を流しながら、何人かの人々を感動させながら統一戦線の土台をつくるために活動しなければなりません。

 その日は何日でしたか、十月二十八日です。先生が寝ている途中で起きて、そのように起案したのです。どこかに書いておいたのではありません。一気に書きあげたのです。あなた方は、そのようなことを受け入れることができること自体を栄光と思わなければなりません。今日、この民族のすべての責任者に告知させることができる一つの条件として、天がそのような言葉を立てたということは、イスラエル民族が羊をほふってその血を門の柱に塗ったことと同じです。












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六 頂上会議の開催と祝福家庭婦人の総動員

真の御父母様の生涯路程 8


六 頂上会議の開催と祝福家庭婦人の総動員


第一回「世界平和のための頂上会議」

(一九八七・五・三一〜六・四、ソウル、ロッテ・ホテル)

 アメリカ、ワシントンD.C所在の「国際平和財団」(The Foundation for Peace International、理事長:朴普煕)主催による第一回「世界平和のための頂上会議」が、一九八七年五月三十一日から六月四日まで、ソウルのロッテ・ホテルで、全世界の前職大統領および首班十五名、前職首相二十名以上など、八十五名が参加する中で開催された。真のお父様は、開幕会議で「世界平和のための挑戦と可能性」という題目の創設者演説をされた。六月三日には、同会議で「世界平和のためのソウル宣言」が採択された。

 今まで四十年の間、統一教会が物質を完全に否定した時、そして子女を完全に否定した時、天の愛を受けました。先生自身も、真の父母の名前まで否定する立場で、堕落したアダムの家庭からサタンの讒訴条件から逃れなければなりませんでした。ですから、物質から解放され、息子、娘の讒訴条件から解放され、その次は自分自身から解放されたのです。

 そのようにしながら立てたのは、ただひとえに神様の愛のもとで世界的に勝利した基準、サタンの讒訴を越えた父母の権威、すなわち真の父母の権威、それからその権威の基盤のもとに立った真の父母の息子、娘を中心とした皆さん祝福家庭です。今回、先生の家庭において、三人の息子と三人の娘が結婚しました。アダム家庭で見れば、これは完全に解放圏です。六月になる前に、すべてのものを終えてこなければなりません。

 それで、サミット・クラブ(Summit Club)も六月になる前に、五月三十一日から始めたのです。サタンの讒訴条件が残らないように、皆さんの家庭が解放される家庭をつくっておいてこそ、皆さんの息子、娘がサタン世界と関係なく、天の側の国ヘ、方通行することができるのです。天の側一辺倒となるのです。

 六月一日にサミット・カンファレンス(Summit Conference:頂上会議)を行うつもりです。世界の指導者の前に新しい矢を突き立てるのです。「あなた方は何をしたのですか。国を捨て、自らの私利私欲のために生き、また自分のところの一政党を中心として、自らの二目のことだけを考えることによって滅びの兆しが見えてきたではないですか」と追及します。神様の愛を中心として、神様のみ旨を身代わりすることができる代表的な立場に立たなければなりません。神様のみ旨は個人の救援ではありません。国家の救援ではありません。世界の救援であり、宇宙の救援です。

 天を中心として、南韓の民族さえ結束させればいいのです。南北六千万のうち、南韓が四千万とすれば、それは全体の三分の二でしょう? イスラエル民族の荒野路程において、三分の二のイスラエル民族がモーセに従っていれば、イスラエルの開国と同時に天国を創建することは問題ありませんでした。そのような立場から韓国に来て、初めて安着地を決定しようとしているので、ここにすべての歴史的な先祖が集まってきているということを知らなければなりません。ここにすべて集結しているのです。

 今回の頂上会議をした三日間、「この首脳たちの考え方が変わるかどうか見てみよう」と思いながら見ていました。するとどうでしょうか。その時、私はリトル・エンジェルス会館の一番端に座っていたのですが、首脳たちが我知らず、しきりに「真ん中に来てください」と言うのです。「嫌だ」と言っても「どうか、中央に来てください」と言うのです。

 そのようにして、その首脳たちが競って先生の近くで写真を撮ろうとするのです。首脳だからといっても、どうしようもないのです。最高のもてなしを受けました。参加しなかった者は恨みになるのです。レバレンド・ムーンを見くびってばかにでもしてみなさい。後孫たちがその先祖を罰するのです。


基調演説:世界平和のための挑戦と可能性


 尊敬する議長、有職大統領、政府首班、内閣首相、王族、貴族、内外貴賓および紳士淑女の皆様! 平和追求への一念でこの場に集まってこられた世界の指導者の皆さんにお話しできることを私は大変うれしく思っています。

 歴史を通して見るとき、人間は常に平和を渇望し、これを達成するために様々な方面で努力してきました。人々は平和を得るために他人を征服したり、時には平和のために降伏したりもしました。今世紀に至り、戦争以外の方法で国際間の対立を解決しようと試みた二つの貴重な実例がありますが、それがすなわち国際連盟と国際連合です。

 このようなあらゆる努力にもかかわらず、人類は平和を成し遂げることができませんでした。すなわち歴史は紛争を繰り返し、破壊的な暴力が頻発しています。どうして平和を成就することは、今日に至るまで不可能となっているのでしょうか。

 その理由は、まさしく個、人の内部における内的な闘争が解決しないまま、とどまるところを知らずに続いているからです。世界の紛争は、このような個人の内面闘争の発露です。このような理由から、人間の歴史には二つの平行する思潮が生まれるようになりました。人間生活において見ることができるこれら二つの思潮こそ、今日の世界にある二つの対立したイデオロギーの根源なのです。

 このような観点から、私は世界の平和問題に対する解決方法として、ここでその基本的三段階について厳粛に明らかにしようと思います。すなわち究極的世界平和は、第一に神様と人間との平和、次に人間相互間の平和、そして世界の平和という三段階を経なければなりません。

 今日、世界の救援のために必要なことは、次元の高い精神的覚醒です。世界は、神様の実存を知り、その有神論的原理を基盤とする世界観によって再武装しなければなりません。神様中心のこの世界観こそ、まさしく今日の価値観の混乱を克服することができるものです。精神的覚醒の根本は、縦的には神様に対する信仰、そして横的には人間相互間の真の愛によって成されるものでなければなりません。

 すべての人間の生存と繁栄は、協同精神にかかっています。人類は、神様のもとで一つの大家族であることを悟らなければなりません。協同を通じてのみ、私たちは環境を保護することができ、また全人類の文化水準の向上と、自由、正義および尊厳性の確保を約束することができるのです。このような協同精神の基盤は何でしょうか。それは、世界共同体のすべての国がただひたすら神様に根源をおいた共通の価値体系と永遠不滅の原理を尊重することです。

 私たちの共通の夢は、理想世界の実現です。預言者は、これを地上天国と呼びました。これは遥遠に思える目標ですが、必ず実現され、成就されなければならない目標です。なぜならば、まさしくこれが創造主の本来の理想だったからです。「世界平和のための頂上会議」の重要な意義が、まさしくここにあります。』

 この「世界平和のための頂上会議」は、世界平和を論議する最も次元の高い集いになることでしょう。神様の霊感を受けてこの会議が招集されたということを私は感じています。私たちは、世界平和のための神聖かつ荘厳な召命を受けてこの場に集まりました。私たちがこの責務を達成すれば、それは私たちの子孫とすべての人類に与える貴重な遺産となることでしょう。

 世界平和の主導的役割を担うために、皆さんがはるばる地球の片隅にある韓国に訪ねてこられたことを心より感謝し、またお祝い申し上げようと思います。私は、皆さんの経験と知恵、そしてその卓越した政治的指導力を大きく信頼しています。私たちのこの責務を通じて、二十一世紀にはこの地に新しい平和の時代が到来するであろうと信じます。


韓国の祝福家庭婦人の総動員

(一九八七・六・一から二年間、自分の故郷の郡に配置)

 真のお父様が全祝福家庭婦人動員令を下されることによって、一九八七年六月一日から摂理の一線に投入された。一九七〇年十二月に続き、全体動員としては二度目になる今回の動員は、一九八八年十二月三十一日までの一年七ヵ月間、自分の故郷、夫の故郷、昔の伝道任地などに配置され、祖国統一の前衛隊として先頭に立って活動するようになった。

 全国には、郡が何箇所ありますか。百七十二箇所でしょう? 面は三千三百箇所です。今回、その面にまで、すべての夫人たちを動員するのです。三千三百名は動員されなければなりません。そのようにして、男性を引っ張っていかなければなりません。孫大(日偏+午)氏、どうですか。そのようにすれば福が落ちてくるでしょう? 今から出発すれば、一九八八年を越えて一九八九年の中盤まで、満二年動員されなければなりません。

 今、私がなすべきことは、皆さんの援護射撃です。ここに大統領が反対し、日本の政府が反対するかもしれません。それで、今回首相大会をするのです。首相や王族が夫人たちまで連れて大勢押し寄せてくるのです。今回、その百五十名に対し、七十二万ドルの経費を使っています。七十二万ドルといえば大金でしょう? 六月一日に向け、約七億ウォンを使って準備しているのです。それはすべて蕩減法において必要です。六月一日に彼らが韓国に来ます。すべて摂理的運勢とちょうど一致するのです。

 南北が通じる運勢、統一できる運勢とともに、国民が先生の側に立ち、それから国の王を務めた人たちがすべて先生の側に立つのです。彼らはカイン的王です。彼らがすべて一つになれば、アベル的王に従ってくるようになっているのです。すべての運勢が韓国に集まるこの時代において、皆さんは六月一日を中心として出発しなければなりません。六数を中心として、七数で終わるのです。六に一を足せば七数ではありませんか。

 どのように行かなくてはなりませんか。後ろを振り向くことなく行くのです。そのようにして行かなければなりません。神様はそれを喜ぶのです。命令を受けて出ていく時は、あっさりその命令に従っていくのです。後ろを振り向いてはなりません。「あなた、元気でね」と言って、目をまっすぐ見開いて百回見つめるのです。背を向けるまで何千回でも見つめなさいというのです。そうして、見るのが嫌になれば走るのです。そして、国を復帰するためにいくのです。そのようにして帰ってきた時は、夫は祝宴を開いてその妻を女王のように迎えなければなりません。「苦労したね」と言って息子を連れてきて、母親に敬拝させなければなりません。

 自分の故郷に行くのが二重良いのです。今回、自分の故郷の郡に帰らなければなりません。故郷の郡に帰って、郡支部長と共に活動するのです。故郷に配置されるのです。北韓から来た人は、昔伝道に出掛けていった場所があるでしょう? 自分が最も忘れることができないその地域に行って、そこでまた活動するのです。


夫人動員の意義


 先生が個人、家庭、氏族、民族、国家、世界的な蕩減路程において勝利したアダムの位置に立つようになれば、お母様はカイン・アベルを抱かなければなりません。それが民主世界と共産世界です。母がカインとアベルを生んだのです。堕落も母が先にしてそれが罪の根となったのです。そして、それを繁殖させたのも母です。ゆえに、母の使命は何かというと、カイン・アベルを抱いて長子復帰をすることです。そのためには血統が変わらなければなりません。

 それでは、今回なぜ女性を動員したのでしょうか。お母様が世界的に民主世界と共産世界を抱いて取り戻してくる条件を立てて戻ってきたので、韓国を中心として、家庭的基準においてこのようなことをして基盤を築きさえすれば、それがすべてのサタンを防御できる基盤となるのです。これが原理観というものです。それで、今回祝福を受けた家庭の女性を動員したのです。

 祝福を受けた家庭は血統が異なります。根が異なるのです。根が違うので、サタン世界ではどうすることもできません。サタン世界で勝手に引っ張っていくことができないのです。これは別の種です。サタン世界は、サタンの愛を中心とした根をもっているので、その根と幹を切ってしまわなければなりません。そして、天の側の幹が世界的に広がったので、これを接ぎ木して天の側に変えなければなりません。それは何かというと、血統が変わらなければならないということです。

 ですから、このように夫人たちを配置するのです。先生は世界的アダムの立場であり、夫たちは天使長の立場であり、女性の皆さんは先生の側のエバの立場、そしてお母様の代身の立場です。母が堕落してしまったので、今回夫人たちは、お母様の代身の立場から、お母様が世界的な蕩減条件を立てた基準を中心として地方の家庭に戻っていくのです。そしてその家庭の夫人を連結させるのです。

 それで、女性が行く時は、お母様の分身として先生をお連れして行くのです。そのようにして行って、その家庭の女性と一つになるのです。レアとラケルのようにです。縦的な面においては、こちらは兄の立場であり、向こうは堕落した立場であってお互いに相いれない立場にあります。しかし、祝福を受けた皆さんの家庭の前には、対立するのではなく、素直に従ってくるようになっているのです。なぜなら、環境的に自然屈服させることができる条件基盤ができあがっているからです。南北統一という目的を中心として、韓国にある家庭は、夫だろうと妻だろうと、また子供だろうと、みな従順に従うことができるようになっているのです。

 今回のこの動員は、最後の祭壇を与えたものです。歴史的な蕩減をすることによって歴史的な解放が起きるのはもちろんのこと、世界万民の解放の門が開かれるのです。神様の解放、真の父母の解放まで成し遂げられるのです。真の父母の解放が起きれば、今まで宗教圏内で真の父母を出現させるために犠牲になったすべてのものが恵沢圏内に入ってくるのです。霊界の解放が起きるのです。今や国境がなくなるのです。

 ですから、皆さんの家庭を祭壇にして総蕩減する時代に入っていくのです。すなわち世界的、宇宙史的な所有のために、自分個人の所有物を祭物として捧げる道を行かなければなりません。宇宙的な父母の位置を身代わりすることができる位置に立たなければなりません。ゆえに、自分の息子、娘を犠牲にしてでも宇宙的な父母として、その兄弟を救わなければならないのです。このような責任のために出ていく道が父母の行くべき道です。

 最後の祭壇の峠を越えなければなりません。これが、今回先生が韓国に来て「南北統一運動国民連合」を編成して行おうとしていることです。既にみな私たちの側に立っているのです。今は「いかにしてこのことを達成していくのだろうか」と言って万民が注目し、見つめている時です。そのような時に私たちは、国民の前に、また与党や野党の前に、そして金日成の集団の前に恥ずかしくないようにしなければなりません。全日成は、武器で生命を脅かして韓国の国境線を越えようとしていますが、皆さんは、自ら志願して国境線を越えていこうとする群れを輩出しなければなりません。

 祭物は裂かなければならないのでしょう? 祭物が自分のことを主張することができますか。イエス様はどうですか。イエス様は祭物の立場に立ったので、御自分の主張をすることができなかったのです。小羊は、たとえ血を流しながら死んだとしても、主人をかんだりけったりはしません。同様に皆さんも、絶対服従する立場から、反抗せずに家庭をそっくりそのまま犠牲にしなければなりません。

 万民を解放するための一つの祭物として自らの家庭を捧げるという厳粛な課題を前にして、皆さんは前進しなければならない立場に立っているのです。それが、今日の統一家が直面した歴史的な使命であることをはっきり知らなければなりません。

 最後の祭壇をつくって越えていくのです。そのようにしてこそ皆さんの家庭の解放圏が起きるのです。皆さんの家庭の解放圏が起きなければ、皆さんの先祖を解放させることはできません。


七 韓国の企業体の進路と日本の活動


(株)一心石材

(一九八七・四・一六、利川工場訪問)

 日本の大きな石材会社を押しのけて、あるビルを受け持ってやっていこうと考えるのです。そのようにすれば、逆宣伝が起きるのです。大きな会社のものと比べても遜色がないようにして、その業績を社長室に掲げておけば、座ったままでそれが宣伝になるのです。そのようにしなければなりません。ですから、先生の戦法を見てください。大韓民国と競いませんでした。日本やアメリカ、そしてヨーロッパなどに世界的な組織をつくり、中共まで連結してきたのです。そして、ここに戻ってきて、さっと網袋ですくって、くくってしまうのです。

 近い将来、世界の有名なビルは、韓国の石で建てることが誇りになる時が来るはずです。ですから石山を買うのです。すべてのことに関心をもたなければなりません。今からは工場をさらに造らなければなりません。あそこに整備工場を造るのです。試運転もしながら、造っていかなければなりません。

 彫刻家をたくさん採用しなければなりません。ここにいる皆さんの中で彫刻科を出た人がいれば、しかも日本語ができる人がいれば、日本に送って訓練をさせるつもりです。たくさんの人を配置しなければなりません。それから、イタリアなどのヨーロッパの方面にも送ります。短期的に一度ずつ送るよりは、派遣員として送らなければなりません。駐在員として置かなければなりません。それが損になると考えてはいけません。

 この教区長たちは、アメリカにも頻繁に行き、英語を話すことができます。お金を出したとしても、そのような人材を手に入れることはできません。今後、食口たちが公式的に出掛けていったとしても、そこで会話をすることは非常に難しいので、一人ずつ送るようにするのです。送って配置しなさい。そして、アメリカならばアメリカを中心として、いくらでも解決できる基盤を築いていくのです。そのようにすれば、いくらでも彼らを活用することができるのです。

 開発競争をしなければなりません。それから開拓競争です。市場を拡大しなければなりません。また、機械でも銅像のようなものでも、コンピューターに入れておけば、あとは指一本でボタンだけ押せばいいのです。機械が自動的に仕事をして完成品がぱっと出てくるのです。今はそのような時代です。そのようなシステムを考案することができれば、それを造って使うのです。

 統一産業には、そのようなシステムを造ることができる実力があります。私がそこに行って「そのシステムを造りなさい」と言っているところです。それなのに、それもしないでいるのです。より優れた自動機械製品が出てきているというのに、まだできませんか。コンピューターでやれば、そのまま良いものが出てくるのです。

 ですから、いくら出発が良くても、開発が遅れれば敗北するのです。開発ができなければ負けるのです。国内で開発し、国際舞台では開拓をしなければなりません。公式がそのようになっているのです。


統一重工業


 統一の文社長にも指示しました。開発です! 開発をするのです。開発費は、一日に何億もかかります。しかし、たとえ七十億、八十億、百億かかったとしても、開発は早く行わなければなりません。国内の競争者より先に開発しなければなりません。「既にどこどこで開発した」となれば、それに続いて開発しようとしてもできません。三年先の商品を開発したとすれば、遅れた者はすべて落ちていくのです。座り込んで完全に降参するのです。そのような闘いをしなければなりません。

 ですから、大字でも現代でもどこでも、やれるものならやってみなさいというのです。統一は、国際的な技術者たちが開発を続けているのです。彼らのできないものをどんどん開発しているのです。先日も、蚕室総合展示場に十九台の新製品を展示しました。新しく開発したものだけでも十九品目になるのです。それを展示したので、彼らは意気消沈するのです。「到底ついていけない」と言うのです。彼らを完全にふるい落としてしまったのです。

 既に数十品目を開発しましたが、それをどこに売っているのでしょうか。アメリカに売っているのです。そして、その売ったものが良いものであれば、アメリカの多くの工場から注文が来るのです。そのようになれば、私たちはその工場を利用して先進国家の頂上に座って活動することができるようになります。工場が活動の基盤となるのです。そのような戦争をしなければなりません。

 日本でも生産を拡大していかなければなりません。チャンスというものは、常に訪れてくるものではありません。今回は、日本の築いたすべての世界的基盤を私たちが引き継ぐことができるチャンスです。ですから、よそ見をしないでがむしゃらに推し進めていかなければなりません。日本から人を連れてこなければならないようですね。日本人を連れてきて、完全に合同でしなければなりません。

 今、中共は行くところがありません。もし今、先生にしがみつかなければ、三十年後にでも会わなければなりません。三、四十年後に会えば、その時の中共は、なすすべもなく哀れになっているのです。状況がこのようになっているので、中共の使節団が統一産業に来るのです。中共の商工部を中心とした工業機械分野の最高専門家たちが五月に訪問することになっています。彼らは、ドイツを経由して来ます。そして、レバレンド・ムーンがドイツにも工場を建てていることを見れば、「いつの間にレバレンド・ムーンが」と、目を丸くすることでしょう。アメリカももっていないドイツの自動車の自動システムのトップ技術を私が掌握しているのです。

 ですから、ドイツ政府が「レバレンド・ムーンがこのようなことをすれば、技術が世界に流出する」と言って大騒ぎをするのです。ドイツの機械を興したのは、ヨーロッパを代表して、ある一時に活用しようとしたからです。それなのに、この者たち、何がどうしたというのですか。反対してみなさいというのです。それで、六年から七年の間反対を受けました。しかし、反対を受けながら完全に基盤を築いたのです。今は、自分たちの風土から追い出すことはできません。


(株)一和


 今、一和は今年の計画どおりにできていますか。龍仁の生産ラインをできるだけ増やさなければなりません。ほかのことを考えるよりも、今後メッコールが足りなくなることを考慮し、メッコールを売るための生産ラインに神経を使わなければなりません。倉庫も何もすべて壊して、生産ラインをつくるのです。それを準備しなさい。今年、六億本以上に生産を上げなければなりません。そして、来年は一ヵ月に一億本ずつ生産し、一年に十二億本をつくって売るのです。そのようにすれば、清涼飲料業界は完全に腰くだけになるのです。

 メッコールは、神様が与えた天国のビールです。(笑い)それを一度飲めば、永遠に酔うのです。(笑い)本当です。私はそのように思います。ビールを飲めば、みな喜ぶでしょう? メッコールも飲み始めれば、やめられません。メッコールで統一教会に祝福を与えたのです。

 今私たちの戦争基地はどこですか。統・班、そして面・里です。そこに行って何をしなければなりませんか。メッコールをまくのです。そのようにすれば、国民が関心をもちます。「いやあ! 彼らはみな国民運動をしているが、文総裁と了知は、金持ちに違いない」と言うのです。そして、今からは皆さんが里全体を訪問しながら販売するための車が配置されます。少なくとも三千三百個の販売所を、一度につくろうと思っています。そして、全国の里が七万なので、一つの里に三箇所の販売所をつくりなさい。ですから、約二十万箇所の販売所をつくらなければなりません。

 このようにして、その二十万箇所の販売所を皆さんが運営するのです。私たちは昼でも夜でも活動するので、今後、田舎に住んでいる人々はみな「統一教会は金持ちだ」と言うことでしょう。「いや1、文総裁は、今回の『南北統一運動国民連合』のために五十億ウォンを基金として出したそうだ」ということがうわさになるでしょうか、ならないでしょうか。うわさにならないようにしても、既にそのようになっているのです。さあ、国を生かすためにこのようなことをしたので、メッコールも国を生かすための一つの祭物だと思いなさい。これを飲む人々は、そのお金が北韓を解放する基金に回されるものだということを知っているのです。ですから、「同じ値段でどうせ飲むなら、メッコールを飲もう」と考えるようになるのです。

 また、このメッコールは、誰にでも任せられるものではありません。営業社員を募集する時も、二十一日修練を受けさせるのです。そのようにして食口でない人の食口化運動をするのです。それで、今回、千二百名の修練をしたのですが、全員が入会願書を出してきました。また、そこから七日間断食をする人が四百名以上現れたのです。タバコを断ち、酒を断つという革命が起きているのです。

 このような人たちは、みな教会長の下に入っていってその管理を受けなければなりません。そのようにしなくては、お金をすべて踏み倒してしまうのです。大韓民国の息子、娘は、みな「どろぽうのいとこ」になっているのです。どうしてでしょうか。官職についている父母たちがあらゆる盗みを覚えているからです。彼らは腐敗し、盗みを働いているではありませんか。それで、その息子たちもそれを覚え、何でもないことのように常習的に行っているのです。

 このような状況で、一人に一台のトラックを与え、それに二百万ウォン以上もするメッコールを積んであげるのですが、その「どろぼうのいとこ」のような者たちを信じることができますか。ですから、皆さんが管理しなければなりません。それを管理するためにも皆さんを送らなければなりません。復帰摂理を中断してです。(笑い)皆さんが管理者となって登場すれば、皆さんの故郷の誰、の弟や兄さんなどを通じて事業基盤ができあがるのです。


日本の難関を打開


 日本の銀行や日本の社会は「共産党が恐れをなしている」と認識しているのです。統一教会は数ヵ月で完全に崩壊すると思っていたのに、びくともしないからです。そして、今大学街を中心として、主要三十六大学で大講演会をしている最中です。死ぬことなく共産党を攻撃しているのです。

 日本を利用して韓国を発展させようとしているのではありません。アジアの盟主の同伴者をつくるためです。ゆえに彼らの善なる先祖が夜も寝ないで悪党の群れの首を締めつけるという現象が起きるのです。本当です。どうなるか見てみようというのです。


難関の克服と祈祷


 お金の話はしないでください。哀願するように神様に祈祷しなさい。神様が生きていらっしゃるではありませんか! 先生に「下さい」と言うのではなく、精誠を込めて祈祷をしなさいというのです。先生には先生なりに行くべき道があります。あなた方よりももっと大きな仕事が前に控えているのです。ですから、先生の行くべき道は忙しいのです。

 韓国に来て、これくらいしてあげればもういいでしょう。これ以上何をしてあげるのですか。今先生の立場は、そのような話をすることができる立場ではありません。毎日のように先生が陽気に過ごしているのを見て、何も考えていないとでも思いますか。司令官は、激戦をして後退することがあったとしても泰然自若としているのです。先生もそのような度胸をもっているので、このように生きているのです。そうでなければ、今ごろは行き詰まって顔がどす黒くなっているはずです。それが現在の立場です。

 今先生は、陽気に暮らしているので、ここに来ても何の固執もありません。座ってすべての事実を話せば、涙を流して「これは大変なことになった」と言われるような立場です。ただ集まってお金のことを嘆きさえすればよいのですか。お金が必要であれば、神様に祈りなさい。「お金を下さい」と祈るのではなく「人を下さい」と祈らなければなりません。「人を下さい」と祈って、人が訪ねてこざるを得ないように努力するのです。人が感動せざるを得ないように努力しなさい。そこから天との出発が始まるのです。

 今まで、経済問題では絶対に祈祷しませんでした。私は「お金を下さい」というような祈祷をすることができません。原則的な祈祷をしなければなりません。自分勝手な祈祷をすれば、その蕩減を受けるのです。災いを受けるのです。私は、絶対に欲心をもって祈祷しません。では、そのように理解して、お金がなかったり物がなかったりする場合は、徹夜祈祷をしなさい。そして、祈祷をする場合は、自分のことを嘆く祈祷ばかりしてはいけません。

 大韓民国を中心として北韓の地で暮らしている民のために祈り、ソ連を中心とする共産圏内で呻吟している労働者たちのために祈らなければなりません。シベリアの平原で死んでいくかわいそうな人々のために祈るのです。「彼らのために北韓を解放し、そこまで行って解放することができる道を築かせてください」と祈祷すれば、天が聞き入れてくれるのです。

 先生の祈祷は、すべて公式化されています。多くの祈祷はしません。すっと目を閉じてさっと言えば、既に天が共にあることが分かるのです。ですから、ただみ旨のために走るだけです。祈祷するよりも走るのです。考えるよりも実践するのです。


八 国際大会および行事


日本「アジア平和婦人連合

(後にアジア平和女性連合と改称)」創設(一九八七・三)

 一九八七年三月十八日、東京のホテル・ニューオータニで、三百名以上の女性指導者たちが参加する中、日本「アジア平和婦人連合(のちにアジア平和女性連合と改称)」が結成された。この日、小山田儀子女史が同連合議長に選出された。

 今回、日本で「アジア平和女性連合」をつくりました。おもしろいことに、ここに高位階層の女性たち、すなわち首相夫人、大臣経験のある人の夫人、知性人、そして「世界平和教授アカデミー」の有名な教授の夫人たちが集まりました。最高の女性たちを、すべて糾合したのです。また、このような人たちは鋭敏です。才気に富んで機敏な人たちです。

 このような人たちが集まったので「背後で何かの工作をしないだろうか」と言って自分たちだけでひそひそと議論を交わし、様々なことを言っているのです。ですから、ここからどのように議長団を選出したのでしょうか。六十歳以上の人が多かったのですが「六十歳以上から三十名を選びなさい」と言いました。それから「四十歳以上から三十名を選び、四十歳未満から三十名を選びなさい」と言いました。ですから、三段階になるのです。

 六十歳以上、四十歳以上、四十歳未満です。そして、三十名ずつを選んでどのようにしたのでしょうか。「この中から皆さん全体をまとめて議長を務めることができる人は、今後この会のために、より犠牲となり、すべてのものを捧げて模範的に行動できる人です。そのような人を選出しましょう」と言ったのです。

 そのようにして推薦を行いました。九十名が集まって議長団を推薦したのです。推薦は、紙に五名ずつ名前を書かせる方式で行いました。一人が五人の名前を順番に書くのです。一番は誰、二番は誰、三番は誰というように、五人の名前を書かせたのです。そのようにして選出をしました。

 二百五十人全員で推薦するには時間が多くかかりすぎるので、二百五十人を代表する九十名を選出し、その九十名の代表団に五名ずつ名前を書かせたのです。そして、すべてを集めて集計し、一番多く得票した人を議長にし、その次の二人を副議長にしたのです。一番、二番、三番を決める方法で推薦選挙をしたのです。

 そのようにしたので、互いにひそひそと議論を交わしたのです。この会はとてもすごい会です。「アジア平和女性連合」というこの会は、大変な会なのです。大使夫人や日本の閣僚夫人などの人たちがみな入っているので、この会が今後大変な団体になることを知っているのです。ですから、互いに集まって、この世の投票と同じようにひそひそと議論を交わしたのです。しかし、それを完全に一掃してしまいました。総会でぱっと選出して「どうですか」と言ったのです。

 小山田氏の夫人である儀子さんがこれをつくるために、悪口を言われながらも昼夜飛び回ってきたことを誰もが知っているのです。この会の内容を構成するために努力し、毎日のように人と会ってきたので、情が移るようになるのです。

 この会を引っ張っていく人は、有名だからといって外部から来た人ではいけません。それで、名前をすべて書いてみると、自然に儀子さんが一番になったのです。一番になって議長になったのです。そして、二番目の人を副議長にしたのですが、そのようにすると「これは、誰のアイディアなのか」という話が出てくるようになったのです。今後、選挙のやり方はこのようになるのです。

 このようにすれば、どのようなことが起きるのかというと、何派、何派という派閥ができないのです。日本でも自民党を見れば、そこにはいかに多くの派閥があるでしょうか。このような派閥が完全になくなるのです。また、不正な行為が横行しません。派閥には財力や人材力、あるいは脅迫など、ありとあらゆることが絡んでくるのです。詐欺性を帯びているのです。しかし、そのようなことが一掃されるのです。ゆえに、今後、私たちはこのような方法で選出を行わなければなりません。


国際安全保障会議を開催

(一九八七・三・二二〜二五、中国北京、その他五ヵ国で七回開催)

 ソ連の共産党は、私に対して最も頭を痛めています。「どうして自分たちの痛い部分をそのように撃破してしまうのか」と言ってです。中米のニカラグア問題も私が手をつけました。また、南アフリカ共和国の問題にも私が手をつけているのです。南アフリカ共和国政府は、私の力に頼らなければ、生きる道がないといって嘆いているのです。

 今回、ソ連に対抗するために、三月二十日から中共で安保大会をしたでしょう? アメリカの有名な戦略家が参加しましたが、彼らは非常に優れた学者たちです。そのような戦略家や国防総省と国務省の人々、また世界的な大学者や権威のある人々を連れてきて、中共の人を中心としてソ連に対する大小の戦略大会を行ったのです。今後の中共とアメリカの政治方向をソ連にねらいを定める対外戦略会議を私が主導したのです。

 ホワイトハウスでは「レバレンド・ムーンがどうやってそれをセットしたのか」と言いました。国務省では「自分たちのできないことをレバレンド・ムーンがどうやってするというのか」と言いながら「そんなことはあり得ない」と言いました。国防総省でも「そのようなことができるものか。中共がそのようなことをするものか。我々の言うことも聞かないのに、どうしてレバレンド・ムーンの言うことを聞くというのか」と言いながら、行く日になるまで反対をしたのです。飛行機に乗っていっても信じませんでした。行っても信じなかったのです。

 過去において、アメリカ行政府の要人が中共に行って会議をすれば、いつも利用されて帰ってきたのです。ですから、彼らは「レバレンド・ムーンも利用されてくる」と言いました。「中共の高位階層の人の言うがままになり、プログラムされているとおりに動かされ、すべての苦労が無駄に終わってけり出される」と考えていたのです。そのことを私が知らないとでも思いますか。すべて知っているのです。

 会議で出たすべての内容は、すぐさまISC(International Security Council:国際安保会議)で公開出版し、世界にばらまこうというのです。そうすれば、ソ連に対する中共の外交政策がすべて表に出てくるのです。アメリカに対する政策、世界に対する政策、そしてソ連に対する政策がすべて表に出てくるのです。中共にとっては大変なことになります。

 ですから、何としてでも出版できなくさせるために、入っていくや否や会議を長引かせるのです。そのようにして、自分たちで出版しようとするのです。それで、私が指令を下しました。「出版できないようにすれば、即刻戻ってきなさい」と。

 このようにして、中共の外交政策に関する内容がこの論文を通じて完全に表に出たのです。それゆえに、この安保会議を通じて中共とアメリカがソ連に対処するようになったのです。「世界平和を成すにおいては、ソ連が元凶である」という恪印を押すことにより、中共自体がソ連と妥協できなくなってしまったのです。外交舞台におけるラインを断ち切ったのです。

 先日、安保会議をする時に責任者に話したことです。安東県(注:現在の丹東)がソ連と北朝鮮の近くに位置しているのですが、「安東県北方の二個師団の配置をやめ、そこに二個連隊を配置しなさい」と言ったのです。それで、北韓が北京まで来て大騒ぎしたのです。

 その時、どうして頭の痛いことをしたのかというのです。


真のお父様暗殺謀議の摘発


 一九八七年に、金日成がKGBと組んで文総裁暗殺計画を立て「一九八七年十一月以降、文総裁はこの世にいない」と言ったのです。私が十二月にモスクワで国際会議を開こうとしているので、少し待ちなさいというのです。政治局に私たちの秘密ルートがあるのです。ソ連でも「十一月までに文総裁はこの世からいなくなる」と考えていたのです。

 一九八七年の二月に、全日成がソ連に行ったでしょう? その時、文総裁の暗殺計画を立てるために行ったのです。そして、その実践方案として四十名の赤軍派を送り込んだのです。そのようにして私を殺害しようとしたのですが、突然神様が呼び出して捕まえてしまいました。夢のように捕らえられたのです。

 彼らは、私が出入りするグロスターにある別荘の塀をすべて壊し、一個小隊から大隊が活動できる道をすべて準備しておいたのですが、それが摘発されたのです。CIAから、そのようなレバレンド・ムーン暗殺計画があったという知らせを受けました。

 そのような戦場で、どのようにして生きていくのでしょうか。誰を信じて生きるのですか。神様を信じて生きるのです。道を歩けば、体がさっと回って「右側に行きなさい」と言うのです。また、次に行く時にも「右に回れ」となるのです。ですから、みな捕まえて殺そうとするのですが、見事に生きているのです。うなぎのしっぽのように抜け出ていくのです。

 ニュージャージーの菊村事件が起きました。「文総裁が共産世界を滅ぼす元凶だ」と言うのです。それで、文総裁を除去しようということで、合同攻勢による四十名の赤軍派を投入したのです。そのようにしたのですが、途中ですべて捕まってしまいました。それは偶然ではありません。天がそのようにしたのです。自分たちは先生を捕まえて殺そうとしても、先生は捕まりません。気分の良くない所には行かないのです。

 彼らが捕まることも役事でしょう! 物を入れて持って歩くふろしきがあるでしょう? ショッピングバッグのことです。そこにパイプ爆弾を入れて、それを投げると八十メートル先まで行きます。その爆弾が爆発すれば、十二階建てのビルが粉々に崩れ落ちるのです。そのような威力をもっています。それをショッピングバッグに十何個入れて持っていたのです。どうしてそれが分かったのでしょうか。その男の手帳を調べてみると、イースト・ガーデンの電話番号もあり、グロスターの電話番号もあり、驚くようなことがすべて記されていたのです。グロスターに行ってきた記録もありました。

 グロスターに来て、私たちのところの鉄条網をすべて切断しておいたのです。団体で入ってくることができるように、大通りわきにある大きな木と岩の近くの鉄条網を切っておいたのです。調査したそれらの結果をCIAがすべて知らせてくれながら「文総裁暗殺計画があるので、注意してください」と警告してきたのです。このような状況の中でも、命を投げ出して歩き回っているのです。


統一神学大学院第十一回卒業式

(一九八七・六・三〇、ニューヨーク、ベリータウン)

 一九八七年六月三十日、ニューヨーク、ベリータウンの統一神学大学院で、統一神学大学院の第十一回卒業式が行われた。この日、五十四名が卒業した。

 尊敬する教授、父兄、そして紳士淑女の皆さん! きょう私たちは、統一神学大学院の第十一回卒業式を迎えた五十四名の名誉ある卒業生を祝いながら、本卒業生の将来を祝福しています。

 本大学院は、歴史は短いながらも、その唯一性を全世界に誇るようになりました。本大学院は、学生に超教派的な教育を実施したモデルとなっています。すなわち、私たち自身が各教派の学生と見解を交わし、また各宗教の教派から広く指導教授を招請することによって、学問的障壁を崩すモデルとして奉仕しています。これは実に歴史的成果です。近い将来、偉大な世界的各宗教の探究に専念する学部も設置するつもりです。

 私は、本大学院を中心とした二つの一致化運動として、ニュー・エラ(New ERA:新超教派研究協会)と神様会議を創設しました。そして、これらを通じてキリスト教内の教派閥はもちろん、他宗教間の調和と統一に対する可能性と必要性を試みました。その結果、そのような調和と統一は、忍耐と犠牲、そして真の愛の貴重な結実によって実現されるということを確認するようになりました。

 そして、各宗教間の真摯な対話と調和を実現することによって地上における神様のみ旨を促進させ、世界平和を実現させようということで、私は「世界宗教議会」と「世界宗教協議会」を設立しました。現在、これらの機構は、停滞した宗教界に奇跡を起こしています。そして、私は、青少年の人種紛争および宗教戦争を食い止め、神様の名のもとに理想的平和世界を建設することに積極的に寄与する機構を設立しました。それが「世界青少年会議」と「青少年宗教奉仕団」です。私は、このようなすべての機構を通じて宗教界に新しい代案を提示しています。

 これらの計画とプロジェクトは、私が設立した宗教運動の一部分にすぎません。きょうここに参加した卒業生、教授、父兄、来賓の皆さんがこの基盤を皆さん自身のものとして相続し、拡大して新しい実を結んでくれることが私の切なる願いです。

 メシヤは、サタンに対する克服方法を人類に教え、この世にあるサタンの基盤を壊し、地上天国を建設するために来られます。メシヤは、その全生涯を通じて、それを成すための模範路程を見せなければなりません。ゆえに、最高の愛である真の父母の愛をもって来られるのです。

 統一教会員は、世界を愛で包むことができなければなりません。皆さんが、神様と一つとなって来られた真の父母の愛を中心として完全に統一すれば、初めて世の中に対して完全に勝利し、神様の懐に戻っていくことができます。そして、皆さんの日常生活においてサタンの策略を克服し、真の愛を実践すれば、永遠の自由の王国で生きるようになります。したがって、皆さん自身が真の愛の個体となれば、皆さんは天国人となり、真の家庭、理想社会、理想国家、理想世界を立てることができるのです。

 私は、本大学院が開設されて以来、今まで何度かここを訪問して祈祷してきました。そして、様々な学問観をもった多くの学生たちを自ら教育してきました。ハドソン川の川辺やその周りの山の頂、そして木、草、また小さな石ころ一つにまでも、私の心情と理想が宿っています。特に本キャンパスは私の心情が体現された精誠そのものです。

 皆さんは、善霊界の保護のもとで神様が下さる生命の精気を受けながら、毎日ここで生活してきました。私は、皆さんが数年間にわたって研究し、積み上げた知識だけでなく、皆さん個、人に対する神様の願い、そして各分野において聖職者として愛を実践してくれることを願う私の期待を共にもって、本キャンパスから巣立ってくれることを希望します。

 皆さんは、神様の全摂理において、誰もかなわない本大学院の卒業生として、生きていらっしゃる神様と真の愛の証し人になってくれることを願ってやみません。皆さん各自が全人類を照らすともしびとしての標準的人間となり、そして皆さんのその標準的生活が全人類を教化することができるようになることを私は祈ります。


第四回世界原理研究会総会

(一九八七・八・二〜八、西独ベルリン、七十ヵ国、三千名余り)

 一九八七年八月二日から八日まで、西ドイツのベルリンで、七十ヵ国、三千名以上が集う中で、第四回世界原理研究会(会長:文孝進)総会が開催された。共産党の激しい妨害工作の状況下で進行された同大会は、総会前後の四十日間で六十四以上も新聞に報道されるほどの話題を生みもしたが、難関の中で、劇的、歴史的な勝利を収めた大会であった。テレビニュースでも、「CARPが共産党を東ドイツに追い出す」と一斉に報道した。真のお父様は、孝進様を中心に二世が自由世界の門を開いたというみ言を語られた。

 八月二日に、ベルリンにおいて共産党や市民が反対する中でCARP(原理研究会)世界大会をします。第一回から第三回大会を終え、今回ベルリンの壁を撃破するつもりです。銃で撃つなら撃ちなさい、この者たち! 学生たちの中で問題を起こし、共産党をたたき出す運動をするのです。

 そのことがただ座ったままでできると思いますか。とんでもないことです。誰かが血と汗を流さなければなりません。腹をすかした人が飢え死にするような立場で訓示をしなければなりません。闘いの勇士をつくって闘うのです。銃弾に当たって血を流しながらでもしなければなりません。

 ドイツは「我々の機械工業を滅ぼしてしまう」と言って、七年の間ラッパを吹き、太鼓を鳴らしながら私をたたいてきました。たたきなさい、この者たち! 私はそのような闘いを好む人です。七年の間たたいてきましたが、既に手を上げたのです。

 今回、CARP大会を中心として、ベルリンの壁を爆破しました。孝道を送り、CARP世界大会を通じて踏みつぶしたのです。共産党をきれいに東ドイツに追い込むのです。西ドイツの警察が初めて共産党と闘い、「威信を立てた」と言って喜んで手をたたいたりしていました。ヨーロッパ全体を揺り動かしたのです。


世界著名大学教授の韓国・日本巡回講演会

(韓国:一九八七・八・一二〜一四、九ヵ国、九十三大学、百三十二名、百六十五箇所講演、日本二九八七・八・二十〜二十二、九十名、三十箇所講演)

 「南北統一運動国民連合」が主催し、アメリカ、ニューヨークに本部を置く国際統一運動諮問委員会(委員長:フレデリック・ソンターク〔Frederick Sontag〕)が後援する世界著名大学教授韓国巡回講演会が、九ヵ国。九十三大学、百三十二名の大学教授が参加する中で、一九八七年八月十二日から十四日まで、全国百六十五の地域で開催された。日本では、八月二十日から二十二日まで、九十名の教授が三十地域で講演を行った。

 今、世界の知性人である教授たちが、私を中心として団結し、世界を救おうとしています。それで、一年に数百巻ずつの本が出てきています。一九九二年までに、三千巻の本が出版されます。また、百科事典をつくる計画も立てています。このような文化革命を起こすことができる環境条件をすべて準備しておいたので、皆さんは火をつけるマッチの役割を果たさなければなりません。火をつければ爆発するようになっているのです。神様の愛がすべて準備したのです。

 今回、世界の有名な学者が全国百六十六箇所の郡庁所在地と重要な都市を回りながら「文先生の思想に従っていこう」と言ってラッパを吹きました。彼らが来て何を誇るのかというと、文先生を誇り、統一教会を誇るのです。統一教会の人が優秀だからではありません。やっていることが良いからです。

 日本はどのような国ですか。最近では「文先生」や「文総裁」などと言っていますが、昔は「ぶんせんめいのやつ」と言ったのです。「奴」です。そのように言っていたのですが、徐々に名前も復帰していくのです。「奴」が「先生」になったのです。最近は、「先生」ではなく、「師」という字をつけて「文師」と呼んでいます。そのようにならざるを得ません。

 日本の教授、韓国の教授、そして西洋の教授を中心として、日本の主要都市でラッパを吹くのです。どのようなラッパでしょうか。「文総裁の思想に従っていかなければ世界は滅びる」というラッパを吹くのです。日本には、約二十万人の教授がいます。科学技術においても、最先端を走りながらアメリカに追いつき、苦しめているのが日本の人々です。そのような日本において、名のある国会議員や教授たちが三千名以上集まりました。そして、彼らを集めて座らせておいたところ、反対をするどころかむしろ「そうだ」と言って歓迎したというのです。

 教授たちはあとで「文先生は不公平です」と言うのです。「何が不公平ですか」と聞くと、「文先生は、私たち日本人に一度も会ってくれなかったので、文先生を紹介するにおいては、常にびりです。ですから、ちょっと会ってもらわなければなりません」と言うのです。それは何のことか分かりますか。「この者たち! 日本の法務省が『文総裁が入ってくると日本の国民をすべてポケットに入れてしまう』と言って、入ることができないようにしているのではないですか。私が行けるように、法務省と闘って門を開けておきなさい!」と言いました。

 日本はどのような国ですか。「日本は文総裁の思想に従っていかなければならない」と言って哲学博士、神学博士、政治学博士など、著名な博士たちが立ち上がってラッパを吹いているのです。韓国のいわゆる優秀だとされる新聞屋たち、いわゆる学者だという者たちは「文先生、統一教会」と言えば、撃ち落とした鷹のように扱っているのです。彼らは滅びなければなりませんか、栄えなければなりませんか。実際には滅びなければなりません。しかし、そのようになれば大変です。私が「滅んではならない」と言うので、今まで残されているのです。


第九回「世界言論人会議」

(一九八七・九・二〇〜二四、ソウル、ロッテ・ホテル、三十ヵ国、二百四十七名)

 一九八七年九月二十日から二十四日まで、ソウル、ロッテ・ホテルで、世界三十ヵ国の著名言旅人二百四十七名が参加する中で、第九回「世界言論人会議」が開催された。開会式で、真のお父様は「分断された世界での言論の責任」という題目の創始者演説をされた。


《基調演説:分断された世界における言論の責任》


 尊敬する議長、貴賓、そして紳士淑女の皆様! 第九回「世界言論人会議」に参加するために、このように遠い所まで訪ねてきてくださったことに対して、心から感謝申し上げます。

 御存じのように、私たちは、一年後にソウルでオリンピックを開催するために準備しています。このような栄光は、韓国の歴史上初めてのことであり、間もなく韓国を訪問する数十万の訪問客の期待にこたえるために、韓国のすべての市民は忙しくその準備に追われています。

 私は、言論に従事なさる紳士淑女の皆様方が、来たるオリンピックの準備状況をあらかじめ見て回り、世界に出てその証人となってくださることを願って、今回第九回「世界言論人会議」を韓国で開催することを勧めました。

 今回の会議の主題は「分断された世界における言論の責任」であり、韓国は、この会議の開催地として最も適した場所です。正にここから三十マイル北方において、民主主義と自由理念は、この世界で最も残虐無道な閉鎖された北韓全日成共産集団と対峙しています。二つに分離されたこの世界の中で、一方は神様を認める世界であり、もう一方はそれとは正反対に、神様を否定する世界です。極と極を成している二つの世界の違いを韓半島以上に顕著で明確に見せてくれている所はありません。韓半島は自由と独裁、善と悪、民主主義と共産主義の間で闘争する全世界の縮小版です。

 共産独裁下で生きている二十億近い人類が解放の日を首を長くして待っているということを私は知っています。自由人たちがためらい、優柔不断で義務感を欠如している間に、一方では数百万の人々が毎日死んでいるという事実を私たちは忘れてはなりません。

 私たちが、共産主義の本質は無神論にあるということを看破すれば、これを克服するイデオロギーは、神様を認め、神様を中心とする理念でなければならないということになるのは、言うまでもないことです。私たちは、このイデオロギーのことを「神主義」あるいは「頭翼思想」と呼んでいます。絶対的な神様中心の世界観こそ、共産主義から人間を解放することができる最も効果的な武器です。なぜならば、「神様はいない」という偽りを一掃することができるものは、「神様はいらっしゃる」という真の真理だけだからです。

 私は、自由言論の信奉者です。それと同時に、自由言論は責任言論でなければならないと確信している人です。そして、責任言論はすなわち道徳言論でなければならないと信じている人です。では、道徳言論とは、何を意味するのでしょうか。私たちは、神様から与えられた権利と尊厳性をもっているということを認めています。人間の権利と尊厳性の保護が、すべての倫理と道徳性の標準とならなければなりません。したがって、言論は自由を守護し、不義と闘う最前線に立たなければなりません。

 言論は、全体主義に対抗する闘争を先導していかなければなりません。さらに道徳言論は、腐敗と人種差別主義に反対し、無念に迫害されている人々を保護しなければなりません。そして、道徳言論は、麻薬の乱用や猥褻本、ピンク映画、そして私たちの社会の様々な破壊的な非行に対抗して奮然と立ち上がり、その闘争を先導していかなければなりません。すなわち言論は、私たちの社会の良心とならなければなりません。

 私は、言論が抑圧されている所では言論の自由を進捗させるために、そして既に言論の自由がある所では責任言論を具現させるために「世界言論人協会」を創設しました。さらには、すべての言論人が真理のためには妥協しない真理の闘士となるようにするために同協会を設立しました。

 私たちは、この「世界言論人会議」を毎年開催してきました。そして、ソ連、中共、南アフリカ、モザンビーク、アンゴラ、カンボジア、中南米など、全世界にわたって言論人たちが共に旅行しながら多くの事実を学び、体験する言論人世界視察旅行を何度も敢行しました。これらの旅行は、真理模索の旅であり、言論人に世界を皮膚で感じさせる機会を提供するためのものでした。

 このように、長い間皆さんの事業に多くの手助けをしてきたので、今は私が一つのことを皆さんにお願いしても理解してくださるだろうと信じます。ほかでもなく、それは私の思想と生涯を一度研究してほしいということです。心の扉を開いて一度研究してみてください。そして、皆さん自身の結論を出してくださるよう願います。また、韓国はこのような研究の出発として良い場所になるはずです。

 もし、ここで私たちの努力が自由世界の理念具現に多大な貢献をなすことができるならば、私たちは、私たちのあらゆる努力と資源と生命までも、その高遠な目的を達成するために捧げていかなければなりません。私は、この価値ある使命に皆さんが同参したことを心から祝うものです。


第十六回「科学の統一に関する国際会議」

(一九八七・一一・二六〜二九、アメリカジョージア州、アトランタ、ウェーバリ、・ホテル、四十二ヵ国、二百五十一名参加)

 一九八七年十一月二十六日から二十九日まで、アメリカ、ジョージア州、アトランタのストウファー・ウェーバリー・ホテルで、四十二ヵ国、二百五十一名が参加する中で、第十六回「科学の統一に関する国際会議」が開催された。開会式で、真のお父様は「絶対価値と現代社会の再評価」という主題で基調演説をされた。

《基調演説:絶対価値と現代社会の再評価》

 ICUS(科学の統一に関する国際会議)で現代世界を再評価する作業は、結局現存する東西二大陣営とその体制に対する再評価です。同時に、両体制に対する諸科学の役割は何だったのか、またそれが諸科学の究極的目標とどれくらい近い位置で影響力を行使したのかということも再評価されなければならないと考えています。今日、両陣営の指導者たちがいくら弁解をしても、既存の体制とその秩序が人類の真の幸福を保障するには既に限界を呈しているということ、そして現存の世界自体が没落しつつあるという事実を否定することはできないはずです。

 真理は一つであるだけでなく、それは自然と人間世界を支配する一つの原理です。自然界において、この原理は宇宙、万物万象の根源です。人間においてこの原理は、その霊性と肉性の調和を通じた人格を完成し、真善美を実現するように導く真の愛の絶対価値です。

 私は、ICUSが今日の世界に対する包括的な再評価を始めてくれることを求めます。因習的な観念と姿勢は、山積した現実問題を処理するには十分ではありません。現代社会が直面している問題は、人間の事情だけでは解決できません。さらには、人類の歴史に対してこられた神様のみ旨が成就されなければなりません。したがって、神様の愛に根をおいた超国家、超主義、超世界的な絶対価値に立脚した立場から、現代社会は再評価されなければなりません。

 学者たちが政治、経済、社会などの潮流に巻き込まれるのではなく、歴史的な見識と召命感のもとで、全体を教導する能動的な役割を発揮しなければなりません。現代社会は、過去のいかなる時代よりも、超国家、超人種的協助によってのみ解決することができる問題を多く抱えています。国際化、また多元化した社会では、特殊分野の個別的研究成果に劣らず、行動する多くの知性人たちが調和、協力しながら実践することが重要だということができます。

 世界の数多くの学術会議の中で、ICUSだけが絶対価値と学問の統一性という究極の問題を主題としています。これより以上に切迫した問題はありません。一つの絶対価値を発見することなくしては、学問の統一性という問題の解決は不可能です。私は、この使命を皆さんに託しました。この集いが現代社会を正しく評価し、皆さんが新文化創建の門を開く歴史的な事業を成してくださることを願っています。


九 興進様の世界的な地上役事


興進様の地上活動


 一九八四年一月二日に昇華された興進様は、全世界各地に霊的に現れてみ言を下さり、信仰指導をされたが、一九八七年七月以降は、アフリカで黒人の実体をまとわれて地上役事をされるようになった。以後、ヨーロッパ、南米、東南アジア、アメリカ、日本、韓国で集会をもちながら、指導者たちの信仰覚醒運動をなされた。

 最近、霊界に通じる人々は、イエス様のことをオールド・クライスト(Old Christ)、また興進のことをニュー・クライスト(New Christ)と呼んでいるそうです。イエス様が興進に仕えて回りながら紹介しているということが、全世界の神霊的な人々の証によって事実として現れてきています。「そのようになる」と先生が宣布した時、誰がそれを信じたでしょうか。「真っ赤なうそだ」と言いました。

 「自分の息子が死んだことを中心として、知らない人を欺き、うそをついて自分の息子を有名にしようとするのだろう」と言って信じなかったのです。信じようと信じまいと問題ではありません。結果が現れてくるので、それを見なさいというのです。最近になってこそ、それを信じるようになったのです。

 先日も郭錠煥氏が話したことですが、今興進君が世界的な霊界の役事をしています。それで、アフリカの指導者とヨーロッパの指導者の心霊検討を済ませました。もうすぐ韓国にも来ることでしょう。それは欺くことはできません。すべて表に出るのです。霊界から見れば、すべて分かります。何を隠しているのかが、すべて分かるのです。隠しておけば、雷が落ちるのです。ここにも来ることでしょう。

 ところで、一つ、私たちと異なっている点は何でしょうか。興進君が霊界で「こうだ」と言うと、本当にそのとおりに行動することです。思うと同時に行動しているのです。そこが異なります。今、興進は地上に来て、ある霊媒と共に生活しています。ですから、直接指導しているのです。

 朝起きる時も、その時間を守らなければなりません。そこには、異議がありません。ぴたっとその時間に起きるのです。約束すれば、その時間どおりに動くのです。譲歩というものがありません。それは何かというと、直接的に霊界に属していると、思いを直接行動に移すことができるということです。

 しかし、堕落した世界はそうではありません。堕落した罪悪世界は何かというと、考えを直接行動に移すことができない世界です。そこが違うのです。それでは、霊界では何を中心として考えるのでしょうか。愛を中心として考えます。本質的な創造理想に直行する愛を中心として考え、愛の理想実現のために考えるのです。それゆえに、愛の本然の位置にいれば、体が瞬間的に行動できる世界になるのです。

 今は興進君が霊界にいるすべての善の教祖たちと善の霊たちを連れて地上に来て、真の御父母様の善主権に向けて総動員するにおいて先頭に立ちました。南北統一、祖国光復のために、今興進君が霊界の協助を受けて先頭に立ったのです。同様に、今後皆さんが祖国光復のために出征するようになれば、皆さんの先祖が皆さんを通じて興進君が地上で行うのと同様の役事をすることでしょう。そのような時代に入っていくのです。

 原理的に見れば、興進君は真の御父母様の子女なので、長子の位置、すなわち長子圏に立っています。そして、興進君を中心として、今皆さんがどこにいるのかというと、皆さんはサタン世界において復帰された位置にいるので、アベルはアベルですが、次子の位置にいるのです。先生の息子が長子ならば、皆さんは次子圏にいるのです。

 そして、先生の息子である興進君が世界の一線において闘い、真の御父母様の願いを成就するために国と世界を平定しています。ゆえに、皆さんも、故国である韓国の光復のために一線に立って活動しなければなりません。そのようにすれば、皆さんの先祖が再臨復活して協助することができる時代に入っていくのです。


韓国祝福家庭の特別恩赦集会

(一九八七・一二・一六〜二八、本部教会)

 興進様恩赦集会が、韓国では、一九八七年十二月十六日から二十八日まで、ソウルの本部教会で、延べ七千六百六十二名が参加する中で行われた。一方、十二月三十日には、各機関企業体の部長級以上の幹部三百五十五名が興進様の教育を受けた。

 今回、皆さんは興進君の役事を見て、多くのことを学んだはずです。真の御父母様が命令をすれば、その命令のとおりに行動しなければなりません。そこには異議がありません。そのようなことを学んだはずです。興進様は、皆さんのために犠牲となっているお兄さんです。弟たちを指導して福を受けさせ、よく導いてあげようとしているのです。サタン側の兄は、利用することだけを考え、たたきつぶして貧乏にしようとしますが、天の側の長子は皆さんが幸福に暮らすことができるよう、あらゆる犠牲を惜しまずにいるのです。そのようなエルダー・サン(elder son:長子)が皆さんの前に立ったということは驚くべき事実です。

 見てください。興進が霊界に行って訓練を受け、ある人を通じて地上に来ていますが、本当に大変なはずです。そのことを知らなければなりません。み旨のために、食べることも眠ることも忘れ、自らのすべてを犠牲にして先頭に立って歩んでいるのです。皆さんがそのような伝統を受け継いで「南北統一をしよう」と言えば、今後その前にはあらゆるものが平定されるという事実を信じて進んでいかなければなりません。私たちは、神側に立った種です。血統的に異なり、心情的に異なっているのです。ゆえに、これを打つ者はいないという信念をもたなければなりません。

 もちろん興進君が来て、皆さんを許す条件も立てましたが、すべてが許されたわけではありません。実践しなければなりません。八八年を中心としてきれいに整備しなければなりません。自らの犯した罪の塀を壊し、「我々解放を受けて行かん」と言うことができる自らを取り戻していくべき時が八八年です。一年しか残っていません。皆さん自身がまず行うのです。興進君と共にしなければなりません。

 今、興進君がここ来て皆さんに教えてあげたのは、そのことです。真の御父母様のみ言には絶対服従です! 異議がありません。「糞を食べなさい」と言えば食べるのです。「肥だめに落ちなさい」と言えば落ちなければなりません。なぜそのようにするのか分かりますか。ほかのことは考えるなということです。

 興進君は、皆さんの罪を許すために、夜も寝ないで過ごしながら世界を一周してここまで来ました。皆さんは、みな罪を犯したカインと同じ立場です。そして、世の中の人々が皆さんとちょうど同じ立場です。ですから、皆さんが彼らのために生きなければなりません。座ったままで楽に暮らしなさいというのではありません。興進君が皆さんの過ちを許したように、皆さんも世の中に出ていって、殴られようと何をされようと服従させるのです。

 そして、「来なさい」と言えば来るし、「行きなさい」と言えば行くようにして、すべての人を天国に連れていくことができるようにしなければなりません。それが教示です。先生は必要ありません。満四年目にその特権を与えたのです。皆さんが興進君と共にあることを信じ、皆さんを許そうと思います。では、そのためにはどこに行かなければなりませんか。どこに行って闘わなければなりませんか。 一線に行かなければなりません。

 息子が死んだ時、我慢してきたのは何のためですか。国家の解放と世界の解放を成すためです。国家の解放と世界の解放のために、そのような立場にほうり込んで、なさせるのが正義の道です。仕事をしなければ御飯を食べることはできません。仕事をしなければ、夜寝ることもできません。ここにいる興進君が夜寝ましたか。元弼氏! 何日間寝ていませんか。(八十数日になります)。それでも生きるものなのですね。死にません! これがその証拠です。

 今回、興進君が来て世界的に整備し、すべてを終えたので、今からは新しい出発を求める心情をもって、目をまっすぐに見開いて原理観を見つめながら、それに合わせていかなければならない責任が残っています。それを二百で言えば、世界的蕩減を先生が皆さんに相続してあげたので、あとは皆さんが責任さえ果たせば解放は終わるということです。












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第三節 一九八八年 祖国統一 (二)

真の御父母様の生涯路程 8


第三節 一九八八年 祖国統一 (二)


一 一九八八年の出発と摂理的意義(一九八八・一・一、本部教会)


元旦の祝祷


 愛するお父様、既に一九八七年が過ぎました。一九八八年は、解放後、統一教会があれほどまでに思い描き追求してきた、解放四十三周年を迎える年であることを知っています。四十年前からこの年に向かって歴史過程の受難の道を出発し、多くの事情を残しながら、今や一九八七年を越えて解放四十三年の年である一九八八年を迎える、厳粛な新年の元旦を迎えました。

 一九八八年が新しい希望の年となるように許諾してください。統一教会において、すべての歴史的な蕩減内容をきれいに清算し、南北統一の一念を立てて勝利的基盤を築く神聖な年となるように許諾してください。

 また、一九八八年は、統一教会の歴史において最も貴い「神の日」を立てた年から二十一回目になる年であり、私たちの教会において忘れることのできない記念の年にもなります。その過程において、数多くの事情を残した歴史的な峠のたびに、あなたは私たちを守るためにあらゆる努力を尽くされました。そして、私たちが追われ、孤独な立場に立つたびごとに、私たちを慰労するためにあらゆる至誠を尽くされました。そのような天に対して再度感謝せずにはいられません。

 「世の中がすべて捨てたとしても捨てることはない」とおっしやった天の哀れな事情を知り、涙で訴え、血のにじむ闘争の中で身もだえしながら「天を慰労できる孝の道理を尽くし、忠の道理を果たそう」としてきました。そのようにして、前後の区別もできないほどふらつきながら歩んだ歴史的時代ごとに、お父様はその時を見守りながら一歩一歩前進を誓うように力を賦与し、勧告されながら「私がいるので行きなさい」とおっしゃいました。そして、その召命に従っていった結果、荒漠とした荒野に台風が吹き荒れ、吹雪が吹きつける環境においても倒れることなく、国家を超え、世界を超えて今日このような場に立つようになりました。

 あらゆる精誠を尽くして南・北韓を収拾する一つの運動を提示しているすべての動きをお父様が特別に指導してください。そして、摂理史的願いであるこの年と共にすべての峠を越え、希望の民族として、南北統一の気運が芽生えるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 アメリカで私たちが展開しているすべてのこと、日本で展開しているすべてのこと、また韓国で展開しているすべてのこと、そして今後中共に対処して準備するすべてのこと、それからドイツを中心として連結させようとしているすべてのことが、お父様のみ旨を中心として日進月歩するようにしてください。そして、一つの中心的機構を編成して世界に表象となることができるように指導、育成してくださるよう新年元旦のこの時間、お父様の前に申し上げます。

 統一の群れだけをもってしてはできません。年末を中心として興進君を送られ、世界的な新しい霊界の風を起こしましたが、そのような役事とともに、数多くの霊人たちを地上に連結させて、あなたが向かう所では百戦百勝の勝利だけが共にあり、この八八年の再出発を倍加することができる年となるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 許諾されたそのみ旨と召命の前に恥ずかしくない生涯路程を残すことをお誓いいたしますので、この決意を親しく受けてください。真の御父母様のみ名によって祝願いたしました。アーメン。アーメン。アーメン。


年頭標語:「祖国統一」(二)


 今年の標語も昨年と同じく「祖国統一に決定しました。なぜならば、今なお私たちの前には南北統一が残されているからです。皆さんがあらゆる精誠を尽くして霊界を動かし、このことを遂行するにおいて、韓国の全体的な組織編成を強化し、対処してくれるよう願います。「私たちの準備の度合いに応じて、北朝鮮の政治風土も変わっていくのではないか」と思っています。私たち韓民族において、祖国統一とは、誰彼の区別なく、北韓も韓国も結局は成さなければならない宿命的な課題として残されているのです。

 それでは、今回大統領になった人は何をしなければなりませんか。その政治的な標的は、南北統一でなければなりません。それをしないで、ほかに何をするというのですか。四十年の間全日成は、その体制的な基準を中心として、膨大な理念の基盤のもとで「韓国解放、赤化統一」を決定的な立場から推し進めてきました。今まで韓国において「南北統一をしよう」と言った人がいましたか。誰もいませんでした。しかし、今からでも遅くはありません。南韓を一つにしなければなりません。そのようにすれば、そこに内容を提示し、野党の党首たちが受け入れることができる体系的内容と理論的背景を備えるのです。

 私たちの手で南北を統一しなければなりません。東西文化の違い、政治的方向の異なる右翼と左翼、民主世界と共産世界、この対決の場が三十八度線です。ここで統一がなされれば、アメリカのCIAがすぐさまこの方法を利用することでしょう。また、西ドイツがこの方法をもって共産世界の追放運動を行うことでしょう。今日、共産世界の脅威を感じながら、変質的風土圏内で呻吟しているすべての国家がこの方法を活用し、二十億近い人類が解放される鐘の音が地球星に響き渡ることでしょう。

 そのように理解して、きょう八八年の年頭において、深刻な出発をなす覚悟をして誓わなければなりません。何に向けてですか。統一に向けてです。南北統一が成されれば、宗教統一が起きます。思想統一も起きます。分立した天と地の心情統一も起きるのです。

 今年の標語は何ですか。(祖国統一です)。昨年の標語は何でしたか。(祖国統一です)。昨年は準備でした。カイン的統一時代でした。今年は何ですか。アベル的統一時代です。実践しなければなりません。すべて放棄しなさい。いかなる命令でも従わなければなりません。総動員しなければなりません。

 今日、文先生の願う祖国統一は、滅びざるを得ない国家背景を中心としたものではありません。神様が果たそうとされている祖国光復の途上において、すべてのものを消化することができる歴史始まって以来なかった超国家的な思想的体系を備え、論理的な教育を通して変革することができるのです。そして社会を吸収消化できる主体思想をもった人を育て上げていこうとしているのです。それゆえに、共産主義が問題ではありません。民主主義も問題ではありません。共産主義が私を恐れるのであり、民主主義が私を恐れているのです。丸ごとのみ込まれてしまうと考えているのです。

 今回の年頭に立てた標語の「祖国統一」は、本然の主体である神様の願う国だということを知らなければなりません。その国は一つです。その世界は、神様の民が暮らすことができる活動の場であり、基盤です。霊界は、私たちが永遠に暮らす一つの理想的住宅であり、国です。

 さあ、神様に従って神様の祖国光復ヘ! レバレンド・ムーンに従って神様が指導する祖国光復の世界へ! そして、世界の万民は、統一教会に従って光復の理想の地へ前進していかなければなりません! (アーメン!)。これが私たちの願いです。


一九八八年の時


 一九八八年までの問題と歴史をすべて締めくくって越えていかなければなりません。共産党自体も、既に実験をやり終えました。民主世界自体も、既に行く道がふさがれています。今、わずかに残っているのは、アメリカとソ連、そしてレバレンド・ムーンの三つしかありません。その中でも、世界的問題を起こして世界的仕事をする人はレバレンド・ムーンです。それを知らなければなりません。アメリカ社会では「世界的な仕事をする人は、レバレンド・ムーンのほかに誰がいるというのか」と言っているのです。それが自然に表に現れた認識圏となっているということを知らなければなりません。

 背後で共産党がキリスト教と組んで、解放神学や「神様はいない」というような神学の輩が集まって人本主義と一つになり、またロックフェラー財団系統の大物たちが集まって文先生の追放運動を繰り広げました。そして、ダンベリーにまで追い込んで勝利の杯を掲げながら「あー、もう終わった」と言ったのです。しかし、そのようにはなりません。イエス様を捕らえたのち十字架にかけたのと同じように、二十世紀の十字架を罪のない先生に負わせてサタンのまっただ中に追い込んだのですが、そこで蕩減の条件を立てて復活するのです。イエス様は四十日後に昇天したでしょう? 四数を中心として四年後からは完全にアメリカが屈服するのです。そのようになっていったのです。一九八四年八月に出発して八五、八六、八七、八八年でしょう? 蕩減基準から見るとき、先生が世界的に唯一の希望とならなければならないのです。

 一九八八年は、解放四十三年になる年です。これはイスラエル民族のエジプト苦役四百三十年に該当する年です。解放四十三年になる一九八八年が問題です。韓国の大統領選挙も一九八八年であり、アメリカの大統領選挙も一九八八年です。また、日本の首相選挙も一九八八年であり、ドイツの首相選挙も一九八八年です。このように摂理的国家がすべて一九八八年に引っ掛かっています。このような主権国家がレバレンド・ムーンを迎えて話を聞くようになれば、天下が生き返るのです。

 一九八八年が終われば、二九八元年でしょう? そして、八九年三月は一年の運勢を中心として見ると八八年圏内に入ってくるのです。ですから、八八年は、韓国において我が民族が独立運動を叫んだ時(一九一九年の三・一運動)から七十年を迎えることになるのです。そのような時代がやって来るので、その時の摂理史と一致する時代を迎えているのです。そのような事実を考えたとき、今は民族が運命的な立場に立って神様の摂理を再び受け入れることができる良い機会です。このようなことを理解して、皆さんは覚醒し、現実基盤の上で信仰化運動を実践しなければなりません。

 一九八八年が来れば、大韓民国に天運が訪れてくる」と話したのは四十数年前のことです。それは、今言った話ではありません。それで、天運は訪れてきたでしょうか、それとも訪れてこなかったでしょうか。(訪れてきました)。この国でオリンピックとは、いったいどうしたことですか。ソ連と中共が韓国でスポーツ競技をするために、仕方なくひもを解いて入ってこなければならず、引っ掛かってこなければならないというのはいったいどうしたことですか。それは、誰の成した業によってそのようになったのですか。大韓民国の成した業ですか。大韓民国が成した業ではありません。天運の成した業です。神様によるものです。

 今は、この国が統一教会の思想を受け入れなければならない段階に入ってきました。皆さんは、それが並大抵のことではないということを知らなければなりません。「統一思想」を理解し、教育を受けたいと思っているので指導層で問題になるのです。そこで文教部(注:日本の文部省に当たる)を通じて、大学街で「統一思想」を教材として活用させるのです。それだけでなく、中学、高校、そして小学校にまでこれを示達して教育しなければならない段階に入っていけば、すべて終わるのです。そこまで上がっていくということは、言葉は簡単ですが容易なことではありません。先生は、どん底から一人で上がってきました。最後は国家にまで影響を与えなければなりません。


二 年頭の主要行事


原理および勝共講師の特別修練会

(一次:一九八八・一・三〜二三、八十二名、二次:二・一〜二・二一、四十八名、前本部教会)

 真のお父様の指示により、「原理および勝共講師特別修練会」が、一九八八年一月三日から二十三日まで、前本部教会で、機関企業体から選抜された八十二名の幹部が参席する中で行われた。第一次を修了した三十五名は、二十五日付で全国に基台長として派遣された。第二次は、二月一日から二十一日まで、四十八名の修練生が参席する中で、同じく前本部教会で行われた。講義は、すべて安昌成講師が担当した。

 サタンが家庭を破壊しようとしても、私たちが家庭に入っていって火をつけさえすれば、途中ですべて逃げ出していくのです。そのために統一教会で一番の精鋭軍を一線に立たせなければなりません。それで、今年この修練をするのです。

 安昌成氏に「アメリカから帰ってきなさい」と言ったのも、彼がアメリカに行ってアメリカの人々を教育してあげたその世界的運勢を連結させようと思ったからです。講義するのは誰でもできます。しかし、アメリカでアメリカ人を教育したその基準を中心として、それ以上のことを教えるために韓国に呼び寄せたのです。皆さんは、アメリカ人に負けないように率先して走りながら、アダム国家の責任を果たさなければなりません。

 「日本はエバ国家としての国家的責任を果たすために、南北統一のための経済圏に責任を負いなさい」と言いました。皆さんは、日本人に負けてもいいのですか。人間復帰のために一線に立たなければなりません。後方の人々が威容を備えて防衛する時がやって来るのです。ですから、皆さんを一線に送る出動命令をするために、今年の初めにこのような修練をするのです。

 先日、基台長を四十名送りましたが、何をしなさいといって送ったのか知っていますか。二人が四十の面に責任をもち、聖殿建設にとりかかりなさい。そのために土地を購入しなさい」と言いました。先生は韓国に来て、南北にばらばらになった民族を収拾して北韓の失われた教会と疲弊してしまったすべてのものを収拾して、聖殿を回復して北韓の地を復旧しようとしているのです。そのようにして、南北が天の懐に抱かれる国家圏内で、聖殿を中心として定着しなければなりません。

 それで、今回の四十名は、すべて自分の出身面に赴くよう命令を下しました。ソウルに来ている者たちも、全員自分の出身地方の教会に送らなければなりません。ソウルが問題ではありません。統・班結成大会が終われば、そのあとは全員地方に下っていかなければなりません。そして、教会を建てる準備をしなければなりません。もし建てることができず、その中に統一教会の祝福を受けた家庭があれば、完全に引っ掛かって倒れることでしょう。


都元ビル竣工式

(一九八八・二・一、ソウル市麻浦区桃花洞)

 一九八八年二月一日、真の御父母様をはじめとする各機関長および食口三百十名が参席する中で、ソウル市麻浦区桃花洞二九二−二○番地で、都元ビルの竣工式が行われた。都元ビルは、地上十五階、地下四階で、敷地五百七十三坪、延べ四千五十七坪だ。真のお父様は、竣工記念として「勝利統一」という揮毫を下さった。

 最近、祝宴を開くといううわさを聞きましたか。お金をあげて「行って祝宴を開きなさい」と言ったところ、「あいつめ、いつだったか、追い回されて滅びそうになっていたのに。いつの間にか成功して戻ってきて、近所のおじいさんから遠い親戚まで集めて祝宴を開き、マッコリ(注:どぶろく)を買ってきてどんちゃん騒ぎをするので、気分が良い。ハハハ」ということが起きるのです。(拍手)

 統一教会はたくさん苦労してきましたが、祝宴を開く時には、自分の一族だけ連れてきてするのではなく、村中を挙げて開くのです。今回、都元ビルの落成式をしました。統一教会の先生の一代において、ようやく一つのビルを建てたのです。私には、そのようなビルをいくらでも建てることができるお金があります。しかし、今まではそのお金を世界のためにまいてきました。アメリカでもそれ以上のビルを購入し、日本でもそれ以上のビルを買ったのです。そのようにしてから韓国に来て都元ビルを建てたのです。

 それを造ったのですが、私が見れば、恥ずかしいのです。それだけしか土地を購入することができませんでした。「麻浦」と言う時の「麻」という字は、悪魔の「魔」の字に通じます。「悪魔」の「浦」に私たちが錨綱を下ろした、とそのように思っているのです。実際は、悪魔の「魔」の字ではなく「麻」という字です。しかし、「悪魔は自分と発音が近い所に訪ねていくようになっているはずなので魔浦だ」と私は思うのです。

 落成式をした日、参加した人一人につき、五百万ウォンをプレゼントとしてあげました。なぜ私がそのようなことをしたのでしょうか。なぜ私が統一教会をつくったのでしょうか。統一教会の会社にいながらも、先生を初めて見る者たちがいるのです。彼らはみな外部の人です。その者たちを立たせておいて、ひとしきり話をしてから、「戸を閉めなさい!」と言って、そのあと一人につき五百万ウォンをあげたのです。

 なぜ五百万ウォンをあげたのでしょうか。そこには私を初めて見る人もいました。彼らは統一教会の食口ではありません。ただ会社に勤めているだけの輩です。ですから、そのことがソウルの街中にうわさになったはずです。私は財閥でもありません。通りすがりのお客さんのように現れてそのことをしました。三百名に五百万ウォンずつならば十五億の金額です。しかし、惜しくはありません。

 私は、どこかに行って昼食を一食もてなしてくれただけでも二十億のサインをするような立場にいるのです。それなのに、外部の人たちにただ何もしないで対することができますか。彼らは、「統一教会の文総裁」という名のもとに入ってきて御飯を食べて生活している者たちです。ですから、そのような相対的な報いもしてあげるのです。そうすれば不平も出てきません。

 ぽんと十五億をあげて、二月の十八日が正月一日(注:旧正月)なので「あなた方の故郷に行って祝宴を開きなさい」と言いました。一九八八年は、天地の運勢が韓国に訪れてくる年です。オリンピックも行われます。そうすれば、北韓はコーナーに追い込まれ、文総裁が力を得る時が来るのです。


李載錫牧師が韓国宗教協議会会長に就任

(一九八八・二・四)

 一九八八年一月二十一日に聞かれた韓国宗教協議会第三十一回理事会で、李載錫牧師が新会長に選出され、二月四日、ソウル、コリアーナ・ホテルで、各宗数団体の代表等、七十名以上が参加する中で就任した。

 宗教協議会があるでしょう? そこの会長をした人たちを見ると、カトリックの盧基南、それから姜元龍、そして青潭僧侶のような者たちです。また、大学の総長を務めた者たちです。彼らは、それでも教団のトップにおいて影響力をもっている人たちです。このような人たちが一回ずつ務め、「今回は文総裁を会長にお迎えしよう」という動きが出てきました。「長たちがみな推戴するのだから、いくら有名な文総裁であっても、この話は聞いてくださらなければならないでしょう」と言ってきたのです。しかし、「ノー」という返事をしました。

 なぜ「ノー」という返事をしたのでしょうか。見てください。南北統一に精誠を尽くすことにも忙しいのに、宗教協議会などの会長になってぐずぐずしていられますか。そのような所には、問題がたくさんあるのです。行けば、「文総裁はどうだこうだ」という話が出てくるはずです。「国民連合にそれだけ多くのお金を使ったのだから『宗教協議会にも一億くらい下さい』と言えば、くれるだろう」と言うでしょう。あげなければあらゆる問題が起きるのです。

 それで、私は「できない」と言いました。本来そのような職は、宗教団体の長が務めるようになっているのですが、「有名な文総裁ができなければ、教団長の名で代身者を推薦してください」と言ってきたので、今李載錫氏がその職に就いているのです。それで、宗教協議会の会長に、ぽんとなったのです。

 私たちが宗教協議会に加入する時、朴養雲神父などが苦労しました。宗教学会でも月刊誌を出さなければなりません。月刊誌を出して世界の宗教家と接近させる活動をしなければなりません。そのようにすれば争い事が起きないのです。この「週間宗教」もそれをしなければなりません。「週間宗教」を宗教協議会に譲ってあげてもいいのです。

 ここに立っている食口たちも、宗教協議会を少し手助けしてあげなさい。私たちは「統一教会の群れと、宗教協議会の群れは別だ」というようには考えません。石窟庵(注:慶州の佛國寺の裏にある石窟佛庵)に行けば、私はそこでお布施もします。既成教会の牧師たちは「そのようなことをするから異端、悪魔なのだ」と言います。そうです!(笑われる)神様のもとにすべての宗教があるのです。根本は一つです。一から出てきたのです。宗教世界において、私が歴史始まって以来初めてこのような連合運動を始めたのです。この運動は、私が死んでも千年、万年褒めたたえられるものとして残されることでしょう。誇るべきものです。

 今、宗教協議会の歴史は十八年ですか。(「宗教協議会の歴史は二十三年です。私たちが加入して十八年になりました」と李載錫会長が答える)。私たちが加入することによって形を整えてあげたのではありませんか。「宗教団体を滅ぼそうとして、文なにがしがあのようなことをしている」と、多くの悪口も言われました。しかし、人間というものは、どれほど世の中が騒いだとしても、自らの良心に呵責がなければ安らかに眠れるものです。反対は必ずしも悪いものではありません。正しいことをする人々は、反対を受けなければなりません。反対するのは、しっかり仕事をしなさいということです。そうすれば、常に緩むことはありません。常に深刻なのです。


宗教協議会会館奉献式

(一九八八・二・一七、再開発ビル)

 一九八八年二月十七日、真の御父母様をはじめとする五十名以上の関係人士等が参席する中で、ソウル、東亜ショッピングビル十二階に位置する韓国宗教協議会講堂で、同会会館の奉献式が行われた。この日、真のお父様は、「一和統一」という揮毫を下さった。


《祝祷》


 お父様が宗教を立てられ、賦与された本来の責任を全うしようとする本然の心を全体の環境に連結させることができる主体的な姿として、常に現れるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 ここを知り、ここと関係しているすべての宗教団体とすべての宗教人々そしてすべての市民が見つめる全体の前に、あなたのみ旨を成就してください。宗教を立ててみ旨を成就しようとされるあなたの前に世界史的使命を果たし、すべての民族と教団、そして全人類と宗教をお父様の前に奉献し、統一の世界を成し遂げることができるように祝福してください。

 繰り返し願われるあなたの願いの前に韓国民族が責任を全うし、世界史に残ることができる民族となるように、そして民族の精気を受け継いで宗教を愛し、宗教を信奉する恥ずかしくない民族となるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 きょうこのように、あなたの前にこの場を奉献することができる日を許諾してくださったことに感謝申し上げます。この宗教協議会の今後の日々、そして前進するすべての動きが、新しい祝福の春の世界と共に光り輝くことができるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。許諾されたこの時間、奉献するすべてを受けてください。真の御父母様のみ名によって祝願いたします。アーメン。

 今後、宗教協議会のすべきことは、超党派的な面から協力して国を救うことです。国を救うためには北韓共産党の体制がどれくらい強固であるかということを知らなければなりません。彼らは、四十年間完全武装をしてきています。北韓にいる人々の四十年間の願いは何かというと、南韓の統一です。目、鼻などの五官全体が韓国統一に燃えているのです。しかし、韓国の人々は、北韓の統一、北韓を解放しようという考えをもとうとしないでしょう。

 この宗教協議会もそうです。そのような面において今や国内自体の力でできなければ、国外を通じてでもしなければなりません。外国の宗教団体、世界の八大宗教の団体長がみな私を支持しています。現在そのような中にあるので、そのような人々をすべて引き連れながら、諸教会を一箇所に追い込まなければなりません。そこに協力しなければなりません。今、私たちは、国際宗教団体を中心としてそのことをしているのです。

 現在、八つの宗教団体は、すべて数多くの宗派に分かれて闘っています。三つ以上の宗派に分かれて争っているのです。宗教団体の宗派を統合するための経済的な支援を私が行っています。そのように世界的な囲いをつくる運動をしながら、今後彼らをどこへ引っ張っていくのでしょうか。今後、アメリカ政府のレーガン大統領や国民の大統領になる人を中心として、世界的に宗教協議会の部署がつくられなければなりません。アメリカ行政府に新たに部署をつくらなければならないということです。共産主義に対処できる思想的部署をつくり、世界の全人類を混乱した思想の中から救援しなければならないと思っているのです。今、そのような考えをもって基盤を築いています。上下両院議員たちによる組織を編成しているのです。ですから、韓国でもそのように理解して、今後は宗教協議会がこの国を救わなければなりません。

 そして宗教協議会は、超教派と密接な関係をもっていかなければなりません。これからは、トップに行って交渉し`なさい。先日予算編成したものを中心として、超教派の会長は、顧問の立場から宗教協議会の会長と相談しながら高次元的な仕事をしなければなりません。一つになるのです。自分たちだけが知っていてはいけません。宗教協議会は、超教派であり、超宗派的なので、各宗教団体が協力しなければなりません。


三 全国の聖殿建築と二世の収拾


市・郡・区の事務室と面単位の基地の確保


 「南北統一運動国民連合」主催、全国百八十箇所の市 郡・区とソウル四百四十二箇所の洞委員会の結成大会および講演会が、一九八七年十月から十二月まで開催され、統一運動のための実勢的基盤が準備された。そのころ、九月から十月の間には、特別市および直轄市と各道の委員会の事務室十六箇所が開館し、続いて、二百四十四箇所の市 郡 区事務室の開館と面単位基地確保のための措置が実行された。

 今後、教域長たちはしっかりやらなければなりません。今回、地区地域、市・郡支部を中心として、すべて場所を確保してあげました。ソウルの区は三千万ウォンです。三千万ウォンならば、少ない金額ではありません。それを少ないと思えば大変なことになります。月給をもらいながら一生を懸けて三千万ウォンをつくってみなさい。多分八十歳を超えても貯めることはできないことでしょう。並大抵の苦労ではありません。それは、世界の統一教会の信徒たちが血と肉を削って売った、その代価です。先生の涙がこもった価値をもったものだという事実を知らなければなりません。

 地方の直轄市の区には二千万ウォン、それから周辺都市には千八百万ウォン、一般の市・郡や小さい所には八百万ウォンをあげました。それを二倍、三倍にすれば、すべてを買っても余るほどのお金です。今まで、先生は支援しないようにしました。これが最後です。あとから、また「援助してください」と言ってきてはいけません。今回の活動において、すべて援助してあげました。しかし、いつもそのようにしていれば滅びます。

 既に二百四十四箇所の市と郡に事務室を借りたので、そこに毎日のように七十人ずつ連れてきて講義することを考えてみなさい。二百四十四箇所ならば、どれくらいの数ですか。二万人近くになりますか。二万人ならば、一ヵ月では何人ですか。六十万です。大変な数です。そのようにして絶えず講義を続けなければなりません。今後、私たちが借りた場所は、絶対に遊ばせてはいけません。遊ばせることがあれば、雷が落ちることでしょう。教成長は、必ず講義することができるように準備しなければなりません。

 昔、明洞に私たちの会館があったでしょう? その時、食口を動員して涙を流しながら人を引っ張ってきましたが、その時はどれくらい大変でしたか。しかし、そのような時でも百名以上動員したのです。最近では「文総裁が何かをする」と言えば、みな支援しようとする雰囲気になっているのです。それなのに、どうしてそれができませんか。連れてきて教育さえすれば、食口になるのです。完全に境界線を越えてくるのです。

 今残された問題は、面単位の基地をいかに確保するかということです。面は全国に千五百箇所以上あります。都市圏内の洞と、地方の面は同レベルです。洞もたくさんありますが、面を中心とした基地だけでも千五百箇所以上になるのです。今後都市は、教会を買って影響を及ぽせば簡単なはずです。都市は、電波の媒体を通じるか、宣伝媒体を通じて行えば、相当に影響を及ぼすことができます。しかし、面や離れた部落は、人が直接連結させなければならないので簡単にはいきません。

 今後、都市は集中的にしようと思っています。そして、面単位の基盤さえ築けばいいのです。地方は、面・里・洞から成っています。面・里の単位をつくり、里と班を中心として随時動かしていくのです。大概、地方の面で暮らす人々は田舎の人々ですが、会館を中心として、いかに彼らと紐帯関係を結ばせ、一ヵ月に二、三度は来させる運動を展開するかということが問題です。この運動をすれば「統一教会員になるな」と言っても自然になるのです。

 このような運動をするために、四十五インチのテレビを今回のオリンピックの前に用意します。そして、千五百箇所以上の場所を、それこそ戦争式につくるのです。そのようにして、テレビを設置して、面の人々や部落中の人々に「オリンピック競技を観戦しよう」と言うのです。そうすれば、そこに集まってくるようになっています。そのようなことができる良い宣伝期間、活用することができる良い時が来ます。このような機会に電波媒体のような文明の利器を用いれば、いくらでも教育することができます。良い講師を使ってビデオをつくって見せれば、それは、実際には講義ができない地方の講師とは比べものになりません。高次元的に、次元高く教育をすることのできる時代に入ってきたのです。


邑・面単位の敷地購入と聖殿建築


 真の御父母様の指示に従い、一九八八年を中心に、各道単位の連合会長たちは、地域基台長たちと各地域聖殿建立のための敷地を購入した。その中で、忠清北進教区の清原教域は、敷地四百七十六坪の上に建坪二百五十八坪の地下一階、地上三階からなる統一会館を建立、一九九〇年十一月二十四日、開館式を行った。この日、真のお父様は、この開館式に参席され、「故郷を誇ろう」という題目のみ言を下さった。

 今年、いかにこれを邑・面支部まで配置するかという問題が私たちの責任であり義務です。一和の販売実績が上がれば、その倉庫を面単位にまで造らなければなりません。そして、倉庫を建てると同時に、四十坪から五十坪程度の教会をそれに付随して建てればよいのです。また、事務室をつくらなければなりません。一階は事務室にして、二階は教会として使い、三階建てにすれば修練所としても可能です。

 一和にほかの方法がありますか。一和の社長は社長であり、私は会長ではありませんか。(笑い)いずれにしても土地を多く購入しなければなりません。邑・面にまで土地を買わなければなりません。最低三百坪から五百坪の土地を購入すれば、どのようなことでも思う存分に行うことができます。三百坪だけでも十分なはずです。

 イスラエルがバビロンから戻ってきたあと、彼らは聖殿を建設したでしょう? まず聖殿を建設しなければなりません。その次に歴史を収拾し、イスラエル民族を収拾して国を収拾しなければなりません。自分はテントを張ってそこで生活しながらでも、国を収拾しなければなりません。そのようにして定着しなければなりません。今日、私たちは天に従っていく遊牧民です。

 今まで先生は、海外に出ていって活動してきたでしょう? 今は、責任者をすべて引き連れて戻ってくるのです。すべてを復帰するのです。アメリカに行って責任者をすべて引っ張ってきました。朴普煕氏や郭錠煥氏も引っ張ってきました。完全に撤収したのです。そして、何をするのかというと復古運動をするのです。聖殿を既成教会以上に造りなさいというのです。

 それから、南北を統一するために国を収拾しなければなりません。神様の国を収拾しなければなりません。そのためには、祭司長は、たとえその命が燃え尽きたとしても、断行しなければなりません。安楽な場所に座ってのんびり休むことはできません。ゆえに、最近でも全羅道に三日間続けて、ばたばたと行ったり来たりしてきました。木浦から和順を通って裡里までです。一日生活圏内に入ってきたので、車で出掛ければ、江陵を通って浦項と釜山を回り、南海高速道路を利用して光州と全州を通って戻ってくるのです。

 それで、今回皆さんの手で聖殿の石を運び、聖殿の土地を掘るのです。建国の地を掘り起こす使命があることを知らなければなりません。それをなすことができなければ恨になります。先祖たちの前に誇ることができません。

 自らの最も貴い土地を差し出して聖殿を造らなければならない使命がイスラエル民族にはあるのです。ゆえに、第三イスラエル民族圏に立たなければならない韓国民族は、農村の隅々まで統一教会の名を宣べ伝えなければなりません。自分が生まれた面の教会を建てることに力を貸さなければなりません。本来、まず聖殿を建てたのちに、自分の家を建てなければなりません。ゆえに家を壊してでも聖殿を造らなければなりません。たとえ土地を売ったとしても、聖殿基地を備えなければならない責任があるということを知らなければなりません。

 三分の一は皆さんが負担しなければなりません。教会の建物まで先生に「建ててください」と言うのですか。土地まで「買ってください」と言うのですか。(協会長が次のとおり発表する)「教区長たちが報告したことを再度発表します。全羅北道は百六十箇所で四十億、京畿道は九十六箇所で二十四億、全羅常道は二百三十箇所で五十七億五千万、忠清北道は百二箇所で二十五億五千万、江原道は九十六箇所で二十四億、慶尚北道は二百四十六箇所で六十一億五千万、釜山は四十九箇所で十二億二千五百万、忠清南道は百十六箇所で四十四億、仁川は九十六箇所で二十四億、慶尚常道は百七十五箇所で四十三億七千五百万、済州は五箇所で一億二千五百万、合計で千四百三十一箇所です。総額で三百五十七億七千五百万ウォンです」。

 三百億は負担しますから、五十七億は、皆さんが寄付するなり何なりして埋め合わせなさい。坪当たり五万ウォンですか。(坪当たり五万ウォンです。五百坪で二千五百万ウォンです)。いかなることがあったとしても三分の一は自分たちで出さなければなりません。そのようにしなければ条件が立ちません。先生がすべて出してあげれば良くありません。

 今から三年間で、教会を建てなければなりません。早く建てれば、私がぱっと見て鑑定してあげ、是正すべきところはすべて是正しようと思っています。基台長は行って土地を掘り、コンクリートを流し込み、トラックを動員して素早く組み立てなさい。そのようにすれば、あとのブロックを積み上げるようなことは皆さんがするのです。その次に、内装や外装の処理は教会の枝術者がすることでしょう。半分は建築家となり、半分は監督者になるのです。


二世の収拾


 これからすべきこととは何でしょうか。神様の摂理というものは、南韓の四千万、また南北の六千万がすべて動いて成されるのではありません。祭祀を俸げる場所から成されるのです。鳩を裂くことによって国が行ったり来たりするのです。同じです。責任分担を果たさなければなりません。

 それゆえに、孫大(日偏+午)氏は、ほかのことは考えずに大学生を中心として二世を収拾しなさい。今回、私が第一に指示したこととは何かというと、「関係をもったすべての人の二世を収拾しなさい」ということです。モーセはそれができませんでした。六十万の大衆を引き連れて出てきたとしても、エジプトで生活していた人々だけではできません。エジプトから出てきた四十年間は、子供たちを教育していかなければならなかったのです。もし、荒野に出てきて二世を教育していたならば、イスラエル民族が滅びるようなことは絶対にありませんでした。

 私はそれを知っている人です。カナンの福地をモーセの時と同じようにしないためには、今、関係しているすべて人の息子、娘を皆さんが収拾しなければなりません。なぜでしょうか。今、父母たちの願いは、「統一教会の人たちのような息子、娘をもつことができれば」ということだからです。それは、既に先生が成しておいたことです。「統一教会の若者のような息子、娘をもつことができれば良い」と言わせることができる環境を開拓したという事実は恐ろしいことです。二世たちを連れてきて統一教会の人のように育ててほしい、というのが父母たちの願いです。

 二世を収拾しなさい! それが第一です。二世を収拾しようとすれば、その二世を指導することができる二世が必要です。それが大学術です。それで、私は大学街を重要視しているのです。

 イスラエル民族もエジプトから戻れば、聖殿を新築し、まず神様を迎えなければなりませんでした。その次には、二世を教育する学校を造らなければなりませんでした。そのようにしてから、教育した二世を中心として、神様と共に暮らすことができる家を造るのです。それが順序です。

 ゆえに、今回私が指示したことは何でしょうか。「二世を立てて故郷を復帰しなさい」ということです。これは、統一教会で主張している家庭教会の理念を代表する二世たちを連れて皆さんの故郷に戻っていくということです。一人が十名、二十名の若者を連れていって「死ね」と言えば死に、「生きろ」と言えば生きる立場で、二十四時間その部落をつかんでありとあらゆることをするのです。そのようにすれば、たとえどのようなことをしても、その村の人々は反対することができないはずです。父や母もそうです。

 国家体制を中心として南北統一に対備するために、大学街を指導する人々を、いかにして先頭に立たせるかというのです。そして、先頭で何をしなければならないのでしょうか。闘うのではありません。二世をつかんで、先生と共に涙を流して南北統一の思想を共有するのです。その基地を造るために、私が教会を造ってあげているのです。面の責任者として涙を流しながら、そこにいる中学、高校や小学校の先生に対して、皆さんが涙を流しながら愛国思想を植えつけるのです。そのようにすれば、南北統一は問題ありません。


全国学舎教区設置と大学撃破活動


 大学摂理機関(会長:孫大(日偏+午))は、既存の中央事務局を教授局と学生局に分け、行政業務を管掌するようになった。そして、現場では、学舎教区傘下の諸般業務を効率的に管掌し、教区礼拝を定着させるために、学舎教区本部をソウル、京畿、江原、忠清、全羅南北道、慶尚南北道に分けて設置し、確定した。

 大韓民国の運命は二世にかかっています。共産党は、デモをさせて国を破綻させようとしています。私たちはこれを防御しなければなりません。ゆえに、今回「教学統連」を中心として学舎教会をつくりました。学舎教会を中心として学舎協会ができます。しかし、そのようにしたからといって別の組織体ではありません。巡回師が学舎教会の各道の責任者です。巡回師という名で発令を受けていますが、彼らは学舎教会の教区長です。

 また、学舎教会と今までの統一教会を見れば、学舎教会はアベル教会であり、今までの統一教会はカイン教会です。ゆえに、協会長も、二世に対してはいかなることでも支援してあげなければなりません。全面的に後押ししてあげなければなりません。大学街の運勢を中心として、今日破壊的運動を行っている団体、すなわち民民闘や自民闘の学生たちを消化しなければなりません。理論闘争をするのです。

 今までの私たちの一般教会には、大学生部がありませんでした。しかし、今からは大学生部ができるのです。大学生部ができると同時に教授が配置されるのです。学舎教会を何年か経た教授、すなわちみ旨の前に立った教授たちが、一人で三、四人を連れて統一教会本部から配置されなければなりません。

 学舎教会をつくることによって学舎教会の教区長が生まれたのです。これが設定されることによって、今からは統一教会の青年が無限に繁殖していくことでしょう。希望的です。それで、先日私が「三万名を結束させなさい」と指示しましたが、決意しましたか。(はい)。早くしなさい。二学期からは、教授をすべて「教学統連」に編成し、校内で教職員連合運動を行い、その門下生を集めて教育し、すべて囲いの中に追い込まなければなりません。既に、個人の伝道時代は過ぎ去りました。氏族復帰時代に入っていくだけに、団体伝道時代に移っていくということを知らなければなりません。今からは大学街を撃破しなければなりません。それは学舎教区長たちの責任です。その地方にいる学生たちの住んでいる家をくまなく訪ねていくのです。

 大学撃破とは何でしょうか。下宿でこそこそと話し合っているので問題が起きるのです。ですから、学舎教会の大学生たちがすべて班長となってサタンが寄りつくことができないように理論的闘争を行うのです。力で来れば、力で対抗するのです。そのような面を備えなければならないというのが先生の考えです。準備態勢を猛烈に、力強く、雄、しく整えなければなりません!

 今、共産党は、一世と二世をすべて追い立てています。ゆえに、教授撃破をしなければなりません。共産党側の教授を呼んで討論を行い、コーナーに追い詰めるのです。また、学生たちを呼び出して討論を行って追い詰めるのです。内外で追い込めば居場所がなくなるので、学校が静かになります。そのようになれば、天下は自動的に統一圏へ越えていきます。南北統一は難しいことですか、易しいことですか。南北統一は、大学の先生と学生さえ統一すればできるのです。


成和学生会と聖日学校の活性化


 今から全般的に成和青年会を出発させなければなりません。中学生と高校生の教育と併せて成和青年会を運営しなければなりません。先日、私たちは文教部(日本の文部省に当たる)を通じて、市教育委員会の教育長を連れてきて教育し、校長を連れてきて教育しました。この基盤は、地方まで発展していくだろうと思っています。昔は反対されて追放されました。しかし、今からは皆さんが成和学生を主体とする先生たちを中心として学校に行き、歓迎を受けながら講義する時代に入っていくのです。

 ですから、成和学生会を早急に発展させなければなりません。一年後には彼らは大学に行きます。これを早急に発展させ、運営しなければなりません。それから、聖日学校の学生を指導しなさい。大学教授が配置されれば、大学教授が大学生を教え、大学生は成和学生を教えてあげ、そして成和学生、すなわち中学、高校生たちが聖日学校を指導するのです。優秀であれば、中学生が聖日学校を指導してもかまいません。そのようにすれば、自然に発展して中学、高校生まで指導することができ、大学生まで指導することができ、教授まで指導することができるのです。

 食口の家庭は、どの家庭にも小学生がいます。また、大学に通っている学生のいる家庭もあるでしょうし、成和学生、すなわち中学、高校生がいる家庭もあるはずです。学生のいない家庭はありません。大学生はいるのですが、彼らが出席しないのであまり集まらないのです。大学生たちが離れていくので、中学、高校生たちが「ああ、うちの教会は大学生たちが来ない」と言って、行く楽しみがなくなるのです。自分の話し相手になる人がいないのです。また、中学、高校生がいないので、聖日学校もおもしろくないのです。そうすれば学生たちがいなくなるのです。

 学生が未来の大韓民国の相読者です。後継者を養成するにおいて大変な損害となることを知りながらも、共産党と闘わせたのです。莫大な損害を被ることを知りながらも、この基盤を築くまでは、私が闘う立場に立ってそのようにしてきたのです。今はもう、そのような時代は過ぎ去りました。

 私は、三代を収拾しようとしています。三代が一つになるのです。蘇生、長成、完成です。それで、今からは教会組織に大学の学生部ができてくるでしょう。それから、成和学生会を全国的に始めるのです。成和学生会がなければ、中学や高校から一人だけでも連れてきて、皆さんが直接教育してあげるのです。

 緊急招集をして、このような趣旨の内容を話し、次の日曜日から大学生、成和学生会、聖日学校の学生部を設定し、皆さんの家庭の学生が流れていく子孫とならないように天の前に正しい指導をしなさい。そして「後代の正しい指導者をつくろう」と通告し、結束できるようにするのです。これを支持しますか! 「します」という人は手を挙げてください。下ろしてください。


四 南北総選挙準備の統班撃破活動


予想総選挙戦と統班撃破


 今年からは、本格的な統班撃破運動をしなければなりません。地方の里や、都市圏の統の単位まで、教授もしくは大学院の修士出身者を配置しようと思っています。今後、統一教会が国会議員をどれほど多く国会に送り出したとしても、南北総選挙時代においては政党がすべて砕け散るのです。無効となるのです。

 問題はどこにあるのでしょうか。今の政府と国会が防御することはできません。北韓が南北総選挙を打ち出してくれば、問題は大きいのです。北韓は地下組織を通じて金大中氏を出馬させるために無制限にお金を投入することでしょう。また、金泳三氏を支援し、金鍾泌氏まで支援してくるでしょう。それは「乱立しろ」ということです。猫もしやくしもみな出てこいというのです。しかし、北韓は単一候補です。

 彼らは政治工作隊を使って宣伝するのです。彼らは、韓国に住んでいる遠い親戚や関係している過去の人の名前まですべて聞き出して、今何をしているのか調査し、肥だめまで掘り起こして宣伝をすることでしょう。「どうしてあのようによく知っているのか、きのう来たばかりなのに」と言うかもしれませんが、既にそのように準備を完了しているということを知らなければなりません。私はそれを知っているのです。それなのに、何も知らずに、ただ座って大声を張り上げていて、それでよいのですか。

 ですから、教授たちを組織して、今後は統・班に投入します。班常会(壮一毎月班でもたれる例会)をするところに教授たちを投入していくのです。三万名の教授を動員して、毎日一つの班に一人の教授が行くようにするのです。その教授たちの話を聞けば、その統・班は感化されるでしょうか、されないでしょうか。一年に十人の教授が自分の家に来るだけで「金日成を打倒しなければならない」と言うようになっているのです。そのようになれば、金日成は行く所がありません。

 しかし、北朝鮮が私たちの統・班を撃破することはできません。北朝鮮がいくら地下工作を行っても、統・班にまで現れて撃破運動、消化運動をすることはできません。点組織や線組織は、行ったり来たりしながら組織することができますが、統班撃破はできません。ですから、統班撃破さえすれば、すべて引っ掛かってくるのです。すべて崩れるのです。点組織も引っ掛かり、線組織も引っ掛かり、体制もすべて引っ掛かります。

 韓国において、彼らのできないことを私たちがやっておいたのです。そのようにして、共産党がやってきた時に「ああ、そのとおりだった!」と言うようにさせなければなりません。これを完全にしておいてから、南韓四千万がふろしき包みを担いで北韓に入っていかなければなりません。ヤコブがエサウを屈服させるために、二十二年間集めた財産をお兄さんに残らず与えたのと同じようにです。そのようにすれば、北朝鮮の全日成は完全に屈服するはずです。

 そのような作戦を行うために、今や中共を仲介して安東県(注:丹東)に大きな救護村をつくるのです。そして、龍巌浦に船をつけ、トラックに救護物資を乗せて北韓に運んでいかなければなりません。それを運ぶ時は、韓国人が行くのではありません。中東の人やヨーロッパの人々が北朝鮮に入っていくのです。そして、分け与える時は、ただそのまま彼らの組織を通じて分け与えるのではありません。私たちが分け与えてあげなければなりません。私たちの組織した班組織を通して分け与えるのです。そして分け与えてあげながら実態調査もするのです。

 それとともに中共を真ん中に置いて、北韓と私たちが理論闘争をするのです。文化交流とともに学者交流もしながら中共の舞台で理論闘争を行えば、闘わずして消化することができるのです。そのように思っています。

 ですから、今回地方に行って、「(南北統一運動)国民連合」の結成大会をする所で講義をする時に「全日成をたたき殺さなければならない」という話はしないでください。今後、金日成も救ってあげなければならないのです。私が「金日して、その人々はどのようなことでも行うのです。だからといって、恐ろしいので全面的に進軍してはならないということではありません。全面的進軍をなし、今後金日成までもすべて救ってあげなければならないのです。私たちは、地獄まで解放することを唱えている群れではありませんか。そのようにすれば、皆さんが自ら危険を感じることはないでしょう。


「(南北統一運動)国民連合」を中心とした統班撃破


 私たちが最も注目すべきことは、敵がどこから浸透してくるかということです。統・班を通して浸透してくるのです。ですから、この統・班をいかに組織するかということが問題です。先日、私が「国民連合」を結成して、地方を回りながら組織編成をする時、統一教会、勝共連合、「国民連合」の組織編成をしました。この三つの派をそのまま横的に見る場合、どれが最初かということが問題ですが、一番目は統一教会です。その次は勝共連合で、その次に「国民連合」です。

 しかし、先生は「一番目も二番目も、すべて『国民連合』を中心として一つになりなさい」と言いました。蘇生、長成、完成です。これを形態として見る場合、統一教会が頭です。それから、勝共連合は闘う力であり、「国民連合」は足です。ところで、復帰時代においては頭からするのではありません。下からするのです。

 ゆえに、頭から下まで下りていって、下を中心として勝共連合も回り、また統一教会も回らなければなりません。そのようにすれば最後のセンタ、が回るので、すべてが終わるのです。すなわち、統一教会を中心として回るようになれば、勝共連合の役割、「国民連合」の役割が終わるのです。そのような意味で、まず国民が回らなければなりません。個、人が回るにおいては、大韓民国の四千万の国民がすべて同じ軸を中心として回らなければなりません。そのような意味で「『国民連合』を中心として一つになりなさい」と言うのです。一つになるにおいては、どこに行って一つになるのですか。統・班に行って一つになるのです。統班撃破です。

 すべての面と統・班を中心として見るとき、この国の体制は大きな囲いです。道の体制はその次の囲いであり、郡の体制はその次の囲いです。班を中心として見るとき、統はその外側の円になるのです。復帰は、個人復帰から家庭復帰・氏族復帰・民族復帰・国家復帰・世界復帰、このようになるのでしょう? そのような立場なので、私たちが体制的に見る場合、「国民連合」にも、国家組織のような道組織があり、その次に郡組織があり、面組織があり、里組織があり、班組織がなければなりません。このように見れば、これは一つの体制です。

 それでは、班は何を代表しているのでしょうか。そこには二重目的があります。直接目的は班のためにあり、全体目的は国のためにあります。したがって、班と統を一つにすることは、国家を一つにする礎石となるのです。私たちの人体構造と同じです。そのようになっているのです。ですから、今一番重要なことは何ですか。私たちはどこに根を下ろさなければなりませんか。この根を道に下ろしてはいけません。道の下に郡があり、郡の下に里があるのですが、これがぽんと浮いているので、ここにサタンが入ってきて活動する拠点ができるのです。ゆえに、統・班に根を下ろさなければなりません。

 先日(一・二二)、地方に四十名を基台長として配置すると同時に「一人が四十の面に責任をもちなさい」と指示しました。また、ソウルには十二万個の班があります。ですから、統一教会員が三千名いればいいのです。そして、一人が四十個の班に責任をもつのです。ホーム・チャーチの理論はそれです。なぜ三百六十家庭をつかんだのですか。三百六十日は陰暦の日数です。また、三百六十は、十二数の三倍の倍数にもなります。そして三十六は四掛ける九です。ここにおいて四数はサタン数であり、九数もサタン数です。これを清算しなければなりません。

 それで、三百六十軒を中心として、皆さんの血族を中心として四十個の班を民族と連結させる基盤を築いていかなければなりません。そのようにして四十個の班を動員できるようにしなければなりません。四数を満たさなければなりません。統一教会の皆さんを中心として、早くこれをやらなければなりません。それは、霊の息子、娘を中心として自然にできるようになっています。

 ソウルの統班撃破をどのようにして行うのですか。三千名の精鋭部隊を動員して行うのです。そして、一人が何箇所ずつ責任をもつのですか。一人が四十個の班をもてばよいのです。これは、この時間に先生が特別に命令することです。ホーム・チャーチは全員もっているでしょう? ホーム・チャーチを中心としてするのです。班を撃破しなさい。それを支配しなければなりません。


全国民の思想武装


 この国民をいかに教育していくのでしょうか。教育しようがありません。執権者自体が腐敗しているということを誰もが知っているので、教育しようがないのです。そこで私は何を考えたのでしょうか。郷土学校をつくり、文字を知らない労働者や農民の息子、娘を教育するのです。今、その運動をしています。

 一箇所に教授を三百名ずつつなげ、統・班長までも大学院の出身者で満たせば、その教授たちを中心として中学、高校の先生と校長、そして小学校の先生と校長までをすべて教育することができます。市の教育委員会、道の教育委員会を中心として、今その段階にまで入ってきています。中学、高校の先生から校長まで、全員勝共思想で武装させなければなりません。子供たちも教育しなければなりません。私たちに任せなさいというのです。

 私が宗教団体を後援するのも、今まで超教派運動を進めてきたのも、また勝共活動をするのも、すべて南北統一のためです。南北の統一は、世界統一の起源となり、世界人類の解放の起源となるのです。その根は一つです。それしかありません。それが韓国にあるのです。それゆえに、韓国解放のために生涯を捧げて闘っているのです。

 それゆえに、大学教授を立てながら、歴史になかったこと、政府のできないことを私がしているのです。それをなすために三年の間、欧米の有名な博士と日本の有名な博士、そして韓国の博士を中心として全国の市と郡で講演をさせたのです。それは何の話かというと、韓国の教授が動かなければ、日本の教授を投入し、また日本の教授が動かなければ、西洋社会の教授を投入するということです。

 全国民が思想武装しなければなりません。そのためには、どのようにしなければならないでしょうか。全国に全国民を教育することができる教授たちを配置しなければなりません。最高の教育者を配置しなければなりません。そのようにして教育させると同時に、その教育者たちが大韓民国の教育機関を早く連結させなければなりません。大学を動かさなければなりません。その次には高校と中学、そして小学校をすべて連結するのです。また、教育機関長および教師を早く連結して立てなければなりません。

 そして、学生教育の活動を強化しなければなりません。それは何かというと、学生を中心として活動を連結させようということです。学生たちを教育してそのままほっておくのではなく、学生を通じた活動を展開し、上下左右を連結させる運動をしようというのです。その次になすべきことは、その学生たちを通じて父兄を教育させることです。そうして家庭を教育するのです。

 そうすれば、教育機関と学生を通じて一般の家庭社会まで、すべてが連結されるのです。中学、高校から小学校まで連結し、学生たちを通じて地域社会まで連結するのです。横的基盤の上で、縦的な国家まですべて連結していくのです。それを誰がしなければなりませんか。先生と教授たちがするのです。

 その次には、公務員組織です。大学街を中心として民間組織を連結させれば、公務員組織を同化させなければなりません。その公務員組織を通じて国家機関を連結していかなければなりません。

 その次は、社会における有力者の動員です。それをするためには、卒業した大学の同窓会、または連合会をつくるのです。それをその地方における一つの核として連結させ、家庭を中心として完全に統一化する運動を地方で行うのです。そのようにして、父兄と学生と先生、それから公務員を一つにしなければなりません。

 今後は、韓国自体が私たちに従ってこざるを得ません。今まで、統一教会と勝共連合、そして「国民連合」がしてきたことは、共産主義に勝利するための思想武装です。これを徹底的にしてきました。それは、教会機関を中心とした武装だけではありません。国家と民族を中心として、思想武装を一元化してきたのです。アベル的な私たちの思想圏がカイン的な思想圏を吸収し、長子権の基盤に上がってこなければなりません。


五 還故郷氏族復帰活動の開始

(一九八八・六・一)

摂理的還故郷時代


 一九八八年六月一日、ソウル本部教会で行われた全国牧会者総会(四百名以上参加)で、真の御父母様は、摂理的還故郷時代および本格的な氏族復帰活動の天命とともに、全祝福家庭に動員令を下達された。故郷に動員されて活動する祝福家庭婦人の活動期間は、一九八九年六月一日までだ。

 先生が故郷に帰る前に、まず皆さんが帰らなければなりません。復帰過程においては、父母が先に入っていくのではありません。アベルが先に復帰されなければならないのでしょう? 統一教会がアベルならば、一般の既成教会がカインです。そして、一般国民もカインです。これらが一つになって故郷に帰っていくのです。故郷に帰って何をするのでしょうか。アベルである皆さんがカイン圏を完全に収拾しなければなりません。

 それで、今回全員故郷に帰っていくのですが、真の御父母様のみ言を聞いて故郷に帰っていく皆さんは、昔のアダムとエバが堕落した立場とは異なるのです! 真の御父母様がサタンのすべての迫害を個人的に勝利し、家庭的に勝利し、氏族的に勝利し、民族的に勝利し、国家的に勝利し、世界的版図を中心として蕩減条件を立てて完全に勝利し、復帰して戻ってきたのです。それを皆さんに伝授してあげるために、このように訪ねてきたのです。

 ですから、皆さんはこれを受けて故郷に帰っていきますが、今からは浮き草ではありません。今までは浮き草でした。風の吹くままに追い回されてきました。しかし、今からは千年、万年不動の地、神様が訪ねてくることができる故郷の地に真の愛の幹を突き刺していくのです。誰の名によってですか。縦的な父母である神様と横的な父母である真の御父母様の名によってです。そのようにすれば、今や我が民族、我が氏族は、滅びる民族、滅びる氏族ではありません。真の御父母様が勝利した基盤を通してここに突き剌されるすべての愛の種は、悪魔が手をつけることはできません。

 先生が冷遇されていた時は、皆さんも冷遇されて追われてきたでしょう? その時は「故郷に帰ってはならない」と言いました。しかし今は、故郷に帰っていくのです。ようやく故郷に戻っていくのです。故郷に行くのは、皆さんの一族を生かしてあげるためです。迫害と反対は、今からはすべて消えていくようになるのです。

 今は蕩減するための時代です。それで、皆さんに氏族的メシヤ圏を許諾し、還故郷をさせたのです。大韓民国において真の父が現れ、数千数万の面、村、部落に、メシヤとして息子、娘を配置したのです。今はイエス様の時代とは異なります。メシヤが殺害されることはありません。先生の迫害時代はすべて過ぎ去ったのです。先生は着陸しました。

 今まで、先生が長子権世界の蕩減的特権をもってきてなしたことは、還故郷をすることです。そして八八年の八月の前に、氏族復帰のために配置しました。米国へ行っても配置し、日本でも配置しました。氏族復帰のために故郷へ帰るのです。還故郷、すなわち故郷に帰ることによってどのようになるのでしょうか。自分の故郷を訪ねていくことは、イエス様や洗礼ヨハネが一つになって故郷に戻っていく立場です。それゆえに、皆さんは、民族的な統一圏で行動することができる時代に入っていくのです。

 宗教世界において還故郷という言葉は、歴史始まって以来初めての言葉です。高次元的宗教を信仰すれば出家を教わるのですが、「故郷に帰りなさい」という言葉は歴史上初めての言葉です。その言葉がこのような吉報だということを知らなければなりません。帰る場合は、真の御父母様に侍り、真の御父母様の国を相続して帰りなさいというのです。今後、統一教会の解散命令をするつもりです。統一教会で何をするのですか。故郷に行って故郷の国を復帰しなければならないのでしょう。故郷と直結した国、故郷と直結した世界、故郷と直結した天国を成し遂げれば、教会が何になりますか。天国は皆さん自身にあるのです。

 ですから、「あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」という聖書の教えと同じです。地上でつなぐのも皆さんがつなぐのであり、地上で解くのも皆さんです。ペテロに授けたような、聖書で語っている「天国の鍵」ではなく、「天国」を皆さんの前に授けたのです。それが「還故郷をして愛の種を蒔き、氏族復帰をしなければならない」という訓示であることを知らなければなりません。


本格的な氏族復帰の出発


 私たちは「ゴッディズム」(Goodism)、すなわち「神主義」と「頭翼思想」を主唱しています。共産主義が右側にあり、民主世界が左側にあるのを入れ替えようというのです。今は、共産世界が民主世界をリードしているでしょう? これを入れ替えようというのです。転換しなければなりません。共産党がサタン側なのですが、今までサタン側の長子権を中心として常に神側を打ってきました。左翼が右翼を打ってきたのです。悪が善を打っているのです。ですから、これを転換しなければなりません。

 今までは、天側の前に左側が右側の権勢をもち、長子権をもって民主世界を打ってきました。この手でたとえれば、右手です。右側は「権勢」を意味します。ライト(right)というと「権勢」を意味するのです。「右側」にもなりますが、「権勢」にもなるのです。しかし、その長子権が天利の権威になることができず、逆にサタン側で長子権をもったのです。逆さまになっているのです。これを正しておかなければなりません。

 これを正せばどのようになりますか。天側が左側を打つことができるのです。反対になります。昔はサタン側が天側を打って地獄に引っ張っていったのですが、今からは逆に、天側が引っ張っていくのです。強制的に引っ張ってでも、天国へ連れていくのです。そのように変えることができる時なので、これから皆さんが故郷へ帰っていけば、父母、兄弟、全員に話すのです。それでも聞かなければ、「祝宴を開く」と言ってさーっと集めておいてから門に鍵をかけ、「誰も出ていかないでください。私の話を少し聞いてください」と言って説得するのです。

 このようになれば、そこからすべてのものが解消されていきます。そのようになれば、今まで皆さんの故郷の地でサタンが反対してきた運勢が完全に解放圏に入っていきます。皆さんは、サタン圏からすーっと上がっていくのです。上がっていって昔堕落した先祖の基準の前に皆さんが立つことによって、真の御父母様が蕩減した世界基準に対して相対基準さえつくれば、皆さんの一族が立つのです。

 皆さんは、故郷に戻っていって先祖を変えなければならない運命が残っているということを知らなければなりません! 先祖をどこで解怨するのですか。世界で解怨することはできません。それから、長子権を取り戻さなければなりません。今まで、そのようなことができる主体がいませんでした。しかし、今は真の父母を中心とした真の息子、娘がいます。これは驚くべき事実です! 彼らを中心として水平線で和合しなければなりません。そのようにしようとすれば、お父さんの命令をお兄さんが受け、お兄さんの命令を弟が受けなければならない横的位置に立つのです。そこには、いかなるものも介在してはなりません。

 横から見れば三代です。父母、長子、自分というように三代圏の心情一致化を成さなければ、横的に自分の立つ位置がないということを知らなければなりません。縦的に見れば、個人復帰、家庭復帰、氏族復帰です。イエス様がこの地に来られたのは、この三点を復帰するためでした。イスラエル民族を代表した中で、ザカリヤ家庭とヨセフ家庭が氏族です。家庭を中心として、二つの家庭を連結させた氏族圏です。順序から見るとき、これが一つになってこそ父が縦的な立場に高く立ち、長子権が設定され、次子権が設定されるのです。これが三段階です。

 そのように縦的な面の三段階、横的な面の三段階の基準を連結させるのです。サタン世界に染まった皆さんの習慣性は、一切容認することはできません。そのような時になったのです。六月一日からです。きょう集まったのはそのためです。出動です! 祝福家庭として男性も女性も出動するのです。今まで祝福家庭を長成期完成級に立ててきたので、七年路程が残っているのです。ゆえに、この路程を行かなければなりません。

 今回故郷に帰る皆さんは、カナンの福地に入っていったイスラエル民族と同じです。ゆえに、皆さんは故郷に帰っても、お金を多くもっている人をうらやましく思ってはいけません! 権力者をうらやんではいけません! 浮気心を起こしてはいけません! 正しい教育をしなければなりません。神様を愛し、後孫を愛し、イスラエル圏の我が民族を愛することができる伝統が第一です。

 ですから皆さん、子女を抱いて教会に出入する時、彼らに吸収されてはなりません! 何千年ぶり、何万年ぶりに故郷に帰ってきたという還故郷の喜びをもって細胞と骨髄から込み上げてくる涙とともに、血の涙でその地をぬらし、その地は天からの血の涙でぬらされた神聖な地であるという名が下されなければなりません。そこから天国が始まるということを知らなければなりません。

 そして、そのような基盤によって統一教会の外で全民族を中心として氏族が編成され、大韓民国が一つになれば、先生はその一つになった大韓民国を捨てて北韓に行かなければなりません。


還故郷の祝宴


 今や皆さんは、先生が一族を犠牲にしてカイン圏世界を制覇した勝利的基盤をもって還故郷をしなければなりません。還故郷だけでなく、遠国をすることができる圏内に入ってきています。そのような国家的運勢のもとにいるのが皆さんの一族であり、家庭であり、皆さん個人です。ですから、既に皆さんは、思いのままに一族をつかみ、痛哭をしてでも彼らを神様の族譜のもとに同参させることができる特権をもったのです。そのような驚くべき事実を知らなければなりません。先生よりも幸福な立場です。今からは、お兄さんだろうと親戚だろうと、強制的に統一教会に引っ張ってきても反対されることはありません。反対される環境は過ぎ去ったのです。

 今回、みな祝宴を開いたでしょう? 餅をたくさんもらって食べたでしょう? (はい)。誰の餅ですか。真の御父母様の餅です。真の御父母様に連結したものです。ですから、誰が一族を率いていかなければなりませんか。イスラエル民族がエジプトで四百年間暮らしながら「カナンを復帰しよう」と言った時、トップだけに知らせれば良かったのですか。あばら屋で難民生活をしているイスラエル民族が大勢いたのですが、彼らにもそのことを知らせてあげなければ引っ掛かるのです。その時と同じです。一族を率いて南北統一運動の旗手となり、先進的な隊列を備えることができるように、皆さんが出ていって教育をし、募兵運動をしなければなりません。それが皆さんの責任です。「うちの父母はあとからしよう」。そうではありません。

 先生の一族は、すべて虐殺されました。それは、母が現れて「そのようになった」と言ったので知っているのです。私は、一切祈祷することもできませんでした。皆さんは、そのような立場で父、母、姉、兄弟を愛するようになっていますか。この民族が果たそうとしている南北統一と民族解放の道のために、先生は「これが歴史的過程の原理観だ」と言うことができる路程を先頭に立って歩んでいるのです。私たちは、五パーセントの責任を中心として蕩減していかなければならない立場に立っています。ゆえに、皆さんと皆さんの一族に、この道を行かなければならない運命があるという事実を知らなければなりません。

 祖国光復を中心として還故郷の時代が訪れてきました。今回、すべて大移動したでしょう?転換期です。統一教会が一つの峠を越えていくのです。これが同じ水平になっているのです。すべてどこに行くのかというと、世界的基準の前に統一教会が身もだえするとしても、サタン世界の地下には入っていかなかったのです。地上で身もだえすることができる時代が来たので、サタン世界以上に自分の父母と地を愛する心と愛国の心、サタン世界以上に故郷を愛し、氏族を愛する心をもって一つになるようになるのです。

 ですから、祝宴を開きました。今年、全国的な祝宴を開いたのです。聖書の放蕩息子の話と同じです。世の中から見れば皆さんは放蕩息子です。家から出ていった「下の息子」と同じです。お兄さんたちが彼を歓迎しなければ罰を受けるのです。「全く、家を出ていって歩き回って」と言うでしょう。まさしくそうです。しかし出ていって歩き回っていたのですが、何のために出ていって歩き回ってきたのでしょうか。自分を第一としてではありません。世の中を生かし、天国を復帰するためです。忠臣の道理、聖人の道理、聖子の道理を身代わりして出ていって歩き回ってきたのです。そのような息子は、むしろ放蕩息子ではありません。国にもいないお客さんであり、世界にもいないお客さんであり、天地にもいないお客さんです。ゆえに、そのような立場で訪ねていくときに、その部落が反対をすれば罰を受けるのです。既に先祖たちが先頭に立って迎えてくれます。先祖たちが侍るのです。

 すべての先祖は、還故郷をする自分の愛する子孫を父母として迎えるのです。ですから、先祖の代わりに血統を蕩減復帰して新しい時代に越えていく条件を立てるのです。そのようにすれば、先祖たちが復帰の道を行くでしょう。そのような能力を備えることができる特権を賦与したのです。


六 南北統一運動と機関・企業体の体制一新


機関・企業体の教育強化と活動体制

(一九八八・二・二で漢南洞公館、第二次原理・勝共講師修練後に指示)

 今回、皆さんは教育を受けたので、修練を受けた人々でチームをつくり、そのチーム長を立てなければなりません。皆さんが帰れば連帯意識をもちなさい。私が文社長(文昇龍財団副理事長)に話しておきました。今後、訓育部をつくらなければなりません。それで、全般的な思想や道義的な生活問題について教育をしなければなりません。継続的な教育をしなければなりません。これをしなければ、今後困ることになるのです。

 統一産業で労使紛争を起こした人々は、全員その思想を検討しなければなりません。ですから、彼らを参与させてはなりません。彼らを継続して企業(経営)に参与させれば、労使紛争はいつまでも続くだろうということを知らなければなりません。完全に脱退させてしまうならば分かりませんが、そこで仕事をさせれば問題が続きます。その時になってはあまりにも遅すぎます。

 それから、回心石材です。全員を教育しなければなりません。皆さんが教育に責任をもち、不純労組の根を完全に引き抜いてしまわなければなりません。組織体制を強化し、教育をしなければなりません。また、一和にもそのような部署はないでしょう? 今回、皆さんが帰れば、それをつくって教育しなければなりません。部署ごとにつくってすべて教育するのです。

 それから、今後一成建設は、すべて軍隊式に訓練しようと思っています。今まで厳社長(厳徳紋社長)がしてきたようなやり方ではいけません。組織的な体制を中心として事業を推進していかなければなりません。建設会社は、時間が問題です。施工をいかにうまくやるか、同じ枝術をもっていかに時間を短縮させるか、ここに全権がかかっています。それをしようとすれば、あらゆるものを体制化させ、軍隊式に三日前にぱっぱっぱっとリレー式に運営するのです。私たちが使う下請け業者をすべてA、B、Cに分けておくのです。私たちが使う人を体制化しようというのです。

 その次にはどこですか。鮮陶です。鮮陶には何人いますか。そこも全員教育しなければなりません。それから、財団の人はどこにいますか。財団の人たちは、一括して全員教育しなければなりません。全員に講義をさせなさい。講義を受けない人々講義ができない人は脱落するのです。どこに行ってもすべてそのようにしなさい。今は統・班に責任をもち、今後休むことなく十年も努力すれば、前が開けてくるのです。一生懸命やらなくてはなりません。

 それから、一元宝石です。一元宝石も根本的に正さなければなりません。すべて壊してしまわなければなりません。私は、そのようなことは好きではありません。根本をしっかりつくっておかなければならないのに何ですか。

 それから、マルスム編集部は、いつか私が解剖しなければなりません。先生のみ言選集を百六十巻から新たに編成して、すぐに出さなければなりません。中間のものはすべて出版されています。成和社には何人いますか。七十数名ですか。多くの人は必要ありません。すべて食口ですか。そこに一度行ってみなければなりません。協会長! 今からは多くのお金をそのように毎月支給することはできません。体制を変えていかなければなりません。

 それから、どこですか。(統一神学校です)。そこの人たちを邑・面単位に配置しなければなりません。行って開拓をするのです。協会で責任をもって指導しなさい。何ももたずに行って開拓をしなければなりません。皆さん、学校に通いながら商売をしたことがあるでしょう? 皆さんは自立して学校に通ったでしょう? 私がそのようにしなさいと言ったのです。

 尹博士! 成和神学校もそうですか。学費をもらっていますか、もらっていませんか。もらっているのならば、その学費は誰が稼いでいますか。それは自分たちで稼いで出さなければなりません。私が孫大(日偏+午)氏にも話しました。「統一教会の若者たちは、大学生だろうと何だろうと、みな商売をさせなければならない」と話したのです。自立能力のない人は、今後責任者にはさせないつもりです。生活できる能力がなくてはなりません。「生活のために就職をする」と言うような役に立たない者は駄目です。

 もう一つ言っておくべきことは、今後会社に戻っても、五時になったら全員工場から出てきなさい。そして、工場を中心として、全員ホーム・チャーチ組織、すなわち家庭教会組織をもたなければなりません。それで、個別的な活動基盤を中心として、信仰の息子、娘をつくり、氏族編成をしていかなければなりません。それが発展する原則です。人を育ててみてこそ自分が成長するのです。人を育ててみなければなりません。

 今後、実績をあげた人には特典を与えなければなりません。今後は、技術者でも誰でも、統一グループの体制に入ってこようとすれば、全員試験を受けて一定の期間を待たなければなりません。大学を出たとしても大学院を出たとしても関係ありません。


成和神学校の校舎新築


 今後韓国は、青年組織、すなわち大学の学生たちを中心として活動していかなければなりません。今までこれが中枢的な組織編成から外れていたのです。ですから、二世を育てるにおいて、私たちは莫大な損害を被ってきたのです。そのことは分かっています。また、大学の認可を得て二世を養成しようとしたのですが、今まで政府があれこれ言い訳を並べてそれを遮ってきたのです。しかし、既にそのような時代はすべて過ぎ去りました。

 成和神学校に行ったことがある人は手を挙げてみてください。韓国の学校建築物の中で歴史にない最高の建物を建てるのです。今後、この学校には簡単に入ってくることはできません。私はそのように思っています。世界的に有名な学者が来て教えることでしょう。三年生からは英語で講義を受けるのです。それについていくことができない人は切り捨てます。今後何年かのちには、成和神学校に学生が押し寄せてくる現象が起きることでしょう。また私は、この学校を卒業した人々がアメリカに行って発展できる道をいくらでも開いてあげるつもりです。

 このような希望に満ちた未来が皆さんを待っているのです。ゆえに、皆さんの子女、すなわち二世を正しく教育しなければなりません。皆さんには恨が多いでしょう? 学校に行くことができなかった恨をもって生きてきたのではないですか。大学にも行けず、開拓することに全力を尽くしてきました。村に行けば指で指されながら、私たちは消え去りませんでした。

 マッカ、サーは「老兵は死なず」と言いましたが、私たちは老兵ではありません。皆さんの二世を通じて青年兵が飛び出してくるのです。ですから、希望をもちなさいというのです。有名な大学に行くことができる道を開こうとしているのです。郭錠煥氏が世界財団と文化財団を通じて、世界の有名な学者たちがすべて先生と関係を結ぶようにしているのです。

 ですから、私が学者たちに「韓国で天才的な人を一人推薦すれば、連れていって大学で教育しますか」と言えばそのようにするのです。皆さんの息子、娘の中からそのようにしようと思っていますが、どうですか。(良いです)。小心者になってはいけません。私が三代を収拾しようと思っているのです。


「世界日報」創刊準備

(一九八八・五・二五、文教部登録(カ−五六)、六・二五、龍山旧鉄道高校敷地購入、二・二六・社屋移転(ソウル市龍山区漢江路三街六三−一)

 一九八八年に入り、韓国の日刊新聞「世界日報」の創刊準備が順調に進捗した。五月二十五日、文化広報部に定期刊行物の登録(力−五六)を済ませたのに続き、六月二十五日には、ソウル市龍山区漢江路三街−六三−一の旧鉄道高校敷地を購入し、十一月二十六日に社屋を現地に移転した。

 今後、私は新聞社をつくります。そして、誰かが何か言って阻む場合は、それを暴露して激しく攻撃するつもりです。政府では新聞社の許可を出そうとしながら途中で取りやめることでしょう。許可を出さなければ出さないでもかまいません。いかなる手段を使ってでもトップを押さえて新聞社をつくるつもりです。つくるか、つくらないか見ていなさい。「ワシントン・タイムズ」を挙げて決起するつもりです。

 今回新聞社をつくれば、面単位を中心として一箇所に記者を十名ずつ配置します。十名ずつとして千五百箇所ならば何人ですか。一万五千名です。一万五千名ほどの見習い生をつくろうと思っています。そのような人が面にいるのではありませんか。できればそれらの人々を中心として新聞販売を行うのです。

 今、大学や大学院を出た人の中に就職できない人がたくさんいます。大学院を出た人でもそうです。大学を出た人はなおさらそうだというのです。今、そのような人材をすべてつかんでいこうと思っています。今から私たちの新聞が発刊されれば、朝鮮日報や東亜日報などはおそらく相手にもなりません。私たちには世界に通じる新聞社があるのです。今後、私が韓国に来れば、すべてコントロールしていくつもりです。そして、日本とも交流し、アメリカとも交流しなければなりません。

 それでは、言論機関とはいったい何でしょうか。言論機関とは、社会的な道義に責任をもち、国家を発展させていくべき教育機関です。私はそのように思っています。教育機関です。ゆえに、記者自身の人格も優れていなければなりません。

 私は、退廃思想に踊っているアメリカの言論機関と闘っている人です。千七百五十以上にもなる新聞社に対して、今まで私は独りで闘ってきました。首根っこを押さえて「この者たち! お前が勝つか、私が勝つか見てみようではないか!」と言って闘っているのです。

 世界の言論機関には、千年万年の歴史を代表して言論機関の歴史はこうでなければならず、その歴史をつづっていく言論人はこうあるべきだという言論機関としての正義がありません。化け物のような者たち! 時代の流れに寄生虫のようにくっついて暮らすひも(情夫)のような者たちがたくさんいるのです。

 それでは、今日「世界日報」とは何でしょうか。その「世」という字は何の「世」ですか。この「世の中」です。「日報」とは何ですか。世界の「日」を「報告」するのです。どのような「日」ですか。悪い「日」ではありません。良い「日」です。良い「日」を報告するのです!良いことを褒めたたえ、悪いことをたたかなければなりません。それが正道です。

 言論人もそれを知らなければなりません。これまで言論人大会を行ってきました。言論人の責任を追及するために、言論人の世界協会をつくってそのような運動を行ってきたのです。責任的言論人となれというのです。信念に自らの命を懸け、生死圏を代表して責任を負わなければなりません。無責任な人ではいけません。

 たださらさらと上手に記事を書いて読みやすくするという趣味的要素をもったからといって、それで新聞記者を評価することはできません。それは正しく書かれたものではありません。生きているとはみなしません。生の根本を知らなければなりません。問題となるのは「神様はいるか、いないか」ということです。問題はそこにあります。ゆえに、世界日報というものは「世界の日」を明らかにしなければなりません。

 世の中を日々報告し、新しいことを中心として、良い意味で大韓民国にも良く、アジアにも良く、世界にも良いとなり得るものであれば、いかなる冒険を犯してでも一番の特集記事として出さなければなりません。記者の弊害は何かというと、責任を負わないようにしようとすることです。書きさえすれば良いのですか。歴史がその責任を追及するのです。

 なぜ世界日報をつくったのでしょうか。この世界に真の日々の記録を残そうというのです。簡単です。世界日報という言葉は、そのような言葉ではありませんか。日、成し遂げられていく良い出来事や「歴史時代が千年、万年過ぎようとも彼が人類の前に主張したことは正しい」と言うことができる記事を探して歩かなければなりません。資金の出所を探し歩いて他人の秘密を暴露しようとする人になってはいけません。そのような人々がいてはいけません。

 皆さんは、国を生かさなければなりません。皆さんには愛国心がありますか。私が世界日報を立てて国を生かそうというのです。誰かの後ろに回ってへつらったりしないでください。そのようなお金が必要であれば、私に手紙を書きなさい。そうすれば、私が出してあげます。良心的な面から国のことを思う場合には、いくらでも出してあげるつもりです。何をしようというのですか。この大韓民国の混乱した環境において、世界日報が正しい道を明らかにし、この民族に道義的な基準を立てなければなりません。

 生きたものは根を張って大きくならなければなりません。世界日報が皆さんの背骨になり、皆さんの足場を貫いて立てるように根を下ろすことができなければなりません。そのような要員は何人いますか。肥料を吸収し、芽を出し、正しい茎として間違いなく伸びていく人をいかに輩出していくのかというのです。言論界の伝統的思想を受け継ぐことができる、私が残したい後継者をどれくらい育て上げていくのかというのです。私に一度仕事を任せれば、絶対にそれを放棄することはありません。


(株)一和龍仁メッコール工場の竣工式

(一九八八・六・八、京畿道龍仁郡龍仁邑)

 (株)一和の龍仁メッコール工場竣工式が、一九八八年六月八日午前十時から、真の御父母様をはじめとする一千名以上の来賓および社員たちが参席する中で行われた。この日、真のお父様は、約一時間にわたるみ言を通して、一和グループの使命と一和が行くべき方向に対してみ言を下さった。

 きょう、このようにメッコール工場を献堂しましたが、今からは何を献堂しなければならないのでしょうか。この建物を献堂することだけでは何の意味もありません。何かの機材や資材を献堂するといったことには何の意味もありません。どれほど工場が素晴らしく、どれほど機材や資材が立派であっても、この立派な環境を動かすことができる主体となる立派な人間がいなければ何の意味もありません。

 人は一人だけではありません。一和グループ全体が一つとなって一つの体制を整え、ここに各自が「高く上がっていこう」と言わなければなりません。各自が代表的な立場から引き上げる立場に立てば、右手も左手も上がり、頭も上がり、体も上がっていくようになります。そして、そのようになれば、一和は国家の前に自然に認められざるを得なくなり、アジアに現れざるを得なくなり、世界に現れざるを得なくなるのです。

 ですから、一和グループの要員は、メッコールの主人にならなければなりません。「メッ(脈)」とは魂を意味します。(注:「麦」と「脈」は同音異義語)。それは、天運を動かすことができる主流を意味するのです。今年一九八八年の六月八日午前十時に献堂式を行いましたが、今からこのメッコール工場は上がっていくのでしょうか、それとも下がっていくのでしょうか。これを考える場合、社長がどれほど素晴らしく、どれほど立派であってもいけません。皆さんの気勢、脈拍が前進しなければなりません。

 それでは、その気勢が韓国的なのか、それとも世界的なのか、これが問題です。韓国的な場合は、いくら上がっていったとしても韓国で終わるのです。しかし、それが世界的である場合は、日本を越え、アメリカを越え、世界的な天運が協助するはずです。

 皆さんが一つ考えるべきこと、すなわちここに立っている私が考えていることですが、清涼飲料業界における王者は天を代表したものとならなければなりません。清涼飲料業界において、お金をもうけてサタン世界に利益をもたらすような、いかなる一等品目もあってはなりません。これを何としてでも撃破しなければなりません。そのような思想をもっている人がここに立っている私です。

 これをつくり始めてから何年になりましたか。一九八六年八月に始めたでしょう? 工場の着工をしたのは十月以降です。ですから、二年にもなっていません。工場を造ろうとすれば、普通五年から八年かかるのですが、瞬く間にやり遂げたのです。そうかといって、適当に仕上げたわけではありません。

 この工場を見て、「なぜ工場をこのように造ったのか」と言う人を見ましたか。「これが工場と言えるだろうか。ホテルだろう」と言っているのを知っていますか。一和で仕事をする者たち、ここが自分の就職した所だからといって世界の工場がどこもこのようになっているとでも思ったらとんでもない話です。ここは、世界第一級の工場だということを知らなければなりません。なぜでしょう? 文総裁の顔がかかっているからです。看板がかかっているということを知らなければなりません。ですから、立派に造らなければならないのです。

 今回、アメリカの会社の責任者たちが一和に来た時も、彼らは「生産ラインを設置できる場所がどこにあるのですか」と言って、ぐるぐる回りながら探し歩いたのです。ところが、ホテルのようなすごいビルに黙って入っていってみると、そこに生産ラインがつくられているのです。それで、「このような工場を初めて見た」と言っているのです。このような工場は、お金が借しくては、造ることができるようなものではありません。

 それでは、なぜ文総裁はこのように造ったのでしょうか。出発をする時から、何年ではなく何百年を見つめていたからです。私はそのような人です。統一産業もそのように造りました。世界第一級の工場を造ったのです。統一産業に行くと門がありません。世界の最新式システムをすべて取り入れて建設したのです。


《祝祷》


 きょうこの献堂式を行いますが、ここはお父様の工場ですので、このお父様の工場を誇ることができるお父様の息子、娘が必要です。ゆえに、一つの部署や一つの分工場において、工場全体を代表し、誇るにおいて不足なく、誰一人として取り除くことができない、そのようにお父様が記憶することができ私息子、娘の姿を代表した工場とならなければなりません。そのような人を中心として奉献することに、きょう献堂する意義があるものと思っておりますので、自らを厳粛に批判し、きょうとあすの新しい区切りをつくり、今後世界と共に波打つ韓半島の歴史時代を主管していくにおいて不足ない主体的要員となるようにしてください。そして、その要員の前に主管を受けることができるこれらの工場となるように許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 きょう、真の御父母様の名によって、お父様の心情を中心とした献堂式をいたしました。お父様が喚起され、今までこの工場を導いてきましたが、今はこれが天の前に捧げたものとなりましたので、私が手を引いても、ここにいる社長と職員全体が一体となり、会長の役割を身代わりし、大韓民国を身代わりし、また清涼飲料業界を身代わりして、誰にも負けない前進を誓う勇士たちとして、そしてお父様の称賛と愛を受けるにおいて不足のない要員として受けてくださることができるこの日となるように、許諾してくださることを切にお願い申し上げます。

 今や一九八八年六月八日を中心として新しく出発するこの工場が、今後十年後、二十年後、三十年後、あるいは百年後に、世界の清涼飲料業界における王者の位置を占め、全世界と共にお父様の前に誇らしい栄光を返すことができるその日が、この時間から連続的に未来にまで連結されますことをお願いしながら、このすべてのみ言を真の御父母様の名によって祝願いたします。アーメン。


国民運動の資金調達事業


 メッコールには、瓶や缶以外にペットボトルのものがあるでしょう? 大きいものです。それは販売するのに適しています。近ごろは、なくて売ることができません。ペットボトル一本に、缶のメッコールが七本以上入るそうですね。それは千ウォンですが、今後それを全家庭に配達してあげるのです。一本売れば、三百ウォンは利益が残るはずです。ですから、毎月一千万世帯に一本ずつ売っても三十億ウォンの利益になります。

 それができれば、毎月三十億の「国民連合」の活動費が出てくるのです。また、一ヵ月に一家庭で一本しか飲まないでしょうか。競争して飲むようになっているのです。それだけの量をいかに生産するかという問題で、きょうも水原から来る途中で器興工場に立ち寄りました。ペットボトルの工場を新設する場所がどこかにないだろうかと思ってそのようにしたのです。

 一ヵ月に一千万本ならば、大変なものです。一家庭で少なくとも五本は十分に飲むでしょうから、一ヵ月に少なくとも五千万本です。これがいったん軌道に乗れば、あらゆる飲料水を私たちが補給することができるようになるのです。それで、これを「クッコール(国コール)」「エグッコール(愛国コール)」だと教え、コカ・コーラは「ヤンコール(洋コール)」だから、飲まないようにしようと宣伝しなければなりません。

 雪峯ホテルもメッコールを中心として経営します。水安堡のホテルを造ったのも教育しようと思ったからです。今後、釜谷にも温泉ホテルを購入しようと思っています。統一産業を巡回させてからそこに連れていって一晩寝かせるのです。何千ウォンのお金が問題ではありません。教育するのです。

 私が雪峯ホテルや水安堡ワイキキ・ホテルを購入したのは、そのためです。温泉ホテルのプールは、春夏秋冬いつでも使うことができます。閑散期をなくすことができるので購入したのです。

 先日、古田氏から報告を受けたことですが、輸入されたメッコールを日本の通産省が実験所に依託して分析検査をしたそうです。そして、その結果がどのようなものであったかというと、ビタミンB1が、胚芽米四杯分に相当する量が入っていたということです。それから、ビタミンB2が卵四個分に相当する量が入っていたそうです。また、ビタミンCは、レモン五個分の量が入っていたそうです。

 いや、! 私はそれを聞いて、本当に驚きました。ビタミンB1に関しては御飯を食べなくてもいいということです。(笑い)また、卵が四個分入っていて、レモンが五個分入っているというのです。ところが、コカ・コーラにはビタミンB1、B2、それからCも入っていないそうですね。今後、これが各所で宣伝されるようになれば、コカ・コーラの世界は完全に後退してしまうだろうという報告を受けたのです。

 この基盤が全国的に築かれれば、その次には何を計画しているかというと、水産事業です。済州島に冷凍会社を一つ購入しました。その時に「この冷凍会社に備蓄しておく魚を小売商が販売する値段より安く売りなさい」と言いました。それで、そのようにしたところ、毎日三、四百万ウォンが入ってきたということです。これは、どんどん増えるようになっています。それはどういうことかというと、このような冷凍施設を小さな都市に一つずつ造っておき、小売り値段より少し安く売れば、その地方にある魚屋の物は売れないようになるということです。私たちの所に来て買っていくのです。そのようにすれば、全国的な販売網に拡大されるのです。

 それでは、今から一和は何をしようというのでしょうか。一和のトラックが何千台かあるはずです。そのトラックに魚を積んで毎日明け方に鐘を鳴らしながら各部落を訪ねていき、卸の値段で譲ってあげるのです。部落を決めて行き、婦人たちに「かごに入れ、頭に載せて売り歩きなさい」と言って分けてあげるのです。各部落ごとに販売責任者を立てるのです。そのようにすれば、争奪戦が起きるはずです。

 そのようにすれば、少なくとも一ヵ月で三十万ウォンから五十万ウォンはかせぐことができるはずです。そのようになれば、誰が市場で魚を買ったりするでしょうか。私たちがすべて利益を得るようになっているのです。そのようにして組織販売さえできあがれば、あらゆる生活必需品や食料品一切を私たちのトラックでいつでも配達することができるようになります。


統一実業の製品


 今、統一実業ではスーツを作っています。背広工場を造り、今から全世界に出していこうと思っています。ここでも私は何を指示したのかというと、背広の左右の袖は違うので、一緒に縫ってはいけないということです。それで、これを下請けに出すのです。何千、何万枚をです。座り込んでそのことだけをするのです。そのようにすべて分業化させるのです。このようにすればどのようになるかというと、今後全国の家庭、すべての部落にそれを配給することができるようになるのです。

 そうなれば、どのようなことが起きるのでしょうか。今後は、織物工場から反物が出てくる時、数十万着の背広の裁断までその会社が責任をもって行うのです。全世界的にスーツの生地が出ていくようになっているのです。そのようにしておけば、裁断したものをそのままスーツの生地の値段でもってくるのです。

 このようにしておけば、どのようなことが起きるのかというと、直接(織物)工場から製作する人々に行くのです。ですから、(縫製)工場はありません。全国の家庭が工場となるのです。織物工場から直接もっていくのです。一般のスーツを作る会社は都心に工場を造ろうとするので、施設を造って生地を買うこと、経営管理や金銭管理、人事管理や付帯施設のこと、それから税金を支払うことなど、どれほど多くの経費がかかることでしょうか。しかし、私たちは直接するのです。税金などは行ってもらいなさいというのです。私たちから取ることはできません。

 技術者何人かを準備して、日本ならば日本に直接送るのです。そのようになれば、価格競争で私たちにかなう者はいません。それさえできるようになれば、ワイシャツからTシャツまで、すべて同じようにするのです。

 次に、時計です。原資材を少ししかかけなくても高価な品物ができるのです。現在フランスに私たちのクリスチャンベルナールの時計工場がありますが、そこの時計は有名です。オメガやロレックスの時計がありますが、私たちの時計と同じです。同じ工場で作った機械を使って付属品を作っているので、全く同じです。

 私たちの優れているところとは、デザインにおいて世界の先端を走っているということです。今、デザインにおいてはフランスで話題になっています。私たちが展示会をするといえば、そのデザインをまねるために世界中から飛んでくるのです。今、フランスではそれが有名になっているのです。

 それから、何があるでしょうか。宝石です。宝石は、すべて私たちの会社でつくることができるのです。専用の機械さえつくれば、部屋の中でモーターを回して音を出すこともなく座ってつくることができるのです。机の上にボルトで設置しておけば、机の上で作業し、あとは戸棚の中に入れておくのです。

 ですから、家庭工業でそのような高級品をつくることができるのです。韓国のような弱小国家は、原資材のあまりかからない高価な品物をつくらなければなりません。そのような面を開発しようと思っています。それで、宝石や時計を作る準備をしています。


基金造成と預金


 今回、一千万の「国民連合」の会員を募集しましたが、その人々が年に一人一万ウォンずつ出せばいくらになりますか。一千億ウォンです。私たちが家庭で消耗するあらゆる必需品に責任をもち、奉仕する心でそれを原価で配達してあげるのです。そのようにして、一ヵ月に一万ウォンずつの利益を出せば、一年では一兆二千億ウォンのお金ができます。そのお金をどうやってすべて使うことができますか。そのようなことができるでしょうか、できないことでしょうか。私の言うとおりにすればできるのです。

 そして、今後販売して得たお金は、個人が絶対に自分勝手に使うことはできません。責任者の管理のもとで、どのように使うのか決めるのです。これが軌道に乗れば、地方の派出所の所長と面長が協力して後後会をつくり、約一千名の地方の有力者を加入させるのです。そのようにして、そこに代表者として選定した私たちの教域長ならば教域長、それから面長と派出所の所長、それら三人の代表者の名前で預金をするのです。そして、そのお金を下ろして使う時は、必ずその三人がサインしてから使うようにしておくのです。

 そのようにして国民が後援するようになれば、それまで署名捺印したすべての有力者たちに毎月五万ウォンずつ出させるのです。どのような者であっても奉仕しなさいというのです。公務員たちも、月給から月決め献金や経費を定めてそれを天引きすることができます。千名としても、一人五万ウォンずつならばいくらになりますか。五千万ウォンではありませんか。その五千万ウォンを一地域でどうやって使うことができますか。大変な額です。そのように公的に集め、私たちが血の汗を流して国を愛しているという事実を見て感動を受ける立場にさえなれば、後後会の要員に一ヵ月にいくらかずつ定期的な配当をしてあげることができるのです。

 今後は、中学、高校生、そして小学四年生の子供たちがガムを買うお金まですべてかき集めなければなりません。そして、あらゆるものを北韓解放のための経済的資源に回すことができるような雰囲気を、地方の有力者から面長、派出所の所長、学校の校長、そして父兄にまでつくらなければなりません。

 統一祈願殿に来て熱烈な感動を受け「そのようにしなければいけない」と感じるようにしてあげなければなりません。そして、その訪問記念として腕章と袋を作っておいて、それを一つずつあげるのです。その袋は、何でもそこに入れて歩きながら売って預金するための袋です。十年使っても穴の空かないテント生地で作った袋を一つずつあげるのです。それを腰に下げて募金運動をするのです。

 うどん屋があれば、中学、高校生たちが入っていき「一ヵ月間北韓の人にうどん一杯おごってあげるつもりでお金を出してください!」と言えばいいのです。食堂ごとに入っていって言うのです。そのようにすれば、いくらでも募金することができます。また、汽車やバスの中でもいくらでも募金することができます。そのような雰囲気をつくっておけば、「南北統一運動国民連合」は悪口を言われるでしょうか、それとも称賛を受けるでしょうか。そこから一銭もくすねられることはありません。それは、公金として必ず機関長の名で預金しておくのです。

 私たちの新聞社があれば、その新聞を通じて慶尚南・北道と全羅南・北道を競争させます。今まで地方色をもって互いに競争してきた者たち! 愛国運動においても競争しなさいというのです。そのように競争をさせて集めるのです。教育費として調達しなければなりません。

 そのような起源をつくるために準備するものが、一和で購入する四百台の車です。それがより効果的だという場合は、八百台、千台でも購入することができます。そのように支援してあげようと思っていることを知って、責任をもったからには販売したお金に手をつけるようなことがあってはなりません。

 それで、去る十一月六日(一九八八年十一月六日、「南北統一全国学生総連合」主催、北韓解放市民学生実践大会、ソウル東崇洞、大学路、三万名以上参加)に約七万名の学生と市民を集め、北韓に対して何と言ったのでしょうか。「百五十五マイルにわたる休戦ラインに無料供給をする配給所をつくり、韓国から、また自由世界から物資を集めて積んでおくから、あなた方は無料で持っていきなさい!」と言ったのです。金日成にそのような提案をしたのです。












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七 統一基盤造成のための連合教育の成果

真の御父母様の生涯路程 8


七 統一基盤造成のための連合教育の成果


連合体の構成と協助の課題


 他国との協助機構を形成しなければなりません。それで、今計画していることは、大韓民国の政治指導者と外国の国会議員を中心とした連合体、すなわち議員連合会をつくることです。そして、このような目的を中心として活動するのですが、国民を移動させることができる国民大移動の協助が必要です。各国の国民大移動の協力、それは統一教会においてのみ可能なことです。

 それで、今後できれば政府と移民政策を協議し、韓国への移民を促進化させていきます。帰化させるのです。どうしてそれが必要なのでしょうか。韓国の統一は世界の統一です。ゆえに、各国の代表者がここに移民してきて帰化し、韓国でなすことを完全に学んでいけば、彼らの国を救う道が開けていくのです。

 今、韓国は、オリンピック大会を中心としてとても発展してきています。韓国の経済が世界水準まで上がってきたのです。今、韓国は世界のモデルになっています。このように早く発展し、経済的復興を成し遂げた国は、歴史始まって以来韓国しかありません。今、世界の人々が注目しているのが韓国です。今回の選挙も世界中の注目を浴びました。弱小民族や後進国家の間では、今回当選した大統領がいかに南北の調和をつくり出し、強大国の狭間で生きていくのだろうかということを研究の対象にしているのです。

 その次には、連合体の造成と帰化問題が出てきます。連合体を構成し、いかに国同士で帰化することができる門を開くのかというのです。連合体を中心として、私たちと関係している人がどこに行っても暮らすことのできる、すなわち帰化することができる道をいかにして政府から獲得するかということが、今後み旨を促進させていくことになるのです。

 現在、統一教会の食口が韓国からアメリカに行こうとすれば、いかに多くの制限があるでしょうか。日本人はどれほど楽ですか。ですから、連合体を通して、互いに帰化することができるようにすれば、どれほど良いでしょうか。荷物をまとめて行ってそこでいくらでも暮らすことができるようになれば、どれほど良いでしょうか。それは摂理的み旨を促進するにおいては必ず必要なことです。技術平準化作業と同化、そして一元化のためにも必要なことです。

 その次は何でしょうか。私たちの摂理観から見るアダム国家、エバ国家、天使長国家をいかに一つの国のようにするかということです。この話は何の話かというと、今後は韓国人、日本人、アメリカ人、ドイツ人が一つの家で暮らさなければならないという話です。天国に行こうとすれば、地上でそれを準備しなければなりません。

 ですから、日本に韓国人が入っていってもOK、アメリカに日本人が入っていってもOK、ドイツ人、韓国人が入っていってもOK、というようにならなければなりません。今は「レバレンド・ムーンが行く」と言えば、日本も「嫌だ」と言い、ドイツも「嫌だ」と言い、アメリカも「嫌だ」と言うでしょう? そのようになっていないのであれば、私たちがそのようにつくっていくのです。

 世界の人々は、第一にどこに行きたいと思っているのかというと、「まず韓国に行きたい」と思っているのです。みなそのように思っているのです。それで、韓国に来て訓練を受ければ、アメリカにも行くことができ、日本にも行くことができ、ドイツにも行くことができるようにしなければなりません。

 なぜでしょうか。韓国で築いたそのスタンダード(標準)は、日本でも必要な標準であり、アメリカでも必要な標準であり、ドイツでも必要な標準となるからです。ですから、韓国に来ようとするのであり、韓国に来て学んだ人は、自分の国に戻っていっても歓迎を受けるのです。それは、共産主義を退治する問題とも連結します。

 それで、今回の三ヵ月間、どうして先生が慌ただしくアメリカに行ってきたのか分かりますか。アメリカヘ行って何をしたのか知っていますか。世界的な復帰摂理をなそうとすれば、橋を架けなければなりません。今まで韓国で体制を整えてきたのは、アメリカとバランスをとっていくためでした。それゆえに、今回食口たちをすべて集め、最後の宣布をしてきました。「時がこのような時であり、今やこのような道を行かなければならない」と宣布したのです。


祖国語の教育強化とみ言選集奉読


 それぞれの国において祖国語教育を強化しなければなりません。どの国の言葉で統一しなければなりませんか。(韓国語です)。なぜ言語を統一しなければならないのでしょうか。皆さんは韓国語を勉強していますか。これからは、韓国から韓国語を教える人を送ってあげようと思っています。少なくとも先進十二ヵ国は、今年もしくは来年に韓国語を教える人を派遣しようと思っています。教科書は作りましたか。韓国語を学ぶことができる本を早急に作ろうと思っています。

 統一世界に向かう私たちにおいては、統一語で先生の説教集の朗読を完遂しなければなりません。これが先生の説教集ですが、七十四巻まで出ました。これからどんどん出てきます。皆さんがこれを原語で読まないでどうしますか。英語でもなく、ドイツ語でもありません。オリジナルの言語です。

 ゆえに、今からは皆さんが説教する場合、どのようなことを説教しようかと心配する必要はありません。これは、先生が一生を懸けて説教してきたものです。皆さんが霊界に行って問答をする時、「自分はこの本を見ることも読むこともできませんでした」と言うつもりですか。絶対に英語に翻訳をさせないつもりです。ここに漢字を入れたら本当に良いでしょう。

 これを読まないで霊界に行けば大変なことになります。後代において、各自の家庭には先生が入っているのですか、それともみ言選集が入っているのですか。考えてみてください。どちらですか。先生のみ言が入っているのです。

 神主義である頭翼思想を早く体系化させなければなりません。大学街や知性人世界で話す場合は「レバレンド・ムーンの思想だ」と言って語すよりは、「ゴッディズム(Godism)、ヘッドウィング(headwmg:頭翼思想)だ」と言って話さなければなりません。早く手を回して調整をしなくてはなりません。

 CARP(原理研究会)は、大学街で毎日のようにゴッディズムと頭翼思想を叫びなさい。そのようにしても教授がそれを知らないでいれば、その教授は威信が立たなくなります。学生たちがすぐに質問をするのです。ですから、知らずにいたら大変なことになります。

 結論は何かというと、それぞれの国は、韓国を中心とした統一方向の設定に従っていかなければならないということです。「八八年よ、人類と神様とが一体化する愛で善主権の復帰に向かって前進してください」ということです。韓国もそうですが、それぞれの国も同じです。皆さんの国の主権を早く善主権化しなければなりません。


「東西南北統一運動国民連合」の創設

(一九八七・四・八、日本、東京、東商ホール、各界各層の著名人一千名以上参加)

 国民思想教育運動団体である「東西南北統一運動国民連合」が発足、一九八七年四月八日、日本、東京都千代田区の東商ホールで、各界著名人+二千名以上が参加する中で、創設大会が開催された。

 今年重要なことは、韓国の南北統一を造成することです。それで、韓国に「南北統一運動国民連合」をつくったように、世界に「東西南北統一運動連合」をつくらなければなりません。皆さんは、その中でも「東西統一運動連合」の組織要員だということを知らなければなりません。

 東西問題、すなわち東洋と西洋の問題は文化の格差です。それから南北問題は貧富の差です。世界のどの国を問わずここにすべて引っ掛かっているので、「東西南北統一運動連合」をつくらざるを得ないのです。それと同時に政治体制において、民主主義と共産主義が対決する立場にあるのです。南北の統一は共産主義を解決することになり、それができれば東西問題も解決されるのです。

 今年の標語は「祖国統一です。祖国統一のために統一体制をつくらなければなりません。皆さんが知っているように、自由民主主義体制と共産主義体制は根本的に異なります。自由民主主義は国民の選挙によって大衆が指導者を選択しますが、共産主義は労働者や農民のプロレタリア独裁政権を主張しているのです。体制が異なります。民主主義ではありません。

 それは何かというと、反対する人々はすべて切り捨てる基準において施行する制度です。反対する者は消してしまうのです。ですから、共産党が指名すれば、その者は常に一〇〇パーセント当選するのです。

 西洋社会を欺くためにそのような選挙体制方式を採っているのですが、実際には独裁体制を永続化させるための方便として行っている、ということを皆さんは知らなければなりません。

 ですから、いかにして統一された体制をつくるかという問題を中心として考えれば、それは思想的な面において民主体制と共産体制を超えることができ、それをすべて消化することができる別の一つの統一的な思想がなければなりません。そのような理論的基盤の上で統一体制を形成しなければならない、という結論が出てくるのです。

 統一体制を形成するには、この韓国が一つのモデルです。韓国を中心とした「国民連合」の形態を取ったものが世界の「東西南北統一運動連合」です。すなわち韓国が世界のモデルとなるのです。それに世界が従ってくれば、すべてのものが統一的世界体制へ移行していくのです。


韓日安保セミナー

(毎月一回、四日間開催、ソウル)

 安保問題を中心として、毎月日本人を何百名か連れてきて教育を行っています。本来は、千人ずつ連れてこようと計画していました。しかし、世界を生かすために私たちの要員が総出動して活動をしなければならないので、無理に人材を投入することができませんでした。

 今日、韓国自体が外国の世話になって生きているという恥ずかしい事実を知らなければなりません。そのような醜態をさらしている自らであることを知り、ただ一つ、共産世界を撃破することにおいては旗手となり、先覚者としての働きをなしなさい。そのようにすることが皆さんの体面を回復することができる唯一の条件となるのです。

 これはドイツでも、アメリカでも、フランスでも、またイギリスでもいけません。これが可能な地域は韓国です。神様の御加護の中で韓国が発展したのです。経済が復興したのは現政権がよくやったからだと思いますか。話にもならないことを言うなというのです。神様が加護されて、一九七八年から九〇年までの十二年間は、韓国に福が注がれる期間なのです。天運を逃してしまってはなりません。天運は、誰もが知ることができるものではありません。

 それで、今私が思っていることは、大韓民国の国会議員と日本の議員とアメリカの勝共議員とを連結させれば解体されても基盤が残るということです。今からはアメリカから南米の政党を収拾する工作をしなければなりません。それで、私は選挙の終わる前前日に人を送ってそのような工作をしました。

 今でも野党の者たちと会って、そのような緊急指示をしています。「野党同士で闘えば不利だ」ということを言ったのです。このような話はすべて舞台裏の内容です。今まで、私はそのような裏側の仕事をしてきましたし、今後も休まずに続けるつもりです。


南北統一準備各界指導者セミナーの開催


 「南北統一運動国民連合」主催で、南北統一に備える国家指導者セミナーが、内蔵山観光ホテル(第五回、四・八~九、百九十五名)、慶州朝鮮ホテル(第七回、四・一二~一三、三百二十二名)、オリンピア・ホテル(第十回、四・一九~二〇、三百六十九名)、キャピタル・ホテル(第二十回、一〇・一八~一九、三百二十名)などの地で、一九八八年二月から十月十九日まで、一泊二日ずつ、合計二十四にわたって開催された。同セミナーには、政界、財界、宗教界、教育界等、社会指導級人士、五千名以上が参加した。

 今回、私が来て四十年間苦労して築いたものを大韓民国に投入しています。この民族よ、しっかり受け取りなさい! 個人の欲望をもってそれを受け取れば、ひかれて死にます。不思議な出来事が起きるのです。今回教育を受けた人が、南北統一方案や太平洋時代における世界統一の理念をしっかり理解して人に語るのです。

 今回、文総裁が一次から四次まで教育することによって、国会議員に出馬する人々が統一方案を知るようになりました。彼らは、天地を連結させることができる道を知ったのです。今後は各地方でどのような組織を通じていかなければならないかということを知りました。そのような気運が三千里半島のすべての面や村で高まっていくのです。「私を当選させてください」と大声で叫び、主張するその言葉が全体のためなのか、それとも自分個人のために発している言葉なのかということが問題になるはずです。

 全体のために自らを投入できる自分となっており、良心的世界観においては魂を投入できる人格になっているかということを天地は鑑定するのです。私はそのように思います。統一教会では、今回の選挙でそのような人々を後押ししてあげなければなりません。

 私が国家指導者たちに講義をしたのですが、講義が終われば残るものはありません。二次から四次まで行いましたが、統一教会自体から見れば利益となるものはないのです。しかし、国家的な基準から見れば、根が深く入っていくのです。「南北はこのように統一すべきであり、世界はこのように進んでいかなければならない」という思想的な根が張り始めているのです。

 さらに、今回の選挙期間を通じて教育を受けた人が出馬する場合、彼らはすべて私たちに教育を受けたことを一番主要な内容として大衆に語りかけるようになっているのであって、「ほかの話をしろ」と言っても話すことができません。ほかのことを言っても意気が揚がらないからです。

 その影響はいかに大きなものでしょうか。教育した人は千名以上になりますが、彼らが四千万の国民に及ぼす影響が非常に莫大なものとなるのです。また、その人々は、みな全国に自らの選挙組織をもっています。その組織を中心として国民がみ言を聞くようになれば、教域長たちと教会長たちが一つになって後援していくのです。

 その組織基盤を活用しなければなりません。彼らは選挙事務長を中心として、郡・面・里・統レベルの組織をすべてもっているのです。その組織基盤は、自らの財源を中心として莫大な経費を使うようになっているのです。また、自らの氏族関係、姻戚関係を通じても連結されています。したがって、今後それを通じて資金を調達することができる道を模索しなければなりません。

 知性世界にいる人であれば、文総裁に反対し、統一教会に反対しては、この国、この世界に利益とならないという判断を下すことができる時代がやって来ました。さらに、今回行われる南北統一のための指導者セミナーを通じて、自分は偉いと思っていた者たちが完全に頭を下げるようになります。ゆえに、今からは故郷に帰っていって活動しなければなりません。愛の種を植えつけなければなりません。


国会議員の誓約文を受ける

(一九八八・一・一〇、真のお父様自ら誓約文の草案作成)

 

誓約文


 天意に従い、私たちは南北統一のために、南北総選挙に備えなければならない。北韓の金日成は単一候補として出馬するが、南韓で多くの党の候補が乱立して出馬すれば不利な立場になる。したがって、韓国も単一候補を出さなければならない。そのためには、超党派的に国会議員の結束を期し、統一戦線を形成しなければならない。ゆえに、北朝鮮に対処できる強力な単一大統領と国会議員を全国的に選出しなければならない。

 私は、召命感をもっている「南北統一運動国民連合」から共産主義思想を克服、勝利できる勝共思想と頭翼思想と神主義の教育を十分に受け、完全武装することによって祖国の指導者となり、北韓解放を勝ち取る責任者となることを誓約いたします。


 

誓約目標


 一、絶対的に南北統一祖国の国会議員になることを私は誓約する。

 一、絶対的に国民連合を中心とした勝共国会議員になることを私は誓約する。

 一、絶対的に頭翼思想と神主義の信奉者になって世界解放を主導する責任者となることを私は誓約する。

 一、絶対的に全世界勝共国会議員連合に加入して統一祖国の指導者になることを私は誓約する。

 以上のように召命によって誓約した者に天の御加護があることを祝願します。

 一九八八年一月十日 代表。

 南韓で至急になすべきことは、国会議員をいかに主動化させるかということです。私たちがいかに主動性をもって国会議員を主管するかという問題が、韓国の政治機構を収拾するにおいて緊急な課題です。それをなすためには、今後の選挙の時に彼らをたくさん抱き込まなければなりません。それが国会議員の主動化です。

 それでは、なぜ国会議員を動かさなければならないのでしょうか。国会議員はみな自らの選挙区をもっています。ですから、国会議員と完全に団結して教育さえ行えば、選挙区全体が私たちの側に立つようになるのです。ゆえに、主勧化させなければなりません。

 しかし、国会議員だけではできません。全国を動かすことができなければなりません。大統領だった人たちをすべて動かさなければなりません。野党を何としてでも一つにし、国家的な協助基盤を築いて動かしていかなければなりません。それが問題です。

 大統領候補者たちを教育しなければなりません。党首ならば党首、一番上の指導層もすべて協助させなければなりません。国会議員だけをもってしてはできません。全国家的にすべて協助しなければなりません。それで、今回そのような内容をもって先生が誓約文をもらいました。七千名が誓約文を書きました。


国会議員候補者の誓約書を受ける


 大統領選挙は十二月です。最後の月です。そして、国会議員選挙はいつですか。来年の四月二十六日でしょう? (はい)。おもしろいのは、すべてが六ヵ月以内に入っているということです。それがこの期間に集中しているという事実、このようにして韓国が新しい時代に入っていくのです。

 今、韓国には主人がいません。東西南北に広がっていますが、ここにおもりを突き剌さなければなりません。誰がですか。統一教会が突き刺さなければなりません。統一教会の思想を四党の思想として受け入れることができるようにしなければなりません。そのようなことをしなければならないので、今回の選挙期間に行ったことは何かというと、国会議員の候補者たちに誓約書を書かせたことです。「一週間修練-蘇生、その次に三週間修練-長成、その次に四十日修練-完成を受けることを誓いなさい」と言って誓約を受けたのです。そのようなことをしました。それは天意に従って行ったことです。

 このように超党派的な面から、また思想的な面から、あるいは実質的な社会面からも、私たちの影響圏を中心として関係を結ばざるを得ない立場に置かれているのです。今や天を身代わりした立場から、彼らの前に東西南北を決定すればいいのです。今そのことを推進しています。


韓国の大学教授のアメリカ研修

(一九八八・八まで、全十四回、三千五百名以上参加)

 南北統一のための国民思想教育運動を展開している「南北統一運動国民連合」が主催する韓国の大学教授のアメリカ研修が、一九八七年七月十一日から二十四日までの百四十六名が参加した第一次日程から、一九八八年まで、合計二十三回にわたってなされた。この研修に参加した韓国の教授三千七百五十名は、「国民連合」の各面委員会の委員長職に任命されたが、彼らは、アメリカ研修に先立って二泊三日間の日程で実施された国内研修にも参加した。

 今回教授たち、世の中を知らないこの人たちに「文総裁が何をしたのか一度視察してきなさい」と言ってアメリカに連れていきました。行って一週間もさーっと見て回れば、頭がおかしくなるのです。ブレーンウォッシング(brainwashing)されるのです。そのようになれば、教授たちは誰の言うことを聞くでしょうか。それで、彼らをすべて「南北統一運動国民連合」の面単位の委員長にさせました。そのようにして、何をしようというのでしょうか。南北統一をしようというのです。

 昨年から今年の夏休みまでの二年間、三千五百名の教授をアメリカに連れていって教育をしてきました。そして、南北統一運動を中心として、その教授たちを面単位の責任者に指名しました。任命ではなく指名です。これは戦略的術語です。今までは、みなばかにしていたのです。しかし、世界の有名な教授や博士たちが市・郡所在地まで来て、三年の間ラッパを吹き鳴らしてきたのです。今からは、教授たちも私の後ろ盾を得てこそ出世するようになるのです。これは率直な話です。

 一年間で多くの基盤が築かれたことになります。統班撃破という言葉で始めて、その間に三千五百名の教授をアメリカに連れていって教育し、今年の八月になればすべて面単位に配置する作業が終わります。これは簡単なことでしょうか。これは事件の中の事件です。ところが、新聞には一度も出ません。今に見ていなさい、統一教会の神主義に対しては、一番トップまですべて教育を受けて、「これでなければいけない」という群れと「それは違う」という群れの、二つの群れになっているのです。ここにいる機関から来た人たち! 誤った報告をしてはいけません。自分勝手に筆を走らせれば、それがすべて記録に残ります。公正でなければなりません。


アメリカのキリスト教牧師招請統一原理セミナー

(一九八八・七まで、全三十八回、七千八百名以上訪韓)

 国際宗教財団(理事長一郭錠煥)が後援するアメリカ キリスト教牧師招請統一原理セミナーに、一九八五年四月から一九八八年七月まで、合計三十八回にわたって七千八百名以上が参加した。彼らは、セミナー期間に原理講義の聴講とグループ討議、本部教会とポムネッコルの聖地巡礼、板門店と南侵用トンネルの見学、企業体の見学など、意義深い日程を送った。

 最近、「一度文総裁と会ってみたい」と多くの人々が願っているのです。そのような中で、日本の教授たちが釜山の聖地に来て、そこで偶然私と出会いました。ところで、私を見るなり、年老いた教授たちがただひたすら声を上げて泣くのです。本当です。なぜそのようになったのでしょうか。どうしてですか。言葉はなくても既に数十年間にわたって世界的に知られている情報をたくさん聞いているのです。ですから、そのように泣くのです。誰かが「そのようにしなさい」と言ったとして泣いたりしますか。ですから、今は事を成すのに本当に良い時が来たのです。

 アメリカの牧師たち七千名を招きました。乞食の収容所にいる牧師たちを連れてきたのではありません。彼らは、どれほどずる賢い人たちでしょうか。一人のために数十回、数百回訪問してきたのです。門前であしらわれ、つばを吐かれ、タバコの火を押しつけられたり、ありとあらゆる事情があるのです。何のためにですか。神様のみ旨のためにです。神様のみ旨の国を受け継ぐことができる大韓民国を思いながら連れてきたのです。

 エリヤが奇跡を行い、アシラの預言者とバアルの預言者八百五十名を滅ぼしてしまったではありませんか。それゆえに、エリヤは、誰もが生きた神様をあがめると思ったのです。しかし、イスラエルの人々はかえって彼を殺そうとしたのです。それで、逃げたのではありませんか。逃げて嘆きながら神様に「私の命を取ってください」と言ったのです。すると神様は、まだバアルに屈していない七千人の群れがイスラエルにいると語られたのです。それは何を意味するのかというと、南朝ユダと北朝イスラエルが彼を中心として一つになる可能性があるということを意味しているのです。

 今、韓国は何かというと、アベルであり、南朝です。そして世界の人はすべて北朝です。それで七千名の牧師を連れてきたのです。監獄に入っても、一つになるようにしてきたのです。イエス様の時も七千名を外部から連れてきて一つになっていたならば、すなわちイスラエル民族の内的七千名とその外的七千名が一つになっていたならば、どうしてイエス様が死ぬようなことがあったでしょうか。氏族復帰においても、ヨセフ家庭とザカリヤ家庭が一つになることができなくてイエス様が死んだのです。

 カインとアベルが一つになってこそ中心者が立つのです。アダムとエバは、カインとアベルを通じて救いを受けるのです。アベルが責任を負い、カインを屈服させてそれと完全に一つになれば、そこで初めて父母が現れることができるのであって、そうでなければみ旨は進展しません。


アメリカ州議員と退役将軍教育


 アメリカ合衆国は、中央政府にももちろん国会の上下両院がありますが、各州においても上下両院があるのです。ですから、中央政府が勝手に支配することはできません。すべて州法があって、州法によってすべての施策を展開していくようになっているのです。したがって、政界の大物たち、有名な人たちをすべて編成しておかなければなりません。そのような作戦を終えているので、今はレバレンド・ムーンがアメリカの政界にもっている基盤というものは、恐ろしいくらいに大きいのです。それはみな先生が独りでしました。

 アメリカ五十州の上下両院議員は、全部で七千名です。彼らが中央政府の国会議員になることができる年齢は、四十代から五十代です。五十代を前後した四十代から六十代前までの人々が、その候補者となる可能性を最も多くもっています。そして、州の上下両院組織は、中央政府の国会議員になるための選挙戦の足場となります。彼ら七千名のうち、半分の教育をすべて終えました。

 今回、私はアメリカに行って五十州の責任者に会いました。アメリカには余剰農産物がたくさんあります。それにひもを付けて太平洋にばらまいているのが現実です。それで、私は、三年前に十トントラックを二百五十台購入しました。ところが、その余剰農産物は大きな会社でなければ出してくれません。十八トン以下の車では出してくれないのです。相手にしてくれません。しかし、それらのトラックを突きつけてパイプ式にどんどん載せるのです。何百トン、何千トンの量をです。

 北韓の新義州の向かい側に安東(注:現在の丹東)があります。その前には龍巌浦という所があります。それで、私は延辺に工科大学を造り、自動車会社を造ってあげると同時に組織をつくり、その余剰農産物を港に何万トンと積んでおいて、北韓の同胞にもっていって食べさせてあげようとしているのです。彼らが飢えないようにです。その準備を指示しました。

 それで「どれくらいできますか。報告しなさい」と言ったところ、「先生、問題ありません」と答えたのです。その代わり、運搬するための燃料が問題です。船も問題です。船については、国防総省の退役将軍がたくさんいます。提督でも何でもいるのです。その数は三千名以上になります。彼らをすべて教育しています。今後、八百名だけ教育すれば、三千三百名の教育はすべて終わります。その人々が私を「助けてあげよう」と言っているのです。「文総裁が一人でこのようにアメリカを生かし、自由世界の解放のために努力している。そのように助けてもらって知らないふりをするのはアメリカの威信にかかわる。ゆえに、私たちで力を貸すことができるものがあれば、いくらでも協助しよう」と言っているのです。それで、人を送ってきて「文総裁、お金がいくら必要ですか。支援します」と、問い合わせてきたのです。


日本のビデオ伝道


 年齢の高い人たち-若い人々はすべて前線に出て経済活動を行っているので-六十歳以上のおばあさんたちがビデオ受請所の管理要員になっているのです。そのおばあさんたちが孫や外孫、また親戚までも引っ張ってきて、彼らに「手伝ってくれ」と言うのです。「おばあさんが難しいことをしているので助けてくれ」と言うのです。それで、勝手が分からない人たち、若い子供たちが来て手伝ってあげ、ビデオを通じてみ言を聞く人たちの世話をしてあげていたところ、結局一度聞き、二度聞くというようにして内容を説明できるようになったのです。そのようにして親戚や二世たちがたくさん吸収されていったということです。

 このようにビデオを通じてみ言を聞き、霊の息子、娘になった人々が数限りなくいます。現在、約三万名が七日修練をすべて終え、二十一日修練を受けるために待機しています。そして、今アメリカで何をしているのかというと、二十一日修練会用のビデオを作っています。その中間には、有名な教授たちの補助講義も入れ、また証も入れました。そのビデオを見せて修練するのです。そのようなシステムをつくりました。

 このようにしておけば、講師がいなくてもいくらでも教育できる体制が整えられます。それほどビデオの効果が大きいのです。今、修練所が足りなくて、まだ教育ができていない状態です。今回行われる婚約式に来る祝福対象者たちの中にも、霊の親がビデオだという人が多分大勢いるはずです。約二万名近く来ることでしょう。そのように総動員をしています。


八 周辺強大国の結束と世界基盤の造成


中共進出の模索


 今後の世界情勢から見れば、今の時代は太平洋時代に入ってきています。河川文化圏から地中海文化圏、そして大西洋文化圏から太平洋文化圏時代に移行してきているのです。大西洋から太平洋の文化圏に移ってくるにおいて、ここで「自分が主役になってやろう」と騒いでいるのがソ連とアメリカです。

 彼らが主役となっているのですが、今後世界を指導するためにはアジア人を消化しなければなりません。それができなければ、世界を指導することはできません。アジアの人口は、世界五十億の中で三十億に近いのです。世界の五分の三を越える人口を有しているのです。したがって、アジア人を消化することができない主義は世界をリードすることができません。

 ソ連を盟主とする共産主義が中共を中心としてアジアを制覇しようとしたのですが、民族を超越することができませんでした。スラブ民族第一主義をもって世界制覇しようとする共産主義であったがゆえに、中国民族、アジア人を消化することができなかったのです。この民族基準が常に問題です。アメリカも、今まで自由世界の指導的な体制を整えて歩んできたのですが、アングロサクソン第一主義を越えることができないのです。

 アジアを一つにするためには中国を料理しなければなりません。いかにして中国を料理するのですか。我が国がアダム国家ならば、エバ国家を中心として世界的な天使長国家を連結し、これらの国が一つになればアジア圏の天使長国家は自動的に一つになるのです。それで、アメリカと日本と韓国を連合させて中共に影響を与えているのです。

 サタン世界において、北韓がアダムの国ならば、中共はエバ圏の位置に立っており、ソ連が天使長圏になります。サタン世界のエバ圏に立っている中共を引き抜けば、アダムと天使長が残りますが、そこには衝突が起きるようになっています。衝突が起きるのです。ですから、天使長とアダムが一つになる道はありません。終わりの日が自然に近づいてくるのです。それゆえに、今後はソ連や北韓が世界の前に出てくることができる道が閉ざされるのです。

 中共をよく見てみれば、今後中共が解決しなければならない問題は中小企業を早急に開発することです。ところで、中小企業を開発しようとすれば先進国を引き込まなければなりません。どのようにしてこれをするのでしょうか。歴史的に日本を引き込むことができません。既に日本は、四十年前に侵略国家としての恪印が押されているので嫌うのです。それで、今までドイツを中心として引き込もうとしてきたのです。

 その経済再編成監査団十一名のうち、私たちのアカデミーの教授が六名です。私が選出して送ったのです。それは、既に七年前のことです。既に中共に行く時から、中共は体制変更をしなければならないということをすべて知っていたのです。そのような中共にとって、最も良いえさが韓国です。中共は、韓国をそのまま和解することなく自分たちにくっつけ、交流したいと思っているのです。ところが、全日成がここに食い下がっているのです。今回、中共の機械工場社長団を中心とする七、八名が統一産業を視察していきました。


日本に対する影響力


 西洋文明圏においで、日本はエバ国家ですが、西欧は天使長です。天使長が天側のエバのものを奪っていったので、アジア文化圏を代表した日本が西欧文物をすべて盗んできたのです。電子世界においては日本が主導国です。摂理時代に合う位置、すなわち日本が世界に誇ることのできる基準が今この時に初めて訪れてきたのです。それは何かというと、天側のエバは精神的な面を代表するのですが、その日本が物質的主体国になったということは結局、霊界を代表したエバの立場が内外ですべてつくられたということです。それが復帰歴史です。

 しかし、それが日本の中にとどまっていてはいけません。大陸に行かなければ日本は滅びます。韓国にすべて奪われるのです。そのようにしなければ、一九八八年からは下がっていきます。それで、摂理から見れば、経済的流動を正しておいたのです。

 今、大戦争が展開しているのです。そのようにして何をするのですか。先生の世界摂理における経済的支援をするのです。そのために総動員しているということを皆さんは知らなければなりません。

 皆さん、「日曜新聞」を見ましたか。世界反共連盟に関する記事がざーっと掲載されていました。ところで、一九六〇年代から誰が背後で操縦したのですか。私が操縦したのです。WACL(世界反共連盟)をつくったのも私です。アメリカ太平洋地区司令部のシングローブ将軍を私が連れてきて基盤を固めてあげたのです。三日前(一九八八・一〇・二三)の「日曜新聞」(十四、十五面)を読んでみてください。世界反共連盟の歴史について、すべてのものを掘り下げて調べてありました。統一教会の文鮮明の話も出てきたのです。

 日本政府もそうです。先回の選挙の時、自民党の予想は二百六十七席を超えることはできないというものでした。しかし、私は「『三百席を超える』と宣布しなさい」と言いました。五十数名の新しい人を私が当選させたのです。

 ところが、中曽根氏が約束をしておきながら、首相決定の五分前に裏切ってしまいました。そのようにしていなければ、首相になった人が八十名の国会議員を連れてきて、今ここで韓日首脳会談を行うつもりだったのです。


アメリカの選挙戦主導


 今まで、私は国に対する心配もしましたが、今は世界的な基盤を築かなければなりません。世界を連結させなければなりません。世界の数多くの国、すなわち南米、北米、ヨーロッパなどの六大州に、少なくとも二名ずつの大統領を早く立てなければなりません。十二名の大統領を立ててでんと座り、アメリカを中心とした統一連合国をつくろうと思っているのです。

 今回、アメリカ大統領になるにおいても、私が主導しなければ大変なことになります。今回の共和党大会もすべて私たちが主導していきます。副大統領の選出も私たちが支援してあげるのです。それで、私がブッシュを後押ししているのです。

 ブッシュ(bush)というと潅木のことですが、ブッシュではなくプッシュ (push:押す)です。ブッシュを強く押し出すのでプッシュになるのです。(笑い)誰がプッシュするのですか。レバレンド・ムーンのプラシュをよく受け入れれば、そのプッシュした目的地に上がっていくと考えているのです。ゆえに、私が関与すれば、その時からブッシュは民主党よりも上がっていくのです。逆転するのです。

 私がここから大統領選挙の指令を発しているのです。私は、レーガンを大統領にした人の中の一人です。そのようなことを知らないでしょう? 第一期目の時にレーガンが大統領になったのは、私のおかげです。私が手をつけなかったならば大統領になることはできませんでした。それを知っているでしょう。第二期目の時も私が支援したのです。

 ですから、今回もブッシュを支援してほしいということで、私に人を送ってきて「どうかお願いします」と言ってきたのです。「この者たち、良ければのみ込むし、苦ければ吐き出してしまうのか。あなたの政権下において、私がダンベリーに入るとはどういうことか」と言って思いきりたたいたのです。そのように言ったのち、彼らは私と約束をしました。「すべての罪に対して赦罪をします」と約束をしたのです。それで「そうか。この者たち、そのようにするかどうか見てみよう」と言ったのです。

 皆さんの知らない奥深い脈の中では親和戦争が展開しているのです。親和戦争という言葉はないでしょう? 統一戦争が起きて一つになるのです。日本も中国も同じです。私と約束をしたのです。以前盧大統領も私と約束をしました。ところが、私の言うことを聞きません。約束すると言っておきながら言うとおりにしないのです。ですから、今めちゃくちゃになっているでしょう。


「ワシントン・タイムズ」の威力とソ連進入の模索


 世界新聞編集協会は、アメリカ、ヨーロッパ、南米およびカナダの主要新聞が応募した国際新聞編集大会で、「ワシントン・タイムズ」を最高賞に決定し、十月十五日、アメリカ、ケンタッキ、州のルイビルのカルトハウスで、六百名以上の言論関係者が参加する中で盛大な授賞式を行った。
 一九八七年と一九八八年上半期中に製作された新聞を対象に、応募紙総数七千八百八十四件中、審査委員十二名全員の賛成で決定した最高賞は、一九八一年、コロンビアの「コロンビア・デイリー・トリビューン」紙の受賞以来、今回で二度目だ。「ワシントン・タイムズ」は、最高賞以外にも、三十八個の賞を受賞したが、これは世界の有名新聞である「ワシントン・ポスト」(二十八個)や、「ニューヨーク・タイムズ」(二十一個)よりも多い数だ。

 ソ連の衛星国家の間で最も有名なものが「ワシントン・タイムズ」です。ソ連の政策に対して完全にブレーキをかけているからです。九ヵ国の衛星国家では「レバレンド・ムーンは、どうしてソ連の外交政策をあのようによく知っていて、自分たちに一番重要なものをよく抜き出すのか」と言っています。完全撃破です。

 毎年、有名な新聞記者をモスクワに連れていきます。最初、ワシントン駐在のソ連大使館では、その背後に私がいることを知りませんでした。気がついてみたら、レバレンド・ムーンがいたのです。二回目まではどうにかこうにか行きました。三回目はビザを出そうとしないので、激しく圧力を加えました。それで、プラウダ紙やイズベスチャ紙といった機関紙の局長たちが招待要員となり、使節団として国家が歓迎する立場で迎え入れるようになったのです。それで、左翼系列の者や自由色と共産色が入り交じった者たちをみな連れていきました。連れていって一度さっと見て回らせたのです。そのようにすれば、「考え方を変えるな」と言っても変わるようになっているのです。

 レイアウトや編集配分など、新聞を作る全般的な方法を競う新聞のオリンピック大会に世界から八千社の新聞社が集まったのですが、その大会で、「ワシントン・タイムズ」が百個しかない賞品のうちの三十八個をもらいました。それは最優秀賞です。その審査は、世界的な大新聞社の芸術、美術方面の専門家十二名が集まって行うのですが、十二名全員が一等の決定を下して賞を取ったのは一九七一年に一度あり、今回「ワシントン・タイムズ」が同じように金メダルを取ったのです。(拍手)

 おもしろいのは、その審査要員に「ワシントン・ポスト」と「ニューヨーク・タイムズ」の人たちが入っているということです。「ワシントン・ポスト」と「ニューヨーク・タイムズ」は、アメリカで最も立派な新聞社です。そして、その「ワシントン・ポスト」と「ニューヨーク・タイムズ」の怨讐が「ワシントン・タイムズ」です。真っ向から衝突しているのです! それにもかかわらず、そのすべての環境と技術作品自体が誰の目にも優秀なので、環境に追われてサインするように催促され、彼らが認めたのです。アメリカの新聞社はみな「ワシントン・タイムズ」のことを良く思っていません。「レバレンド・ムーンが背後にいる」と言って、そのような賞を与えることは死んでもできなかったのです。しかし、周辺のうわさや環境の変化というものは恐ろしいものです。

 十個ある金メダルのうちの五個を私たちがもらったのです。そして、最高の一等賞と銀メダルも私たちがもらい、それ以外の金メダルも合わせて、結局七つの金メダルをもらいました。新聞世界においては、完全に王者となってしまったのです。それを誰がつくりましたか。先生の作品です。


フランスの選挙戦支援


 皆さん、フランスのルペンは私が立てた人です。今回、新聞に出ていたでしょう? この人はしがない人物ですが、彼がフランスの大統領になれば、大統領になると同時に専用機に乗って先生に会いに韓国に飛んでくることでしょう。

 フランスの政治は韓国と似ているでしょう。ミッテランは社会党の大統領ではありませんか。ですから、フランスの国民は嫌っています。共産党もみな「嫌いだ」と言っています。本来はルペンを中心としてレモン・バールと前職大統領とシラクの三人が一つになって、共産党とミッテランを打倒しなければなりません。しかし右翼の巨頭であるルペンが恐ろしいのです。そして、その背後にはレバレンド・ムーンがいるのです。彼らは「レバレンド・ムーンと手を握れば、ヨーロッパが消化される」と考えて恐れているのです。

 今どのような状況になっているのでしょうか。選挙が終われば、フランスの国民はひっくり返るようになっています。「何だ、この保守党の者たちは。みな信じることができない!」と言うようになっているのです。ルペンを見れば、今三十六席ありますが、地方区を中心として選挙運動をしているので、わずか数席にしかならないだろうと思われていました。

 フランスにおいてこの選挙法を誰がつくったのかというとシラクです。それはミッテランが憎いからというよりも、ルペンを防ぐためでした。「こいつがやってはならない」と言うのです。そして、三日前に結果報告が来ました。今回、ルペンが一四パーセントまで上がったということです。九パーセントから一四パーセントまで上がったのです。私がそのようにしてあげたのです。


世界の宗教および国家の連合運動


 今、有名な人々を呼び集めてバイブル(Bible)を一つ作ろうと提案しています。世界の宗教学者、有名な人々が私に従っています。そして八つの宗教団体が「レバレンド・ムーンが指示さえすれば何でもします」と言っているのです。仏典や聖書やコーランや何やら、様々なものがあって複雑です。そこで超宗派的な聖書を一つ作ろうというのです。それで、今その準備をしています。既に三年が過ぎましたが、編纂する要員まですべて確保しました。

 今後の世界はアメリカが引っ張っていくことはできません。アメリカも連合体制をつくらなければならない時が来ます。一国家の政策を中心として今後の世界思潮圏に残ることはできません。

 そのような面で白人たちを主管するために、今、方向性を一つに編成しようとしているのです。それが第三世界です。南米を誰が握り、アフリカを誰が握るのでしょうか。既に南米は私の手中に入ってきました。アフリカも同様です。学者たちが私を支援しています。ソ連がこれを料理しようとしたし、アメリカがこれを横取りしようとしましたが、途中で追い出されました。ところが、私は「来てください」と何度も言ってきましたが、行きませんでした。

 南米連合機構を創設しようとしていますが、既にその憲章の起案は終わりました。今、現職大統領を中心として南米連合政府機構を計画しているのです。これは言葉だけでできることですか。そこには想像もできない様々な困難があるのです。それを越えていかなければなりません。

 今後、私は、国連総会を中間の立場に立てようと思っています。それで、国連内で宗教統一運動をするために私が資金を出してあげているのです。国連内に宗教連合運動をする機構をつくりました。今からこの人たちを中心として、思想的な面から教育し、宗教的な面から教育し、その両面の知識を備えたのちに、共産党とはいかなるものかを認識させるのです。そのようにしておけば、国連で防御することができるのです。


事業動員とハッピー・マインド・システム


 統一教会の教会員が就職して基盤を築くと、みな自分の家庭のことだけを考えるようになるのです。み旨を中心として世界のために生きよう、宇宙のために生きようという観念が次第に狭まっていき、自分の家庭を中心として離れていってしまうのです。これは大きな弊害です。それで、今回何を宣布したのかというと、基金を募集するために、今後統一教会の祝福家庭でも何でも、十八歳以上の人が十人いる家庭は一人を公的な目的のために動員しなければなりません。もし、家庭に十人いなければ、三人いる家庭を四つ合わせて一人を動員するか、もしくは十六歳以上が十人以上になる家庭は、必ず一人を公的な目的に動員しなければなりません。

 そのようにして、動員された人のあらゆる生活問題や月給は、この十人で責任を負うというシステムを宣布したのです。ですから、今後工場に行って仕事をする人は会社からお金をもらわずに世界のために仕事をするというシステムをつくらなければなりません。また、会社に千名の従業員がいれば、そのうちの百名は会社から月給をあげて世界のための仕事ができるようにしなければなりません。そのようにしたからといって、その会社は絶対に悪くはなりません。外的に団結し、社長以下会社全体が一つの目的に向かってそのような道を行こうと決意すれば、問題なく、より発展していくのです。

 理想世界基金、地上天国建設基金として先生が五百ドルずつを与えたので、皆さんも五百ドルを中心としてすべての人が加入することができるようにしなければなりません。これが一万名、五万名、十万名、百万名になれば、その百万名の中から十万名を選ぶのです。そこには祝福家庭は例外なく加入するのです。祝福を受けた人は、男性も女性もすべて加入しなければなりません。ですから、精誠を尽くして早く加入しなさいというのです。そのようなことをなすために、皆さんは時間をつくらなければなりません。そして、千名の会社員、一万名の会社員に一時間でも奉仕活動、ファンダレイジングをさせ、公金をどんどん増やしていかなければなりません。

 今私が最も関心をもっているのは、経済問題を解決するためのハッピー・マインド・システム(happy mind system)と水産事業、そして今後は機械販売です。統一産業を中心として、現在ドイツと連結して莫大な収入を生むことができる機械の販売です。それから古紙の収集です。新聞のような古紙を収集し、韓国に送って再生します。私たちが新聞社をつくるので、これが必要です。


水産事業の拡大


 今回、私が古田氏をハワイに呼んだのは何のためでしょうか。今年、三千六百万ドル、つまり約四千万ドルに相当する船を造らなければなりません。グラスファイバーでつくるのです。今から革命が起きます。本来私が計画していたのは、三十九隻の「ワン・ホープ」(One Hope)を造って訓練をさせることです。

 海洋都市を開発しようと指導者たちが決意したのですが、うまくいかないのです。若者たちがみな海洋都市や海辺から出ていってしまうからです。これはアメリカにとって大きな問題です。水産業が発展するためには、アメリカの多くの若者が関与しなければなりません。それで、造ったのが「ワン・ホープ」であり、オーシャン・チャーチ(Ocean Church:海洋教会)です。海洋教会をつくるようになった動機も、結局は教会が主動になって教えてあげようということです。

 それで、私は海洋教会をつくり、今まであらゆる水域を巡回してきました。今回の「科学の統一に関する国際会議」(一九八八・一一・二四~二八、第十七回目、アメリカ、ロサンゼルス、ストウファー・コンコース・ホテル、五十二ヵ国の碩学二百五十名参加)を中心として、サンディエゴからロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルに行きました。アラスカは既によく知っている所です。そして、その地方でどのような魚が獲れるかを調べ、今後よく獲れる種類の魚を中心として観光事業を誘致し、私たちの食堂と連結させて全面的に復興させ、販売組織までも内陸に拡張することができるように、組織編成をすべてしてあげてきたのです。

 今回アメリカに行った時は、イースト・ガーデンで約一週間しか過ごしませんでした。西部から東部、南部、そしてハワイまで回って帰ってきたのです。魚類の集まる場所を調べ、今後事業を再編しなければならないので、出発する前にそれに対する計画を立ててきたのです。今から韓国と日本は、その受け入れ態勢を準備していかなければなりません。

 今後、主にアメリカの市場開発に力を注ぎなさいということです。ツナ、ます、鮭、ロブスター(うみざりがに)、めかじきは、よく食べる魚です。ハリバット(halibut:ひらめ)はあまり食べない魚ですが、今私たちが開発しています。アメリカ人がよく食べる魚においては、私たちがアメリカでナンバーワンにならなければなりません。よく食べる魚をそのようにしておけば、そのほかの魚もその会社のものを食べるようになるのです。ゆえに、先取権というものは恐ろしいものです。

 それから、今後開発しようとしている一つの品目は何かというと、さめです。さめを食用として開発しようというのです。日本食堂があるので開発することは可能です。薬味をうまく使ってめかじきを一度食べさせておいてから、さめを食べさせるのです。その時に、さめだという話はしないのです。食べさせながら開発しようというのです。さめは無尽蔵です。

 私がアメリカに行って水産業を始める時、二十年の計画を立てました。七三年に船を買い、七四年から始めました。八四年は過ぎているので今何年になりますか。満干三年が過ぎたのです。今から六年経てば二十年になります。この六年間で、アメリカの東部、西部、南部、そして海岸地帯を中心として、今や水産業界においてはアメリカのいかなる水産会社も相手にならない基準を越えるのです。

 そのためには、網を編むこと、船を造ること、船員たちの訓練場所、また船長となるコースを整えなくてはなりません。現地で買った船が全国に散らばっていなければなりません。今、船長は九人です。約二十名を連結し、東部、西部、南部にそれぞれ七名ずつ配置し、アラスカで操業した実力をもってすれば、主導的な立場からアメリカの三海水域を完全に処理することができる基盤となるのです。

 そして、それを日本にも連結し、韓国にも連結し、中国にまで連結しようと思っているのです。また、ブラジルにも連結し、アルゼンチンにも連結しようと思っています。ヨーロッパは言うまでもありません。その次には、アフリカにまで連結するのです。いかにして第三世界と因縁を結ぶのでしょうか。第三世界の原資材といかに因縁を結ぶかというのです。彼らが生活をするのに便利な条件を築いてあげ、生活環境を開発してあげながら原資材を引っ張ってこなければなりません。


世界技術平準化運動


 南米とアフリカは私の側に立っています。「間違いなく技術平準化をしてあげる」というその一言を信じているので、第三世界は完全にレバレンド・ムーンの側になってしまいました。今、中国を私がもっている技術水準ぐらいにすれば、アメリカはどのようになるでしょうか。ヨーロッパがどのようになるか考えてみてください。これは妄想のような話ですか。今私がやっていることなのです。ギアがこのようにかみ合い、抜くことができないようになって回っていくのです。

 アメリカは、南米を原資材の補給地として消化しようとしましたが、途中で後退してしまいました。北韓や中共やソ連も、アフリカからすべて追い出されました。私たちは、それに乗じて入っていかなくてはなりません。それで、今から第三世界の原資材圏を吸収できる基盤を築くのです。それは何かというと、彼らが生活できるように、生活環境を発展させていく道を築いてあげるということです。

 アフリカをよく見てみると、アメリカやイギリスの人々は、男性に勉強をさせませんでした。また女性に対しては、その地方の長官を出すような良い一族から優秀な女性を引き抜いて勉強をさせて、出世してその地方に帰ってくれば、自分の妾にするのです。そのようなあらゆる悪いことをしてきたのです。文字を学ばせもせず、農業を営む方法も教えることなく、自分たちのいいようにやってきたのです。私たちは、それとは根本的に反対です。根本的に異なるのです。

 それで、今アフリカで何を造っているのかというと、七ヵ国にソーセージ工場を造っています。既にできているはずです。ソーセージが最も有名な場所はドイツです。アフリカで活動している私たちの宣教師がいるのですが、その人のおじいさんが有名なソーセージ工場を経営しているので、それを設置して造ったのです。

 今後、統一産業に部署をつくり、ソーセージをつくる機械を造ってあげて大量生産していくようにするのです。そうして何をしようというのでしょうか。アフリカの人々にとって最も恐ろしいのは栄養失調です。彼らは蛋白質が不足した食物を食べて生活しているのです。ですから、ソーセージをつくるのです。そして、豚の育て方や牛の育て方を教えてあげるのです。今、ザンビアで私たちが屠殺する牛は一週間に何頭ですか。百四十頭ですか。豚はどうですか。どちらも百頭を越えます。牛や豚を育てたりするやり方をすべて教えてあげるのです。畜舎をつくる方法から家畜を育てる方法、また牧場をつくる方法、農業を営む方法、野菜を栽培する方法など、すべてを教えてあげるのです。

 それで、ザイールでは、農業専門学校もつくったのです。現在、学生は大体四百名ぐらいになるはずです。そのようにしながらすべて教えてあげています。今までの白人とは根本的に異なるのです。アカデミーを中心として連結させてきたので「自分の国にもアカデミーのようなものをつくってください」と言っているのです。そこで教育した人を立て、その人に任せていくのです。お互いが「ため」に生き、助け合いながら開発するのです。

 一九八一年に韓国で「科学の統一に関する国際会議」を行った時、そこで私が技術の平準化運動を主張したのではないですか。皆さんは、技術を平準化する問題が何を意味しているのか分からないので、ただそのようなものかと思っているのですが、そのことは白人世界、先進国家にとってどれほど恐ろしい作戦であるか分かりません。技術の平準化といえば、そのもっている技術をすべてあげなければなりません。今、アメリカが南米を植民地のようにして存続させているものは何かというと、政治力と軍事力と技術、すなわち科学技術です。

 特に科学技術のようなものは、譲ってあげれば困るのです。南米は軍事力をもっているし、経済力もあります。しかし、科学技術が微弱なのです。しかしアメリカは、あらゆることを教えてあげても、科学技術だけは教えてあげません。ですから、今私が先進国家の最高の科学技術をすべて備えて、これを分けてあげようというのです。そしてアメリカの植民地政策を根本的に破壊しようというのです。南米から追い出されたアメリカの代わりに、レバレンド・ムーンが南米から歓迎されるのです。


九 88ソウル・オリンピックと摂理的主要行事


第二十四回、ソウル・オリンピックの摂理的意義


 一九八八年はいかなる年でしょうか。不思議でしょう。両極が、すなわち共産世界と民主世界が猛烈な闘争をしたのが六・二五動乱の時です。その時から韓国は両極闘争期に入っていったのです。ところで、一九八八年のパルパル(88)と言えば、これは再出発のことです。

 一九八八年には韓国に時が来るということを既に四十年前から私が話していたではないですか。百六十ヵ国が参加し、十六日間にわたって行われたのです。これは世界的です。六・二五動乱の時、十六ヵ国の二世たちが血を流して韓国の統一をもたらさなければならなかったのですが、それができなかったので、民主世界と共産世界の両極に分裂したのです。

 内的精神的なキリスト教文化圏の若い青年の二世たちが韓国を解放させることができなかったので、外的な世界を通じて韓国に解放をもたらし得る大会を行ったのです。それで、韓国がすーっと上がっていったのでしょう?なぜ上がっていったのか分かりますか。天が支えて上がっていったのです。

 若い人々が二世ではありませんか。二世たちが来て、国境を越え、あらゆる主義を超えて和合しようとしたのがオリンピック大会です。このように外的に統一圏ができるのです。百六十ヵ国は、原理的に見ても、六・二五動乱の時に参戦した十六ヵ国を十倍に拡大した世界数です。十倍というのは拡大数です。前後、左右、縦横をすべて拡大した拡大数です。

 誰がこのように和合できるように追い込んできたのでしょうか。人間には分かりません。天運によるのです。世界的な分裂を招来させた大破壊的起源を大和合することによって埋めることなくしては、統一の雰囲気、統一の宇宙は形成することができません。これは理論的です。ですから、ソ連や中共、またすべての衛星国がお互いに争っているのですが、ここに来ればすべて一つになるのです。すべて和合です。十六ヵ国を中心として百六十ヵ国です。世界的です。十六は四×四で地の理想数です。四十ヵ国を四倍にして百六十ヵ国です。それは数理としても合っています。また、今大会は第二十四回です。二十四回というと、春夏秋冬の二十四節気とも合い、聖書の二十四長老の数とも合うでしょう。

 また、オリンピックの歴史から見たとき、何番目の国として我が国が登場したのでしょうか。十三番目です。今まで、十三数は悪い数でした。四数も悪い数でした。すべてこれが和合の数として戻っていくのです。イエス様を中心とした十三数を中心として、今から四数が連結されるのです。このようなことはすべて偶然ではありません。そのようにして和合が起きるのです。

 皆さん、おもしろいことは何かというと、韓国が四強国に入ったということです。二世たちがこれを成したのです。金メダルはいくつですか。(十二個です)。メダルは全部でいくつですか。三十三個です)。オリンピック大会を挙行した国家としては韓国が何番目ですか。十三番目です。すべて原理数です。韓国で百六十ヵ国が出した新記録も三十四です。これは、先生を中心として見れば、三十四歳の時に統一教会が出発し、それから今年で三十四年です。三×七=二十一の二十一年と十四年を中心とする三十四数に該当するのです。また、今年は檀紀四三二一年です。どうしてこのようにすべてぴったり一致しているのか分かりません。この日に、このようにな、っているということは驚くべき事実です。

 今回、おもしろかったこととは何でしょうか。ソ連と東ドイツが同じ仲間であり、アメリカと韓国が同じ仲間です。天の側ではアベルの韓国とカインのアメリカが一つになりました。サタン側の共産世界は、ちょうど反対です。向こうは下がっていくのであり、私たちは上がっていくのです。これらが四位基台を形成したのです。

 また、今回のオリンピック大会は、先生とお母様、そして先生の息子、娘からなる四位基台です。そのように戻っていかなければなりません。先生の子供たちは何も知らずにいたのですが、「おい、閉会式に参加しなくてはいけない。主人が行って座っていなければならない」と言って閉会式に連れていったのです。


百二十ヵ国宣教師たちの各国選手団の支援


 今回韓国に集まった人はどのような人たちかというと、自由世界でも共産世界でも二世のチャンピオンたちです。かつて十六ヵ国を通じて統一できなかったことを、世界舞台において再蕩減するために、彼らが韓国に来たのです。政府がそのようなことを知っていますか。文総裁は、そのような歯車が天道に合っていくことを知っているので、これを合わせるために百二十ヵ国にいる統一教会の宣教師たちを韓国に来させ-私が一世であり、彼らは二世です-二世を韓国に来させ、ここで自分の国と横的に一つになるようにさせたのです。

 韓国は両極勢力によって二つに分けられました。一九五〇年の六・二五動乱を起点として韓国を含む世界は両極闘争期に入っていくようになったのです。このように広がっていった両極の世界は、88ソウル・オリンピック大会を通じて一つになり始めたのです。どうしてでしょうか。88オリンピック競技の時、体の世界を代表してオリンピックに参加したカイン的二世の選手団が、真の父母を中心としてアベル的な立場に立っている心の世界の代表である統一教会の宣教師たちと完全に一つになったという条件を立てたからです。百二十ヵ国を代表した立場から百二十ヵ国から帰国した統一教会の宣教師たちが真の父母を中心にその場に来て、内的に一体となり、韓国政府を代表した盧大統領がサタン世界のカインの二世格であるオリンピック選手たちと外的に一体となったのです。

 彼ら宣教師たちがオリンピック・チャンピオンたちと一体となるために、ちょうどヤコブがエサウにしたように、アメリカドルで四百万ドル、すなわち約二千八百億ウォンを投入してメッコールや贈り物をあげたのです。どこの国の人であろうと関係なく、いつでもメッコールを出してあげたのです。そのようにして、完全に一つになったのです。これは、歴史上の良い出来事として残りました。

 メッコールは、どれほど良いでしょうか! とても暑い時なのですが、お金がなくて飲むことができません。それで、メッコールを送ってあげるのです。ソ連などは領事館がなくて交流の道ができていないので、食口が衛星国の人たちを通してソ連にも英語で「メッコールをあげます」と言ったのです。

 飲んでみれば、彼らもメッコールの良さが分かります。また、ほかの人々がみな飲んでいるので、自分たちだけ受け取らないわけにはいきません。それで、「何日の朝何時に車に積んでくるので、取りにきてください」と約束をしておけば、彼らは車に乗ってきてもっていくのです。そのようにして、メッコールがすべてに入っていったのです。

 それは何かというと、ヤコブがエサウに対して讒訴することができないようにしたことです。オリンピック大会に来た人々と統一教会の宣教師と、また統一教会の責任者が大使館を引っ張り出して、一緒に競技の応援をしてあげました。彼らの国の大きな国旗をつくって振り回したのです。彼らはぶらぶら来るのであって、国旗をつくってきたりするでしょうか。

 競技をする時に、その国の国旗を大きく振り回せば、大騒ぎになってその国の人がみな集まってくるのです。大使も来るし、その国から来たお客さんたちもすべて集まってきて一緒に応援します。そのようなことをしたのです。ですから、外的な面において見るならば、大韓民国において世界のオリンピック選手たちを中心として、統一教会と完全に一つになったのです。

 その国の主権者に代わって、その国の宣教部と宣教の責任者たちが韓国に来て応援したのと同じことをしたのです。そのようにして、彼らを引っ張ってきて何をするのかというと、先生と連結させるのです。それで、贈り物も、衛星国家の男性たちには洋服の生地を買ってあげ、女性にはシルクの洋服の生地を買ってあげたのです。その次には、ネクタイを買ってあげ、スカーフを買ってあげました。今、ソ連から衛星国家にまで、そのことが話題になっているはずです。「いやあ、レバレンド・ムーンは共産党を捕まえようとする虎だと思っていたが、このように私たちの面倒を見てくれた」と言ってです。

 全世界の共産圏に対して、私はアベル的な立場から彼らに贈り物を送ってあげたのです。アメリカが責任を果たすことができないので、アメリカを身代わりして私が責任を果たしたのです。ソ連のボリショイ・バレエ団、モスクワのフィルハーモニー・オーケストラが来たので、私たちのニューヨーク・シティ・シンフォニー・オーケストラ、ユニバーサル・バレエチームを中心としてアメリカの威信を立ててあげたのです。私は、韓国が堂々と天の祝福を受けたので、四位基台圏内に入っていかなければならないと思ったのです。


ソ連選手団のための提案


 すべて分け与えてあげたのです。国のできないことをしたのです。それで、ソ連の運動選手が一等になったメダルを持ってきて私にくれたのです。お母様、それは保管してあるでしょう?そのように内的に連結して条件を立てるのです。人々が知らないうちに、内的な分野のすべての問題処理を先生がなしたのです。

 ソ連の選手団の団長が、自分がチャンピオンになって取ったメダルを私にくれたのです。「ソ連の国を代表してレバレンド・ムーンにこれを贈呈します。感謝の気持ちをもってもらってくださるならば、うれしいです」と言いました。それが条件でした。「あなたがソ連を代表して頭を下げて贈呈するのですね。それに間違いはありませんね」と言うと、「はい、間違いありません」と答えたのです。それが条件となるのです。

 今やソ連は、私の手にあります。その時に提案したことは「私が二千台の自動車を選手たちのために寄付するので、公文を出しなさい」ということです。郭錠煥氏! 公文を出しましたか。(はい)。「私が韓国で運転手もすべて用意し、北韓の三十八度線を通って二千台をもっていってあげるので、もっていきなさい」と言ったのです。(拍手)その公文は残っているのです。

 「私が二千台の車を準備してあげるので、あなた方は三十八度線を通り、北朝鮮を経由してハバロフスクに行く道を開きなさい」とソ連に提議したのです。すると「自分たちは船に乗ってきたので、船に乗って帰ります」と言うのです。(笑い)ですから、このことは、オリンピックで先生が主人として振る舞い、統一教会が主人として振る舞ったという話です。(拍手)

 さあ、私たちは、世界に行くことができるのです。ここでこの四つの国、すなわちアダム国家、エバ国家、カイン国家、アベル国家を連結さえさせれば、共産世界もサタンも退いていかなければならない時代に入ってきた、ということを知らなければなりません。堕落によってアダム・エバからカイン・アベルのすべてが怨讐となりましたが、今回先生を通じてすべて兄弟となり、友人となり、一つに連結して天の方向に向かうことができる時代になったということです。それは歴史的な蕩減を立てるにおいて堂々とした基準とならざるを得ないということを知らなければなりません。

 それで、今回のオリンピック大会に対して各国の責任者が先生に手紙を送ってきています。「ありがとうございます。韓国で開催された世界的なオリンピック大会で、このように私たちを歓待してくださった先生に感謝いたします」という手紙を送ってきているのです。そのように見るとき、オリンピック大会は先生が開催したのと同じ立場になっているということです。

 実は、金日成とKGBが組んで先生を暗殺しようと計画していたのです。昨年からですが、今でも続いているはずです。そのような渦中なので、ソ連は「もし文先生がいれば、選手団を拉致するだけでなく、葬り去ってしまうのではないか」と心配していたのです。ところが、それとは逆にレバレンド・ムーンが思いも寄らない贈り物を自分たちにくれたのです。そのことを彼らは研究します。共産党の幹部はそのようなことは理解できません。しかし共産党の二世たちは理解して、「レバレンド・ムーンはナンバーワンだ」と言う状況になっているのです。(拍手)


「摂理的統一転換式」

(一九八八・九・二七、漢南洞公館)

 一九八八年のソウル・オリンピックは、摂理的に大きな意味をもつ。真の御父母様は、オリンピックの閉幕式に直接参席される一が、百二十ヵ国から十名ずつの宣教師を動員して各国の選手団を後援させ、選手たちのためにメッコールと十億ウォン近い贈り物を与えられた。続いて、一九八八年九月二十七日、世界文化体育大典を提唱され、同じ日、漢南洞公館で「摂理的統一転換式」を宣布された。

 一九八八年は、一九四五年から四十三年を越える時です。四十年路程を経て、七年路程の中の三年を過ぎる時です。三年半を越えるのです。一九八九年は、一九四五年から四十年路程を過ぎて七年路程の中で四年目になる年です。この時にすべて決着をつけなければなりませんノー九八八年から一九九〇年まで、三年を設定するのです。三数に相当するのです。一九八六年から一九八八年まで三年、その次に一九八八年から一九九〇年の三年です。そのように設定したのです。この期間にあらゆることを清算して、峠を越えなければなりません。

 それゆえに、一九八八年からは摂理的にすべて一致していかなければなりません。民主主義と共産主義の冷戦体制、すなわち両極体制が生じたのが六・二五動乱の時です。民主主義と共産主義がその時、韓国で分かれたので、再び韓国で一つにならなければなりません。それで、今回の韓国でのオリンピック大会を中心として、ソ連とアメリカが一つにならなければならないのです。今まで、民主世界を代表したアメリカのオリンピック大会、共産世界を代表したソ連のオリンピック大会が行われたではありませんか。それらは分裂していたのです。これが韓国を中心として一つにならなければなりません。

 一つになるのは二世たちです。一世を通じて激しく争う冷戦体制を経てきたので、二世を通して統一しなければなりません。二世時代において、全世界の国民を代表した健康な二世たちが来て繰り広げた闘いの場がソウルのオリンピック大会です。それに備え、先生は百二十ヵ国の統一教会の宣教師を呼び集め、彼らと一つにする運動をしたのです。

 ここにおいて天が中心なので、現在の大統領と先生を霊的に見れば、先生と盧大統領はアベルとカインの位置に立っているのです。盧大統領は今後の行くべき道を知りません。私が再び彼を立ててあげたのであって、私がいなければどうしようもなかったのです。

 このような時代の運勢に連結された韓国の運勢をすべて受けて突き刺しておかなければなりません。それで、オリンピックが中盤戦に入った一九八八年九月二十七日、初めて「摂理的統一転換式」を行ったのです。分立されていた天地のすべてのものが統一されるのです。真の父母と国家の代表を中心として、天が初めて主体となり、アベルが兄の位置に上がっていくのです。

 私たちの教会と彼らは、縦的に見れば父子の関係ですが、横的に見ればアベルとカインになります。ゆえに、アベル的存在である宣教師たちと、カイン的大使館とカイン世界の青年が一つになるのです。

 エサウとヤコブが出会う時、ヤコブは如才なく「さっさともっていきなさい!」といったやり方で二十一年間精魂を込めたものをすべて与えようとしたのです。それで、今回統一教会がメッコールをありとあらゆる人にまで、すべて飲ませてしまったのです。メッコールを飲ませてみると、大使館はもちろん、KGBがこれをののしるでしょうか、褒めたたえるでしょうか。

 和解のきっかけをつくってあげたのです。彼らが受け取ったということです。このようなことをしたので、九月二十七日に先生が「摂理的統一転換式」をしたのです。これからは、ここから世界が回っていきます。

 百二十ヵ国は、三×四の十二です。三と四を合わせたのが七数です。それは中央数です。百二十ヵ国を中心としてカインとアベルで連結し、ここに中央数をぴたっと立てるのと同じ条件を立てたので、天と地を連結させることができるのです。縦的基準と連結させたので、摂理的世界的転換式を行ったのです。


世界文化体育大典創設の提唱

(提唱:一九八八・九・二七、漢南洞公館、記者会見:九・三〇、ウォーカーヒル・ホテル)

 一九八八年九月二十七日、漢南洞公館で、真のお父様は、百二十ヵ国の代表が参席する中で、新世界を指向する「世界文化大祝祭」の開催を提唱された。九月三十日には、ソウル、シェラトン:ウォーカーヒル・ホテルで、各国の代表と言論人など、二百名以上が集う中で、世界文化大祝祭開催に関する記者会見を行った。

 文化オリンピック大会を宣布するのはなぜでしょうか。そこでは、世界の若い二世たちが出会って、ただ体育だけをするのではありません。カインとアベルが出会って運動だけするのではありません。カインとアベルが出会って、国を生かし、世界を生かすために結婚をしなければなりません。家庭をつくらなければなりません。このような時が来たので、世界文化オリンピック大会を宣布したのです。

 今からは、共産主義も民主世界も力を失っていきます。統一教会が中心なので、統一教会の言うことに従っていかなければならない時代に入っていくのです。そのようにして何をするのでしょうか。家庭編成です。

 このようなとてつもない新しい時代が開かれてくるこの時点において、オリンピック大会の大勝利に合わせて世界文化祭典を宣布したのです。それを宣布することによって、先生は様々な問題を提起したのです。世界が新たに回っていくことができる一つの中心軸をつくるのです。ここにすべてのものが巻き込まれていけば、すべてはサタン世界に落ちずに、天の世界に巻き込まれていくのです。ですから、一つの世界へ行く促進剤として活用するのが文化大祝祭です。

 今はどういう時かというと、カナン七族がいません。今は私たちの時代だということです。そのような時代に「今回宣布した世界文化大祝祭を各国で多くの人に告げ知らせなさい」と言って、百二十ヵ国で広告を出させました。今からはたとえ反対をしたとしても、実績を示しながら「これでも反対するのか!」と言うのです。


韓国と世界百二十ヵ国代表との姉妹結縁

(一九八八・一〇・三、一和龍仁工場の大講堂、韓国幹部八百名と百二十ヵ国の代表四百名)

 一九八八年十月三日、(株)一和龍仁工場大講堂で、韓国の幹部八百名と世界百二十ヵ国の代表四百名との間に姉妹結縁が結ばれた。この姉妹結縁は、世界が真の御父母様の祖国である韓国と連結されることを意味する。

 このような時に、私たちが統一教会内において、百二十ヵ国の代表と韓国の幹部がカインとアベルの関係で世界的蕩減基準を縦的に立てることによって、横的な世界の百二十ヵ国が回って入ってきたのです。このように連結させて、先生は「百二十ヵ国は自分の国ではありません。ただひたすら祖国光復のために存在しなければなりません」と命令したのです。

 今年の標語は何ですか。「祖国統一」です。祖国統一のための勇士として結集しなければなりません。ですから、今回ここに集まった人々は兄弟です。どのような兄弟ですか。世界を動かしていくことができ、カイン的世界の家庭の前にアベル的家庭として、真の父母の血縁的因縁を通じて結ばれた兄弟でなければなりません。真の愛を中心として焦点を合わせた結集体なので、ここにサタンが対抗することはできないとみなすのが原理観です。このようになれば万事が終わるのです。

 それで、本来はこの前の二十七日にこの会議を行おうとしたのですが、協会長がしっかり連絡をしておかなかったのです。先生は「すべての代表として機関長と幹部だけで二百名の数を合わせなさい」と言っておいたのです。天的に見るとき、二百名の数を合わせるために延長することができませんでした。重要な行事だったのです。それで、仕方なく四百名、八百名へと倍以上に増やしたのです。八百名に増やして七数理想を越えることができる数に合わせようと考えたのです。それで、「その数をすべて呼んで書き出しなさい」と指示したのです。その人たちの名前とここにいる人たちと何をしようというのでしょうか。(姉妹結縁です)。

 統一教会の人事異動を思いのままにする時が来たのです。日本の久保木氏の代わりに金協会長が日本に行って責任者になることができます。そのようなことをしなければなりません。それで、日本にいる阿部氏をイギリスの責任者として立ててきたのです。また、ドイツのピーターをカナダの代表として立てました。それらはすべてエバ国家だからです。カナダもエバ国家の立場です。エバは嫁に行かなければなりません。

 今からは兄弟になるのです。今後姉妹結縁を結べば、少なくとも年に一度は行ったり来たりしなければなりません。三位基台もつくらなければなりません。

 抽選カードを作って、そのカードを皆さんが引くのです。引いたあとに不平を言うことはできません。期待を大きくもってはいけません。七百五十名分をつくり、皆さんが引くのです。これまで人種的偏見をもっていた者たちは、あなた方の嫌う黒人が書かれているかもしれません。それに異議がありますか。私に不平を言うことはできません。


「世界統一国開天日」の宣布

(一九八八・一〇・三、一和龍仁工場の大講堂)

 一九八八年十月三日、(株)一和の龍仁工場大講堂において、真のお父様は、韓国の幹部と世界百二十ヵ国の代表等、千二百名以上が集う中で、「世界統一国開天日」を宣布された。


《宣布祈祷》


 私、真の父母の愛により、天上世界のすべての先祖と地上にいる五十億人類を連結したすべての人々また共産世界に越えていき、その世界の責任者であるゴルバチョフや鄧小平、そしてアメリカのレーガン大統領も、すべて許すことを宣言しました。そのために、天に対して必要な条件物を提示しましたので、これが無駄に終わることがないように許諾してください。そして、両方の世界を結合することができる内容の宣布とともに、お父様の心情圏内にこれが深く染み込み、解放の世界へ突進することができる原動力となるように受けてくださることを切にお願い申し上げます。

 復帰摂理を通じることができる統一の転換式を経て、その式から一週間目にして、南北が統一され、世界が統一され、地上天国と天上天国が統一される日を、すなわち真の父母の心情的統一圏を全天地の中心として、画期的な一点を中心として、その基盤によって万国を解放する世界統一国家の開天節を宣布しますので、目があり耳がある天地のすべての人々が、これを聞いて知り、これに協助して統一の解放世界へ邁進できるようにしてください。

 初めに南北の解放、それからアジアの解放、世界の解放、地上世界の解放はもちろんのこと、天上の地獄解放、そして真の父母の願いの解放とともに、神様の真の解放世界まで及ぶことができるようにしてください。そのためにあらゆるものを捧げ、残された統一への過程を、愛を中心として闘っていかなければならない課題を任されましたので、百二十ヵ国に愛の旗を高く掲げ、今新しい統一の灯台を立てて照らしますので、その火が消えないのと同じように、私たちがお父様の前に誓った人の心も消えることなく、共に統一王国世界へ前進することを誓いますので、すべてのものをお父様が受けてください。

 きょうの宣布を神様が宣布すると回時に、霊界と肉界の統一的な宣布として受けてくださることを真の父母の名によって再度宣布しますので、天の真のお父様と真の父母と真の子女を中心として永遠に生き、永遠に総統治することができる国として千年、万年継続しなければなりません! すべてを真の御父母様の御名によって祝願し、宣布します! アーメン。アーメン。アーメン。

 天運を動かすのはオリンピック大会ではありません。骨がなくてはなりません。私たちが骨の役割をし、肉を抱いて踊ったのです。主体と対象が一つにならなければなりません。そのようになってこそ天運が保護するのです。このような基盤を中心として、オリンピックの後半戦に入った九月二十七日に摂理的統一転換式を宣布したのです。ここから回っていくのです。それを宣布し、国の基準を条件的に成立させておいたので、十月三日に「世界統二国開天日」を宣布したのです。

 きょう(十月三日)は開天節です。今年は檀紀四三二一年目となる年です。どうしてこのように日が良いのでしょうか。それで、きょうを「統一国開天日」として定めるのです。あー、世界中から兄弟を迎えてこのようになれば、願いを成し遂げたということです。皆さんは願いをすべて成し遂げたのです。

 堕落した人間の願いとは何ですか。神様はいないと思っていたのに、真の神様を知ったのです。神様を知り、神様を贈り物としてあげたのです。そして、真の父母を贈り物としてあげ、真の夫と妻を贈り物としてあげ、真の息子、娘をもたせてあげたのでしょう。それ以上何を望みますか。それから、「真の氏族まで編成しなさい」と言ってすべてを与えたのです。それから、真の国までつくるようにしておきました。その次は何ですか。真の世界しか残っていないでしょう? それできょうを、真の世界統一国家が出発する日に定めるのです。これは、万国の開天節の起源になることでしょう! 去る二十七日、私はこのことを中心として祈祷したのです。

 開天節とは何ですか。天が開く時です。「建国日」と言えば良いのに、どうして開天節と言うのですか。「開」とはどのような意味ですか。(開くという意味です)。ですから、天が開く時だということです。ゆえに、天が開く時であるこの時に、門が国家的に開いていたのが世界的門まで開くようになれば、韓国の運勢は内外で世界へ転がっていくことでしょう! アーメンです。ぴったり一致しているのです。

 「世界統一国開天日」を宣布することができる摂理観的事情を通した理論において、それが内外、前後、左右で一致しており、またこの日は統一教会の歴史的観点において理論的にも体恤的にも一致しているので、この日をもって私たちの希望の日が開門されるという言葉で置き換えても異議がありません。世界統二国とは何ですか。地上天国のことです。地上天国開天節の日です。

 肌の色が違い、東西の文化の背景が異なっているとしても、この心情的基準の前において何としてでも交流できるように連結し、実際の生活においてそのとおりに生きていくようにお願いします。ここにある花は捨てないでください。先生が持っている花とお母様の持っているものも記念として残しておいてください。カップも残しなさい。一和の社長、分かりましたか。先生が飲んだものだということで記念として残すのです。マイクも残しなさい。ほかのものもすべて残しなさい。

 今後、これらは貴重な物になるのです。今後は「父母の日」、「子女の日」、「万物の日」、そして「神の日」と「御聖誕日」、その次に、きょうのこの日です。ですから、六大名節になるのです。今からは解放です。これから毎年この日を祝わなければなりません。

 統一教会の「私の誓い」の五番目の最初は何ですか。私たちは神様を中心とした一つの主権を誇らなければなりません。そして、一つの民族を誇り、一つの国土を誇るのです。それが私たちの人類始祖であるアダムの願った国です。世界はアダムの唯一文化です。混じり合ったがらくたの血統とは交わるようにはなっていません。

 今からは、真の父母から純粋な血統を受け継ぎ、アダム文化圏を代表した血族を残さなければならないということを知らなければなりません。それで、すべて接ぎ木し、世界を完全に一つにしなければなりません。そのようなことを記念し、そのような決意を固めるための記念の一日として設定し、きょうこの日を守るようになったということを知らなければなりません。


圓和道の世界的育成


 今後二世をどのように教育していくのかが問題です。外的に見れば、オリンピックの思想の伝統を受け継いで健康でなければなりません。内的に見れば、愛が充満していかなければなりません。愛に満たされるようになれば、父母の愛を身代わりすることができるのです。愛国、愛世、愛天を身代わりすることができる愛に満たされた人格者とならなければなりません。

 そのためには、思想においても統一的な理論を通して統一の心情圏を形成しているのと同じように、体育においても、原理的内容と一致する武術基盤を確保しなければなりません。それゆえに、数日前に話した圓和道を始めなさいと百二十ヵ国に指示したのです。

 テコンドーも柔道も駄目です。圓和道です。先生が教えた圓和運動を中心として、すなわち授受法による原理を中心として霊界から教えてもらった先駆者がいるのです。その人が韓奉基氏です。韓奉基氏を中心として、これを体系的、理論的にしたのです。これは霊界から受けたものです。

 それでは、その始祖は誰かというと、それは韓奉基氏ではありません。先生を通じて霊界から教えてあげた内容を中心として、韓奉基氏が圓和道を出発させたのです。ですから先生と連結しなければ、世界の前後を連結する統一的な武術として立てることができません。ゆえに、世界的な出発をしたこの期間に、霊的な統一国もそうですが、肉的な統一武術の基盤を中心として運動と舞踊を統合できる世界的な基盤を築いていくのです。

 そのようにして、サタン世界の悪党たちが握っている主導権をすべて破壊することに貢献するならば、善の世界にどれほど世界的な利益をもたらすだろうかというのです。

 それで、私は大学をつくり、中学、高校をつくっていますが、そこで武術を教えてあげ、これを世界的な武術圏へ発展させていくつもりです。そうなれば、テコンドーよりも圓和道、正道術よりも圓和道、柔道よりも圓和道となるのです。また、レスリングよりも圓和道です。ここにすべてがあるのです。圓和道さえ学べば、すべてすることができるのです。

 そのようにして、若者の外的な健康状態、すべての運動文化の全体を収拾して一つに集めると、私たちの原理内容を中心として教えることができる基盤となります。完全なマイナスは、完全なプラスを誘発します。完全なプラスは、完全なマイナスを創造します。これが原理なので、外的な武術を中心として心身一致することができる理論的体制を備え、体育を通じて学ぶ過程で自動的に原理を習得し、三年だけ過ぎれば、みな霊界の事実を体験するようになります。

 既に韓奉基氏が体験したように、先生が現れて自分がもっと知りたい分野のことをいろいろと教えてあげます。ですから、統一教会の先祖も先生ですが、この圓和道の先祖も先生なのです。そして、統一王宮圏内における強力な外的軍隊も先生の思想によって、また強力な内的軍隊も先生の思想によってつくられるのです。そのようにして統一天下の国民としての内容を備えれば、善悪を分別するにおいて主導的な役割を果たし、世の中を早く収拾するだろうというのが先生の見方です。

 ゆえに、できる限り短期間で、これを世界のすべての運動の核として発展させようというのが先生の願いであることを知らなければなりません。

 圓和道は誰から始まりましたか。(お父様からです)。天から始まったのです。「お父様」と言えば、この時代に生きて行ってしまうものです。天から始まったのです。


十 六千五百家庭国際合同祝福結婚式

(一九八八・一〇・三〇、一和龍仁工場特設結婚式場、十八ヵ国、六千五百十六組)

六千五百家庭、韓日交差結婚の意義


 一九八八年十月三十日、(株)一和の龍仁研修院特設結婚式場で、真の御父母様の主礼により、「六千五百家庭国際合同祝福結婚式」が挙行された。この日、祝福を受けたカップルは、十八ヵ国、六千五百十六双であった。

 オリンピック大会を中心として、このように歴史的に先生を中心として一つになり、サタン世界に対して完全に一つにまとまったのは、歴史始まって以来のことであり、最後になることでしょう。それで、先生は何を行ったのかというと、「摂理的統一転換式」を行いました。その次に「世界統二国開天日」を宣布しました。それから第三に、その上でアダム国とエバ国の交差合同結婚式を行ったのです。それは何かというと、カイン・アベルが世界的に完全にひっくり返ることができる長子権復帰世界時代に入ってきたということです。

 統一教会の食口が長子の位置に立ち、サタンが落ちていく時代が来たということです。今までは反対でした。今までは、堕落した世界だったのですが、今は私たちが長子権を取り戻したのです! (拍手)

 この世の国ではありません。私たちは天上天国と地上天国を唱えているのでしょう? そのような基準になっているので、今からは、アダム国韓国とエバ国日本の国の伝道時代です。アダムが愛を誤ることによって分離されたものが、神様のみ旨によってアダムとエバが愛し合うことができる統一的基準をつくり、それによって全世界を統一することができる運勢をもって天に上がっていくのです。韓国と日本は怨讐の国同士ですが、それを退けて交差結婚をしたのです。

 主体国である韓国を中心として、エバ国家である日本と韓国の二世をすべて結ぶのです。世界の青年たちを結んだので、今や統一教会内の韓国と日本の二世をすべて交差結婚させてしまうのです。交差結婚とは何かというと、アダムとエバが個人的な一紙の夫婦として堕落したことを復帰するために、国家的な立場のアダムとエバが挙国的な立場で結婚することです。一個人として堕落したアダムとエバが国家的代表の立場に立つことによって、二世を完全に統一してしまうのです。この二つの国を統一してしまえば、その一つになった基盤の上に真の父母が立つのです。

 交差結婚をさせることによってどのようなことが起きるのでしょうか。アダムを中心としてみれば、エバ一人を置いて、ここに四人の男性がくっついているのと同じです。エデンの園に三人の天使長とアダムがいましたが、そこで邪悪なことが起こり、アダムが成熟する前に天使長の代表にエバを奪われてしまったのです。そのように蒔かれたものが実を結び、韓国を中心としたアダムの代表である先生を中心として、エバ国家の日本の美人たちが荷物をまとめてすべてアダムのもとに帰るのです。

 美女が裸になって座っているので、東西南北を取り巻いている若者たちがよだれを垂らして強奪しようとしているのです。アメリカも強奪しようとし、ソ連も強奪しようとしているのです。文総裁は迎え入れようと思っているのですが、この者たちが自らの力と国家の背景をもってありとあらゆることをしようとしているのです。それを防ぐ方法が交差結婚です。既にそれを行ってしまいました。完全に占領してしまったのです。

 心情圏というものは、皆さんがいくら蕩減し、いかなることをしたとしても駄目です。いかなる蕩減の道を歩み、死んでから生き返るようなことをしたとしても、心情圏を連結させることはできません。心情圏はどこを通じるのかというと、血統を通じてのみ伝授されるのです。心情圏に接触するためには、血統的な転換過程を経ることなくしては、すなわち結婚をしなくてはならないのです。ですから、血統転換式をするのです。そのようにしてこそ心情圏が連結されるのです。国家基準において二世の交差結婚をすることによって、サタン世界は崩壊し、先生の全権時代の基盤から理想天国が出発するのです。その歴史の象徴物として集まってきたのが皆さんです。

 今回の結婚式の異なる点を一言で言えば、イエス様はタマルまでの血統を中心として生まれましたが、今回の結婚式はお母様を経ずに、結婚していない本来のアダムの骨肉にくっついて新しく生まれた家庭の立場から出発しているので、この家庭はサタン世界より上層の世界へ向かう基盤となるということです。しっかり記憶しておきなさい。そのような貴重な内容があるので、二年前から話してきたのです。「いつの日か交差結婚を行う」と話したところ、皆さんは信じなかったでしょう? 古田氏や久保木氏も信じなかったのです。

 さあ、奥さんを抱き締めてキスしなさい。さあ、抱き締めてするのです! 約束です。それが誓いです。その約束の条件を忘れてなりません。さあ、一、二、三、はい! 全員拍手! (拍手)今までは、このようなことはしませんでした。先生の前でもう一度はっきり教えてあげますが、皆さんは双子の子女です。男の子と女の子が生まれたのと同じです。そこから新しい国を発見しなさい。双子の夫婦なのです。

 アダムとエバは、一人一人生んだので失敗したのですが、今回は双子で生んだので失敗しません。そのような双子の夫婦として、堕落圏を越えました。善悪を知る木の実を取って食べるなと警告をする必要がありません。今から生活に入っていくからです。

 日本はエバ国家でしょう? 女性が結婚をすれば、姓がなくなるでしょう? それで、どこに帰っていくのですか。日本では、男性の姓に従うのでしょう? それと同じです。ですから、女性は男性を中心として一つになるのです。今からは日本も韓国も忘れて生きなさいということです。

 さあ、日本に帰っていきますが、どこの国の人として帰るのですか。「天国人として帰る」と言わなければなりません。何を中心として天国ですか。韓国を中心としてです。そのように転換された観念をもたなければなりません。韓国とは、先生を中心とした韓国でしょう? ゆえに、歴史は先生からです。


一週間で写真約婚と祝福行事


 五色人種がすべて来たのです。この人たちは、過去に一度も会ってみたこともありません。先生がすっすっすっと結んであげて初めて出会ったのです。そのような結婚がどこにあるでしょうか。一日で三千七百二組まで結びました。六千五百十六組を一週間以内でしたのです。そのような時は、先生は普通の人ではありません。目を皿のようにするのです。

 私はどのような指示をしたかというと「日本人の中で顔が韓国人あるいは中国人に似た人を選び出しなさい!」と言いました。それで、何をするのでしょうか。完全に一〇〇パーセント韓国人と交差させるのです。

 今回祝福を受けるために来た人たちは、顔もハンサムだし、全員韓国人のような顔をしていますね。(笑い)女性もそうです。日本の東京の通りや田舎の通りに行けば、このような美男、美女はいません。みな顔が小さく、足どりもおとなしい、そのような姿をしています。そして、みな立派な姿をしています。それは、最後の時期に日本の革新的な家系の二世を選んで引き抜き、韓国にくっつけたということです。それは、アジアの新しい天地の出発をなすためです。

 自分たちが良いものだけを探し求めれば、子供はみなぺちゃんこでみすぼらしくなるのです。国は、将来ぺちゃんこになります。良い二世を生んで偉大にさせなければ、国は繁栄しません。先生は、そのことを思って、ずっと真剣な立場から皆さんのペアを組んであげたのです。それを写真で行ったということは偉大なことです。

 飛行機で来なければならないので、大変なことになったのです。空港のお客さんが何十倍に増えたのです。ですから、「結婚したい人は、ほかの人のチケットを盗んででも来なさい!」ということになったのです。それで、本当に十名、二十名の人が組になって、「結婚するために韓国に行くので、チケットを譲ってください」と言ったのです。

 それでも譲ってくれなければ、「あなたの息子と嫁が結婚しようとしているのに行けなくて、変更になってしまえばどうしますか」と言えば、みなチケットを譲ってくれるのです。そして、日本の大使館も韓国の大使館も、ひっきりなしに判こを押し続けたのです。これは歴史的な事件です。

 言葉も分からない人が集まってこのように結ばれているので、千名が座っていても静かです。何千名が座ろうと静かです。(笑い)

 しかし、手はしっかりと握っているのです。そこでつかんでいる手を放してはいけません。一万五千名の人が集まって混雑している中で一度手を放して見失ってしまえば、何日かかっても捜し出すことはできません。一つの町の人々をみな連れてきて集めておいたような所で、二人を別々にしておくのと同じです。どのようにして捜し出しますか。お互いに見失ってしまえば大変なことになります。ですから、御飯を食べる時も手を握っているのです。言葉も分からないでしがみついているこの事情、これは素晴らしいことでしょう。統一教会でなければ見ることはできません。

 この人たちは、お金がなくてそのようにするのでしょうか。知識がなくてそのようにするのでしょうか。それとも、国がなくてそのようにするのでしょうか。今は賎民のような生活です。労働者や農民よりもひどい生活をしているのです。ここは自分の国ではありません。四十年前に植民地にしていた韓国です。

 日本の国民は、韓国人のことを黒人よりも悪いと思っているのです。今、そのような民族の真ん中であるソウルに来て「ここで客死をしたとしても自分は栄光に思う」と言って走っているのです。それはなぜだか分かりますか。韓国の種がどれほど良いかを知っているからです。その妻、その夫を得た栄光を褒めたたえるすべがないのです。


祝福家庭の定着を指示

(一九八八・一〇・三一)

 一九八八年十月三十一日、祝福家庭の定着に対する指示事項を発表しました。定着は目的を中心としてするのですが、第一は全国の南北総選挙に備えた組織的確立です! 南北総選挙に対するすべての一線における組織的編成、統班撃破のための組織的確立をいかになすかという問題です。そのようにして、何をしようというのでしょうか。統班撃破工作です! なぜ祝福家庭を配置して定着させようとするのかというと、この目的のためです。

 その次には、「国民連合」と勝共連合の二重化です! 今から私たちがこの組織編成をして、国民連合と教会と勝共連合の三重化を成し遂げるのです。昔勝共連合に加入した人の名簿があるでしょう。また、「国民連合」に一千万名が加入した名簿があるでしょう。本部から持っていって、地域ごとにきちっと分けてあげるのです。

 それを持って、尋ね歩くのです。そして細胞組織を強化しなければなりません。そのようにすれば、選挙であろうと何であろうと闘いはそこで終わるのです。既成組織を早く同化させることができる編成をして、すべて投入して一括的な行動半径を拡張させなければなりません。

 その次に、国民運動の活動と自立的経済解決です! 国民運動の活動をすると同時に、自立的経済解決のための基盤の確立です。これを解決することによって何でもすることができるのです。

 その次に、メッコールの販売と一万三千の統組織を掌握しなければなりません。三つの統以上の掌握が可能です。これを組織し、その次には分担確保基地です! これは各自分担した責任的基地のことをいいます。三位基台をつくるかどうかして、それをすべて管理することができるように便利な組織形態をつくるのです。

 その次に、十二万の班の分担責任です! 一万三千の統があり、十二万の班があるので、これを分配し、均衡に管理しなければなりません。

 その次に、世界日報の組織販売網です! 先ほどのメッコール組織と全く同じ相対的な組織をつくるのです。今後、部数が増えてきます。その部数を中心として、必ず責任完遂をしましょう。

 その次には、消費組合の組織的基地の確保です! このようにすることによって間違いなく消費組合の基地が自動的にできるのです。それができれば、皆さんは一軒一軒に毎日のように出入りするのです。消費組合の組織的基地の確保です!

 一はメッコール会社、二は新聞社、この基台を一致させて連合させ、強化しなければなりません。これらはすべて一つのことだというのです。そして消費組合です。新聞配達をするのも、メッコールを売るのも、それから消費組合をするのも、すべて一つのことだというのです。どれもみな重要です。一体的基地を確定しなければなりません。

 その次に何をするかというと、午後には伝道です! 大概五時前に配達をするので、メッコールを販売して会社から帰ってくれば、六時ぐらいからは全面的に伝道をするのです。ソウルを中心として国民連合の基地がどこにでもあるでしょう? ソウルにおよそ二十二箇所の講義室があるはずです。また、教会の講義室があるのです。それを遊ばせてはいけません。ゆえに、教会長や誰彼の別なく講義をしなければなりません。みな動員しなければなりません。

 それで、総結論は何でしょうか。全体的な使命成就に向かって召命意識の確立を強化しなければなりません。使命は様々なものがあるのです。その使命に対して召命的意識を確立させることに力を注がなければなりません。それが結論です。ですから、メッコール、新聞、消費者組合という全体的使命に対する方向を取りながら召命的意識を確立させることが私たちの責任です。


六千五百家庭の任地動員活動

(一九八八・一二・一から出発)

 六千五百家庭は、先輩家庭の伝統を受け継ぎ、一九八八年十二月一日から任地動員活動を始め、四十六ヵ月目である一九九二年九月三十日に終了した。任地活動をしてきた隊員千二百名以上がリトル・エンジェルス芸術会館に集まり、六千五百双と千二百七十五双の任期終了式を行った。

 今回、世界統一国の宣布をすると同時に、今回祝福を受けた日本の四千名を配置し、既に活動しているので、西欧世界の三千名を投入しようと思っています。七千名になります。韓国の結婚した人四千名はすべて配置を受けています。

 今は、迫害を受けない時に入ってきたので、故郷に帰っていくのです。イエス様が死んだのは、十二弟子と七十人門徒が一つになることができなかったからです。ですから、八十四人を伝道する方法を早く促進させなければなりません。それで、七十二人の前に十二人から先にやろうというのです。

 ですから、今回祝福を受けた家庭の中では、結婚式をして三年路程を行くにおいて、十二名を伝道するのです。十二弟子を選び出さなくてはなりません。それは、自らが編成する十二部族に加入させなければならないということです。それをなしてこそ氏族圏の基盤をもつので「十二部族に配置することができる十二名を伝道しなさい」と言ったのです。

 そのようにして、今から男性も女性も十二名ずつ二十四人を伝道すれば、この三年路程はすべて越えていくのです。それで、三年以内に結婚生活をすることができるように許諾もしたのです。なぜそうなのかというと、今からはすべて部族編成することができる主人の立場、先祖の立場に立つのです。世界的十二部族圏内に皆さんは入っていかなければなりません。そのようにすれば、霊界の十二の真珠門を通ることができ、地上のどこであろうと往来することができる道ができるのであって、それができなければ、すべて制限されるのです。

 今までの古い根のことを考えてはいけません。根はただ一つ、真の御父母様しかありません。堕落の血統を受けた根を切り裂いて血を流し、全員苦労をさせなければなりません。統一教会は苦労しなければなりません。三年間苦労しなければいけません。そして七年路程を歩まなければなりません。二人でこの汚された血統をきれいにして、愛し合って子供を生むのです。きれいな血統を汚すような行動をすれば、子供を生んではいけません。

 イエス様が二千年間果たせなかった新郎新婦の理念を、地上に真の父母が現れて蕩減することによって初めてそれを連結させ、その位置でイエス様が解放的権限をもつのです。そして、先祖の前に恥ずかしくない血統的交差式を経るのです。皆さんを祝福の位置に立てることによって、その愛が本然の位置で根を下ろし、すべて新しい木として成長することができると考えるのが統一教会の結婚です。



2004.08.08












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